JP2012148233A - 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】規則的に配置されたドットからなるパターンを低コストで形成可能な液滴吐出ヘッド。
【解決手段】ノズル孔21が形成されたノズル基板20と、ノズル孔21に通じており液体を充填し得る圧力室12と、圧力室12内に圧力変動を生じさせ得る圧力発生手段300と、を有し、第1の方向に走査しつつノズル孔21から液体を液滴として吐出して媒体上にドットを形成する液滴吐出ヘッド51であって、ノズル孔21は第1の方向に略直行する方向である第2の方向に沿って複数個形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
【選択図】図4

Description

本発明は、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置に関する。
近年、溶媒と機能性材料を含む液体材料(以下、単に「液体」と称する。)を液滴吐出ヘッドから吐出した後、該溶媒を乾燥除去して該機能性材料からなるパターンを形成する液滴吐出装置が、色々な用途に用いられている。上述の液体は、液滴として媒体上に吐出される。そして、上記溶媒が除去されて、上記機能性材料からなるドットとなる。上述のパターンは、かかるドットが集合して形成される。
液滴吐出装置が備える液滴吐出ヘッドは、一般的に液体供給口と連通する圧力室と、該圧力室に圧力を印加し得る圧力発生手段と、圧力室の上記媒体と対向する側に形成されたノズル孔と、を備えている(例えば特許文献1参照)。かかる構成の液滴吐出ヘッドは、圧力室とノズル孔が1対1で対応しているため、上記媒体上の任意の位置に液滴を吐出できる。したがって、ランダムに配置されたドットからなるパターンを形成できる。
特開2010−173197号公報
しかし、液滴吐出装置により形成されるパターンには、規則的に配置されたドットからなるパターンも多い。かかるパターンを形成する場合、上記の構成の液滴吐出ヘッドはオーバースペック、すなわち過剰な性能を有するものであり、パターンの形成に要するコストを増大させるという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる液滴吐出ヘッドは、ノズル孔が形成されたノズル基板と、上記ノズル孔に通じており液体を充填し得る圧力室と、上記圧力室内に圧力変動を生じさせ得る圧力発生手段と、を有し、第1の方向に走査しつつ上記ノズル孔から上記液体を液滴として吐出して媒体上にドットを形成する液滴吐出ヘッドであって、上記ノズル孔は上記第1の方向に略直行する方向である第2の方向に沿って複数個形成されていることを特徴とする。
このような構成の液滴吐出ヘッドであれば、1つの圧力室を用いて複数のドットを同時に形成できる。したがって、第2の方向において規則的に配置された多数のドットからなるパターンを最小限の(数の)圧力室で形成することができ、規則的な配列を形成する用途に用いられる液滴吐出ヘッドの小型化、及び低コストが可能となる。
[適用例2]上述の液滴吐出ヘッドであって、上記第2の方向において隣り合う上記ノズル孔の間隔は、形成すべきドットの上記第2の方向におけるピッチと同一であるか、又は該ピッチの整数倍であることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
このような構成の液滴吐出ヘッドであれば、第2の方向において一定の間隔を有する多数のドットを最小限の走査回数で形成できる。したがって、第2の方向において規則的に配置された多数のドットからなるパターンを形成する用途に用いる液滴吐出ヘッドのドット形成速度を高速化することができる。
[適用例3]上述の液滴吐出ヘッドであって、上記圧力室は上記第1の方向に沿って複数個形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
このような構成の液滴吐出ヘッドであれば、上述のドットが第1の方向にも規則的に形成されている場合において、同時に形成できるドット数が増えるので、ヘッドの走査速度を高速にできる。もしくは、吐出液の粘度が高くて吐出周波数を上げられない場合にも、ドット形成速度を確保することが出来る。したがって、マトリクス状に配置された多数のドットからなるパターンを形成する用途に用いる液滴吐出ヘッドのドット形成速度を高速化することができる。
[適用例4]上述の液滴吐出ヘッドであって、上記液体の種類が複数であり、上記圧力室の個数は前記液体の種類数と同数であるか、又は整数倍であることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
このような構成の液滴吐出ヘッドであれば、複数種類のドットが第1の方向において規則的に配置されてなるパターンを1回の走査で同時に形成できる。したがって、マトリクス状に配置された複数種類のドットからなるパターンを形成する用途に用いる液滴吐出ヘッドを、小型化及び低コストできる。
[適用例5]上述の液滴吐出ヘッドであって、上記圧力発生手段は上記ノズル孔毎に形成されており、かつ、同一の上記圧力室に形成された上記圧力発生手段は一括制御されることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
このような構成の液滴吐出ヘッドであれば、ノズル孔の近傍において上述の液体に印加される圧力を、各ノズル孔間で均一化できる。したがって、各ノズル孔間における液滴の吐出特性を均一化でき、吐出品質が向上した液滴吐出ヘッドを実現できる。また、圧力発生手段を一括制御にすることで、配線を共通にして引き回し面積を節約し、駆動回路を簡便にすることが出来るので、液滴吐出ヘッドを小型化及び低コスト化できる。
[適用例6]上述の液滴吐出ヘッドであって、上記圧力室内に上記液体を供給する液体供給口が上記ノズル毎に形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
このような構成の液滴吐出ヘッドであれば、ノズル孔の近傍に至るまでの液体の供給量と流路抵抗を、各ノズル孔間で均一化できる。したがって、各ノズル孔間における液滴の吐出特性を均一化でき、吐出品質が向上した液滴吐出ヘッドを実現できる。
[適用例7]上述の液滴吐出ヘッドであって、上記圧力室内に上記液体を供給する液体供給口と上記圧力発生手段との双方が上記ノズル毎に形成されており、かつ、同一の上記圧力室に形成された上記圧力発生手段は一括制御されることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
このような構成の液滴吐出ヘッドであれば、ノズル孔の近傍に至るまでの液体の供給量と流路抵抗及びノズル孔近傍における上述の液体の印加圧力とを、各ノズル孔間で均一化できる。したがって、各ノズル孔間における液滴の吐出特性をより一層均一化でき、吐出品質がより一層向上した液滴吐出ヘッドを実現できる。
[適用例8]本適用例にかかる液滴吐出装置は、上述の液滴吐出ヘッドを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、規則的に形成されたドットからなるパターンを高速に形成可能な液滴吐出装置の小型化及び低コストが可能となる。
第1の実施形態にかかる液滴吐出装置の概要を示す模式斜視図。 液滴吐出ヘッドの概要を示す展開斜視図。 液滴吐出ヘッドの概要を示す図。 第1の実施形態にかかる液滴吐出ヘッドの概略を示す模式平面図。 第1の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド形成されたドットパターンを示す図。 第2の実施形態にかかる液滴吐出ヘッドの概略を示す模式平面図。 第3の実施形態にかかる液滴吐出ヘッドの概略を示す模式平面図。 第4の実施形態にかかる液滴吐出ヘッドの概略を示す模式平面図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大または縮小して表示している。
(第1実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド51と該液滴吐出ヘッドを備える(搭載する)液滴吐出装置1について説明する。また、液滴吐出ヘッドの概要について、第1〜第4の各実施形態にかかる液滴吐出ヘッド(51〜54)のいずれにも該当しない液滴吐出ヘッド50を用いて説明する。なお、本実施形態にかかる液滴吐出装置1は、後述する第2〜第4の実施形態にかかる液滴吐出ヘッドも搭載可能である。
<液滴吐出装置>
図1は、本実施形態にかかる液滴吐出装置1の概要を示す模式斜視図である。図示するように、液滴吐出装置1は、直方体形状の基台2を備えている。基台2の長手方向がY方向であり、水平面上でY方向と直交する方向がX方向である。そして、上記双方の方向に直交する方向がZ方向である。そして、本実施形態及び後述する各実施形態において、X方向が、液滴吐出ヘッド(51等)の走査方向すなわちパターン形成時に被パターン形成物に対して相対的に移動する方向である第1の方向である。そして、Y方向が第2の方向である。
基台2の上面2aには、Y方向に延在する一対の案内レール3がY方向の全幅にわたり形成されている。基台2の上側には、案内レール3に対応する図示しない直動機構を備えたステージ4が取付けられている。かかる直動機構により、ステージ4はY方向に沿って所定の速度で往動または復動が可能である。そして基台2の上面2aには、案内レール3と平行にY方向におけるステージ4の位置を検出するステージ位置検出装置5が形成されている。
ステージ4の上面には、載置面6が配置されている。そして載置面6には、図示しない吸引式の基板チャック機構が設けられている。液滴吐出装置1の操作者が、載置面6にパターンが形成される媒体としての基板7を載置すると、該基板チャック機構によって基板7が固定される。
基台2のX方向における両側に、は一対の支持台8が形成されている。そして、かかる支持台8には、X方向に延びる案内部材9が形成されている。案内部材9の上側には、吐出する液体を後述する液滴吐出ヘッドに供給可能に収容する収容タンク10が設置されている。そして案内部材9の下側には、X方向に延在する第2の案内レール11が該X方向の全幅にわたり形成されている。
第2の案内レール11には、内蔵する直動機構により該第2の案内レールに沿って移動可能なキャリッジ26が配置されている。そして案内部材9とキャリッジ26との間には、キャリッジ26の位置を計測可能なキャリッジ位置検出装置27が配置されている。図示しない制御機構から駆動信号が上記直動機構に入力されると、キャリッジ26はX方向に沿って移動する。そしてキャリッジ26の下側には、液滴吐出ヘッドを基板7に対向するように収納して固定するヘッドユニット28が配置されている。後述する駆動信号に基づき液滴吐出ヘッドが基板7に吐出した液滴が乾燥硬化することで、該基板上にパターンが形成される。
次に、液滴吐出ヘッドの構造等について、図2及び図3を参照しつつ説明する。なお、図2及び図3に示す液滴吐出ヘッド50は本発明を具体化したものではない。液滴吐出ヘッドの概要を説明するために提示する従来の構成の液滴吐出ヘッド、すなわち圧力室12とノズル孔21が1対1で対応している液滴吐出ヘッドである。したがって、後述する各実施形態にかかる液滴吐出ヘッド(51,52,53,54)とは異なる物である。
図2は、液滴吐出ヘッド50の概要を示す展開斜視図である。図3(a)は液滴吐出ヘッド50の概略平面図、図3(b)は図3(a)のA−A’線における断面を示す概略断面図である。図示するように、液滴吐出ヘッド50はノズル基板20と圧力室形成基板17と弾性膜82と保護基板84とを積層、すなわちZ方向に重ねて配置することで形成されている。弾性膜82上には、絶縁体膜86を介して圧力発生手段としての圧電素子300が形成されている。
ノズル基板20は単結晶シリコンからなる基板であり、接着剤あるいは熱溶着フィルム等で圧力室形成基板17に固着されている。なお、単結晶シリコンに代えてガラスセラミックス、ステンレス鋼等を用いることもできる。ノズル孔21はノズル基板20を貫通する孔であり、後述する夫々の圧力室12毎に形成されている。ノズル孔21は、吐出方向の先端側にいくに従い径が縮小するように形成されているが、先端側と圧力室12側とで同一の径にしても良い。
圧力室形成基板17は多結晶シリコン又は単結晶シリコンからなる基板である。該基板をZ方向に貫通するようにパターニングすることにより、夫々が互いに連通する圧力室12と連通部13と液体供給口14とが形成されている。圧力室12はX方向を長手方向とする空間であり、上述のノズル孔21は平面視で圧力室12に対応する位置に形成されている。そして連通部13は、上述の収容タンク10と連通している。したがって、液滴吐出ヘッド50は、収容タンク10から供給され連通部13と液体供給口14を介して圧力室12内に充填されている液体に、圧電素子300により圧力を加えることで、該液体を液滴としてノズル孔21から吐出できる。液滴吐出ヘッド50においては、複数の圧力室12がY方向に一列に形成されている。しかし後述するように、液滴吐出ヘッドは単一の圧力室12で構成可能である。
弾性膜82は酸化シリコンからなる膜であり、絶縁体膜86は酸化ジルコニウムからなる膜である。該双方の膜には、連通部13と重なる部分がパターニングされて、凹部となっている。そしてかかる2層の膜の積層体は所定の弾力を有しており、振動板として機能する。そしてかかる2層の膜の積層体における圧力室12と重なる部分には、圧力発生手段としての圧電素子300が圧力室12毎に形成されている。
圧電素子300は、第1電極60と圧電体層70と第2電極80とで構成されている。第1電極60及び第2電極80は、白金、イリジウム等の金属材料からなる。第1電極60は共通電極であり、本図に示すように圧力室12を複数個有する液滴吐出ヘッド50においては、となりあう該圧力室間にまたがって形成されている。そして第1電極60は、上述の振動板の一部としても機能している。一方、圧電体層70と第2電極80は、圧力室12毎に個別に形成されている。
圧電体層70は、電気機械変換作用を示す圧電材料、特に圧電材料の中でも一般式ABO3で示されるペロブスカイト構造を有する金属酸化物からなる。上述の金属酸化物としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の強誘電体材料や、これに酸化ニオブ、酸化ニッケル又は酸化マグネシウム等の金属酸化物を添加したもの等が挙げられる。圧電体層70の厚さは、製造工程でクラックが発生せず、かつ、充分な変位特性を呈する厚さであることが必要である。液滴吐出ヘッド50における圧電体層70の厚さは略1μm〜5μmである。そして、圧電素子300の個別電極である各第2電極80には、液体供給口14側の端部近傍から引き出され、絶縁体膜86上にまで延設される、例えば金(Au)等からなるリード電極90が接続されている。
圧電素子300が形成された圧力室形成基板17上、すなわち、第1電極60、絶縁体膜86及びリード電極90上には、リザーバー部31を有する保護基板84が接着剤35を介して接合されている。リザーバー部31は、保護基板84を厚さ方向に貫通して圧力室12の幅方向にわたって形成されている。そしてリザーバー部31は、圧力室形成基板17の連通部13と連通して、各圧力室12の共通の液体室となるリザーバー100を構成している。
保護基板84の圧電素子300に対向する領域には、圧電素子300の運動を阻害しない程度の空間を有する圧電素子保持部299が設けられている。保護基板84の形成材料は、圧力室形成基板17の熱膨張率と略同一の材料、例えば、ガラス、セラミック材料であることが好ましい。液滴吐出ヘッド50及び後述する各実施形態の液滴吐出ヘッド(51〜54)では、保護基板84の形成材料として、圧力室形成基板17の形成材料と同一の単結晶シリコン基板を用いている。
保護基板84には、該保護基板を厚さ方向に貫通する貫通孔33が設けられている。そして、各圧電素子300から引き出されたリード電極90の端部近傍は、貫通孔33内に露出するように設けられている。また、保護基板84上には、並設された圧電素子300を駆動するための駆動回路120が固定されている。この駆動回路120としては、例えば、回路基板や半導体集積回路(IC)等を用いることができる。そして、駆動回路120とリード電極90とは、ボンディングワイヤー等の導電性ワイヤーからなる接続配線121を介して電気的に接続されている。
保護基板84上には、封止膜41及び固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。封止膜41は、剛性が低く可撓性を有する材料からなる。そして、封止膜41によってリザーバー部31の一方面が封止されている。固定板42は、比較的硬質の材料で形成されている。固定板42のリザーバー100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部43となっている。したがって、リザーバー100の一方面は可撓性を有する封止膜41のみで封止されている。
使用時、すなわちパターン形成時における液滴吐出ヘッド50は、リザーバー100からノズル孔21に至るまで内部が、上述の収容タンク10から供給された液体で満たされている。駆動回路120から信号が伝えられると、圧力室12に対応するそれぞれの第1電極60と第2電極80との間に電圧が印加され、弾性膜82、絶縁体膜86、第1電極60及び圧電体層70がたわみ変形する。その結果、各圧力室12内の圧力が増大して、ノズル孔21から上述の液体が液滴として吐出される。
<液滴吐出ヘッド>
次に、本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド51について説明する。図4は、本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド51の概略を示す模式平面図である。本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド51及び後述する各実施形態にかかる液滴吐出ヘッド(52〜54)は、上述の液滴吐出ヘッド50と類似した構成を有している。そのため、上述の図3(b)に相当する断面図は省略して説明する。また、図3(a)と同様に弾性膜82等の図示は省略する。そしてさらに、コンプライアンス基板40の図示も省略する。
本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド51及び後述する各実施形態にかかる液滴吐出ヘッド(52〜54)の特徴は、圧力室12がノズル孔21を複数個備えている点である。そして、本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド51は、かかる複数個のノズル孔21を備える圧力室12を1個のみ備えている。かかる複数個のノズル孔21は、Y方向に一列に形成されている。そして、ノズル孔21間のピッチは、形成すべきドットパターンのY方向におけるピッチと同一であるか、又は該ピッチの整数倍である。
なお、本実施形態及び後述する各実施形態における上記個数は3個であるが、1つの圧力室12に形成されるノズル孔21の個数は上述の値に限定されるものではなく、2個あるいは4個以上でも実施可能である。
ノズル孔21と圧力室12との個数以外の点では、液滴吐出ヘッド51の構成は上述の液滴吐出ヘッド50と類似している。すなわち、圧力室12は液体供給口14及び連通部13を介して図1に示す収容タンク10と連通している。圧力室12の上面には、第1電極60と圧電体層70と第2電極80とからなる圧電素子300が形成されている。第2電極80は、リード電極90と電気的に接続されている。そして該リード電極は図示を省略した駆動回路120(図2等参照)に電気的に接続されている。
第1電極60はY方向に延在しており、端部がパッド状にパターニングされている。そしてかかるパッド状の部分に接続された図示を省略した配線を介して上述の駆動回路120と電気的に接続されている。
上述の駆動回路120から伝えられる信号(電圧)が第1電極60と第2電極80との間に印加されると、各圧力室12内の圧力が増大して、圧力室12内に充填されていた液体が、上述の一列に形成された3個のノズル孔21から液滴として同時に吐出される。したがって、本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド51を用いれば、Y方向に規則的に並ぶドットからなるパターンを効率的に形成できる。そして、本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド51をX方向に走査させつつ規則的に液滴を吐出することで、X方向及びY方向の双方に規則的に配置されたドットからなるパターンを形成できる。
図5は、本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド51で形成されたドットパターンを、従来の液滴吐出ヘッド50で形成されたドットパターンと共に示す図である。
図5(a)は、本実施形態の液滴吐出ヘッド51すなわち1つの圧力室12に所定のピッチ(Pn1)でY方向に一列に形成された3個のノズル孔21を有する液滴吐出ヘッド51と、該液滴吐出ヘッド51をX方向に走査させつつ液滴を吐出して得られたドット55のパターンを示す図である。ここで、得られたドット55のパターンのY方向のピッチ(Pd1)は、ノズル孔21のピッチ(Pn1)と等しい。
図5(b)は、従来の液滴吐出ヘッド50、すなわち所定のピッチ(Pn0)でY方向に一列に形成された複数(本図では3個)の圧力室12を有する液滴吐出ヘッド50と、該液滴吐出ヘッド50をX方向に走査させつつ液滴を吐出して得られたドット55のパターンを示す図である。ここで、得られたドット55のパターンのY方向のピッチ(Pd0)は、圧力室12のピッチ(Pn0)と等しい。
このように、どちらの液滴吐出ヘッドを用いても、Y方向に所定のピッチで並ぶドット55のパターンをX方向に連続的に形成できる。しかし、従来の液滴吐出ヘッド50が複数の圧力室12を有しているのに比べて、本実施形態の液滴吐出ヘッド51が有する圧力室12は1つのみである。すなわち本実施形態の液滴吐出ヘッド51は、1つの圧力室12を用いてY方向に一列に並ぶ複数のドット55を同時に形成できる。したがって、本実施形態の液滴吐出ヘッド51は、略同一の能力を有する従来の液滴吐出ヘッド50に比べて、小型化そして低コスト化されている。すなわち本実施形態の構成であれば、走査方向に直交する方向に規則的に配列されたドット55のパターンを走査方向に連続的に形成する用途に用いる液滴吐出ヘッドを、小型化、及び低コスト化することが可能となる。
また、従来の液滴吐出ヘッド50におけるノズル孔21のピッチPn0は、Y方向に一列に形成された圧力室12のピッチで規定されている。かかる圧力室12は、圧力室形成基板17をパターニングすることにより形成されるが、圧力室のピッチPn0はヘッド特性に大きく影響するため容易に設計を変更することはできない。一方、本実施形態の液滴吐出ヘッド51のピッチPn1は、ノズル基板20にY方向に一列に形成したノズル孔21のピッチで規定されているため、ヘッド特性への影響は小さく容易に設計を変更することが可能である。
ここで、圧力室形成基板17とノズル基板20とを比較した場合、圧力室形成基板17の方が厚いため、微細なパターンの形成が困難である。また、双方の基板に形成するパターンを比較した場合、圧力室12はノズル孔21に比べて複雑な平面形状(XY面における形状)を有している。そのためノズル孔21の方が、ピッチ(Pn)の微細化が容易である。したがって、本実施形態の構成であれば、ノズル孔21のピッチPnの微細化が容易であり、かかる観点においても、規則的に配列されたドット55のパターンを目的とする液滴吐出ヘッドの小型化、及び低コストが可能となる。
さらに、本実施形態の液滴吐出ヘッド51は1つの圧力室12に複数のノズル孔21が形成されているため、形成するドット55の個数に比べて1つの圧電素子300を用いて複数の液滴を同時に吐出できる。すなわち1つの駆動信号で複数の液滴を同時に吐出できる。したがって、本実施形態の構成であれば駆動回路120の構成を簡略化できる。そして、本実施形態の液滴吐出ヘッド51を用いることで、規則的に配列されたドット55のパターンを目的とする液滴吐出装置1の低コスト化が可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド52について説明する。図6は本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド52の概略を示す模式平面図である。本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド52及び後述する第3、第4の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド(53,54)は上述の液滴吐出ヘッド51と類似した構成を有している。すなわち圧力室12内に充填する液体を圧電素子300により加圧してノズル孔21から吐出するものである。そこで、第2〜第4の実施形態の液滴吐出ヘッド(52,53,54)については、図3等に相当する図は省略して、模式平面図のみを用いて説明する。
本実施形態の液滴吐出ヘッド52は、液滴吐出ヘッド51と同様に圧力室形成基板17をパターニングして形成された、Y方向を長手方向とする圧力室12を有している。そして該圧力室には、複数(3個)のノズル孔21がY方向に一列に並ぶように形成されている。ノズル孔21間のピッチは、形成すべきドットパターンのY方向におけるピッチと同一であるか、又は該ピッチの整数倍である点は、上述の第1の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド51と同様である。
圧力室12の上面には、圧電素子300が形成されている。圧電素子300の構成及び平面形状は、上述の液滴吐出ヘッド51の圧電素子300と略共通している。すなわち、圧電素子300は、平面視で該圧力室と重なるようにパターニングされた圧電体層70と、該圧電体層に平面視で含まれるようにパターニングされた第2電極80と、第1電極60とで構成されている。
第2電極80の一方の端部は、リード電極90と電気的に接続されている。そして第1電極60は、圧力室12上において第2電極80と重なると共に、リード電極90が形成されている側が延長されている。そしてかかる延長された部分の端部がパターニングされて、リード電極90とX方向に隣り合うパッド状の部分が形成されている。
リード電極90は、図示を省略した駆動回路120(図2等参照)と同じく図示を省略した接続配線121(図3b参照)により電気的に接続されている。また第1電極60も、上述のパッド状の部分に接続された図示しない配線を介して駆動回路120と電気的に接続されている。駆動回路120から伝えられる信号(電圧)が第1電極60と第2電極80との間に印加されると、圧力室12内の圧力が増大して、圧力室12内に充填されていた液体が、上述の一列に形成された3個のノズル孔21から液滴として同時に吐出される。そして、液滴吐出ヘッド52は、液体供給口14がノズル孔21毎に形成されている点に特徴がある。
液滴吐出ヘッド52の連通部13は、平面視で圧力室12と並行するように、Y方向に延在している。そして液体供給口14は、圧力室12におけるノズル孔21が形成されている領域の近辺と連通部13との間を連通させるように、ノズル孔21毎に形成されている。連通部13と圧力室12とがY方向に延在しているため、液体供給口14は、X方向すなわち上述の長手方向と直交する方向に延在するように形成されている。各ノズル孔21から吐出される液体は、かかるノズル孔21毎に形成された液体供給口14を介して(上述の収容タンク10から)供給される。
ここで、連通部13からノズル孔21に至る流路は、それ自体が流路抵抗を有している。したがって、1つの圧力室12に形成された複数のノズル孔21間で上述の流路に差があれば、液滴の吐出量が(ノズル孔21間で)ばらつく可能性が生じる。本実施形態の液滴吐出ヘッド52は、液体供給口14がノズル孔21毎に形成されているため、ノズル孔21間における上述の流路の差異が低減されている。したがって、各ノズル孔21間における液滴の吐出特性が均一化されており、吐出品質が向上している。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド53について説明する。図7は、本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド53の概略を示す模式平面図である。
本実施形態の液滴吐出ヘッド53は、圧力室形成基板17をパターニングして形成された、Y方向を長手方向とする圧力室12を有しており、該圧力室には複数(3個)のノズル孔21がY方向に一列に並ぶように形成されている点で、上述の液滴吐出ヘッド51及び液滴吐出ヘッド52と共通している。ノズル孔21間のピッチは、形成すべきドットパターンのY方向におけるピッチと同一であるか、又は該ピッチの整数倍である点でも上述の液滴吐出ヘッド51及び液滴吐出ヘッド52と共通している。そして液滴吐出ヘッド53は、液体供給口14がノズル孔21毎に形成されている点で、上述の液滴吐出ヘッド52と共通している。そして液滴吐出ヘッド53は、圧力発生手段としての圧電素子300もノズル孔21毎に形成されている点で、液滴吐出ヘッド52と相違している。
上述したように、圧電素子300は第1電極60と圧電体層70と第2電極80との積層体である。そして上述の液滴吐出ヘッド51及び液滴吐出ヘッド52では、圧電体層70が圧力室12の略全域と重なるようにパターニングされている。それに対して、本実施形態の液滴吐出ヘッド53における圧電体層70は、ノズル孔21毎に島状にパターニングされている。すなわち、圧力室12の上面には、島状にパターニングされた圧電体層70がノズル孔21の個数分形成されている。そして夫々の圧電体層70は、平面視でノズル孔21を含んでいる。
一方、第1電極60及び第2電極80は、圧電体層70とは異なり、上述の液滴吐出ヘッド51等と同様に一体的に形成されている。そのため、ノズル孔21毎に形成された複数の圧電体層70に同時に電圧を印加可能である。
第1電極60は、上述の液滴吐出ヘッド52の該第1電極と同様に、圧力室12と平面視で重なるように、すなわちY方向に延在するようにパターニングされている。そして一方の端が延長されており、リード電極90とX方向に隣り合うパッド状の部分が生じるように(端部が)パターニングされている。そして該パッド状の部分は図示しない配線により図示を省略した駆動回路120(図2等参照)と電気的に接続されている。
ここで、第1電極60のX方向の寸法は、上述のパッド状の部分を除いて、圧電体層70の該寸法より小さい。したがって、圧電体層70は、X方向において第1電極60を覆うように形成されている。
第2電極80は、圧力室12上においては圧電体層70と同様に島状にパターニングされている。また、第1電極60と平面視で隣り合うように、Y方向に延在する部分も形成されている。そして液体供給口14と重なる領域では、Y方向に延在する部分と島状の部分とを連結するためのX方向に延在する部分が、各々の液体供給口14毎に形成されている。かかる3個の部分により、第2電極80は全体として櫛状の平面形状を有している。そして、上述のY方向に延在する部分の一方の端部が、リード電極90と電気的に接続されており、リード電極90は、接続配線121(図3参照)により駆動回路120(図2等参照)と電気的に接続されている。
なお、第2電極80の上記島状の部分におけるY方向の寸法は、圧電体層70の該寸法よりも小さくなるようにパターンされている。したがって、第1電極60と第2電極80とが重なる領域には、必ず圧電体層70が形成されている。
駆動回路120から伝えられる信号(電圧)が第1電極60と第2電極80との間に印加されると、ノズル孔21毎に形成された圧電素子300が同時に動作する。そして該圧電素子が形成された領域における圧力室12の圧力を増加させる。その結果、圧力室12に充填されている液体が液滴として各ノズル孔21から吐出される。
このように、本実施形態の液滴吐出ヘッド53は、1つの圧力室12に複数のノズル孔21が形成されており、圧力室12内に充填されている液体が該複数のノズル孔21から同時に吐出される点で、上記の各実施形態の液滴吐出ヘッド(51,52)と共通している。しかし、かかる液滴の吐出が、ノズル孔21毎に形成された圧電素子300によって行われる点で相違している。かかる構成により、本実施形態の液滴吐出ヘッド53は、ノズル孔21の近傍においての液体に印加される圧力を、各ノズル孔間で均一化できる。したがって、各ノズル孔21間における液滴の吐出特性が均一化されている。そのため、液体供給口14がノズル孔21毎に形成されていることの効果も併せて、吐出品質がより一層向上している。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド54について説明する。図8は本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド54の概略を示す模式平面図である。本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド54は、圧力室12が複数個配置されている点で、上述の各実施形態にかかる液滴吐出ヘッド(51,52,53)と相違している。
個々の圧力室12の態様は、上記の第3の実施形態の液滴吐出ヘッド53における圧力室12の構成と略同一である。すなわち、圧力室12はY方向に一列に形成された3個のノズル孔21を有している。ノズル孔21間のピッチは、形成すべきドットパターンのY方向におけるピッチと同一であるか、又は該ピッチの整数倍である点は、上述の各実施形態にかかる液滴吐出ヘッド(51,52,53)と共通している。液体供給口14と圧電素子300は、第3の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド53と同様に、ノズル孔21毎に形成されている。圧電素子300に信号(電圧)が加わると、圧力室12に充填されている液体が3個のノズル孔21から同時に液滴として吐出される。そして本実施形態にかかる液滴吐出ヘッド54は、かかる構成の圧力室12が、X方向に3個、等間隔で形成されている。
圧力室12の個数は、上述の3個に限定されるものではない。2個、あるいは4個以上でもかまわない。そして、圧力室12に充填される液体の種類も1種類に限定されない。すなわち、1つの液滴吐出ヘッド54において、圧力室12毎に異なる種類の液体が充填されていてもよい。
充填される液体の種類が単一である場合、液滴吐出ヘッド54はX方向とY方向の双方に規則的に形成された単一のドットすなわち単一の液体が乾燥硬化してなるドットのパターンを、短時間で形成できる。すなわち、走査速度を高速にできる。上述のパターンには、独立したドットからなるパターンのみでなく、連結されたドットからなる線状(帯状)のパターンも含まれる。すなわち、本実施形態の液滴吐出ヘッド54を用いれば、金属粒子を含有する液体を用いて、並進する複数本の配線パターン等を短時間で形成できる。さらには、ドットをY方向にも連結させて所定の領域を塗りつぶすようなパターンの形成も、効果的に実施できる。
充填される液体の種類が複数である場合、複数種類のドットがX方向において規則的に配置されてなるパターンを1回の走査で同時に形成できる。したがって、本実施形態の液滴吐出ヘッド54であれば、マトリクス状に配置された複数種類のドットからなるパターンを効率的に形成できる。したがって、本実施形態の構成であればマトリクス状に配置された複数種類のドットからなるパターンを形成する用途に用いる液滴吐出ヘッドを、小型化及び低コストできる。またかかる用途に用いる液滴吐出装置を小型化及び低コストできる。
1…液滴吐出装置、2…基台、2a…上面、3…案内レール、4…ステージ、5…ステージ位置検出装置、6…載置面、7…基板、8…支持台、9…案内部材、10…収容タンク、11…第2の案内レール、12…圧力室、13…連通部、14…液体供給口、20…ノズル基板、21…ノズル孔、26…キャリッジ、27…キャリッジ位置検出装置、28…ヘッドユニット、31…リザーバー部、33…貫通孔、35…接着剤、40…コンプライアンス基板、41…封止膜、42…固定板、43…開口部、50…液滴吐出ヘッド、51…第1の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド、52…第2の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド、53…第3の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド、54…第4の実施形態にかかる液滴吐出ヘッド、55…ドット、60…第1電極、70…圧電体層、80…第2電極、82…弾性膜、84…保護基板、86…絶縁体膜、90…リード線、100…リザーバー、120…駆動回路、121…接続配線、299…圧電素子保持部、300…圧力発生手段としての圧電素子。

Claims (8)

  1. ノズル孔が形成されたノズル基板と、前記ノズル孔に通じており液体を充填し得る圧力室と、前記圧力室内に圧力変動を生じさせ得る圧力発生手段と、を有し、第1の方向に走査しつつ前記ノズル孔から前記液体を液滴として吐出して媒体上にドットを形成する液滴吐出ヘッドであって、
    前記ノズル孔は前記第1の方向に略直行する方向である第2の方向に沿って複数個形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 請求項1に記載の液滴吐出ヘッドであって、
    前記第2の方向において隣り合う前記ノズル孔の間隔は、形成すべきドットの前記第2の方向におけるピッチと同一であるか、又は該ピッチの整数倍であることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  3. 請求項2に記載の液滴吐出ヘッドであって、
    前記圧力室は前記第1の方向に沿って複数個形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  4. 請求項3に記載の液滴吐出ヘッドであって、
    前記液体の種類が複数であり、前記圧力室の個数は前記液体の種類数と同数であるか、又は整数倍であることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッドであって、
    前記圧力発生手段は前記ノズル孔毎に形成されており、かつ、同一の前記圧力室に形成された前記圧力発生手段は一括制御されることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッドであって、
    前記圧力室内に前記液体を供給する液体供給口が前記ノズル毎に形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッドであって、
    前記圧力室内に前記液体を供給する液体供給口と前記圧力発生手段との双方が前記ノズル毎に形成されており、かつ、同一の前記圧力室に形成された前記圧力発生手段は一括制御されることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッドを備えることを特徴とする液滴吐出装置。
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