JP2012145861A - 電気部品の固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電気部品を搭載した基板を筐体に固定する際に、筐体の構造が複雑になって作成が困難であったり、別の高価な部品を使って固定するなどすることによりコストアップの要因となっていた。
【解決手段】 電気部品を搭載した基板を筐体に固定する際に、電気部品の搭載されている基板部の裏面にゴムシートを貼り付け、電気部品を固定する筐体に、電気部品の上面からゴムシート裏面までの厚みよりも狭いスリット部が設けられていてスリット部に前記電気部品を圧入することによって固定させるというものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は電気部品を構造部材に固定する方法に関するものである。
電気部品を機器の筐体に固定する方法としてよく用いられるのはビスを用いた固定方法である。電気部品の搭載されている基板がハード基板の場合、基板をビスで固定することで簡単に部品の位置決めと保持ができる。フレキシブルプリント基板の場合はビス固定だけではしっかり固定することができないため、電気部品の搭載されている部分およびビス固定部に補強板を貼り合せて部分的に硬くして固定する方法が取られる。
また、LED(Light Emitting Diode)のような光学系の電気部品の場合はその性能を十分に発揮させるために正確な位置決めと機器に加えられた振動などで位置ズレが起こらないようにしっかりと固定する必要がある。カメラにおいて用いられるLEDで特に固定に気をつけなければならないものは自動焦点調節(AF:Auto Focus)の際に被写体輝度が一定値以下の場合に被写体を照明して被写体輝度を上げ、AFできるようにするために用いられるAF補助光のLEDがある。
図6に示すように、AF補助光LED 104はフレキシブルプリント基板103に搭載されていてこれを筐体であるレンズ鏡筒106に設けられた位置決めリブ106aおよび部品押さえ部106bで形成されるスリット部106sに挿入して固定するという方法が採られる。この時、スリット部106sにはAF補助光LED 104の搭載されたフレキシブルプリント基板103を裏面から押えて保持するための部品押えバネ106cが設けられており、この部品押えバネ106cによって位置決めリブ106aに付勢されることで固定と位置決めを行うようにしている。特許文献1に示すものは金属のクリップ部品を用いて光学部品を押えるようにしたものであるが、別部品で構成されているため組み立てに手間がかかりコストアップにもなる。
特開平8-146269公報
前記のAF補助光LEDを固定するための部品押えバネ106cは樹脂製の筐体と一体で成形されるものであることが多い。しかし、図1に示すようなスリット部106sと部品押えバネ106cを筐体で一体に成形しようとすると形状にアンダーカット部が生じるため型構造が複雑になる。AF補助光LED104は撮影レンズの上部に配置されるため、固定される筐体が鏡筒とすることが多い。鏡筒部品は構造が複雑であるため型構造も複雑で、場合によっては部品押えバネ106cが型構成上形成できず別部品となったり、別の構造部材から部品押えバネ106cのみを構成するようにすることがある。また、他の構造部材で部品押えバネ106cを形成する場合は近くに形成できるものがなければ部品がかなり大型化するかやはり固定用に別部品を起こさなければならなくなる。さらに、基板を押える部品にバリがあったり角が鋭角であったりすると挿入する際や挿入後の振動などで部品と接触する基板表面に傷を付けてしまい断線やショートといったことも懸念される。それを防ぐために保護シートや補強板を貼り付けなければならずコストアップになっていた。
電気部品を搭載した基板を筐体に固定する電気部品の固定方法であって、
電気部品の搭載されている基板の裏面にゴムシートを貼り付け、電気部品を固定する筐体に、電気部品の上面からゴムシート裏面までの厚みよりも狭いスリット部が設けられていてスリット部に前記電気部品を圧入することによって固定させるというものである。
本発明によれば、従来の押えバネの方式と同様に電気部品を圧入するだけで簡単に組み立てることができると共に、筐体の部品構造も単純にすることができる。また、電気部品の搭載されている基板の裏面をゴムシートで保護することができるため基板裏面を押える部品によって基板が傷つけられる心配がない。
本発明の第1の実施例を示す図 本発明の第1の実施例の正面図 レンズ鏡筒の位置決めリブと部品押さえ部の説明図 カメラ外観を示す図 AF補助光LEDの搭載されるフレキシブルプリント基板を示す図 従来の実施例
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[実施例1]
図1は本発明の第1の実施形態を示した図である。101は被写体の撮影を行うための撮影レンズ、102は焦点調節する際に被写体に照明光を発するAF補助光、103はAF補助光LED 104の搭載されているフレキシブルプリント基板、104はAF補助光内部に搭載されている電気部品で内部にLED発光部を備え発光部からの光線を集光するためのレンズドーム部を備えているAF補助光LED、105は電気部品搭載部103bに貼り付けられるゴムシート、106は撮影レンズが収められていると共にAF補助光LED 104が取り付けられるレンズ鏡筒、である。
被写体に撮影レンズ101を向けてレリーズSWを押すと撮影レンズ101が焦点調節を行い画像が撮影される。この時、被写体の輝度が低いと焦点調節を行うことができず撮影することができない。
そこで、カメラ100が被写体輝度が低く焦点調整できないと判断するとAF補助光LED 104を点灯してAF補助光102から被写体を照明する照明光を投光し被写体がAF可能な光量になるようにする。AF補助光102は図1に示すように、カメラをホールディングした際にAF補助光102を手で覆い隠さないように撮影レンズ101の直上部に配置されることが多い。この位置に配置しようとするとAF補助光LED 104はレンズ鏡筒106に固定するように構成することになる。レンズ鏡筒106はレンズ動作を制御するためのカム溝や反射防止用の遮光線、他の構造物を固定するための構造など、非常に複雑な形状を持っている。そのため成形するための金型に多くのスライド型部を持つ構成となっており金型の作成が非常に難しく、スライド型部を入れる部分も限定されてしまう。従ってレンズ鏡筒106に作り込む構造体としては一方方向から抜くことができるようなできるだけ単純な形状であることが望ましい。
また、照明光とし使用しているAF補助光102は指向性が高いため正確な位置に保持し、かつ確実に固定するようにしないと被写体に照明光が当らなくなり十分な機能が発揮できないことになる。
AF補助光LED 104の搭載されている基板を見ると、AF補助光LED 104はフレキシブルプリント基板103の平面部から伸びる腕部103aがあり腕部103aの先端に設けられた電気部品実装部103bに実装されている。AF補助光LED 104をレンズ鏡筒106に確実に固定するには電気部品実装部103bにビス止め用の穴を設けビス止めで固定するのがよいが組み立てに手間がかかってしまうし、ビス止めするためには電気部品実装部103bの裏面に補強板を貼り合わせて剛性を確保しなければならない。そのため組み立て上も基板作成上もコストアップとなってしまう。
そこで、AF補助光LED 104の搭載されている電気部品実装部103bの裏面にシート状のゴムシート105を貼り付けておく。
AF補助光LED 104を固定するレンズ鏡筒106にはAF補助光LEDのレンズのドーム部に合わせたU字型の切り欠き106auを備えた位置決めリブ106aが設けられている。このU字型の切り欠き106auによってAF補助光LED 104の左右方向および下方向の位置を規制することができる。また、位置決めリブ106aとAF補助光LED 104のレンズドーム部104aの根元の平面部104bが当接する当接面106atを持っている。
また、レンズ鏡筒106にはAF補助光LED 104を押えるために部品押さえ部106bが備えられている。位置決めリブ106aと部品押さえ部106bはAF補助光LED 104のレンズドーム部の根元の平面部とゴムシート105の裏面部までの厚みよりも少ない距離に配置されていてスリット部106sを形成している。このスリット部106sにゴムシート105の貼り付けられたAF補助光LED 104を押し込むことによってゴムシート105が圧縮され、弾性力により位置決めリブ106aに押し付けられて固定される。AF補助光LED 104のレンズドーム部104aの根元の平面部106bが当接部106atに当接して押し付けられることにより撮影レンズ光軸方向への位置が決められる。
このような構成によってAF補助光LED 104を簡単に固定することができる。またゴムシート105は表面摩擦力が大きいためカメラ本体100に落下や振動などの衝撃力が加わっても固定された位置から動き難く、衝撃力を吸収する役目も果たすため電気部品を破損しにくくなる。
レンズ鏡筒106に設けた位置決めリブ106aと部品押さえ部106bは一方向(図3の上方向)に型を抜くことができる非常に単純な形状であるため構造上作成しやすいものとなっている。
また、ゴムシートは補強板を貼り付けたりクリップなどの押さえ部材を別途作成するよりも安価で、組み付けも簡単であるため部品コスト、組み立てコスト共に安くすることができる。
100 カメラ本体
101 撮影レンズ
102 AF補助光窓
103a 腕部
103b 電気部品搭載部
104a レンズドーム部
104b 平面部
105 ゴムシート
106 レンズ鏡筒
106a 位置決めリブ
106au U字型の切り欠き
106at 当接面
106b 部品押さえ部
106c 部品押えバネ
106s スリット部

Claims (4)

  1. 電気部品(104)を搭載した基板を筐体(106)に固定する電気部品の固定方法であって、
    電気部品(104)の搭載されている基板の裏面にゴムシート(105)を貼り付け、前記電気部品を固定する筐体(106)に、電気部品の上面からゴムシート105)裏面までの厚みよりも狭いスリット部(106s)が設けられており、該スリット部(106s)に前記電気部品(104)を圧入することによって固定することを特徴とする電気部品の固定方法。
  2. 前記基板はフレキシブルプリント基板であることを特徴とする請求項1に記載の電気部品の固定方法。
  3. 前記電気部品はLEDであることを特徴とする請求項1に記載の電気部品の固定方法。
  4. 前記スリット部は前記電気部品であるLEDの前面側に位置する位置決めリブと前記ゴムシートと当接する部品押さえ部からなり、該位置決めリブは前記LEDの撮影レンズ光軸方向の位置決めおよびレンズ光軸と直交する面内の少なくとも一方向の位置決めを行うための切り欠き部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の電気部品の固定方法。
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