JP2012142938A - 周波数選択スケジューラにおけるサブバンドの信号対雑音比補正 - Google Patents

周波数選択スケジューラにおけるサブバンドの信号対雑音比補正 Download PDF

Info

Publication number
JP2012142938A
JP2012142938A JP2011285954A JP2011285954A JP2012142938A JP 2012142938 A JP2012142938 A JP 2012142938A JP 2011285954 A JP2011285954 A JP 2011285954A JP 2011285954 A JP2011285954 A JP 2011285954A JP 2012142938 A JP2012142938 A JP 2012142938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel quality
quality indicator
subband
report
latest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011285954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5412650B2 (ja
Inventor
Gangaram Kamble Vihang
ギャンガラム カンブル ビハング
Chhawchharia Manjari
チャウチャリア マンジャリ
Kalyanasundaram Suresh
カリアナサンダラム スレッシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Mobility LLC
Original Assignee
Motorola Mobility LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola Mobility LLC filed Critical Motorola Mobility LLC
Publication of JP2012142938A publication Critical patent/JP2012142938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5412650B2 publication Critical patent/JP5412650B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/50Network service management, e.g. ensuring proper service fulfilment according to agreements
    • H04L41/5032Generating service level reports
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/542Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using measured or perceived quality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/04Error control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information

Abstract

【課題】 通信リソースのスケジューリングにおいて、サブバンドの信号対雑音比(SNR)補正を実現するための方法、システム、および基地局を提供する。
【解決手段】 SCユーティリティは、ワイヤレスデバイスから、周期的なサブバンドおよび広帯域のチャネル品質インジケータ(CQI)報告を受信し、それぞれのサブバンドCQI報告についてのサブフレーム報告周期を記録し、サブバンド報告の期限を計算し、サブバンドCQI報告がまだ有効であるか否か判定する。サブバンド報告が有効である場合、SCユーティリティは、(a)最新の報告サブフレームから、伝送スケジューリングのためにサブバンドCQI報告を利用し、または(b)サブバンドCQI報告が最新の報告サブフレームで受信されなかった場合は、広帯域CQI報告を利用した補正による修正サブバンドCQI値を利用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレス通信システムにおける伝送スケジューリングに関する。
パケットスケジューリングを利用するワイヤレス通信システムでは、無線インターフェースリソースの1部が、異なる移動局(MS)に動的に割当てられる。直交周波数分割多重接続(OFDMA)システムでは、複数のサブキャリア(サブバンド)からなるこれらの動的に割当てられたリソースが、複数の移動局間で動的に共有される。ロングタームエボリューション(LTE)標準に従って、ユーザ装置(UE)は、ダウンリンク伝送に使用するための適切な変調符号化方式(MCS)の選択において発展型ノードB(eNodeB)を支援するために、チャネル品質インジケータ(CQI)を報告するように構成される。CQI情報は、ユーザ装置から基地局へと報告され、それにより、基地局は、ダウンリンク共有データチャネルにおいて、チャネル品質インジケータを考慮した無線リソースの適切なスケジューリングを行うことができる。CQI報告は、通常、ダウンリンク基準信号の測定に基づき、ダウンリンクの受信信号品質から得られる。LTEでは、発展型ノードB(eNodeB)に向かうアップリンク伝送を介して制御情報を搬送する物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)が、CQI情報を報告するために使用される。
LTEのための最新の周波数選択スケジューリング(FSS)技術では、ユーザ装置−物理リソースブロック(UE−PRB)の組合せの決定において、サブバンドCQI報告が周波数選択スケジューリングによって使用されている。しかしながら、使用される報告メカニズムが理由で、各サブバンドは、それぞれの報告サブフレームではサブバンドCQI値を報告しない。さらに、1または複数のサブバンドについてのサブバンドCQI値は、いくつかの連続した報告サブフレームでは報告されないことがある。
米国特許出願公開第2008/045272号明細書
結果として、古くなった/「時間の経った」サブバンドCQI値/報告によるサブバンドCQIの不正確さにより、低品質なスケジューラパフォーマンスが生じることがある。
例示的な実施形態は、通信リソースのスケジューリングにおいて、サブバンドの信号対雑音比(SNR)補正を実現するための、方法、システム、および基地局を提供する。基地局において実行されるスケジューリング補正(SC)ユーティリティは、1または複数のワイヤレスデバイスから、周期的なサブバンドおよび広帯域のチャネル品質インジケータ(CQI)報告を受信する。SCユーティリティは、それぞれのサブバンドCQI報告についてのサブフレーム報告周期を記録する。SCユーティリティは、サブバンド報告の期限を計算して、サブバンドCQI報告がまだ有効であるか否か(すなわち、報告期限が閾値期限を超えるかどうか)判定する。サブバンド報告が無効である場合、SCユーティリティは、(最新の)伝送スケジューリングのために、広帯域CQI報告を利用する。しかしながら、サブバンドCQI報告が有効である場合、SCユーティリティは、(a)最新の報告サブフレームから、伝送スケジューリングのためにサブバンドCQI報告を利用し、または、(b)サブバンドCQI報告が最新の報告サブフレームで受信されなかった場合は、広帯域CQI報告を利用した補正による修正サブバンドCQI値を利用する。
以下の例示的な実施形態の詳細な説明は、添付の図面と併せて読まれることになる。
1実施形態による、基地局(BS)/eNodeBのブロック図表示を含む、ロングタームエボリューション(LTE)構成のワイヤレス通信システムを示す図。 1実施形態による、ユーザ装置(UE)と、発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワークノードB(eNodeB)との通信のための通信アーキテクチャのブロック図表示。 1実施形態による、単一の無線フレームの構造を示す図。 1実施形態による、ロングタームエボリューション(LTE)のための物理層リソース構造を示す図。 1実施形態による、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)サブバンド報告を示すテーブル。 1実施形態による、サブバンドの信号対雑音比(SNR)修正の効果を比較して実証する3つのプロット。 1実施形態による、周波数選択スケジューラにおいて特定のチャネル品質インジケータ(CQI)報告を選択し、無限インパルス応答(IIR)フィルタベースの補正をサブバンド値に適用する工程を示す流れ図。
以下の本発明の例示的な実施形態の詳細な説明では、本発明を実施することができる特定の例示的な実施形態が、当業者が本発明を実施できるように十分詳細に説明されており、他の実施形態が利用されてもよいこと、かつ、論理的な、アーキテクチャ上の、プログラム上の、機械的な、電気的な変更、および他の変更が、本発明の趣旨または範囲から逸脱せずになされてもよいことが理解されるべきである。したがって、以下の詳細な説明は、限定する意味に解釈されるべきでなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ定義される。
図面の説明の中では、同様の要素に、それまでの図面のものと同様の名前および参照番号が与えられる。要素に割当てられた特定の番号は、単に説明を助けるために与えられており、本発明の(構造的または機能的な)いかなる限定をも含意することを意図しない。
特定のコンポーネント、デバイスおよび/またはパラメータ名の使用は、例示のためのみであり、本発明のいかなる限定をも含意することを意図しないことを理解されたい。したがって、本発明は、本明細書におけるコンポーネント/デバイス/パラメータを説明するのに利用される異なる学術語/専門用語を用いて、限定せずに実装されてもよい。本明細書において利用される各用語には、その用語が利用されるコンテキストを前提として、その最も広い解釈が与えられるべきである。
次に図1を参照すると、1実施形態による、ロングタームエボリューション(LTE)構成のワイヤレス通信システムが図示されている。説明される実施形態において、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)標準を含む第3世代(3G)および第4世代(4G)ネットワークなどの、いくつかの標準/ネットワークをサポートすることができる。
ワイヤレス通信システム100は、たとえば、いくつか(「L個」)のワイヤレス通信デバイス、たとえば、第1および第2のワイヤレスデバイスである、移動局(MS)/ユーザ装置(UE)102、および移動局/ユーザ装置104を含む。ワイヤレス通信デバイスのうちの1または複数は、移動ユーザ/サブスクライバに関連付けられていてもよい。したがって特定の例では、ワイヤレス通信デバイスは、本明細書において、デバイスとデバイスユーザとの関係に一般的に言及するものとして、ユーザデバイス、ユーザ装置(UE)、移動ユーザデバイス、移動局(MS)、サブスクライバ、またはユーザと、区別なく呼ばれてもよい。しかしながら、これらの言及は、個人/人間のユーザに直接関係付けられないデバイスへの本発明の適用範囲を限定する意図はない。以下の説明の中では、例示的なワイヤレスデバイスは、主に移動局/ユーザ装置102、または単にUE102と呼ばれる。
ワイヤレス通信システム100は、ブロック図表示においてそのさまざまな機能コンポーネントと共に図示される、少なくとも1つの基地局(BS)/発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワークノードB(eNodeB/eNB)106を含む。1実施形態において、BS/eNodeB106は、基地トランシーバ局(BTS)、拡張型/発展型ノードB(enodeB)、または基地局を表すことができる。BS/enodeB106は、コントローラ108を含む。コントローラ108は、メモリ114と、デジタル信号プロセッサ(DSP)/プロセッサ110と、RFトランシーバ112とを含む。RFトランシーバ112の論理はコントローラ108内に図示されているものの、他の実装では、RFトランシーバ112がコントローラ108の外部に位置する可能性があることを理解されたい。またDSP/プロセッサ110は、単一のモジュール/デバイスとして示されているが、これは1つ、または通信可能に互いに結合された複数の個別のコンポーネントであってもよく、コントローラ108内において異なる機能を制御していてもよい。ワイヤレス通信デバイスはすべて、1または複数のアンテナ要素を含むアンテナアレイを介して、BS/eNodeB106に接続しており、そのうちのBSアンテナアレイ116(すなわち、アンテナ116aおよびアンテナ116bを含む)が図示されている。
ワイヤレス通信システム100は、第2のBS/eNodeB150と共にさらに図示されている。BS/eNodeB106と、第2のBS/eNodeB150とは、X2インターフェース(たとえば、X2 152)によって相互接続されている。さらに、BS/eNodeB106と、第2のBS/eNode150とは、S1インターフェース(たとえば、S1 154)によって、発展型パケットコア(EPC)に、より具体的には移動管理エンティティ(MME)/サービングゲートウェイ(S−GW)160に接続されている。
上で説明した、ワイヤレスシステム100内のBS/eNodeB106のハードウェアコンポーネントに加えて、本発明のさまざまな特徴は、メモリ114内にまたは他のストレージ内に記憶された、ソフトウェア(またはファームウェア)コードもしくは論理によって完成/サポートされ、DSP/プロセッサ110によって実行されてもよい。したがってたとえば、図示されたメモリ114内には、いくつかのソフトウェア/ファームウェア/論理/データのコンポーネントまたはモジュールがあり、それらは、トランスミッションコントロールプロトコル(TCP)/インターネットプロトコル(IP)モジュール142、およびメディアアクセスコントロール(MAC)プロトコルモジュール144を有するオペレーティングシステム(OS)140を含む。メモリ114はまた、スケジューラ124と、広帯域CQI報告/値126と、サブバンドCQI報告/値128と、修正サブバンドCQI値130とを含む。またメモリ114内には、無限インパルス応答(IIR)フィルタ(係数/パラメータ)132と、サブバンドCQI報告/ファイルの時間/期限134と、CQI閾値期限値136とが含まれる。加えてメモリ114は、スケジューリング補正(SC)論理/ユーティリティ120を含む。実際の実装では、SCユーティリティ120は、スケジューラ124に組合され、またはスケジューラ124の中に組込まれ、ならびに他のコンポーネント/モジュールの1または複数と組合わされて、対応する組合されたコンポーネントがBS/eNodeB106の処理コンポーネントによって実行されるとき、それぞれ個々のコンポーネントのさまざまな機能を一括して提供しながら、単一の実行可能なコンポーネントを提供することができる。わかりやすさのために、SCユーティリティ120は、以下で説明するような特定の機能を提供するスタンドアローンまたは別個のソフトウェア/ファームウェアコンポーネントとして図示され、説明される。説明される実施形態では、SCユーティリティ120は、通信アーキテクチャ/システム100内にあるコンポーネント、具体的には、ユーザ装置102および/またはeNodeB106によって実行される特定の機能を提供する。SC論理/ユーティリティ120に関連付けられた機能性のさらなる詳細は、図2、およびそれに続く図面を参照して以下に提示される。
ワイヤレス通信の間、移動局/ユーザ装置102および移動局/ユーザ装置104は、アンテナアレイを介して、BS/eNodeB106にワイヤレス通信する。1つのワイヤレスデバイス、たとえば移動局/ユーザ装置102が、別の電子デバイス(たとえば、移動局/ユーザ装置104)からデータを受信すると、BS/eNodeB106は、BS/ENodeB106と移動局/ユーザ装置102との間のデータのダウンリンク通信を、周波数選択スケジューラ(FSS)124を介してスケジュールする。さらに周波数選択スケジューリング124は、ワイヤレスデバイス移動局/ユーザ装置102および移動局/ユーザ装置104に対応した、アップリンクおよびダウンリンク両方のTCPデータ伝送をスケジュールする。
次に図2を参照すると、ユーザ装置(UE)とeNBとの通信のためのLTE通信アーキテクチャのブロック図表示が描かれている。図示されるように、通信アーキテクチャ100は、ユーザ装置102とeNodeB106とを含む。ユーザ装置102は、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)A223と、無線リンクコントロール(RLC)A224と、ミディアムアクセスコントロール(MAC)A225と、物理層(PHY)A226とを含む。ユーザ装置102は、eNodeB106に通信している。eNodeB106内には、スケジューリング補正(SC)ユーティリティ120と、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)B233と、無線リンクコントロール(RLC)B234と、ミディアムアクセスコントロール(MAC)B235と、物理層(PHY)B236とが含まれる。さらに通信システム/アーキテクチャ100は、ネットワーク260と、サーバ280とを含む。
1実施形態において、eNodeB106は、ユーザ装置102から、データおよび/または情報を送信および受信する。ユーザ装置102のPDCP A223、RLC A224、MAC A225、およびPHY A226は、ユーザ装置102が、それぞれの接続/層を介して、PDCP B233、RLC B234、MAC B235、およびPHY B236を同様に含むeNodeB106と、(たとえば、構成データを)通信するのを可能にする。ネットワーク260もまた、ユーザ装置102およびeNodeB106からデータを受信し、ユーザ装置102およびeNodeB106にデータを送信する。ネットワーク260は、サーバ280を介して、1または複数のコンポーネント(図示せず)から、データ/情報を送信および受信することができる。サーバ280は、サーバを配置するソフトウェアを表し、ネットワーク260を介してeNodeB106に通信する。SCユーティリティ120は、サーバ280を介して、ネットワークから/ネットワーク上に配置されてもよい。この構成を用いて、サーバを配置するソフトウェアは、SCユーティリティ120の実行に関連付けられた1または複数の機能を実行する。
当業者は、図1および図2に描かれたハードウェアコンポーネントおよび基本的な構成が、異なってもよいことを理解するであろう。ワイヤレス通信システム/アーキテクチャ100内の、およびBS/eNodeB106内の例示的なコンポーネントは、包括的であるようには意図されず、むしろ、本発明を実装するのに利用される重要なコンポーネントを強調するための典型である。たとえば他のデバイス/コンポーネントは、描かれたハードウェアに加えて、またはその代わりに使用されてもよい。描かれた例は、現在説明される実施形態および/または全体的な発明に関するアーキテクチャ上の限定、または他の限定を含意することを意図しない。
SCユーティリティ120によってサポートされる、および/または提供される特定の機能は、プロセッサ110および/または他のデバイスハードウェアによって実行される処理コードとして実装されて、それらの機能を完成させる。SCユーティリティ120によって提供され、本発明に固有であるソフトウェアコード/命令/論理の中には、(a)1または複数のワイヤレスデバイスから、周期的なサブバンドおよび広帯域のチャネル品質インジケータ(CQI)報告を受信するための論理、(b)報告サブフレームに従って、サブバンドCQI報告の期限を計算するための論理、(c)報告の期限が、あらかじめ構成された/あらかじめ設定された閾値期限を超えるか否か判定する論理、および(d)報告の期限が閾値期限を超えるときに、(最新の)伝送スケジューリングのために広帯域CQI値/報告を利用するための論理、(e)報告の期限が閾値期限を超えないときに、(i)報告が最新の(すなわち、最近の)報告サブフレームを介して受信された場合に、サブバンドCQI報告を利用する、または(ii)サブバンドCQI報告が最新の報告サブフレームを介して受信されていない場合に、広帯域CQI報告を利用したフィルタ補正による修正サブバンドCQI値を利用するための論理、がある。例示的な実施形態によれば、プロセッサ110がSCユーティリティ120を実行するとき、BS/eNodeB106は、上記の機能的特徴、ならびに追加的な特徴/機能性を有効にする一連の機能的処理を開始する。これらの特徴/機能性を、(図1〜図2の説明に続けて、および)図3〜図6の説明内において、以下でさらに詳細に説明する。
ワイヤレス通信システム100(またはBS/eNodeB106)では、SCユーティリティ120は、1または複数の移動デバイスから、サブバンドCQI報告を周期的に受信する。LTEシステムは、広帯域(すなわち、システム帯域幅以上)、およびサブバンド(システム帯域幅よりも狭い)両方のCQIのためのいくつかの報告オプションを可能にし、後者は周波数選択フェージングの活用を可能にする。LTE標準に従って、物理アップリンク制御チャネルは、eNodeBに向かうアップリンク伝送を介して制御情報を搬送する。サブバンドCQI報告の受信に応答して、SCユーティリティ120は、それぞれのサブバンドCQI報告についてのサブフレーム報告周期を記録する。より低い頻度のインターバル/周期で、SCユーティリティ120はまた、ワイヤレスデバイスから、広帯域CQI報告を受信する。1または複数のワイヤレス/「移動」デバイス102、104へのダウンリンク伝送を開始するために、SCユーティリティ120は、サブバンドCQI報告と広帯域CQI報告のうちの1つが、最新のダウンリンク伝送をスケジュールするために最良のスループットパフォーマンスを提供するかを、動的に判定するための工程を開始する。SCユーティリティ120は、1または複数の移動デバイスに対応したCQI報告を取り出す。さらにSC120は、対応するサブフレーム報告周期を取り出し、関連するサブフレーム報告周期と、最新のサブフレームの報告周期との間の経過時間に基づき、報告の最新の期限を生成する。
SCユーティリティ120は、最新の期限を閾値期限と比較して、対応する報告がなお有用であり、まだ期限が切れていないか否か判定する。SCユーティリティ120が、最新の期限が閾値期限を超えると判定した場合、SCユーティリティ120は、最良のスループットを達成するように伝送をスケジュールするために、広帯域CQI報告を代わりに取り出し、利用する。しかしながらSCユーティリティ120が、サブバンド報告はなお有効であると判定すると、SCユーティリティ120は、報告が最新の報告サブフレームで受信された場合には、最新の伝送スケジューリングのために、サブバンドCQI報告を利用し、あるいは、サブバンドCQI報告が最新の報告サブフレーム(すなわち、報告サブフレームが最新の伝送スケジューリング周期よりも前に起こり、その(最後に提供された)サブバンドCQI値が最新のダウンリンク伝送スケジューリングに適用される、サブバンドCQI値を最後に提供した報告サブフレーム)で受信される場合には、広帯域CQI報告値および以前のサブバンドCQI値を利用した無限インパルス応答フィルタを介して、修正/計算/補正されたサブバンドCQI報告を利用する。
図3Aは、本発明の1実施形態による、単一の無線フレームの構造を図示する。無線フレーム300は、時間ドメイン内の通信リソースの編成を図示する。LTE伝送は、無線フレーム、たとえば無線フレーム300の中に編成される。無線フレーム300は、そのそれぞれが0.5msの時間の長さを有するスロット(たとえば、スロット302)に分割される。1つのサブフレーム(たとえば、サブフレーム304)は、2つに等しいサイズのタイムスロットからなり、1ms秒の長さを有する。1つの無線フレーム(たとえば、無線フレーム300)は、10のサブフレームからなり、したがって、10ms(すなわち、10×2×0.5ms)に及ぶ。アップリンクまたはダウンリンクのための最小の時間リソース割当は、1タイムスロットである。
図3Bは、1実施形態による、LTEのための物理層のリソース構造を図示する。リソースグリッド310は、サブバンド(すなわち、4つの物理リソースブロック(PRB)からなるサブバンド)のセグメントを図示する。リソースグリッド310の図示したサブバンドセグメント内において、物理リソースブロック314は、とりわけ強調された例の物理リソースブロックである。物理リソースブロック314は、複数の要素ブロックから構成されており、リソース要素318はその例である。サブキャリアグループ312は、12(12)のサブキャリアからなり、物理リソースブロック314のためのサブキャリア割当を表す。リソースグリッド310には、時間周波数軸316もまた図示されている。LTE物理リソースを、周波数時間グリッド(たとえば、リソースグリッド310)によって表すことができ、そこでは、単一のリソース要素(たとえば、リソース要素318)が、15KHzのキャリア間隔を有する1つの直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルインターバルの間で、1つのOFDMサブキャリアに相当する。
完全なサブバンド(リソースグリッド310には明示的には示されていない)は、5MHzのLTEシステムの周波数軸に沿って垂直に積み重ねられた、4つの物理リソースブロック(たとえば、物理リソースブロック314を含む)からなる。したがって、完全なサブバンドは、48のサブキャリア(すなわち、1つの物理リソースブロックにつき12サブキャリア)からなる。1実施形態では、サブバンドは、軸316のインデックス付けに従って、隣接し、連続する物理リソースブロックのブロックを含むことができる。さらに、1対のワイヤレスデバイスが、同じサブバンドにおいて異なる物理リソースブロックを割当てられてもよい。
アップリンクおよびダウンリンクの両方で割当てられてもよい最小サイズの無線リソースブロックが物理リソースブロックと呼ばれ、1つのタイムスロット(0.5ms)において、たとえばスロット302において伝送される12のサブキャリアを含む。したがって最小の許容可能なスペクトルは、180KHzである。LTEダウンリンク伝送のための通常のサイクリックプレフィックス(CP)モードでは、7つのOFDMシンボルが、単一のタイムスロットにおいて伝送される。
図4は、1実施形態による、物理アップリンク制御チャネルサブバンドベースの周期的CQI報告を示すテーブルである。テーブル400は、4つの行および7つの列のテーブルである。第1の行402は、一連の報告サブフレームごとに報告されたサブバンドCQI値に対応したサブバンドを(それぞれの列内で)特定する。第2の行404は、報告されたサブバンドCQI値に対応した帯域幅部分を特定する。第3の行406は、報告されたサブバンドCQI値が対応する報告インターバル「Np」に従って、報告サブフレームを特定する。第4の行408は、それぞれの対応する報告サブフレームにおいて、報告されていないサブバンドを列記する。
列は、それぞれのサブフレームに従って、上で説明した行について特定されたエントリを分類する。たとえば第1の列410は、第1のサブフレームに対応したそれぞれのエントリを提供し、そのサブフレームは、開始時/最初の時間インターバルの「0」でインデックスされている。第2の列412は、時間インターバル「Np」でインデックスされる第2のサブフレームに対応したエントリを特定する。第3の列414、第4の列416、第5の列418、および第6の列420は、同様にテーブル400内において図示されている。
物理アップリンク制御チャネルサブバンド報告において、enodeB106は、周期的なCQI報告をeNodeB106に送信させるようにユーザ装置102を構成する。1実施形態において、enodeB106は、1または複数のワイヤレスデバイスが、(a)サブバンド報告を提供するための指定された報告周期における、対応する帯域幅部分内のサブバンドのための最良のサブバンドCQI値、および(b)広帯域CQI報告を提供するための指定された報告周期における、ダウンリンク伝送帯域幅のための広帯域CQI値、を報告するのを可能にする、1または複数のワイヤレスデバイスを構成するように、情報信号を転送する。
続いて、enodeB106は、(a)第1の報告周期の間に、最良のサブバンドCQI値を含むサブバンドCQI報告を、および(b)第2の報告周期の間に、広帯域CQI値を含む広帯域CQI報告を、受信する。たとえばユーザ装置は、報告周期Npに従って、CQI報告を送信する。とりわけユーザ装置は、広帯域CQI報告がその後に続く、一連のサブバンドCQI報告を提供する。すべてのCQI報告サブフレームにおいて、ユーザ装置は、CQI報告が行われることになっている帯域幅部分内で最良のサブバンドの、CQI値および対応するサブバンドインデックスを計算し、報告する。サブバンドCQI報告において、サブバンドの総数「N」は、帯域幅部分と呼ばれるJ個の部分で割られる。Jの値は、システム帯域幅に依存する。したがってJが帯域幅部分の数を表し、Kが報告されるJ個の帯域幅部分ごとのCQI報告の数についてあらかじめ構成された値を表す場合、広帯域CQI報告の周期は、(J×K÷1)×Npである。1実施形態において、広帯域報告は、受信した基準信号の周波数帯域にまたがる平均CQI値に基づく。
テーブル400は、第1の報告サブフレーム内で、第1の広帯域CQI値/報告「WB」が提供されること(すなわち、第2の行404および第1の列410のエントリ)を示す。第2の列412に従って、サブバンドCQI値「SB0」は、第2の報告サブフレーム内(すなわち、サブフレームインデックス「Np」)で報告される。対応する帯域幅部分は、「BP0」として特定される。1つのサブバンドのみが報告されているので、テーブル400は、他の3つのサブバンド(すなわち、サブバンド1(「SB1」)、サブバンド2(「SB2」)、およびサブバンド3(「SB3」))が、第2の報告サブフレームの間に報告されていないことを示す。6番目の列420で示されるように、第2の広帯域CQI値/報告「WB」が、6番目の報告サブフレーム(すなわち、インターバル5Np)で提供される。
図3Bで説明したように、サブバンドは、特定の数の物理リソースブロックからなる。さらに物理リソースブロックは、最後のサブバンドを除いた、サブバンドの合計セットを分割する。物理リソースブロックからなるこれらのサブバンドはそれぞれ、固定サイズを有する。CQI報告は、サブバンド粒度においてのみ提供されるので、サブバンド内にある物理リソースブロックのCQI値は、同じであって、サブバンドCQI値のそれに等しいことが仮定される。広帯域スケジューラにおいて、ダウンリンク帯域幅内のすべてのサブバンド/物理リソースブロックのCQI値は、広帯域CQI値/報告を評価/判定するために使用される。1実施形態において、ユーザ装置は、受信された基準信号の周波数帯域にまたがる平均サブバンドCQI値に基づき、広帯域CQI報告を提供する。
テーブル400は、5MHzのダウンリンク伝送帯域幅を有するLTEシステムのための物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)サブバンド報告を詳細に図示する。ダウンリンク伝送帯域幅は、2つの帯域幅部分(すなわち、BP0およびBP1)の間で分配される。第1の帯域幅部分「BP0」は、4つのサブバンドからなり、第2の帯域幅部分「BP1」は、3つのサブバンドからなる。したがって、合計ダウンリンク伝送帯域幅は、7つのサブバンドの間で分割される。各サブバンドは、4つのPRBS(すなわち、サブバンドサイズ4)からなる。
さらなる例(テーブル400を介して明示的には示されていない)として、LTEシステムは、10MHzのダウンリンク伝送帯域幅で構成されてもよい。この構成では、ダウンリンク伝送帯域幅は、3つの帯域幅部分に分割される。各帯域幅部分は、そのそれぞれが6物理リソースブロック(すなわち、サブバンドサイズ6)からなる、3つのサブバンドからなる。したがって合計で9つのサブバンドがあり、それぞれのサブバンドが6つの物理リソースブロックからなる。LTEに従って、10MHzのダウンリンク帯域幅を有するこの構成は、合計54の物理リソースブロックからなる合計9つのサブバンドを提供する。
テーブル400では、サブバンド2、3、4、6についてのサブバンドCQI値は、5×Npの期間/インターバル内で報告されていない。さらに、これらのサブバンドが次の5×Npインターバルにおいて報告されるという保証はない。最良のサブバンドのCQI値が報告されるCQI報告メカニズムの結果として、各サブバンドは、それぞれの報告サブフレームではサブバンドCQI報告を報告しない。さらに1または複数のサブバンドについてのサブバンドCQI報告は、いくつかの連続する報告サブフレームでは報告されないことがある。したがって、スケジューラにおいて記憶されているサブバンドCQI値が、「古い」/「時間の経った」値である可能性がある。
結果として、SCユーティリティ120は、サブバンド報告の期限を計算するために、それぞれのサブバンドCQI報告についてのサブフレーム報告周期を利用する。SCユーティリティ120は、サブバンドCQI報告がまだ有効であるか否か(すなわち、報告期限が閾値期限を超えるかどうか)判定する。サブバンド報告が無効である場合、SCユーティリティ120は、(最新の)伝送スケジューリングのために、サブバンドCQI値の代わりに、広帯域CQI報告/値「wideband_cqi(i)」を利用する。しかしながらサブバンド報告が有効である場合、SCユーティリティ120は、(a)報告が最近の報告サブフレームで受信されたときに、伝送スケジューリングのためにサブバンドCQI報告を利用し、または(b)報告が最新の報告サブフレームで受信されなかった場合には、広帯域CQI報告を利用した補正による修正サブバンドCQI値を利用する。SCユーティリティ120は、無限インパルス応答(IIR)フィルタによるフィルタベースの補正を行い、無限インパルス応答(IIR)フィルタは、第1の項と第2の項とを有し、第1の項は、特定のサブバンドCQI値と第1の係数との第1の積であり、第2の項は、最後に報告された広帯域CQI値と第2の係数との第2の積である。特定のサブバンドCQI値は、(a)期限切れ前かつ以前に報告されたサブバンドCQI値、および(b)フィルタベースの補正を利用して計算された計算サブバンドCQI値、のうちの1つである。特に、補正による修正サブバンドCQI値は、無限インパルス応答(IIR)フィルタを介して取得され、以下のように表される。
(i,j)=(1−a)×cn−1(i,j)+a×wideband_cqi(i)
ここで、「a」は、フィルタパラメータ/係数を表し、「n」は、報告時間インデックスを表す。
1実施形態において、周波数選択スケジューリング124は、比例スケジューラである。しかしながら別の実施形態においては、周波数選択スケジューリング124は、別の(すなわち任意の他の)タイプのスケジューラを表し、他のタイプのスケジューラは、比例スケジューラとは異なるタイプのスケジューラである。比例スケジューラを使用するとき、適切な/該当するCQI値のタイプの決定に応答して、SCユーティリティ120/周波数選択スケジューリング124は、以下の式を介して、ユーザ装置−物理リソースブロックペアごとに、CQIベースのメトリック「m」を計算する。
m(i,j)=c(i,j)/Rav(i)
ここで、c(i,j)は、PRBj(j番目の物理リソースブロック)のUEi(i番目のユーザ装置)について、(a)PRBjのUEiによって報告されたCQI、(b)広帯域CQI値、および(c)無限インパルス応答フィルタ補正に基づく修正サブバンドCQI値、のうちの1つを介して取得される。Rav(i)は、UEiによって達成される平均スループットである。しかしながら、CQI報告は、サブバンド粒度においてのみ提供されるので、サブバンド内にある物理リソースブロックのCQI値は、同じであって、サブバンドCQI値のそれに等しいことが仮定される。
周波数選択スケジューリング124は、m(iselect,jselect)によって表される対応するCQIベースのメトリックが、任意の他の候補CQIベースのメトリック「m(i,j)」よりも大きい、(iselect,jselect)によって表される、ユーザ装置−物理リソースブロックペアを見つける。したがって、最良のユーザ装置−物理リソースブロックペアの選択は、以下の式と一致する。
(iselect,jselect|m(iselect,Jselect)>m(i,j)Vi,j
ここで、「|」は、「条件が与えられた場合」を表し、Vi,jは、対象となるすべてのユーザ装置−物理リソースブロックペアを表す。選択されたPRBjselectは、最新のサブフレームにおける割当には不適と判定され、選択されたUEiselectは、ユーザ装置が送信するためのデータを有することを条件に、最新のサブフレームにおけるさらなる割当にも不適とは判定されない。スケジューラ124は、すべての物理リソースブロックが割当てられるまで、またはすべてのユーザ装置が規定されたリソース割当を受信するまで、最良のユーザ装置−物理リソースブロックペアを見つける/割当てる。
図5は、1実施形態による、サブバンドのSNR修正の効果を比較して実証する3つのプロットを示す。プロット500は、サブバンドのSNR補正を利用しない周波数選択スケジューラ(FSS)のユーザスループット累積分布関数(CDF)を示す第1のプロット502を含む。プロット500はまた、広帯域スケジューラとして動作する周波数選択スケジューラ(FSS)のユーザスループット累積分布関数を示す第2のプロット504を含む。さらにプロット500は、サブバンドのSNR補正を利用した周波数選択スケジューラ(FSS)のユーザスループット累積分布関数を示す第3のプロット506を含む。
プロット500は、LTE Opnetシステムシミュレータの結果を表す。シミュレーションは、10MHzのダウンリンクシステム帯域幅で構成されている。LTEシミュレートされたシステムは、フルバッファトラフィック用に構成されている。システムは、3kmphの平均スピードでまとまって動く10の移動体/ユーザ装置を含む。CQI報告の周波数は、5ms用に構成されている。第1のプロット502によれば、ワイヤレス通信システム100は、サブバンドのSNR修正/補正を利用しない周波数選択スケジューリングでは、1.08Mbpsの平均ユーザ装置スループットを達成する。第3のプロット506によれば、ワイヤレス通信システム100は、サブバンドのSNR修正/補正を利用した周波数選択スケジューリングでは、1.26Mbpsの平均ユーザ装置スループットを達成する。サブバンドのSNR修正/補正を利用することによって、ワイヤレス通信システム100は、平均ユーザ装置スループットで16%の向上を達成する。さらに、セクタスループットは、11Mbpsから12.6Mbpsに向上する(すなわち、スループットで14.5%の向上)。
図6は、1実施形態による、周波数選択スケジューラにおいてサブバンドの信号対雑音比(SNR)補正を実行する工程を示す流れ図である。図6に図示した方法は、図1に示したコンポーネントを参照して説明することができるが、これは単に便宜のためであり、方法を実装するときには、代替的なコンポーネントおよび/またはその構成を利用することができることを理解されたい。BS/eNodeB106(図1)内で実行し、BS/eNodeB106の/BS/eNodeB106上の特定の動作を制御するスケジューリング補正(SC)ユーティリティ120によって、方法の重要な部分を完了することができ、したがって方法は、SCユーティリティ120およびBS/eNodeB106のいずれか/両方の観点から説明される。
方法は、開始ブロック602で始まり、SCユーティリティ120が1または複数のワイヤレスデバイスから周期的なサブバンドCQI報告を受信する、ブロック604へと進む。ブロック606に示すように、SCユーティリティ120は、それぞれのサブバンドCQI報告についてのサブフレーム報告周期を記録する。ブロック608で、SCユーティリティ120は、それぞれのワイヤレスデバイスから周期的な広帯域CQI報告を取得する。ブロック610で、SCユーティリティ120は、1または複数のワイヤレスデバイスへのダウンリンク伝送のためのスケジューリング工程を開始する。ブロック612に示すように、SCユーティリティ120は、サブバンドCQI報告についてのサブフレーム報告周期および最新の報告サブフレームの周期に基づき、サブバンド報告の最新の期限を生成する。ブロック614で、SCユーティリティ120は、サブバンドCQI報告の最新の期限を閾値期限と比較することによって、サブバンドCQI報告の有効性を判定する。
判定ブロック616に示すように、SCユーティリティ120は、サブバンドCQI報告がなお有効であるか否か判定する。判定ブロック616で、SCユーティリティ120が、サブバンドCQI報告はもはや有効ではない(すなわち、サブバンドCQI値/報告が古すぎる)と判定すると、SCユーティリティ120は、ブロック618に示すように、周波数選択スケジューリング124において広帯域CQI報告を利用することによって、リソース割当/スケジューリング決定を行う。判定ブロック616で、SCユーティリティ120が、サブバンド報告はなお有効であると判定すると、判定ブロック620に示すように、SCユーティリティ120は、サブバンドCQI報告が最新の報告サブフレームで受信されたか否か判定する。ブロック620で、SCユーティリティ120が、サブバンドCQI報告が最新の報告サブフレームで受信されたと判定すると、工程は、SCユーティリティ120が周波数選択スケジューリング124においてサブバンドCQI報告を利用することによって、リソース割当/スケジューリング決定を行う、ブロック622へと進む。ブロック620で、SCユーティリティ120が、サブバンド報告が最新の報告サブフレームで受信されていないと判定すると、工程は、SCユーティリティ120が広帯域CQI報告値を含む無限インパルス応答フィルタベースの補正によってサブバンドCQI報告値を修正する、ブロック624へと進む。ブロック626で、SCユーティリティ120は、周波数選択スケジューリング124において修正サブバンドCQI報告を利用することによって、リソース割当/スケジューリング決定を行う。ブロック628で、SCユーティリティ120/周波数選択スケジューリング124は、適切なCQIベースのメトリックを生成する。1実施形態では、適切な/該当するCQI値のタイプの決定に従って、SCユーティリティ120/周波数選択スケジューリング124は、ユーザ装置−物理リソースブロックペアごとにCQIベースのメトリック「m」を計算する。
ブロック630に示すように、SCユーティリティ120/周波数選択スケジューリング124は、適切なCQIベースのメトリックに基づき、リソースをスケジュールする。1実施形態において、周波数選択スケジューリング124は、対応するCQIベースのメトリックが任意の他の候補CQIベースのメトリックよりも大きい、ユーザ装置−物理リソースブロックペアを見つける。スケジューラ124は、すべての物理リソースブロックが割当てられるまで、または規定されたリソース割当をすべてのユーザ装置が受信するまで、最良のユーザ装置−物理リソースブロックペアを見つける/割当てる。古いサブバンドCQI値の代わりにサブバンドCQI値補正を利用することによって、SCユーティリティ120は、ワイヤレスデバイスのスループットを大幅に向上させる。工程は、ブロック632で終了する。
上記の流れ図では、本発明の趣旨および範囲から逸脱せずに、方法の特定の工程が、組合され、同時に、または異なる順序で実行され、あるいは場合によっては省略される。したがって、方法の工程は特定のシーケンスで説明され、図示されているものの、工程の特定のシーケンスの使用は、本発明のいかなる限定をも含意することを意図しない。工程のシーケンスについての変更は、本発明の趣旨または範囲から逸脱せずに行われてよい。したがって特定のシーケンスの使用が限定の意味に解釈されることはなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその均等物に適用される。
図示され説明された実施形態は、基地局において、通信リソースのスケジューリングにおけるサブバンドの信号対雑音比(SNR)補正を実現する、メカニズムおよびシステムを提供する。スケジューリング補正(SC)ユーティリティは、1または複数のワイヤレスデバイスから、周期的なサブバンドおよび広帯域のチャネル品質インジケータ(CQI)報告を受信する。SCユーティリティは、それぞれのサブバンドCQI報告についてのサブフレーム報告周期を記録する。SCユーティリティは、サブバンドCQI報告の期限を計算することによって、サブバンドCQI報告がまだ有効であるか否か(すなわち、報告期限が閾値期限を超えるかどうか)判定する。サブバンドCQI報告が無効である場合、SCユーティリティは、(最新の)伝送スケジューリングのために、広帯域CQI報告を利用する。しかしながらサブバンドCQI報告が有効である場合、SCユーティリティは、(a)最新の報告サブフレームから、伝送スケジューリングのためにサブバンドCQI報告を利用し、または(b)サブバンドCQI報告が最新の報告サブフレームで受信されなかった場合は、広帯域CQI報告を利用した補正による修正サブバンドCQI値を利用する。
説明した実施形態に従って、ワイヤレス通信システムにおいて、SCユーティリティ120/周波数選択スケジューリング124は、ワイヤレスデバイスに通信リソースを割当てるための方法および基地局を提供する。特にSCユーティリティ120は、以下のための方法/機能性を提供する。1または複数のワイヤレスデバイスから、周期的なサブバンドチャネル品質インジケータ(CQI)報告および広帯域CQI報告を受信すること;それぞれのサブバンドCQI報告についてのサブフレーム報告周期を記録すること;1または複数のワイヤレスデバイスへのダウンリンク伝送を開始すること;記録されたサブフレーム報告周期と最新のサブフレーム周期との間の経過時間に基づき、サブバンド報告の最新の期限を生成すること;対応する報告が有効であるか否か判定するために、最新の期限を閾値期限と比較すること;最新の期限が閾値期限を超えないという判定に応答して、(a)最新の報告サブフレームからのサブバンドCQI値、および(b)以前のCQI値および広帯域CQI値に基づいた計算されたサブバンドCQI値、のうちの1つを使用することによって、ダウンリンク伝送をスケジュールすること;最新の期限が閾値期限を超えるという判定に応答して、最新のダウンリンク伝送スケジューリングのために、広帯域CQI報告を利用すること、である。
ダウンリンク伝送をスケジュールするための方法/機能性を完了するために、SCユーティリティ120は、サブバンドCQI報告が最新のCQI報告サブフレームの間に報告されたか否か判定する。サブバンドCQI値が最近のCQI報告サブフレームの間に報告されたという判定に応答して、SCユーティリティ120は、最新の伝送スケジューリングのために、サブバンドCQI値を利用する。サブバンドCQI値が最新のCQI報告サブフレームの間に報告されていないという判定に応答して、SCユーティリティ120は、以下のための方法/機能性を提供する。フィルタベースの補正を介して、以前のCQI値および広帯域CQI値に基づいたサブバンドCQI値を計算すること;最新の伝送スケジューリングのために、計算されたサブバンドCQI値を利用すること、である。
さらにSCユーティリティ120は、以下のための方法/機能性を提供する。それぞれのワイヤレスデバイスによって達成される平均スループットを求めること;以下のペアの割当のうちの1または複数について、サブバンドCQI値と平均スループットとの比から、CQIベースのメトリックを取得することであって、以下のペアは、(a)特定のワイヤレスデバイスと特定の物理リソースブロック(PRB)、および(b)特定のワイヤレスデバイスと特定のサブバンドであること;CQIベースのメトリックに基づき、可能性のあるペアの割当の中から最良のペアの割当を特定すること、である。
さらに理解されるように、本発明の実施形態における工程を、ソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェアの任意の組合せを使用して実装することができる。ソフトウェアにおける本発明の実施の準備段階として、(ソフトウェアまたはファームウェアのいずれであれ)プログラミングコードは、固定(ハード)ドライブ、ディスケット、光学ディスク、磁気テープ、ROM、PROMなどの半導体メモリ、その他などの1または複数のマシン可読記憶媒体に通常記憶されることになり、それによって、本発明に従って、製造物品(またはコンピュータプログラム製品)を作成する。プログラミングコードを含んだ製造物品は、記憶デバイスからコードを直接実行することによって、記憶デバイスから、ハードディスク、RAM、その他などの別の記憶デバイスの中にコードをコピーすることによって、またはデジタルおよびアナログ通信リンクなどの伝送タイプの媒体を使用して遠隔実行用にコードを伝送することによって、使用される。本発明によるコードを含む1または複数のマシン可読記憶デバイスを、その中に含まれるコードを実行するための適切な処理ハードウェアと組合せることによって、本発明の方法を実施することができる。本発明を実施するための装置は、本発明によりコード化されたプログラムへのネットワークアクセスを含む、または有する、1または複数の処理デバイスおよび記憶システムであってもよい。
したがって、本発明の例示的な実施形態は、インストールされた(または実行された)ソフトウェアで十分に機能する基地局のコンテキストにおいて説明されるものの、本発明の例示的な実施形態のソフトウェアの態様は、さまざまな形態におけるコンピュータプログラム製品として分散されることが可能であり、本発明の例示的な実施形態が、その分散を実際に実行するのに使用される特定のタイプの媒体にかかわらずに同様に適用されることを、当業者が理解するであろうことが重要である。排他的列挙ではない、例としての媒体のタイプには、フロッピー(登録商標)ディスク、サムドライブ、ハードディスクドライブ、CDROM、DVDなどの記録可能なタイプの(有形)媒体、ならびにデジタルおよびアナログ通信リンクなどの伝送タイプ媒体が含まれる。
本発明を例示的な実施形態を参照して説明してきたが、本発明の範囲から逸脱せずに、さまざまな変更がなされてもよく、均等物が本発明の要素に代用されてもよいことが、当業者により理解されるであろう。加えて、本発明の本質的な範囲から逸脱せずに、多くの修正が、特定のシステム、デバイス、またはそのコンポーネントを本発明の教示に適合するようになされてもよい。したがって、本発明は、本発明を実施するために開示された特定の実施形態に限定されず、本発明は、添付の特許請求の範囲に含まれるすべての実施形態を含むことになることが意図される。さらに、第1、第2、などの用語の使用は、いかなる順序または重要性も意味せず、むしろ第1、第2、などの用語は、1つの要素を別の要素と区別するために使用される。

Claims (16)

  1. ワイヤレスデバイスから、サブバンドチャネル品質インジケータ報告および広帯域チャネル品質インジケータ報告を周期的に受信する受信工程と;
    受信した前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告についてのサブフレーム報告周期を記録する工程と;
    前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告および前記広帯域チャネル品質インジケータ報告のうちのいずれが、最新のダウンリンク伝送をスケジュールするために最良のパフォーマンスを提供するかを、動的に判定する判定工程と;
    最新のダウンリンク伝送をスケジュールするために最良のパフォーマンスを提供する前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告および前記広帯域チャネル品質インジケータ報告のうちの判定された1つに基づき、前記最新のダウンリンク伝送をスケジュールするスケジュール工程と
    を有する方法。
  2. 前記判定工程はさらに、
    記録された前記サブフレーム報告周期と最新のサブフレーム報告周期との間の経過時間に基づき、前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告の最新の期限を求める工程と;
    対応する報告が有効であるか否か判定するために、前記最新の期限を閾値期限と比較する工程と;
    前記最新の期限が前記閾値期限を超えないという判定に応答して、(a)最新の報告サブフレームからのサブバンドチャネル品質インジケータ値、ならびに(b)以前のチャネル品質インジケータ値および広帯域チャネル品質インジケータ値に基づいた計算されたサブバンドチャネル品質インジケータ値、のうちの1つを使用することによって、ダウンリンク伝送をスケジュールする工程と;
    前記最新の期限が前記閾値期限を超えるという判定に応答して、前記広帯域チャネル品質インジケータ報告を利用して最新のダウンリンク伝送をスケジュールする工程と
    を有する、
    請求項1記載の方法。
  3. 前記方法はさらに、特定のサブバンドチャネル品質インジケータ値と第1の係数との第1の積である第1の項、および最後に報告された広帯域チャネル品質インジケータ値と第2の係数との第2の積である第2の項を有する無限インパルス応答フィルタによるフィルタベースの補正を行う工程を有し、
    前記特定のサブバンドチャネル品質インジケータ値は、(a)期限切れ前かつ以前に報告されたサブバンドチャネル品質インジケータ値、および(b)前記フィルタベースの補正を利用して計算された計算サブバンドチャネル品質インジケータ値、のうちの1つである、
    請求項2記載の方法。
  4. 前記スケジュール工程はさらに、
    前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告が最新のチャネル品質インジケータ報告サブフレームの間に報告されたか否か判定する工程と;
    前記サブバンドチャネル品質インジケータ値が前記最新のチャネル品質インジケータ報告サブフレームの間に報告されたという判定に応答して、前記サブバンドチャネル品質インジケータ値を利用することによって最新のダウンリンク伝送のスケジューリングを行う工程と
    を有する、
    請求項1記載の方法。
  5. 前記方法はさらに、前記サブバンドチャネル品質インジケータ値が前記最新のチャネル品質インジケータ報告サブフレームの間に報告されていないという判定に応答して、
    フィルタベースの補正を介して、以前のチャネル品質インジケータ値および広帯域チャネル品質インジケータ値に基づいたサブバンドチャネル品質インジケータ値を計算する工程と;
    計算されたサブバンドチャネル品質インジケータ値を利用して最新のダウンリンク伝送をスケジュールする工程と
    を有する、
    請求項4記載の方法。
  6. 前記受信工程はさらに、
    前記ワイヤレスデバイスが、
    サブバンド報告を提供するための指定された報告周期における、対応する帯域幅部分内のサブバンドのための最良のサブバンドチャネル品質インジケータ値、および
    広帯域報告を提供するための指定された報告周期における、ダウンリンク伝送帯域幅のための広帯域チャネル品質インジケータ値
    を報告するのを可能にする、前記ワイヤレスデバイスを構成するように、情報信号を転送する工程と;
    最良のサブバンドチャネル品質インジケータ値を含む前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告を、第1の報告周期の間に受信する工程と;
    広帯域チャネル品質インジケータ値を含む前記広帯域チャネル品質インジケータ報告を、第2の報告周期の間に取得する工程と
    を有する、
    請求項1記載の方法。
  7. 前記方法はさらに、
    前記ワイヤレスデバイスによって達成される平均スループットを求める工程と;
    サブバンドチャネル品質インジケータ値と前記ワイヤレスデバイスの前記平均スループットとの比からチャネル品質インジケータベースのメトリックを取得する取得工程と;
    前記チャネル品質インジケータベースのメトリックに基づき、前記ワイヤレスデバイスと選択された物理リソースブロックとの最良のペアの割当を特定する特定工程と;
    前記最良のペアの割当に基づき、1または複数の対応する物理リソースブロックを、特定されたワイヤレスデバイスに割当てる割当工程と
    を有する、
    請求項1記載の方法。
  8. ワイヤレス通信システムは、複数のワイヤレスデバイスを備え、
    前記割当工程は、制御チャネル機能の実行を可能にするのに利用可能である要求されたサブバンドリソースに応答して行われ、
    前記割当工程は、(a)前記物理リソースブロックがすべて割当てられることと、(b)すべての前記ワイヤレスデバイスが適切に物理リソースブロックを割当てられることとのうちから、1または複数の条件が発生するまで継続する、
    請求項7記載の方法。
  9. 基地局であって、
    プロセッサと;
    スケジュールがその中に記憶されているメモリと;
    ユーティリティと
    を備え、
    前記ユーティリティは、前記プロセッサによって実行されるときに、
    ワイヤレスデバイスから、サブバンドチャネル品質インジケータ報告および広帯域チャネル品質インジケータ報告を周期的に受信する受信機能と;
    受信した前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告についてのサブフレーム報告周期を記録する記録機能と;
    前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告および前記広帯域チャネル品質インジケータ報告のうちのいずれが、最新のダウンリンク伝送をスケジュールするために最良のパフォーマンスを提供するかを、動的に判定する判定機能と;
    最新のダウンリンク伝送をスケジュールするために最良のパフォーマンスを提供する前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告および前記広帯域チャネル品質インジケータ報告のうちの判定された1つに基づき、前記最新のダウンリンク伝送をスケジュールするスケジュール機能と
    を実行する、基地局。
  10. 前記判定機能はさらに、
    記録された前記サブフレーム報告周期と最新のサブフレーム報告周期との間の経過時間に基づき、前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告の最新の期限を求めることと;
    対応する報告が有効であるか否か判定するために、前記最新の期限を閾値期限と比較することと;
    前記最新の期限が前記閾値期限を超えないという判定に応答して、(a)最新の報告サブフレームからのサブバンドチャネル品質インジケータ値、ならびに(b)以前のチャネル品質インジケータ値および広帯域チャネル品質インジケータ値に基づいた計算されたサブバンドチャネル品質インジケータ値、のうちの1つを使用することによって、ダウンリンク伝送をスケジュールすることと;
    前記最新の期限が前記閾値期限を超えるという判定に応答して、前記広帯域チャネル品質インジケータ報告を利用して最新のダウンリンク伝送をスケジュールすること
    を有する、
    請求項9記載の基地局。
  11. 前記ユーティリティはさらに、特定のサブバンドチャネル品質インジケータ値と第1の係数との第1の積である第1の項、および最後に報告された広帯域チャネル品質インジケータ値と第2の係数との第2の積である第2の項を有する無限インパルス応答フィルタによるフィルタベースの補正を行う機能を実行し、
    前記特定のサブバンドチャネル品質インジケータ値は、(a)期限切れ前かつ以前に報告されたサブバンドチャネル品質インジケータ値、および(b)前記フィルタベースの補正を利用して計算された計算サブバンドチャネル品質インジケータ値、のうちの1つである、
    請求項10記載の基地局。
  12. 前記スケジュール機能はさらに、
    前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告が最新のチャネル品質インジケータ報告サブフレームの間に報告されたか否か判定することと;
    前記サブバンドチャネル品質インジケータ値が前記最新のチャネル品質インジケータ報告サブフレームの間に報告されたという判定に応答して、前記サブバンドチャネル品質インジケータ値を利用することによって最新のダウンリンク伝送のスケジューリングを行うことと
    を有する、
    請求項9の基地局。
  13. 前記スケジュール機能はさらに、
    前記サブバンドチャネル品質インジケータ値が前記最新のチャネル品質インジケータ報告サブフレームの間に報告されていないという判定に応答して、
    フィルタベースの補正を介して、以前のチャネル品質インジケータ値および広帯域チャネル品質インジケータ値に基づいたサブバンドチャネル品質インジケータ値を計算することと;
    計算されたサブバンドチャネル品質インジケータ値を利用して最新のダウンリンク伝送をスケジュールすることとを有する、
    請求項12の基地局。
  14. 前記受信機能はさらに、
    前記ワイヤレスデバイスが、
    サブバンド報告を提供するための指定された報告周期における、対応する帯域幅部分内のサブバンドのための最良のサブバンドチャネル品質インジケータ値、および
    広帯域報告を提供するための指定された報告周期における、ダウンリンク伝送帯域幅のための広帯域チャネル品質インジケータ値
    を報告するのを可能にする、前記ワイヤレスデバイスを構成するように、情報信号を転送することと;
    最良のサブバンドチャネル品質インジケータ値を含む前記サブバンドチャネル品質インジケータ報告を、第1の報告周期の間に受信することと;
    広帯域チャネル品質インジケータ値を含む前記広帯域チャネル品質インジケータ報告を、第2の報告周期の間に取得することと
    を有する、
    請求項9記載の基地局。
  15. 前記基地局はさらに、
    前記ワイヤレスデバイスによって達成される平均スループットを求めることと;
    サブバンドチャネル品質インジケータ値と前記ワイヤレスデバイスの前記平均スループットとの比からチャネル品質インジケータベースのメトリックを取得することと;
    前記チャネル品質インジケータベースのメトリックに基づき、前記ワイヤレスデバイスと選択された物理リソースブロックとの最良のペアの割当を特定することと;
    前記最良のペアの割当に基づき、1または複数の対応する物理リソースブロックを、特定されたワイヤレスデバイスに割当てることと
    を有する、
    請求項9記載の基地局。
  16. ワイヤレス通信システムは、複数のワイヤレスデバイスを備え、
    前記割当てることは、制御チャネル機能の実行を可能にするのに利用可能である要求されたサブバンドリソースに応答して行われ、
    前記割当てることは、(a)前記物理リソースブロックがすべて割当てられることと、(b)すべての前記ワイヤレスデバイスが適切に物理リソースブロックを割当てられることとのうちから、1または複数の条件が発生するまで継続する、
    請求項15記載の基地局。
JP2011285954A 2010-12-28 2011-12-27 周波数選択スケジューラにおけるサブバンドの信号対雑音比補正方法および基地局 Active JP5412650B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IN1461KO2010 2010-12-28
IN1461/KOL/2010 2010-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012142938A true JP2012142938A (ja) 2012-07-26
JP5412650B2 JP5412650B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=46316661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011285954A Active JP5412650B2 (ja) 2010-12-28 2011-12-27 周波数選択スケジューラにおけるサブバンドの信号対雑音比補正方法および基地局

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8711723B2 (ja)
JP (1) JP5412650B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9107198B2 (en) 2009-04-28 2015-08-11 Intel Corporation Uplink feedback channel reporting mechanism in wireless systems

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9300373B2 (en) * 2012-06-19 2016-03-29 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Selection of precoding vectors in lean-carrier systems
US9686800B2 (en) 2012-08-03 2017-06-20 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for reporting channel quality indicator (CQI)
CN102892124B (zh) * 2012-09-25 2015-02-25 中国联合网络通信集团有限公司 基站覆盖范围调整方法、装置及系统
US10455575B2 (en) 2012-10-05 2019-10-22 Sierra Wireless, Inc. Method, apparatus and system for uplink radio resource allocation in an LTE communication system
CN104838715A (zh) 2012-10-05 2015-08-12 司亚乐无线通讯股份有限公司 用于无线电资源分配的方法和系统
US9712306B2 (en) 2013-01-21 2017-07-18 Apple Inc. Adaptive link adaptation for wireless communications
EP2995116A4 (en) 2013-05-10 2016-12-21 Sierra Wireless Inc METHOD AND DEVICE FOR COMMUNICATING SYSTEM INFORMATION IN A WIRELESS SYSTEM
EP2996421B1 (en) * 2014-09-15 2017-06-14 Alcatel Lucent Method, equipment and computer-readable medium for allocating resources
US20170141833A1 (en) * 2015-01-23 2017-05-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and device for supporting data communication in wireless communication system
EP3366073B1 (en) 2015-10-20 2019-10-09 Telecom Italia S.p.A. Scheduling method and system
CN107707286B (zh) * 2016-08-08 2021-07-09 华为技术有限公司 一种信道质量信息的反馈方法及装置
CN107769826A (zh) 2016-08-19 2018-03-06 索尼公司 无线通信系统中的电子设备和方法以及无线通信系统
EP3297376B1 (en) * 2016-09-14 2020-08-05 Nokia Technologies Oy Allocation of resources for a renewed wireless channel estimation depending on validity of current estimation
EP3301839B1 (en) * 2016-09-30 2019-09-04 Intel IP Corporation Method and device for providing cqi reports
ES2936126T3 (es) 2017-09-01 2023-03-14 Beijing Xiaomi Mobile Software Co Ltd Método para determinar información de CQI, estación base y equipo de usuario
US10833836B2 (en) * 2017-12-20 2020-11-10 Qualcomm Incorporated Managing release of resources for uplink grant-free transmissions on bandwidth part deactivation
US11159219B2 (en) * 2019-10-31 2021-10-26 Qualcomm Incorporated Frequency domain segmentation for performance enhancement of channel state feedback

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043696A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Motorola Inc 複数のサブキャリアからなるチャネルにより通信可能な無線通信端末及びその方法
WO2009082110A2 (en) * 2007-12-21 2009-07-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods and apparatus for channel quality indication feedback in a communication system
WO2009087924A1 (ja) * 2008-01-08 2009-07-16 Ntt Docomo, Inc. 上りリンクでチャネル品質情報を報告する方法、並びにその方法に好適な基地局およびユーザ装置
WO2010129356A2 (en) * 2009-04-28 2010-11-11 Intel Corporation Uplink feedback channel reporting mechanism in wireless sytems

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3073664B1 (en) 2006-02-24 2019-01-23 Sun Patent Trust Resource block candidate selection technique employing packet scheduling in wireless communication systems
US8077667B2 (en) 2006-04-28 2011-12-13 Panasonic Corporation Radio communication base station apparatus and radio communication method used for multi-carrier communication
KR101321191B1 (ko) * 2007-03-29 2013-10-22 엘지전자 주식회사 채널품질정보 전송방법
US8457235B2 (en) * 2007-06-25 2013-06-04 Lg Electronics Inc. Method of transmitting feedback data in multiple antenna system
KR101476202B1 (ko) * 2008-01-08 2014-12-24 엘지전자 주식회사 주기적/비주기적 채널상태정보 송수신 방법
WO2010123893A1 (en) * 2009-04-22 2010-10-28 Interdigital Patent Holdings, Inc. Method and apparatus for transmitting uplink control information for carrier aggregated spectrums

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043696A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Motorola Inc 複数のサブキャリアからなるチャネルにより通信可能な無線通信端末及びその方法
WO2009082110A2 (en) * 2007-12-21 2009-07-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods and apparatus for channel quality indication feedback in a communication system
WO2009087924A1 (ja) * 2008-01-08 2009-07-16 Ntt Docomo, Inc. 上りリンクでチャネル品質情報を報告する方法、並びにその方法に好適な基地局およびユーザ装置
WO2010129356A2 (en) * 2009-04-28 2010-11-11 Intel Corporation Uplink feedback channel reporting mechanism in wireless sytems

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNC201110027001; MCC Support: 'Draft Report of 3GPP TSG RAN WG1 #51 v1.0.0(Jeju, South Korea, 5-9 November, 2007)' 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #51b R1-080002 , 20080118 *
JPN6013013648; MCC Support: 'Draft Report of 3GPP TSG RAN WG1 #51 v1.0.0(Jeju, South Korea, 5-9 November, 2007)' 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #51b R1-080002 , 20080118 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9107198B2 (en) 2009-04-28 2015-08-11 Intel Corporation Uplink feedback channel reporting mechanism in wireless systems

Also Published As

Publication number Publication date
US8711723B2 (en) 2014-04-29
JP5412650B2 (ja) 2014-02-12
US20120163208A1 (en) 2012-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5412650B2 (ja) 周波数選択スケジューラにおけるサブバンドの信号対雑音比補正方法および基地局
JP7146781B2 (ja) Dl制御チャンネル用送信構造及びフォーマット
EP3809781B1 (en) Methods and apparatus for scheduling in uplink
TWI758496B (zh) 針對靈活的上行鏈路控制訊號傳遞的通道狀態資訊回饋
CN109548080B (zh) 用于媒体接入控制层组包的相关方法、用户设备和基站
US20230224922A1 (en) Signaling of transmissions with shortened tti
JP6050898B2 (ja) 協調セルのサウンディング参照信号リソース設定方法及び装置
TWI731819B (zh) 下行鏈路共用短脈衝通道化
EP3637924B1 (en) Terminal, radio communication method, base station and system
JP6550629B2 (ja) 移動局装置、基地局装置及び通信方法
JP6811333B2 (ja) Urllcのための拡張されたチャネル品質指標(cqi)測定手順
KR102470069B1 (ko) 복수의 짧은 tti 전송의 시그널링
JP5179613B2 (ja) 移動通信システムにおける基地局及びスケジューリング方法
WO2015044779A2 (zh) 基于子帧集合的操作和信令生成方法、装置和系统
JP5472644B2 (ja) リソース割り当て方法、通信システム、基地局及びプログラム
Ismail et al. Design and analysis of modified-proportional fair scheduler for LTE femtocell networks
JP7351639B2 (ja) 基地局装置、端末装置、通信方法、および、集積回路
JP2018535567A (ja) 基地局装置及び端末、並びに無線チャネル割当方法
US20220061081A1 (en) Method and apparatus for transmitting or receiving feedback information in communication system
US11324019B2 (en) Selecting a subset of frequency resources based on measurements of candidate frequency resources
US20240048208A1 (en) Base station and user equipment performing multiple input and multiple output communication, and operating method thereof
EP3375240A1 (en) Feedback assisted downlink control channel configuration

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130626

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5412650

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250