JP2012141828A - 証券取引システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 投資家端末4からの注文の発注に対して、受発注サーバ1の制御部11が記憶部12に記憶している執行条件決定マトリクステーブルを参照し、設定されている執行条件に従って発注データを取引システム22に出力するものであり、執行条件を決定するパラメータが相場システム21からの相場情報を用いて判定するものであれば、判定処理を行い、判定結果に従って執行条件を決定する証券取引システムである。
【選択図】 図3
Description
従来、株式の注文を行う証券取引システムでは、注文発注において、指値成行区分、執行条件等の注文の発注に係る条件(以下、「発注条件」とする)は、利用者(投資家)が自ら指定しているのが実状である。
尚、関連する先行技術文献として、特開2004−192660号公報「売買注文に付された発注条件の条件自動設定システム及び条件自動設定の方法」(カブドットコム証券株式会社)[特許文献1]がある。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る証券取引システムは、受発注サーバが、取引所の制約によって予め設定される執行条件、若しくは、相場システムから入力される相場情報に基づいて決定される執行条件を執行条件決定マトリクステーブルとして記憶する記憶部と、投資家端末から注文を発注する場合に、当該端末の表示部の注文画面における執行条件を、執行条件決定マトリクステーブルに従って表示させると共に入力を制限し、発注された注文を、執行条件決定マトリクステーブルを参照して、設定された執行条件、または、相場システムから相場情報を入力し、当該入力された相場情報に基づいて決定された執行条件で発注データを取引システムに出力する制御部とを有するものであり、注文入力の際に発注条件がエラーになるのを防止し、投資家に有利な発注条件を設定できるものである。
次に、本発明の実施の形態に係る証券取引システム(本システム)について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る証券取引システムの概略図である。
本システムは、図1に示すように、受発注サーバ1と、取引所システム2と、ネットワーク3と、投資家端末4とを基本的に有している。
尚、図1では、投資家端末4は、1台しか描いていないが、実際は複数の端末がネットワーク3を介して受発注サーバ1に接続するようになっている。
本システムの各部を具体的に説明する。
[受発注サーバ1]
受発注サーバ1は、取引所システム2に接続すると共に、ネットワーク3を介して投資家端末4に接続する。
受発注サーバ1は、コンピュータ装置で構成され、基本的には制御部11と、記憶部12と、インタフェース部13とを備えている。
インタフェース部13は、受発注サーバ1をネットワーク3に接続し、また、取引所システム2に接続するためのインタフェース部である。
取引所システム2は、証券取引所で運用されているコンピュータ装置であり、株価情報等の相場情報を提供する相場システム21と、注文の発注データを入力し、取引を実現する取引システム22とを備えている。通常、相場システム21と取引システム22は、別々のコンピュータ装置で実現される。
尚、相場システム21から送信される相場情報は、執行条件を決定するためのデータとなるものである。
ネットワーク3は、通常、インターネットであるが、専用線を用いたネットワークであってもよい。
また、受発注サーバ1と取引所システム2との間を、ネットワークで接続するようにしてもよい。
投資家端末4は、投資家(利用者)が注文の発注等を行うコンピュータ装置であり、制御部と、記憶部と、インタフェース部と、表示部と、入力部とを備えている。
投資家端末4の表示画面に、執行条件決定マトリクステーブルに従って注文の発注画面が表示される。
次に、受発注サーバ1の記憶部12に記憶されている執行条件決定マトリクステーブルについて図2を参照しながら説明する。図2は、執行条件決定マトリクステーブルの概略図である。
執行条件決定マトリクステーブルは、図2に示すように、「商品」「取引所」「銘柄」「注文区分(指値成行区分)」「パラメータ1(出来高)」「執行条件1」「パラメータ2(ボラティリティ)」「執行条件2」「パラメータ3(出来高上昇率)」「執行条件3」「パラメータ4(直近)」「執行条件4」「有効条件No.」について、商品毎に設定されている。
[パラメータ1(出来高)]
パラメータ1で出来高の値が設定されていない注文区分、例えば、「成行」については、相場情報を参照することなく、対応する「執行条件1」の執行条件が決定される。つまり、パラメータ1内で、相場状況に関係するものと、関係しないものがある。
「パラメータ2(ボラティリティ)」は、有価証券の価格や金利などの変動性を表す指標で、通常、価格やレートの変化率の標準偏差の年率換算値で示されることが多い。パラメータ2は、このボラティリティに対応する「執行条件2」の執行条件が決定される。パラメータ2でも、注文区分によってボラティリティの設定があれば、相場状況に関係するものであり、ボラティリティの設定がなければ、相場状況に関係がないものとなる。
また、「パラメータ3(出来高上昇率)」は、前日の出来高から当日の出来高が、どの程度上昇しているのかを知る値であり、例えば、「10%以上」のようにパラメータが設定される。その場合、前日の相場情報から前日の出来高と本日の相場情報から当日の出来高を取得し、出来高上昇率を演算し、パラメータとの比較を行い、出来高上昇率が「10%以上」であれば、対応する「執行条件3」の執行条件が決定される。
また、「パラメータ4(直近)」とは、直近の特定時間、例えば、直近5分の出来高が特定値(例えば、前日の出来高)より大きくなった場合に備えて、直近5分に対応する執行条件を「執行条件4」として設定でき、相場情報によって直近5分の出来高が特定値より大きくなったと判定すると、対応する「執行条件4」の執行条件が決定される。
「有効条件No.」は、複数のパラメータに対応して「執行条件」が設定されているが、それら複数の「執行条件」の中で、どの執行条件が有効であるのかを示す情報である。
例えば、「有効条件No.」が「1」であれば、有効なパラメータは「パラメータ1(出来高)」であって有効な執行条件は「執行条件1」となる。
尚、有効条件は、パラメータと対応する「執行条件」を複数指定することも可能である。
尚、執行条件決定マトリクステーブルは、パラメータ毎に執行条件を設定でき、専門的知識を有する投資家にとって利便性が高いものであるが、初心者の利用者には設定が難しい場合がある。
そこで、初心者向けに利用し易いように、執行条件決定マトリクステーブルをテンプレート化し、デフォルト設定により利用可能とする。また、テンプレート化した執行条件決定マトリクステーブルを利用者が任意に設定変更することも可能である。但し、システムで規制されている場合は、利用者の設定変更ができないよう設定変更画面で禁止又は無効にする処理を行う。
次に、受発注サーバ1の制御部11で実現される執行条件決定処理について図3を参照しながら説明する。図3は、執行条件決定処理のフローチャートである。
受発注サーバ1の制御部11は、投資家端末4から商品、取引所、銘柄(銘柄コード又は銘柄名)、取引数量が入力され(S1)、更に、指値又は成行の指値成行区分が入力される(S2)。これにより、注文データが入力されたことになる。
次に、特定された有効条件No.のパラメータであって、注文データに対応するパラメータが取引所の相場状況に関するパラメータであるか否かを判定し(S4)、相場状況に関するパラメータであれば(Yesの場合)、相場状況の演算処理が行われる(S5)。
尚、処理S9で確認処理を行ったが、確認処理を行わず、スキップして発注処理S10を行うようにしてもよい。
本システムによれば、投資家端末4からの注文の発注に対して、受発注サーバ1の制御部11が記憶部12に記憶している執行条件決定マトリクステーブルを参照し、設定されている執行条件に従って発注データを取引システム22に出力するものであり、執行条件を決定するパラメータが相場システム21からの相場情報を用いて判定するものであれば、判定処理を行い、判定結果に従って執行条件を決定するものであり、執行条件決定マトリクステーブルに従って入力を制限し、入力された注文を決定された執行条件で発注データとして出力でき、注文入力の際に発注条件がエラーになるのを防止し、投資家に有利な発注条件を設定できる効果がある。
Claims (6)
- 証券の取引を実現する証券取引システムであって、
相場システムから相場情報を入力し、投資家端末からの注文を取引システムに発注する受発注サーバを備え、
前記受発注サーバが、
取引所の制約によって予め設定される執行条件、若しくは、前記相場システムから入力される相場情報に基づいて決定される執行条件を執行条件決定マトリクステーブルとして記憶する記憶部と、
前記投資家端末から注文を発注する場合に、前記投資家端末の表示部の注文画面における執行条件を、前記執行条件決定マトリクステーブルに従って表示させると共に入力を制限し、発注された注文を、前記執行条件決定マトリクステーブルを参照して、設定された執行条件、または、前記相場システムから相場情報を入力し、当該入力された相場情報に基づいて決定された執行条件で発注データを取引システムに出力する制御部とを有することを特徴とする証券取引システム。 - 記憶部における執行条件決定マトリクステーブルには、複数の執行条件が記憶され、当該複数の執行条件の中で、有効な執行条件が特定されており、
受発注サーバの制御部が、前記執行条件決定マトリクステーブルにおける特定された有効な執行条件が相場システムから入力された相場情報に基づいて演算処理により決定されるものであれば、演算処理を行って執行条件を決定し、決定された執行条件に従って発注データを取引システムに出力することを特徴とする請求項1記載の証券取引システム。 - 執行条件決定マトリクステーブルには、執行条件として出来高、ボラティリティ、又は出来高上昇率が設定されることを特徴とする請求項1記載の証券取引システム。
- 執行条件決定マトリクステーブルには、執行条件として出来高、ボラティリティ、及び出来高上昇率が設定され、執行条件の中で有効な条件を特定する有効条件の情報が記憶されていることを特徴とする請求項2記載の証券取引システム。
- 執行条件決定マトリクステーブルには、直近の特定時間における出来高が特定値より大きいか否かによって対応する条件が決定される執行条件を記憶することを特徴とする請求項3又は4記載の証券取引システム。
- 執行条件決定マトリクステーブルは、システムで規制されて設定が禁止又は無効とされている執行条件を除いて設定変更可能なテンプレートとして、受発注サーバの制御部が投資家端末に提供することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の証券取引システム。
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