JP2012141424A - バリア装置及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮影時における不具合の発生を防止する。
【解決手段】 被写体を撮像するための撮像装置1の一部を構成し、被写体の像を導く第1の光学系の第1の光路と、第1の光路と異なる像を導く第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部14、15と、開閉部と連結され所定の方向へ移動されて開閉部を動作させる駆動機構12、13とを設けた。
これにより、第1の光路と第2の光路のうちの一方の光路が開放されたときに他方の光路が開放されないと言うような不具合の発生を防止することができる。また、第1の光路と第2の光路の開放時において両者の開放タイミングに時間差が生じると言うような不具合の発生を防止することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 被写体を撮像するための撮像装置1の一部を構成し、被写体の像を導く第1の光学系の第1の光路と、第1の光路と異なる像を導く第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部14、15と、開閉部と連結され所定の方向へ移動されて開閉部を動作させる駆動機構12、13とを設けた。
これにより、第1の光路と第2の光路のうちの一方の光路が開放されたときに他方の光路が開放されないと言うような不具合の発生を防止することができる。また、第1の光路と第2の光路の開放時において両者の開放タイミングに時間差が生じると言うような不具合の発生を防止することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明はバリア装置及び撮像装置についての技術分野に関する。詳しくは、第1の光学系の第1の光路と第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉して撮影時における不具合の発生を防止する技術分野に関する。
ビデオカメラやスチルカメラ等の各種の撮像装置には、内部にレンズ等が配置されたレンズ鏡筒が設けられ、レンズ鏡筒の先端部に被写体の像を導くための光路を開閉するバリア装置が取り付けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このようなバリア装置には、複数の遮蔽部材が設けられ、遮蔽部材が所定の方向へ移動されることによりレンズ鏡筒の光路が開閉される。バリア装置によって光路が開放されることにより、被写体の撮影が可能となり、バリア装置によって光路が閉塞されることにより、被写体の撮影が不能となると共にレンズ等に対する塵埃等の付着が防止される。
上記のような撮像装置において、近年、立体画像(3D画像)の撮影が可能なタイプが提案されている。このような撮像装置には、二つのレンズ鏡筒が設けられ、各レンズ鏡筒に配置された各レンズ光学系を介してそれぞれ被写体の像を同時に取り込んで立体画像の撮影が行われるようにされている。
ところが、上記のような立体画像の撮影が可能とされた撮像装置において、二つのレンズ鏡筒にそれぞれバリア装置を取り付けて各レンズ鏡筒の光路をそれぞれのバリア装置によって開閉しようとすると、撮影時に以下のような不具合を生じるおそれがある。
例えば、一方のバリア装置によって一方の光路が開放されたときに他方のバリア装置の動作不良により他方の光路が開放されなかったときに、一方のレンズ光学系を介して被写体の像を取り込んで撮影を行うことは可能であるが、立体画像の撮影を行うことができなくなってしまう。
また、一方のバリア装置によって開放される一方の光路の開放速度と他方のバリア装置によって開放される他方の光路の開放速度とが異なってしまうと、撮影の開始までの時間が遅れて撮影の機会を逸したり、不完全な立体画像が生成されるおそれがある。
そこで、本発明バリア装置及び撮像装置は、上記した問題点を克服し、撮影時における不具合の発生を防止することを課題とする。
バリア装置は、上記した課題を解決するために、被写体を撮像するための撮像装置の一部を構成し、前記被写体の像を導く第1の光学系の第1の光路と、前記第1の光路と異なる像を導く第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部と、前記開閉部と連結され所定の方向へ移動されて前記開閉部を動作させる駆動機構とを備えたものである。
従って、バリア装置にあっては、駆動アームがそれぞれ所定の方向へ移動されて遮蔽部材が動作されて第1の光路と第2の光路が同時に開閉される。
上記したバリア装置においては、前記開閉部は一対の遮蔽部材を有し、前記駆動機構は一対の駆動アームを有し、前記一対の遮蔽部材と前記一対の駆動アームとによって平行リンク機構を構成することが望ましい。
一対の駆動アームと一対の遮蔽部材とによって平行リンク機構を構成することにより、第1の光路と第2の光路を同時に開閉する機構として最適な機構が構成される。
上記したバリア装置においては、前記一対の駆動アームがそれぞれ回動可能とされ、前記一対の駆動アームに回動支点を挟んだ反対側にそれぞれ第1の連結部と第2の連結部が設けられ、一方の前記駆動アームは前記第1の連結部が一方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結され前記第2の連結部が他方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結され、他方の前記駆動アームは前記第1の連結部が他方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結され前記第2の連結部が一方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結されることが望ましい。
一対の駆動アームが一対の遮蔽部材と回動可能な状態で連結されることにより、一対の駆動部材の移動時に一対の駆動部材に対して一対の駆動アームが回動される。
上記したバリア装置においては、前記一対の駆動アームがそれぞれ所定の面に沿ってそれぞれ回動可能とされ、前記第1の光学系が像を導くための第1の開口部と前記第2の光学系が像を導くための第2の開口部とが形成され、前記一対の駆動アームの少なくとも一方の回動支点が前記開口部の開口方向から見て前記第1の開口部と前記第2の開口部の間に位置することが望ましい。
一対の駆動アームの少なくとも一方の回動支点が第1の開口部と第2の開口部の間の光軸方向における所定の位置に設けられることにより、第1の開口部と第2の開口部の間の生じるスペースに少なくとも一方の回動支点が位置される。
上記したバリア装置においては、前記一対の駆動アームの各回動支点が前記開口方向に直交し前記第1の開口部と前記第2の開口部の並び方向に直交する方向において離隔する位置に設けられることが望ましい。
一対の駆動アームの各回動支点が開口方向に直交し第1の開口部と第2の開口部の並び方向に直交する方向において離隔する位置に設けられることにより、第1の開口部と第2の開口部の並び方向におけるスペースが最小化される。
上記したバリア装置においては、前記一対の駆動アームをそれぞれ回動自在に支持する支持ベースを設け、前記支持ベースに前記一対の駆動アームの前記支持ベースからの浮き上がりをそれぞれ規制する規制部を設けることが望ましい。
支持ベースに一対の駆動アームの支持ベースからの浮き上がりをそれぞれ規制する規制部を設けることにより、一対の駆動アームの支持ベースから浮き上がる動作が抑制される。
上記したバリア装置においては、前記一対の駆動アームがそれぞれ前記開口方向に直交する方向に延びる形状に形成され、前記一対の駆動アームの各回動支点がそれぞれ長手方向における中央部に形成され、前記各規制部が前記一対の駆動アームの長手方向における中央部にそれぞれ対向して位置することが望ましい。
一対の駆動アームの各回動支点がそれぞれ長手方向における中央部に形成され、各規制部が一対の駆動アームの長手方向における中央部にそれぞれ対向して位置することにより、一対の駆動アームの長手方向における中央部において駆動アームの支持ベースから浮き上がる動作が抑制される。
上記したバリア装置においては、前記一対の駆動アームをそれぞれ回動自在に支持する支持ベースを設け、前記支持ベースに前記一対の駆動アームをそれぞれ押さえて前記一対の遮蔽部材との連結状態を保持する押さえ部を設けることが望ましい。
支持ベースに一対の駆動アームをそれぞれ押さえて一対の遮蔽部材との連結状態を保持する押さえ部を設けることにより、一対の遮蔽部材の支持ベースからの脱落が防止される。
上記したバリア装置においては、前記第1の光学系が像を導くための第1の開口部と前記第2の光学系が像を導くための第2の開口部とが形成され、前記一対の遮蔽部材に、それぞれ前記第1の開口部と前記第2の開口部の並び方向に延びる遮光部と、前記遮光部にそれぞれ連続し前記開口部の開口方向に直交し前記第1の開口部と前記第2の開口部の並び方向に直交する方向に延びる連結用突部とを設け、一方の前記遮蔽部材の開閉部における長手方向に延びる一方の側縁と他方の前記遮蔽部材の開閉部における長手方向に延びる一方の側縁とが前記光軸方向において重なって前記第1の開口部と前記第2の開口部が閉塞され、一方の前記遮蔽部材の遮光部の長手方向における一方の端縁と他方の前記遮蔽部材の連結用突部とが前記開口方向において重なった状態とされ、前記遮光部の端縁と前記連結用突部とが重なる方向が、前記連結用突部に連続して位置する前記遮光部の側縁と他方の前記遮光部の側縁とが重なる方向に対して反対方向にされることが望ましい。
遮光部の端縁と連結用突部とが重なる方向が、連結用突部に連続して位置する遮光部の側縁と他方の遮光部の側縁とが重なる方向に対して反対方向にされることにより、一対の遮光部が閉塞された状態における一対の遮蔽部材の密着性が向上する。
上記したバリア装置においては、前記第1の光学系が像を導くための第1の開口部と前記第2の光学系が像を導くための第2の開口部とが形成され、前記一対の駆動アームを移動させるアクチュエーターを設け、前記アクチュエーターを前記第1の開口部と前記第2の開口部の間に配置することが望ましい。
一対の駆動アームを移動させるアクチュエーターを設け、アクチュエーターを、第1の開口部と第2の開口部の間に配置することにより、第1の開口部と第2の開口部の間に生じるスペースにアクチュエーターが位置される。
撮像装置は、上記した課題を解決するために、被写体を撮像するための撮像装置であって、前記被写体の像を導く第1の光学系を有する第1のレンズ鏡筒と、前記第1の光学系と異なる像を導く第2の光学系を有する第2のレンズ鏡筒と、前記第1のレンズ鏡筒と前記第2のレンズ鏡筒の一端部に取り付けられたバリア装置とを備え、前記バリア装置は、前記第1の光学系の第1の光路と前記第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部と、前記開閉部と連結され所定の方向へ移動されて前記開閉部を動作させる駆動機構とを有するものである。
従って、撮像装置にあっては、バリア装置の駆動アームがそれぞれ所定の方向へ移動されて遮蔽部材が動作されて第1の光路と第2の光路が同時に開閉される。
本発明バリア装置は、被写体を撮像するための撮像装置の一部を構成するバリア装置であって、前記被写体の像を導く第1の光学系の第1の光路と、前記第1の光路と異なる像を導く第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部と、前記開閉部と連結され所定の方向へ移動されて前記開閉部を動作させる駆動機構とを備えている。
従って、第1の光路と第2の光路のうちの一方の光路が開放されたときに他方の光路が開放されないと言うような不具合の発生を防止することができ、遮蔽部材の動作により常に所望の撮影状態を確保することができる。
また、第1の光路と第2の光路の開放時において両者の開放タイミングに時間差が生じると言うような不具合の発生を防止することができ、撮影の開始までの時間の遅れを生じることがなく良好な撮影の機会を確保することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記開閉部は一対の遮蔽部材を有し、前記駆動機構は一対の駆動アームを有し、前記一対の遮蔽部材と前記一対の駆動アームとによって平行リンク機構を構成している。
従って、第1の光路と第2の光路を同時に開閉する機構として最適な機構が用いられており、簡素な機構によって第1の光路と第2の光路を同時に容易に開閉することができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記一対の駆動アームがそれぞれ回動可能とされ、前記一対の駆動アームに回動支点を挟んだ反対側にそれぞれ第1の連結部と第2の連結部が設けられ、一方の前記駆動アームは前記第1の連結部が一方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結され前記第2の連結部が他方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結され、他方の前記駆動アームは前記第1の連結部が他方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結され前記第2の連結部が一方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結されている。
従って、一対の遮蔽部材を一対の駆動アームによって確実かつ容易に移動させることが可能であり、一対の遮蔽部材の動作の適正化を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記一対の駆動アームがそれぞれ所定の面に沿ってそれぞれ回動可能とされ、前記第1の光学系が像を導くための第1の開口部と前記第2の光学系が像を導くための第2の開口部とが形成され、前記一対の駆動アームの少なくとも一方の回動支点が前記開口部の開口方向から見て前記第1の開口部と前記第2の開口部の間に位置するようにしている。
従って、第1の開口部と第2の開口部の間の部分にはスペースが存在するため、このスペースに一対の駆動アームの少なくとも一方の回動支点を設けることにより、スペースの有効活用による小型化を図ることができる。
請求項5に記載した発明にあっては、前記一対の駆動アームの各回動支点が前記開口方向に直交し前記第1の開口部と前記第2の開口部の並び方向に直交する方向において離隔する位置に設けられている。
従って、第1の開口部と第2の開口部の並び方向を最小化することが可能であり、一層の小型化を図ることができる。
請求項6に記載した発明にあっては、前記一対の駆動アームをそれぞれ回動自在に支持する支持ベースを設け、前記支持ベースに前記一対の駆動アームの前記支持ベースからの浮き上がりをそれぞれ規制する規制部を設けている。
従って、一対の駆動アームの回動時に不必要な動作が抑制され一対の駆動アームの適正な回動動作を確保することができる。
請求項7に記載した発明にあっては、前記一対の駆動アームがそれぞれ前記開口方向に直交する方向に延びる形状に形成され、前記一対の駆動アームの各回動支点がそれぞれ長手方向における中央部に形成され、前記各規制部が前記一対の駆動アームの長手方向における中央部にそれぞれ対向して位置するようにしている。
従って、一対の駆動アームの支持ベースに対する浮き上がりを効率的に防止することができる。
請求項8に記載した発明にあっては、前記一対の駆動アームをそれぞれ回動自在に支持する支持ベースを設け、前記支持ベースに前記一対の駆動アームをそれぞれ押さえて前記一対の遮蔽部材との連結状態を保持する押さえ部を設けている。
従って、一対の遮蔽部材の支持ベースからの脱落が防止され、バリア装置の組立時において一対の遮蔽部材の一対の駆動アームに対する連結状態が解除され難く、組立性の向上を図ることができる。
請求項9に記載した発明にあっては、前記第1の光学系が像を導くための第1の開口部と前記第2の光学系が像を導くための第2の開口部とが形成され、前記一対の遮蔽部材に、それぞれ前記第1の開口部と前記第2の開口部の並び方向に延びる遮光部と、前記遮光部にそれぞれ連続し前記開口部の開口方向に直交し前記第1の開口部と前記第2の開口部の並び方向に直交する方向に延びる連結用突部とを設け、一方の前記遮蔽部材の開閉部における長手方向に延びる一方の側縁と他方の前記遮蔽部材の開閉部における長手方向に延びる一方の側縁とが前記光軸方向において重なって前記第1の開口部と前記第2の開口部が閉塞され、一方の前記遮蔽部材の遮光部の長手方向における一方の端縁と他方の前記遮蔽部材の連結用突部とが前記開口方向において重なった状態とされ、前記遮光部の端縁と前記連結用突部とが重なる方向が、前記連結用突部に連続して位置する前記遮光部の側縁と他方の前記遮光部の側縁とが重なる方向に対して反対方向にされている。
従って、第1の開口部と第2の開口部が閉塞された状態において、一対の遮蔽部材の密着性が向上し、一対の遮蔽部材の閉塞状態の安定化を図ることができる。
請求項10に記載した発明にあっては、前記第1の光学系が像を導くための第1の開口部と前記第2の光学系が像を導くための第2の開口部とが形成され、前記一対の駆動アームを移動させるアクチュエーターを設け、前記アクチュエーターを前記第1の開口部と前記第2の開口部の間に配置している。
従って、第1の開口部と第2の開口部の間の部分にはスペースが存在するため、このスペースにアクチュエーターを配置してスペースの有効活用を図ることにより小型化を図ることができる。
本発明撮像装置は、被写体を撮像するための撮像装置であって、前記被写体の像を導く第1の光学系を有する第1のレンズ鏡筒と、前記第1の光学系と異なる像を導く第2の光学系を有する第2のレンズ鏡筒と、前記第1のレンズ鏡筒と前記第2のレンズ鏡筒の一端部に取り付けられたバリア装置とを備え、前記バリア装置は、前記第1の光学系の第1の光路と前記第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部と、前記開閉部と連結され所定の方向へ移動されて前記開閉部を動作させる駆動機構とを有している。
従って、第1の光路と第2の光路のうちの一方の光路が開放されたときに他方の光路が開放されないと言うような不具合の発生を防止することができ、遮蔽部材の動作により常に所望の撮影状態を確保することができる。
また、第1の光路と第2の光路の開放時において両者の開放タイミングに時間差が生じると言うような不具合の発生を防止することができ、撮影の開始までの時間の遅れを生じることがなく良好な撮影の機会を確保することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下に示した最良の形態は、本発明撮像装置をビデオカメラに適用し、本発明バリア装置をこのビデオカメラに設けられたバリア装置に適用したものである。尚、本発明の適用範囲はビデオカメラ及びビデオカメラに設けられたバリア装置に限られることはなく、例えば、スチルカメラや他の機器に組み込まれる各種の撮像装置及びこれらの撮像装置に設けられるバリア装置に広く適用することができる。
以下の説明にあっては、ビデオカメラの撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、被写体側(光が入射する側:物体側)が前方となり、撮影者側(像側)が後方となる。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
[撮像装置の構成]
撮像装置1は、図1に示すように、装置本体2と装置本体2の前面に設けられた第1のレンズ鏡筒3及び第2のレンズ鏡筒4と第1のレンズ鏡筒3及び第2のレンズ鏡筒4の前端部に取り付けられたバリア装置5とを備えている。
撮像装置1は、図1に示すように、装置本体2と装置本体2の前面に設けられた第1のレンズ鏡筒3及び第2のレンズ鏡筒4と第1のレンズ鏡筒3及び第2のレンズ鏡筒4の前端部に取り付けられたバリア装置5とを備えている。
装置本体2の外周面には操作部6、6、・・・が配置されている。操作部6、6、・・・としては、例えば、電源釦、録画釦、ズームスイッチ、モード切替摘子等が設けられている。
装置本体2の側面には表示パネル7が開閉自在に連結されている。表示パネル部7は表示部7aとして、例えば、液晶ディスプレイを有している。
第1のレンズ鏡筒3と第2のレンズ鏡筒4は、例えば、左右に並んで結合された状態で設けられている。第1のレンズ鏡筒3と第2のレンズ鏡筒4はそれぞれ外筐となる略円筒状に形成された鏡筒部8、8と鏡筒部8、8の内部に前後方向に並んで配置された複数のレンズ等によって構成された光学系とを有している。鏡筒部8、8の内部空間は被写体の像を導く各光学系の光路として形成されている。
被写体の像は一方の鏡筒部8の内部に配置された光学系(第1の光学系)と他方の鏡筒部8の内部に配置された光学系(第2の光学系)とによってそれぞれ導かれる。
第1のレンズ鏡筒3と第2のレンズ鏡筒4の内部における前端部にはそれぞれ光学系の一部を構成する第1のレンズ9と第2のレンズ10とが位置されている。第1のレンズ9と第2のレンズ10は、例えば、左右方向において並んで配置されている。
[バリア装置の構成]
バリア装置5は支持ベース11と第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13と第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15を備えている(図2乃至図5参照)。
第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13は所定の方向へ移動されて第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15を動作させる機能を有している。また、第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15は第1のレンズ9を有する光学系(第1の光学系)が配置された第1の光路と第2のレンズ10を有する光学系(第2の光学系)が配置された第2の光路とを同時に開閉する開閉部としての機能を有している。
バリア装置5は支持ベース11と第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13と第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15を備えている(図2乃至図5参照)。
第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13は所定の方向へ移動されて第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15を動作させる機能を有している。また、第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15は第1のレンズ9を有する光学系(第1の光学系)が配置された第1の光路と第2のレンズ10を有する光学系(第2の光学系)が配置された第2の光路とを同時に開閉する開閉部としての機能を有している。
従って、バリア装置5は、被写体の像を導く第1の光学系の第1の光路と、第1の光路と異なる像を導く第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部として機能する第1の遮蔽部材14及び第2の遮蔽部材15と、開閉部と連結され所定の方向へ移動されて開閉部を動作させる駆動機構として機能する駆動アーム12、13とを備えている。
支持ベース11は前後方向を向く板状のベース面部16とベース面部16の左右両端部からそれぞれ前方へ突出された第1の取付突部17、17とベース面部16の上下両端部からそれぞれ前方へ突出された第2の取付突部18、18とを有している。
ベース面部16には左右に離隔して円形状の開口部16a、16aが形成されている。ベース面部16における開口部16a、16aの間の部分は、他の部分に対して前方へ膨出された膨出部16bとして設けられている。ベース面部16には膨出部16bの上下にそれぞれ前方へ突出された支持軸16c、16cが設けられている。ベース面部16の下端部には下側の支持軸16cの側方に挿通孔16dが形成されている。
ベース面部16の上端部にはそれぞれ前方へ突出されたストッパー突部16e、16eが設けられ、ストッパー突部16e、16eはそれぞれベース面部16の左右両端部に位置されている。
第1の取付突部17、17の前面にはそれぞれ位置決めピン17a、17aと螺穴17b、17bが形成されている。
第2の取付突部18、18の対向する面、即ち、上側の第2の取付突部18の下面と下側の第2の取付突部18の上面とにはそれぞれ互いに近付く方向へ突出された規制部18a、18aが設けられている。規制部18a、18aは支持ベース11の左右方向における中央部に位置されている。
第2の取付突部18、18の前端部にはそれぞれ互いに近付く方向へ突出された押さえ部18b、18bが設けられ、押さえ部18b、18bはそれぞれ規制部18a、18aの側方に位置されている。
第2の取付突部18、18の前面にはそれぞれ螺穴18c、18cが形成されている。
ベース面部16の後面からはケース部19が後方へ向けて突出されている。ケース部19は環状に形成されている。
第1の駆動アーム12は略左右方向に延び前後方向を向く板状に形成され、左右方向における中央部に前後に貫通された軸支持孔12aが形成されている。軸支持孔12aは支持ベース11に対する第1の駆動アーム12の回動支点として機能する。
第1の駆動アーム12の左端部には前方へ突出された軸状の第1の連結部12bが設けられ、第1の駆動アーム12の右端部には前方へ突出された軸状の第2の連結部12cが設けられている。
第1の駆動アーム12の左右方向における中央部には上方へ突出された被規制突片12dが設けられている。
第1の駆動アーム12は軸支持孔12aに上側の支持軸16cが後方から挿入され、支持ベース11のベース面部16における開口部16a、16aの上側の部分において軸支持孔12aを回動支点として回動自在に支持される。
第2の駆動アーム13は略左右方向に延び前後方向を向く板状に形成され、左右方向における中央部に前後に貫通された軸支持孔13aが形成され、軸支持孔13aは支持ベース11に対する第2の駆動アーム13の回動支点として機能する。
第2の駆動アーム13の右端部には前方へ突出された軸状の第1の連結部13bが設けられ、第2の駆動アーム13の左端部には前方へ突出された軸状の第2の連結部13cが設けられている。
第2の駆動アーム13の左右方向における中央部には下方へ突出された被規制突片13dが設けられている。
第2の駆動アーム13には軸支持孔13aの側方に前後に貫通された作用孔13eが形成されている。作用孔13eは長孔状に形成されている。
第2の駆動アーム13は軸支持孔13aに下側の支持軸16cが後方から挿入され、支持ベース11のベース面部16における開口部16a、16aの下側の部分において軸支持孔13aを回動支点として回動自在に支持される。
第1の駆動アーム12の回動支点(軸支持孔12a)と第2の駆動アーム13の回動支点(軸支持孔13a)は開口部16a、16aの開口方向から見て開口部16a、16aの間に位置されている(図5参照)。
尚、上記には、第1の駆動アーム12の回動支点と第2の駆動アーム13の回動支点が開口部16a、16a間に位置された例を示したが、例えば、第1の駆動アーム12の回動支点又は第2の駆動アーム13の回動支点の一方が開口部16a、16a間に位置されていてもよい(図6参照)。
図6には、例として、第1の駆動アーム12の回動支点(軸支持孔12a)が開口部16a、16aの間に位置され、第2の駆動アーム13の回動支点(軸支持孔13a)が開口部16a、16aの間より下方に位置されている状態を示す。
上記のように、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13がそれぞれ支持ベース11に回動自在に支持された状態においては、被規制突片12d、13dの前側にそれぞれ規制部18a、18aが位置される(図5及び図8参照)。このように被規制突片12d、13dの前側にそれぞれ規制部18a、18aが位置されることにより、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の回動範囲において、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の支持ベース11に対する浮き上がりが防止される。
従って、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の回動時に、厚み方向に波打つように変位する不必要な動作が抑制され第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の適正な回動動作を確保することができる。
また、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13が略左右方向、即ち、開口部16a、16aの略並び方向に延びる形状に形成され、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の回動支点が長手方向における中央部に形成され、規制部18a、18aが第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の長手方向における中央部に対向して位置されている。
従って、それぞれ一つずつの規制部18a、18aによって第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の支持ベース11に対する浮き上がりを効率的に防止することができる。
第1の遮蔽部材14は横長の略矩形の板状の遮光部20と遮光部20の左端部から下方へ突出された連結用突部21とから成る。連結用突部21は前面が遮光部20の前面より稍後側に位置するように形成されている。
遮光部20の左端部と連結用突部21の下端部とにはそれぞれ前後に貫通された連結孔20a、21aが形成されている。
遮光部20の下縁には左右方向における中央を挟んで左右に突状部20bと凹状部20cが形成されている(図7参照)。突状部20bは遮光部20の厚み方向における後側半分の部分に設けられ、凹状部20cは遮光部20の厚み方向における後側半分の部分において下方及び後方に開口する形状に形成されている。
連結用突部21の下端寄りの位置には前方へ突出された摺動突部21bが設けられている。
第1の遮蔽部材14は、図2及び図3に示すように、連結孔20a、21aにそれぞれ第1の駆動アーム12の第1の連結部12bと第2の駆動アーム13の第2の連結部13cとが後方から挿入されて第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13に連結される。
第1の遮蔽部材14が第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13に連結された状態においては、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13がそれぞれ第1の連結部12bと第2の連結部13cを支点として第1の遮蔽部材14に対して回動可能とされる。
第2の遮蔽部材15は横長の略矩形の板状の遮光部22と遮光部22の右端部から上方へ突出された連結用突部23とから成る。連結用突部23は前面が遮光部22の前面より稍後側に位置するように形成されている。
遮光部22の右端部と連結用突部23の上端部とにはそれぞれ前後に貫通された連結孔22a、23aが形成されている。
遮光部22の上縁には左右方向における中央を挟んで左右に凹状部22bと突状部22cが形成されている(図7参照)。凹状部22cは遮光部22の厚み方向における後側半分の部分において上方及び後方に開口する形状に形成され、突状部22bは遮光部22の厚み方向における後側半分の部分に設けられている。
連結用突部23の上端寄りの位置には前方へ突出された摺動突部23bが設けられている。
第2の遮蔽部材15は、図2及び図3に示すように、連結孔22a、23aにそれぞれ第2の駆動アーム13の第1の連結部13bと第1の駆動アーム12の第2の連結部12cとが後方から挿入されて第2の駆動アーム13と第1の駆動アーム12に連結される。
第2の遮蔽部材15が第2の駆動アーム13と第1の駆動アーム12に連結された状態においては、第2の駆動アーム13と第1の駆動アーム12がそれぞれ第1の連結部13bと第2の連結部12cを支点として第1の遮蔽部材15に対して回動可能とされる。
第1の遮蔽部材14は遮光部20の右端部20dが第2の遮蔽部材15の連結用突部23に前側から重ねられ、第2の遮蔽部材15は遮光部22の左端部22dが第1の遮蔽部材14の連結用突部21に前側から重ねられ、遮光部20と遮光部22が前後方向において同じ位置に位置される。
上記のように、第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15がそれぞれ支持ベース11に支持された第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13に連結された状態においては、遮光部20の上縁と遮光部22の下縁との前側にそれぞれ支持ベース11の第2の取付突部18、18に設けられた押さえ部18b、18bが位置される(図5及び図8参照)。
従って、第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15の支持ベース11からの脱落が防止され、バリア装置5の組立時において第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15の第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13に対する連結状態が解除され難く、組立性の向上を図ることができる。
上記したように、支持ベース11に第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13が支持され第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13が第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15に連結された状態において、支持ベース11に前方から押さえカバー24が取り付けられる(図2及び図4参照)。
押さえカバー24は前後方向を向く板状の横長の枠状に形成され、左右両端部にそれぞれ位置決め孔24a、24aを有し、左右両端部と上下両端部にそれぞれネジ挿通孔24b、24b、・・・を有している。
押さえカバー24は、位置決めピン17a、17aがそれぞれ位置決め孔24a、24aに挿通されて支持ベース11に対して位置決めされ、取付ネジ25、25、・・・がそれぞれネジ挿通孔24b、24b、・・・を挿通され螺穴17b、17b、18c、18cに螺合されて第1の取付突部17、17と第2の取付突部18、18に取り付けられる。尚、押さえカバー24の支持ベース11への取付はネジ止めに限られることはなく、接着等の他の手段を用いることも可能である。
押さえカバー24が支持ベース11に取り付けられることにより、押さえカバー24によって第1の駆動アーム12、第2の駆動アーム13、第1の遮蔽部材14及び第2の遮蔽部材15の支持ベース11からの脱落が防止される。押さえカバー24が支持ベース11に取り付けられた状態においては、支持ベース11に形成された開口部16a、16aの一部が閉塞される。
ケース部19にはアクチュエーター26が後方から挿入されて配置される(図2参照)。アクチュエーター26はヨーク27、27とヨーク27、27間に保持された駆動コイル28とヨーク27、27間に配置された円筒状の回転マグネット29とを有している。回転マグネット29には前方へ突出された作用ピン29aが設けられている。回転マグネット29は、例えば、周方向においてN極とS極に着磁されている。
ケース部19にアクチュエーター26が配置された状態においては、回転マグネット29がケース部19の内部に設けられた図示しない軸部に回転自在に支持され、作用ピン29aがベース面部16に形成された挿通孔16dから前方へ突出されて第2の駆動アーム13の作用孔13eに挿入される(図5参照)。
ケース部19に配置されたアクチュエーター26はケース部19の後端部に取り付けられる閉塞カバー30によって閉塞される(図2参照)。閉塞カバー30は、例えば、取付ネジ31によってケース部19に取り付けられる。
上記のように構成されたバリア装置5は、第1のレンズ鏡筒3と第2のレンズ鏡筒4の前端部にネジ止め等によって取り付けられる。バリア装置5が第1のレンズ鏡筒3と第2のレンズ鏡筒4に取り付けられた状態においては、図1に示すように、支持ベース11に形成された開口部16a、16aがそれぞれ第1のレンズ9と第2のレンズ10の前側に位置される。
アクチュエーター26は駆動コイル28の通電方向に応じてヨーク27、27の着磁状態が切り替えられることにより回転マグネット29が回転されるように構成されている。
駆動コイル28に一方の通電方向への駆動電流が供給されると、回転マグネット29が一方へ回転され、作用ピン29aが作用孔13eの開口縁を一方へ押圧することにより第2の駆動アーム13が軸支持孔13aを支点として一方へ回動される。第2の駆動アーム13が一方、例えば、前方から見て時計回り方向へ回動されるときには、第1の遮蔽部材14が略下方へ移動されると共に第2の遮蔽部材15が略上方へ移動され遮光部20と遮光部22が互いに近付く方向へ閉塞位置まで移動される。このとき第1の駆動アーム12は軸支持孔12aを支点として第2の駆動アーム13と同じ方向へ回動される。
一方、駆動コイル28に他方の通電方向への駆動電流が供給されると、回転マグネット29が他方へ回転され、作用ピン29aが作用孔13eの開口縁を他方へ押圧することにより第2の駆動アーム13が軸支持孔13aを支点として他方へ回動される。第2の駆動アーム13が他方、例えば、前方から見て反時計回り方向へ回動されるときには、第1の遮蔽部材14が略上方へ移動されると共に第2の遮蔽部材15が略下方へ移動され遮光部20と遮光部22が互いに離隔する方向へ開放位置まで移動される。このとき第1の駆動アーム12は軸支持孔12aを支点として第2の駆動アーム13と同じ方向へ回動される。
[バリア装置の動作]
以下に、バリア装置5の動作について説明する(図9乃至図12参照)。
以下に、バリア装置5の動作について説明する(図9乃至図12参照)。
撮影が行われない状態においては、バリア装置5によって開口部16a、16aが閉塞されている。このとき第1の駆動アーム12は第1の連結部12bが第2の連結部12cより下方に位置する状態とされ(図9参照)、第1の駆動アーム12の上縁の右端寄りの部分が支持ベース11における右側に位置するストッパー突部16eに接することにより前方から見た時計回り方向への回動が規制されている。従って、第1の遮蔽部材14が下方の移動端に保持され第2の遮蔽部材15が上方の移動端に保持され、第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15が閉塞位置にある。
尚、バリア装置5においては、第1の遮蔽部材14の遮光部20の下縁と第2の遮蔽部材15の遮光部22の上縁とが突き合わされて接触されることにより、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の回動が規制されると共に第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15が閉塞位置に保持されるようにすることも可能である。
閉塞位置においては、図9及び図10に示すように、第1の遮蔽部材14における遮光部20の突状部20bが第2の遮蔽部材15における遮光部22の凹状部22bに嵌合されると共に第2の遮蔽部材15における遮光部22の突状部22cが第1の遮蔽部材14における遮光部20の凹状部20cに嵌合され、遮光部20の下縁と遮光部22の上縁とが密着された状態に保持されている。
上記した閉塞位置において駆動コイル28に駆動電流が供給されると、回転マグネット29が回転され、作用ピン29aが第2の駆動アーム13の作用孔13eの開口縁を上方へ押圧することにより第2の駆動アーム13が軸支持孔13aを支点として反時計回り方向へ回動される。
第2の駆動アーム13が回動されると、第1の遮蔽部材14が上方へ移動されると共に第2の遮蔽部材15が下方へ移動され第1の駆動アーム12が第2の駆動アーム13と同じ方向へ軸支持孔12aを支点として回動される(図11参照)。第1の駆動アーム12は第1の連結部12bが第2の連結部12cより上方に位置する状態とされ、第1の駆動アーム12の上縁の左端寄りの部分が支持ベース11における左側に位置するストッパー突部16eに接することにより反時計回り方向への回動が規制される。従って、第1の遮蔽部材14が上方の移動端に保持され第2の遮蔽部材15が下方の移動端に保持され、第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15が開放位置に保持される(図11及び図12参照)。
第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15が開放位置まで移動されることにより、開口部16a、16aが同時に開放され、撮影が可能な状態とされる。
上記した開放位置において駆動コイル28に上記とは逆方向へ駆動電流が供給されると、回転マグネット29が上記と逆方向へ回転され、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13が時計回り方向へ回動され第1の遮蔽部材14が下方へ移動されると共に第2の遮蔽部材15が上方へ移動されて閉塞位置に戻る。
[その他]
上記には、アクチュエーター26が支持ベース11の左右方向における中央部以外の位置に配置された例を示したが、アクチュエーター26の位置はこのような位置に限られることはなく、例えば、図13に示すように、支持ベース11の左右方向における中央部に配置することも可能である。
上記には、アクチュエーター26が支持ベース11の左右方向における中央部以外の位置に配置された例を示したが、アクチュエーター26の位置はこのような位置に限られることはなく、例えば、図13に示すように、支持ベース11の左右方向における中央部に配置することも可能である。
支持ベース11の左右方向における中央部、即ち、開口部16a、16a間に配置されたアクチュエーター26Aは、ヨーク27A、27Aとヨーク27A、27A間に保持された駆動コイル28とヨーク27A、27A間に配置された回転マグネット29とを有している。ヨーク27A、27Aは略上下に延びるように形成され、上下両端部がそれぞれベース面部16の上下両端部の背面側に位置され中間部がベース面部16の膨出部16bの背面側に位置されている。
アクチュエーター26Aにおいては、駆動コイル28が、例えば、ヨーク27A、27Aの上端部間に配置され、回転マグネット29が、例えば、ヨーク27A、27Aの下端部間に配置されている。
このように支持ベース11の左右方向における中央部、即ち、開口部16a、16a間に配置されたアクチュエーター26Aを設けることにより、アクチュエーター26Aの良好な磁気バランスを確保することができる。
また、開口部16a、16a間にはスペースが存在するため、このスペースにアクチュエーター26Aを配置してスペースの有効活用を図ることにより、撮像装置1の小型化を図ることができる。
また、上記には、突状部20b、22cがそれぞれ遮光部20、22の厚み方向における後側半分の部分に設けられ、凹状部20c、22bがそれぞれ遮光部20、22の厚み方向における後側半分の部分において後方に開口する形状に形成された例を示した。
しかしながら、図14及び図15に示すように、第1の遮蔽部材14Aと第2の遮蔽部材15Aにおいて、突状部20b、22cがそれぞれ遮光部20A、22Aの厚み方向における前側半分の部分に設けられ、凹状部20c、22bがそれぞれ遮光部20A、22Aの厚み方向における前側半分の部分において前方に開口する形状に形成されるようにしてもよい。
遮蔽部材14Aと遮蔽部材15Aは第1の光路と第2の光路を同時に開閉する開閉部として機能する。
遮蔽部材14Aと遮蔽部材15Aは第1の光路と第2の光路を同時に開閉する開閉部として機能する。
上記のような第1の遮蔽部材14Aと第2の遮蔽部材15Aを用いることにより、閉塞位置において、第1の遮蔽部材14Aと第2の遮蔽部材15Aにおける遮光部20A、22Aの右端部20dと左端部22dがそれぞれ連結用突部23、21に前側から重ねられ、突状部20b、22cがそれぞれ凹状部20c、22bに後側から重ねられて嵌合される。
従って、第1の遮蔽部材14Aと第2の遮蔽部材15Aを用いることにより、閉塞位置において、第1の遮蔽部材14Aと第2の遮蔽部材15Aの重なる方向が、重なる部分によって厚み方向(前後方向)において反対方向とされるため、閉塞位置における第1の遮蔽部材14Aと第2の遮蔽部材15Aの密着性が向上し、閉塞状態の安定化を図ることができる。
尚、上記には、遮光部20A、22Aがそれぞれ連結用突部23、21に前側から重ねられ、突状部20b、22cがそれぞれ凹状部20c、22bに後側から重ねられた例を示したが、逆に、遮光部20A、22Aがそれぞれ連結用突部23、21に後側から重ねられ、突状部20b、22cがそれぞれ凹状部20c、22bに前側から重ねられるように構成することも可能である。
[まとめ]
以上に記載した通り、撮像装置1にあっては、被写体の像を導く第1の光学系の第1の光路と、第1の光路と異なる像を導く第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部として機能する遮蔽部材14、15と、遮蔽部材14、15と連結され所定の方向へ移動されて遮蔽部材14、15を動作させる駆動機構として機能する駆動アーム12、13とを設けている。
以上に記載した通り、撮像装置1にあっては、被写体の像を導く第1の光学系の第1の光路と、第1の光路と異なる像を導く第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部として機能する遮蔽部材14、15と、遮蔽部材14、15と連結され所定の方向へ移動されて遮蔽部材14、15を動作させる駆動機構として機能する駆動アーム12、13とを設けている。
従って、開口部16a、16a(第1の光路と第2の光路)のうちの一方が開放されたときに他方が開放されないと言うような不具合の発生を防止することができ、遮蔽部材14、15の動作により常に所望の撮影状態を確保することができる。
また、第1の光路と第2の光路の開放時において両者の開放タイミングに時間差が生じると言うような不具合の発生を防止することができ、撮影の開始までの時間の遅れを生じることがなく良好な撮影の機会を確保することができる。
また、撮像装置1にあっては、一対の駆動アーム12、13と一対の遮蔽部材14、15によって平行リンク機構を構成している。
従って、第1の光路と第2の光路を同時に開閉する機構として最適な機構が用いられており、簡素な機構によって第1の光路と第2の光路を同時に容易に開閉することができる。
さらに、撮像装置1にあっては、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13がそれぞれ回動可能とされ、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の回動支点を挟んだ反対側にそれぞれ第1の連結部12b、13bと第2の連結部12c、13cを設けている。また、第1の駆動アーム12は第1の連結部12bが第1の遮蔽部材14と回動可能な状態で連結され第2の連結部12cが第2の遮蔽部材15と回動可能な状態で連結され、第2の駆動アーム13は第1の連結部13bが第2の遮蔽部材15と回動可能な状態で連結され第2の連結部13cが第1の遮蔽部材14と回動可能な状態で連結されている。
従って、平行リンク機構の一部として設けられた第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15を第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13によって確実かつ容易に移動させることが可能であり、第1の遮蔽部材14と第2の遮蔽部材15の動作の適正化を図ることができる。
さらにまた、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13がそれぞれ所定の面に沿ってそれぞれ回動可能とされ、駆動アーム12、13の少なくとも一方の回動支点が開口部16a、16aの開口方向から見て開口部16a、16aの間に位置するようにしている。
さらにまた、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13がそれぞれ所定の面に沿ってそれぞれ回動可能とされ、駆動アーム12、13の少なくとも一方の回動支点が開口部16a、16aの開口方向から見て開口部16a、16aの間に位置するようにしている。
従って、開口部16a、16a間にはスペースが存在するため、このスペースに第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の少なくとも一方の回動支点を設けることにより、スペースの有効活用による撮像装置1の小型化を図ることができる。
加えて、第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム13の各回動支点を、開口部16a、16aの開口方向に直交し開口部16a、16aの並び方向に直交する方向(上下方向)において離隔する位置に設けている。
従って、開口部16a、16aの並び方向、即ち、左右方向のスペースを最小化することが可能であり、撮像装置1の一層の小型化を図ることができる。
[撮像装置の一実施形態]
図16に、本発明撮像装置の一実施形態によるビデオカメラのブロック図を示す。
図16に、本発明撮像装置の一実施形態によるビデオカメラのブロック図を示す。
撮像装置(ビデオカメラ)100は、撮像機能を担うカメラブロック30と、撮影された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部31と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部32とを有している。また、撮像装置100は、撮影された画像等を表示する液晶パネル等の画像表示部33と、メモリーカード1000への画像信号の書込及び読出を行うR/W(リーダ/ライタ)34と、撮像装置の全体を制御するCPU(Central Processing Unit)35と、ユーザーによって所要の操作が行われる各種のスイッチ等から成る入力部36と、カメラブロック30に配置されたレンズの駆動を制御するレンズ駆動制御部37とを備えている。
カメラブロック30は、レンズ群38を含む光学系や、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子39等とによって構成されている。
カメラ信号処理部31は、撮像素子39からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行う。
画像処理部32は、所定の画像データーフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデーター仕様の変換処理等を行う。
画像表示部33はユーザーの入力部36に対する操作状態や撮影した画像等の各種のデーターを表示する機能を有している。
R/W34は、画像処理部32によって符号化された画像データーのメモリーカード1000への書込及びメモリーカード1000に記録された画像データーの読出を行う。
CPU35は、撮像装置100に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能し、入力部36からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
入力部36は、例えば、シャッター操作を行うためのシャッターレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等によって構成され、ユーザーによる操作に応じた指示入力信号をCPU35に対して出力する。
レンズ駆動制御部37は、CPU35からの制御信号に基づいてレンズ群38の各レンズを駆動する図示しないモータ等を制御する。
メモリーカード1000は、例えば、R/W34に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリーである。
以下に、撮像装置100における動作を説明する。
撮影の待機状態では、CPU35による制御の下で、カメラブロック30において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部31を介して画像表示部33に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、入力部36からのズーミングのための指示入力信号が入力されると、CPU35がレンズ駆動制御部37に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部37の制御に基づいてレンズ群38の所定のレンズが移動される。
入力部36からの指示入力信号によりカメラブロック30の図示しないシャッターが動作されると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部31から画像処理部32に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデーターフォーマットのデジタルデーターに変換される。変換されたデーターはR/W34に出力され、メモリーカード1000に書き込まれる。
尚、フォーカシングは、CPU35からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部37がレンズ群38の所定のレンズを移動させることにより行われる。
メモリーカード1000に記録された画像データーを再生する場合には、入力部36に対する操作に応じて、R/W34によってメモリーカード1000から所定の画像データーが読み出され、画像処理部32によって伸張復号化処理が行われた後、再生画像信号が画像表示部33に出力されて再生画像が表示される。
尚、上記した技術は、非撮影時にレンズの保護を行う装置としての用途の他、例えば、レンズ鏡筒の内部等に配置され羽根の開閉を行うことにより光量の調節を行うアイリスやシャッター等の用途としても用いることが可能である。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
1…撮像装置、3…第1のレンズ鏡筒、4…第2のレンズ鏡筒、5…バリア装置、9…第1のレンズ、10…第2のレンズ、11…支持ベース、12…第1の駆動アーム、12a…軸支持孔(回動支点)、12b…第1の連結部、12c…第2の連結部、13…第2の駆動アーム、13a…軸支持孔(回動支点)、13b…第1の連結部、13c…第2の連結部、14…第1の遮蔽部材、15…第2の遮蔽部材、18a…規制部、18b…押さえ部、20…遮光部、21…連結用突部、22…遮光部、23…連結用突部、26…アクチュエーター、26A…アクチュエーター、14A…第1の遮蔽部材、15A…第2の遮蔽部材、20A…遮光部、22A…遮光部、100…撮像装置
Claims (11)
- 被写体を撮像するための撮像装置の一部を構成するバリア装置であって、
前記被写体の像を導く第1の光学系の第1の光路と、前記第1の光路と異なる像を導く第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部と、
前記開閉部と連結され所定の方向へ移動されて前記開閉部を動作させる駆動機構とを備える
バリア装置。 - 前記開閉部は一対の遮蔽部材を有し、
前記駆動機構は一対の駆動アームを有し、
前記一対の遮蔽部材と前記一対の駆動アームとによって平行リンク機構を構成する
請求項1に記載のバリア装置。 - 前記一対の駆動アームがそれぞれ回動可能とされ、
前記一対の駆動アームに回動支点を挟んだ反対側にそれぞれ第1の連結部と第2の連結部が設けられ、
一方の前記駆動アームは前記第1の連結部が一方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結され前記第2の連結部が他方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結され、
他方の前記駆動アームは前記第1の連結部が他方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結され前記第2の連結部が一方の前記遮蔽部材と回動可能な状態で連結された
請求項2に記載のバリア装置。 - 前記一対の駆動アームがそれぞれ所定の面に沿ってそれぞれ回動可能とされ、
前記第1の光学系が像を導くための第1の開口部と前記第2の光学系が像を導くための第2の開口部とが形成され、
前記一対の駆動アームの少なくとも一方の回動支点が前記開口部の開口方向から見て前記第1の開口部と前記第2の開口部の間に位置するようにした
請求項2に記載のバリア装置。 - 前記一対の駆動アームの各回動支点が前記開口方向に直交し前記第1の開口部と前記第2の開口部の並び方向に直交する方向において離隔する位置に設けられた
請求項4に記載のバリア装置。 - 前記一対の駆動アームをそれぞれ回動自在に支持する支持ベースを設け、
前記支持ベースに前記一対の駆動アームの前記支持ベースからの浮き上がりをそれぞれ規制する規制部を設けた
請求項2に記載のバリア装置。 - 前記一対の駆動アームがそれぞれ前記開口方向に直交する方向に延びる形状に形成され、
前記一対の駆動アームの各回動支点がそれぞれ長手方向における中央部に形成され、
前記各規制部が前記一対の駆動アームの長手方向における中央部にそれぞれ対向して位置するようにした
請求項6に記載のバリア装置。 - 前記一対の駆動アームをそれぞれ回動自在に支持する支持ベースを設け、
前記支持ベースに前記一対の駆動アームをそれぞれ押さえて前記一対の遮蔽部材との連結状態を保持する押さえ部を設けた
請求項2に記載のバリア装置。 - 前記第1の光学系が像を導くための第1の開口部と前記第2の光学系が像を導くための第2の開口部とが形成され、
前記一対の遮蔽部材に、それぞれ前記第1の開口部と前記第2の開口部の並び方向に延びる遮光部と、前記遮光部にそれぞれ連続し前記開口部の開口方向に直交し前記第1の開口部と前記第2の開口部の並び方向に直交する方向に延びる連結用突部とを設け、
一方の前記遮蔽部材の開閉部における長手方向に延びる一方の側縁と他方の前記遮蔽部材の開閉部における長手方向に延びる一方の側縁とが前記光軸方向において重なって前記第1の開口部と前記第2の開口部が閉塞され、
一方の前記遮蔽部材の遮光部の長手方向における一方の端縁と他方の前記遮蔽部材の連結用突部とが前記開口方向において重なった状態とされ、
前記遮光部の端縁と前記連結用突部とが重なる方向が、前記連結用突部に連続して位置する前記遮光部の側縁と他方の前記遮光部の側縁とが重なる方向に対して反対方向にされた
請求項2に記載のバリア装置。 - 前記第1の光学系が像を導くための第1の開口部と前記第2の光学系が像を導くための第2の開口部とが形成され、
前記一対の駆動アームを移動させるアクチュエーターを設け、
前記アクチュエーターを前記第1の開口部と前記第2の開口部の間に配置した
請求項2に記載のバリア装置。 - 被写体を撮像するための撮像装置であって、
前記被写体の像を導く第1の光学系を有する第1のレンズ鏡筒と、
前記第1の光学系と異なる像を導く第2の光学系を有する第2のレンズ鏡筒と、
前記第1のレンズ鏡筒と前記第2のレンズ鏡筒の一端部に取り付けられたバリア装置とを備え、
前記バリア装置は、前記第1の光学系の第1の光路と前記第2の光学系の第2の光路とを同時に開閉する開閉部と、前記開閉部と連結され所定の方向へ移動されて前記開閉部を動作させる駆動機構とを有する
撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010293689A JP2012141424A (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | バリア装置及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010293689A JP2012141424A (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | バリア装置及び撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012141424A true JP2012141424A (ja) | 2012-07-26 |
Family
ID=46677780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010293689A Pending JP2012141424A (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | バリア装置及び撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012141424A (ja) |
-
2010
- 2010-12-28 JP JP2010293689A patent/JP2012141424A/ja active Pending
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