JP2012139946A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体を噴射する複数のノズルを有する液体噴射ヘッド110と、液体噴射ヘッド110のノズルから噴射された液体を受けるとともに変形可能なシート状部材117が固定されてなる液体受け部116と、シート状部材117を変形させる変形部118と、を備えた液体噴射装置に関する。
【選択図】図2
Description
この構成によれば、シート状部材が液体を受けるときの形状から、形状を変化させることで、シート状部材に付着した液体の状態を変化させることができ、液体を流したり、液体の固化物を除去させることが可能になる。
この構成によれば、付着した液体の変形量を大きくすることで、液体を流したり、液体の固化物を除去させることがより可能になる。
この構成によれば、シート状部材に当接部を当接させることで容易にシート状部材を変形させることができる。
この構成によれば、付着した液体の固化物の変形量を大きくすることで亀裂を生じさせ、シート状部材から固化物を剥離しやすくして除去する。
この構成によれば、シート状部材が液体を受けた後の時間が長い場合に、シート状部材の変形量を大きくするので、シート状部材から固化物を確実に剥離して除去することができる。
この構成によれば、液体噴射ヘッドの移動に同期してシート状部材を変形させる構成を実現できる。
この構成によれば、変形位置を変化させることでシート状部材上の液体を効率的に除去することができる。
図1に示すプリンター100は、例えば、紙、プラスチックシートなどのシート状の媒体Mを搬送しつつ印刷処理を行う装置である。プリンター100は、筐体101と、媒体Mにインクを噴射するインクジェット機構102と、当該インクジェット機構102にインクを供給するインク供給機構103と、媒体Mを搬送する搬送機構104と、インクジェット機構102の保全動作を行うメンテナンス機構105と、これら各機構を制御する制御装置(制御部)106とを備えている。
インク受け部116は、+Y側にインクの噴射方向に沿った1つの壁を有する。そして、−Y側にはZ方向、Y方向に離間しインクの噴射方向に沿った2つの壁を有する。また、図示されていないが、X方向に離間しインクの噴射方向に沿って形成された2つの壁を有する。そして、離間した2つの壁にシート状部材117が固定されている。これにより、インク受け部116とシート状部材117によって形成された部材は、Z方向に貫通した空間部を有する。
フラッシング動作を行わせる場合、制御装置106は、ヘッド110をホームポジションまで移動させ、ヘッド110の噴射面110aとフラッシング機構115とを対向させた状態とする。具体的に、制御装置106は、ヘッド110をフラッシング位置H1まで移動させる。フラッシング位置H1は、ヘッド110の噴射面110aがシート状部材117上に対向して配置される位置であり、ヘッド110から噴射されたインクがシート状部材117に付着する位置である。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。本実施形態と上記実施形態との違いは、インク供給系の構造及びフラッシング機構115のインク受け部116に固定されたシート状部材117を変形させる構造であり、それ以外の構成については同一である。そのため、以下では、インク供給系の構造およびシート状部材117を変形する構造を主体に説明し、それ以外の構成についての詳細な説明については省略若しくは簡略するものとする。
本実施形態に係るプリンター100は、図5に示すように、インクカートリッジ6内に設けられたインクパック6aを加圧することで供給チューブTBを介してインクをヘッド110側に供給する供給システム300を有している。供給システム300は、膨縮することでインクパック6aを加圧可能な膨縮部材301と、ポンプ302と、ポンプ302から送られる空気を膨縮部材301に搬送する搬送チューブ303と、を備えている。なお、ポンプ302は制御装置106に電気的に接続されており、その駆動が制御装置106に制御されるようになっている。
図6(a)に示すようにフラッシング機構215は、ノズルNZから噴射されたインクを受けるインク受け部116と、インク受け部116で受けたインクが回収される廃インクタンク114と、インク受け部116に設けられ、ノズルNZから噴射されたインクを受けるとともに変形可能なシート状部材117と、該シート状部材117を変形させる変形部(圧力変動部)218と、を含んでいる。
シート状部材117のヘッド110と反対側とインク受け部材116は、受圧空間Kを構成している。
次に、本発明に係る第2実施形態に係る変形例について説明する。図7は本変形例に係るフラッシング機構315の構成を示す図である。図7に示すように、フラッシング機構315は、インク受け部216と、廃インクタンク114と、シート状部材117と、該シート状部材117を変形させる変形部218と、を含んでいる。インク受け部216には、シート状部材117とインク受け部116との間に形成される受圧空間Kとシート状部材117における噴射面117a(表面)の近傍の空間とを連通させる連通部217が形成されており、該連通部217には当該連通部217を閉塞可能な連通部バルブとしての閉塞バルブV3が設けられている。なお、閉塞バルブV3は、制御装置106に電気的に接続されており、その開閉動作が制御されるようになっている。
制御装置106は、フラッシング処理によってノズルNZからシート状部材117上にインクが噴射された後、閉塞バルブV3を閉じた状態で、変形部218を駆動して受圧空間Kに加圧空気を送り込むことでシート状部材117を凸状に変形させ、シート状部材117の表面からインクLをインク受け部116内に滑り落とし、シート状部材117に付着していたインクLを除去できる。
Claims (8)
- 液体を噴射する複数のノズルを有する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドの前記ノズルから噴射された前記液体を受けるとともに変形可能なシート状部材が固定されてなる液体受け部と、
前記シート状部材を変形させる変形部と、
を備えた液体噴射装置。 - 前記変形部は、前記シート状部材が前記液体を受けるときの前記シート状部材の形状に対して、形状を変化させる請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記変形部は、前記シート状部材が前記液体を受ける面と反対側から前記液体を受ける面側の方向に前記シート状部材を変形させる請求項2に記載の液体噴射装置。
- 前記変形部は、前記シート状部材が前記液体を受ける面と反対側から当接する当接部を有する請求項3に記載の液体噴射装置。
- 前記当接部を前記シート状部材に当接することで、前記シート状部材に付着した液体の固化物に亀裂を生じさせる請求項4に記載の液体噴射装置。
- 前記変形部は、前記シート状部材の変形する量を可変とし、
前記シート状部材が前記液体を受けた後の時間が長い場合に、前記シート状部材の変形量を大きくする請求項5に記載の液体噴射装置。 - 前記変形部は、前記液体噴射ヘッドを移動させたときに一方の端部が当接可能なレバー部を有し、
前記レバー部は、前記液体噴射ヘッドが前記ノズルから前記液体受け部に前記液体を噴射する第1の位置と異なる第2の位置に移動した際、他方の端部に位置する前記当接部が前記シート状部材を変形させる請求項6に記載の液体噴射装置。 - 前記変形部は、前記シート状部材における前記当接部との当接位置を変化させる請求項7に記載の液体噴射装置。
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