JP2012136946A - バイナリー発電システム - Google Patents

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    • Y02E10/10Geothermal energy

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Abstract

【課題】季節に関係なく発電量を安定して供給することができ、かつ、システム全体のエネルギー効率を向上させることができるバイナリー発電システムを提供すること。
【解決手段】蒸発器7で蒸発気化された作動媒体の媒体蒸気で媒体タービン2を駆動して発電し、前記媒体タービン2を駆動した媒体蒸気を凝縮器4で凝縮液化させるバイナリー発電システム1であって、前記蒸発器7において前記作動媒体を加熱した熱源流体を駆動源として、前記冷媒を冷却せしめる冷却装置9を具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、地熱流体(熱水または蒸気)あるいは工場設備の温排水等を熱源として、ペンタン、イソペンタン、ヘキサン、アンモニア等の作動媒体を蒸発させ、この作動媒体の媒体蒸気で蒸気タービンを駆動して発電するバイナリー発電システムに関するものである。
地熱流体(熱水または蒸気)あるいは工場設備の温排水等を熱源として作動媒体を蒸発させ、この作動媒体の媒体蒸気で媒体タービンを駆動して発電するバイナリー発電システムとしては、例えば、図2に示すものや、特許文献1の図1に開示されたものが知られている。
特開2005−248877号公報
しかしながら、図2に示すバイナリー発電システム21では、媒体タービン22での仕事を終えた作動媒体の媒体蒸気が、空気冷却式の凝縮器23で凝縮液化されるようになっている。凝縮器23を通過する媒体蒸気を冷却して凝縮液化させる空気の温度は、水等と比較して温度が高くかつ季節によって大きく変動するため、媒体蒸気の冷却に河川水を用いた場合と比較して、媒体タービンの出口圧力を十分低下できず、また大きく変動する。その結果、媒体蒸気の冷却に河川水を用いた場合と比較して、季節によって媒体タービン22の出力が低く、かつ大きく変動するため、発電機24の出力、すなわち発電量が低く不安定になるといった問題点があった。
なお、図2中の符号25、26、27、28、29はそれぞれ、ファン(送風機)、媒体ポンプ、蒸発器、生産井、還元井である。
そこで、このような問題点を解決するため、特許文献1の図1に開示されているバイナリー発電システムでは、タービン4での仕事を終えた低圧二酸化炭素ガス2Cを、空気を使用せず、冷媒管10を介して吸収式冷凍機9から供給された冷媒7を使用して熱交換器(蒸発器)8で凝縮液化させるようにしている。
しかしながら、特許文献1の図1に開示されているバイナリー発電システムでは、吸収式冷凍機9を構成する再生器17に、熱水(生産井から汲み上げられた熱水)が直接供給されるようになっている。そのため、再生器17のみを通過した温度の高い熱水が還元井に戻されることになり、システム全体のエネルギー効率が宜しくないといった問題点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、季節に関係なく発電量を安定して供給することができ、かつ、システム全体のエネルギー効率を向上させることができるバイナリー発電システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係るバイナリー発電システムは、蒸発器で蒸発気化された作動媒体の媒体蒸気で媒体タービンを駆動して発電し、前記媒体タービンを駆動した媒体蒸気を凝縮器で凝縮液化させるバイナリー発電システムであって、前記蒸発器において前記作動媒体を加熱した熱源流体を取り入れ、この熱源流体を駆動源として、前記凝縮器に供給される冷媒を冷却させる機能を備えた冷却装置、例えば吸収式冷凍機を具備している。
本発明に係るバイナリー発電システムによれば、媒体タービンを駆動した媒体蒸気を凝縮液化させる凝縮器には、季節に関係なく(一年を通して)、(略)一定の温度を有する冷媒が冷却装置から供給されることになる。
また、蒸発器において作動媒体を加熱した熱源流体は、冷却装置の駆動源としてさらに熱を供給し、系外(例えば、還元井)に棄てられることになる。
これにより、季節に関係なく発電量を安定して供給することができ、かつ、システム全体のエネルギー効率を向上させることができる。
上記バイナリー発電システムにおいて、前記冷却装置が、前記凝縮器と前記蒸発器との間に配置された予熱器に供給される作動媒体とを熱交換させて、前記作動媒体を加熱する放熱器を備えているとさらに好適である。
このようなバイナリー発電システムによれば、蒸発器において作動媒体を加熱した熱源流体は、予熱器で作動媒体をさらに加熱し、外部(例えば、還元井)に棄てられることになる。
これにより、システム全体のエネルギー効率をさらに向上させることができる。
本発明に係るバイナリー発電システムによれば、季節に関係なく発電量を安定して供給することができ、かつ、システム全体のエネルギー効率を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るバイナリー発電システムの概略を示す全体構成図である。 従来のバイナリー発電システムの概略を示す全体構成図である。
以下、本発明の一実施形態に係るバイナリー発電システムについて、図1を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係るバイナリー発電システムの概略を示す全体構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係るバイナリー発電システム1は、地熱流体(熱水または蒸気)を熱源(流体)として作動媒体を蒸発させ、この作動媒体の媒体蒸気で媒体タービン2を駆動して発電する発電装置であり、媒体タービン2と、発電機3と、凝縮器4と、媒体ポンプ5と、予熱器6と、蒸発器7と、作動媒体循環路8と、冷却装置(例えば、吸収式冷凍機)9と、冷媒循環路10と、作動媒体循環路11とを備えている。
なお、図1中の符号12、13はそれぞれ、生産井、還元井(系外:外部)である。
媒体タービン2、凝縮器4、媒体ポンプ5、予熱器6、および蒸発器7は、作動媒体循環路8を介して接続されており、媒体ポンプ5から送出(吐出)された作動媒体は、作動媒体循環路8→予熱器6→作動媒体循環路8→蒸発器7→作動媒体循環路8→媒体タービン2→作動媒体循環路8→凝縮器4→作動媒体循環路8→媒体ポンプ5の順に循環するようになっている。
凝縮器4と冷却装置9とは、冷媒循環路10を介して接続されており、冷却装置9に内蔵された図示しない(第1の)ポンプから送出(吐出)された冷たい冷媒は、冷媒循環路10→凝縮器4→冷媒循環路10→冷却装置9に内蔵された図示しない(第1の)熱交換器→冷媒循環路10→ポンプの順に循環するようになっている。
そして、凝縮器4では、作動媒体と冷媒との間で熱交換が行われ、すなわち、冷媒により作動媒体が冷却され(作動媒体から熱が奪われ)、作動媒体が凝縮液化させられることになる。
予熱器6と冷却装置9とは、冷媒循環路11を介して接続されており、冷却装置9に内蔵された図示しない(第2の)ポンプから送出(吐出)された温かい冷媒は、作動媒体循環路11→予熱器6→作動媒体循環路11→冷却装置9に内蔵された図示しない(第2の)熱交換器(放熱器)→作動媒体循環路11→ポンプの順に循環するようになっている。
そして、予熱器6では、作動媒体と作動媒体(例えば、水)との間で熱交換が行われ、すなわち、作動媒体により作動媒体が加熱され(作動媒体に熱が与えられ)、作動媒体が昇温させられることになる。
一方、蒸発器7と冷却装置9とは、生産井12から汲み上げられた地熱流体(熱水または蒸気)を還元井13に導く熱源供給路21を介して接続されており、生産井12から汲み上げられた地熱流体は、熱源供給路21→蒸発器7→熱源供給路21→冷却装置9→熱源供給路21を順に通って還元井13に導かれるようになっている。
そして、蒸発器7では、作動媒体と地熱流体との間で熱交換が行われ、すなわち、地熱流体により作動媒体が加熱され(作動媒体に熱が与えられ)、作動媒体が蒸発気化させられることになる。
また、冷却装置9では、蒸発器7で作動媒体に熱を奪われた地熱流体が冷却装置9の駆動源として熱を供給し、冷却装置9で冷媒の冷却が行われる。
さらに、冷却装置9の放熱は、予熱器6で作動媒体(例えば、水)と作動媒体との間で熱交換が行われ、すなわち、蒸発器7で作動媒体に熱を奪われた地熱流体により作動媒体が加熱され(作動媒体に熱が与えられ)、作動媒体が昇温させられることになる。
本実施形態に係るバイナリー発電システム1によれば、媒体タービン2を駆動した媒体蒸気を凝縮液化させる凝縮器4には、季節に関係なく(一年を通して)、(略)一定の温度を有する冷却装置9から供給されることになる。
また、蒸発器7において作動媒体を加熱した地熱流体(熱水または蒸気)は、冷却装置9の駆動源として熱を供給して冷却装置9で冷媒の冷却が行われ、還元井13に棄てられることになる。
これにより、季節に関係なく発電量を安定して供給することができ、かつ、システム全体のエネルギー効率を向上させることができる。
また、本実施形態に係るバイナリー発電システム1によれば、蒸発器7において作動媒体を加熱した地熱流体は、冷却装置9の冷媒を通じて予熱器6で作動媒体をさらに加熱し、還元井13に棄てられることになる。
これにより、システム全体のエネルギー効率をさらに向上させることができる。
さらに、本実施形態に係るバイナリー発電システム1によれば、冷却装置9に比べて多大な電力(動力)を必要とするファン(送風機)が不要となるので、その分、送電出力を増加させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜必要に応じて変形・変更実施可能である。
例えば、上述した実施形態では、地熱流体(熱水または蒸気)を熱源としたものを具体レとして挙げて説明したが、工場設備の温排水等を熱源としてもよい。
1 バイナリー発電システム
2 媒体タービン
4 凝縮器
6 予熱器
7 蒸発器
9 冷却装置

Claims (2)

  1. 蒸発器で蒸発気化された作動媒体の媒体蒸気で媒体タービンを駆動して発電し、前記媒体タービンを駆動した媒体蒸気を凝縮器で凝縮液化させるバイナリー発電システムであって、
    前記蒸発器において前記作動媒体を加熱した熱源流体を取り入れ、この熱源流体を駆動源として冷媒を冷却せしめる冷却装置を具備していることを特徴とするバイナリー発電システム。
  2. 前記冷却装置が、前記蒸発器において前記作動媒体を加熱した熱源流体と、前記凝縮器と前記蒸発器との間に配置された予熱器に供給される作動媒体とを熱交換させて、前記作動媒体を加熱する放熱器を備えていることを特徴とする請求項1に記載のバイナリー発電システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014084857A (ja) * 2012-10-28 2014-05-12 Yasuharu Kawabata バイナリー発電システム
JP2014156843A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Ohbayashi Corp 地熱発電システム
JP2014202149A (ja) * 2013-04-07 2014-10-27 廣明 松島 地熱発電システム

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