JP2012135365A - 内視鏡 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内視鏡は、挿入部に設けられた湾曲部から延出され、牽引弛緩されて該湾曲部を湾曲動作させるアングルワイヤーと、挿入部に設けられ湾曲部に連設する可撓管部内に配置され、アングルワイヤーが挿通されるワイヤーガイドと、可撓管部の少なくとも先端側に取り付けられるパイプ形状の口金部材と、口金部材の内周面に沿って配置され固定される外周面部、ワイヤーガイドの先端側端部が配置される内周面部、及び内周面部の全面を外部に対して露出させる開口部を有するワイヤーガイド固定部材と、を具備する。
【選択図】図2
Description
医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を体内に挿入することによって、観察すること、および、必要に応じて処置具挿通チャンネル内に処置具を挿入して各種処置を行うことができる。
図1に示すように本実施形態の内視鏡システム1は、細長な挿入部2を備えた内視鏡10と、内視鏡10の操作部3から延出するユニバーサルコード4が接続された装置本体30とを備えて構成されている。
なお、操作部3には、湾曲操作レバー3aの他、例えば先端部2a内に設けられた撮像装置の各種撮像動作を指示する各種スイッチ(不図示)が設けられている。
バッテリーの電力は、撮像装置、モニター31、電気部品、光源装置等に供給される。
符号7wuは、上用アングルワイヤーであり、符号7wuは下用アングルワイヤーである。符号7guは、上用ワイヤーガイドであり、符号7gdは下用ワイヤーガイドである。ワイヤーガイド7gu、7gdは、密巻きコイルで構成されたコイルパイプであり、アングルワイヤー7wu、7wdが挿通する孔を有している。
基端湾曲駒23は、可撓管部2cの先端部分を構成する口金部材である後述する可撓管先端連結部8の予め定めた位置に固定されるようになっている。
なお、湾曲ゴム22の先端部は、先端部2aを構成する先端構成部材(不図示)に水密を保持した状態で一体的に固定されている。
固定用穴8dは、一対のハーフパイプ状板部材9u、9dを固定する固定部と、基端湾曲駒23を固定する固定部とを兼用している。
帯状螺旋管11は、予め定めた肉厚および幅寸法の帯状板部材を螺旋管として形成したものである。外皮被覆網管12は、帯状螺旋管11の先端から基端までを被覆している。外皮チューブ13は、高伸展性を有するウレタン樹脂等のエラストマーであり、帯状螺旋管11の先端から基端までを、水密を保持するために被覆されている。
そして、可撓管部2cを構成する例えば外皮チューブ13及び外装網管14は、段差部8cに配置され、接着、或いは糸巻き固定部を設けて可撓管先端連結部8に一体的に固定される。
作業者は、ワイヤーガイド7gu、7gdをハーフパイプ状板部材9u、9dに固定する作業を行った後、ワイヤーガイド7gu、7gdが固定されたハーフパイプ状板部材9u、9dを可撓管先端連結部8の固定用穴8dに固設する作業を行う。
作業者は、図5に示すように上用アングルワイヤー7wuが挿通される上用ワイヤーガイド7guと上用ハーフパイプ状板部材9uとを用意する。作業者は、図中の破線に示すように先端部を上用ハーフパイプ状板部材9uの内周面部9iの予め定めた位置である中央部に配置する。その後、作業者は、開口部9mを介して例えば半田91によって上用ワイヤーガイド7guの先端部を上用ハーフパイプ状板部材9uに一体に固定する。
作業者は、上用ワイヤーガイド7guが一体な上用ハーフパイプ状板部材9uおよび下用ワイヤーガイド7gdが一体な下用ハーフパイプ状板部材9dを、固定用穴8d内に挿入する。その後、作業者は、図6に示すようにそれぞれのハーフパイプ状板部材9u、9dの一端面9eを位置決め面8fに当接させると共に、上用ワイヤーガイド7guおよび下用ワイヤーガイド7gdを可撓管先端連結部8の予め定めた位置に配置させる。
このことによって、上用ハーフパイプ状板部材9uおよび下用ハーフパイプ状板部材9dが、太径部8aの固定用穴8d内に固定されて、ワイヤーガイド7gu、7gdが可撓管先端連結部8の予め定められた位置に固設される。
そして、内蔵物の挿通作業が困難であることを理由に、大径化していた可撓管先端連結部の細径化を図って、挿入部の細径化を実現できる。
しかし、ワイヤーガイド固定部材は、ハーフパイプ状板部材に限定されるものではなく、図7に示すように円環状部材を四分割して構成される四分割パイプ部材であってもよい。
図7に示すように各曲面板部材9Au、9Ad、9Al、9Arは、外周面部9Ao、内周面部9Ai、開口部9Amをそれぞれ備えている。そして、各曲面板部材9Au、9Ad、9Al、9Arの内周面部9Aiには、開口部9Amを介してワイヤーガイド7gu、7gd、7gl、7grが固定される。
このことによって、上下左右の4方向に湾曲するように構成された湾曲部を備える内視鏡においても、ワイヤーガイド7gu、7gd、7gl、7grを可撓管先端連結部8の予め定められた位置に容易に、そして、高精度且つ確実に固設することができる。
なお、本実施形態において、パイプ状部材9Bの外周面は、固定用穴8dの内周面に配置される外周面部9Boである。
作業者は、ワイヤーガイド7gu、7gdをパイプ状部材9Bに固定する作業を行った後、ワイヤーガイド7gu、7gdが固定されたパイプ状部材9Bを可撓管先端連結部8の固定用穴8dに配設する。
本実施形態のワイヤーガイド固定部材は、図10に示すパイプ状部材9Cであり、予め定めた弾性率を有する金属製で、切り欠き部93を有している。パイプ状部材9Cは、図8で示したように第1開口部9Bm1と第2開口部9Bm2とが周部9Bcを挟んで設けられている。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
2c…可撓管部 3…操作部 3a…湾曲操作レバー 4…ユニバーサルコード
5…信号ケーブル 6a…ファイバー束 7gd…下用ワイヤーガイド
7gl…左用ワイヤーガイド 7gr…右用ワイヤーガイド
7gu…上用ワイヤーガイド 7wd…下用アングルワイヤー
7wu…上用アングルワイヤー 8…可撓管先端連結部 8a…太径部
8b…細径部 8c…段差部 8d…固定用穴 8e…軸方向貫通孔
8f…位置決め面 8h…接着剤孔 9Ad…下用曲面板部材 9Ai…内周面部
9Al…左用曲面板部材 9Am…開口部 9Ao…外周面部
9Ar…右用曲面板部材 9Au…上用曲面板部材 9B…パイプ状部材
9Bc…周部 9Bc1…周一端面 9Bc2…周他端面 9Bi…内周面部
9Bm1…第1開口部 9Bm1p…第1平面 9Bm2…第2開口部
9Bm2p…第2平面 9Bo…外周面部 9C…パイプ状部材
9d…下用ハーフパイプ状板部材 9e…一端面 9i…内周面部 9m…開口部
9m1…第1開口部 9m2…第2開口部 9o…外周面部
9u…上用ハーフパイプ状板部材 9d…下用ハーフパイプ状板部材 10…内視鏡 11…帯状螺旋管 12…外皮被覆網管 13…外皮チューブ 14…外装網管
21…湾曲駒部組 22…湾曲ゴム 23…基端湾曲駒 24…中間湾曲駒
25…固定部 30…装置本体 31…モニター 32…外装筐体
90…円環状部材 90a…中心軸 90s…軸方向分割面 91…半田
92…接着剤 93…切り欠き部
Claims (6)
- 挿入部に設けられた湾曲部から延出され、牽引弛緩されて該湾曲部を湾曲動作させるアングルワイヤーと、
前記挿入部に設けられ前記湾曲部に連設する可撓管部内に配置され、前記アングルワイヤーが挿通されるワイヤーガイドと、
前記可撓管部の少なくとも先端側に取り付けられるパイプ形状の口金部材と、
前記口金部材の内周面に沿って配置され固定される外周面部、前記ワイヤーガイドの先端側端部が配置される内周面部、及び前記内周面部の全面を外部に対して露出させる開口部を有するワイヤーガイド固定部材と、
を具備することを特徴とする内視鏡。 - 前記ワイヤーガイド固定部材は、円環状部材の中心軸を含む軸方向分割線に沿って分割される、前記外周面部、前記内周面部、及び前記開口部を有する分割パイプ部材であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
- 前記複数の分割パイプ部材は、前記ワイヤーガイドの先端側端部を該分割パイプ部材の内周面部に固定した状態で、前記口金部材の内周面に組み合わせて配置したとき外形が円形になることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
- 前記ワイヤーガイド固定部材は、パイプ状部材であって、前記パイプ状部材の軸方向に位置ずれして設けられ、開口の方向がそれぞれ異なる少なくとも2つの開口部を備えることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
- 前記ワイヤーガイド固定部材は、パイプ状部材であって、
周部を挟んで設けられ、開口の方向がそれぞれ異なる2つの開口部と、
前記周部に設けられて該周部を分離させる、前記パイプ状部材の軸方向に対して平行な切り欠き部と、を
具備することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 前記切り欠き部を有するワイヤーガイド固定部材は、弾性を有する金属製で、前記パイプ状部材の外径寸法は、前記口金部材の内径よりも大きく、弾性変形によって、該口金部材の内周面に固定、もしくは仮固定可能に形成されることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡。
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