JP2012134873A - 撮像装置および撮像プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】主要被写体の特性を反映することができる撮像装置および撮像プログラムを提供する。
【解決手段】被写体を撮像することによって互いに視差を有する一対の画像データを生成する撮像素子11と、一対の画像データそれぞれに対応する一対の画像に対して、複数の画像処理を組み合わせることにより視覚的な効果を生じさせることが可能な特殊効果処理を行う画像処理部14と、一対の画像に含まれる被写体の位置の位置差を算出する位置差算出部323と、位置差算出部323が算出した位置差に基づいて、画像処理部14が一対の画像に対して特殊効果処理を行う領域を設定する領域設定部325と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体を撮像して電子的な画像データを生成する撮像装置および撮像プログラムに関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置において、被写体を撮像した画像データに特殊効果を施すことによって、消費者の様々な要望に応える技術が知られている。たとえば、被写体を撮像した画像データにワイプやセピア等の特殊効果を施してメモリに記憶する技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、ユーザが特殊効果を選択するエフェクトスイッチを操作した際に選択された特殊効果を施した画像を、表示モニタが表示する画像上の一部に表示させることにより、ユーザに所望の特殊効果を容易に選択させることができるようになっている。
また、撮像した画像内に含まれる人物や花等の主要被写体と背景とにそれぞれ異なる画像処理を行う技術が知られている(特許文献2参照)。この技術では、主要被写体と背景とにそれぞれ異なった画像処理、たとえば感度(ISO)処理、シャープネス処理、ぼかし処理または色相変換処理等を行うことにより、主要被写体を背景から際立たせることができる。
特開2005−347886号公報 特開2002−44516号公報
しかしながら、従来の撮像装置では、主要被写体および背景に対して、同一種類でパラメータが異なる画像処理しか行っていなかった。このため、主要被写体の特性まで反映されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、主要被写体の特性を反映することができる撮像装置および撮像プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる撮像装置は、被写体を撮像することによって互いに視差を有する一対の画像データを生成する撮像部と、前記一対の画像データそれぞれに対応する一対の画像に対して、複数の画像処理を組み合わせることにより視覚的な効果を生じさせることが可能な特殊効果処理を行う画像処理部と、前記一対の画像に含まれる前記被写体の位置の位置差を算出する位置差算出部と、前記位置差算出部が算出した前記位置差に基づいて、前記画像処理部が前記一対の画像に対して前記特殊効果処理を行う領域を設定する領域設定部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記位置差算出部が算出した前記位置差に応じて、前記一対の画像において被写体領域と背景領域とにそれぞれ切り分ける閾値を設定する閾値設定部をさらに備え、前記領域設定部は、前記位置差算出部によって算出された前記位置差が前記閾値を超える領域を、前記画像処理部が前記特殊効果処理を行う領域として設定することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記一対の画像のどちらか一方から人物の顔を検出する顔検出部をさらに備え、前記画像処理部は、前記顔検出部の検出結果に応じて、前記特殊効果処理の内容を変更することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記一対の画像データに対応する画像を表示する表示部と、操作信号の入力を受け付ける入力部と、前記入力部から入力される操作信号に応じて、前記閾値設定部が設定した前記閾値を変更する閾値変更部と、
をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記入力部は、前記表示部の表示画面上に設けられ、外部からの物体の接触位置に応じた操作信号の入力を受け付けるタッチパネルであることを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像プログラムは、被写体を撮像することによって互いに視差を有する一対の画像データを生成する撮像ステップと、前記一対の画像データそれぞれに対応する一対の画像に対して、複数の画像処理を組み合わせることにより視覚的な効果を生じさせることが可能な特殊効果処理を行う画像処理ステップと、前記一対の画像に含まれる前記被写体の位置の位置差を算出する位置差算出ステップと、前記位置差算出ステップが算出した前記位置差に基づいて、前記画像処理ステップが前記一対の画像に対して前記特殊効果処理を行う領域を設定する領域設定ステップと、を撮像装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、位置差算出部が一対の画像に含まれる前記被写体の位置の位置差を算出し、領域設定部が位置差算出部によって算出された位置差に基づいて、画像処理部が一対の画像に対して特殊効果処理を行う領域を設定する。この結果、主要被写体の特性を反映することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の被写体に面する側の構成を示す斜視図である。 図3は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の撮影者に面する側の構成を示す斜視図である。 図4は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の表示部の概略構成を示す模式図である。 図5は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の特殊効果処理情報記憶部が記憶する特殊効果処理情報テーブルの一例を示す図である。 図6は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の撮像部が互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成する際の状況を示す模式図である。 図7は、図6に示す状況下で撮像装置の立体画像生成部が生成する2つの画像データそれぞれに対応する2つの画像の一例を示す図である。 図8は、図6に示す状況下で撮像装置の立体画像生成部が生成した左目画像と右目画像とを仮想的に重ねた画像の一例を示す図である。 図9は、図6に示す状況下で撮像装置の立体画像生成部が生成した左目画像および右目画像を表示部に表示した際にユーザが仮想的に視認する3D画像の飛び出し距離を説明する図である。 図10は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置が特殊効果撮影モードに設定されている場合に表示部が表示する特殊効果撮影モードにおける特殊効果撮影操作メニュー画面遷移の一例を示す図である。 図11は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置が行う処理の概要を示すフローチャートである。 図12は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の表示部が表示する画像の一例を示す図である。 図13は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の位置差算出部が行う処理の概要を示す図である。 図14は、本発明の一実施の形態の変形例1にかかる撮像装置の位置差算出部が行う処理の概要を示す図である。 図15は、本発明の一実施の形態の変形例2にかかる撮像装置の閾値変更部がタッチパネルから入力される操作信号に応じて閾値設定部が設定した閾値を変更する変更方法を説明する図である。 図16は、本発明の一実施の形態の変形例3にかかる撮像装置の特殊効果処理情報記憶部が記憶する特殊効果処理情報テーブルの一例を示す図である。 図17は、本発明の一実施の形態の変形例4にかかる撮像装置が互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成する際の状況を示す模式図である。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の構成を示すブロック図である。図2は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の被写体に面する側(前面側)の構成を示す斜視図である。図3は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の撮影者に面する側(背面側)の構成を示す斜視図である。図1〜図3に示す撮像装置1は、デジタル一眼レフカメラであり、本体部2と、本体部2に着脱自在なレンズ部3と、を備える。
図1〜図3に示すように、本体部2は、シャッタ10と、撮像素子11と、A/D変換部12と、メモリ13と、画像処理部14と、撮像素子駆動部15と、シャッタ駆動部16と、露出処理部17と、AF処理部18と、タイマー19と、本体通信部20と、操作入力部21と、フラッシュ発光部22と、フラッシュ充電部23と、フラッシュ駆動部24と、表示部25と、タッチパネル26と、不揮発性メモリ27と、外部メモリ28と、外部通信部29と、電源供給部30と、電源部31と、制御部32と、を備える。
シャッタ10は、撮像素子11の状態を露光状態または遮光状態に設定する。シャッタ駆動部16は、ステッピングモータ等を用いて構成され、レリーズ信号に応じてシャッタ10を駆動する。
撮像素子11は、レンズ部3が集光した光を受光して電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いて構成される。撮像素子駆動部15は、所定のタイミングで撮像素子11から画像データ(アナログ信号)をA/D変換部12に出力させる。
A/D変換部12は、撮像素子11から入力されるアナログ信号に対してA/D変換を行うことによってデジタルの画像データを生成してメモリ13に出力する。
メモリ13は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)を用いて構成される。メモリ13は、A/D変換部12から入力される画像データや撮像装置1の処理中の情報を一時的に記録する。具体的には、メモリ13は、撮像素子11が1フレーム毎に順次出力する画像データを一時的に記録する。
画像処理部14は、メモリ13に記録された画像データを取得し、取得した画像データに対して各種の画像処理を施してメモリ13に出力する。具体的には、画像処理部14は、画像データに対して、少なくともエッジ強調、ホワイトバランス、色補正およびγ補正を含む通常の画像処理を行う。画像処理部14は、特殊効果処理部141を有する。
特殊効果処理部141は、画像データに対して複数の画像処理を組み合わせることにより視覚的な効果を生じさせる特殊効果処理を行う。この特殊効果処理としては、たとえばトーンカーブ処理、ぼかし処理および画像合成処理を組み合わせた処理を行う。
露出処理部17は、制御部32を介してメモリ13に記録された画像データに基づいて、静止画撮影や動画撮影を行う際の条件、たとえば絞りの設定値、シャッタ速度等を決定することで撮像装置1の自動露出を行う。
AF処理部18は、制御部32を介してメモリ13に記録された画像データに基づいて、撮像装置1の自動焦点(Auto Focus)の調整を行う。たとえば、AF処理部18は、画像データのコントラストに基づいて、撮像する被写体像の鮮鋭度が最大となるようにレンズ部3を駆動する。
タイマー19は、時間を計時する。タイマー19は、撮影日時の判定機能を有する。タイマー19は、撮像された画像データに日時データを付加するため、制御部32に日時データを出力する。
本体通信部20は、本体部2に装着されたレンズ部3との通信を行うための通信インターフェースである。なお、本体通信部20は、本体部2に設けられた電源部31からレンズ部3に電力を供給するようにしてもよい。
操作入力部21は、撮像装置1の電源状態をオン状態またはオフ状態に切換える電源スイッチ211と、撮影の指示を与えるレリーズ信号を入力するレリーズスイッチ212と、撮像装置1に設定された各種撮影モード切換えの指示を与える切換信号を入力する撮影モード切換スイッチ213と、撮像装置1の各種設定を選択または決定の指示を与える指示信号を入力する操作スイッチ214と、撮像装置1に設定された操作メニュー画面の表示の指示を与える指示信号を入力するメニュースイッチ215と、撮像した画像データのレックビュー表示の指示を与える指示信号を入力するプレビュースイッチ216と、動画撮影の指示を与える動画レリーズ信号を入力する動画スイッチ217と、を有する。操作スイッチ214は、メニュー画面等における選択設定を行う上下左右の各方向ボタン214a〜214dと、メニュー画面等における各方向ボタン214a〜214dによる操作を決定する決定ボタン214e(OKボタン)とを有する(図3を参照)。なお、操作スイッチ214は、ダイヤルスイッチ等を用いて構成してもよい。
フラッシュ発光部22は、キセノンランプやLED(Light Emitting Diode)等を用いて構成される。フラッシュ発光部22は、撮像装置1が撮像する視野領域へ向けて補助光であるストロボ光を照射する。フラッシュ充電部23は、電源部31から電源供給を受けて電圧を昇圧して充電する。フラッシュ駆動部24は、フラッシュ充電部23が昇圧した電圧をフラッシュ発光部22に印加させることにより、フラッシュ発光部22を駆動する。
図4は、表示部25の概略構成を示す模式図である。図4に示すように、表示部25は、バックライト251と、表示パネル252と、視差バリア253とを有する。バックライト251は、LED(Light Emitting Diode)等によって構成され、画像を表示するための光を背面から照射する。表示パネル252は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等の表示パネルによって構成される。視差バリア253は、液晶等によって構成され、表示パネル252の上面に積層されている。視差バリア253は、表示パネル252の各画像の間隔よりも狭い間隔でスリットが設けられ、ユーザの右目Eと左目Eとにそれぞれ対応した画像を分離する。このような視差バリア253として、たとえばパララックバリア方式が適用される。なお、視差バリア253の代わりに、レンティキュラレンズを積層したレンズシートを表示パネル252の上面に設けてもよい。
以上の構成を有する表示部25は、制御部32から3次元画像(以下「3D画像」という)データが入力された場合、制御部32の制御のもとで表示パネル252が左端の画像から水平方向に左目画像と右目画像とを交互に表示し、視差バリア253が表示パネル252の各画像から出た光を分離する。このため、左目画像が左目Eのみに、右目画像が右目Eのみにそれぞれ届く。これにより、ユーザは、表示部25が表示する3D画像を立体視することができる。また、表示部25が表示態様を3D画像から2次元画像(以下「2D画像」という)に切り換える際には、視差バリア253に印加される電圧がオン状態からオフ状態に変換することによって視差バリア253が遮光状態から透過状態に遷移し、左目画像データまたは右目画像データのどちらか一方が表示パネル253に出力される。
タッチパネル26は、表示部25の表示画面上に重ねて設けられる(図3を参照)。タッチパネル26は、ユーザが表示部25に表示される情報に基づいて接触(タッチ)した位置を検出し、この接触位置に応じた操作信号の入力を受け付ける。一般に、タッチパネルとしては、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等がある。本実施の形態では、いずれの方式のタッチパネルであっても適用可能である。なお、本実施の形態では、タッチパネル26が入力部として機能する。
不揮発性メモリ27は、フラッシュメモリを用いて構成される。不揮発性メモリ27は、撮像装置1を動作させるための各種プログラム、本実施の形態にかかる撮像プログラムおよびプログラムの実行中に使用される各種データやパラメータ等を記憶する。不揮発性メモリ27は、撮像装置1で実行される各種撮影モードに関する情報を記憶する撮影モード情報記憶部271と、画像処理部14が行う特殊効果処理に関する情報を記憶する特殊効果処理情報記憶部272と、表示部25に3D画像を表示させる際に用いる左目画像データを記憶する左目画像データ記憶部273と、表示部25に3D画像を表示させる際に用いる右目画像データを記憶する右目画像データ記憶部274と、撮像した左目画像および右目画像それぞれに含まれる被写体領域と背景領域とを切り分ける閾値を記憶する閾値記憶部275とを有する。なお、不揮発性メモリ27は、本体部2に装着可能なレンズ部3の種類に応じてレンズ特殊等に関する情報を記憶していてもよい。
ここで、特殊効果処理情報記憶部272が記憶する特殊効果処理情報テーブルについて説明する。図5は、特殊効果処理情報記憶部272が記憶する特殊効果処理情報テーブルの一例を示す図である。
図5に示すように、特殊効果処理情報テーブルT1には、特殊効果処理部141がメモリ13に記憶された画像データに対して実行することが可能な特殊効果処理と、各特殊効果処理における画像処理の内容が記載されている。たとえば、特殊効果処理が「Art1」の「ファンタジックフォーカス」の場合、画像処理の処理内容として「トーンカーブ処理」、「ぼかし処理」および「合成処理」が記載されている。ここで、合成処理とは、特殊効果処理部141がトーンカーブ処理を行った画像データと、ぼかし処理を行った画像データとを合成した画像データを生成する画像処理である。さらに、特殊効果処理が「Art4」の「ポップアート」の場合、画像処理の処理内容として「色相・彩度処理」および「コントラスト処理」が記載されている。
外部メモリ28は、撮像装置1の外部から装着されるメモリカード等の記録媒体を用いて構成される。外部メモリ28は、記録媒体インターフェース(図示せず)を介して撮像装置1に装着されることで3D画像データや2D画像データ等の情報を記憶する一方、制御部32の制御のもと、記憶した各種情報を表示部25、画像処理部14および不揮発性メモリ27に出力する。
外部通信部29は、通信インターフェースとしての機能を有し、ネットワーク(図示せず)を介してサーバ(図示せず)やパーソナルコンピュータ(図示せず)等の外部処理装置と相互方向に送受信を行う。外部通信部29は、外部処理装置との間で送受信を行うことにより、撮像装置1の各種プログラムおよび特殊効果処理情報等に関するデータを取得して制御部32に出力する。なお、外部通信部29は、有線または無線LAN(Local Area Network)等を介してネットワークに接続される。
電源供給部30は、撮像装置1の各構成部に電源部31の電力を供給する。電源部31は、撮像装置1に着脱自在なバッテリを用いて構成される。なお、電源供給部30は、外部電源(図示せず)から供給される電力を撮像装置1の各構成部に供給するようにしてもよい。
制御部32は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成される。制御部32は、操作入力部21からの操作信号や指示信号に応じて不揮発性メモリ27からプログラムを読み出して実行し、撮像装置1を構成する各部に対応する指示やデータの転送等を行って撮像装置1の動作を統括的に制御する。制御部32は、立体画像生成部321と、顔検出部322と、位置差算出部323と、閾値設定部324と、領域設定部325と、閾値変更部326と、表示制御部327とを有する。
立体画像生成部321は、画像処理部14によって画像処理された画像データをメモリ13から取得し、取得した画像データを用いて3D画像データを生成する。具体的には、立体画像生成部321は、メモリ13から取得した画像データを左目画像データと右目画像データとにそれぞれ分割し、分割した左目画像データおよび右目画像データを所定の縦横比率(たとえばアスペクト比9:16)でそれぞれ切り出すことによって3D画像データを生成する。立体画像生成部321は、左目画像データおよび右目画像データそれぞれを左目画像データ記憶部273および右目画像データ記憶部274に記憶させる。なお、立体画像生成部321が分割した左目画像データおよび右目画像データそれぞれから切り出す縦横比率を操作入力部21で変更できるようにしてもよい。
顔検出部322は、左目画像データに対応する左目画像または右目画像データに対応する右目画像のどちらか一方に含まれる人物の顔をパターンマッチングによって検出する。たとえば、顔検出部322は、左目画像に含まれる人物の顔をパターンマッチングによって検出する。なお、顔検出部322は、人物の顔だけでなく、猫や犬等の動物の顔を検出してもよい。
位置差算出部323は、一対の画像データそれぞれに対応する画像に含まれる被写体の位置差を算出する。具体的には、位置差算出部323は、左目画像および右目画像それぞれに含まれる被写体の位置を相関的に比較し、左目画像および右目画像における被写体の位置差を算出する。ここで、被写体の位置差とは、左目画像および右目画像を重ねた場合に、左右の画像に含まれる画像の左右の位置の差である。たとえば、左右の画像の枠を重ねた際の顔画像の位置の差、または左右の画像の枠を重ねた際の背景の位置の差である。また、位置差算出部323は、左右の画像の枠を重ねて顔画像の位置が異なるか、または背景の位置が異なるかを判定してもよい。さらにまた、位置差算出部323は、左右の画像に含まれる顔画像同士を重ねて背景の位置に差異があるか、または左右の画面に含まれる背景を一緒になるように重ねて顔画像を比較した際に左右に差異があるか否か等を判定するようにしてもよい。
閾値設定部324は、位置差算出部323が算出した位置差に応じて、左目画像および右目画像に含まれる被写体領域(近距離側被写体領域)と、被写体領域以外の背景領域(遠距離側被写体領域)とに切り分ける閾値を設定する。たとえば、閾値設定部324は、位置差算出部323が算出する位置差の最大値に応じて、被写体領域と背景領域とを切り分ける閾値を設定する。閾値設定部324は、設定した閾値に関する情報を閾値記憶部275に出力する。なお、閾値設定部324は、左目画像および右目画像に基づいて、撮像装置1から被写体までの被写体距離を周知の三角測量を用いて算出し、この算出した被写体距離に応じて閾値を設定してもよい。
領域設定部325は、位置差算出部323が算出した位置差に基づいて、画像処理部14が一対の画像に対して特殊効果処理行う領域を設定する。具体的には、領域設定部325は、位置差算出部323が算出した位置差に基づいて、特殊効果処理部141が左目画像および右目画像それぞれに対して行う特殊効果処理を行う領域を設定する。さらに、領域設定部325は、位置差算出部323が算出した位置差が閾値を超える領域を、画像処理部14が特殊効果処理を行う領域として設定する一方、位置差が閾値以下の領域を、画像処理部14が行う通常の画像処理を行う領域として設定する。
閾値変更部326は、閾値設定部324が設定した閾値を変更する。たとえば、閾値変更部326は、操作入力部21またはタッチパネル26から入力される操作信号に応じて閾値設定部324が設定した閾値を変更する。
表示制御部327は、表示部25の表示態様を変更する。具体的には、表示制御部327は、表示部25が表示している画像を2D画像または3D画像に切り換える制御を行う。表示制御部327は、表示部25が2D画像を表示している際に特殊効果処理部141が行う特殊効果処理情報に関するアイコンを表示部25に表示させる。
レンズ部3は、第1光学系41と、第2光学系42と、レンズ駆動部43と、絞り44と、絞り45と、絞り駆動部46と、ミラー47と、ミラー48と、プリズム49と、レンズ通信部50と、レンズ記憶部51と、レンズ制御部52とを備える。なお、レンズ部3は、一対の光学系で視差を持って被写体を撮像し、撮像素子11に左右の被写体像をそれぞれ形成することで3D撮影ができる交換レンズである。このため、第1光学系41および第2光学系42は、同じ構成のため、一方のみを説明する。
第1光学系41は、一または複数のレンズを用いて構成される。第1光学系41は、所定の視野領域から光を集光する。なお、第1光学系41は、画像を変化させる光学ズーム機能を有してもよい。
レンズ駆動部43は、DCモータ等を用いて構成される。レンズ駆動部43は、第1光学系41および第2光学系42のレンズそれぞれを光軸L上および光軸R上で同期させながら移動させることにより、第1光学系41および第2光学系42それぞれのピント位置や焦点距離等の変更を行う。
絞り44および絞り45は、第1光学系41および第2光学系42がそれぞれ集光した光の入射量を制限することにより露出の調整を行う。
絞り駆動部46は、ステッピングモータ等を用いて構成される。絞り駆動部46は、絞り44および絞り45をそれぞれ同期させながら駆動する。
ミラー47およびミラー48は、第1光学系41および第2光学系42がそれぞれ集光した光をプリズム49に向けて反射する。
プリズム49は、ミラー47およびミラー48からそれぞれ反射された光を撮像素子11に向けて反射する。これにより、撮像素子11には、第1光学系41および第2光学系42それぞれによって集光された左右一対の被写体像がそれぞれ形成される。
レンズ通信部50は、レンズ部3が本体部2に装着された際に本体部2と相互方向に通信を行うための通信インターフェースである。
レンズ記憶部51は、フラッシュメモリを用いて構成される。レンズ記憶部51は、レンズ部3を動作させるための各種プログラムムおよびプログラムの実行中に使用される各種データやパラメータ等を記憶する。
レンズ制御部52は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成される。レンズ制御部52は、本体部2からの指示信号に応じてレンズ部3の動作を制御する。具体的には、レンズ制御部52は、本体部2からの指示信号に応じてレンズ駆動部43を駆動させてレンズ部3のピント合わせを行うとともに、絞り駆動部46を駆動させて絞り値の変更を行う。なお、レンズ制御部52は、レンズ部3が本体部2に装着された際に、レンズ部3のピント位置情報、焦点距離情報およびレンズ部3を識別する固有情報を本体部2に送信するようにしてもよい。なお、本実施の形態では、レンズ部3、撮像素子11およびA/D変換部12を含む構成が撮像部(以下、「撮像部100」という)として機能する。
以上の構成を有する撮像装置1において、撮像部100が互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成する際の状況について説明する。図6は、撮像部100が互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成する際の状況を示す模式図である。図6に示すように、撮像部100は、第1光学系41および第2光学系42からの距離が異なる被写体E1(距離d)および被写体E2(距離d)に対して、距離Dだけ離れた並設された第1光学系41および第2光学系42で撮像することにより、左目画像データおよび右目画像データを生成する。
その後、立体画像生成部321は、撮像素子11によって生成された画像データを左目画像データと右目画像データとにそれぞれ分割し、分割した左目画像データおよび右目画像データそれぞれを所定の縦横比率で切り出すことによって左目画像WL1および右目画像WR1を生成する。
図7は、図6に示す状況下で立体画像生成部321が生成する2つの画像データそれぞれに対応する2つの画像の一例を示す図である。図7において、左目画像WL1は、立体画像生成部321が第1光学系41によって生成された左目画像データに対応する画像から切り出して生成した画像である。また、図7において、右目画像WR1は、立体画像生成部321が第2光学系42によって生成された右目画像データに対応する画像から切り出して生成した画像である。図8は、図6に示す状況下で立体画像生成部321が生成した左目画像WL1と右目画像WR1とを仮想的に重ねた画像(WLR1)の一例を示す図である。図9は、図6に示す状況下で立体画像生成部321が生成した左目画像WL1および右目画像WR1を表示部25に表示した際にユーザが仮想的に視認する3D画像の飛び出し距離を説明する図である。
図7に示すように、立体画像生成部321は、第1光学系41と第2光学系42との視差によって被写体E1,E2それぞれの位置が左右にずれた左目画像WL1および右目画像WR1を生成する。
続いて、表示制御部327は、左目画像WL1の被写体E2および右目画像WR1の被写体E2を重ねて表示部25に表示させる(図8を参照)。これにより、ユーザは、被写体E2の視差によるズレ量ΔXに応じて、被写体E1が表示パネル252からΔZ飛び出した立体的な3D画像を仮想的に視認することができる(図9を参照)。
つぎに、撮像装置1が特殊効果処理を行う特殊効果撮影モード(アートフィルタ撮影モード)の設定方法について説明する。なお、本実施の形態にかかる撮像装置1は、複数の撮影モード、たとえば、撮影シーン自動判別撮影モードやマニュアル撮影モードを有するが、以下の説明においては、特殊効果撮影モードの設定方法のみについて説明する。
まず、ユーザが電源スイッチ211を操作することにより、撮像装置1の起動に伴って、制御部32は、撮像装置1の撮影モードが特殊効果撮影モードに設定されているか否かを判断する。具体的には、制御部32は、撮影モード切換スイッチ213が特殊効果撮影モード(ART)に設定されているか否かを判断する(図2および図3を参照)。撮像装置1の撮影モードが特殊効果撮影モードに設定されていない場合、制御部32は、他の撮影モードに対応した操作メニュー画面やライブビュー画像を表示部25に表示させる。
これに対して、撮像装置1の撮影モードが特殊効果撮影モードに設定されている場合、表示制御部327は、特殊効果撮影モードに対応する特殊効果撮影操作メニュー画面を表示部25に表示させる。
図10は、撮像装置1が特殊効果撮影モードに設定されている場合に表示部25が表示する特殊効果撮影モードにおける特殊効果撮影操作メニュー画面遷移の一例を示す図である。
図10に示すように、表示制御部327は、撮像装置1が特殊効果撮影モードに設定された場合、特殊効果撮影モードにおける特殊効果撮影操作メニュー画面W11を表示部25に表示させる(図10(a)を参照)。特殊効果撮影操作メニュー画面W11には、撮像装置1で実行可能な各特殊効果処理に関する情報がアイコンA1〜A6として表示されている。
続いて、表示制御部327は、ユーザが操作スイッチ214の上ボタン214aまたは下ボタン214bを操作することにより、操作スイッチ214から入力される操作信号に応じて表示部25が表示する特殊効果撮影操作メニュー画面W11の内容を表示部25に切り換えさせる。具体的には、表示制御部327は、操作スイッチ214から入力される操作信号に応じて、特殊効果撮影操作メニュー画面W11内に表示されるアイコンA1〜A6の色を変更するとともに、選択されたアイコンに対応する特殊効果処理のタイトル、たとえば「ファンタジックフォーカス」、「ラフモノクローム」および「ジオラマ」等を表示部25に表示させる(図10(a)→図10(b)→図10(c))。これにより、ユーザは、所望の特殊効果処理を選択することができるとともに、選択した特殊効果処理を直感的に確認することができる。
その後、制御部32は、ユーザによって操作スイッチ214の決定ボタン214eが操作された際に表示部25が特殊効果撮影操作メニュー画面W11で現在表示している特殊効果処理、たとえば「ファンタジックフォーカス」(図10(a)を参照)を特殊効果撮影モードの特殊効果処理として撮像装置1に設定する。なお、設定された特殊効果処理に関する情報は、メモリ13に記憶される。
続いて、表示制御部327は、特殊効果撮影操作メニュー画面W11で選択された特殊効果処理を画像処理部14が行った画像データに対応するライブビュー画像を表示部25に表示させる。これにより、ユーザは、撮像した画像データに対して選択した特殊効果処理が施されたライブビュー画像をリアルタイムで確認しながら撮影の構図を決定することができる。
つぎに、本実施の形態にかかる撮像装置1が行う処理について説明する。図11は、撮像装置1が行う処理の概要を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、制御部32は、撮像装置1が3D特殊効果撮影モードであるか否かを判断する(ステップS101)。撮像装置1が3D特殊効果撮影モードである場合(ステップS101:Yes)、撮像装置1は後述するステップS102に移行する。一方、撮像装置1が3D特殊効果撮影モードに設定されていない場合(ステップS101:No)、撮像装置1は後述するステップS124の再生表示処理に移行する。
ステップS101において、撮像装置1が撮影モードに設定されている場合(ステップS101:Yes)について説明する。この場合、表示制御部327は、撮像部100が一定の微小な時間間隔で連続的に生成する一対の画像データに対応する3D画像のライブビュー画像を表示部25に表示させる(ステップS102)。具体的には、表示制御部327は、撮像部100によって生成された一対の画像データに対して、立体画像生成部321が左目画像データおよび右目画像データをそれぞれ切り出して生成した3D画像のライブビュー画像を表示部25に表示させる。
表示部25がライブビュー画像を表示した際に、メニュースイッチ215が操作された場合(ステップS103:Yes)、表示制御部327は、表示部25が表示するライブビュー画像の表示態様を3D画像から2D画像に切り換え、特殊効果処理に関するアイコンを表示部25に表示させる(ステップS104)。具体的には、図12に示すように、表示制御部327は、表示部25の表示画面W21上にライブビュー画像W21a、特殊効果に関する特殊効果アイコンA11〜A13および特殊効果アイコンの切り換えの指示を受け付ける切換アイコンA21〜A22を表示部25に表示させる。この際、表示制御部327は、ライブビュー画像W21aを3D画像で表示部25に表示させてもよい。
続いて、表示部25が表示する特殊効果アイコンが操作された場合(ステップS105:Yes)、制御部32は、撮像装置1に設定された特殊効果処理から特殊効果アイコンに応じた特殊効果処理に変更し(ステップS106)、撮像装置1はステップS107に移行する。
レリーズスイッチ212が操作されて撮影を指示するレリーズ信号が入力された場合(ステップS107:Yes)、撮像部100は、左目画像データおよび右目画像データを生成し、生成した左目画像データおよび右目画像データをメモリ13に出力する(ステップS108)。
続いて、位置差算出部323は、メモリ13から左目画像データおよび右目画像データを取得し、取得した左目画像データおよび右目画像データそれぞれに対応する左目画像および右目画像に含まれる被写体の位置差を算出し(ステップS109)、閾値設定部324は、位置差算出部323が算出した被写体の位置差の最大値に応じて、左目画像および右目画像に含まれる被写体領域と背景領域とにそれぞれ切り分ける閾値を設定する(ステップS110)。
図13は、位置差算出部323が行う処理の概要を示す図である。なお、図13において、被写体E11は、被写体E12より撮像装置1の手前(近距離側)に位置する。
図13に示す状況下で、位置差算出部323は、左目画像WL2および右目画像WR2それぞれに含まれる被写体E1の位置を比較し、左目画像WL2および右目画像WR2における被写体E11の位置差を算出する。たとえば、左目画像WL2の右端部から左目画像WL2に含まれる被写体E11の中心位置までの距離をXL1、右目画像WR2の右端部から右目画像WR2に含まれる被写体E11の中心位置までの距離をXR1、左目画像WL2および右目画像WR2それぞれに含まれる被写体E11の位置差をΔXとした場合、
ΔX=XR1−XL1
となる。
さらに、左目画像WL2の右端部から左目画像WL2に含まれる被写体E12の中心位置までの距離をXL2、右目画像WR2の右端部から右目画像WR2に含まれる被写体E12の中心位置までの距離をXR2、左目画像WL2および右目画像WR2それぞれに含まれる被写体E12の位置差をΔX、とした場合、
ΔX=WR2−XL2
となる。なお、被写体E11は、被写体E12より撮像装置1の手前に位置するため、被写体E11の位置差ΔXが被写体E12の位置差ΔXより大きい。
このように、位置差算出部323は、左目画像WL2および右目画像WR2それぞれに含まれる被写体の位置を比較し、左目画像WL2および右目画像WR2における被写体の位置差を相関的に算出する。さらに、閾値設定部324は、位置差算出部323が算出した位置差の最大値に応じて、被写体領域と背景被写体領域とにそれぞれ切り分ける閾値を設定する。たとえば、図13に示す状況下では、被写体E1から撮像装置1までの被写体距離が0.6mより遠い場合、閾値設定部324は、被写体の位置差が1/100よりずれた領域を被写体領域とする。このため、閾値設定部324は、位置差ΔXより小さい値を閾値として設定する。
図11に戻り、ステップS110以降の説明を続ける。ステップS111において、制御部32は、位置差算出部323によって算出された被写体の位置差が閾値を超える領域が左目画像WL2および右目画像WR2それぞれにあるか否かを判断する。被写体の位置差が閾値を超える領域が左目画像WL2および右目画像WR2それぞれにある場合(ステップS111:Yes)、撮像装置1はステップS112に移行する。
続いて、領域設定部325は、被写体の位置差が閾値を超える領域に対して、画像処理部14が特殊効果処理設定を行う領域として設定する一方、位置差が閾値以下の領域に対して、画像処理部14が通常の画像処理を行う領域として設定する(ステップS112)。たとえば、図13に示す状況下では、領域設定部325は、左目画像WL2および右目画像WR2それぞれに含まれる被写体E11の領域に対して画像処理部14による特殊効果処理を行う領域として設定する一方、被写体E11以外の領域に対して画像処理部14による通常の画像処理を行う領域として設定する。
その後、制御部32は、領域設定部325が特殊効果処理を設定した領域内で顔検出部322が人物の顔を検出したか否かを判断する(ステップS113)。領域設定部325が特殊効果処理を設定した領域内で顔検出部322が人物の顔を検出した場合(ステップS113:Yes)、撮像装置1はステップS114に移行する。
続いて、画像処理部14は、領域設定部325によって特殊効果処理が設定された領域に対して撮像装置1に設定された特殊効果処理、たとえば「ファンタジックフォーカス」(図5を参照)を行い(ステップS114)、通常の画像処理が設定された領域に対して通常の画像処理を行う(ステップS115)。これにより、撮像された画像は、背景がレンズ部3の持ち味や特性を生かしたものとなり、主要な被写体が背景から視覚的に強調されたものとなる。
その後、制御部32は、撮像装置1に設定された記憶モードが3D画像記憶モードであるか否かを判断する(ステップS116)。撮像装置1に設定された記憶モードが3D画像記憶モードの場合(ステップS116:Yes)、制御部32は、画像処理部14が特殊効果処理および/または画像処理をそれぞれ行った左目画像WL2データおよび右目画像WR2データから3D画像ファイルを生成する(ステップS117)。この3D画像ファイルのフォーマットとしては、MPO(Multi Picture Object)方式または3D−AVI方式である。
続いて、制御部32は、生成した画像ファイルデータを外部メモリ28に記憶させ(ステップS118)、電源スイッチ211が操作されることにより撮像装置1の電源がオフになったか否かを判断する(ステップS119)。撮像装置1の電源がオフになっていない場合(ステップS119:No)、撮像装置1はステップS101に戻る。一方、撮像装置1の電源がオフになった場合(ステップS119:Yes)、撮像装置1は本処理を終了する。
ステップS116において、撮像装置1に設定された記憶モードが3D画像記憶モードでない場合(ステップS116:No)について説明する。この場合、制御部32は、画像処理部14が特殊効果処理および/または画像処理をそれぞれ行った右目画像WR2データから画像ファイルを生成し(ステップS120)、撮像装置1はステップS118に移行する。この画像ファイルのフォーマットとしては、JEPG方式またはAVI方式である。なお、制御部32は、画像処理部14が特殊効果処理および/または画像処理をそれぞれ行った左目画像WL2データから画像ファイルを生成してもよい。
領域設定部325が特殊効果処理を設定した領域内で顔検出部322が人物の顔を検出していない場合(ステップS113:No)について説明する。この場合、画像処理部14は、領域設定部325が特殊効果処理を設定した領域に対して、撮像装置1に設定された特殊効果処理と異なる特殊効果処理、たとえば「ポップアート」(図5を参照)を行い(ステップS121)、撮像装置1はステップS115に移行する。
ステップS111において、被写体の位置差が閾値を超える領域が左目画像WL2および右目画像WR2にない場合(ステップS111:No)について説明する。この場合、領域設定部325は、左目画像WL2および右目画像WR2の全領域に対して画像処理部14による通常の画像処理を設定する(ステップS122)。
続いて、画像処理部14は、領域設定部325が設定した左目画像WL2および右目画像WR2の全領域に対して、通常の画像処理を行う(ステップS123)、撮像装置1はステップS116に移行する。
ステップS101において、撮像装置1が撮影モードに設定されていない場合(ステップS101:No)について説明する。この場合、撮像装置1は、外部メモリ28に記憶された2D画像データに対応する2D画像または3D画像データに対応する3D画像を表示部25に表示させる再生表示処理を実行し(ステップS124)、撮像装置1はステップS119に移行する。
以上説明した本発明の一実施の形態によれば、位置差算出部323が一対の画像に含まれる被写体の位置を比較し、この一対の画像における被写体の位置差を算出し、領域設定部325が位置差算出部323によって算出された一対の画像における被写体の位置差に基づいて、画像処理部14が一対の画像に対して行う特殊効果処理の領域を設定する。この結果、主要被写体の特性を反映することができる。
さらに、本発明の一実施の形態によれば、被写体と背景とを自動で切り分けて特殊効果処理と通常の画像処理をそれぞれ行う。このため、ユーザがパソコン上で画像処理専用ソフトウエアを用いて表示モニタに表示される画像を見ながら被写体と背景とを切り分けて、被写体と背景とにそれぞれ異なった画像処理を行った後、再度、画像処理を行った被写体と背景とを合成する必要がない。
また、本発明の一実施の形態では、閾値設定部324は、位置差算出部323が算出した左目画像および右目画像それぞれに含まれる被写体の位置差の最大値に応じて、被写体領域と背景領域とをそれぞれ切り分ける閾値を設定したが、この閾値に変数、たとえば1/2を乗じてもよい。
また、本発明の一実施の形態では、閾値設定部324は、位置差算出部323が算出した左目画像および右目画像それぞれに含まれる被写体の位置差の最大値に応じて、被写体領域と背景領域とをそれぞれ切り分ける閾値を設定したが、たとえば、左目画像および右目画像それぞれに含まれる被写体のピクセルの差に応じて閾値を設定してもよい。さらに、被写体のピクセルの差に応じて設定された閾値に変数を乗じてもよい。
また、本発明の一実施の形態では、画像処理部14は、背景領域に通常の画像処理を行っていたが、被写体領域に対して行う特殊効果処理と異なる特殊効果処理を行ってもよい。
また、本発明の一実施の形態では、画像処理部14は、被写体領域に対して特殊効果処理を行っていたが、たとえば、被写体領域に対して通常の画像処理を行ってもよい。この際、画像処理部14は、背景領域に対して被写体領域が強調される特殊効果処理、たとえばモノクロ画像処理や彩度・色相変換処理等を組み合わせた特殊効果処理を行う。
(変形例1)
上述した実施の形態では、主要な被写体が人物であったが、植物や動物等にも適用することが可能である。図14は、本実施の形態の変形例1にかかる撮像装置1の位置差算出部323が行う処理の概要を示す図である。
図14に示す状況下で、まず、位置差算出部323は、左目画像WL3および右目画像WR3それぞれに含まれる被写体E21の位置を比較し、左目画像WL3および右目画像WR3それぞれに含まれる被写体E21の位置差を算出する。たとえば、左目画像WL3の右端部から左目画像WL3に含まれる被写体E21の中心位置までの距離をXL3、右目画像WR3の右端部から右目画像WR3に含まれる被写体E21の中心位置までの距離をXR3、左目画像WL3および右目画像WR3それぞれに含まれる被写体E21の位置差をΔXとした場合、
ΔX=XR3−XL3
となる。
つぎに、位置差算出部323は、左目画像WL3および右目画像WR3それぞれに含まれる被写体E22の位置を比較し、左目画像WL3および右目画像WR3それぞれに含まれる被写体E22の位置差を算出する。左目画像WL3の右端部から左目画像WL3に含まれる被写体E22の中心位置までの距離をXL4、右目画像WR3の右端部から右目画像WR3に含まれる被写体E22の中心位置までの距離をXR4、左目画像WL3および右目画像WR3それぞれに含まれる被写体E22の位置差をΔXとした場合、
ΔX=XR4−XL4
となる。
最後に、位置差算出部323は、左目画像WL3および右目画像WR3それぞれに含まれる被写体E23の位置を比較し、左目画像WL3および右目画像WR3それぞれに含まれる被写体E23の位置差を算出する。左目画像WL3の右端部から左目画像WL3に含まれる被写体E23の中心位置までの距離をXL5、右目画像WR3の右端部から右目画像WR3に含まれる被写体E23の中心位置までの距離をXR5、左目画像WL3および右目画像WR3それぞれに含まれる被写体E23の位置差をΔXとした場合、
ΔX=XR5−XL5
となる。
このように、位置差算出部323は、左目画像WL3および右目画像WR3それぞれに含まれる被写体の位置を比較し、左目画像WL3および右目画像WR3における被写体の位置差を相関的に算出する。
続いて、閾値設定部324は、位置差算出部323が算出した位置差に応じて、主要被写体領域と背景被写体領域とを切り分ける閾値Cを設定する。たとえば、図14に示す状況下では、撮像装置1から被写体までの被写体距離が0.6mより近い場合(マクロ撮影)、閾値設定部324は、被写体の位置差が1/20よりずれた領域を被写体領域とする。このため、閾値設定部324は、位置差ΔXより小さい値を閾値として設定する。
その後、領域設定部325は、位置差算出部323によって算出された被写体E21,E22の位置差が閾値Cより大きいため(ΔX>ΔX>C)、左目画像WL3および右目画像WR3に含まれる被写体E21,E22の被写体領域それぞれに対して、画像処理部14による特殊効果処理を設定する。これに対して、領域設定部325は、位置差算出部323によって算出された被写体E23の位置差が閾値Cより小さいため(C>ΔX)、左目画像WL3および右目画像WR3に含まれる被写体E23の背景領域に対して、画像処理部14による通常の画像処理を設定する。
続いて、画像処理部14は、顔検出部322によって被写体E21またはE22が人物と判断されなかった場合、被写体E21,E22それぞれの被写体領域に対して特殊効果処理、たとえば「ポップアート」(図5を参照)を行い、被写体E21,E22以外の領域に対して通常の画像処理を行う。
以上説明した本発明の一実施にかかる変形例1によれば、植物や動物等にも適用することが可能である。さらに、領域設定部325は、左目画像および右目画像それぞれに複数の被写体が含まれていても画像処理部14による特殊効果処理の領域を設定することができる。
なお、上述した本発明の一実施にかかる変形例1では、画像処理部14が被写体E21,E22それぞれの被写体領域に対して同一の特殊効果処理を行っていたが、たとえば被写体E21,E22それぞれの被写体領域に対して異なる特殊効果処理を行ってもよい。
(変形例2)
上述した本発明の一実施の形態では、閾値設定部324は、位置差算出部が算出した被写体の位置差の最大値に応じて、左目画像および右目画像に含まれる被写体領域と背景領域とにそれぞれ切り分ける閾値を設定していたが、タッチパネル26から入力される操作信号に応じて閾値を変更することも可能である。図15は、本実施の形態の変形例2にかかる撮像装置1の閾値変更部326がタッチパネル26から入力される操作信号に応じて閾値設定部324が設定した閾値を変更する変更方法を説明する図である。
図15に示すように、まず、ユーザは、表示部25の表示画面W31上に表示されている2D画像W31aに対して、所望の被写体が写る領域にタッチする。この場合、位置差算出部323は、タッチパネル26から入力される操作信号に応じて、ユーザがタッチした被写体E11の位置差を算出する(図15(a))。この際、閾値設定部324は、位置差算出部323が算出した位置差の最大値に応じて閾値を設定する。
続いて、ユーザは、表示部25によって表示された特殊効果処理に関するアイコンA11〜A14のいずれかをタッチする。図15に示す状況下では、ユーザがアイコンA11をタッチした場合、画像処理部14は、特殊効果処理情報記憶部272が記憶する特殊効果処理情報テーブルT1を参照して、タッチパネル26から入力された操作信号に応じた特殊効果処理、たとえば「ファンタジックフォーカス」を2D画像W31b全体に対して行う(図15(b))。
その後、ユーザは、閾値の変更を指示するアイコンA21またはアイコンA22をタッチする。この場合、閾値変更部326は、タッチパネル26から入力される操作信号に応じて、閾値設定部324が設定した閾値を変更する。この変更に伴って、領域設定部325は、位置差が閾値を超える領域に対して特殊効果処理を設定する一方、位置差が閾値以下の領域に対して通常の画像処理を設定する。その後、画像処理部14は、領域設定部325が特殊効果処理および通常の画像処理それぞれを設定した領域に対して、特殊効果処理および通常の画像処理を行う(図15(c))。
以上説明した本発明の一実施の形態にかかる変形例2によれば、手動により被写体領域と背景領域とをそれぞれ切り分ける閾値を変更することができる。この結果、表示部25が表示するライブビュー画像を見ながら画像処理部14による特殊効果処理の領域を直感的な操作により確認することができる。
なお、上述した本発明の一実施の形態にかかる変形例2では、閾値変更部326がタッチパネル26から入力される操作信号に応じて閾値を変更していたが、たとえば操作入力部21から入力される操作信号に応じて閾値を変更してもよい。
(変形例3)
上述した本発明の一実施の形態では、画像処理部14が行う各特殊効果処理における画像処理の組み合わせが同じであった、被写体の位置差や被写体に応じて各特殊効果処理に組み合わせた画像処理のパラメーラを変更することも可能である。
図16は、本実施の形態1の変形例3にかかる特殊効果処理情報記憶部272が記憶する特殊効果処理情報テーブルの一例を示す図である。
図16に示すように、特殊効果処理情報テーブルT2には、特殊効果処理部141が左目画像データおよび右目画像データそれぞれに対して実行することが可能な特殊効果処理と、各特殊効果処理における画像処理の内容が記載されている。さらに、各特殊効果処理における画像処理の強弱関係が記載されている。たとえば、被写体が「人物」で特殊効果処理「Art1」の「ファンタジックフォーカス」の場合、画像処理の処理内容として「トーンカーブ処理」、「ぼかし処理」および「合成処理」が記載されている。さらに、「トーンカーブ処理」に「(弱い)」が記載され、「ぼかし処理」に「(強い)」が記載されている。
このように、画像処理部14は、被写体の位置差が大きい場合、たとえば1/100を超える場合、各特殊効果処理に組み合わせられた画像処理の強弱のレベルを変更することにより、左目画像データおよび右目画像データそれぞれに含まれる被写体の領域に対して、被写体の位置差に応じた最適な特殊効果処理を行うことができる。さらに、画像処理部14は、被写体に応じた最適な特殊効果処理を行うことができる。
(変形例4)
また、上述した本発明の一実施の形態では、3D撮影可能なレンズ部3を用いて一対の画像データを生成していたが、たとえば、1つの光学系のみを有する構成とし、この構成で連続的に撮像することにより、一対の画像データを生成することができる。具体的には、図17に示すように、ユーザが撮像装置200を左から右に向けて移動(矢印C)させながら被写体E100を連続的に撮像することにより、被写体に対して視差を有する一対の画像データを生成するようにしてもよい。
(その他の実施の形態)
また、上述した本発明の一実施の形態では、画像処理部14は、画像データを外部メモリ28に記憶させる際に特殊効果処理および通常の画像処理を行っていたが、たとえば外部メモリ28に記憶された画像データを再生する際の3D画像または2D画像に対して本処理を行ってもよい。
また、上述した本発明の実施の形態では、静止画撮影を例に説明したが、動画撮影においても本処理を適応することができる。
また、上述した本発明の一実施の形態では、撮像装置をデジタル一眼レフカメラとして説明したが、たとえばデジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話等の撮影機能および表示機能を備えた各種電子機器に適用することができる。
1,200 撮像装置
2 本体部
3 レンズ部
10 シャッタ
11 撮像素子
12 A/D変換部
13 メモリ
14 画像処理部
15 撮像素子駆動部
16 シャッタ駆動部
17 露出処理部
18 AF処理部
19 タイマー
20 本体通信部
21 操作入力部
22 フラッシュ発光部
23 フラッシュ充電部
24 フラッシュ駆動部
25 表示部
26 タッチパネル
27 不揮発性メモリ
28 外部メモリ
29 外部通信部
30 電源供給部
31 電源部
32 制御部
41 第1光学系
42 第2光学系
43 レンズ駆動部
44,45 絞り
46 絞り駆動部
47,48 ミラー
49 プリズム
50 レンズ通信部
51 レンズ記憶部
52 レンズ制御部
141 特殊効果処理部
211 電源スイッチ
212 レリーズスイッチ
213 撮影モード切換スイッチ
214 操作スイッチ
215 メニュースイッチ
216 プレビュースイッチ
217 動画スイッチ
251 バックライト
252 表示パネル
253 視差バリア
271 撮影モード情報記憶部
272 特殊効果処理情報記憶部
273 左目画像データ記憶部
274 右目画像データ記憶部
275 閾値記憶部
321 立体画像生成部
322 顔検出部
323 位置差算出部
324 閾値設定部
325 領域設定部
326 閾値変更部
327 表示制御部

Claims (6)

  1. 被写体を撮像することによって互いに視差を有する一対の画像データを生成する撮像部と、
    前記一対の画像データそれぞれに対応する一対の画像に対して、複数の画像処理を組み合わせることにより視覚的な効果を生じさせることが可能な特殊効果処理を行う画像処理部と、
    前記一対の画像に含まれる前記被写体の位置の位置差を算出する位置差算出部と、
    前記位置差算出部が算出した前記位置差に基づいて、前記画像処理部が前記一対の画像に対して前記特殊効果処理を行う領域を設定する領域設定部と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記位置差算出部が算出した前記位置差に応じて、前記一対の画像において被写体領域と背景領域とにそれぞれ切り分ける閾値を設定する閾値設定部をさらに備え、
    前記領域設定部は、前記位置差算出部によって算出された前記位置差が前記閾値を超える領域を、前記画像処理部が前記特殊効果処理を行う領域として設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記一対の画像のどちらか一方から人物の顔を検出する顔検出部をさらに備え、
    前記画像処理部は、前記顔検出部の検出結果に応じて、前記特殊効果処理の内容を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記一対の画像データに対応する画像を表示する表示部と、
    操作信号の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部から入力される操作信号に応じて、前記閾値設定部が設定した前記閾値を変更する閾値変更部と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の撮像装置。
  5. 前記入力部は、前記表示部の表示画面上に設けられ、外部からの物体の接触位置に応じた操作信号の入力を受け付けるタッチパネルであることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 視差を持って被写体を撮像することによって互いに視差を有する一対の画像データを生成する撮像ステップと、
    前記一対の画像データそれぞれに対応する一対の画像に対して、複数の画像処理を組み合わせることにより視覚的な効果を生じさせることが可能な特殊効果処理を行う画像処理ステップと、
    前記一対の画像に含まれる前記被写体の位置の位置差を算出する位置差算出ステップと、
    前記位置差算出ステップが算出した前記位置差に基づいて、前記画像処理ステップが前記一対の画像に対して前記特殊効果処理を行う領域を設定する領域設定ステップと、
    を撮像装置に実行させることを特徴とする撮像プログラム。
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