JP2012134576A5 - - Google Patents

Description

本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、入力画像に対してノイズ低減処理を実行する画像処理装置であって、
前記入力画像中の着目画素の画素値及び該着目画素の周辺に位置するそれぞれの周辺画素の画素値を取得する取得手段と、
前記それぞれの周辺画素の画素値のうち最多画素数となる画素値に近づくように、前記着目画素の画素値を補正する補正手段と
を有することを特徴とする。

Claims (9)

1. 入力画像に対してノイズ低減処理を実行する画像処理装置であって、
   前記入力画像中の着目画素の画素値及び該着目画素の周辺に位置するそれぞれの周辺画素の画素値を取得する取得手段と、
   前記それぞれの周辺画素の画素値のうち最多画素数となる画素値に近づくように、前記着目画素の画素値を補正する補正手段と
   を有することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記補正手段は、
   前記それぞれの周辺画素の画素値を用いて、該それぞれの周辺画素のうち該画素値を有する画素数を算出する頻度計算手段と、
   前記頻度計算手段により算出された結果に応じて、前記着目画素の画素値に対する補正量を決定する決定手段と、
   前記補正量を用いて、前記着目画素の画素値を更新する更新手段と
   を有することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記頻度計算手段は、
   前記それぞれの周辺画素のうち前記着目画素の画素値と同じ画素値を有する画素の数を第１の数、前記それぞれの周辺画素のうち前記着目画素の画素値の近傍画素値を有する画素の数を第２の数、として計算し、
   前記決定手段は、
   前記第１の数と前記第２の数とから得られる、前記周辺画素の集合における画素値のヒストグラムにおける前記着目画素の画素値の勾配に基づいて、前記補正量を決定する
   ことを特徴とする請求項２に記載の画像処理装置。
4. 前記補正量は、前記入力画像におけるノイズ特性に応じた補正量であることを特徴とする請求項２又は３に記載の画像処理装置。
5. 前記補正量は、前記着目画素の画素値が、前記それぞれの周辺画素の画素値のうち最頻の画素値に近づくように決定されることを特徴とする請求項２乃至４の何れか１項に記載の画像処理装置。
6. 前記補正量は、前記勾配が正の場合には、前記着目画素の画素値を増加させる値に決定され、前記勾配が負の場合には、前記着目画素の画素値を減少させる値に決定されることを特徴とする請求項３に記載の画像処理装置。
7. 前記頻度計算手段は、
   前記着目画素の画素値ｘと同じ画素値を有する画素の数をＨとし、
   前記それぞれの周辺画素の画素値から、前記画素値ｘより小さい画素値のうち該画素値ｘに最も近い画素値を有する画素の数Ｈ１を計算すると共に、前記それぞれの周辺画素の画素値から、前記画素値ｘより大きい画素値のうち該画素値ｘに最も近い画素値を有する画素の数Ｈ２を計算し、
   前記決定手段は、
   ａ＝（Ｈ２−Ｈ１）／（２×Ｈ）を計算すると共に、前記画素値ｘ、若しくは前記着目画素及び前記それぞれの周辺画素の画素値の平均画素値、をＩとした場合に、予め設定された係数Ｃ１，Ｃ２を用いて、σ２＝Ｃ１×Ｉ＋Ｃ２を計算し、ａ×σ２を補正量として決定する
   ことを特徴とする請求項２乃至６のいずれか１項に記載の画像処理装置。
8. 入力画像に対してノイズ低減処理を実行する画像処理装置が行う画像処理方法であって、
   前記画像処理装置の取得手段が、前記入力画像中の着目画素の画素値及び該着目画素の周辺に位置するそれぞれの周辺画素の画素値を取得する取得工程と、
   前記画像処理装置の補正手段が、前記それぞれの周辺画素の画素値のうち最多画素数となる画素値に近づくように、前記着目画素の画素値を補正する補正工程と
   を有することを特徴とする画像処理方法。
9. コンピュータを、請求項１乃至７の何れか１項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。