JP2012129990A - 画像処理装置、及び画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】自拠点で撮影された画像と他拠点で撮影された画像を処理する際に、画像品質の劣化を発生させずにキーフレーム画像を正確に抽出する画像処理装置及び画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】差分画像データ生成手段によって生成された第一の差分画像データと差分画像データ受信手段によって受信された第二の差分画像データとを用いて合成画像データを生成する合成画像データ生成手段と、合成画像データ生成手段によって生成された合成画像データから、合成画像データが表す合成画像の経時的に変化する描画量が極大であるキーフレーム画像データを抽出するキーフレーム画像データ決定手段と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、自拠点で撮影された画像と他拠点で撮影された画像を処理する画像処理装置に関する。
近年、企業や教育機関、行政機関等では、会議や講演等において、文字や数字、図形が描かれたホワイトボード等の描画対象物の画像を保存して利用する技術が知られている。たとえば、スキャナ装置および印刷装置を備え、ホワイトボードの画像を走査して印刷するホワイトボード装置や、ホワイトボードに描かれた画像をビデオカメラ等の撮影装置で撮影して取得し、会議や講演の終了後に、ホワイトボードに描かれた画像を再生する技術が知られている。
また、会議中にはホワイトボードに対して文字、記号、図形等の描画像が描かれたり、消去されたりすることが繰り返されることが多い。このとき描画像が消去されずに描かれている間は描画量が増え、消去されると描画量が減ることになる。そして消去される直前の描画像には他の描画像よりも多くの情報が含まれているため、ユーザは消去される直前の描画像を参照したい機会が多いと考えられる。したがって、ビデオカメラによって撮影された撮影画像の中から、消去される直前の描画像を撮影した撮影画像(キーフレーム画像という)を抽出する技術が望まれている。
これを実現する技術が特許文献1に記載されている。特許文献1には、ホワイトボードを撮影して得られた撮影画像のうち白またはグレーでないセルをストロークセルとしている。そして、ストロークセルの数が最大となった撮影画像をホワイトボードに描かれた文字や数字、図形等の描画像が消去される直前の撮影画像であるキーフレーム画像として指定することが記載されている。
しかしながら、特許文献1に示される技術を複数の拠点に導入し、一の拠点で撮影された撮影画像を他の拠点のホワイトボードに映し出し、さらに、そのホワイトボードに他の拠点にいるユーザが描画像を描画して会議を行う場合がある。そのときにホワイトボード表面に表されている描画像を撮影し、後でキーフレーム画像を抽出することが要求される。この場合、他の拠点で撮影装置がホワイトボードを撮影すると、一の拠点で撮影された撮影画像と他の拠点で描画された描画像が撮影されることになる。すると、一の拠点でビデオカメラによって撮影された撮影画像がふたたび他の拠点のビデオカメラ撮影されることになるため、画像の品質は劣化し、キーフレーム画像を正確に抽出することができないという課題があった。
上述の課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、撮影された画像を表す撮影画像データを取得する撮影画像データ取得手段と、他の画像処理装置から受信画像データを受信する受信画像データ受信手段と、前記撮影画像データ取得手段によって取得された前記撮影画像データが表す撮影画像から、前記受信画像データ受信手段によって受信された前記受信画像データが表す受信画像を除去した差分画像を表す第一の差分画像データを生成する差分画像データ生成手段と、他の画像処理装置の差分画像データ生成手段によって生成された第二の差分画像データを受信する差分画像データ受信手段と、前記差分画像データ生成手段によって生成された前記第一の差分画像データと前記差分画像データ受信手段によって受信された前記第二の差分画像データとを用いて合成画像データを生成する合成画像データ生成手段と、前記合成画像データ生成手段によって生成された前記合成画像データから、前記合成画像データが表す合成画像の描画量が時間に対して極大であるキーフレーム画像データを抽出するキーフレーム画像データ決定手段と、を有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、撮影装置で撮影された撮影画像から他拠点より受信された受信画像データが表す受信画像を取り除いた画像を用いて合成画像を生成するので、1回だけカメラで撮影された撮影画像が用いられることになる。そのため、画像の品質が劣化せず、キーフレーム画像を正確に抽出することができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理システムの概略図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 自拠点画像管理テーブルを示す概念図である。 他拠点画像管理テーブルを示す概念図である。 合成画像管理テーブルを示す概念図である。 画像処理システムの処理を表すシーケンス図である。 各画像データが表す画像の例である。 差分画像を生成する処理を示した処理フロー図である。 無人判定処理を示した処理フロー図である。 本実施形態に係る画像処理システムの処理によって、決定される画像を示す概念図である。 代表画像を抽出する処理で実施される無人画像をグループ化する処理を示した処理フロー図である。 キーフレーム画像を抽出する処理を示した処理フロー図である。
<<実施形態の全体構成>>
以下、図1乃至図13を用いて、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理システムの概略図であり、まずは図1を用いて、本実施形態の概略を説明する。
図1に示す画像処理システム1は複数の画像処理装置(10a、10b)、各画像処理装置(10a、10b)の画像を映し出す描画対象物(20a、20b)、撮影装置(30a、30b)、プロジェクタ(40a、40b)、通信ネットワーク50によって構築されている。なお、本実施形態では、画像処理装置(10a、10b)のうち任意の画像処理装置を示す場合には「画像処理装置10」といい、描画対象物(20a、20b)のうち任意の描画対象物を示す場合には「描画対象物20」といい、撮影装置(30a、30b)のうち任意の撮影装置を示す場合には「撮影装置30」といい、プロジェクタ(40a、40b)のうち任意のプロジェクタを示す場合には「プロジェクタ40」という。
画像処理装置10は、撮影装置30及びプロジェクタ40とUSBケーブル等により接続され、撮影装置30が撮影した画像を記録し、通信ネットワーク50を経由して、他の画像処理装置10に送信するものである。
また、描画対象物20aは、ユーザが文字や図形等の描画画像200aを描画するホワイトボードや黒板、紙等の物品である。さらに、描画対象物20aには、プロジェクタ40aが映し出す画像が映される。また、描画対象物20a内にプロジェクタ40aが映し出す4つの点を角とする長方形で囲まれる領域を描画領域201aとする。その描画領域201aの周辺部を周辺領域202aとする。撮影装置30aは、描画画像200aを含む描画領域201a、周辺領域202aとそれらの前面にある対象物を撮影して撮影画像を生成するカメラ等の装置である。プロジェクタ40aは、画像処理装置10aが記憶している画像を描画対象物20aに映し出すものである。
同様に、描画対象物20bは、ユーザが文字や図形等の描画画像200bを描画するホワイトボードや黒板、紙等の物品である。さらに、描画対象物20bには、プロジェクタ40bが映し出す画像が映される。また、描画対象物20b内にプロジェクタ40bが映し出す4つの点を角とする長方形で囲まれる領域を描画領域201bとする。その描画領域201bの周辺部を周辺領域202bとする。撮影装置30bは、描画画像200bを含む描画領域201b、周辺領域202bとそれらの前方にある対象物を撮影して撮影画像を生成するカメラ等の装置である。プロジェクタ40bは、画像処理装置10bが記憶している画像を描画対象物20bに映し出すものである。
なお、本実施形態では、描画画像(200a、200b)のうち任意の描画対象物を示す場合には「描画領域200」といい、描画領域(201a、201b)のうち任意の描画対象物を示す場合には「描画領域201」といい、周辺領域(202a、202b)のうち任意の周辺領域を示す場合には「周辺領域202」という。
また、通信ネットワーク50は、画像処理装置10aと画像処理装置10bにて、相互に各種データを送受信するためのものである。
<<実施形態のハードウェア構成>>
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置10のハードウェア構成図である。画像処理装置10は、画像処理装置10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、画像処理装置用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、各種データを記憶するHD(Hard Disk)104、CPU101の制御にしたがってHD104に対する各種データの読み出し又は書込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するためのディスプレイI/F(Interface)108、通信ネットワークを利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F109、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード111、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス112、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)113に対するデータの読み出し又は書込みを制御するCD−ROMドライブ114、外部の装置と情報を送受信する外部装置I/F115、音声データに基づいて音声を出力するためのスピーカーI/F116、ディスプレイ117及び、上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
なお、上記画像処理装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106やCD−ROM113等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
<<実施形態の機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図3は、本実施形態の画像処理装置10の機能ブロック図である。本実施形態の画像処理装置10は、送受信部11、画像取得部12、画像補正部13、差分画像生成部14、無人判定部15、代表画像決定部16、キーフレーム画像決定部17、表示制御部18a、音声出力制御部18b、記憶・読出処理部19、合成画像生成部21、及び、表示部180を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、ROM102に記憶されているプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、画像処理装置10は、図2に示されているHDD105によって構築される記憶部1000を有している。
(画像処理装置の各機能部)
次に、画像処理装置10の各部を詳細に説明する。画像処理装置10の送受信部11は、ネットワークI/F109によって実現され、通信ネットワークを介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(情報)の送受信を行う。
画像取得部12は、外部装置I/F115によって実現され、撮影装置30が撮影した撮影画像を表す撮影画像データを、ケーブル等を介して撮影装置30から取得するものである。画像補正部13は、画像取得部12で取得された撮影画像データを台形補正等によって補正するものである。
差分画像生成部14は、画像補正部13によって補正された撮影画像データが表す撮影画像から、他の拠点で撮影された撮影画像を差し引いた画像を生成するものである。差分画像生成部14は、輝度補正部14a、差分算出部14b、輝度値決定部14cによって構成される。輝度補正部14aは、画像取得部12によって取得された撮影画像を形成する各画素の周辺領域の輝度値の平均値に対するその画素の輝度値の比率にホワイトボードの色の輝度値を掛け合わせることにより輝度平均値を算出し、さらに黄色の成分を除去することによって輝度値を補正するものである。なお、黄色の成分を除去する処理は、会議室内の照明によって、ホワイトボードの画像が黄色がかってしまうため、その影響を除去するために実施される。
差分算出部14bは、輝度補正部14aが補正した輝度値から、他拠点画像データが表す画像の同じ位置にある画素の輝度値を減じることによって差分輝度値を算出するものである。ここで、他拠点画像データとは、送受信部11が他の画像処理装置10から通信ネットワーク50を介して受信した受信画像データである。輝度値決定部14cは、差分算出部14bが算出した差分輝度値に基づいて、新たに生成する差分画像の輝度値を決定するものである。
無人判定部15は、後述する合成画像生成部21によって生成された合成画像のうち、描画対象物20を除くものが撮影されていない合成画像を無人画像として決定するものである。描画対象物20を除くものとは、たとえば、描画対象物20に描画画像を書き込む人物等である。無人判定部15は、輝度取得部15a、差分判定部15b、輝度変化画素数判定部15cによって構成される。輝度取得部15aは、差分画像生成部14が生成した差分画像の各画素の輝度を取得する。差分判定部15bは、輝度取得部15aが連続する2枚の画像についてそれぞれ取得した輝度の差分が閾値を超えているか否かを判定する。輝度変化画素数判定部15cは差分判定部15bで輝度が閾値を超えているとされた画素の数が所定数以上であるか否かを判定し、所定数以上である場合にはその画像を無人画像でないとし、所定数以下である場合にはその画像を無人画像とする。
代表画像決定部16は、無人判定部15で決定された無人画像のうち、同じ画像を表している無人画像をグループ化し、そのグループに属する無人画像のうち一の無人画像を代表画像として決定するものである。代表画像決定部16は、同一判定部16a、グループ決定部16bによって構成される。同一判定部16aは、無人判定部15で判定された無人画像が、直前に撮影された無人画像と同一であるか否かを判定する。ここで、直前に撮影された無人画像とは対応する画像IDが直前のものである無人画像とする。グループ決定部16bは、同一判定部16aでの決定に基づいて同一である無人画像には同一のグループIDが付与されるように無人画像のグループIDを決定する。このように無人画像にグループIDを付与することをグループ化という。このようにして代表画像決定部16はグループIDが同一の無人画像のうち任意の一の画像を代表画像と決定する。
キーフレーム画像決定部17は、代表画像決定部16で決定された代表画像のうち、撮影によって経時的に変化する描画量が極大となる画像をキーフレーム画像として決定するものである。経時的に変化する描画量が極大となるとは、画像の描画量が、直前に撮影された画像の描画量より大きく、かつ、直後に撮影された画像の描画量より大きいことを意味する。
キーフレーム画像決定部17は、描画量算出部17a、描画量判定部17bによって構成される。描画量算出部17aは、代表画像決定部16で決定された代表画像の描画量を算出する。ここで、また、描画量とは、描画領域201内にある各画素のうち、輝度値が所定の閾値より低い画素の数量である。描画量判定部17bは、描画量算出部17aで算出された描画量が、直前に撮影された代表画像の描画量、及び直後に撮影された代表画像の描画量より多いか否かを判定し、多いと判定した場合には、その代表画像をキーフレーム画像とする。
表示制御部18aは、図2に示されているディスプレイI/F108によって実現され、後述する表示部180に対して画像を表示させるための制御を行う。音声出力制御部18bは、図2に示されているスピーカーI/F116によって実現され、図示しないスピーカーに音声を出力させるための制御を行う。
表示部180は、図2に示されているディスプレイ117によって実現され、表示制御部18aの制御によって画像を表示するものである。
また、記憶・読出処理部19は、図2に示すHDD105として実現されている記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出したりする。記憶部1000には、カメラによって撮影された撮影画像を表す撮影画像データを記憶する撮影画像記憶部1001、他拠点から受信した受信画像データを記憶する受信画像記憶部1002がある。また、記憶部1000には、自拠点画像管理テーブルによって構成されている自拠点画像管理DB1003(Data Base)、他拠点画像管理テーブルによって構成されている他拠点画像管理DB1004、合成画像管理テーブルによって構成されている合成画像管理DB1005が構築されている。
合成画像生成部21は、自拠点画像管理DB1003に記憶されている撮影画像データが表す撮影画像と、他拠点画像管理DB1004に管理されている受信画像データが表す受信画像とを合成することによって合成画像を生成するものである。
(自拠点画像管理テーブル)
記憶部1000には、図4に示されているような自拠点画像テーブルによって構成されている自拠点画像管理DB(Data Base)1003が構築される。この自拠点画像管理テーブルでは、画像を一意に識別する画像IDごとに、画像名が対応付けられて記憶されている。例えば、図4に示されている自拠点画像管理テーブルにおいて、画像ID「1」の画像は画像名「A00001.jpg」であることを表している。ここで、画像IDは撮影装置によって撮影され、後述する差分画像が生成された順に昇順に付与されるものとする。具体的には、最初に生成された画像の画像IDが「1」、次に生成された画像の画像IDが「2」となり、以降、順に1を加えた値を画像IDとする。
(他拠点画像管理テーブル)
記憶部1000には、図5に示されているような他拠点画像テーブルによって構成されている他拠点画像管理DB1004が構築される。この他拠点画像管理テーブルでは、他拠点から受信した画像を一意に識別する画像IDごとに、画像の名称を表す画像名が対応付けられて記憶されている。例えば、図5に示されている画像データ管理テーブルにおいて、画像ID「1」の画像は、画像名「B00001.jpg」であることを表している。
ここでは、自拠点と他拠点で交互に画像が取得されるものとし、自拠点で撮影された画像を識別する画像IDを「1」、次に他拠点で撮影された画像の画像IDを「1」、続いて、自拠点で撮影された画像の画像IDを「2」、次に他拠点で撮影された画像の画像IDを「2」とする。このようにすることによって、各拠点で撮影された順に画像IDが付与されることになり、また、自拠点で撮影された画像と、その直後に他拠点で撮影された画像には同じIDが付与されることになる。
(合成画像管理テーブル)
記憶部1000には、図6に示されているような合成画像テーブルによって構成されている合成画像管理DB1005が構築される。この合成画像管理テーブルでは、合成画像を一意に識別する画像IDごとに、画像名、無人画像であるか否かを表す無人フラグ、同一の画像をグループ化したグループID、代表画像であるか否かを表す代表フラグ、キーフレーム画像であるか否かをあらわすキーフレームフラグ、及び、描画量が対応付けられて記憶されている。記憶部1000には、合成画像が無人画像である場合には「true」、無人画像でない場合には「false」が記憶される。また、記憶部1000には、合成画像が代表画像である場合には「true」、代表画像でない場合には「false」が記憶される。また、記憶部1000には、合成画像がキーフレーム画像である場合には「true」、キーフレーム画像でない場合には「false」が記憶される。例えば、図6に示されている画像データ管理テーブルにおいて、画像ID「1」の画像は、画像名「merge00001.jpg」、無人フラグ「true」、グループID「1」、代表フラグ「true」、キーフレームフラグ「false」、描画量「3800」であることを表している。
<<実施形態の処理・動作>>
以上が、本実施形態に係る画像処理システム1の構成及び機能(又は手段)の説明であり、続いて、図7乃至図13を用いて、本実施形態に係る画像処理システム1における処理方法を説明する。なお、図7は、画像処理システムの処理を表すシーケンス図である。図8は、各画像データが表す画像の例である。図9は、差分画像を生成する処理を示した処理フロー図である。図10は、無人判定処理を示した処理フロー図である。図11は、本実施形態に係る画像処理システムの処理によって、決定される画像を示す概念図である。図12は、代表画像を決定する処理で実施される無人画像をグループ化する処理を示した処理フロー図である。図13は、キーフレーム画像を決定する処理を示した処理フロー図である。
図7を用いて、本実施形態に係る画像処理システム1の処理を説明する。撮影装置30aとしてのビデオカメラが描画対象物20aとしてのホワイトボード及びホワイトボードの前方にある光景を撮影して、撮影画像データaを生成する(ステップS1)。この撮影画像データaが表す撮影画像aは図8(1)に示すように、拠点Aで描かれた描画像「あ」と、拠点Bで描かれ、拠点Aのプロジェクタ40aによって映し出されている描画像「い」を撮影した画像である。ここでの描画像「い」は拠点Bのカメラで撮影されたものをプロジェクタで映しているため、拠点Bのホワイトボードで直接見るものより、画質が劣化している。
次に、画像取得部12が、ステップS1で撮影装置30aによって生成された撮影画像aを表す撮影画像データaと、撮影画像データaを一意に識別する画像IDを取得する(ステップS2)。画像IDは撮影装置30aによって撮影された画像に基づいて後述する差分画像が生成された順に昇順に付与されるものとする。具体的には、最初に生成された撮影画像の画像IDが「1」、次に生成された画像の画像IDが「2」とされ、以降、順に1を加えた値が画像IDとされる。
次に、画像補正部13が、ステップS2で画像取得部12によって取得された画像データaを台形補正等により補正する(ステップS3)。
そして、差分画像生成部14が、ステップS3で補正された画像データaが表す画像aから、拠点Bの画像処理装置10bから受信された受信画像データbが表す受信画像bを差し引いた差分画像(a−b)を表す差分画像データ(a−b)を生成する(ステップS4)。この処理について図9を用いて説明する。
まず、記憶・読出処理部19が、ステップS2で取得された撮影画像データaの画像IDを検索キーとして、他拠点画像管理DB1004に記憶されている受信画像データbを読み出す(ステップS41)。ここで受信画像データbは、あらかじめ拠点Bの画像処理装置10bから、描画対象物20bを撮影した撮影画像データbが送信され(ステップS5’)たものである。撮影画像データbを拠点Aの画像処理装置10aの送受信部11が受信画像データbとして受信し(ステップS5’)、記憶・読出処理部19が他拠点画像管理DB1004に他拠点画像データとして記憶させてあるものとする(ステップS6’)。なお、ここで、拠点Bから送信される受信画像データbは、後述する拠点Aの画像処理装置10aで実施されるステップS1からステップS4の処理と同様の処理を経ているものである。また、ステップS5’、ステップS6’の処理は、それぞれ後述するステップS5、ステップS6と同様の処理である。つまり、画像データbは、図8(2)に示されるように、拠点Bのホワイトボードに描かれた描画像「い」が描画されている画像である。
そして、差分算出部14bは、ステップS3で台形補正された画像データaが表す画像aの各画素の輝度値から、ステップS41で読み出された受信画像データbが表す受信画像bの同じ位置にある画素の輝度値を減じた値を差分値として算出する(ステップS42)。次に、差分算出部14bは、差分値が所定の閾値より大きいか否かを判定する(ステップS43)。ステップS43で、差分値が閾値より大きいと判定された場合には、その差分値を定数倍する等の所定の処理により増加させた値が差分画像の該当の位置の画素の輝度値となる(ステップS44)。ステップS43で、差分値が閾値より小さいと判定された場合には、背景となる画素の輝度値より高い所定の値が差分画像の該当の位置の画素の輝度値となる(ステップS45)。このようにして得られた差分画像の画素の輝度値にホワイトボードの色の輝度値を加算する(ステップS46)。ステップS41からステップS46までの処理を全ての画素に対して実施し、各画素に対して輝度値が決定された画像が差分画像(a−b)(以降、差分画像a’という。)となる。差分画像a’は、図8(3)に示されるように、拠点Aのホワイトボードに描かれた描画像「あ」が描画されている画像となる。これにより、劣化している描画像「い」が取り除かれ、拠点Aのカメラでのみ撮影された劣化していない描画像「あ」だけが残った画像となる。
このようにして生成された差分画像a’を表す差分画像データa’を、送受信部11が通信ネットワーク50を介して拠点Bの画像処理装置10bに対して送信する(ステップS5)。画像処理装置10bの送受信部11は受信した差分画像データa’を他拠点画像データとして、画像処理装置10bの他拠点画像管理DB1004に記憶する(ステップS6)
一方、ステップS4で生成された差分画像を表す差分画像データa’は、画像処理装置10aの記憶・読出処理部19によって、自拠点差分画像データa’として自拠点画像管理DB1003に画像IDと関連付けて記憶される。
上述のように自拠点で撮影された全ての撮影画像から自拠点差分画像データa’が生成され、全ての自拠点差分画像データa’が自拠点画像管理DB1003に記録され、同様にして他拠点で撮影された他拠点画像データb’が他拠点画像管理DB1004に記録されると、記憶・読出処理部19が、他拠点画像管理DB1004に記憶されている他拠点差分画像データb’から、自拠点差分画像データa’と同一の画像IDである他拠点差分画像データb’を抽出する。そして、合成画像生成部21が、自拠点差分画像データa’が表す自拠点差分画像a’と他拠点差分画像データb’が表す他拠点差分画像b’との合成画像(a’+b’)を生成する(ステップS7)。生成された合成画像(a’+b’)を表す合成画像データ(a’+b’)は、記憶・読出処理部19によって合成画像管理DB1005に記憶される。
続いて、ステップS5で生成された合成画像データ(a’+b’)が表す合成画像(a’+b’)に対して、無人判定部15及び記憶・読出処理部19が、ホワイトボード上に描かれた描画画像200以外の撮影対象物が含まれるか否かを判定する無人判定処理を実施する(ステップS8)。無人判定処理の詳細を、図10を用いて説明する。ステップS5で生成された合成画像データ(a’+b’)が表す合成画像(a’+b’)の画素ごとの輝度を、輝度取得部15aが取得する(ステップS81)。輝度が取得されると、差分判定部15bは合成画像(a’+b’)の各画素の輝度と、合成画像(a’+b’)の画像IDの直前の画像IDである合成画像の同じ位置にある画素の輝度との差分を算出し、その差分が閾値を超えているか否か判定する(ステップS82)。続いて、輝度変化画素数判定部15cが、それぞれの合成(a’+b’)画像に対して算出された輝度の差分が閾値を超えている画素を輝度変化画素としてその数を算出し(ステップS83)、輝度変化画素の数が所定の値を超えているか判定する(ステップS84)。ステップS84で、輝度変化画素の数が所定の値を超えていると判定された場合、合成画像(a’+b’)は無人でないとされ、記憶・読出処理部19が、その合成画像(a’+b’)に対応している無人フラグの値を「false」とする(ステップS85)。ステップS84で輝度変化画素の数が所定の値以下である場合、合成画像(a’+b’)は無人であるとされ、記憶・読出処理部19は、その画像に対応している無人フラグの値を「true」とする(ステップS86)。無人判定部15及び記憶・読出処理部19は、ステップS81からステップS86までの処理を、もっとも小さい画像IDの合成画像を除く、全ての合成画像に対して実施する。
図11(1)乃至図11(5)に示されるF1乃至F10は描画対象物20の状態を表している。時間が経過するとともにF1、F2、・・・F10の順に描画対象物20に描画されている文字が変化する様子を表しているものである。また、F2、F5、F8では、描画対象物20の前方に人物がいることを示している。ステップS7で図11の(1)に示されるF1乃至F10の合成画像が生成され、ステップS8で人物が撮影されている合成画像F2、F5、F8を除いた合成画像が、図11の(2)に示されるように抽出されることになる。
次に、対応する無人フラグが「true」である合成画像(以降、無人合成画像という。)のうち、前に生成された無人合成画像と変化がないものをグループ化し、同じグループの無人合成画像の中から一の画像を代表画像と決定する処理を実施する(ステップS9)。グループ化する処理の詳細を、図12を用いて説明する。合成画像管理DB1005に記憶されている無人合成画像が、その画像の画像IDの、直前の画像IDの無人合成画像と同一であるかを、同一判定部16aが判定する(ステップS91)。ここで、無人合成画像が同一であるか否かを判定する方法としてはテンプレートマッチング等の技術が用いられる。また、ブロックマッチング法を用いて、描画対象物に描かれている描画像に変化はないが、その位置がずれている画像を同一の画像として判定することにより、より精度の高い判定を行うことができる。ステップS91で、無人合成画像が直前の画像IDの無人合成画像と同一であると判定された場合には、グループ決定部16bは、直前の画像IDである無人合成画像のグループIDと同じグループIDである「1」として決定し、記憶・読出処理部19が合成画像管理DB1005に、その合成画像に関連付けて記憶する(ステップS92)。ステップS91で、無人合成画像が直前のグループIDの無人合成画像と同一でないと判定された場合には、グループ決定部16bは、判定対象の無人合成画像に対応するグループIDを、直前のグループIDに1を加算した「2」として決定し、この値を記憶・読出処理部19が合成画像管理DB1005に記憶する(ステップS93)。ステップS91からステップS93までの処理を、もっとも小さい画像IDの無人合成画像を除く、全ての無人合成画像に対して実施する。これにより、図11の(3)に示すように、無人合成画像のうち、無人合成画像F1のグループIDは「1」、無人合成画像F3及びF4のグループIDは「2」、無人合成画像F6及びF7のグループIDは「3」、無人合成画像F9及びF10のグループIDは「4」となる。
このようにして、全ての無人合成画像に対してグループIDを付与することにより、同一のグループIDを付与された無人合成画像は同一のグループに属するとされる。このようなグループ化の処理を終えると、記憶・読出処理部19は、同じグループの合成画像のうち、もっとも画像IDが小さい無人合成画像を代表合成画像として、合成画像管理テーブルの対応する代表フラグを「true」とする。記憶・読出処理部19は、同じグループの合成画像のうち、もっとも画像IDが小さい無人合成画像以外の合成画像に対応する代表フラグ「false」を合成画像管理DB1005にその合成画像に関連付けて記憶する。これにより、図11の(4)に示すように、合成画像F3、F6、及びF9が代表画像として抽出される。
次に、ステップS4で決定された代表合成画像のうち、キーフレーム合成画像を決定する処理を実施する(ステップS10)。キーフレーム合成画像を決定する処理の詳細を、図13を用いて説明する。まず、描画量算出部17aが、代表合成画像の描画量を算出する(ステップS101)。ここで、描画量の算出は輝度が閾値を超えている画素の数をカウントすることによって行われる。そして、描画量判定部17bが、その代表合成画像の直前の画像IDの代表合成画像の描画量より大きいか否かを判定する(ステップS102)。ステップS101で、代表合成画像の描画量が直前の画像IDである代表画像の描画量より大きい場合には、描画量判定部17bは、その代表合成画像が、直後の画像IDである代表画像の描画量より大きいか否かを判定する(ステップS103)。代表画像の描画量が直後の画像IDである代表画像の描画量より大きい場合には、その代表合成画像がキーフレーム合成画像とされ、記憶・読出処理部19が、画像データ管理テーブルの対応するキーフラグ「true」を記憶する(ステップS104)。一方、ステップS102で、代表合成画像の描画量が直前の画像IDである代表合成画像の描画量以下である場合には、記憶・読出処理部19は、合成画像管理DBにその合成画像に関連付けてキーフレームフラグ「false」を記憶する(ステップS105)。ステップS103で、合成画像の描画量が直前の画像IDである画像の描画量以下である場合には、記憶・読出処理部19は、合成画像データ管理テーブルの対応するキーフラグ「false」とする(ステップS105)。ステップS101からステップS105までの処理を、もっとも小さい画像IDの代表合成画像を除く、全ての代表合成画像に対して実施する。これにより、図11の(5)に示すように、画像F3及びF9がキーフレーム合成画像として決定される。
<<実施形態の主な効果>>
以上説明したように本実施形態によれば、撮影装置で撮影された画像から他拠点より受信された画像を取り除いた画像を用いて合成画像を生成するので、1回だけカメラで撮影された描画像が用いられることになるため、画像品質の劣化が発生せず、キーフレーム画像を正確に抽出することができる。
<<実施形態の補足>>
本実施形態では、グループ化する処理及びキーフレーム合成画像を決定する処理において、各画像と、その画像IDの直前の画像IDである画像とに基づいて処理しているが、合成画像が生成された時間情報を合成画像管理DB1005に記憶し、その時間情報を用いることによって、各画像と、直前に生成された画像とに基づいて処理してもよい。
また、キーフレーム合成画像を決定する処理において、各合成画像と、その画像IDの直後の画像IDである合成画像とに基づいて処理しているが、合成画像が生成された時間情報を合成画像管理DB1005に記憶し、その時間情報を用いることによって各合成画像と、その直後に生成された合成画像とに基づいて処理してもよい。
また、画像処理装置10aによって成された差分画像データa’、画像処理装置10b’によって生成された差分画像データb’を図示しない画像処理サーバに通信ネットワーク50を介して送信し、画像処理サーバが合成画像を生成する処理、及び、それ以降の処理を行ってもよい。
また、代表合成画像を決定する処理において、同一のグループIDである無人合成画像のうち、もっとも画像IDの小さい無人合成画像を代表画像としたが、同一のグループIDを有する無人合成画像のうち、任意の一の無人合成画像を代表画像としてもよい。
また、無人フレーム抽出処理の詳細において、輝度取得部15aは、画像フレームが表す画像の周辺領域202内の、画素ごとの輝度を取得してもよい。周辺領域202の前面に描画する人が存在する場合が多いため、このように周辺領域202の輝度を測定するだけで、人のいる画像フレームであるか否かを判定するには十分であり、このようにすることで、描画領域201及び周辺領域202の画素の輝度を測定するより、処理量が減少し、CPUの負荷の低減を図ることができる。
また、黒板等の黒い描画対象物20に白いペンやチョーク等で描画画像200を形成する場合にも適用できる。この場合、描画量とは、描画領域201内にある各画素のうち、輝度値が所定の閾値より高い画素の数量とする。
また、撮影装置30から取得した撮影画像データを用いて差分画像生成処理を実施しているが、撮影装置30から取得した撮影画像データを撮影画像記憶部1001に記憶しておいてもよい。その場合、撮影画像記憶部1001から読み出した撮影画像データを用いて差分画像生成処理を実行することとなる。
同様に、他拠点から受信した受信画像データをいったん受信画像記憶部1002に記憶しておいてもよい。その場合、受信画像記憶部1002から読み出した受信画像データを用いて差分画像生成処理を実施し、また、読み出された受信画像データは他拠点画像管理DB1004に記憶されることになる。
10 画像処理装置
11 送受信部
12 画像取得部
13 画像補正部
14 差分画像生成部
14a 輝度補正部
14b 差分算出部
14c 輝度値決定部
15 無人判定部
15a 輝度取得部
15b 差分判定部
15c 輝度変化画素数判定部
16 代表画像決定部
16a 同一判定部
16b グループ決定部
17 キーフレーム画像決定部
17a 描画量算出部
17b 描画量判定部
18a 表示制御部
18b 音声出力制御部
19 記憶・読出処理部
20 合成画像生成部
1000 記憶部
1001 撮影画像記憶部
1002 受信画像記憶部
1003 自拠点画像管理DB
1004 他拠点画像管理DB
1005 合成画像管理DB
20 描画対象物
200 描画画像
201 描画領域
202 周辺領域
30 撮影装置
40 プロジェクタ
50 通信ネットワーク
特開2004−080750公報

Claims (8)

  1. 撮影された画像を表す撮影画像データを取得する撮影画像データ取得手段と、
    他の画像処理装置から受信画像データを受信する受信画像データ受信手段と、
    前記撮影画像データ取得手段によって取得された前記撮影画像データが表す撮影画像から、前記受信画像データ受信手段によって受信された前記受信画像データが表す受信画像を除去した差分画像を表す第一の差分画像データを生成する差分画像データ生成手段と、
    他の画像処理装置の差分画像データ生成手段によって生成された第二の差分画像データを受信する差分画像データ受信手段と、
    前記差分画像データ生成手段によって生成された前記第一の差分画像データと前記差分画像データ受信手段によって受信された前記第二の差分画像データとを用いて合成画像データを生成する合成画像データ生成手段と、
    前記合成画像データ生成手段によって生成された前記合成画像データから、前記合成画像データが表す合成画像の経時的に変化する描画量が極大であるキーフレーム画像データを抽出するキーフレーム画像データ決定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記合成画像の周辺領域の画像に変化がない無人フレームを抽出する無人フレーム抽出手段を有し、
    前記キーフレーム画像データ決定手段は、前記無人フレーム抽出手段で抽出された複数の合成画像データが表す合成画像の描画量が時間に対して極大であるキーフレーム画像データを決定することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置であって、
    前記無人画像データ抽出手段によって抽出された画像のうち、同一の画像であるものをグループ化するグループ化手段を備え、
    前記キーフレーム画像データ決定手段は、前記グループ化手段でグループ化された画像を代表する代表画像から描画量が時間に対して極大であるキーフレーム画像を表すキーフレーム画像データを決定することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記描画量は、前記画像の画素のうち輝度が所定の閾値より低い画素の数であることを特徴とする画像処理装置。
  5. 画像処理装置が実行する画像処理プログラムであって、
    撮影された画像を表す撮影画像データを取得する撮影画像データ取得工程と、
    他の画像処理装置から受信画像データを受信する受信画像データ受信工程と、
    前記撮影画像データ取得工程によって取得された前記撮影画像データが表す撮影画像から、前記受信画像データ受信工程によって受信された前記受信画像データが表す受信画像を除去した差分画像を表す第一の差分画像データを生成する差分画像データ生成工程と、
    他の画像処理装置の差分画像データ生成工程によって生成された第二の差分画像データを受信する差分画像データ受信工程と、
    前記差分画像データ生成工程によって生成された前記第一の差分画像データと前記差分画像データ受信工程によって受信された前記第二の差分画像データとを用いて合成画像データを生成する合成画像データ生成工程と、
    前記合成画像データ生成工程によって生成された前記合成画像データから、前記合成画像データが表す合成画像の描画量が時間に対して極大であるキーフレーム画像データを抽出するキーフレーム画像データ決定工程と、
    を前記画像処理装置に実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  6. 請求項5に記載の画像処理プログラムであって、
    前記合成画像の周辺領域の画像に変化がない無人フレームを抽出する無人フレーム抽出工程を画像処理装置に実行させ、
    前記キーフレーム画像データ決定工程は、前記無人フレーム抽出工程で抽出された複数の合成画像データが表す合成画像の描画量が時間に対して極大であるキーフレーム画像データを決定することを特徴とする画像処理プログラム。
  7. 請求項6に記載の画像処理プログラムであって、
    前記無人画像データ抽出工程によって抽出された画像のうち、同一の画像であるものをグループ化するグループ化工程を前記画像処理装置に実行させ、
    前記キーフレーム画像データ決定工程は、前記グループ化工程でグループ化された画像を代表する代表画像から描画量が時間に対して極大であるキーフレーム画像を表すキーフレーム画像データを決定することを特徴とする画像処理プログラム。
  8. 請求項5乃至7のいずれか一項に記載の画像処理プログラムであって、
    前記描画量は、前記画像の画素のうち輝度が所定の閾値より低い画素の数であることを特徴とする画像処理プログラム。
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