JP2012129699A - 顔撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの顔を撮影する撮影手段の取り付け方向が適正か否かを容易に判断できる顔撮影システムを提供すること。
【解決手段】顔撮影システムは、ユーザの顔を撮影できる位置に取り付けられ、取り付け方向に報じた撮影範囲を撮影する撮影手段としてのカメラ装置と、そのカメラ装置の取り付け方向が適正か否かを判定する制御部とを備える。その制御部は、カメラ装置が撮影した撮影画像を取得する(S10)。その撮影画像からユーザの顔に対応する顔領域を検出する(S20)。検出した顔領域の中心座標を検出する(S30)。その中心座標が、カメラ装置の取り付け方向が適正とされる範囲として撮影画像中に予め定められた適正範囲に含まれているか否かを判定する(S40)。その判定結果を報知する(S50)。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば車両の運転者の瞬きや顔向きを検出するために適用され、ユーザの顔を撮影する顔撮影システムに関する。
従来、車両の運転者などのユーザの顔をカメラ(撮影手段)で撮影し、その撮影画像に基づいてユーザの瞬きや顔向きを検出するシステムが知られている。そのシステムにおいては、ユーザの顔がカメラの撮影画角内(撮影範囲内)に収まるように、すなわちユーザの顔の位置に対してカメラの撮影範囲が適正となるようにそのカメラの取り付け方向が調整されている必要がある。車両に標準装備される場合など、カメラの取り付け方向が適切になるように考慮された取り付け構造が予め車両に用意されている場合には特段の調整は必要ないが、アフターマーケット品など任意の場所に取り付けが可能な場合においては、カメラを取り付ける際にカメラの取り付け方向を調整する必要がある。
カメラの取り付け方向の調整方法に関して、特許文献1には、カメラが有するレンズの光軸をユーザの眼球又は瞼付近の位置に一致させる作業を容易にできるカメラが開示されている。具体的には、特許文献1のカメラの筐体には、レンズの光軸に対して平行な中心軸を有する貫通孔が開けられている。これによれば、ユーザは、その貫通孔の向こう側の景色が見通せるようにカメラの位置(取り付け方向)を調整することにより、光軸を運転者自身の眼球又は瞼付近の位置に一致させることができるようにしたものである。
特開2008−24085号公報
ところで、ユーザの顔の位置は一定の範囲内で変化する場合がある。特に、トラックやバスなどの大型車ではハンドルが大きいので、その運転者は、ハンドルを回す際に手の動きにともなって顔も動かす場合がある。このような場合、当初、ユーザの顔がカメラの撮影範囲のぎりぎりの位置に収まっていたとしても、その後に撮影範囲から外れてしまうことも起こり得る。このように、ユーザの顔の位置が変化したとしてもカメラの撮影範囲内に収まるように、ユーザの顔の位置変化を、実際の運転姿勢を考慮してカメラの取り付け方向を調整する必要がある。
この点、特許文献1の方法では、ユーザは、カメラの筐体に形成された貫通孔に視線を向けながらカメラの取り付け方向を調整しなければいけないので、実際のシステム使用時のユーザの運転姿勢とは異なる姿勢でカメラの取り付け方向を調整することとなる。そのため、実際のシステム使用時のユーザの顔の位置とは異なる位置を基準としてカメラの取り付け方向が調整されてしまい、実際の使用時にはユーザの顔が撮影範囲から外れてしまうことが起こり得る。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの顔を撮影する撮影手段の取り付け方向が適正か否かを容易に判断できる顔撮影システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の顔撮影システムは、ユーザの顔を撮影できる位置に取り付けられ、取り付け方向に応じた撮影範囲を撮影する撮影手段と、
その撮影手段が撮影した撮影画像から、前記ユーザの顔に対応する顔領域を検出する顔領域検出手段と、
前記撮影画像に対する前記顔領域検出手段が検出した前記顔領域の位置に基づいて、前記撮影手段の取り付け方向が適正か否かを判定する適否判定手段と、
その適否判定手段が前記取り付け方向が適正ではないと判定した場合に、前記取り付け方向が適正ではないことを報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
これによれば、顔領域検出手段が、撮影手段が撮影した撮影画像から顔領域を検出するので、ユーザにカメラ位置に視線を向けるなどの特別な動作を要求することなく、実際の運転姿勢をとった状態で得られる撮影画像に対して顔領域がどの位置にあるのかを把握できる。よって、適否判定手段は、撮影画像に対する顔領域の位置に基づいて、撮影手段の取り付け方向が適正か否かを判断できる。そして、取り付け方向が適正ではない場合には、報知手段が適正でないことを報知するので、実際の使用状態において取り付け方向が適正か否かを容易に判断できる。
また、本発明における適否判定手段は、前記撮影画像に対する前記顔領域の位置が適正とされる範囲として予め定められた前記撮影画像中の適正範囲に前記顔領域が含まれているか否かを判定することで、前記撮影手段の取り付け方向が適正か否かを判定するものであることを特徴とする。
これによれば、撮影画像中に、撮影画像に対する顔領域の位置が適正とされる適正範囲が予め定められる。撮影画像は撮影手段の取り付け方向に対応し、顔領域はユーザの顔に対応するものなので、適否判定手段が適正範囲に顔領域が含まれているか否かを判定することで、ユーザの顔の位置に対して撮影手段の取り付け方向が適正か否かを判定できる。
また、本発明における適否判定手段は、前記顔領域の特定の基準点が前記適正範囲に含まれているか否かを判定するものであることを特徴とする。
これによれば、適否判定手段が顔領域の特定の基準点が適正範囲に含まれているか否かを判定しているので、顔領域の全部の点が適正範囲に含まれているか否かを判定する場合に比べて、顔領域の位置が適正か否かを簡易に判定できる。
また、本発明における適否判定手段は、前記基準点として前記顔領域の中心点が前記適正範囲に含まれているか否かを判定するものであることを特徴とする。
これによれば、顔領域の中心点は顔領域の形状を考慮して決定できる点であるので、適否判定手段がその中心点が適正範囲に含まれているか否かを判定することで、顔領域の位置が適正か否かを精度良く判定できる。
また、本発明における前記顔領域検出手段は、前記顔領域として四角形状の領域を検出するものであり、
前記適否判定手段は、前記基準点として四角形状の前記顔領域の四隅の点が前記適正範囲に含まれているか否かを判定するものであることを特徴とする。
これによれば、四角形状の顔領域の四隅の点は、顔領域の大きさが反映された点であるので、適否判定手段がそれら四隅の点が適正範囲に含まれているか否かを判定することで、顔領域の位置が適正か否かを精度良く判定できる。
また、本発明における前記報知手段は、前記顔領域が前記適正範囲に含まれていない場合に、前記適正範囲に対する前記顔領域の位置を報知することを特徴とする。
これによれば、顔領域が適正範囲に含まれていない場合には、報知手段が適正範囲に対する顔領域の位置を報知するので、撮影手段の取り付け方向を適正な方向に調整しやすくできる。
また、本発明における撮影手段は、前記撮影手段の取り付け方向を可変とさせる方向可変機構を含むことを特徴とする。
これによれば、撮影手段には方向可変機構が含まれているので、報知手段による報知に基づいて撮影手段の取り付け方向を変更できる。このように、方向可変機構を含む撮影手段の取り付け方向の調整に、本発明を適用すると好適である。
顔撮影システムの概略構成を説明する図である。 カメラ装置20の本体部21の前面21aを示した図である。 運転者の顔向きを検出する顔向き検出処理の手順を示したフローチャートである。 図3の各ステップにおける撮影画像等に対する処理を説明する図である。 カメラ装置20の取り付け方向の適否を判定する適否判定処理の手順を示したフローチャートである。 図5の各ステップにおける撮影画像に対する処理を説明する図である。 撮影画像中に設定される適正範囲の変形例を示した図である。
以下、本発明に係る顔撮影システムの実施形態を説明する。図1は、本実施形態の顔撮影システムの概略構成を説明する図である。具体的には、図1(a)は顔撮影システムが搭載されたトラック100の車室を横から見た図を示している。また、図1(b)は、図1(a)のカメラ装置20の撮影範囲70を上から見た図を示している。本実施形態の顔撮影システムは、大型車両であるトラック100の車室に搭載され、そのトラック100の運転者の顔向きや瞬きを検出するための、その運転者の顔fを撮影するシステムとされる。なお、そのトラック100の車室には、運転者が着座する運転席101が設けられ、その運転席101の前方にはハンドル201やダッシュボード102が設けられている。顔撮影システムは、図1に示すように、制御部10及びカメラ装置20を備えている。
カメラ装置20は、運転者の顔fを撮影するものであり、運転席101前方のダッシュボード102上に取り付けられている。また、カメラ装置20の取り付け方向(カメラ装置20の撮影方向)は、運転者の顔fを撮影できる方向(運転席101のヘッドレスト辺りの方向)に調整されている。本実施形態では、カメラ装置20は、アフターマーケット品など任意の場所に取り付け可能なものとされている。
そのカメラ装置20は、本体部21及び支持部23を備えている。支持部23は本体部21を支持する部分とされ、支持部23の下部がダッシュボード102上に粘着シール等で固定されている。本体部21は、CCDイメージセンサ等の撮像素子(図示外)が内蔵されるとともに、前面21aにレンズ22が設けられる形で構成されている。すなわち、本体部21は、レンズ22によって結像された被写体(この場合は運転者の顔f)の像が撮像素子によって画像データに変換される部分とされる。本体部21による撮影画角は予め定められており、具体的には、上下方向の撮影画角(図1(a)の方向から見たときの撮影画角)が「θ1」、左右方向(図1(b)の方向から見たときの撮影画角)が「θ2」とされている。そのため、本体部21は、本体部21(カメラ装置20)の取り付け方向を基準として、上下方向の撮影画角θ1及び左右方向の撮影画角θ2で定まる撮影範囲70(図1参照)を撮影する。
本体部21と支持部23の間には、本体部21の取り付け方向(撮影方向)を上下左右に可変とさせる方向可変機構24(図1(a)参照)が設けられている。つまり、本体部21は、上下方向D1(図1(a)参照)及び左右方向D2(図1(b)参照)に手動で向きが変えられるようになっている。その方向可変機構24として、ポータブルナビ等で採用されている、取り付け方向を変えることができる公知の取り付け部と同様の機構を採用することができる。このように、方向可変機構24によって本体部21の取り付け方向を調整することが可能とされており、これによって、本体部21による撮影範囲70は取り付け方向に応じて変化されることになる。
図2は、本体部21を前から見た図であり、すなわち本体部21の前面21aを示している。図2に示すように、本体部21の前面21aにはLED25が設けられている。そのLED25は、例えばRGBそれぞれの光量を調整して、複数の色の光を発することができるLEDとされる。
なお、カメラ装置20は、被写体(この場合は運転者の顔f)に近赤外光を照射する近赤外LED(図示外)及び外部からの光のうち可視光を遮断する可視光カットフィルタ(図示外)を含んでいる。そのため、夜などの周囲が暗い場合でもカメラ装置20で撮影可能とされ、また、カメラ装置20で撮影された撮影画像は白黒画像とされる。
制御部10は、CPU、ROM、RAM等から構成され、CPUがROMに記憶された制御プログラムにしたがった処理を実行することで、運転者の顔向きや瞬きを検出する顔向き検出処理や、カメラ装置20の取り付け方向が適正か否かを判定する適否判定処理を実行するものである。その制御部10は、カメラ装置20と電気的に接続されており、カメラ装置20で撮影した撮影画像に基づいて、上記の顔向き検出処理や適否判定処理を実行している。なお、図1では、ダッシュボード102の位置に制御部10を図示しているが、その制御部10はトラック100のどの位置に設けられていたとしてもよい。また、制御部10は、カメラ装置20内に設けられたとしてもよい。
制御部10が実行する適否判定処理が本発明の特徴部分であるが、顔向き検出処理についても以下に簡単に説明する。ここで、図3は、制御部10が実行する運転者の顔向きを検出する顔向き検出処理の手順を示したフローチャートを示している。また、図4は、図3の各ステップにおける撮影画像等に対する処理を説明する図である。なお、図3の顔向き検出処理は、例えばトラック100のエンジン始動にともなって開始される。先ず、カメラ装置20で撮影された撮影画像を取得する(S101)。図4(a)は、S101で取得した撮影画像401を例示した図である。図4(a)に示すように、撮影画像401は、運転者の顔fに対応する顔領域410及びそれ以外の背景領域402から構成される。以下、その撮影画像401を処理の対象として説明する。
次いで、その撮影画像401の輝度に基づいて、撮影画像401に含まれる顔領域410の位置を大雑把に検出する(S102)。図4(b)は、撮影画像401の縦の画素列の輝度和の変化を示したライン403を示している。なお、図4(b)では、図4(a)の撮影画像401の各画素列の位置に対応させて輝度和のライン403を示している。ライン403が示すように、一般的に、顔領域410の輝度和は、背景領域402の輝度和に比べて大きくされている。よって、そのライン403の輝度和変化を見ることで、撮影画像401に対する顔領域410の左右方向の位置を大雑把に把握できる。このS102では、撮影画像401の縦の画素列の輝度和に加えて、横の画素列の輝度和に基づいて、顔領域410の撮影画像401に対する左右方向及び上下方向の大雑把の位置を検出する。
次いで、撮影画像401から、顔を構成する眼や鼻などの顔部品に対応する領域を検出する(S103)。図4(c)は、撮影画像401を示しており、その撮影画像401の顔領域410には、左眼に対応する左眼領域411、右眼に対応する右眼領域412、鼻に対応する鼻領域413など、顔部品に対応する領域が含まれている。それら各領域411〜413は、各部品に応じた画像特徴量(エッジ情報、輝度情報)を有している。そこで、S103では、撮影画像401に含まれる各画像特徴量を予め用意された顔部品のテンプレートと比較(マッチング)することで、顔を構成する各部品の領域を検出している。
次いで、S102で検出された顔領域410の大雑把な位置とS103で検出された各顔部品とに基づいて、最終的な顔領域410の位置を検出する(S104)。この際、S102やS103では、顔領域410の候補となる複数の領域や顔部品の候補となる複数の領域を検出してしまう可能性があるので、検出した顔部品の並び順(眼の下に鼻があり、鼻の下に口があるなど)を考慮して、真の顔部品に絞っていく。また、顔の傾きによって、顔の輪郭や顔部品の形状が変わってくるので、その顔の傾きによる形状変化を考慮して、検出した顔部品に対して適宜補正を加える。図4(d)は、S104による検出結果を示しており、具体的には、撮影画像401のうちの領域420が顔領域として検出されたことを示している。このように、S102〜S104の処理を実行することで、実際の顔領域410と一致した顔領域420を検出できる。なお、本実施形態では、四角形状の顔領域420を検出している。
次いで、撮影画像401に含まれる眼領域の上下瞼の距離などから、運転者の眼の開度(瞬き)を検出する(S105)。次いで、S102〜S104で検出した顔領域420に含まれる顔部品の対称性などから、運転者の顔向きを検出する(S106)。次いで、S105で検出した瞬きやS106で検出した顔向きの情報を出力して(S107)、その出力結果に応じた処理(よそ見をしている場合には警告をするなど)を適宜実行する。次いで、例えばエンジンが停止されたか否かに基づいて、この顔向き検出処理を終了するか否かを判定する(S108)。エンジンが動いている間は(S108:No)は上記の処理(S101〜S107)が繰り返し実行され、エンジンが停止された場合に(S108:Yes)、図3のフローチャートの処理が終了される。
このように、制御部10は、運転者の瞬きや顔向きを検出して、必要に応じて警告をしたりするが、その前提として、カメラ装置20で運転者の顔fを撮影することが必要となる。一方、当初はカメラ装置20で運転者の顔fを撮影できていたとしても、運転中に運転者の顔fが動いた際に、カメラ装置20の撮影範囲70(図1参照)から運転者の顔fが外れてしまう場合がある。つまり、運転中に継続して顔fを検出することを考えると、ただ単に撮影範囲70に運転者の顔fが含まれていればいいというわけではない。具体的には、撮影範囲70のうち顔領域の検出に適した特定の範囲71(図1参照)に顔fが位置するように、カメラ装置20の取り付け方向を調整する必要がある。そこで、制御部10は、上述したようにカメラ装置20の取り付け方向が適正か否かを判定する適否判定処理を実行している。以下、その適否判定処理の詳細を説明する。
ここで、図5は、制御部10が実行する適否判定処理の手順を示したフローチャートである。また、図6は、図5の各ステップにおける撮影画像に対する処理を説明する図である。なお、図5のフローチャートの処理は、例えば、トラック100のエンジン始動にともなって開始され、又は、所定の開始スイッチ(図示外)が操作されたことに基づいて開始され、又はエンジン稼働中に定期的に開始される。
先ず、カメラ装置20で撮影された撮影画像を取得する(S10)。図6(a)は、S10で取得した撮影画像301を例示した図である。図6(a)に示すように、撮影画像301には運転者の顔fに対応する顔領域310が含まれている。また、撮影画像301の大きさは、カメラ装置20の撮影範囲70に基づいて定められ、より具体的には、撮影画像301の横幅a1は、カメラ装置20の左右方向の撮影画角θ2(図1(b)参照)に基づいて定められ、縦幅b1は、カメラ装置20の上下方向の撮影画角θ1(図1(a)参照)に基づいて定められる。以下、その撮影画像301を処理の対象として説明する。
次いで、撮影画像301に含まれる顔領域310を検出する(S20)。具体的には、先に説明した図3のフローチャートの処理のうちのS102〜S104の処理を実行して、顔領域310を検出する。なお、このS20では、顔部品の詳細な位置までは必要としていないので、S102の処理のみを実行してもよい。図6(b)は、S20による検出結果を示しており、具体的には、撮影画像301のうちの領域320が顔領域として検出されたことを示している。図6(b)に示すように、この場合は、検出した顔領域320と実際の顔領域310とが一致しているものとする。また、検出した顔領域320は四角形状とされている。なお、S20における顔領域の検出方法は、S102〜S104の方法に限定されるものでなく、どのような手法で顔領域を検出してもよい。
次いで、検出した顔領域320の中心座標(中心点)を検出する(S30)。具体的には例えば、図6(c)に示すように、顔領域320の横幅の中心を通る中心線320aと縦幅の中心を通る中心線320bの交点321を、顔領域320の中心座標として検出する。
次いで、顔領域320の中心座標321が撮影画像301の適正な位置にあるか否かを判定することで、カメラ装置20の取り付け方向が適正か否かを判定する(S40)。具体的には、図6(d)に示すように、撮影画像301の中心351付近の一定の範囲350を、顔領域320の中心座標321の位置が適正とされる適正範囲として、予め定めておく。より具体的には、例えば、撮影画像301の中心351を中心とした、撮影画像301の横幅a1の半分(50%)の横幅a2、撮影画像301の縦幅b1の半分(50%)の縦幅b2を有する適正範囲350を予め定める。なお、適正範囲350は、図1に示す撮影範囲70のうち顔領域の検出に適した特定の範囲71に対応する範囲とされる。そして、顔領域320の中心座標321がその適正範囲350に含まれているか否かを判定する。そして、中心座標321が適正範囲350に含まれている場合にはカメラ装置20の取り付け方向が適正であると判定し、含まれていない場合にはカメラ装置20の取り付け方向が適正ではないと判定する。
次いで、S40の判定結果を、カメラ装置20に設けられたLED25(図2参照)で報知する(S50)。具体的には、例えば、カメラ装置20の取り付け方向が適正である場合にはLED25を青色に光らせ、適正でない場合にはLED25を赤色で光らせるなど、LED25の発光色を変えることで適正か否かを報知する。加えて、顔領域320の中心座標321が適正範囲350に含まれていない場合には、その中心座標321が適正範囲350に対してどの位置で外れているのかも報知する。具体的には、例えば、中心座標321の位置(顔領域320の位置)ごとにLED25の点滅パターンを予め定めておく。そして、LED25の点滅パターンを変えることで、中心座標321の位置(顔領域320の位置)を報知する。その点滅パターンとして、例えば、適正範囲350に対して中心座標321が右側に外れている場合には短い点滅周期の点滅パターンとし、左側に外れている場合には長い点滅周期の点滅パターンとする。
また、LED25の点滅パターンに代えて、又はLED25の点滅パターンに加えて、LED25の発光色を変えることで、中心座標321の位置(顔領域320の位置)を報知してもよい。具体的には、例えば、適正範囲350に対して中心座標321が右側に外れている場合には「赤色」でLED25を発光させ、左側に外れている場合には「緑色」でLED25を発光させ、上側に外れている場合には「黄色」でLED25を発光させ、下側に外れている場合には「紫色」でLED25を発光させる。また、例えば、適正範囲350に対して中心座標321が右側に外れている場合には「緑色で点滅周期が短い点滅パターン」でLED25を発光させ、左側に外れている場合には「緑色で点滅周期が長い点滅パターン」でLED25を発光させ、上側に外れている場合には「赤色で点滅周期が短い点滅パターン」で発光させ、下側に外れている場合には「赤色で点滅周期が長い点滅パターン」で発光させるとしてもよい。
又は、モールス信号のように、一回の報知で、長短の点灯を複雑に組み合わせた点滅パターンでLED25を発光させてもよい。この場合、中心座標321の位置に応じた複数の点滅パターンを予め決めておく。
これによって、ユーザは、カメラ装置20の取り付け方向が適正か否かを容易に判断でき、適正でない場合には、カメラ装置20(本体部21)の取り付け方向をどのように変更すれば適正になるのかも容易に判断できる。S50の処理の後、図5のフローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、カメラ装置20の取り付け方向を容易に適正に調整できるとともに、一つのLED25で上記の報知を行っているので、システムの構成を簡素にできる。なお、本発明に係る顔撮影システムは上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々変形することができる。以下、変形例について説明する。
(変形例1)
上記実施形態では、図5のS30、S40において、顔領域の中心座標が撮影画像中の適正範囲に含まれているか否かを判定することで、カメラ装置20の取り付け方向が適正か否かを判定していたが、中心座標に代えて、他の基準点が適正範囲に含まれているか否かを判定してもよい。具体的には、例えば、四角形状の顔領域の四隅の点が適正範囲に含まれているか否かを判定してもよい。この場合、図5のS30では、図6(c)に示すように、顔領域320の四隅の点322a〜322dを検出する。そして、S40では、それら四隅の点322a〜322dが適正範囲350(図6(d)参照)に含まれているか否かを判定する。それら四隅の点322a〜322dは、顔領域320の大きさが反映された点であるので、顔領域320全体が適正範囲350に含まれているか否かを判定できる。よって、カメラ装置20の取り付け方向が適正か否かを精度良く判定できる。
(変形例2)
上記実施形態では、撮影画像に対する顔領域の位置が適正とされる適正範囲として、撮影画像の中心を中心とした撮影画像の50%の大きさの適正範囲を定めていたが(図6(d)参照)、これに限られるものではない。ここで、図7は、適正範囲の変形例を示した図である。すなわち、図7(a)に示すように、適正の程度が異なる複数の適正範囲を設定してもよい。図7(a)では、顔領域の位置が一応適正とみなせる範囲である第一の適正範囲551と、その第一の適正範囲551内に設定された、より一層適正とみなせる範囲である第二の適正範囲552を示している。そして、図5のS50では、顔領域が適正範囲551、552に含まれている場合に、含まれている適正範囲551、552に応じた報知を行うようにする。例えば、顔領域が第一の適正範囲551に含まれている場合には、一応適正であるが事後的に適正でなくなる可能性があることを示した報知(警告)として、例えばLED25を黄色に発光させる。他方、顔領域が第二の適正範囲552に含まれている場合には、カメラ装置20の取り付け方向が適正であり調整する必要がないことを示した報知として、例えばLED25を青色で発光させる。これによって、ユーザは、LED25が黄色に発光された場合にはカメラ装置20の取り付け方向を必要に応じて調整する必要があることを把握でき、LED25が青色に発光された場合にはカメラ装置20の取り付け方向を調整する必要がないことを把握できる。
また、図7(b)に示すように、適正範囲を撮影画像の中心付近に設定しなくてもよく、運転中における予想される顔の動きに応じた位置に適正範囲を設定してもよい。図7(b)では、適正範囲553の中心553aが撮影画像501の中心501aよりも下側に位置し、適正範囲553が撮影画像501の下辺りに設定された例を示している。例えばエアクッションの運転席を採用いている場合には、運転中に運転者が上方向に跳ねることが予想されるので、図7(b)のように撮影画像の下辺りに適正範囲を設定するのが好適である。
また、適正範囲の形状は、上記実施形態のように四角形状に限定されるものではなく、例えば円状の適正範囲を設定してもよい。さらに、適正範囲の大きさも上記実施形態のように撮影画像の50%の大きさに限定されるものではなく、例えば、適正範囲を撮影画像の30%の大きさにして厳しめに適否を判定しても、逆に、適正範囲を撮影画像の70%の大きさにして甘めに適否を判定してもよい。
(変形例3)
上記実施形態では、カメラ装置20の取り付け方向の適否の報知を、一つのLED25の発光で行っていたが、当然これに限定されるものではない。例えば、カメラ装置20に複数のLEDを設けて、それら複数のLEDを利用して適否の報知をしてもよい。例えば、適正であることを報知するためのLEDと、適正ではないことを報知するためのLEDとを設けてもよい。
また、例えば、顔領域の位置が適正ではない場合であって、その顔領域の位置に応じた複数のLEDを設けてもよい。例えば、顔領域が右側に外れていることを報知するためのLED、左側に外れていることを報知するためのLED、上側に外れていることを報知するためのLED、及び下側に外れていることを報知するためのLEDを設けてもよい。これによって、より一層、カメラ装置20の取り付け方向を調整しやすくできる。
また、LEDに代えて、文字や図形を表示する液晶ディスプレイなどのディスプレイや、音を発するスピーカを利用して、報知を行ってもよい。この場合、車載ナビゲーション装置などの他の車載装置のディスプレイやスピーカを利用して報知を行ってもよい。これによって、システムの構成を簡素に維持しつつ、より一層、カメラ装置20の取り付け方向を調整しやすくできる。
(変形例4)
上記実施形態では、運転者の顔向きを検出するシステムの制御部10(図1参照)が、カメラ装置20の取り付け方向の適否判定処理を実行していたが、専用の診断ツールを用意し、その診断ツールが適否判定処理を実行するようにしてもよい。特にディーラ等でカメラ装置20を後付けするときに、カメラ装置20の取り付け方向を調整する必要があることから、ディーラ等に、適否判定処理を実行する診断ツールを用意しておく。そして、その診断ツールが例えばカメラ装置20に接続されたときに、診断ツールが図5の適否判定処理を実行するようにする。この場合、適否の報知を診断ツールに設けられた表示部で行うようにする。これによって、車両におけるシステムの構成を簡素にできる。
なお、上記実施形態において、カメラ装置20が本発明の「撮影手段」に相当する。図5のS10及びS20の処理を実行する制御部10が本発明の「顔領域検出手段」に相当する。図5のS30及びS40の処理を実行する制御部10が本発明の「適否判定手段」に相当する。図5のS50の処理を実行する制御部10及びLED25が本発明の「報知手段」に相当する。
10 制御部
20 カメラ装置
21 本体部
22 レンズ
23 支持部
24 方向可変機構
25 LED
70 撮影範囲
100 トラック
301、501 撮影画像
310 実際の顔領域
320 検出した顔領域
321 顔領域の中心座標
322a〜322d 顔領域の四隅の点
350、551、552 適正範囲
351、553a 適正範囲の中心

Claims (7)

  1. ユーザの顔を撮影できる位置に取り付けられ、取り付け方向に応じた撮影範囲を撮影する撮影手段と、
    その撮影手段が撮影した撮影画像から、前記ユーザの顔に対応する顔領域を検出する顔領域検出手段と、
    前記撮影画像に対する前記顔領域検出手段が検出した前記顔領域の位置に基づいて、前記撮影手段の取り付け方向が適正か否かを判定する適否判定手段と、
    その適否判定手段が前記取り付け方向が適正ではないと判定した場合に、前記取り付け方向が適正ではないことを報知する報知手段と、を備えることを特徴とする顔撮影システム。
  2. 前記適否判定手段は、前記撮影画像に対する前記顔領域の位置が適正とされる範囲として予め定められた前記撮影画像中の適正範囲に前記顔領域が含まれているか否かを判定することで、前記撮影手段の取り付け方向が適正か否かを判定するものであることを特徴とする請求項1に記載の顔撮影システム。
  3. 前記適否判定手段は、前記顔領域の特定の基準点が前記適正範囲に含まれているか否かを判定するものであることを特徴とする請求項2に記載の顔撮影システム。
  4. 前記適否判定手段は、前記基準点として前記顔領域の中心点が前記適正範囲に含まれているか否かを判定するものであることを特徴とする請求項3に記載の顔撮影システム。
  5. 前記顔領域検出手段は、前記顔領域として四角形状の領域を検出するものであり、
    前記適否判定手段は、前記基準点として四角形状の前記顔領域の四隅の点が前記適正範囲に含まれているか否かを判定するものであることを特徴とする請求項3に記載の顔撮影システム。
  6. 前記報知手段は、前記顔領域が前記適正範囲に含まれていない場合に、前記適正範囲に対する前記顔領域の位置を報知することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の顔撮影システム。
  7. 前記撮影手段は、前記撮影手段の取り付け方向を可変とさせる方向可変機構を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の顔撮影システム。
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