JP2012129060A - 平板型sofcスタック - Google Patents

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Abstract

【課題】セパレータの厚さを削減しつつ、燃料および空気を単セルの中心部へ適切に供給する。
【解決手段】隣接する発電ユニット間に、燃料を一方の発電ユニットへ供給する燃料中心供給経路11と、空気を他方の発電ユニットへ供給する空気中心供給経路12とを有する共通セパレータ10を設ける。燃料中心供給経路11を、燃料流路板4と接する面10Aに溝形状で中心部へ向けて延設するとともに、空気中心供給経路12を、空気流路板5と接する面10Bに、燃料中心供給経路11と立体的に交差しないように、溝形状で中心部へ向けて延設する。燃料流路板4に、先端開口部11Aと燃料流路4Bの中心部とを接続する燃料供給穴4Aを設け、空気流路板5に、先端開口部12Aと空気流路5Bの中心部とを接続する空気供給穴5Aを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、平板型固体酸化物形燃料電池を含む単セルを複数積層した平板型固体酸化物形燃料電池スタックに関する。
平板型燃料電池は、平板からなる電解質と、この電解質の表裏面にそれぞれ形成した空気極および燃料極とで単セルを形成し、燃料極と空気極に燃料ガスと酸化剤ガスをそれぞれ給排気する通路を有するセパレータで単セルを挟み込んだ状態で介装してなる発電ユニットを、複数個積層して電気的に直列に接続することにより燃料電池セルスタックを形成し、上記通路を介して各単セルの各極に燃料ガスと酸化剤ガスを供給することにより発電を行うようにした燃料電池である。
図14は、従来の平板型固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:以下、平板型SOFCという)スタックで用いる発電ユニットの平面図、図15は、従来の平板型SOFCスタックで用いる発電ユニットのAA断面図、図16は、従来の平板型SOFCスタックの積層例(断面図)である。
平板型SOFCスタック300の発電ユニット301は、単セル1、セルホルダ2、絶縁部材3、燃料流路板4、空気流路板5、燃料中心供給板31、および空気中心供給板32から構成されている。
単セル1は、全体として円板形状(ディスク形状)をなす燃料極支持型のセルであり、平板からなる電解質1C、この電解質1Cの一方の面に形成された平板からなる燃料極1A、および電解質1Cの他方の面に形成された平板からなる空気極1Bから構成されている。
この単セル1は、セルホルダ2の支持穴2Aで支持されて、燃料流路板4と空気流路板5と間の所定の位置に配設されている。単セル1の燃料極1Aは、燃料流路板4により電解質1C側に押圧されて保持されており、単セル1の空気極1Bは、空気流路板5により電解質1C側に押圧されて保持されている。セルホルダ2と空気流路板5との間には両者を電気的に絶縁するとともに、空気と燃料との混合を封止するための絶縁部材3が設けられている。
セルホルダ2、絶縁部材3、燃料流路板4、空気流路板5、燃料中心供給板31、および空気中心供給板32は、全体として平面視略矩形をなしており、その中心部に配置される単セル1の周囲に、これらの積層方向に沿って、略円形断面を有する複数の貫通孔が形成されている。これら貫通孔は、燃料供給マニホールド21、空気供給マニホールド22、燃料排気マニホールド23、および空気排気マニホールド24として用いられる。
また、燃料流路板4、空気流路板5、燃料中心供給板31、および空気中心供給板32の各セパレータは、例えば、エッチング、切削加工、プレス加工によって様々なパターンを設けた金属板で構成されている。
燃料中心供給板31は、燃料流路板4の単セル1と反対側の面に設けられており、燃料中心供給板31のうち燃料流路板4側の面には、燃料供給マニホールド21から単セル1の中心部に向けて燃料を供給する燃料中心供給経路31Aが設けられている。これにより、燃料は、燃料供給マニホールド21から、燃料中心供給経路31Aを通って単セル1の中心部まで供給された後に、燃料流路板4の中心部に設けられた燃料供給穴4Aを通って、燃料極1Aの中心部に供給される。
また、燃料流路板4のうち単セル1側の面には、燃料を燃料極1A面上に分配すると同時に燃料極1Aから電気を取り出す燃料流路4Bが設けられている。これにより、燃料供給穴4Aから供給された燃料は、燃料流路4B内を燃料極1Aの中心部から周辺部に向かって流れる間に発電に利用され、燃料排出経路4Cを通って燃料排気マニホールド23へ排出される。なお、燃料の排気については、上記以外の排気構造を持つものであってもよい。
空気中心供給板32は、空気流路板5の単セル1と反対側の面に設けられており、空気中心供給板32のうち空気流路板5側の面には、空気供給マニホールド22から単セル1の中心部に向けて空気を供給する空気中心供給経路32Aが設けられている。これにより、空気は、空気供給マニホールド22から、空気中心供給経路32Aを通って単セル1の中心部まで供給された後に、空気流路板5の中心部に設けられた空気供給穴5Aを通って、空気極1Bの中心部に供給される。
また、空気流路板5のうち単セル1側の面には、空気を空気極1B面上に分配すると同時に空気極1Bから電気を取り出すための空気流路5Bが設けられている。これにより、空気供給穴5Aから供給された空気は、空気流路5B内を空気極1Bの中心部から周辺部に向かって流れる間に発電に利用され、空気排出経路5Cを通って空気排気マニホールド24へ排出される。なお、空気の排気については、上記以外の排気構造を持つものであってもよい。
横尾雅之,田畑嘉隆,吉田吉晃,大類姫子,林克也,野沢和彦,野崎洋介,荒井創、「NTTにおける内部マニホールド型SOFCスタックの開発」、第16回SOFC研究発表会 講演要旨集、pp. 2-5、2003
図15に示したように、平板型SOFCの単セル1が全体として円板形状をなす場合、燃料および空気のセル面内分布およびこれら燃料および空気の封止の観点から、燃料および空気を単セル1の中心部へ供給してから単セル1の周辺部へ配分することが望ましい。また、省スペースおよび圧力損失低下の観点から、セパレータに設ける溝の深さは少しでも深くすること、具体的には少なくともセパレータの厚さの半分以上にすることが望ましい。
このような点を考慮して、前述した従来技術では、図15に示すように、燃料および空気を単セル1の中心部に供給するために、燃料中心供給経路31Aおよび空気中心供給経路32Aを形成するセパレータとして、燃料中心供給板31および空気中心供給板32をそれぞれ1枚ずつ用いていた。
しかしながら、この構造では、燃料中心供給板31および空気中心供給板32の厚さに応じて、発電ユニット201の積層方向の高さ(厚さ)が増大するため、平板型SOFCスタック全体をコンパクト化することが難しいという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、セパレータの厚さを削減しつつ、燃料および空気を単セルの中心部へ適切に供給できる平板型SOFCスタックを提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる平板型SOFCスタックは、燃料極、空気極、および個体酸化物の電解質から構成される平板型固体酸化物形燃料電池(以下、平板型SOFCという)の単セルと、燃料および空気を単セルへ供給するための経路が設けられたセパレータとを備えた発電ユニットを互いに積層して電気的に直列接続することにより形成された平板型SOFCスタックであって、セパレータは、燃料極へ燃料を供給する燃料流路が設けられた燃料流路板と、空気極へ空気を供給する空気流路が設けられた空気流路板とを備え、セパレータとは別個に、積層により隣接する2つの発電ユニットのセパレータ間に設けられて、燃料供給マニホールドから燃料を一方の発電ユニットへ供給する燃料中心供給経路と、空気供給マニホールドから空気を他方の発電ユニットへ供給する空気中心供給経路とを有する共通セパレータを備えている。
そして、燃料中心供給経路は、共通セパレータのうち一方の発電ユニットの燃料流路板と接する第1の面に、溝形状で燃料供給マニホールドから共通セパレータの中心部へ向けて延設し、空気中心供給経路は、共通セパレータのうち他方の発電ユニットの空気流路板と接する、第1の面とは反対側の第2の面に、燃料中心供給経路と立体的に交差しないように、溝形状で空気供給マニホールドから共通セパレータの中心部へ向けて延設し、燃料流路板は、燃料極の略中心部と対向する位置に設けられて、燃料中心供給経路の先端開口部と燃料流路の中心部とを接続する燃料供給穴を有し、空気流路板は、空気極の略中心部と対向する位置に設けられて、空気中心供給経路の先端開口部と空気流路の中心部とを接続する空気供給穴を有している。
この際、燃料供給穴を、燃料極の中心から燃料中心供給経路の先端開口部までを含む半径を有する円形状の穴で形成し、空気供給穴を、空気極の中心から空気中心供給経路の先端開口部までを含む半径を有する円形状の穴で形成してもよい。
また、燃料供給穴を、燃料極の中心から燃料中心供給経路の先端開口部までを含む長径を有する楕円形状または長円形状の穴で形成し、空気供給穴を、空気極の中心から空気中心供給経路の先端開口部までを含む長径を有する楕円形状または長円形状の穴で形成してもよい。
また、燃料中心供給経路および空気中心供給経路のいずれか一方または両方を、共通セパレータの第1の面と第2の面とを貫通するスリット形状で形成してもよい。
本発明によれば、セパレータの厚さを増やすことなく、燃料および空気の供給路を構成するためのセパレータの枚数を半減することができ、結果として、平板型SOFCスタックをコンパクト化することが可能となる。また、1つの共通セパレータの両面に燃料および空気の供給路を別個に形成した場合でも、これら供給路を立体的に交差させることなく、燃料流路や空気流路の中心部へ燃料や空気を供給することができる。したがって、平板型SOFCスタックをコンパクト化した場合でも、燃料および空気を単セルの中心部へ適切に供給することができ、高い発電効率を得ることが可能となる。
第1の実施の形態にかかる平板型SOFCスタックの構成を示すブロック図である。 図1のII−II断面図である。 図1のIII−III断面図である。 第1の実施の形態にかかる平板型SOFCスタックの積層例(断面図)である。 セルホルダの平面図である。 絶縁部材の平面図である。 燃料流路板の説明図である。 空気流路板の説明図である。 共通セパレータの説明図である。 第2の実施の形態にかかる平板型SOFCスタックの構成を示すブロック図である。 図10のXI−XI断面図である。 第2の実施の形態で用いる燃料流路板の説明図である。 第2の実施の形態で用いる空気流路板の説明図である。 従来の平板型SOFCスタックで用いる発電ユニットの平面図である。 従来の平板型SOFCスタックで用いる発電ユニットのAA断面図である。 従来の平板型SOFCスタックの積層例(断面図)である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる平板型SOFCスタックについて説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる平板型SOFCスタックの構成を示すブロック図である。図2は、図1のII−II断面図である。図3は、図1のIII−III断面図である。図4は、第1の実施の形態にかかる平板型SOFCスタックの積層例(断面図)である。これら図1〜図4において、前述の図14〜図16と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
平板型SOFCスタック100は、燃料極、空気極、および個体酸化物の電解質から構成される平板型SOFCの単セルと、燃料および空気を単セルへ供給するための経路が設けられたセパレータとを備えた発電ユニットを互いに積層して電気的に直列接続することにより形成されている。
[発明の原理]
一般に、SOFCでは、単セル当たりで得られる発電電圧、いわゆるセル電圧は0.7V前後であり、実用的な電圧を得るには多くの単セルを積層する必要がある。このため、平板型SOFCスタックをコンパクト化するには、セパレータの厚さを極力薄くする必要がある。
一方、それぞれの単セルで効率よく発電するには、十分な量の燃料や空気を供給する必要がある。したがって、セパレータを必要以上に薄くすればセパレータに設けた供給路の断面積が小さくなって燃料や空気の供給量が減るため、発電効率が低下する。
また、平板型SOFCスタックでは、燃料や空気のシーリングのため積層したセパレータが押圧されており、またSOFC自体が700℃〜1000℃という高温で動作する。このため、セパレータを必要以上に薄くすれば、高温でセパレータの強度が低下するため、セパレータに設けた供給路が変形して閉塞する場合もある。
したがって、セパレータの厚さは、十分な量の燃料や空気を供給できる供給路を形成するのに必要な厚さに設計する必要がある。
本発明は、従来、発電ユニットごとに別個のセパレータを用いて燃料および空気の供給路を構成していた点に着目し、発電ユニットとは独立した別個の共通セパレータを各発電ユニット間に新たに設けて、隣接する2つの発電ユニットのうちの一方の発電ユニットの燃料供給路と、他方の発電ユニットの空気供給路とを、1つの共通セパレータで構成するようにしたものである。
また、制限された厚さのセパレータに効率よく供給路を形成するために、燃料および空気の供給路を、共通セパレータの2つの面、すなわち表面および裏面にそれぞれ別個に形成し、互いの供給路が平面視で立体的に交差しないように形成したものである。これにより、従来のセパレータと同じ厚さで、燃料および空気の両方の供給路を形成することができる。この際、制限された厚さのセパレータに効率よく供給路を形成するために、供給路の深さを共通セパレータの厚さの半分以上の深さとしてもよい。
したがって、セパレータの厚さを増やすことなく、燃料および空気の供給路を構成するためのセパレータの枚数を半減することができ、結果として、平板型SOFCスタックをコンパクト化することが可能となる。
また、前述したように、平板型SOFCの単セルが全体として円板形状をなす場合、燃料および空気のセル面内分布およびこれら燃料および空気の封止の観点から、燃料および空気を単セルの中心部へ供給してから単セルの周辺部へ配分することが望ましい。
しかし、燃料および空気の各供給路を、燃料排気マニホールドや空気供給マニホールドから燃料流路や空気流路の中心部まで設けた場合、中心部で燃料および空気の供給路が立体的に交差することになる。
このため、本発明では、発電ユニットのうち燃料流路を構成するセパレータ、すなわち燃料流路板のうち、単セルの燃料極の略中心部と対向する位置に、燃料流路の中心部と共通セパレータの燃料供給路の先端開口部とを接続する燃料供給穴を設けるとともに、発電ユニットのうち空気流路を構成するセパレータ、すなわち空気流路板のうち、単セルの空気極の略中心部と対向する位置に、空気流路の中心部と共通セパレータの空気供給路の先端開口部とを接続する空気供給穴を設けたものである。
これにより、1つの共通セパレータの両面に燃料および空気の供給路を別個に形成した場合でも、これら供給路を立体的に交差させることなく、燃料流路や空気流路の中心部へ燃料や空気を供給することができる。
したがって、平板型SOFCスタックをコンパクト化した場合でも、燃料および空気を単セルの中心部へ適切に供給することができ、高い発電効率を得ることが可能となる。
本実施の形態は、このような発明の原理に基づいて、次のような構成を備えている。
すなわち、セパレータとして、燃料極へ燃料を供給する燃料流路が設けられた燃料流路板と、空気極へ空気を供給する空気流路が設けられた空気流路板とを備えるとともに、このセパレータとは別個に、積積層により隣接する2つの発電ユニットのセパレータ間に設けられて、燃料供給マニホールドから燃料を一方の発電ユニットへ供給する燃料中心供給経路と、空気供給マニホールドから空気を他方の発電ユニットへ供給する空気中心供給経路とを有する共通セパレータを備えている。
そして、燃料中心供給経路を、共通セパレータのうち一方の発電ユニットの燃料流路板と接する第1の面に、溝形状で燃料供給マニホールドから共通セパレータの中心部へ向けて延設するとともに、空気中心供給経路を、共通セパレータのうち他方の発電ユニットの空気流路板と接する、第1の面とは反対側の第2の面に、燃料中心供給経路と立体的に交差しないように、溝形状で空気供給マニホールドから共通セパレータの中心部へ向けて延設し、燃料流路板に、燃料極の略中心部と対向する位置に設けられて、燃料中心供給経路の先端開口部と燃料流路の中心部とを接続する燃料供給穴を設けるとともに、空気流路板に、空気極の略中心部と対向する位置に設けられて、空気中心供給経路の先端開口部と空気流路の中心部とを接続する空気供給穴を設けたものである。
[第1の実施の形態の構成]
次に、図1〜図4を参照して、本実施の形態にかかる平板型SOFCスタック100の構成について詳細に説明する。
平板型SOFCスタック100の発電ユニット101は、単セル1、セルホルダ2、絶縁部材3、燃料流路板4、および空気流路板5から構成されている。また、これら発電ユニット101(101M)は、隣接する発電ユニット101(101N)との間に共通セパレータ10を挟んで互いに積層されている。
単セル1は、全体として円板形状(ディスク形状)をなす燃料極支持型のセルであり、平板からなる電解質1C、この電解質1Cの一方の面に形成された平板からなる燃料極1A、および電解質1Cの他方の面に形成された平板からなる空気極1Bから構成されている。
この単セル1は、セルホルダ2の支持穴2Aで支持されて、燃料流路板4と空気流路板5と間の所定の位置に配設されている。単セル1の燃料極1Aは、燃料流路板4により電解質1C側に押圧されて保持されており、単セル1の空気極1Bは、空気流路板5により電解質1C側に押圧されて保持されている。
セルホルダ2、絶縁部材3、燃料流路板4、空気流路板5、および共通セパレータ10は、全体として平面視略矩形をなしており、それぞれの中心が単セル1、さらには燃料極1Aおよび空気極1Bの中心軸に位置合わせされて配置されている。
このうち、セルホルダ2、燃料流路板4、空気流路板5、および共通セパレータ10は、例えば、エッチング、切削加工、プレス加工によって様々な穴や溝などのパターンを形成した金属板で構成されている。
また、セルホルダ2、絶縁部材3、燃料流路板4、空気流路板5、および共通セパレータ10の中心部に位置する単セル1の周囲に、これらの積層方向に沿って、略円形断面を有する複数の貫通孔が形成されている。これら貫通孔は、燃料や空気の給排気を行うための各経路、すなわち燃料供給マニホールド21、空気供給マニホールド22、燃料排気マニホールド23、および空気排気マニホールド24として用いられる。
図5は、セルホルダの平面図である。セルホルダ2には、その中心部に単セル1を支持するための支持穴2Aが設けられている。なお、セルホルダ2は、燃料流路板4の周縁部の高さを高くすることにより、燃料流路板4と一体に形成してもよい。
図6は、絶縁部材の平面図である。絶縁部材3は、平面視ドーナツ板形状をなす電気的絶縁部材であり、アノード極を形成する燃料極1Aと電気的に接続されているセルホルダ2と、カソード極を形成する空気極1Bと電気的に接続されている空気流路板5とを電気的に絶縁する機能と、空気と燃料との混合を封止する機能とを有している。
図7は、燃料流路板の説明図であり、図7(a)は、燃料流路板の平面図、図7(b)は、燃料流路板の底面図である。燃料流路板4は、燃料極1Aの略中心部と対向する位置に設けられた燃料供給穴4Aと、燃料極1Aと対向する位置に形成されて、燃料供給穴4Aから燃料極1Aへ燃料を配分供給する燃料流路4Bと、燃料流路4Bと燃料排気マニホールド23とを接続する燃料排出経路4Cとを有している。なお、燃料の排気については、上記以外の排気構造を持つものであってもよい。
また、燃料供給穴4Aは、共通セパレータ10の燃料中心供給経路11の先端開口部11Aと燃料流路4Bの中心部とを接続する形状をなしている。図7には、燃料供給穴4Aを、燃料極1Aの中心Pから燃料中心供給経路11の先端開口部11Aまでを含む半径を有する円形状の穴で構成した場合の例が示されている。これにより、燃料流路板4の中心に、円形状の穴を設けるという極めて簡素な加工処理で、燃料供給穴4Aを形成することができ、製造コストを大幅に削減できる。
図8は、空気流路板の説明図であり、図8(a)は、空気流路板の平面図、図8(b)は、空気流路板の底面図である。空気流路板5は、空気極1Bの略中心部と対向する位置に設けられた空気供給穴5Aと、空気極1Bと対向する位置に形成されて、空気供給穴5Aから空気極1Bへ空気を配分供給する空気流路5Bと、この空気流路5Bと空気排気マニホールド24とを接続する空気排出経路5Cとを有している。なお、空気の排気については、上記以外の排気構造を持つものであってもよい。
また、空気供給穴5Aは、共通セパレータ10の空気中心供給経路12の先端開口部12Aと空気流路5Bの中心部とを接続する形状をなしている。図8には、空気供給穴5Aを、空気極1Bの中心Pから空気中心供給経路12の先端開口部12Aまでを含む半径を有する円形状の穴で構成した場合の例が示されている。これにより、空気流路板5の中心に、円形状の穴を設けるという極めて簡素な加工処理で、空気供給穴5Aを形成することができ、製造コストを大幅に削減できる。
図9は、共通セパレータの説明図であり、図9(a)は、共通セパレータの平面図、図9(b)は、共通セパレータの底面図である。
共通セパレータ10は、隣接する発電ユニット101Mおよび発電ユニット101Nのうち、燃料供給マニホールド21から燃料を一方の発電ユニット101Mの燃料供給穴4Aへ供給する燃料中心供給経路11と、空気供給マニホールド22から空気を他方の発電ユニット101Nの空気供給穴5Aへ供給する空気中心供給経路12とを有している。
共通セパレータ10には、一方の発電ユニット101Mの燃料流路板4と接する面10A(第1の面)に、燃料供給マニホールド21から共通セパレータ10の中心部へ向けて、燃料流路板4側に開口する溝形状の燃料中心供給経路11が延設されている。この燃料中心供給経路11の延設した先端開口部11Aは、共通セパレータ10の中心部で、一方の発電ユニット101Mの燃料供給穴4Aと接続されている。
また、共通セパレータ10には、他方の発電ユニット101Nの空気流路板5と接する、面10Aとは反対側の面10B(第2の面)に、空気供給マニホールド22から共通セパレータ10の中心部へ向けて、燃料中心供給経路11と立体的に交差しないように、空気流路板5側に開口する溝形状の空気中心供給経路12が延設されている。この空気中心供給経路12の延設した先端開口部12Aは、共通セパレータ10の中心部で、他方の発電ユニット101Nの空気供給穴5Aと接続されている。
これら燃料中心供給経路11および空気中心供給経路12は、断面矩形状あるいは湾曲形状の溝形状をなしている。これら燃料中心供給経路11および空気中心供給経路12の場や深さ(高さ)については、発電ユニット1に供給させる燃料や空気の圧力損失低下を考慮して、それぞれの設計範囲の値を選択すればよい。
燃料中心供給経路11および空気中心供給経路12の深さ(高さ)については、例えば共通セパレータ10の厚さの半分以上とすることにより、前述したような各種条件で制限された厚さの共通セパレータにおいて、圧力損失を抑制しつつ、より多くの量の燃料や空気を供給できる供給路を形成することができる。
また、燃料中心供給経路11および空気中心供給経路12は、立体的に交差しないため、共通セパレータ10の面10A,10Bを貫通するスリット形状であってもよい。
燃料中心供給経路11および空気中心供給経路12は、互いに立体的に交差しない位置に配置されている。燃料中心供給経路11と空気中心供給経路12に貫通穴ができると、燃料と空気が単セル1に供給される前に燃焼し、発電性能が大幅に低下してしまうので、燃料中心供給経路11と空気中心供給経路12とは、互いに干渉しないように配置してある。
なお、燃料中心供給経路11と空気中心供給経路12とは、共通セパレータ10の中心部で接近する。図9の例では、燃料中心供給経路11と空気中心供給経路12の両方が、共通セパレータ10の中心まで届かない構造となっているが、互いに干渉しなければ、どちらか一方だけが中心まで届かない構造となっても構わない。
また、燃料流路板4および空気流路板5のうち、共通セパレータ1と接する面に、溝形状の補助的経路を形成して、燃料中心供給経路11や空気中心供給経路12を補助することにより、燃料や空気の圧力損失の低下をはかってもよい。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、燃料流路板4や空気流路板5などのセパレータとは別個に、積層により隣接する2つの発電ユニット101M,101Nのセパレータ間に設けられて、燃料供給マニホールド21から燃料を一方の発電ユニット101Mへ供給する燃料中心供給経路11と、空気供給マニホールド22から空気を他方の発電ユニット101Nへ供給する空気中心供給経路12とを有する共通セパレータ10を備えたものである。
そして、燃料中心供給経路11を、共通セパレータ10のうち一方の発電ユニット101Mの燃料流路板4と接する面10Aに、溝形状で燃料供給マニホールド21から共通セパレータ10の中心部へ向けて延設するとともに、空気中心供給経路12を、共通セパレータ10のうち他方の発電ユニット101Nの空気流路板5と接する、面10Aとは反対側の面10Bに、燃料中心供給経路11と立体的に交差しないように、溝形状で空気供給マニホールド22から共通セパレータ10の中心部へ向けて延設し、燃料流路板4に、燃料極1Aの略中心部と対向する位置に、燃料中心供給経路11の先端開口部11Aと燃料流路4Bの中心部とを接続する燃料供給穴4Aを設けるとともに、空気流路板5には、空気極1Bの略中心部と対向する位置に、空気中心供給経路12の先端開口部12Aと空気流路5Bの中心部とを接続する空気供給穴5Aを設けたものである。
これにより、セパレータの厚さを増やすことなく、燃料および空気の供給路を構成するためのセパレータの枚数を半減することができ、結果として、平板型SOFCスタックをコンパクト化することが可能となる。
また、1つの共通セパレータの両面に燃料および空気の供給路を別個に形成した場合でも、これら供給路を立体的に交差させることなく、燃料流路や空気流路の中心部へ燃料や空気を供給することができる。したがって、平板型SOFCスタックをコンパクト化した場合でも、燃料および空気を単セルの中心部へ適切に供給することができ、高い発電効率を得ることが可能となる。
また、本実施の形態では、セルホルダ2、絶縁部材3、燃料流路板4、空気流路板5、および共通セパレータ10の周辺部に設けた貫通穴を、燃料供給マニホールド21、空気供給マニホールド22、燃料排気マニホールド23、および空気排気マニホールド24として用いる場合を例として説明したが、燃料および空気については、このような貫通穴を用いず、平板型SOFCスタック100の外部に設けたマニホールドにより、給排気するようにしてもよい。
この場合、共通セパレータ10において、燃料中心供給経路11は、共通セパレータ10の外周部に設けた燃料取入口から共通セパレータ10の中心部へ向けて延設すればよく、空気中心供給経路12は、共通セパレータ10の外周部に設けた空気取入口から共通セパレータ10の中心部へ向けて延設すればよい。
[第2の実施の形態]
次に、図10および図11を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる平板型SOFCスタック100について説明する。図10は、第2の実施の形態にかかる平板型SOFCスタックの構成を示すブロック図である。図11は、図10のXI−XI断面図である。
第1の実施の形態では、燃料流路板4の燃料供給穴4Aおよび空気流路板5の空気供給穴5Aを円形状で構成した場合を例として説明した。本実施の形態では、これら燃料供給穴4Aおよび空気供給穴5Aを、楕円形状で構成した場合を例として説明する。
なお、本実施の形態において、これら燃料供給穴4Aおよび空気供給穴5A以外の構成については、前述した第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
図12は、第2の実施の形態で用いる燃料流路板の説明図であり、図12(a)は、燃料流路板の平面図、図12(b)は、燃料流路板の底面図である。燃料流路板4に設けられた燃料供給穴4Aは、共通セパレータ10の燃料中心供給経路11の先端開口部11Aと燃料流路4Bの中心部とを接続する形状をなしている。図12には、燃料供給穴4Aを、燃料極1Aの中心Pから燃料中心供給経路11の先端開口部11Aまでを含む長径を有する楕円形状の穴で構成した場合の例が示されている。
図13は、第2の実施の形態で用いる空気流路板の説明図であり、図13(a)は、空気流路板の平面図、図13(b)は、空気流路板の底面図である。空気流路板5に設けられた空気供給穴5Aは、共通セパレータ10の空気中心供給経路12の先端開口部12Aと空気流路5Bの中心部とを接続する形状をなしている。図13には、空気供給穴5Aを、空気極1Bの中心Pから空気中心供給経路12の先端開口部12Aまでを含む長径を有する円形状の穴で構成した場合の例が示されている。
燃料流路板4の燃料流路4Bは、燃料を単セル1の燃料極1Aへ供給する機能だけでなく、単セル1で発生した起電力を集電する機能も有している。このため、燃料流路4Bを形成する発砲金属などの集電体を介して、燃料流路板4で起電力を効率よく集電する必要がある。したがって、集電体と燃料流路板4との電気的な接触面積が大きいほど集電効率が高い。
また、空気流路板5の空気流路5Bは、燃料を単セル1の空気極1Bへ供給する機能だけでなく、単セル1で発生した起電力を集電する機能も有している。このため、空気流路5Bを形成する発砲金属などの集電体を介して、空気流路板5で起電力を効率よく集電する必要がある。したがって、集電体と空気流路板5との電気的な接触面積が大きいほど集電効率が高い。
本実施の形態では、第1の実施の形態と比較して、燃料供給穴4Aや空気供給穴5Aの面積を小さくすることができるため、集電体と燃料流路板4や空気流路板5との電気的な接触面積を大きくすることができ、集電効率を高めることができる。また、燃料や空気が燃料流路4Bや空気流路5Bへ供給される箇所を中心部に集中させることができ、中心部以外から供給される割合を低減できるため、燃料極1Aや空気極1Bに対して、その中心から周辺方向へ、より多くの燃料や空気を流すことができ、発電効率を高めることができる。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態では、燃料流路板4の燃料供給穴4Aを、燃料極1Aの中心から燃料中心供給経路11の先端開口部11Aまでを含む長径を有する楕円形状の穴で構成し、空気流路板5の空気供給穴5Aを、空気極1Bの中心から空気中心供給経路12の先端開口部12Aまでを含む長径を有する楕円形状の穴で構成したので、集電体と燃料流路板4や空気流路板5との電気的な接触面積を大きくすることができ、集電効率を高めることができる。
また、燃料流路板4や空気流路板5に、楕円形状の穴を設けるという極めて簡素な加工処理で、燃料供給穴4Aや空気供給穴5Aを形成することができ、製造コストを大幅に削減できる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態にかかる平板型SOFCスタック100について説明する。
第2の実施の形態では、燃料流路板4の燃料供給穴4Aおよび空気流路板5の空気供給穴5Aを楕円形状で構成した場合を例として説明したが、楕円形状に代えて長円形状であってもよい。
すなわち、本実施の形態において、燃料流路板4の燃料供給穴4Aは、燃料極1Aの中心Pから燃料中心供給経路11の先端開口部11Aまでを含む長径を有する長円形状の穴から構成されている。
また、空気流路板5の空気供給穴5Aは、空気極1Bの中心Pから空気中心供給経路12の先端開口部12Aまでを含む長径を有する長円形状の穴から構成されている。
[第3の実施の形態の効果]
これにより、第2の実施の形態と同様に、集電体と燃料流路板4や空気流路板5との電気的な接触面積を大きくすることができ、集電効率を高めることができる。
また、燃料流路板4や空気流路板5に、長円形状の穴を設けるという極めて簡素な加工処理で、燃料供給穴4Aや空気供給穴5Aを形成することができ、製造コストを大幅に削減できる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
100…平板型SOFCスタック、101,101M,101N…発電ユニット、1A…燃料極、1B…空気極、1C…電解質、2…セルホルダ、3…絶縁部材、4…燃料流路板、4A…燃料供給穴、4B…燃料流路、4C…燃料排出経路、5…空気流路板、5A…空気供給穴、5B…空気流路、5C…空気排出経路、10…共通セパレータ、11…燃料中心供給経路、11A…先端開口部、12…空気中心供給経路、12A…先端開口部、21…燃料供給マニホールド、22…空気供給マニホールド、23…燃料排気マニホールド、24…空気排気マニホールド。

Claims (4)

  1. 燃料極、空気極、および個体酸化物の電解質から構成される平板型固体酸化物形燃料電池(以下、平板型SOFCという)の単セルと、燃料および空気を前記単セルへ供給するための経路が設けられたセパレータとを備えた発電ユニットを互いに積層して電気的に直列接続することにより形成された平板型SOFCスタックであって、
    前記セパレータは、前記燃料極へ前記燃料を供給する燃料流路が設けられた燃料流路板と、前記空気極へ前記空気を供給する空気流路が設けられた空気流路板とを備え、
    前記セパレータとは別個に、前記積層により隣接する2つの前記発電ユニットのセパレータ間に設けられて、燃料供給マニホールドから前記燃料を一方の発電ユニットへ供給する燃料中心供給経路と、空気供給マニホールドから前記空気を他方の発電ユニットへ供給する空気中心供給経路とを有する共通セパレータを備え、
    前記燃料中心供給経路は、前記共通セパレータのうち前記一方の発電ユニットの前記燃料流路板と接する第1の面に、溝形状で前記燃料供給マニホールドから前記共通セパレータの中心部へ向けて延設され、
    前記空気中心供給経路は、前記共通セパレータのうち前記他方の発電ユニットの前記空気流路板と接する、前記第1の面とは反対側の第2の面に、前記燃料中心供給経路と立体的に交差しないように、溝形状で前記空気供給マニホールドから前記共通セパレータの中心部へ向けて延設され、
    前記燃料流路板は、前記燃料極の略中心部と対向する位置に設けられて、前記燃料中心供給経路の先端開口部と前記燃料流路の中心部とを接続する燃料供給穴を有し、
    前記空気流路板は、前記空気極の略中心部と対向する位置に設けられて、前記空気中心供給経路の先端開口部と前記空気流路の中心部とを接続する空気供給穴を有している
    ことを特徴とする平板型SOFCスタック。
  2. 請求項1に記載の平板型SOFCスタックにおいて、
    前記燃料供給穴は、前記燃料極の中心から前記燃料中心供給経路の先端開口部までを含む半径を有する円形状の穴からなり、
    前記空気供給穴は、前記空気極の中心から前記空気中心供給経路の先端開口部までを含む半径を有する円形状の穴からなる
    ことを特徴とする平板型SOFCスタック。
  3. 請求項1に記載の平板型SOFCスタックにおいて、
    前記燃料供給穴は、前記燃料極の中心から前記燃料中心供給経路の先端開口部までを含む長径を有する楕円形状または長円形状の穴からなり、
    前記空気供給穴は、前記空気極の中心から前記空気中心供給経路の先端開口部までを含む長径を有する楕円形状または長円形状の穴からなる
    ことを特徴とする平板型SOFCスタック。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の平板型SOFCスタックにおいて、
    前記燃料中心供給経路および前記空気中心供給経路のいずれか一方または両方は、前記共通セパレータの前記第1の面と前記第2の面とを貫通するスリット形状をなすことを特徴とする平板型SOFCスタック。
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JP2004259649A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 燃料電池

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