JP2012128495A - 管理装置、管理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管理装置30は、複数のユーザに共通する内容の一般振分定義と、各々のユーザで異なる内容のユーザ別定義とを記憶している。また、管理装置30は、ユーザ別に論理的に区分された記憶領域を有しており、各々の記憶領域に各ユーザが利用するファイル群が記憶される。管理装置30は、移動通信端末20から取得したファイルの内容について一次分析を行い、その分析結果と、一般振分定義と、ユーザ別定義とに従って、ファイルに外部サービスを実施するサービス提供装置を特定する。これにより、ユーザの作業負担を軽減することができる。また、各々のユーザで異なる内容のユーザ別定義を用いることで、各ユーザに応じた外部サービスの振分が可能となる。
【選択図】図1
Description
そこで、本発明の目的は、ユーザにサービスを提供するサービス提供装置を特定するときのユーザの作業負担を軽減することにある。
<構成>
<システム全体の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る通信システム1の構成を示す図である。通信システム1は、移動通信ネットワーク10と、複数のユーザによってそれぞれ利用される移動通信端末20と、移動通信ネットワーク10にゲートウェイ設備を介して接続されたインターネット50と、インターネット50に接続された管理装置30と、同じくインターネット50に接続された複数のサービス提供装置40とを備えている。この通信システム1は、いわゆるクラウドコンピューティング環境を移動通信端末20のユーザに提供するものであり、主たる機能は次の2つである。
図2は、移動通信端末20の構成を示すブロック図である。移動通信端末20は、制御部21と、記憶部22と、無線通信部23と、音声入出力部24と、操作部25と、表示部26と、測位部27とを備えている。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などの記憶装置とを備えている。CPUは、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部22に記憶されたプログラムを実行することによって、移動通信端末20の各部の動作を制御する。記憶部22は、書き込み可能な不揮発性の記憶手段であり、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やバックアップ電源を備えたSRAM(Static Random Access Memory)である。記憶部22には、制御部21によって実行されるプログラムや、各種のファイルが記憶されている。無線通信部23は、例えばIMT2000(International Mobile Telecommunication 2000)などの、移動通信ネットワーク10が採用する通信規格に従って、移動通信ネットワーク10を介してサービス提供装置40や管理装置30と通信を行う。音声入出力部24は、スピーカ、マイクロホン及び音声処理回路などを備えており、移動通信端末20に対して通話に係る音声の入出力を行う。操作部25は、複数のキーやタッチスクリーンなどの操作子を備え、ユーザの操作に応じた操作信号を制御部21に供給する。制御部21は、この操作信号に応じた処理を行う。表示部26は、液晶パネルや液晶駆動回路を備えており、制御部21からの指示に応じて各種の情報を表示する。測位部27は、例えばGPS(Global Positioning System)の技術を用いて移動通信端末20の位置を測定し、その位置を緯度経度形式で表した位置情報を生成する。
図3は、管理装置30の構成を示すブロック図である。管理装置30は、制御部31と、通信部32と、記憶部33とを備えている。制御部31は、CPUなどの演算装置と、ROM及びRAMなどの記憶装置とを備えている。CPUは、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部33に記憶されたプログラムを実行することによって、管理装置30の各部の動作を制御する。この制御部31は、第1の分析手段、第2の分析手段、抽出手段、要求手段及び更新手段として機能する。通信部32は、移動通信ネットワーク10を介して移動通信端末20やサービス提供装置40と通信を行う。この通信部32は、第1の取得手段、第2の取得手段及び送信手段として機能する。記憶部33は、書き込み可能な不揮発性の記憶手段であり、例えばハードディスクである。この記憶部33には、制御部31が実行する処理の手順が記述されたプログラムのほか、一般振分定義、ユーザ別定義及び属性情報生成定義と呼ばれるデータ群を記憶している。一般振分定義は第1の対応関係に相当し、ユーザ別定義は第2の対応関係に相当する。また、この記憶部33には、ユーザ別に論理的に区分された記憶領域を有しており、各々の記憶領域に各ユーザが利用するファイル群が記憶される。この記憶部33は、第1の対応関係記憶手段、第2の対応関係記憶手段及びファイル記憶手段として機能する。
図4は、一般振分定義の内容を例示する図である。なお、図4において、「0」は空欄のフィールドであることを意味し、「・・・」は何らかの有意な情報が記述されていることを意味している(以降の図において同じ)。図に示す「外部サービス名」は、サービス提供装置40が提供する外部サービスの名称である。「通信アドレス」は、その外部サービスを提供するサービス提供装置40の通信アドレスであり、例えばURL(Uniform Resource Locator)やIP(Internet Protocol)アドレスである。「拡張子」は、ファイル形式を識別するものであり、一般にファイル名の末尾に記述されるものである。この拡張子に対しては「振分ポイント」と呼ばれる数値が対応付けられている。この振分ポイントは、各々の外部サービスの内容と各々の拡張子を持つファイルとの適合度を意味しており、その値が大きいほど、そのファイルにその外部サービスが適していることになる。例えば「.vcf」とは、IMC(Internet Mail Consortium)によって策定された、vCardと呼ばれる電子名刺に標準的に用いられるファイルの拡張子である。つまり、「.vcf」という拡張子を持つファイルは、名刺の管理を行うアドレス帳管理サービスの対象となる可能性が高い。このため、「.vcf」という拡張子には、名刺の管理を行うアドレス帳管理サービスに対して80ポイントという、比較的大きな振分ポイントが対応付けられている。
次に、図5を参照して、ユーザ別定義の内容を説明する。前述したように、ユーザ別定義は、各々のユーザで異なる内容であるから、図5では、その一例としてユーザID「001」が割り当てられたユーザについてのユーザ別定義の内容を示している。図において、「定義項目」は、ユーザ別定義に含まれる情報の種別を意味している。「ジャンル」は、この定義項目を共通の概念でグループ化したときの各グループの概念を説明するものである。定義項目の1つである「優先外部サービス」のフィールドには、ユーザに対して優先的に割り当てるべき外部サービスの名称と、その優先度に応じた振分ポイントとが記述されている。例えば、ユーザID「001」のユーザに対しては、「アドレス帳管理サービス」の振分ポイントとして「15」、「ナビゲーションサービス」の振分ポイントとして「7」、「音声テキスト変換サービス」の振分ポイントとして「3」が割り当てられている。この優先外部サービスは、過去にユーザに提供された頻度が多いものである。つまり、ユーザID「001」のユーザに提供された外部サービスをその頻度が多い順に言うと、アドレス帳管理サービス、ナビゲーションサービス、音声テキスト変換サービスということになる。各外部サービスに対する振分ポイントの大きさはその利用頻度に応じて異なっており、利用頻度が大きいほど振分ポイントも大きくなっている。
次に、図6を参照して、管理装置30が属性情報を生成するときに参照される属性情報生成定義の内容を説明する。図6において、「定義項目」は、属性情報生成定義に含まれる情報の種別を意味している。「ジャンル」は、この定義項目を共通の概念でグループ化したときの各グループの概念を説明するものである。定義項目の「実施外部サービス」に対応する生成定義の内容は、外部サービスを実施したか否かが属性情報として記述されることを意味している。定義項目の「ファイル記憶日時」に対応する生成定義の内容は、管理装置30が移動通信端末20からサービス実施前ファイルを受信した日時又は管理装置30がサービス提供装置40からサービス実施後ファイルを受信した日時が属性情報として記述されることを意味している。定義項目の「位置情報」に対応する生成定義の内容は、移動通信端末20からサービス実施前ファイルとともに送信されてきた緯度経度形式の位置情報が属性情報として記述されることを意味している。定義項目の「ファイル種別」に対応する生成定義の内容は、ファイルの拡張子が属性情報として記述されることを意味している。定義項目の「名称」に対応する生成定義の内容は、ファイルのファイル名が属性情報として記述されることを意味している。定義項目の「任意検索ワード」に対応する生成定義の内容は、ユーザが検索ワードとして入力したワードが属性情報として記述されることを意味している。定義項目の「自動付与検索ワード」に対応する生成定義の内容は、ユーザが検索に使用する頻度が高いワードが属性情報として記述されることを意味している。定義項目の「参照回数」に対応する生成定義の内容は、初期値「0」で且つファイルが参照された回数が属性情報として記述されることを意味している。定義項目の「詳細情報画面最終参照日時」に対応する生成定義の内容は、ストレージ機能に関する詳細な情報が移動通信端末20において最後に表示された日時が属性情報として記述されることを意味している。
次に実施形態の動作を説明する。以下の説明において、移動通信端末20、管理装置30及びサービス提供装置40の制御部は、各々のROM乃至記憶部に記憶されているプログラムを実行することで以下の動作を行う。
まず、図7、8を参照して、動作の概要を説明する。図7において、移動通信端末20の制御部21は、操作部25におけるユーザからの入力を受け付ける(ステップS1)。この入力工程には電子メールやウェブブラウザ等が用いられる。例えば電子メールの場合、その宛先欄に、管理装置30の通信アドレスが入力され、そのタイトル欄に、蓄積したファイルを後で検索したいときに用いることを予定している検索ワードが入力され、その本文欄に、そのファイルに対するメモや備忘録に相当するユーザの任意の入力内容が記述され、さらに、その電子メールの添付ファイルとして、蓄積対象となるファイルが添付される。移動通信端末20の制御部21は、無線通信部23から、この電子メールに、制御部21に記憶されているユーザIDや、さらに必要に応じて測位部27により生成された位置情報などを対応付けて、管理装置30に送信する(ステップS2)。
次に、図9〜図12を参照して、動作の詳細を説明する。以下の説明において、移動通信端末20のユーザのユーザIDを「001」とする。また、前掲図7のステップS1において、ユーザにより、電子メールにJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の名刺画像ファイル(ファイル名:A.jpg)が添付され、そのタイトル欄に「A会社」と記述され、その本文欄にはなにも記述されなかったものとする。また、移動通信端末20から管理装置30に送信された電子メールには位置情報が対応付けられていなかったものとする。
図9は、一次蓄積の処理手順を示すフローチャートである。管理装置30の制御部31は、移動通信端末20から電子メール形式のデータを受信すると、そのときの日時を受信日時として取得する(ステップS91)。次に、制御部31は、電子メールにファイルが添付されているか否かを判断する(ステップS92)。ファイルが添付されていれば、蓄積対象があるということだから(ステップS92;YES)、制御部31は、ユーザIDを用いてユーザ認証を行ってユーザの正当性を確認してから(ステップS93)、その電子メールのタイトル欄に文字列があるか否かを判断する(ステップS94)。文字列がなければ(ステップS94;NO)、制御部31は、受信したデータをユーザID「001」に対応する記憶領域に記憶する(ステップS95)。このとき、電子メールに添付されていたファイル(ここではA.jpg)は、サービス実施前ファイルとして記憶される。さらに、制御部31は、ユーザ別定義の内容を更新するための情報を、記憶部33においてユーザIDに対応した記憶領域に登録する。ここでいう、ユーザ別定義の内容を更新するための情報には、例えば、図5に示した蓄積頻度高時間帯を更新するための上記受信日時や、頻度高位置を更新するための位置情報などが含まれる。なお、ステップS94において、電子メールのタイトル欄に文字列があれば(ステップS94;YES)、制御部31は、そのタイトル欄の文字列(ここではA会社)を、前述した図6の任意検索ワードとして記憶してから(ステップS96)、ステップS95の処理に移行する。また、ステップS92において、電子メールにファイルが添付されていない場合(ステップS92;NO)、制御部31は、受信した電子メール形式のデータの本文欄に文字列があるか否かを判断する(ステップS97)。文字列があれば(ステップS97;YES)、蓄積対象があるということだから、制御部31は、ステップS93の認証の処理に移行する。一方、文字列がなければ(ステップS97;NO)、制御部31は、所定のエラー処理を行って(ステップS98)、一次蓄積の処理を終了する。
図10は、一次分析の処理手順を示すフローチャートである。管理装置30の制御部31は、まず、一次蓄積したサービス実施前ファイルから拡張子(ここでは「.jpg」)を抽出する(ステップS101)。次に、制御部31は、サービス実施前ファイルがバイナリファイルであるか否かを判断する(ステップS102)。ここでいうバイナリファイルとは、静止画や動画、音声を記録したファイルや、プログラムを収めたファイルなど、文字のみで構成されるテキストファイル以外のファイルのことである。ここでのサービス実施前ファイルはJPEG形式のファイルであり、バイナリファイルに相当する(ステップS102;YES)。この場合、制御部31は、OCR(Optical Character Recognition)処理をサービス実施前ファイルに施す(ステップS103)。そして、制御部31は、記憶部33に記憶されている所定の名刺用データベースなどを参照して、サービス実施前ファイルの内容が名刺の画像に相当するものであるか否かを判断する(ステップS104)。ここでは、名刺の画像に相当するものと判断されるから(ステップS104;YES)、制御部31は、サービス実施前ファイルのファイル形式を変換する(ステップS105)。ここでは、JPEG形式からvCARD形式に変換されることになる。
次に、図11は、振分の処理手順を示すフローチャートである。管理装置30の制御部31は、まず、一次分析情報と一般振分定義とに基づいて振分ポイントを特定する(ステップS111)。ここで、一次分析情報には、前述したように、入力フォームとして電子メール、ファイル情報としてファイル名「A.jpg」及び「A.vcf」、任意検索ワードとして「A会社」、記憶日時として「2010/06/01 15:00」、ユーザIDとして「001」、外部サービスとして空欄(データなし)、ファイルサイズとして「100Kbyte」、拡張子として「.jpg」、ファイル内文字列として「A会社、田中太郎、東京都港区、TEL:03-1111-1111」などが含まれる。一方、一般振分定義は図4に示すような内容であるから、制御部31は、一般振分定義に規定された各外部サービスについて一次分析情報に相当する内容を特定し、各々の外部サービス単位で振分ポイントを合算する。ここでは、例えば、アドレス帳管理サービスについて120ポイント、ナビゲーションサービスについて10ポイントが算出されたとする。
次に、図12は、二次分析の処理手順を示すフローチャートである。管理装置30の制御部31は、一次分析処理及び振分処理を経たファイルに外部サービスを実施したか否かを判断する(ステップS121)。外部サービスを実施していない場合には(ステップS121;NO)、制御部31は、記憶部33から属性情報生成定義を取得し(ステップS122)、さらに、記憶部33からユーザIDに対応するユーザ別定義を取得する(ステップS123)。そして、制御部31は、これらの属性情報生成定義及びユーザ別定義に基づき属性情報を生成する(ステップS124)。具体的には以下のとおりである。
次に、図13は、検索の処理手順を示すフローチャートである。管理装置30の制御部31は、移動通信端末20からユーザID(ここでは「001」)及び検索ワード(ここでは「田中」)を9:30に取得したとする(ステップS141)。制御部31は、このユーザIDに対応する記憶領域においてこの検索ワードを用いて属性情報を検索する(ステップS142)。このとき検索対象となるファイルは、サービス実施前ファイル及びサービス実施後ファイルの双方に対応する属性情報である。また、制御部31は、ユーザ別定義の内容を更新するための情報を、ユーザIDと対応付けて記憶部33に記憶しておく。ここでいう、ユーザ別定義の内容を更新するための情報には、例えば検索ワードや検索日時などが含まれる。
上述したように、ユーザ別定義は、一次蓄積、一次分析、振分、二次分析、検索の処理において記憶された、ユーザ別定義の内容を更新するための情報に基づき、所定の期間毎に或いはユーザによって指定されたタイミングで更新される。また、上述した属性情報はユーザ別定義の内容に基づいてその内容が決まるため、制御部31は、ユーザ別定義が更新されたときには、その更新内容に応じて、それまでに各ファイルに対応付けられていた属性情報も更新する。
また、管理装置30は、外部サービスが実施されたファイルをユーザ固有の記憶領域に蓄積しておき、必要に応じてこのファイルをユーザに提供するので、ユーザは、いつでもどこでもどのような通信端末からでも、ファイルを利用することができる。また、ユーザ固有の記憶領域にファイルを蓄積しているので、ファイルの漏洩を防止しつつ、ユーザが所望するファイルを容易に検索することができる。
また、管理装置30は、二次分析を行うことで各ファイルに対して属性情報と呼ばれる検索用の情報を生成し、そのファイルに対応付けて蓄積するので、ユーザが所望するファイルをより正確に特定することができる。さらに、ユーザ別定義が更新されたときには、その更新内容に応じて、それまでに各ファイルに対応付けられていた属性情報も更新されるから、最新のユーザ別定義に基づく検索が可能となる。これにより、直近のユーザ別定義に基づく検索が可能となる。また、管理装置30は、サービス実施後ファイルに対しては、サービス実施前ファイルから生成された属性情報と、サービス実施後ファイルに対する一次分析結果とに基づいて、新たな属性情報を生成するから、サービス実施前ファイルを使用した再帰的な分析を行うことができる。
上述した実施形態は次のような変形が可能である。以下の変形例を互いに組み合わせて実施してもよい。
<変形例1>
一般振分定義、ユーザ別定義及び属性情報生成定義の内容は一例に過ぎず、必ずしも例示した内容に限定されるものではない。
実施形態では、ユーザ別定義が更新されると、その更新内容に応じて、それまでに各ファイルに付されていた属性情報も更新されていたが、ユーザ別定義が更新されたとしても属性情報が更新されないようにしてもよい。この場合は、ファイルが管理装置30に蓄積されたときの状況を反映したユーザ別定義に基いて検索を行うことができる。
管理装置30が備える各手段を複数の装置に分散させて持たせてもよい。例えば、ユーザの通信端末からサービス適用前ファイルを取得する手段と、取得されたファイルの内容を一次分析する手段と、一般振分定義及びユーザ別定義を記憶する手段と、一次分析情報、一般振分定義及びユーザ別定義に従ってサービス提供装置を特定する手段とを第1の装置に持たせ、特定されたサービス提供装置に対してサービス適用前ファイルを送信して、外部サービスが実施されたファイルを取得する手段と、サービス適用前ファイルとサービス適用後ファイルとを対応付けて記憶する手段と、記憶されているファイルを移動通信端末からの要求に応じて送信する手段とを第2の装置に持たせるといった具合である。これらの各手段の全部または一部を備えた装置ないし装置群が、本発明に係る管理装置に相当する。
実施形態では、ユーザが用いる通信端末として、携帯電話機という移動通信端末を例示したが、この通信端末は管理装置30と通信可能なコンピュータであればよく、例えば、PDA(Personal Digital Assisstants)や無線LAN(Local Area Netwok)端末、パーソナルコンピュータなどであってもよい。
上述した実施形態における各プログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で、管理装置30及び移動通信端末20に提供し得る。この場合には、記録媒体を読み取るインターフェースをこれらの管理装置30及び移動通信端末20に設ければよい。また、ネットワーク経由でこれらの管理装置30及び移動通信端末20にダウンロードさせることも可能である。
Claims (6)
- ユーザの通信端末からファイルを取得する第1の取得手段と、
前記第1の取得手段によって取得されたファイルの内容を分析する第1の分析手段と、
前記第1の分析手段によるファイルの分析結果と、ユーザに提供するサービスに係る処理をファイルに対して行うサービス提供装置との対応関係であって、複数のユーザに共通する内容の対応関係を予め記憶した第1の対応関係記憶手段と、
前記第1の分析手段によるファイルの分析結果と前記サービス提供装置との対応関係であって、各々のユーザで異なる内容の対応関係を予め記憶した第2の対応関係記憶手段と、
前記第1の分析手段による分析結果と、前記第1の対応関係記憶手段及び前記第2の対応関係記憶手段に記憶された前記対応関係とに基づいて、複数の前記サービス提供装置のうち、前記第1の取得手段によって取得されたファイルに対してサービスに係る処理を行うサービス提供装置を特定する特定手段と
を備えることを特徴とする管理装置。 - 前記特定手段により特定された前記サービス提供装置に対し、前記第1の取得手段によって取得されたファイルを送信して、当該ファイルに対してサービスに係る処理を行うよう要求する要求手段と、
前記要求手段による要求に応じて前記サービス提供装置が前記処理を行ったファイルを、当該サービス提供装置から取得する第2の取得手段と、
前記第1の取得手段によって取得されたファイルと、前記第2の取得手段によって取得されたファイルとを対応付けて記憶するファイル記憶手段と、
前記ファイル記憶手段に記憶されているファイルを前記通信端末からの要求に応じて抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出されたファイルを前記通信端末に送信する送信手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載の管理装置。 - 前記第1の取得手段または前記第2の取得手段によって取得されたファイルの内容を分析し、その分析結果と前記第2の対応関係記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて、当該ファイルを検索するときに参照する属性情報を生成する第2の分析手段を備え、
前記ファイル記憶手段は、前記第1の取得手段によって取得されたファイルと、前記第2の取得手段によって取得されたファイルと、前記第2の分析手段により生成された属性情報とを対応付けて記憶し、
前記抽出手段は、検索条件を前記通信端末から取得し、当該検索条件と前記ファイル記憶手段に記憶されている属性情報とを比較し、当該検索条件に合致する属性条件に対応するファイルを前記ファイル記憶手段から抽出する
ことを特徴とする請求項2記載の管理装置。 - 前記第1の取得手段によって取得されたファイルに対する前記第1の分析手段による分析を含む処理の履歴、又は、前記第1の取得手段によって取得されたファイルに対する前記第2の分析手段による分析を含む処理の履歴に基づき、前記第2の対応関係記憶手段に記憶された前記対応関係を更新する更新手段
を備えることを特徴とする請求項3記載の管理装置。 - ユーザの通信端末と通信を行う管理装置におけるファイルの管理方法であって、
前記通信端末から前記ファイルを取得する取得ステップと、
前記取得ステップにおいて取得されたファイルの内容を分析する分析ステップと、
前記分析ステップによる分析結果と、前記分析ステップにおけるファイルの分析結果とユーザに提供するサービスに係る処理をファイルに対して行うサービス提供装置との対応関係であって、複数のユーザに共通する内容の対応関係を予め記憶した第1の対応関係記憶手段の記憶内容と、前記分析ステップによるファイルの分析結果と前記サービス提供装置との対応関係であって、各々のユーザで異なる内容の対応関係を予め記憶した第2の対応関係記憶手段の記憶内容とに基づいて、複数の前記サービス提供装置のうち、前記取得ステップにおいて取得されたファイルに対してサービスに係る処理を行うサービス提供装置を特定する特定ステップと
を備えることを特徴とする管理方法。 - コンピュータに、
ユーザの通信端末からファイルを取得する第1の取得手段と、
前記第1の取得手段によって取得されたファイルの内容を分析する第1の分析手段と、
前記第1の分析手段によるファイルの分析結果と、ユーザに提供するサービスに係る処理をファイルに対して行うサービス提供装置との対応関係であって、複数のユーザに共通する内容の対応関係を予め記憶した第1の対応関係記憶手段と、
前記第1の分析手段によるファイルの分析結果と前記サービス提供装置との対応関係であって、各々のユーザで異なる内容の対応関係を予め記憶した第2の対応関係記憶手段と、
前記第1の分析手段による分析結果と、前記第1の対応関係記憶手段及び前記第2の対応関係記憶手段に記憶された前記対応関係とに基づいて、複数の前記サービス提供装置のうち、前記第1の取得手段によって取得されたファイルに対してサービスに係る処理を行うサービス提供装置を特定する特定手段と
を実現させるためのプログラム。
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