JP2012128181A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動機構を搭載せずにトナー残量を検知する。
【解決手段】複合機は、磁性トナーを収容するトナーカートリッジと、LC共振回路とLC共振回路のコイル48bとコンデンサ48aとに並列接続された磁気抵抗素子48cとを有し、磁気抵抗素子48cがトナーカートリッジに取り付けられている無線タグ48と、無線タグ48から無線信号を受信する無線タグリーダと、無線タグリーダが受信した無線信号に基づいてトナーカートリッジのトナー残量を検出する演算制御部とを具備する。
【選択図】図3
【解決手段】複合機は、磁性トナーを収容するトナーカートリッジと、LC共振回路とLC共振回路のコイル48bとコンデンサ48aとに並列接続された磁気抵抗素子48cとを有し、磁気抵抗素子48cがトナーカートリッジに取り付けられている無線タグ48と、無線タグ48から無線信号を受信する無線タグリーダと、無線タグリーダが受信した無線信号に基づいてトナーカートリッジのトナー残量を検出する演算制御部とを具備する。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
コピー機、プリンタ及び複合機などの電子写真方式の画像形成装置では、画像形成の現像剤として用いるトナーをトナーカートリッジに収容している。例えば、このトナーカットリッジ内のトナーの残量を検出する方法として、下記特許文献1には、トナーカートリッジ内のトナー残量に応じて磁石を移動させることで磁界を変化させ、この磁界の変化により無線タグの共振周波数を変化させ、この共振周波数の変化に基づいてトナー残量を検出する画像形成装置が考案されている。また、下記特許文献2には、トナーカートリッジの底近傍に設けられたコイル及びトナーカートリッジ内のトナーレベルに追従して昇降する磁性体片を有し、トナーレベルの低下に伴って磁性体片が接近して来たときのコイルのインダクタンスに基づいて、トナーカートリッジ内のトナー残量を検出するトナー残量センサと、トナー残量センサにより検出されたトナー残量を外部に送信する通信手段とを備える画像形成装置が考案されている。
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に記載の画像形成装置では、トナーカートリッジのトナー残量を検出するために、トナー残量に応じて磁石また磁性体片を移動させる移動機構が必要である。このような移動機構をトナーカートリッジの内部または外部に取り付けると、トナーカートリッジがどうしても大きくならざるをえないという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、移動機構を搭載せずにトナー残量を検知することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、画像形成装置に係る第1の解決手段として、磁性トナーを収容するトナーカートリッジと、LC共振回路と前記LC共振回路のコイルとコンデンサとに並列接続された磁気抵抗素子とを有し、前記磁気抵抗素子が前記トナーカートリッジに取り付けられている無線タグと、前記無線タグから無線信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した無線信号に基づいて前記トナーカートリッジのトナー残量を検出するトナー残量検出手段とを具備するという手段を採用する。
本発明では、画像形成装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記トナー残量検出手段は、前記受信手段が受信した無線信号の周波数の電圧変化量に基づいてトナー残量を検出するという手段を採用する。
本発明では、画像形成装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記トナー残量検出手段は、前記無線信号の周波数を前記受信手段に掃引させることで周波数の電圧変化量を取得し、当該電圧変化量に基づいてトナー残量を検出するという手段を採用する。
本発明では、画像形成装置に係る第4の解決手段として、上記第1〜第3のいずれか1つの解決手段において、前記トナー残量検出手段は、磁気抵抗素子の周辺温度に基づいてトナー残量を補正するという手段を採用する。
また、本発明では、画像形成装置に係る第1の解決手段として、トナーを収容するトナーカートリッジと、LC共振回路と前記LC共振回路のコイルとコンデンサとに並列接続された圧電素子とを有し、前記圧電素子が前記トナーカートリッジ内に所定量のトナーが収容されている場合に当該トナーによって押圧されるように取り付けられている無線タグと、前記無線タグから無線信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した無線信号に基づいて前記トナーカートリッジのトナー残量を検出するトナー残量検出手段とを具備するという手段を採用する。
本発明によれば、トナーカートリッジ内の磁性トナーの残量によって抵抗が変化する磁気抵抗素子を無線タグに搭載することで、無線タグの無線信号からトナー残量を検出する。また、別の方法として、トナーカートリッジ内のトナーの残量によってインピーダンスが変化する圧電素子を無線タグに搭載することで、無線タグの無線信号からトナー残量を検出する。このように、本発明は、移動機構を搭載せずにトナー残量を検知することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る複合機(画像形成装置)Aは、コピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ送信受信機能及び電子メール送信機能を併せ持つ。複合機Aは、図1に示すように、操作表示部1、画像読取部2、画像データ記憶部3、用紙搬送画像形成部4、通信部5及び演算制御部(トナー残量検出部)6を備える。
本実施形態に係る複合機(画像形成装置)Aは、コピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ送信受信機能及び電子メール送信機能を併せ持つ。複合機Aは、図1に示すように、操作表示部1、画像読取部2、画像データ記憶部3、用紙搬送画像形成部4、通信部5及び演算制御部(トナー残量検出部)6を備える。
操作表示部1は、操作キー11及びタッチパネル12を備えており、ユーザと複合機Aとを関係付けるマンマシンインタフェースとして機能する。操作表示部1は、押下された操作キー11またはタッチパネル12に表示された操作ボタンに応じた操作指示を受け付け、操作指示を演算制御部(トナー残量検出手段)6に出力するとともに、演算制御部6の制御信号に基づいてタッチパネル12に種々の画面を表示する。
画像読取部2は、演算制御部6から入力される制御信号に基づいてADF(Automatic Document feeder:自動原稿送り装置)により自動給紙される原稿またはプラテンガラス上に載置された原稿用紙の画像(原稿画像)をラインセンサで読み取って原稿画像データに変換し、この原稿画像データを出力する。なお、画像読取部2は、原稿画像データを演算制御部6に出力し、一方、演算制御部6は、原稿画像データを画像データ記憶部3に記憶させる。
画像データ記憶部3は、半導体メモリまたはハードディスク装置などであり、演算制御部6から入力される制御信号に基づいて原稿画像データや、通信部5が外部のクライアントコンピュータ(図示略)から受信するプリント画像データや、通信部5がファクシミリ装置から受信したファクシミリ画像データを記憶する。
用紙搬送画像形成部4は、演算制御部6の制御の下、給紙カセット44(図1参照)内に収容された記録用紙を搬送し、画像データ記憶部3に記憶されている画像データに基づいて記録用紙にトナー画像を形成するものであり、図1に示すように、各色(K,Y,C,M)に対応するトナーからなる画像を形成する画像形成ユニット41、中間転写ベルト42、1次転写ローラ43、給紙カセット44、ピックアップローラ45、搬送ローラ対46、トナーカートリッジ47、無線タグ48、無線タグリーダ(受信手段)49、2次転写ローラ50、定着ローラ対51、排紙ローラ52及び排紙トレイ53から構成されている。
各画像形成ユニット41は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色に対応するトナーからなる画像を形成するものであり、複合機Aの正面から視て水平方向に所定間隔で配置され、図1に示すようにそれぞれ感光体ドラム41aと、帯電部41bと、レーザスキャニングユニット41cと、現像ユニット41dと、クリーナ41eとを備えている。
感光体ドラム41aは、静電潜像に基づいて形成されたトナー画像を周面に担持する円筒部材からなり、複合機Aの正面から視て奥行き方向に延在して配置され、演算制御部6の制御の下、モータ等の速度調整が可能な駆動源(図示なし)により画像形成時に周面方向に回転する。
帯電部41bは、感光体ドラム41aに対して対向配置され、演算制御部6の制御の下、感光体ドラム41aの周面を帯電状態にするものである。
レーザスキャニングユニット41cは、演算制御部6の制御の下、レーザ光を帯電状態の感光体ドラム41aの周面に照射することで静電潜像を形成するものである。
帯電部41bは、感光体ドラム41aに対して対向配置され、演算制御部6の制御の下、感光体ドラム41aの周面を帯電状態にするものである。
レーザスキャニングユニット41cは、演算制御部6の制御の下、レーザ光を帯電状態の感光体ドラム41aの周面に照射することで静電潜像を形成するものである。
現像ユニット41dは、トナーカートリッジ47から供給された磁性トナーを内部に収容し、演算制御部6の制御の下、感光体ドラム41aの周面に対してトナーを供給することによって感光体ドラム41aの周面上に静電潜像に基づくトナー画像を形成(現像)するものである。
クリーナ41eは、演算制御部6の制御の下、感光体ドラム41aから記録用紙にトナー画像が転写された後に、感光体ドラム41aに残存するトナーを除去する。
クリーナ41eは、演算制御部6の制御の下、感光体ドラム41aから記録用紙にトナー画像が転写された後に、感光体ドラム41aに残存するトナーを除去する。
中間転写ベルト42は、画像形成ユニット41に接するように設けられ、画像形成ユニット41に形成されたトナー画像が1次転写されるものである。
1次転写ローラ43は、中間転写ベルト42を挟むように画像形成ユニット41に対向配置されており、演算制御部6の制御の下、回転駆動されながら電圧を中間転写ベルト42に印加することにより画像形成ユニット41の感光体ドラム41aから中間転写ベルト42にトナー画像を1次転写させる。
1次転写ローラ43は、中間転写ベルト42を挟むように画像形成ユニット41に対向配置されており、演算制御部6の制御の下、回転駆動されながら電圧を中間転写ベルト42に印加することにより画像形成ユニット41の感光体ドラム41aから中間転写ベルト42にトナー画像を1次転写させる。
給紙カセット44は、トナー画像が形成される記録用紙の束を収容する容器である。
ピックアップローラ45は、給紙カセット44上において所定の高さで軸支され、モータ(不図示)等の駆動源により回転駆動され、給紙カセット44に収容される記録用紙束の最上部に接触され、最上部の記録用紙をピックアップして搬送ローラ対46に搬送する。
搬送ローラ対46は、モータ(不図示)等の駆動源により回転駆動され、ピックアップローラ45によりピックアップされた記録用紙を2次転写ローラ50に向けて搬送する。
ピックアップローラ45は、給紙カセット44上において所定の高さで軸支され、モータ(不図示)等の駆動源により回転駆動され、給紙カセット44に収容される記録用紙束の最上部に接触され、最上部の記録用紙をピックアップして搬送ローラ対46に搬送する。
搬送ローラ対46は、モータ(不図示)等の駆動源により回転駆動され、ピックアップローラ45によりピックアップされた記録用紙を2次転写ローラ50に向けて搬送する。
トナーカートリッジ47は、Y、M、C、BKの各色に対応する画像形成ユニット41の現像ユニット41dに補給する磁性トナーTを収容するものであり、各画像形成ユニット41の現像ユニット41dに着脱自在に装着されている。トナーカートリッジ47の側面には、図2に示すように、無線タグ48が取り付けられている。なお、このトナーカートリッジ47のトナー供給口47aは、図2に示すように、下側に付いている。つまり、トナーカートリッジ47の磁性トナーTは、現像ユニット41dに供給されると、下方向に減っていく。
無線タグ48は、図2に示すように、無線タグリーダ49に対向するようにトナーカートリッジ47の側面にとりつけられており、図3に示すように、演算制御部6から無線タグリーダ49を介して入力される電力を用いてトナーカートリッジ47内の磁性トナーTのトナー残量に応じた無線信号を無線タグリーダ49に送信するものである。このような無線タグ48は、図2及び図3に示すように、コンデンサ48a、コイル48b、磁気抵抗素子48c及び抵抗素子48dから構成されている。
コンデンサ48aは、コイル48bと、直列接続されている磁気抵抗素子48c及び抵抗素子48dと並列接続され、コイル48bとともにLC共振回路を構成している。
コイル48bは、コンデンサ48aと、直列接続されている磁気抵抗素子48c及び抵抗素子48dと並列接続され、コンデンサ48aとともにLC共振回路を構成している。
コイル48bは、コンデンサ48aと、直列接続されている磁気抵抗素子48c及び抵抗素子48dと並列接続され、コンデンサ48aとともにLC共振回路を構成している。
磁気抵抗素子48cは、抵抗素子48dに直列接続されるとともに、コンデンサ48aとコイル48bと並列接続され、コンデンサ48a、コイル48b及び抵抗素子48dとともにLCR共振回路を構成している。この磁気抵抗素子48cは、磁界により電気抵抗が変化する磁気抵抗効果 を利用した半導体素子である。具体的には、磁気抵抗素子48cは、有磁界時には、電気抵抗が上がり、無磁界時には、電気抵抗が下がる。また、磁気抵抗素子48cは、図2に示すように、トナーカートリッジ47の側面、つまりトナーカートリッジ47の磁性トナーTの減少方向に沿って取り付けられている。磁気抵抗素子48cは、このように取り付けられることで、磁性トナーTの磁場の影響を大きく受け、磁性トナーTの減少に伴って抵抗値が下がる。
抵抗素子48dは、磁気抵抗素子48cに直列接続されるとともに、コンデンサ48aとコイル48bと並列接続され、コンデンサ48a、コイル48b及び磁気抵抗素子48cとともにLCR共振回路を構成している。抵抗素子48dは、磁気抵抗素子48cよりも大きな固定の抵抗値を有する抵抗素子であり、抵抗値の小さい磁気抵抗素子48cだけでは、無線タグ48の無線信号の電界強度が小さくなってしまために設置されている。
図1に戻り、2次転写ローラ50は、演算制御部6の制御の下、駆動源によって回転駆動されながら電圧を記録用紙に印加することにより中間転写ベルト42と2次転写ローラ50との間に搬送される記録用紙に中間転写ベルト42上のトナー画像を2次転写させる。
定着ローラ対51は、内部にヒータを備えた加熱ローラと、加熱ローラに圧接される圧接ローラとから構成され、2つのローラでトナー画像が転写された記録用紙を挟持搬送することで記録用紙を加熱及び加圧して、トナー画像を記録用紙上に定着させる。
排紙ローラ52は、モータ(不図示)により回転駆動され、定着ローラ対51から搬送された記録用紙を排紙トレイ53に排出する。
排紙トレイ53は、排紙ローラ52により排出された記録用紙を受け取るトレイである。
排紙ローラ52は、モータ(不図示)により回転駆動され、定着ローラ対51から搬送された記録用紙を排紙トレイ53に排出する。
排紙トレイ53は、排紙ローラ52により排出された記録用紙を受け取るトレイである。
通信部5は、演算制御部6の制御信号に基づいて電話回線を介して外部の複合機あるいはファクシミリ装置、またローカルエリアネットワークを介してクライアントコンピュータなどと通信を行うものである。すなわち、この通信部5は、イーサネット(登録商標)などのLAN規格に準拠した通信機能と、G3などのファクシミリ規格に準拠した通信機能とを兼ね備えたものである。通信部5は、例えば、電子メールの送信またはファクシミリの送受信を行うことができる。
演算制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び上述の各部と信号の入出力を行うインタフェース回路などから構成されており、上記ROMに記憶された制御プログラムに基づいて複合機Aの全体動作を制御する。なお、ROMに記憶されている制御プログラムには、トナー残量検出プログラムが含まれており、演算制御部6はこのトナー残量検出プログラムに基づいてトナーカートリッジ47のトナー残量を報知する。なお、演算制御部6が実行する処理の詳細については、以下に複合機Aの動作として説明する。
次に、上記構成の本実施形態に係る複合機Aの動作について説明する。
複合機Aにおいて、演算制御部6は、常時、無線タグ48に無線信号を送信させ、無線タグリーダ49に無線信号を受信させる。演算制御部6は、無線タグリーダ49が受信した受信信号の周波数の電圧変化量を取得する。つまり、演算制御部6は、無線信号の周波数を無線タグリーダ49に掃引させることで周波数の電圧変化量を取得する。
複合機Aにおいて、演算制御部6は、常時、無線タグ48に無線信号を送信させ、無線タグリーダ49に無線信号を受信させる。演算制御部6は、無線タグリーダ49が受信した受信信号の周波数の電圧変化量を取得する。つまり、演算制御部6は、無線信号の周波数を無線タグリーダ49に掃引させることで周波数の電圧変化量を取得する。
周波数の電圧変化量とは、図4に示す共振ピークfpの傾きである。また、周波数の電圧変化量は、無線タグ48のQ値に対応している。この周波数の電圧変化量は、磁気抵抗素子の抵抗値、すなわちトナー残量に応じて変化する。演算制御部6は、これを利用して、無線タグリーダ49が受信した無線信号の周波数の電圧変化量に基づいてトナーカートリッジ47のトナー残量を検出する。
以上のように、本実施形態は、トナーカートリッジ47内の磁性トナーの残量によって抵抗が変化する磁気抵抗素子48cを無線タグ48に搭載することで、無線タグ48の無線信号からトナー残量を検出する。このように、本実施形態は、移動機構を搭載せずにトナー残量を検知することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態は、無線タグ48に磁気抵抗素子48cを搭載したが、本発明はこれに限定されない。例えば、磁気抵抗素子48cの代わりに、圧力に応じてインピーダンスが変化する圧電素子を搭載するようにしてもよい。この場合、トナー残量に応じて圧電素子に加わる圧力が変わるようするために、圧電素子は、トナーカートリッジ47内に所定量のトナーが収容されている場合に当該トナーによって押圧されるように取り付けられる。具体的には、トナーカートリッジ47の側面に穴を空け、その穴に圧電素子を嵌めこみ、トナーが充填されている場合には、トナーにより圧電素子が押圧され、トナーが少ない場合には、トナーにより圧電素子が押圧されないようにする。
(1)上記実施形態は、無線タグ48に磁気抵抗素子48cを搭載したが、本発明はこれに限定されない。例えば、磁気抵抗素子48cの代わりに、圧力に応じてインピーダンスが変化する圧電素子を搭載するようにしてもよい。この場合、トナー残量に応じて圧電素子に加わる圧力が変わるようするために、圧電素子は、トナーカートリッジ47内に所定量のトナーが収容されている場合に当該トナーによって押圧されるように取り付けられる。具体的には、トナーカートリッジ47の側面に穴を空け、その穴に圧電素子を嵌めこみ、トナーが充填されている場合には、トナーにより圧電素子が押圧され、トナーが少ない場合には、トナーにより圧電素子が押圧されないようにする。
(2)上記実施形態のける磁気抵抗素子48cは、周辺温度によりその抵抗特性が変化する。そのため、演算制御部6は、磁気抵抗素子48cの周辺温度と、予め記憶した温度に応じた磁気抵抗素子48cの補正係数とに基づいてトナー残量を補正するようにしてもよい。
A…複合機、1…操作表示部、2…画像読取部、3…画像データ記憶部、4…用紙搬送画像形成部、5…通信部、6…演算制御部、41…画像形成ユニット、42…中間転写ベルト、43…1次転写ローラ、44…給紙カセット、45…ピックアップローラ、46…搬送ローラ対、47…トナーカートリッジ、48…無線タグ、49…無線タグリーダ、50…2次転写ローラ、51…定着ローラ対、52…排紙ローラ、53…排紙トレイ、41a…感光体ドラム、41b…帯電部、41c…レーザスキャニングユニット、41d…現像ユニット、41e…クリーナ、47a…トナー供給口、48a…コンデンサ、48b…コイル、48c…磁気抵抗素子、48d…抵抗素子
Claims (5)
- 磁性トナーを収容するトナーカートリッジと、
LC共振回路と前記LC共振回路のコイルとコンデンサとに並列接続された磁気抵抗素子とを有し、前記磁気抵抗素子が前記トナーカートリッジに取り付けられている無線タグと、
前記無線タグから無線信号を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した無線信号に基づいて前記トナーカートリッジのトナー残量を検出するトナー残量検出手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記トナー残量検出手段は、前記受信手段が受信した無線信号の周波数の電圧変化量に基づいてトナー残量を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記トナー残量検出手段は、前記無線信号の周波数を前記受信手段に掃引させることで周波数の電圧変化量を取得し、当該電圧変化量に基づいてトナー残量を検出することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記トナー残量検出手段は、磁気抵抗素子の周辺温度に基づいてトナー残量を補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- トナーを収容するトナーカートリッジと、
LC共振回路と前記LC共振回路のコイルとコンデンサとに並列接続された圧電素子とを有し、前記圧電素子が前記トナーカートリッジ内に所定量のトナーが収容されている場合に当該トナーによって押圧されるように取り付けられている無線タグと、
前記無線タグから無線信号を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した無線信号に基づいて前記トナーカートリッジのトナー残量を検出するトナー残量検出手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016182803A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-20 | 理想科学工業株式会社 | 検出装置及び交換ユニット |
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2010
- 2010-12-15 JP JP2010279553A patent/JP2012128181A/ja active Pending
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