JP2012125044A - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減して低コスト化を図ると共に、回り止め機構を簡素化して信頼性を向上させた電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】ハウジング2aに駆動軸7を収容する円筒状の袋孔が形成され、これにセンサカバー13が着脱自在に固定されると共に、サイドカバー13の内壁に断面略コの字状で駆動軸7に対向して軸方向に延びる凹溝14aを有する案内部材14が装着され、凹溝14aにねじ軸15の外径に植設された回り止めピン9が係合されてねじ軸15がハウジング2aに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持され、ハウジング2aに回転自在に挿入されたセンサピン21にセンサリンク20を取り付けて回り止めピン9に係合させると共に、センサピン21の端部に磁石23が取り付けられ、これに所定のエアギャップを介して磁気式センサ24が対峙されてセンサピン21の回転角が検出されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用されるボールねじ機構を備えた電動アクチュエータ、詳しくは、自動車のトランスミッションやパーキングブレーキ等で、電動モータからの回転入力をボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換する電動アクチュエータに関するものである。
各種駆動部に使用される電動アクチュエータにおいて、電動モータの回転運動を軸方向の直線運動に変換する機構として、台形ねじあるいはラックアンドピニオン等の歯車機構が一般的に使用されている。これらの変換機構は、滑り接触部を伴うため動力損失が大きく、電動モータの大型化や消費電力の増大を余儀なくされている。そのため、より効率的なアクチュエータとしてボールねじ機構が採用されるようになってきた。
例えば、内燃機関でスクリューを駆動する比較的小型の船舶においては、前進方向へのスクリューの回転と、後進方向へのスクリューの回転との切換は、操作者により操作されたレバーに接続されたワイヤを使用し、このワイヤ介してドグクラッチを切り換え、前進用ギヤあるいは後進用ギヤに係合させることで行われている。然しながら、近年、省力化のため電動にてドグクラッチの切換を行う電動アクチュエータが開発されている。
ここで、船舶用の電動アクチュエータは、外洋上で使用されることも考慮しなくてはならず、一般のアクチュエータとは異なった思想で開発することが望まれる。例えば、一般的なリニアアクチュエータにおいては、軸方向の変位検出がなされて制御されることが多いため、軸方向変位する部分にリミットスイッチを設けて使用される。また、アクチュエータの駆動源となる電動モータは、ハウジング外壁に露出した状態で組み付けられることが多い。
然しながら、リニアアクチュエータのストローク位置検出をリミットスイッチで行おうとすると、ドグクラッチの前進位置と後進位置とを2ポジションで検出することとなる。この場合、途中の位置は検出できないことから、何らかの理由によりドグクラッチが2ポジションの間で停止した場合、いずれの方向に移動させるべきか駆動回路が判断できないという問題がある。
こうした問題を解決した電動アクチュエータとして、図6に示すようなものが知られている。この電動アクチュエータ100は、円筒状のハウジング101と、このハウジング101に取り付けられた電動モータ102と、この電動モータ102の回転力を伝達する複数のギヤからなる第1動力伝達機構と、測定軸113aの回転角度を検出するポテンシオメータ113と、複数のギヤを備え、電動モータ102の回転力をポテンシオメータ113の測定軸113aに伝達する第2動力伝達機構とを有している。
ハウジング101は、ハウジング本体101Aと、その端面に組み付けられたカバー部材101Bと、モータブラケット101Cとからなる。ハウジング本体101Aの内部には、モータ室101aとねじ軸室101bとを有し、モータ室101a内には、モータ102が配置されている。電動モータ102は、板状のモータブラケット101Cに固定されている。モータブラケット101Cは、玉軸受114の外輪をハウジング本体101Aとの間に挟み込み、かつハウジング本体101Aのモータ室101aとねじ軸室101bを塞ぐようにして取り付けられている。
電動モータ102の回転軸102aは、モータブラケット101Cから突出しており、その端部には第1ギヤ103が圧入により相対回転不能に取り付けられている。モータブラケット101Cの袋孔に一端を圧入嵌合した長軸104の周囲には、第2ギヤ105が回転自在に配置され、第1ギヤ103および第3ギヤ106の大ギヤ部106aに噛合している。
第3ギヤ106は、大ギヤ部106aと小ギヤ部106bとを同軸に形成しており、さらにねじ軸107の端部に、セレーション結合で相対回転不能に取り付けられている。第3ギヤ106の一部を覆うようにして、支持部材108がモータブラケット101Cに取り付けられている。ここで、第1ギヤ103、第2ギヤ105、第3ギヤ106が第1動力伝達機構を構成する。
第2ギヤ105に隣接して配置された第4ギヤ109が長軸104の周囲に回転自在に支持されている。第4ギヤ109は、第3ギヤ106の小ギヤ部106bに噛合した大ギヤ部109aと小ギヤ部109bとが同軸に形成されている。
第4ギヤ109の小ギヤ部109bは、長軸104に平行して支持部材108に植設された短軸110に対して回転自在に支持された第5ギヤ111の大ギヤ部111aに噛合している。第5ギヤ111は、大ギヤ部111aと小ギヤ部111bとが同軸に形成されている。小ギヤ部111bは、第5ギヤ111に隣接して配置され長軸104の周囲に回転自在に支持された第6ギヤ112に噛合している。
センサとしてのポテンシオメータ113は、カバー部材101Bの孔に嵌合配置されている。ポテンシオメータ113の測定軸113aは第6ギヤ112に連結され、一体的に回転するようになっている。片持ち状に延在している長軸104の先端は、第6ギヤ112と測定軸113aとを介して、ポテンシオメータ113によって支持されている。ここで、第1ギヤ103、第2ギヤ105、第3ギヤ106、第4ギヤ109、第5ギヤ111、第6ギヤ112が第2動力伝達機構を構成する。
ねじ軸107は、ハウジング本体101Aに対して、右端側を玉軸受114により回転自在に支持されている。ねじ軸107は円筒状のナット115を貫通し、左端側に雄ねじ溝107aを形成している。ナット115の内周面には、雄ねじ溝107aに対向して雌ねじ溝115aが形成され、両ねじ溝107a、115aによって形成される螺旋状の空間には、多数のボール116が転動自在に配置されている。ナット115は、ハウジング本体101Aに対して回り止めが設けられ、ねじ軸室101b内において、軸線方向に相対移動可能で、相対回転不能となっている。なお、軸線方向移動要素であるナット115と、回転要素であるねじ軸107と、転動体であるボール116とでボールねじ機構を構成し、このボールねじ機構と駆動軸117とで駆動機構を構成する。
ねじ軸107の左端は、丸軸状の駆動軸117に形成された袋孔117a内に侵入している。駆動軸117の右端は、ナット115に対して同軸に嵌合し、ピンで連結されて一体的に移動するようになっている。ハウジング本体101Aに対して、駆動軸117はブッシュ118により軸線方向に移動可能に支持されている。ハウジング本体101Aから突出した駆動軸117の端部には、リンク部材(図示せず)に連結するための孔117bが形成されている。
回転軸102aの回転力は、第1ギヤ103、第2ギヤ105、第3ギヤ106、第4ギヤ109、第5ギヤ111、第6ギヤ112を介してポテンシオメータ113の測定軸113aに伝達される。測定軸113aの回転に応じた信号は、ポテンシオメータ113から不図示の駆動回路に入力される。この信号に基づいてねじ軸107が所定の回転量だけ回転したと判断すれば、駆動回路は電動モータ102への電力供給を停止させる。これに対し、操作者が不図示のレバーを後進方向に操作したときは、電動モータ102に逆極性の電力が供給され、回転軸102aが逆方向に回転するので、上述とは逆の動作で、電動アクチュエータ100の駆動軸117が引き込む方向に移動する。
このように、第2ギヤ105、第4ギヤ109、第6ギヤ112の中心が一致し、同じ長軸104の周囲に回転自在に配置されているので、高いギヤ比の減速比を得るために5段のギヤ列を用いながら、コンパクトな構成とすることができる。この様に複数のギヤが内蔵される電動アクチュエータ100内にあって3個のギヤが同一の回転中心軸を持つことは、中心軸の数が減じられること、中心軸を支えるハウジング類の支え穴が減じられる事など、多くのメリットを持つ。
また、リミットスイッチ等による変位位置検出の代わりに、ねじ軸107の回転変位をポテンショメータ113で検出するため、任意の位置制御が可能となる。ねじ軸107の回転を直接検出するに当り、ねじ軸107は多回転である為、第2動力伝達機構のギヤ列を介して減速した回転変位をポテンショメータ113で検出する。一方、電動モータ102から出力される回転運動はギヤ列を介して減速されてねじ軸107へ伝達される。この2系統のギヤ列の一部に共通の回転中心軸を設けることで、コンパクトなレイアウトが可能となり、コスト的にも大きな貢献がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−228557号公報
こうした従来の電動アクチュエータ100では、ポテンシオメータ113は、一般的に80°〜170°の範囲で有効検出角度を設定することができ、高精度なセンサではあるが、ねじ軸107とポテンシオメータ113間に係る多段のギヤ(平歯車)を持つ電動アクチュエータ100が大減速を得るには、小ギヤと大ギヤの歯数差を大きくする必要がある。これでは、ギヤが多段になって部品点数が増えるだけでなく、各ギヤを収容する電動アクチュエータ100のサイズが大きくなってしまう。
また、駆動軸117の直線運動を位置検出する機構でありながら、ねじ軸107の回転量から平歯車の減速を介してポテンシオメータ113の検出角に変換するため、駆動軸117とポテンシオメータ113は間接的な関係であり、ねじ軸107とポテンシオメータ113間に介在する部品点数が多いほど、位置検出精度を低下させる要因となる。
本発明は、こうした従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、直接的な位置検出が可能で、多段のギヤを使用することなく位置検出精度を高め、低コストで信頼性を向上させた電動アクチュエータを提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、円筒状のハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備えた電動アクチュエータにおいて、前記ボールねじ機構が、前記減速機構に連結され、前記ハウジングに装着された転がり軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化されたねじ軸とで構成され、前記ハウジングに前記駆動軸を収容する円筒状の袋孔が形成され、この袋孔にセンサカバーが着脱自在に固定されると共に、このサイドカバーの内壁に断面略コの字状で、前記駆動軸に対向して軸方向に延びる凹溝を有する案内部材が装着され、この案内部材に前記ねじ軸の外径に植設された回り止めピンが係合されて前記ねじ軸が前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持され、前記ハウジングに回転自在に挿入されたセンサピンにセンサリンクを取り付けて前記回り止めピンに係合させると共に、前記センサピンの端部に磁石が取り付けられ、この磁石に所定のエアギャップを介してセンサが対峙されて前記センサピンの回転角が検出されている。
このように、電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備えた電動アクチュエータにおいて、ボールねじ機構が、減速機構に連結され、ハウジングに装着された転がり軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、駆動軸と同軸状に一体化されたねじ軸とで構成され、ハウジングに駆動軸を収容する円筒状の袋孔が形成され、この袋孔にセンサカバーが着脱自在に固定されると共に、このサイドカバーの内壁に断面略コの字状で、駆動軸に対向して軸方向に延びる凹溝を有する案内部材が装着され、この案内部材にねじ軸の外径に植設された回り止めピンが係合されてねじ軸がハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持され、ハウジングに回転自在に挿入されたセンサピンにセンサリンクを取り付けて回り止めピンに係合させると共に、センサピンの端部に磁石が取り付けられ、この磁石に所定のエアギャップを介してセンサが対峙されてセンサピンの回転角が検出されているので、部品点数を削減して低コスト化を図ると共に、回り止め機構を簡素化して信頼性を向上させ、回り止めピンに係合されたセンサリンクの揺動角度を精度良く検出し、駆動軸の直動範囲の任意の位置で、駆動軸の位置を直接検出することができる電動アクチュエータを提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記センサが、磁気センサと信号処理回路とが集積され、絶対角度を検出する機能が組み込まれた半導体センサであれば、耐震性に優れ、自動車等の車両の厳しい使用条件における振動等が生じても長期間に亘って安定した検出精度を確保することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記磁石が、径方向にNS磁極が着磁され、前記センサピンより突出して取り付けられ、この突出量δが、当該磁石の厚さをtとした時、δ=0.5〜1.0tに設定されていれば、磁石を固定するセンサピンが磁性体であっても磁力が分散し難くなり、センサとのエアギャップ1mm以上を確保してセンサを近接する必要がなくなる。したがって、振動に対する優位性を維持することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記ハウジングとサイドカバーの嵌合部がインロウ構造であれば、ボルト締結部のすきま分だけ軸直角方向にずれるのを防止してサイドカバーの取付精度の向上を図り、検出精度を向上させることができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記センサリンクの長手方向にスリットが形成され、このスリットに前記回り止めピンが係合されていれば、駆動軸の回転を阻止し、駆動軸の軸方向の移動を妨げないような振り子運動が可能となる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記回り止めピンにニードル軸受に用いられるニードルころが使用されていれば、SUJ2等の高炭素クロム鋼で形成され、ズブ焼入れにより芯部まで58〜64HRCの範囲に硬化処理されているので、高精度で長期間に亘って耐摩耗性を維持することができる。
また、請求項7に記載の発明のように、前記案内部材の凹溝によって前記回り止めピンの軸方向の位置が制限され、前記駆動軸のストロークが規制されていれば、回り止め機構を簡素化することができる。
また、請求項8に記載の発明のように、前記案内部材が炭素鋼板からプレス加工にて形成され、高周波焼入れによって表面硬さを40〜50HRCの範囲に硬化処理が施されていれば、耐摩耗性が向上し、回り止めピンが摺動しても長期間に亘って摩耗を抑制することができる。
また、請求項9に記載の発明のように、前記案内部材が浸炭鋼で形成され、浸炭焼入れによって表面硬さを40〜50HRCの範囲に硬化処理が施されていても良い。
また、請求項10に記載の発明のように、前記案内部材の凹溝の表面に潤滑皮膜が形成されていれば、摺動性が向上し、スムーズで確実な回り止め機構を達成することができる。
また、請求項11に記載の発明のように、前記案内部材が繊維状強化材が充填された熱可塑性の合成樹脂から射出成形によって形成されていれば、長期間に亘って摺動性と耐摩耗性を向上させることができる。
本発明に係る電動アクチュエータは、円筒状のハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備えた電動アクチュエータにおいて、前記ボールねじ機構が、前記減速機構に連結され、前記ハウジングに装着された転がり軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化されたねじ軸とで構成され、前記ハウジングに前記駆動軸を収容する円筒状の袋孔が形成され、この袋孔にセンサカバーが着脱自在に固定されると共に、このサイドカバーの内壁に断面略コの字状で、前記駆動軸に対向して軸方向に延びる凹溝を有する案内部材が装着され、この案内部材に前記ねじ軸の外径に植設された回り止めピンが係合されて前記ねじ軸が前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持され、前記ハウジングに回転自在に挿入されたセンサピンにセンサリンクを取り付けて前記回り止めピンに係合させると共に、前記センサピンの端部に磁石が取り付けられ、この磁石に所定のエアギャップを介してセンサが対峙されて前記センサピンの回転角が検出されているので、部品点数を削減して低コスト化を図ると共に、回り止め機構を簡素化して信頼性を向上させ、回り止めピンに係合されたセンサリンクの揺動角度を精度良く検出し、駆動軸の直動範囲の任意の位置で、駆動軸の位置を直接検出することができる電動アクチュエータを提供することができる。
本発明に係る電動アクチュエータの一実施形態を示す縦断面図である。 図1の回り止め部を示す要部拡大図である。 図1の回り止め部を示す横断面図である。 図1の回り止め部を示す側面図である。 図4の作動を示す説明図である。 従来の電動アクチュエータを示す縦断面図である。
円筒状のハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備えた電動アクチュエータにおいて、前記ボールねじ機構が、前記減速機構に連結され、前記ハウジングに装着された転がり軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化されたねじ軸とで構成され、前記ハウジングに前記駆動軸を収容する円筒状の袋孔が形成され、この袋孔にセンサカバーが着脱自在に固定されると共に、このサイドカバーの内壁に断面略コの字状で、前記駆動軸に対向して軸方向に延びる凹溝を有する案内部材が装着され、この案内部材に前記ねじ軸の外径に植設された回り止めピンが係合されて前記ねじ軸が前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持され、前記ハウジングに回転自在に挿入されたセンサピンにセンサリンクを取り付けて前記回り止めピンに係合させると共に、前記センサピンの端部に磁石が取り付けられ、この磁石に所定のエアギャップを介して磁気式センサが対峙されて前記センサピンの回転角が検出されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動アクチュエータの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1の回り止め部を示す要部拡大図、図3は、図1の回り止め部を示す横断面図、図4は、図1の回り止め部を示す側面図、図5は、図4の作動を示す説明図である。
この電動アクチュエータ1は、円筒状のハウジング2と、このハウジング2に取り付けられた電動モータ3と、この電動モータ3の回転力をモータ軸3aを介して伝達する一対の平歯車4、5からなる減速機構6と、この減速機構6を介して電動モータ3の回転運動を駆動軸7の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構8と、駆動軸7の回り止めピン9とを備えている。
ハウジング2は、第1のハウジング2aと、その端面に組み付けられた第2のハウジング2bとからなる。第1のハウジング2aの内部には電動モータ3が配置されている。電動モータ3のモータ軸3aには小平歯車4が圧入により相対回転不能に取り付けられている。大平歯車5は、後述するボールねじ機構8を構成するナット16の外径に圧入され、小平歯車4に噛合している。
ナット16の外径には転がり軸受18が装着されている。この転がり軸受18は深溝玉軸受からなり、その外輪は、第1のハウジング2aと軸受ブラケット10とで挟持された状態で取り付けられている。
ボールねじ機構8は、外周に螺旋状のねじ溝15aが形成されたねじ軸15と、このねじ軸15のねじ溝15aに対向し、内周に螺旋状のねじ溝16aが形成されたナット16と、両ねじ溝15a、16aによって形成される螺旋状の空間に転動自在に収容された多数のボール17とで構成されている。ナット16の外周には前述した大平歯車5が圧入固定されると共に、第1のハウジング2aと軸受ブラケット10に嵌合された転がり軸受18が止め輪19を介して位置決め固定され、軸方向に相対移動不可で、相対回転可能となっている。
各ねじ溝15a、16aの断面形状は、サーキュラアーク形状であってもゴシックアーク形状であっても良いが、ここではボール17との接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動の発生を抑制することができる。
ここで、駆動軸7は、ボールねじ機構8を構成するねじ軸15と一体に構成され、駆動軸7の図中左端部に、リンク部材(図示せず)に連結するための孔7aが形成されると共に、第1のハウジング2aに駆動軸7を収容する円筒状の袋孔2cが形成され、駆動軸7の外周は、第1のハウジング2aに対してブッシュ11により摺動可能に支持されている。また、ブッシュ11に隣接してハウジング2aの開口側にシール部材12が装着され、駆動軸7と第1のハウジング2aとの間が密封され、外部から塵埃等が侵入するのを防止している。
駆動軸7の左端部には回転するのを防止するための回り止めピン9が嵌着されている。また、第1のハウジング2aにはサイドカバー13が着脱自在に固定されている。この第1のハウジング2aはサイドカバー13を軸方向にしか規制していないため、ボルト締結部のすきま分だけ軸直角方向にずれる恐れがある。このサイドカバー13のずれは、後述するセンサ24のずれとなるため、検出精度に悪影響を及ぼすことになる。そのため、ここでは、第1のハウジング2aとサイドカバー13との嵌合部をインロウ構造にし、サイドカバー13の取付精度の向上を図っている(図3参照)。
また、図2に拡大して示すように、このサイドカバー13の内壁には断面略コの字状で、駆動軸7に対向して軸方向に延びる凹溝14aを有する案内部材14が装着されている。そして、この案内部材14の凹溝14aに回り止めピン9が係合されている。また、案内部材14によって軸方向の位置が制限され、駆動軸7のストロークが規制されている。そして、回り止めピン9にはセンサリンク20が係合されている。
本実施形態では、回り止めピン9はニードル軸受に用いられるニードルころが使用されている。具体的には、この回り止めピン9はSUJ2等の高炭素クロム鋼で形成され、ズブ焼入れにより芯部まで58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。したがって、高精度で長期間に亘って耐摩耗性を維持することができる。一方、案内部材14は、冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系)やS45C等の炭素鋼板からプレス加工にて形成され、高周波焼入れによって表面硬さを40〜50HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、耐摩耗性が向上し、回り止めピン9が摺動しても長期間に亘って摩耗を抑制することができる。
さらに、案内部材14の凹溝14aの表面に潤滑皮膜が形成されている。この潤滑皮膜としては、TiC、TiCN、WC、DLC(Diamond Like Carbon)等を例示することができる。一例として、DLCの製膜方法について説明すれば、このDLCは、その名が示すようにダイヤモンドに似た性質を持つ炭素材料で、炭素原子が規則的な並び方をしていない非結晶(アモルファス)膜からなる。また、これ以外にも、フッ素系樹脂をコーティングしても良い。このように、凹溝14aの表面に潤滑皮膜が形成されることにより、摺動性が向上し、スムーズで確実な回り止め機構を達成することができる。
なお、案内部材14の材質として、例示した炭素鋼以外に、例えば、炭素量が比較的少ないSCr420やSCM415等の浸炭鋼で形成し、浸炭焼入れによって耐摩耗性を向上させても良い。また、GF(グラス繊維)等の繊維状強化材が10〜40wt%充填されたPA(ポリアミド)66等の熱可塑性の合成樹脂を射出成形によって形成しても良い。これにより、長期間に亘って摺動性と耐摩耗性を向上させることができる。なお、GFの充填量が10wt%未満ではその補強効果が発揮されず、また、40wt%を超えて充填されると、成形品内の繊維が異方性を引き起こして密度が大きくなって寸法安定性が低下すると共に、靭性が低下し、回り止めピン9の当接によって割損する恐れがあるため好ましくない。なお、繊維状強化材としては、GFに限らず、これ以外に、CF(炭素繊維)やアラミド繊維、ホウ素繊維等を例示することができる。
なお、PA以外にも、PPA(ポリフタルアミド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の所謂エンジニアリングプラスチックと呼称される熱可塑性の合成樹脂やポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド(PAI)等の所謂スーパーエンジニアリングプラスチックと呼称される熱可塑性の合成樹脂、あるいは、フェノール樹脂(PF)、エポキシ樹脂(EP)、ポリイミド樹脂(PI)等の熱硬化性の合成樹脂であっても良い。
センサピン21は、図3に示すように、第1のハウジング2aにブッシュ22を介して回転自在に挿入され、このセンサピン21の端部に磁石23が取り付けられている。そして、この磁石23に所定のエアギャップを介してセンサ24が対峙するように配設されている。具体的には、磁石23の中心とセンサ24の中心が一致するように配置され、センサ24からのセンサ電源用および出力用のハーネス25が延び、外部に配設された制御装置(図示せず)に接続されている。センサ24からの出力はアナログ電圧とデジタル信号の両方が得られるものであれば、システムに応じてデジタル信号とアナログ信号が選択できるため望ましい。
ここで、磁石23は、径方向にNS磁極が着磁され、センサピン21より所定量δだけ突出して取り付けられている。この突出量δは、磁石23の厚さをtとした時、δ=0.5〜1.0tに設定されている。これにより、センサ24とのエアギャップ1mm以上を確保してセンサ24を近接する必要がなくなり、振動に対する優位性を維持することができる。なお、突出量δが0.5t未満では、磁石23を固定するセンサピン21が磁性体のため磁力が分散し易くなり、センサ24を近接しなければならなくなって好ましくない。
センサ24は非接触式のホールICで構成されていても良いが、ここでは、磁気センサと信号処理回路とが集積され、絶対角度を検出する機能が組み込まれた半導体センサが使用されている。このセンサ24は、磁石23に所定のエアギャップを介して対峙し、回り止めピン9に係合されたセンサリンク20の揺動角度(駆動軸7の軸方向の位置)を低コストで精度良く検出することができると共に、耐震性に優れ、自動車等の車両の厳しい使用条件における振動等が生じても長期間に亘って安定した検出精度を確保することができる。
次に、図1を用いて、本発明に係る電動アクチュエータの作動を説明する。電動モータ3が駆動されると、その回転は減速機構6を介してボールねじ機構8のナット16に減速して伝達され、ねじ軸15が軸方向に直線運動をする。そして、このねじ軸15と同軸上に一体に形成された駆動軸7の直線運動に連動される。この駆動軸7の直動運動に伴い、センサリンク21が揺動して直動範囲を規制する。この時、センサピン21が所定の検出角の範囲で回転する。すなわち、駆動軸7の直動範囲の任意の位置で、センサ24で検出角を計測することによって駆動軸7の位置を直接検出することができる。
ここで、センサリンク20は、図4に示すように、センサピン21に固定され、振り子機構を構成している。センサリンク20は、長手方向にスリット20aが形成され、このスリット20aに回り止めピン9を係合させることによって駆動軸7の回転を阻止し、駆動軸7の軸方向の移動を妨げないように振り子運動が可能となっている。すなわち、図5に示すように、センサリンク20のスリット20a内に回り止めピン9が係合し、センサリンク20の揺動角によって回り止めピン9の係合位置が逐次変化することによってセンサリンク20の振り子運動を許容し、予め設定された所望のストロークLの範囲で駆動軸7が軸方向運動することができる。
このように、本実施形態では、センサリンク20の揺動角をセンサ24で計測することによって駆動軸7の位置を直接検出すると共に、このセンサリンク20を駆動軸7に嵌着した回り止めピン9に係合させ、この回り止めピン9を案内部材14によって軸方向の位置が制限されて駆動軸7のストロークを規制するようにしているので、効果的にスペースを活用することができ、部品点数を削減して低コスト化を図ると共に、回り止め機構を簡素化して信頼性を向上させた電動アクチュエータを提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る電動アクチュエータは、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用され、電動モータからの回転入力をボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換するボールねじ機構を備えた電動アクチュエータに適用できる。
1 電動アクチュエータ
2 ハウジング
2a 第1のハウジング
2b 第2のハウジング
2c 袋孔
3 電動モータ
3a モータ軸
4 小平歯車
5 大平歯車
6 減速機構
7 駆動軸
7a 孔
8 ボールねじ機構
9 回り止めピン
10 軸受ブラケット
11、22 ブッシュ
12 シール部材
14 案内部材
14a 凹溝
15 ねじ軸
15a、16a ねじ溝
16 ナット
17 ボール
18 転がり軸受
19 止め輪
20 センサリンク
20a スリット
21 センサピン
23 磁石
24 センサ
25 ハーネス
100 電動アクチュエータ
101 ハウジング
101A ハウジング本体
101B カバー部材
101C 電動モータブラケット
101a モータ室
101b ねじ軸室
102 電動モータ
102a 回転軸
103 第1ギヤ
104 長軸
105 第2ギヤ
106 第3ギヤ
106a 大ギヤ部
106b 小ギヤ部
107 ねじ軸
107a 雄ねじ溝
108 支持部材
109 第4ギヤ
109a 大ギヤ部
109b 小ギヤ部
110 短軸
111 第5ギヤ
111a 大ギヤ部
111b 小ギヤ部
112 第6ギヤ
113 ポテンシオメータ
113a 測定軸
114 玉軸受
115 ナット
115a 雌ねじ溝
116 ボール
117 駆動軸
117a 袋孔
117b 孔
118 ブッシュ
L 駆動軸のストローク
t 磁石の厚さ
δ 磁石の突出量

Claims (11)

  1. 円筒状のハウジングと、
    このハウジングに取り付けられた電動モータと、
    この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、
    この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備えた電動アクチュエータにおいて、
    前記ボールねじ機構が、前記減速機構に連結され、前記ハウジングに装着された転がり軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持されたナットと、
    このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化されたねじ軸とで構成され、
    前記ハウジングに前記駆動軸を収容する円筒状の袋孔が形成され、この袋孔にセンサカバーが着脱自在に固定されると共に、
    このサイドカバーの内壁に断面略コの字状で、前記駆動軸に対向して軸方向に延びる凹溝を有する案内部材が装着され、この案内部材に前記ねじ軸の外径に植設された回り止めピンが係合されて前記ねじ軸が前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持され、
    前記ハウジングに回転自在に挿入されたセンサピンにセンサリンクを取り付けて前記回り止めピンに係合させると共に、
    前記センサピンの端部に磁石が取り付けられ、この磁石に所定のエアギャップを介してセンサが対峙されて前記センサピンの回転角が検出されていることを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 前記センサが、磁気センサと信号処理回路とが集積され、絶対角度を検出する機能が組み込まれた半導体センサである請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  3. 前記磁石が、径方向にNS磁極が着磁され、前記センサピンより突出して取り付けられ、この突出量δが、当該磁石の厚さをtとした時、δ=0.5〜1.0tに設定されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  4. 前記ハウジングとサイドカバーの嵌合部がインロウ構造である請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  5. 前記センサリンクの長手方向にスリットが形成され、このスリットに前記回り止めピンが係合されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  6. 前記回り止めピンにニードル軸受に用いられるニードルころが使用されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  7. 前記案内部材の凹溝によって前記回り止めピンの軸方向の位置が制限され、前記駆動軸のストロークが規制されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  8. 前記案内部材が炭素鋼板からプレス加工にて形成され、高周波焼入れによって表面硬さを40〜50HRCの範囲に硬化処理が施されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  9. 前記案内部材が浸炭鋼で形成され、浸炭焼入れによって表面硬さを40〜50HRCの範囲に硬化処理が施されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  10. 前記案内部材の凹溝の表面に潤滑皮膜が形成されている請求項7に記載の電動アクチュエータ。
  11. 前記案内部材が繊維状強化材が充填された熱可塑性の合成樹脂から射出成形によって形成されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
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