JP6111043B2 - 電動リニアアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用されるボールねじ機構を備えた電動リニアアクチュエータ、詳しくは、自動車のトランスミッションやパーキングブレーキ等で、電動モータからの回転入力をボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換する電動リニアアクチュエータに関するものである。
各種駆動部に使用される電動リニアアクチュエータにおいて、電動モータの回転運動を軸方向の直線運動に変換する機構として、台形ねじあるいはラックアンドピニオン等の歯車機構が一般的に使用されている。これらの変換機構は、滑り接触部を伴うため動力損失が大きく、電動モータの大型化や消費電力の増大を余儀なくされている。そのため、より効率的なアクチュエータとしてボールねじ機構が採用されるようになってきた。
従来の電動リニアアクチュエータとしては、例えば、ハウジングに支持された電動モータにより、ボールねじを構成するナットを回転駆動自在とし、このナットを回転駆動することによってナットに挿入されたねじ軸を軸方向に変位可能としている。この場合、ナットにトルクを加えると、その一部がねじ軸にまで伝わってしまい、ねじ軸も回転しようとするため、回転をスムーズに直線運動に変換するには、ねじ軸に回り止め機構を用いる必要がある。
そこで、その代表的なものとして、図9に示すような電動リニアアクチュエータが知られている。この電動リニアアクチュエータ50を構成する円筒状のハウジング51は、その内部に、ボールねじ機構を収容する空洞部51aと、同径のシリンダ部51bと、シリンダ部51bに連通する流体入口(図示せず)と流体出口51cとを有している。
ハウジング51の空洞部51aには、一端を、ハウジング51の外部の電動モータ(図示せず)に接続されたねじ軸52が延在している。ねじ軸52の外周面には、雄ねじ溝52aと、丸軸部52bと、それらの間に配置されたフランジ部52cが形成されている。丸軸部52bの外周には軸受53の内輪53aが嵌合され、フランジ部52cに、その内方端(図中右端)が突き当てられている。また、軸受53の外輪53bの外方端(図中左端)は、ハウジング51の空洞部51aに嵌め込まれた止め輪54に当接されている。したがって、ねじ軸52は、ハウジング51に対して軸受53により回転自在に支持されているが、軸方向に移動不能となっている。なお、軸受53の外輪53bの内方端と、ハウジング51の段部51dとの間には、一体化された間座55と板ばね(緩衝部材)56が挟持されている。
一方、ハウジング51に対して回転のみ可能に支持された円筒状のナット57は、図10に示すように、ねじ軸52を包囲するように配置され、かつ内周面に雌ねじ溝57aが形成されている。そして、複数のボール58が、対向する両ねじ溝52a、57a間に形成された螺旋状の転走路内を転動自在となるように配置されている。これらねじ軸52と、ナット57と、ボール58とでボールねじ機構が構成されている。
ナット57の外周には、平坦部57bが半径方向に張り出すように一体成形されている。平坦部57bには、循環部材であるチューブ57cが取り付けられている。図9で、チューブ57cは、取り付け部材59により、ナット57に対して螺合するねじ60を用いて固定されている。そして、ボールねじ機構の動作時に、両ねじ溝52a、57a間に形成された螺旋状の転走路の一端から他端へと、ボール58を戻す機能を有している。
取り付け部材59は、三角柱状の2つの部品59a、59bとから構成されている。これらの部品59a、59bは、チューブ57cの外周面に倣う係合面を備えている。取り付け部材59は、ハウジング51の空洞部51aにおける内周面に、軸線方向に沿って形成された矩形断面状の案内溝51e内に侵入し、係合可能となっている。
ナット57の右端には、一端を閉止した中空円筒状のピストン部材61が取り付けられている。このピストン部材61の内部には、ねじ軸52が出し入れ自在の構成となっている。ピストン部材61の外周面は、ハウジング51のシリンダ部51bの内周に密着嵌合され、それに対して摺動自在となっている。ピストン部材61の右端近傍に形成された周溝61a内には、Oリング62が配置され、シリンダ部51b内に充填された流体が、ピストン部材61とシリンダ部51bとの間を通過して空洞部51a側に漏れないように機能している。
取り付け部材59と案内溝51eの対向する側面51f、51fとの間には、所定のすきまΔがそれぞれ形成されている。ナット57に対して部品59a、59bを組み付ける際に、ある程度相対変位可能な構成とすることにより、取り付け部材59の幅を任意の値に設定できる。すなわち、組み付けるハウジング51の案内溝51eの寸法を測定して、それに合わせて最適なすきまΔを設定できる取り付け部材59の幅を求めて、ナット57に対して部品59a、59bを適宜変位させた後、ねじ60を用いて部品59a、59bを固定する。このように取り付け部材59を取り付けたナット57をハウジング51に組み込むことで、最適なすきまΔを得ることができ、コストの増大を招くことなく、作動不良や騒音等を抑制できる電動リニアアクチュエータ50を提供することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−002882号公報
こうした従来の電動リニアアクチュエータ50では、取り付け部材59がナット57の半径方向に張り出すように一体成形され、この取り付け部材59がハウジング51の空洞部51aにおける矩形断面状の案内溝51e内に侵入して係合しているので、ナット57の回り止めがなされている。このため、ハウジングと回り止め(取り付け部材59)間の摩耗が問題となる。ハウジング51が鋼材であれば、耐摩耗性や強度が得られる反面、一体構造であるため、コスト面に課題を残している。
また、軽量化のため、ハウジング51がアルミ合金からなる場合、耐摩耗性や強度が不足することがあり、改善が必要になってくる。さらに、ハウジング51がアルミ合金からなる場合、システムエラー等で制御不能となった時、荷重に押されてハウジング51の内壁にボールねじが慣性力で衝突することが考えられる。この場合、強度不足により故障する恐れがある。
本発明は、こうした従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、ハウジングの損傷と摩耗の低減を図ると共に、ねじ軸の直線運動の抵抗を減らすことができ、耐久性と強度を高めて信頼性の向上を図った電動リニアアクチュエータを提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、小型化・組立性に優れた電動リニアアクチュエータを提供することである。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、前記ハウジングに形成された袋孔に円筒状のスリーブが嵌合固定され、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成されると共に、前記ねじ軸の端部に回り止め部材が設けられ、この回り止め部材にローラが回転自在に嵌挿されて前記凹溝に係合され、前記回り止め部材とローラとの間に生じる静摩擦が、前記ローラとスリーブの凹溝との間の動摩擦により生ずる回転モーメントよりも小さく設定され、前記スリーブの端部に弾性部材からなるキャップが装着され、このキャップが前記袋孔の底部に当接するまで前記スリーブが嵌合されている。
このように、電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、ボールねじ機構が、ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、駆動軸と同軸状に一体化され、外周にナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、ハウジングに形成された袋孔に円筒状のスリーブが嵌合固定され、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成されると共に、ねじ軸の端部に回り止め部材が設けられ、この回り止め部材にローラが回転自在に嵌挿されて凹溝に係合され、回り止め部材とローラとの間に生じる静摩擦が、ローラとスリーブの凹溝との間の動摩擦により生ずる回転モーメントよりも小さく設定され、スリーブの端部に弾性部材からなるキャップが装着され、このキャップが袋孔の底部に当接するまでスリーブが嵌合されているので、ハウジングの損傷と摩耗の低減を図ると共に、ねじ軸の直線運動の抵抗を減らすことができ、耐久性と強度を高めて信頼性の向上を図った電動リニアアクチュエータを提供することができる。また、回り止め部材にローラを装着するだけの組立なので小型化・組立性に優れた電動リニアアクチュエータを提供することができる。
また、請求項に記載の発明のように、前記ローラが合成樹脂で形成され、外周面にクラウニングが施されていれば、ローラがスリーブの凹溝上を転動する際に、傾いて角部にエッジロードが発生するのを防止することができる。
また、請求項に記載の発明のように、前記ローラの外表面の表面粗さがRa6.3以下に設定されていれば、ローラが摩耗するのを抑制することができる。
また、請求項に記載の発明のように、前記回り止め部材が針状ころ軸受に使用される針状ころで構成されていれば、58HRC以上の表面硬さが得られ、耐摩耗性が優れていると共に、入手性が良く、低コスト化を図ることができる。
また、請求項に記載の発明のように、前記スリーブの周方向に前記凹溝が3箇所等配に配設され、これらの凹溝に前記回り止め部材がそれぞれ係合されていれば、回転方向のガタを最小限に抑えることができる。
本発明に係る電動リニアアクチュエータは、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、前記ハウジングに形成された袋孔に円筒状のスリーブが嵌合固定され、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成されると共に、前記ねじ軸の端部に回り止め部材が設けられ、この回り止め部材にローラが回転自在に嵌挿されて前記凹溝に係合され、前記回り止め部材とローラとの間に生じる静摩擦が、前記ローラとスリーブの凹溝との間の動摩擦により生ずる回転モーメントよりも小さく設定され、前記スリーブの端部に弾性部材からなるキャップが装着され、このキャップが前記袋孔の底部に当接するまで前記スリーブが嵌合されているので、ハウジングの損傷と摩耗の低減を図ると共に、ねじ軸の直線運動の抵抗を減らすことができ、耐久性と強度を高めて信頼性の向上を図った電動リニアアクチュエータを提供することができる。また、回り止め部材にローラを装着するだけの組立なので小型化・組立性に優れた電動リニアアクチュエータを提供することができる。
本発明に係る電動リニアアクチュエータの一実施形態を示す縦断面図である。 図1のアクチュエータ本体を示す縦断面図である。 図1のスリーブ部を示す要部拡大図である。 図3のIV−IV線に沿った横断面図である。 図4のローラ部を示す要部拡大図である。 図3の一部断面斜視図である。 図4の変形例を示す横断面図である。 図4の他の変形例を示す横断面図である。 従来の電動リニアアクチュエータを示す縦断面図である。 図9のX−X線に沿った横断面図である。
アルミ合金製のハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、前記ハウジングに形成された袋孔に円筒状のスリーブが嵌合固定され、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成されると共に、前記ねじ軸の端部に係止ピンが植設され、この係止ピンにローラが回転自在に嵌挿されて前記凹溝に係合されると共に、前記係止ピンとローラとの間に生じる静摩擦が、前記ローラと凹溝との間の動摩擦により生ずる回転モーメントよりも小さく設定されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動リニアアクチュエータの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1のアクチュエータ本体を示す縦断面図、図3は、図1のスリーブを示す要部拡大図、図4は、図3のIV−IV線に沿った横断面図、図5は、図4のローラ部を示す要部拡大図、図6は、図3の一部断面斜視図、図7は、図4の変形例を示す横断面図、図8は、図4の他の変形例を示す横断面図である。
この電動リニアアクチュエータ1は、図1に示すように、円筒状のハウジング2と、このハウジング2に取り付けられた電動モータ3と、この電動モータ3のモータ軸3aに取付けられた入力歯車4に噛合する中間歯車5と、入力歯車4と中間歯車5、およびこの中間歯車5に噛合する出力歯車6からなる減速機構7と、この減速機構7を介して電動モータ3の回転運動を駆動軸8の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構9と、このボールねじ機構9を備えたアクチュエータ本体10とを備えている。
ハウジング2はA6063TEやADC12等のアルミ合金からアルミダイカストによって形成され、第1のハウジング2aと、その端面に衝合された第2のハウジング2bとからなり、固定ボルト11によって一体に固定されている。第1のハウジング2aには電動モータ3が取り付けられると共に、これら第1のハウジング2aと第2のハウジング2bの衝合部には、駆動軸8を収容するための袋孔12、13が形成されている。
電動モータ3のモータ軸3aは、その端部に入力歯車4が圧入により相対回転不能に取り付けられ、平歯車からなる中間歯車5に噛合する出力歯車6は、後述するボールねじ機構9を構成するナット18にキー19を介して一体に固定されている。
駆動軸8は、ボールねじ機構9を構成するねじ軸14と一体に構成され、この駆動軸8の一端部(図中右端部)に係止ピン等からなる回り止め部材15、15が植設されている。また、第2のハウジング2bの袋孔13には後述するスリーブ16が嵌合され、このスリーブ16の内周に軸方向に延びる凹溝16a、16aが研削加工によって形成されている。そして、凹溝16a、16aは周方向に対向して配設されてねじ軸14の回り止め部材15、15がそれぞれ係合され、ねじ軸14が、回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。ピンの形状を釘形とすることにより、止め輪の機能を持たせても良い。なお、ここでは回り止め部材15として係止ピンを例示したが、これに限らず、キーやボルトをねじ軸に固定しても良い。また、凹溝16aをスリーブ16に形成する例を示したが、これに限られず、直接ハウジング2bに形成しても良い。
ボールねじ機構9は、図2に拡大して示すように、ねじ軸14と、このねじ軸14にボール17を介して外挿されたナット18とを備えている。ねじ軸14は、外周に螺旋状のねじ溝14aが形成されている。一方、ナット18は、内周にねじ軸14のねじ溝14aに対応する螺旋状のねじ溝18aが形成され、これらねじ溝14a、18aとの間に多数のボール17が転動自在に収容されている。そして、ナット18は、ハウジング2a、2bに対して、2つの支持軸受20、20を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承されている。
各ねじ溝14a、18aの断面形状は、サーキュラアーク形状であってもゴシックアーク形状であっても良いが、ここではボール17との接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動の発生を抑制することができる。
ナット18はSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、真空浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、熱処理後のスケール除去のためのバフ加工等を省略することができ、低コスト化を図ることができる。一方、ねじ軸14はS55C等の中炭素鋼あるいはSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、高周波焼入れ、あるいは浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。
ナット18の外周面18b、18cには減速機構7を構成する出力歯車6がキー19を介して一体に固定されている。この出力歯車6の側面に当接して一方の支持軸受20が所定のシメシロを介して圧入されていると共に、肩部21に衝合するように他方の支持軸受20が圧入されている。これにより、駆動軸8からスラスト荷重が負荷されても支持軸受20、20と出力歯車6の軸方向の位置ズレを防止することができる。また、2つの支持軸受20、20は、両端部にシールド板20a、20aが装着された密封型の深溝玉軸受で構成され、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から摩耗粉等が軸受内部に侵入するのを防止している。
また、本実施形態では、ナット18を回転自在に支持する支持軸受20、20が同じ仕様の深溝玉軸受で構成されているので、前述した駆動軸8からスラスト荷重および出力歯車6を介して負荷されるラジアル荷重の両方を負荷することができると共に、組立時に誤組み防止のための確認作業を簡便化することができ、組立作業性を向上させることができる。なお、同一仕様の転がり軸受とは、軸受の内径、外径、幅寸法をはじめ、転動体サイズ、個数および軸受内部すきま等が同一なものを言う。
さらに、一対の支持軸受20、20のうち一方の支持軸受20がリング状の弾性部材からなるワッシャ22を介して第1のハウジング2aに装着されている(図1参照)。このワッシャ22は、強度や耐摩耗性が高いオーステナイト系ステンレス鋼板、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板からプレス加工にて形成されたウェーブワッシャからなる。このワッシャ22により支持軸受20の軸方向ガタをなくすことができる。
本実施形態では、ねじ軸14を支持するスリーブ16が第2のハウジング2bの袋孔13に嵌合されている。このスリーブ16はS55C等の中炭素鋼あるいはSCM415やSCM420等の肌焼き鋼から冷間圧造法によって円筒状に形成され、高周波焼入れ、あるいは浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、ハウジング2がアルミ合金等の軽合金であっても、軽量化を図りつつ、ハウジング2の損傷と摩耗の低減を図ることができる。
なお、スリーブ16は、これ以外にも、金属粉末を可塑状に調整し、射出成形機で成形される焼結合金で形成しても良い。この射出成形に際しては、まず、金属粉と、プラスチックおよびワックスからなるバインダとを混練機で混練し、その混練物をペレット状に造粒する。造粒したペレットは、射出成形機のホッパに供給し、金型内に加熱溶融状態で押し込む、所謂MIM(Metal Injection Molding)により成形されている。こうしたMIMによって成形される焼結合金であれば、加工度が高く複雑な形状であっても容易に、かつ精度良く所望の形状・寸法に成形することができる。
また、スリーブ16の材質として、GF(ガラス繊維)等の繊維状強化材が含有されたPA(ポリアミド)66等の熱可塑性の合成樹脂で形成されていても良い。これにより、ねじ軸14に衝撃荷重が負荷されてもそれを緩和することができると共に、低コスト化を図ることができる。なお、繊維状強化材としては、GFに限らず、CF(炭素繊維)やアラミド繊維、ホウ素繊維等を例示することができる。さらに、PPA(ポリフタルアミド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の所謂エンジニアリングプラスチックと呼称される熱可塑性の合成樹脂やPPS(ポリフェニレンサルファイド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PAI(ポリアミドイミド)等の熱可塑性の合成樹脂、あるいは、PF(フェノール樹脂)、EP(エポキシ樹脂)、PI(ポリイミド樹脂)等の熱硬化性の合成樹脂であっても良い。
ここで、図3に示すように、スリーブ16の端部に、耐候性、耐熱性、耐薬品性に優れたシリコンゴムからなる弾性部材で形成されたキャップ(底板)23が装着されている。そして、このキャップ23が袋孔13の底部13aに当接するまでスリーブ16が嵌合されている。これにより、予期しない入力信号等によりねじ軸14の先端がスリーブ16のキャップ23に衝突したとしても、その衝撃力を吸収して緩和し、第2のハウジング2bの変形や損傷を防止して耐久性を向上させることができる。なお、キャップ23はこれ以外にも多孔質ゴムとも呼ばれる発泡ゴムからなるスポンジゴムで形成しても良い。このスポンジゴムは、断熱性、衝撃吸収性、クッション性等に優れている。
一方、凹溝16aに係合する回り止め部材15は、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼あるいはSCr435等の浸炭軸受鋼で形成され、その表面には、炭素含有量0.80wt%以上、58HRC以上の浸炭窒化層が形成されている。なお、回り止め部材15に針状ころ軸受に使用される針状ころを適用することにより、58HRC以上の表面硬さが得られ、耐摩耗性が優れていると共に、入手性が良く、低コスト化を図ることができる。
ここでは、回り止め部材15にローラ24が回転自在に嵌挿されると共に、ローラ24の抜け止め用に止め輪25が嵌着されている。止め輪25はローラ24に、軽圧入または接着剤にて固定する。ここで、止め輪25として、真鍮などの柔な金属を使用して圧入しやすくする、または切りかきを設けて、取り付けやすくしてもよい。ローラ24は所定のすきまを介して回り止め部材15に嵌挿され、ねじ軸14の移動に伴って、回転しながら凹溝16a上を進むので、ねじ軸14の直線運動の抵抗を減らすことができると共に、凹溝16aの摩耗を抑制することができ、軽量化を図りつつ、耐久性と強度を高めて信頼性の向上を図った電動リニアアクチュエータ1を提供することができる。なお、止め輪25は、リング状に形成して圧入しても良いが、有端状に形成することにより、その組立性を向上させることができる。また、ローラ24、回り止め部材15、スリーブ16の接触面に表面処理もしくは皮膜形成がされていれば、さらに凹溝16aの摩耗を抑制することができる。
このローラ24はPPS、PEEK、PAI等の熱可塑性の合成樹脂で射出成形によって先端部が漸次小径となる銃弾形状に形成され、外周面にクラウニングが施されている。これにより、ローラ24が凹溝16a上を転動する際に、傾いて角部にエッジロードが発生するのを防止することができる。なお、ローラ24は、熱可塑性の合成樹脂に限らず、PF、EP、PI等の熱硬化性の合成樹脂であっても良い。
また、ローラ24の外表面の表面粗さがRa6.3以下に設定されている。これにより、ローラ24が摩耗するのを抑制することができる。なお、Raは、JISの粗さ形状パラメータの一つで(JIS B0601−1994)、算術平均粗さ、すなわち、平均線から絶対値偏差の平均値を言う。
さらに、ローラ24の材質として、例示したもの以外に、例えば、セラミックでも良いし、また、グラファイト微粉末を添加した多孔質金属からなる含油軸受(NTN商品名;ベアファイト(登録商標))で構成されていても良い。これにより、ローラ24が摩耗するのを防止し、回転時の摩擦抵抗を抑えて円滑な回転性能を得ることができる。その他、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、メタクリル樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂等の熱可塑性樹脂もしくは熱硬化性樹脂、ポリアミド、ポリブチルエーテル等のエンジニアリングプラスチックやそれらを含む複合材、ポリアセタールやフッ素樹脂のような自己潤滑性のある樹脂、潤滑油を含浸させた焼結金属でも良い。焼結金属を使用すると潤滑材が不要ゆえに低抵抗、かつ硬度が高くそれゆえ耐摩耗性が高くなるので好ましい。
こうしたローラ24を積極的に回転させることで、ローラ24の摩耗を防止して長期間に亘って耐久性を保持することができると共に、ねじ軸14の移動が抵抗なくスムーズになり、機械効率を高めて省エネを図ることができる。そのためには、回り止め部材15とローラ24の間に生じる摩擦力が、ローラ24とスリーブ16の凹溝16aの間に生じる摩擦力よりも小さくなる必要がある。
ここで、回り止め部材15とローラ24の間に生じる摩擦力、あるいは、ローラ24と凹溝16aの間に生じる摩擦力は、平均ヘルツ応力と摩擦係数の積で表わすことができる。平均ヘルツ応力は、ローラ24、回り止め部材15およびスリーブ16の材料定数とその寸法(直径)に依存すると共に、摩擦係数は、ローラ24、回り止め部材15およびスリーブ16の材料および潤滑状態、あるいは、その表面粗さに依存する。
また、ローラ24が回転し、かつその回転がスムーズであるための必要条件は、回り止め部材15とローラ24との間に生じる静摩擦が、ローラ24と凹溝16aとの間の動摩擦により生ずる回転モーメントよりも小さくなる必要がある。具体的には、回り止め部材15とローラ24の間の静摩擦とローラ24の内径dとの積が、ローラ24と凹溝16aの間の動摩擦とローラ24の外径Dとの積よりも小さくなるように設定する必要がある(図5参照)。
本実施形態では、このような条件に鑑みて最適な設計がなされている。すなわち、ローラ24がスリーブ16の凹溝16a上を積極的に回転した上で、転がり抵抗が少なくなるように、回り止め部材15とスリーブ16およびローラ24の表面粗さと材質による摩擦係数を考慮すると共に、ローラ24の内外径とその形状およびローラ24の接触部の形状と接触部材の材料によって定まるヘルツ応力がそれぞれ考慮されている。
また、基本的には、スリーブ16に単一の凹溝16aを形成し、この凹溝16aに回り止め部材15を係合するだけでも良いが、図4および図6に示すように、本実施形態では、凹溝16a、16aは周方向に対向して配設され、ねじ軸14の回り止め部材15、15がそれぞれ係合されている。これにより、ねじ軸14が半径方向に振れるのを防止することができる。
また、図7に示すように、スリーブ26の周方向2箇所に凹溝16aを配設し、これらの凹溝16aにねじ軸27の回り止め部材15をそれぞれ係合させることにより、各部材の寸法精度に依存する回転方向のガタを抑えることができる。さらには、図8に示すように、スリーブ28の周方向に3箇所等配に凹溝16aを配設し、これらの凹溝16aにねじ軸29の回り止め部材15をそれぞれ係合させることにより、回転方向のガタを最小限に抑えることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る電動リニアアクチュエータは、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用され、電動モータからの回転入力を、ボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換するボールねじ機構を備えた電動リニアアクチュエータに適用できる。
1 電動リニアアクチュエータ
2 ハウジング
2a 第1のハウジング
2b 第2のハウジング
3 電動モータ
3a モータ軸
4 入力歯車
5 中間歯車
6 出力歯車
7 減速機構
8 駆動軸
9 ボールねじ機構
10 アクチュエータ本体
11 固定ボルト
12、13 袋孔
14、27、29 ねじ軸
14a、18a ねじ溝
15 回り止め部材
1、26、28 スリーブ
16a 凹溝
17 ボール
18 ナット
18b、18c ナットの外周面
19 キー
20 支持軸受
20a シールド板
21 肩部
22 ワッシャ
23 キャップ
24 ローラ
25 止め輪
50 電動リニアアクチュエータ
51 ハウジング
51a 空洞部
51b シリンダ部
51c 流体出口
51d 段部
51e 案内溝
51f 案内溝の側面
52 ねじ軸
52a 雄ねじ溝
52b 丸軸部
52c フランジ部
53 軸受
53a 内輪
53b 外輪
54 止め輪
55 間座
56 板ばね
57 ナット
57a 雌ねじ溝
57b 平坦部
57c チューブ
58 ボール
59 取り付け部材
59a、59b 取り付け部材の部品
60 ねじ
61 ピストン部材
61a 周溝
62 Oリング
d ローラの内径
D ローラの外径
Δ 取り付け部材と案内溝の側面との間のすきま

Claims (5)

  1. ハウジングと、
    このハウジングに取り付けられた電動モータと、
    この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、
    この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、
    このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、
    このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、
    前記ハウジングに形成された袋孔に円筒状のスリーブが嵌合固定され、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成されると共に、前記ねじ軸の端部に回り止め部材が設けられ、この回り止め部材にローラが回転自在に嵌挿されて前記凹溝に係合され、前記回り止め部材とローラとの間に生じる静摩擦が、前記ローラとスリーブの凹溝との間の動摩擦により生ずる回転モーメントよりも小さく設定され、前記スリーブの端部に弾性部材からなるキャップが装着され、このキャップが前記袋孔の底部に当接するまで前記スリーブが嵌合されていることを特徴とする電動リニアアクチュエータ。
  2. 前記ローラが合成樹脂で形成され、外周面にクラウニングが施されている請求項に記載の電動リニアアクチュエータ。
  3. 前記ローラの外表面の表面粗さがRa6.3以下に設定されている請求項1または2に記載の電動リニアアクチュエータ。
  4. 前記回り止め部材が針状ころ軸受に使用される針状ころで構成されている請求項に記載の電動リニアアクチュエータ。
  5. 前記スリーブの周方向に前記凹溝が3箇所等配に配設され、これらの凹溝に前記回り止め部材がそれぞれ係合されている請求項1乃至4いずれかに記載の電動リニアアクチュエータ。
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