JP2012123930A - 電池収納ケース及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電池収納ケースに収納された電池を負極側の端部から取り外した場合でも、負極接点端子の端部が電池の負極側の面に引っ掛かる可能性を大幅に低減させることができる電池収納ケース及び電子機器を提供する。
【解決手段】ケース11は電池を収納する収納部11a〜11fを有する。負極接点端子14as,14bs,14cs…は電池の負極と接触する。負極接点端子14as,14bs,14cs…はスパイラルスプリング状部となっている。負極接点端子14as,14bs,14cs…の最終のターンよりも先端側の部分は、複数のターンで形成される巻回形状の中央部を通って伸びる伸長部となっている。伸長部の先端は、最終のターンよりも平面上で外側に位置している。
【選択図】図1
【解決手段】ケース11は電池を収納する収納部11a〜11fを有する。負極接点端子14as,14bs,14cs…は電池の負極と接触する。負極接点端子14as,14bs,14cs…はスパイラルスプリング状部となっている。負極接点端子14as,14bs,14cs…の最終のターンよりも先端側の部分は、複数のターンで形成される巻回形状の中央部を通って伸びる伸長部となっている。伸長部の先端は、最終のターンよりも平面上で外側に位置している。
【選択図】図1
Description
本発明は、乾電池または蓄電池を収納する電池収納ケース及び電子機器に係り、特に、電池の正極または負極に接触させる接点端子の形状を改良した電池収納ケース及び電子機器に関する。
1または複数の電池を収納した電池収納ケースを電子機器に装着して、電池収納ケースに収納された電池から電子機器へと電力を供給することが行われている。電池収納ケース内には、電池の正極側に接触させる接点端子(以下、正極接点端子)と負極に接触させる接点端子(以下、負極接点端子)とが設けられている。電池収納ケースの一例として、正極接点端子は変形しないか変形の程度が少ない固定の端子となっており、負極接点端子は大きく弾性変形するようにスパイラルスプリング状の端子となっているものがある。負極接点端子がスパイラルスプリング状となっていることにより、負極接点端子が電池収納ケース内に収納された電池を正極側へと押して、電池は電池収納ケース内に固定される。
上記のような電池収納ケースにおいて、電池収納ケース内に収納された電池を取り外す場合には、電池を負極接点端子へと押して負極接点端子を弾性変形させ、電池の正極と正極接点端子との間に空間を作って、電池を正極側の端部から持ち上げて取り外すのが通常である。しかしながら、電池の正極と負極の方向を意識せず、負極側の端部から電池を取り外してしまう場合もある。電池を負極側の端部から取り外すと、スパイラルスプリング状の負極接点端子の端部が電池の負極側の面に引っ掛かってしまう場合がある。
負極接点端子の端部が電池の負極側の面に引っ掛かると、負極接点端子が変形したり、電池の被覆を傷付けてしまったりするおそれがある。場合によっては、負極接点端子が電池収納ケースから外れてしまったり、電池収納ケースを損傷してしまったりするおそれもある。このような問題点への対策として、特許文献1には、負極接点端子の先端の形状を工夫した電池収納ケースが記載されている。特許文献1に記載の電池収納ケースにおいては、負極接点端子の先端を負極接点端子の根元側へと折り曲げている。
特許文献1に記載の接点端子の形状によれば、接点端子の端部が電池の負極側の面に引っ掛かる可能性をある程度低減させることができる。しかしながら、特許文献1に記載の接点端子の形状でも電池の取り外し方によっては接点端子の端部が電池の負極側の面に引っ掛かることがあり、改善が求められていた。
本発明はこのような要望に対応するため、電池収納ケースに収納された電池を負極側の端部から取り外した場合でも、負極接点端子の端部が電池の負極側の面に引っ掛かる可能性を大幅に低減させることができる電池収納ケース及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、電池を収納する収納部(11a〜11f)を有するケース(11)と、前記収納部に収納された電池の正または負の極と接触する接点端子(14a〜14g)と、を備え、前記接点端子は前記ケースの内壁側に位置する最初のターンから前記極側に位置する最終のターンまでの複数のターンを含むスパイラルスプリング状部(14s(14as,14bs,14cs,14es,14fs,14gs))を含んで形成され、前記最終のターンよりも先端側の部分は、前記複数のターンを前記最終のターン側から前記最初のターン側に見たときの平面上で、前記複数のターンで形成される巻回形状の中央部を通って伸びる伸長部(Ex)となっており、前記伸長部の先端は、前記最終のターンよりも前記平面上で外側に位置していることを特徴とする電池収納ケースを提供する。
上記の構成において、前記伸長部の先端は前記平面と直交する方向から見たときに前記最終のターンよりも前記最初のターン側に位置していることが好ましい。
また、前記伸長部は、前記極側に凸の曲線を描いていることが好ましい。
さらに、前記ケースは一面が開放面となっており、前記接点端子は、前記伸長部が前記開放面側から前記ケースの底面側に向かうように伸びていることが好ましい。
また、前記伸長部は、前記極側に凸の曲線を描いていることが好ましい。
さらに、前記ケースは一面が開放面となっており、前記接点端子は、前記伸長部が前記開放面側から前記ケースの底面側に向かうように伸びていることが好ましい。
また、本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、電池を収納する収納部を有する凹部(31)と、前記収納部に収納された電池の正または負の極と接触する接点端子(34a〜34g)と、を備え、前記接点端子は前記凹部の内壁側に位置する最初のターンから前記極側に位置する最終のターンまでの複数のターンを含むスパイラルスプリング状部(14s(14as,14bs,14cs,14es,14fs,14gs))を含んで形成され、 前記最終のターンよりも先端側の部分は、前記複数のターンを前記最終のターン側から前記最初のターン側に見たときの平面上で、前記複数のターンで形成される巻回形状の中央部を通って伸びる伸長部(Ex)となっており、前記伸長部の先端は、前記最終のターンよりも前記平面上で外側に位置していることを特徴とする電子機器を提供する。
本発明の電池収納ケース及び電子機器によれば、電池収納ケースに収納された電池を負極側の端部から取り外した場合でも、接点端子の端部が電池の負極側の面に引っ掛かる可能性を大幅に低減させることができる。よって、接点端子が変形したり、電池の被覆を傷付けてしまったりする等のおそれを低減させることができる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態である電池収納ケースについて、添付図面を参照して説明する。図1において、第1実施形態の電池収納ケース1は、上面が開放面11oとなっている矩形状のケース11を有する。ケース11内には一例として電池を収納する6つの収納部11a〜11fが形成されており、ここでは図示していない電池を6本収納可能となっている。ケース11内に収納する電池としては、乾電池または乾電池と同等の形状の蓄電池である。電池の大きさは例えば単1〜単5のいずれかの大きさでよい。
以下、本発明の第1実施形態である電池収納ケースについて、添付図面を参照して説明する。図1において、第1実施形態の電池収納ケース1は、上面が開放面11oとなっている矩形状のケース11を有する。ケース11内には一例として電池を収納する6つの収納部11a〜11fが形成されており、ここでは図示していない電池を6本収納可能となっている。ケース11内に収納する電池としては、乾電池または乾電池と同等の形状の蓄電池である。電池の大きさは例えば単1〜単5のいずれかの大きさでよい。
収納部11a,11b間、収納部11b,11c間、収納部11d,11e間、収納部11e,11f間にはそれぞれ、電池の長手方向に沿うように突出量の小さいリブ状の突出部12a,12b,12c,12dが形成されている。また、収納部11c,11d間には、電池の長手方向に沿って、電池を収納した状態における電池の上端部近傍まで突出した壁状の突出部13が形成されている。ケース11は、突出部12a〜12d,13を有することにより、6本の電池を良好に位置決めすることができる。
ケース11における電池の正極及び負極と対向する辺の内壁には、接点端子14a〜14dを係合させる係合部15a〜15fが形成されている。図1では、手前側の辺の内壁が見えていないが、手前側の辺の内壁にも係合部15a〜15fと同様の係合部が形成されている。手前側の辺の内壁の係合部には、後述する図2に示す接点端子14e〜14gが係合されている。
図2を用いて接点端子14a〜14gについて説明する。接点端子14a〜14gは導電性のばね線材を曲げたり巻回したりしてそれぞれの形状に形作られている。接点端子14aは電池の負極と接触するスパイラルスプリング状の負極接点端子(スパイラルスプリング状部)14asを有する。接点端子14b以降でもスパイラルスプリング状の接点端子は電池の負極と接触する負極接点端子である。接点端子14bは電池の正極と接触するU字状の正極接点端子14buとスパイラルスプリング状の負極接点端子14bsとを有する。接点端子14c以降でもU字状の接点端子は電池の正極と接触する正極接点端子である。
接点端子14cは接点端子14bと同じ形状であり、U字状の正極接点端子14cuとスパイラルスプリング状の負極接点端子14csとを有する。接点端子14dはU字状の正極接点端子14duを有する。接点端子14e,14f,14gは互いに同じ形状である。接点端子14e〜14gはそれぞれU字状の正極接点端子14eu,14fu,14guとスパイラルスプリング状の負極接点端子14es,14fs,14gsとを有する。
図2より分かるように、ケース11は、収納部11a〜11f内に、6本の電池を隣り合う電池の正極と負極の向きが反対になるように収納する。ケース11内に収納された6本の電池は、接点端子14a〜14gと接触することにより直列接続される。開放面11oは図示していない蓋で覆われる。蓋の裏面には接点端子14aの接触部14acと接触する端子と、接点端子14dの接触部14dcと接触する端子とが設けられている。直列接続された6本の電池からの電力は蓋の裏面の端子へと供給される。蓋の表面には電池収納ケース1を装着する電子機器の電力供給端子と接続する端子が設けられている。蓋の裏面の端子へと供給された電力は蓋の表面の端子を介して電子機器の電力供給端子へと供給される。
以上説明した本実施形態の電池収納ケース1は単なる一例である。1本の電池のみを収納する電池収納ケースであってもよく、本数は限定されない。複数本の電池を収納する場合、電池は直列接続でも並列接続でもよい。本実施形態においては、接点端子14a〜14gが有するスパイラルスプリング状の負極接点端子14as〜14gsの形状に特徴を有する。従って、負極接点端子14as〜14gsの形状以外の部分は任意の構成、形状でよい。正極接点端子14bu〜14guをU字状ではなく、上述した負極接点端子14as〜14gsと同じ形状としてもよい。
以下、図3〜図7を用いて負極接点端子14as〜14gsの具体的構成について説明する。図3〜図5では、接点端子14a〜14gの内、接点端子14b,14cを代表として示している。図3は接点端子14b,14cの斜視図、図4は接点端子14b,14cを上から見た上面平面図、図5は接点端子14b,14cを横から見た側面平面図である。図3〜図5に示すように、スパイラルスプリング状の負極接点端子14bs,14csは、略矩形状の基部Bsから連続し、順次径が小さくなる第1〜第3のターンT1,T2,T3を有する。第1のターンT1が最初のターン、第3のターンT3が最終のターンである。ターン数は3に限定されない。
図4より分かるように、負極接点端子14bs,14csの第3のターンT3より先端側の部分は、第3のターンT3の終了点T3eで折り曲げられた伸長部Exとなっている。伸長部Exは、負極接点端子14bs,14csを第3のターンT3から第1のターンT1側に見たときの第1の平面上で、第1〜第3のターンT1〜T3で形成される略円形の巻回形状の中央部を通るように伸びている。中央部とは完全に中央に限定されるものではなく、中央を含む所定の幅の領域である。伸長部Exは、第1の平面上で第3のターンT3の径よりも長い。伸長部Exの先端Exeはばね線材の切断端面であり、先端Exeは第3のターンT3よりも外側に位置している。
図4では第3のターンT3の終了点T3eから急激に折れ曲がって伸長部Exとなっているが、実際には、図3に示すように、緩やかに曲げられて伸長部Exとなっている。勿論、図4のように急激に折り曲げてもよい。図3より分かるように、本実施形態において伸長部Exは曲線状に形成されており、先端Exeが第1のターンT1(基部Bs)側の方向に伸びている。伸長部Exは、少なくとも先端Exeが第3のターンT3よりも第1の平面上で外側に位置するように形成すればよいので、伸長部Exは直線状であってもよい。但し、本実施形態のように、先端Exeが第1のターンT1側の方向に向かうような曲線状であることが好ましい。
図6,図7を用いて、伸長部Exの形状についてさらに詳細に説明する。接点端子14a〜14gが有しているスパイラルスプリング状の負極接点端子14as〜14gsを総じて14sと称することとする。図6,図7は負極接点端子(スパイラルスプリング状部)14sを電池によって押していない定常状態を示している。図6は負極接点端子14sの側面平面図、図7は負極接点端子14sを、伸長部Exに沿った方向で切断した断面図である。
図6,図7より分かるように、伸長部Exは負極接点端子14sの上方向、即ち、電池の負極側に凸の曲線を描き、先端Exeが第1の平面と直交する第2の平面で見たとき第1のターンT1側の方向に伸びていることが好ましい。先端Exeは最終のターンである第3のターンT3よりも第1のターンT1(基部Bs)側に位置していることが好ましい。本実施形態では、先端Exeは第3のターンT3と第2のターンT2との間の高さまで伸びている。先端Exeを第2のターンT2まで、または第2のターンT2よりも基部Bs側に伸ばしてもよい。
図8を用いて、上述した本実施形態特有の構成を有する負極接点端子14sによる作用効果について説明する。図8(A)は電池2が収納部11a〜11fのいずれかに収納された状態を示している。ここでは電池2の負極2tn側の端部のみを示しており、負極2tnは負極接点端子14sの伸長部Exに接触している。この状態で負極接点端子14sは電池2によって押されて縮んだ状態となっている。負極接点端子14sが縮んでいるので、先端Exeは第2のターンT2の位置まで達している。なお、電池2の負極2tn側の面は実際には多少の凹凸を有するが、ここでは簡略化のため一様な面としている。
図8(A)に示すように、負極接点端子14sは伸長部Exがケース11の開放面11o側から底面11bm側に向かって伸びるようにケース11内に装着されていることが好ましい。
図8(B)は電池2を負極2tn側から取り外そうとした状態を示している。電池2を負極2tn側から持ち上げると、伸長部Exは電池2の負極2tnが移動する際のガイドとして働く。図8(B)に示すように、電池2を取り外す過程で電池2の負極2tn側の面は伸長部Ex上を滑るのみであるので、電池2の負極2tn側の面や電池2の角部が第3のターンT3に引っ掛かることはほとんどない。従って、本実施形態の電池収納ケース1によれば、負極接点端子14sが変形したり、電池2の被覆を傷付けてしまったりするおそれを大幅に低減させることができる。負極接点端子14sが電池収納ケース1から外れてしまったり、電池収納ケース1を損傷してしまったりするおそれも大幅に低減させることができる。
上述した特許文献1に記載の電池収納ケースにおいては、負極接点端子の先端が最終のターンよりも平面上で外側に位置していない。また、負極接点端子の先端が最終のターンよりも最初のターン側に位置していない。従って、特許文献1に記載の構成を負極接点端子14sの代わりに採用したとすると、電池2の負極2tn側の面や電池2の角部が最終のターンに引っ掛かる可能性があり、上述した本実施形態の作用効果を得ることができない。本実施形態によれば、特許文献1のような従来例と比較して、電池収納ケース1に収納された電池2を負極2tn側の端部から取り外した場合に、負極接点端子14sの端部(第3のターンT3や先端Exe等)が電池2の負極2tn側の面に引っ掛かる可能性を大幅に低減させることが可能となる。
<第2実施形態>
図9を用いて本発明の第2実施形態である電子機器3について説明する。第2実施形態において、第1実施形態と同様の事項については説明を適宜省略する。図9において、第2実施形態の電子機器3は、例えば携帯用音楽プレイヤである。電子機器3は、筐体30の側面にイヤホン端子P1、上面に電源スイッチSW、電子機器3に対して各種操作を行うための操作キーK1〜K3を備える。電子機器3は、図の下側の見えていない面に当たる表面に表示部を備えている。
図9を用いて本発明の第2実施形態である電子機器3について説明する。第2実施形態において、第1実施形態と同様の事項については説明を適宜省略する。図9において、第2実施形態の電子機器3は、例えば携帯用音楽プレイヤである。電子機器3は、筐体30の側面にイヤホン端子P1、上面に電源スイッチSW、電子機器3に対して各種操作を行うための操作キーK1〜K3を備える。電子機器3は、図の下側の見えていない面に当たる表面に表示部を備えている。
筐体30の裏面36側には、ここでは図示していない電池2を収納する収納凹部31が形成されている。収納凹部31の開口端部31oは蓋4により覆われる。蓋4の一方の短辺側には係合部41aが形成され、他方の短辺側には係合突起41bが形成されている。筐体30における開口端部31oの一方の短辺側には係合部41aと係合する被係合部37aが形成され、他方の短辺側には係合突起41bと係合する図示していない被係合部が形成されている。係合部41aが被係合部37aに係合し、係合突起41bが被係合部に係合することにより、蓋4は開口端部31oを覆って筐体30に固定される。
収納凹部31の内部構造は第1実施形態における電池収納ケース1の内部構造と同様である。図9において、電池を収納する6つの収納部31a〜31fが形成されている。収納部31a,31b間、収納部31b,31c間、収納部31d,31e間、収納部31e,31f間にはそれぞれ、電池の長手方向に沿うように突出量の小さいリブ状の突出部32a,32b,32c,32dが形成されている。収納部31c,31d間には、電池の長手方向に沿って、電池を収納した状態における電池の上端部近傍まで突出した壁状の突出部33が形成されている。
収納凹部31における電池の正極及び負極と対向する辺の内壁には、接点端子34e〜34gを係合させる係合部35g〜35mが形成されている。図9では、手前側の辺の内壁が見えていないが、手前側の辺の内壁にも係合部35g〜35mと同様の係合部が形成されている。手前側の辺の内壁の係合部には、接点端子14a〜14dと同様の形状の図示していない接点端子が係合されている。
接点端子34e〜34gは接点端子14e〜14gと同様の形状であり、U字状の正極接点端子とスパイラルスプリング状の負極接点端子とを有する。接点端子34e〜34g及び手前側の辺の図示していない接点端子が有するスパイラルスプリング状の負極接点端子の形状は第1実施形態で説明したとおりである。第2実施形態においても、正極接点端子をU字状ではなく、上述したスパイラルスプリング状の負極接点端子と同じ形状としてもよい。
本発明は以上説明した第1実施形態及び第2実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 電池収納ケース
2 電池
2tn 負極
11 ケース
11a〜11f,31a〜31f 収納部
11bm 底面
11o 開放面
14a〜14g,34e〜34g 接点端子
14s(14as,14bs,14cs,14es,14fs,14gs) 負極接点端子(スパイラルスプリング状部)
14bu,14cu,14du,14eu,14fu,14gu 正極接点端子
15a〜15f,35g〜35m 係合部
Ex 伸長部
Exe 先端
T1,T2,T3 ターン
3 電子機器
31 収納凹部
31o 開口端部
4 蓋
2 電池
2tn 負極
11 ケース
11a〜11f,31a〜31f 収納部
11bm 底面
11o 開放面
14a〜14g,34e〜34g 接点端子
14s(14as,14bs,14cs,14es,14fs,14gs) 負極接点端子(スパイラルスプリング状部)
14bu,14cu,14du,14eu,14fu,14gu 正極接点端子
15a〜15f,35g〜35m 係合部
Ex 伸長部
Exe 先端
T1,T2,T3 ターン
3 電子機器
31 収納凹部
31o 開口端部
4 蓋
Claims (8)
- 電池を収納する収納部を有するケースと、
前記収納部に収納された電池の正または負の極と接触する接点端子と、
を備え、
前記接点端子は前記ケースの内壁側に位置する最初のターンから前記極側に位置する最終のターンまでの複数のターンを含むスパイラルスプリング状部を含んで形成され、
前記最終のターンよりも先端側の部分は、前記複数のターンを前記最終のターン側から前記最初のターン側に見たときの第1の平面上で、前記複数のターンで形成される巻回形状の中央部を通って伸びる伸長部となっており、
前記伸長部の先端は、前記最終のターンよりも前記平面上で外側に位置している
ことを特徴とする電池収納ケース。 - 前記伸長部の先端は前記第1の平面と直交する第2の平面で見たときに前記最終のターンよりも前記最初のターン側に位置していることを特徴とする請求項1記載の電池収納ケース。
- 前記伸長部は、前記極側に凸の曲線を描いていることを特徴とする請求項1または2に記載の電池収納ケース。
- 前記ケースは一面が開放面となっており、
前記接点端子は、前記伸長部が前記開放面側から前記ケースの底面側に向かうように伸びていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池収納ケース。 - 筐体と、
前記筐体に形成され、電池を収納する凹部となっている収納凹部と、
前記収納凹部に収納された電池の正または負の極と接触する接点端子と、
を備え、
前記接点端子は前記収納凹部の内壁側に位置する最初のターンから前記極側に位置する最終のターンまでの複数のターンを含むスパイラルスプリング状部を含んで形成され、
前記最終のターンよりも先端側の部分は、前記複数のターンを前記最終のターン側から前記最初のターン側に見たときの第1の平面上で、前記複数のターンで形成される巻回形状の中央部を通って伸びる伸長部となっており、
前記伸長部の先端は、前記最終のターンよりも前記第1の平面上で外側に位置している
ことを特徴とする電子機器。 - 前記伸長部の先端は前記第1の平面と直交する第2の平面で見たときに前記最終のターンよりも前記最初のターン側に位置していることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
- 前記伸長部は、前記極側に凸の曲線を描いていることを特徴とする請求項5または6に記載の電子機器。
- 前記接点端子は、前記伸長部が前記収納凹部の開口端部から前記収納凹部の底面側に向かうように伸びていることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の電子機器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
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JP2010256206 | 2010-11-16 | ||
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