JP2012122690A - 加湿器、同加湿器を備えた空調装置 - Google Patents

加湿器、同加湿器を備えた空調装置 Download PDF

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Abstract

【課題】送風時の圧力損失が少ない加湿器、同加湿器を備える空調装置および空調装置の提供。
【解決手段】通気部19が形成されたケーシング7と、ケーシング7内に設けられた吸水性のフィルター11と、フィルター11に給水する貯水部16とを備え、通気部19を通じてケーシング7内に室内3の空気を通気させて室内3の加湿を行う加湿器5において、通気部19は、ケーシング7内を上下方向に略直線的に通気するように形成され、フィルター11は、その一部11cが貯水部16の水に浸されているとともに、平面を有する他の一部11bが通気部19内に配置され、該平面が通気部19の通気方向と略平行となるように設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物の床下空間等に設置される加湿器、同加湿器を備えた空調装置に関する。
日本の冬季は空気が乾燥し、特に暖房時には殊さら空気が乾燥するので、喉や肌の乾燥を防止する目的で加湿器が使用されている。
例えば、建物の床下空間内に加湿器を設け、床の通気口から室内を加湿させる加湿システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の加湿システムは、床の裏面に設けられた加湿器を有し、この加湿器は、ファンを有するケーシングと、このケーシングの内底に載置された加湿エレメントとしての吸水性のフィルター等とを備え、このケーシングの側壁と上部には、それぞれ通気用のスリットと給気用のスリットが形成されている。一方、室内の床には、室内から床下空間へ排気するための排気口と床下空間から室内へ給気するための給気口が形成されている。
この状態で、前記ケーシングの内底に低水位で貯水することで前記フィルターを吸水状態とし、ケーシングのファンを回転させることにより、床の排気口から室内空気を床下空間へ吸引するとともに前記通気用のスリットを通じてケーシング内に導きフィルターに当てることにより加湿空気とした上で、これをケーシング上部の給気用のスリットと前記床の給気口を通して室内へ吹き出させるものである。
このように吸水したフィルターから水分を蒸発させて加湿するタイプの加湿器は、加湿エレメントに対し上方から水を流下させる加湿装置と異なり、加湿に用いられる水の割合が少なく水が無駄とならない。
特許文献2には加湿エレメントを有する加湿器が開示されている。この加湿エレメントは、断面が波形状の多孔質体のポリマーと、このポリマーの端部を閉じた状態で保持する中空の箱状体とを備え、箱状体の内部に給水することでポリマーの一端部から水を浸潤させていき、これに通風して加湿に用いるものである。
特開2009−264700号公報 特開平8−219504号公報
しかしながら、特許文献1の加湿器は、ケーシングの内底全体を貯水部としているので、ケーシングの側壁にあるスリットからケーシング内に空気を導き、これを上下縦方向のフィルターに対して垂直に当てて加湿し、その後上方の室内へ向けて吹き出すという構成とせざるを得ず、圧力損失が大きく送風上好ましくない。
特許文献2の加湿器においては、ポリマー同士の間隔が非常に狭い上に、ポリマーの波形状の繰り返し単位が数mmレベルという複雑な構造ゆえに圧力損失が大きく送風上好ましくない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、送風時の圧力損失が少ない加湿器、同加湿器を備える空調装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る加湿器は、通気部が形成されたケーシングと、該ケーシング内に設けられた吸水性のフィルターと、該フィルターに給水する貯水部とを備え、前記通気部を通じて前記ケーシング内に前記室内の空気を通気させて前記室内の加湿を行う加湿器において、前記通気部は、前記ケーシング内を上下方向に略直線的に通気するように形成され、前記フィルターは、その一部が前記貯水部の水に浸されているとともに、平面を有する他の一部が前記通気部内に配置され、該平面が前記通気の方向と略平行となるように設けられていることを特徴とする。なお、上下方向には上下斜方向も含まれる。
また、前記貯水部の貯水量が所定量に維持されるように給水又は排水する自動給排水手段を設けてもよい。
さらに、前記ケーシングの内底から前記通気の方向と略平行に起立する導風部を設け、この導風部の上端部に前記フィルターを掛止してもよい。
また、前記フィルターは、前記掛止した状態で吸水により変形しない所定以上の剛性を有する不織布で製造されていることが望ましい。
さらに、加湿器を前記建物の室内の床下空間に設けてもよい。
本発明に係る空調装置は、上記いずれかの加湿器と、前記室内の空気を吸い込む吸気手段と、吸い込んだ空気を温調する温調手段と、吸い込んだ空気を前記室内へ吹き出す吹出手段とを備え、前記加湿器は該吹出手段の風路に設けられ、前記室内から吸い込んだ空気を加湿して前記室内へ吹き出すことを特徴とする。
本発明の加湿器によれば、前記ケーシングの通気部は、空気が前記ケーシング内を上下方向に略直線的に通過するように形成され、前記フィルターは、その一部が前記貯水部の水に浸されているとともに、平面を有する他の一部が前記通気部内に配置され、該平面が前記通気部の通気方向と略平行となるように設けられているので、床下空間に設けられた加湿器を通過する空気の抵抗が低いものとなり、送風時の圧力損失を低減できる。上下方向には上下斜方向も含まれる。
また、前記貯水部の水を自動に給排水する自動給排水手段を設ければ、所定の水量が貯水部に維持され、貯水部の水量管理の手間が省ける。
前記ケーシングの内底から前記通気方向と略平行に起立する導風部を設け、この導風部に前記フィルターを掛止すれば、導風部により通気口から空気の拡散が防止され、空気の流れが速くなることから加湿性能が高まる。また、フィルターの掛止数を増減調整した際の加湿性能の変化量が大きくなり、加湿器の加湿性能の調整がしやすいものとなる。
また、前記フィルターは、前記掛止した状態で吸水により変形しない所定以上の剛性を有する不織布で製造されているので、フィルターが吸水しても変形しにくく、そのため、フィルターの吸水変形による加湿器の加湿性能へ与える悪影響がない。
加湿器を前記建物の室内の床下空間に設ければ、室内空間を不必要に占有することがない。
本発明に係る空調装置は上記いずれかに記載の加湿器と、前記室内の空気を吸い込む吸気手段と、吸い込んだ空気を温調する温調手段と、吸い込んだ空気を前記室内へ吹き出す吹出手段とを備え、前記加湿器は該吹出手段の風路に設けられ、前記室内から吸い込んだ空気を加湿して前記室内へ吹き出すので、圧力損失が少なく加湿性能の高い空調装置を提供することができる。
本発明の実施の形態の空調装置を備えた建物の概略構成を示す説明図である。 (A)図1の加湿器を拡大表示した説明図である。(B)は、(A)の加湿器を側方から見た図である。 (A)図2の加湿器の斜視図を示す。(B)は、(A)のA―A線とC―C線で切断し加湿器の斜視図である。(C)は、(A)のB―B線で切断した加湿器の斜視図である。(D)は、加湿器のフィルターの斜視図である。 本発明に係る実施例の空調装置を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態の空調装置について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る空調装置を備えた建物1の概略構成を示している。
建物1は、基礎断熱として構築された底盤コンクリート1bと、その側縁に立設された側壁コンクリート1c,1cと、さらにその上に立設された外壁部1d,1dおよび天井部1eとから主に構成されている。
そして、この天井部1e、外壁部1d,1dおよび側壁コンクリート1c,1cにより囲まれる空間は、床としての床部1aによって床下空間2と居室などの屋内空間(室内)3とが区切られている。
この床部1aには、ガラリ10が嵌入された吸込口9と吹出口8が設けられている。吸込口9には、後述の空調装置の吸気ダクト6Aが接続され、吹出口8の直下の床下空間2に後述の加湿器5が設けられている。なお、吸込口9は、図示していないが床部1aの他の部分にも設けられている。
側壁コンクリート1c,1cの床下空間2側には、グラスウールなどの断熱材4が貼り付けられており、床下空間2内の暖気の熱が屋外に極力漏れない断熱構造となっている。
符号12は、後述の加湿器5の貯水部16に対し自動的に給水と排水を行う自動給排水手段を示す。
<空調装置>
本発明に係る実施の形態の空調装置は、室内3から吸気するための吸気ダクト6Aと、吸い込んだ空気を温調等する空調手段6と、温調等された空気を室内3へ給気するための給気ダクト6Bと、床部1aに吊り下げられ、給気ダクト6Bが接続された加湿器5等とを有している。
空調手段6は、吸気手段および吹出手段としてのファン(不図示)と、温調手段としての熱交換用のヒートポンプシステム等とを有している。
このヒートポンプシステムは、室内機6D、室外機6Cおよび冷媒管6E,6F(図1の2つの細線参照)で構成されている。
また、上述した空調手段6は、室内3の壁面に設けられたコントローラCに接続され、このコントローラCを操作することにより、空調手段6のオン・オフの切り替えや温度設定等が行われる。
空調手段6は、室内3から吸気ダクト6Aを通じて室内3の空気を吸気し、ユーザの任意で温調等した後、給気ダクト6Bおよび加湿器5を通じて室内3へ空調した空気を給気するものである。
<加湿器>
図2に、図1の加湿器5の拡大図を示す。なお、図中の白抜矢印は空気の流れを示している。
ここで、この加湿器5は、図2に示すように、ケーシング7と、ケーシング7の内部に設けられた吸水性のフィルター11,・・・と、所定量の水を溜める貯水部16から主に構成されている。
ケーシング7には、ケーシング7内を直線的に空気が通過するように、空気の流入口14と流出口13が設けられている。
図2に示すものでは、ケーシング7が設置された状態で、ケーシング7の空気の流入口14と流出口13とは平面視で少なくとも部分的に重なるように設けられている。
ケーシング7の流入口14と流出口13とにより、ケーシング7内に通気部19が形成される。この通気部19は、加湿器7において流入口14から流出口13へと空気が流れる箇所を意味する。
流入口14には下方から給気ダクト6Bが接続されており、送風時には空調手段6からの空気が所定流量でケーシング7内に流入するようになっている。
一方、ケーシング7の流出口13にはフランジ7aが形成されており、このフランジ7aを吹出口8の床部1aの縁部に係止させることにより、ケーシング7が床部1aに吊り下げられ、ケーシング7内と室内3とが連通している。さらに、この流出口13を覆うように吹出グリル13aが着脱可能に設けられ、室内3の側からケーシング7内に異物が入らないようになっている。
ケーシング7内底の流入口14の外郭部分からは、上方に起立する円筒状の導風部15が連続形成されている。図2および図3に示すように、この導風部15とケーシング7の部分とにより貯水部16が形成されている。
<フィルター11>
導風部15の開口した上端部には、図2(A)および図3(B),(D)に示すように、E字の板状のフィルター11,・・・が、その2つの凹部11a,11aにより掛止されている。
このフィルター11は、吸水性及び通気性を有する一般的な不織布からなるもので、導風部15に掛止された状態で吸水により変形しない所定以上の剛性を有するものである。
例えば、フレクスター(クラレクラフレックス社製)を用いてもよい。この場合、約0.1g/cm以上の密度を有するものが特に好ましい。
上記掛止により、フィルター11の下方に突出した中央部11bは、通気部19の一部を構成する導風部15内に配置され、この中央部11の表と裏の両面は、送風時に通気部19を通過する空気の流れ方向と平行となるように配置される。
同時に、フィルター11の両端部11c,11cはケーシング7の内底に溜められた水W1に浸かり、フィルター11の吸水力により、突出した中央部11bにまで水が浸潤していく。
フィルター11の設置については、その一部が貯水部16の水に浸り、平面を有する他の一部が通気部19に位置し、この平面が通気部19の空気流と平行となる配置であれば、上記構成に限定されない。
また、上述したように導風部15を設けて、この開口した上端部にフィルター11を掛止する場合、掛止フィルター11の形状は図2に示すようなE字状に限定されず、上記配置が可能な形状であればよい。
例えば、フィルター11,・・・の端部11c,・・・同士を接続して一体とし、設置や取り外し等に関する取扱性を向上させてもよい。
<自動給排水手段>
自動給排水手段12は、図1に示すように、床下空間2に設けられ、図2に示すようにフロートスイッチ12Aと、給水ホース12Bと、オーバーフロー管12Cとを有し、フロートスイッチ12Aのフロートの位置(水量の情報)に基づいて加湿器5の貯水部16に所定の水量が維持されるように自動的に給水し、又は排水を行うものである。
フロートスイッチ12Aの一部は、ケーシング7の側壁を介してケーシング7の内側に突出するように設けられ、そのフロートの高さ位置によりケーシング7の貯水部16の水量を常に監視し、給水手段12(図1参照)に水量の情報を提供している。
給水ホース12Bは、一般的な水道に直結され給水手段12の一部をなしている。オーバーフロー管12Cは、ケーシング7の所定の高さ位置に設けられた排水口17に接続され、貯水部16の水量が所定以上となることを防止している。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
室内3のユーザがコントローラCを操作して、空調手段6を動作させると、室内3の空気が吸込口9から吸い込まれ、ユーザの任意でヒートポンプシステム(6D〜6F)で温調された後、給気ダクト6Bと加湿器5とを経て室内3へ加湿空気が吹き出す。
加湿器5の構成によれば、前記流出口13と平面視で重なる位置のケーシング7の内底に流入口14が形成され、ここに空調手段6の給気ダクト6Bが接続されているので、ケーシング7内を下方から上方の室内3に向けて直線的に空気が通過し、送風時の圧力損失を低減できる。
また、ケーシング7の導風部15によりケーシング7内を通過する空気の拡散が防止され空気の流速が高まる。また、この導風部15の上端部に前記フィルター11が掛止され、流れの速い導風部15内(通気部19の一部)にフィルター11の中央部11bが配置されるので、フィルター11からの水分の蒸発効率が良く、加湿性能が高いものとなり、ランニングコストが低減される。
導風部15の上端部にフィルター11を掛止する構成であるので、フィルター11の取付け取外し及びメンテナンスが容易であり、また簡単にフィルター11の数の増減調整ができる。これにより加湿器5の加湿性能の調整も簡単となる。特に、加湿が不要な夏季にフィルター11を除去し貯水部16の水を枯渇させることで簡単に長期間、加湿しない設定にできる。
さらに上記構成に加えて、ケーシング7の上面に、流出口13を覆うように吹出グリル13aを着脱可能に設けたので、建物1の床部1aに位置する吹出グリル13aを開閉して、フィルター11を出し入れするだけで、簡単にフィルター11の設置およびメンテナンスを行うことができ、ケーシング7内のゴミやスケールの除去も簡単となる。
加湿器5が設置されていない建物であっても、室内の床に吹出グリルが設けられ、この吹出グリルを有する空調装置があれば、この空調装置の吹出グリルより下の空間部分をケーシング7として機能させる簡単な工事とフィルター11を設置することにより、簡単に加湿器5を設けることができる。そのため、建物に加湿器を設置するイニシャルコストを低く抑えることができる。また、この加湿器5は、もともと存在する空調装置と兼用できるという利点がある。
以下、本発明に係る実施例の空調装置について説明する。
図4に、本発明に係る実施例の空調装置を示す。この空調装置のフィルター11Aは、上述したフィルター11の高さと幅の寸法を変更し、端部11C,11Cをケーシング7の内底に接地させて自立可能としたものである。
この空調装置によれば、自動給排水手段12を有していない場合や故障時に、加湿の過程で貯水部16の水が無くなりかけたときでも、ケーシング7の内底にフィルター11が接しているので、貯水部16の水がフィルター11によって残らず吸水されて蒸発し、ケーシング7内の雑菌の繁殖を防止できる。
ここで、残らず吸水する効果を高めるために、ケーシング7の内底に導風部15に向けて下る傾斜をつけ、この傾斜に沿うように端部11Cの形状を加工してもよい。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態及び実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態及び実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、加湿器5のケーシング7の流入口14と流出口13は、流入口14から流入した空気が直線的にケーシング7内を通過して流出口13から吹き出るように形成されており、且つ、この通気方向が室内3に向かう方向であればよく、上下斜方向でもよい。
また、ケーシング7の導風部15の起立方向については、流入口14から流入口13へ通気する方向に平行であればよく、斜方向でもよい。
さらに、加湿器5を設置する位置は室内、壁内等でもよい。
1 建物
1a 床部(床)
1b 底盤コンクリート
1c 側壁コンクリート
1d 外壁部
1e 天井部
2 床下空間
3 屋内空間(室内)
4 断熱材
5 加湿器
6 空調手段(吸気手段、吹出手段)
6D〜6F ヒートポンプシステム(温調手段)
7 ケーシング
8 給気口
9 排気口
10 ガラリ
11,11A フィルター
12 自動給排水手段
13 流出口
13a 吹出グリル
14 流入口
15 導風部
16 貯水部
17 排水口
18 吸水口
19 通気部

Claims (6)

  1. 通気部が形成されたケーシングと、該ケーシング内に設けられた吸水性のフィルターと、該フィルターに給水する貯水部とを備え、前記通気部を通じて前記ケーシング内に建物の室内の空気を通気させて前記室内の加湿を行う加湿器において、
    前記通気部は、前記ケーシング内を上下方向に略直線的に通気するように形成され、
    前記フィルターは、その一部が前記貯水部の水に浸されているとともに、平面を有する他の一部が前記通気部に配置され、該平面が前記通気の方向と略平行となるように設けられていることを特徴とする加湿器。
  2. 前記貯水部の貯水量が所定量に維持されるように給水又は排水する自動給排水手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
  3. 前記ケーシングの内底から前記通気の方向と略平行に起立する導風部を設け、この導風部に前記フィルターを掛止したことを特徴とする請求項1又は2に記載の加湿器。
  4. 前記フィルターは、前記掛止した状態で吸水により変形しない所定以上の剛性を有する不織布で製造されていることを特徴とする請求項3に記載の加湿器。
  5. 前記建物の室内の床下空間に設けたことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の加湿器。
  6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の加湿器と、前記室内の空気を吸い込む吸気手段と、吸い込んだ空気を温調する温調手段と、吸い込んだ空気を前記室内へ吹き出す吹出手段とを備え、前記加湿器は該吹出手段の風路に設けられ、前記室内から吸い込んだ空気を加湿して前記室内へ吹き出すことを特徴とする空調装置。
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