JP2012120255A - 電源制御装置およびそれを用いた電源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】演算手段15は、制御周期ごとにA/D変換器14から出力電圧値を入力し、マイクロプロセッサ20によりPWMデューティを演算する。演算確認回路16は、各制御周期において規定時間内に演算手段15からPWMデューティが出力され、そのPWMデューティとバッファ回路17に保持されているPWMデューティとの差分が判定値未満の場合には、そのPWMデューティをバッファ回路17に転送する。規定時間内にPWMデューティが出力されない場合または差分が判定値以上の場合には、PWMデューティをバッファ回路17に転送せず、演算手段15に対し今回の演算を取り消して再度の演算を指令する。
【選択図】図1
Description
(1) フィードバック制御に用いる制御パラメータをソフトパラメータ化することができるので、ソフトウェアの変更により仕様変更を容易に行うことができる。
(2) コンデンサや抵抗などにより設定される制御パラメータを用いた場合に避けられない経年変化がない。
(3) 位相補償器などのフィードバック系の部品を削減することができる。
(4) 単一のハードウェアで多種の電源を構成することができる。
(5) アナログ制御回路では実装が難しい非線形制御や複雑な制御を実装することができ、高効率で安定した電源を構成できる。
(6) フィードバック制御に用いる制御パラメータをリアルタイムに最適化することができ、高効率で安定した電源を構成できる。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について図1ないし図6を参照しながら説明する。
図1は、車両用電子制御装置に搭載されるスイッチング電源装置の全体構成図である。この電源装置1は、バッテリ電圧VBを入力電圧としてスイッチング素子(トランジスタ)をPWM信号で駆動し、出力端子2からPWMデューティに応じた一定の電圧Vout(一例として5V)を出力する定電圧電源装置である。電源装置1は、スイッチング素子を具備した電源主回路3とPWM信号を出力する電源制御装置4とから構成されている。
次に、図7ないし図9を参照しながら第2の実施形態について説明する。
図7はPWM信号生成部19のロジック構成図であり、図8はプロセッサ20が実行する電源制御プログラムのフローチャートである。演算手段15は、制御周期ごとに、演算したPWMデューティを加算平均した平均PWMデューティ(平均波形指示データ)を演算し(ステップS10)、平均値出力レジスタ32に書き込む(ステップS5)。加算平均は、過去N個(N≧1)のデータの算術平均、重み付け平均など種々の平均処理を用いることができる。
次に、図10および図11を参照しながら第3の実施形態について説明する。
図10はPWM信号生成部19のロジック構成図である。バッファ回路36は、入力レジスタ24から転送された直近のN個(N≧1)のPWMデューティを保持することができる。このバッファ回路36は、ラッチ制御信号がHレベルの期間においては、保持している最新のPWMデューティを出力し、ラッチ制御信号がLレベルの期間においては、保持されたN個のPWMデューティを古いものから順に繰り返し出力する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
電源装置1は、ハイブリッド車両に搭載されるDC−DCコンバータにも適用できる。また、上記実施形態で示した降圧型シリーズレギュレータの他にも、例えば昇圧型シリーズレギュレータ、トランス絶縁型スイッチングレギュレータ、AC−DC電源、DC−AC電源など種々のスイッチング電源装置に適用できる。
Claims (6)
- 電源主回路に設けられたスイッチング素子を駆動するパルス変調信号を出力し、前記電源主回路の出力電圧を制御する電源制御装置において、
前記電源主回路の出力電圧をデジタル値に変換するA/D変換器と、
パルス変調周期に同期した制御周期ごとに、前記A/D変換器から前記電源主回路の出力電圧値を入力し、マイクロプロセッサにより前記出力電圧値と指令電圧値に基づいて前記パルス変調信号の波形を指示する波形指示データを演算する演算手段と、
波形指示データを保持するバッファ回路と、
前記制御周期ごとに、前記バッファ回路に保持された波形指示データに基づくパルス変調信号を生成して出力するパルス変調回路と、
各制御周期において規定時間内に前記演算手段から波形指示データが出力され、その波形指示データと前記バッファ回路に保持されている波形指示データとの差分が所定の判定値未満の場合には、前記演算が正常に実行されたと判定して前記演算手段から得た波形指示データを前記バッファ回路に転送し、各制御周期において前記規定時間内に前記演算手段から波形指示データが出力されない場合または前記演算手段から得た波形指示データと前記バッファ回路に保持されている波形指示データとの差分が前記判定値以上の場合には、前記演算が異常に実行されたと判定して前記演算手段に対し今回の波形指示データの演算を取り消して再度の演算を指令する演算確認手段とを備えたことを特徴とする電源制御装置。 - 前記演算手段は、前記制御周期ごとに、前記演算した波形指示データを加算平均した平均波形指示データを演算し、
前記バッファ回路の他に前記平均波形指示データを保持する平均値バッファ回路を備え、
前記演算確認手段は、前記波形指示データの演算が正常に実行されたと判定した場合には、前記演算手段から得た波形指示データを前記バッファ回路に転送するとともに前記演算手段から得た平均波形指示データを前記平均値バッファ回路に転送し、
前記パルス変調回路は、前記制御周期ごとに、前記波形指示データの演算が正常に実行されたと判定された場合には、前記バッファ回路に保持された波形指示データに基づくパルス変調信号を生成して出力し、前記波形指示データの演算が異常に実行されたと判定された場合には、前記平均値バッファ回路に保持された平均波形指示データに基づくパルス変調信号を生成して出力することを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。 - 前記バッファ回路は、転送された直近のN個(N≧1)の波形指示データを保持し、前記制御周期ごとに、波形指示データの演算が正常に実行されたと判定された場合には、保持している最新の波形指示データを出力し、波形指示データの演算が異常に実行されたと判定された場合には、保持しているN個の波形指示データを古いものから順に繰り返し出力し、
前記パルス変調回路は、前記バッファ回路から出力される波形指示データに基づくパルス変調信号を生成して出力し、
前記演算確認手段は、各制御周期において規定時間内に前記演算手段から波形指示データが出力され、その波形指示データと前記バッファ回路に保持されている最新の波形指示データとの差分が所定の判定値未満の場合には、前記演算が正常に実行されたと判定して前記演算手段から得た波形指示データを前記バッファ回路に転送し、各制御周期において前記規定時間内に前記演算手段から波形指示データが出力されない場合または前記演算手段から得た波形指示データと前記バッファ回路に保持されている最新の波形指示データとの差分が前記判定値以上の場合には、前記演算が異常に実行されたと判定して前記演算手段に対し今回の波形指示データの演算を取り消して再度の演算を指令することを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。 - 前記演算確認手段は、連続してM回(M≧2)以上前記演算が異常に実行されたと判定した場合、前記パルス変調回路によるパルス変調信号の出力を停止させることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の電源制御装置。
- 前記演算手段は、前記制御周期の第Nサイクルにおいて前記演算確認手段により再度の演算を指令された場合、第N+1サイクルにおいて演算の取り消しのための初期化処理を実行し、第N+2サイクル以降前記A/D変換器からの入力と前記波形指示データの演算を実行することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の電源制御装置。
- 波形指示データにより定められる波形を持つパルス変調信号を出力する請求項1ないし5の何れかに記載の電源制御装置と、
スイッチング素子を有し、そのスイッチング素子を前記パルス変調信号で駆動することによりその波形指示データに応じた電圧を出力する電源主回路とを備えたことを特徴とする電源装置。
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---|---|---|---|---|
JP2015065351A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 本田技研工業株式会社 | 電流制御装置 |
JP2017198488A (ja) * | 2016-04-26 | 2017-11-02 | 日本特殊陶業株式会社 | 電流測定装置および微粒子検出装置 |
US11408388B2 (en) | 2018-12-26 | 2022-08-09 | Denso Corporation | Vehicular control apparatus |
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