JP2012119033A - メモリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】データを高速に読み出し可能なメモリシステムを提供する。
【解決手段】メモリシステムは、メモリセルアレイとセンスアンプを有する複数のバンクと、前記バンクにデータバスを介して電気的に接続されたバッファ回路と、複数の前記バンクそれぞれと前記バッファ回路との電気的な接続を切り替えるスイッチ回路と、前記バッファ回路に電気的に接続されたインターフェースと、前記バンク、前記バッファ回路、前記スイッチ回路、前記インターフェースを制御する制御部とを備え、前記メモリセルアレイに保持されたデータを5クロックで前記インターフェースに出力する場合において、前記バンクにクロックが入力されて1.5クロック経過後に、前記制御部は前記スイッチ回路を制御し、前記バンクとバッファ回路とを電気的な接続し、前記バーストバッファに前記バンクから読み出されたデータを出力する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、メモリシステムに関し、例えば、複数種類のメモリを1チップに集積した半導体記憶装置等に適用されるものである。
複数種類のメモリを1チップに集積した半導体記憶装置として、例えばNAND型フラッシュメモリ(記憶部)と、SRAM(Static Random Access Memory)とを1チップで集積された半導体記憶装置がある。
特開2003−15953号公報
実施形態は、データを高速に読み出し可能なメモリシステムを提供する。
本実施形態のメモリシステムによれば、メモリセルアレイとセンスアンプを有する複数のバンクと、前記バンクにデータバスを介して電気的に接続されたバッファ回路と、複数の前記バンクそれぞれと前記バッファ回路との電気的な接続を切り替えるスイッチ回路と、前記バッファ回路に電気的に接続されたインターフェースと、前記バンク、前記バッファ回路、前記スイッチ回路、前記インターフェースを制御する制御部とを備え、前記メモリセルアレイに保持されたデータを5クロックで前記インターフェースに出力する場合において、前記バンクにクロックが入力されて1.5クロック経過後に、前記制御部は前記スイッチ回路を制御し、前記バンクとバッファ回路とを電気的な接続し、前記バーストバッファに前記バンクから読み出されたデータを出力することを特徴とする。
第1の実施形態のメモリシステムを示すブロック図。 第1の実施形態のメモリセルアレイを示す回路図。 第1の実施形態のメモリシステムにおけるデータRAM、バーストバッファ、インターフェースの接続関係を示すブロック図。 第1の実施形態のメモリシステムにおいて、各バンクのデータを読み出すときのタイミングチャート図。
(第1の実施形態)
次に、第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。また、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。
[メモリシステムの構成]
第1の実施形態に係るメモリシステムについて、図1のブロック図を用いて説明する。
図1に示すように、メモリシステム1は、NAND型フラッシュメモリ2、RAM部3、コントローラ部4を備える。例えば、メモリシステム1では、NAND型フラッシュメモリ2、RAM部3、及びコントローラ部4は、同一の半導体基板上に形成され1つのチップに集積される。
<NAND型フラッシュメモリ>
まず、NAND型フラッシュメモリ2について、図1及び図2の回路図を用いて説明する。
NAND型フラッシュメモリ2は、メモリシステム1の主記憶部として機能する。図1に示すように、NAND型フラッシュメモリ2は、NANDメモリセルアレイ10、ロウデコーダ11、ページバッファ12、カラムデコーダ(図示略)、電圧発生回路13、シーケンサ(図1のNAND Sequencer)14、及びオシレータ15、16を備えている。
<<メモリセルアレイ>>
図2に示すように、メモリセルアレイ10は、マトリックス状に配置された複数のNANDストリングNSで構成される。また、メモリセルアレイ10は、通常データ(ユーザデータ)が保存される第1領域と、第1領域のスペア領域として用いられデータが保存される第2領域を含む。第2領域には、例えばエラーを訂正するパリティを保存する。
複数のビット線BL0乃至BLm(mは自然数)は、NANDストリングNSが延在する方向(第1の方向)に延在して配置され、半導体基板(図示略)上のNANDストリングNSの上方に配置され、NANDストリングNSの端部と電気的に接続されている。
一方、複数のワード線WL0乃至WL31は、NANDストリングNSが延在する第1の方向(活性領域の延びる方向でもある)に対して直交する方向(第2の方向)に延び、且つ第1の方向に所定の間隔をおいて配置されている。
複数の選択ゲート線SGS,SGDが、この複数のワード線WL0乃至WL31を挟むように、ワード線WL0とワード線WL31の両端にそれぞれ平行に配置されている。
NANDストリングNSは、複数のメモリセルMT0乃至MT31と、第1及び第2の選択ゲートトランジスタST1、ST2とで構成される。メモリセルMTは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して形成された電荷蓄積層と、電荷蓄積層上にゲート間絶縁膜を介在して形成された制御ゲートとを有する積層ゲート構造を備えている。なお、メモリセルMTの個数は32個に限られず、8個や16個、34個、128個、256個等であってもよく、その数は限定されるものではない。また、メモリセルトランジスタMTは、窒化膜に電子をトラップさせる方式を用いたMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon)構造であっても良い。
複数のメモリセルMT0乃至MT31は、上記の各ワード線WLと各ビット線BLとの交点のそれぞれ対応する部分にそれぞれ形成され、各活性領域(図示略)の延びる方向に直列接続されている。
また、図2に示すように、ビット線BL側の第1の選択ゲートトランジスタST1は、メモリセルMT31と直列接続され、ソース線SL側の第2の選択ゲートトランジスタST2は、メモリセルMT0と直列接続されている。ソース線SLは各NANDストリングNSに共通に接続されている。
図2に示すように、各NANDストリングNSにおいて、第2の方向に配列された対応するメモリセルMTの制御ゲートがそれぞれ共通のワード線WLに接続されている。また、第2の方向に配列された対応する第1の選択ゲートトランジスタST1の制御ゲートは、第1の選択ゲート線SGDに接続されている。第2の方向に配列された対応する第2の選択ゲートトランジスタST2の制御ゲートは、第2の選択ゲート線SGSに接続されている。
複数のNANDストリングNSは、メモリセルアレイ10内にマトリックス状に形成されており、1つのワード線WLを共有する各NANDストリングNS内のメモリセルMTの集合は、データ読み出し及び書き込みの単位となるページを構成する。また、ワード線WLを共有する複数のNANDストリングNSの集合は、データ消去の単位となるブロックを構成する。
<<ページバッファ>>
ページバッファ12は1ページ分のデータを保持可能とされ、データの書き込み動作時には、RAM部3から与えられるデータを一時的に保持し、メモリセルアレイ10にデータを書き込む。一方で、データの読み出し動作時には、メモリセルアレイ10から読み出されたデータを一時的に保持し、RAM部3へ転送する。
ページバッファ12の一部の領域がメインデータ保持用として使用され、残りがパリティ等の保持用として使用される。
<<ロウデコーダ及びカラムデコーダ>>
ロウデコーダ11は、メモリセルアレイ10における所望のワード線WLを選択する。また、カラムデコーダ(図示略)は、メモリセルアレイ10における所望のカラム、すなわちビット線BLを選択する。
<<電圧発生回路>>
電圧発生回路13は、外部から与えられる電圧を昇圧または降圧することにより、データの書き込み、読み出し、及び消去に必要な電圧を発生する。そして発生した電圧を、例えばロウデコーダ11に供給する。電圧発生回路13で発生された電圧が、ワード線WLに印加される。
<<シーケンサ>>
シーケンサ14は、NAND型フラッシュメモリ2全体の動作を司る。シーケンサ14は、コントローラ部4からNANDインターフェースコマンド(NAND I/F Command)を受けると、このNANDインターフェースコマンドに対応するシーケンス(例えば、データのプログラムを実行するためのシーケンス)を実行する。シーケンサ14は、このシーケンスにしたがってページバッファ12、電圧発生回路13等の動作を制御する。このシーケンサ14は、後述するオシレータ15から転送される内部クロックICLKに同期して動作する。
<<オシレータ>>
オシレータ15(クロック生成器)は内部クロックICLKを生成する。オシレータ15は、この生成した内部クロックICLKをシーケンサ14に転送する。
オシレータ16(クロック生成器)は内部クロックACLKを生成する。そして、オシレータ16は、生成した内部クロックACLKを、コントローラ部4などに転送する。この内部クロックACLKは、コントローラ部4などが同期して動作する基準となるクロックである。
<RAM部>
図1に示すようにRAM部3は、ECC部20、SRAM30、インターフェース部(I/F部)40、アクセスコントローラ50を備える。
<<ECC部>>
ECC部20は、データの読み出し時には、NAND型フラッシュメモリ10から読み出されたデータについてエラーの検出及び訂正を行う。他方、ECC部20は、データの書き込み時には、プログラムすべきデータについてパリティの生成を行う。
ECC部20は、ECCバッファ21、ECCエンジン22を備える。ここで、ECCバッファ21は、NANDバスを介してページバッファ12と接続される。ECCバッファ21はECCバスを介してSRAM30と接続される。
ECCバッファ21は、データの読み出し時には、ページバッファ12から転送されるデータを保持すると共に、ECC処理済み(データロード時は誤り訂正済み)のデータをSRAM30に転送する。他方、データの書き込み時に、SRAM30から転送されるデータを保持すると共に、SRAM30から転送されたデータとパリティとをページバッファ12に転送する。
ECCエンジン22は、ECCバッファ21に保持されるデータを用いてECC処理を行う。ECCエンジン22は、例えばハミングコードを用いた1ビット訂正方式を用いる。そして、訂正処理に必要な最小限のパリティデータを使用する。
<<SRAM>>
図1に示すように、SRAM30は、DQバッファ31、複数のデータRAM、ブートRAMを備える。データRAMとブートRAMそれぞれは、メモリセルアレイ32、センスアンプ33、ロウデコーダ34を有する。これらのデータRAMの容量は例えば2Kバイトであり、ブートRAMの容量は1Kバイトである。
複数のデータRAMのメモリセルアレイ32は、データ保持可能な複数のSRAMセルを備える。SRAMセルはそれぞれ、ワード線及びビット線に接続される。このデータRAMのメモリセルアレイ32も、メモリセルアレイ10と同様に、メインデータを保持する領域と、パリティ等を保持する領域とを備えている。
このデータRAMのセンスアンプ33は、SRAMセルからビット線に読み出したデータをセンス・増幅する。このロウデコーダ34は、このデータRAMのメモリセルアレイ32におけるワード線を選択する。
ブートRAMは、例えばメモリシステム1を起動するためのブートコード(boot code)を一時的に保持する。DQバッファ31は、データRAMにデータを書き込む、または読み出す際に、一時的にデータを保持する。
図1に示すように、DQバッファ31は、ECCバスを介してECCバッファ21と電気的に接続される。その結果、DQバッファ31とECCバッファ21の間で、相互にデータを転送できる。
また、DQバッファ31は、RAM/Registerバスを用いて、後述するバーストバッファ(burst buffer)との間で、相互にデータを転送できる。DQバッファ31は、メインデータを保持する領域と、パリティ等を保持する領域とを備えている。
<<インターフェース部>>
インターフェース部40は、バーストバッファ(バッファ回路)41,42、インターフェース(図1のI/F)43を有する。
バーストバッファ41,42は、RAM/Registerバスを介してDQバッファ31とコントローラ部4と電気的に接続されている。その結果、バーストバッファ41,42は、DQバッファ31とコントローラ部4との間で、相互にデータを転送できる。
バーストバッファ41,42は、DIN/DOUTバスを介してインターフェース43と電気的に接続されている。その結果、バーストバッファ41,42は、インターフェース43との間で、相互にデータを転送できる。バーストバッファ41,42は、ホスト機器からインターフェース43を介して与えられるデータ、またはDQバッファ31から与えられるデータを、一時的に保持する。
このバーストバッファ41は、インターフェース43からデータが入力されて、データを書き込む場合に用いるバッファであり、バーストバッファ42は、データを読み出し、インターフェース43にデータを出力する場合に用いるバッファである。バーストバッファ41,42はそれぞれ、例えば32ビットの容量を有する。
インターフェース43は、メモリシステム1外部のホスト機器と接続可能とされ、ホスト機器との間でデータ、制御信号、及びアドレス等、種々の信号の入出力を司る。
制御信号の一例は、メモリシステム1全体をイネーブルにするチップイネーブル信号/CE、アドレスをラッチさせるためのアドレスバリッド信号/AVD、バーストリード(burst read)用のクロックCLK、書き込み動作をイネーブルにするライトイネーブル信号/WE、データの外部への出力をイネーブルにするアウトプットイネーブル信号/OE、などである。
インターフェース43は、DIN/DOUTバスを介してバーストバッファ41,42と電気的に接続される。インターフェース43は、ホスト機器からのデータの読み出し要求、ロード要求、書き込み要求等に係る制御信号をアクセスコントローラ50に転送する。データの読み出し時には、バーストバッファ42内のデータをホスト機器に出力する。データの書き込み時には、ホスト機器から与えられるデータをバーストバッファ41に転送する。
<<アクセスコントローラ>>
アクセスコントローラ50は、インターフェース43から制御信号及びアドレスを受け
取る。そして、ホスト機器の要求を満たす動作を実行するよう、SRAM30及びコントローラ部4を制御する。
より具体的には、ホスト機器の要求に応じて、アクセスコントローラ50は、SRAM30又はコントローラ部4内のレジスタ60のいずれかをアクティブ状態とする。そして、SRAM30に対してデータのライトコマンドまたはリードコマンド(Write/Read)、またはレジスタ60に対するライトコマンドまたはリードコマンド(Write/Read、以下、これをレジスタライトコマンドまたはレジスタリードコマンドと呼ぶ)を発行する。その結果、SRAM30またはコントローラ部4は動作を開始する。
また、アクセスコントローラ50は、バーストバッファ41,42を制御するバーストバッファ制御回路(図示略)も有する。アクセスコントローラ50によって、バーストバッファ41,42に選択アドレス信号やクロックが入力される。
<<SRAM30とインターフェース部40との間の構成>>
次に、SRAM30とインターフェース部40との間の構成について、図3の例を用いて説明する。なお、図3では、図1で示したDQバッファ31について、その記載を省略する。また、バーストバッファ41についても、DQバッファ31同様に、その記載を省略する。
図1におけるメモリセルアレイ32は、SRAMセルを有するバンクを複数個有する
(図3では、Bank0乃至Bank3)。各バンク内のSRAMセルは、センスアンプ回路(図3では、S/A)に接続される。バンクにはアドレスが設定されており、例えば図3に示すようにバンク0及びバンク1には、“A0=0”、バンク3及びバンク4には、“A0=1”のアドレスが設定されている。このバンク毎に、クロックが入力されてメモリセルアレイ32からデータ(16ビット)を出力する。隣接するバンクに入力するクロックは、1クロック分ずれたクロックである。例えば、バンク1に入力されるクロックは、バンク0に入力されるクロックよりも1周期遅れたクロックである。
図3に示すように、データラッチA及びBは、メモリセルアレイ32からRAM/Registerデータバスに出力されたデータを格納するための回路である。また、リードデータスイッチ(以下、RDSと示す)70aは、データラッチAとデータラッチCとの接続を切り替え、リードデータスイッチRDS70bは、データラッチBとデータラッチDとの接続を切り替えるための機能を有する。
リードデータスイッチRDS70a,70bには、リードデータスイッチRDS70aとリードデータスイッチRDS70bいずれかを選択する選択アドレス信号と接続の切り替えを制御するクロックが入力される。選択アドレス信号やクロックはアクセスコントローラ50で制御する。このクロックはバンクに入力されるクロックに対する反転クロック(図3では、CLK上にバーを付している)である。
データラッチC及びDは、リードデータスイッチRDS70a,70bによりデータラッチA,Bから出力されたデータを格納するための回路である。このデータラッチC及びDは、バーストバッファ42に接続される。
これにより、バーストバッファ42は、RAM/Registerデータバスなどを介してメモリセルアレイ32内の各バンク0乃至バンク3と電気的に接続される。ここで、「電気的に接続される」とは、直接接続される(上記の場合であれば、バーストバッファ42とバンク0乃至バンク3が直接接続される)場合に限られず、電気的な信号を送受信可能であればよい。
このバーストバッファ42は、バーストバッファ42a,42bを有する。バーストバッファ42aには、データラッチCから入力されたデータを保持するバッファであり、例えば16ビットの容量である。バーストバッファ42bには、データラッチDから入力されるデータを保持するバッファであり、例えば16ビットの容量である。
このバーストバッファ42に、反転クロックとバーストバッファ42a,42bに保持されたデータのいずれかを選択する選択データ信号が入力されて、アクセスコントローラ50で制御される。これにより、バーストバッファ42に保持されたデータ(32ビット)のうち、例えばデータラッチCから入力された16ビットのデータが選択される。
そして、バーストバッファ42に入力された反転クロックにより、選択されたデータがマスターラッチ回路71に出力される。
このマスターラッチ回路71に、反転クロックが入力されて、マスターラッチ回路71に保持されたデータがスレーブラッチ回路72に出力される。また、スレーブラッチ回路72に、クロックが入力されて、スレーブラッチ回路72に保持されたデータがインターフェース43に出力される。
これにより、インターフェース43は、マスターラッチ回路71、スレーブラッチ回路72を介して、バーストバッファ42と電気的に接続される。
<コントローラ部>
図1に示すようにコントローラ部4は、レジスタ60、CUI(Command User Interface)61、ステートマシン62、アドレス/コマンド発生回路63、アドレス/タイミング発生回路64を備える。
<<レジスタ>>
レジスタ60は、ファンクションの動作状態を設定するためのものであって、外部アドレス空間の一部を割り当てることにより、インターフェース43を介して、外部のホスト装置によるアドレス信号またはコマンドなどの制御信号の読み出しまたは書き込みが行われる。
<<CUI>>
CUI61は、レジスタ60の所定の外部アドレス空間にアドレス信号またはコマンドなどの制御信号が書き込まれることで、ファンクション実行コマンドが与えられたことを認識し、内部コマンド信号を発行する。
<<ステートマシン>>
ステートマシン62は、後述するアドレス/コマンド発生回路63よりコマンドが発行されたこと、または、CUI61からの内部コマンド信号を受けて、コマンドの種類に応じた内部シーケンス動作を制御するものである。
<<アドレス/コマンド発生回路>>
アドレス/コマンド発生回路63は、内部シーケンス動作時に、必要に応じてNAND型フラッシュメモリ2に対する、アドレス信号およびコマンドなどの制御信号を生成する役割を担う。
<<アドレス/タイミング発生回路>>
アドレス/タイミング発生回路64は、内部シーケンス動作時に、必要に応じてSRAM30を制御するための、アドレス信号およびタイミングなどの制御信号を生成するものである。
[メモリシステムの動作方法]
次に、第1の実施形態に係るメモリシステムの動作方法として、バンク0乃至バンク3に保持されたデータ1乃至データ4を順に外部のホスト機器に読み出すまでの動作を例に、図3のブロック図及び図4のタイミングチャート図を用いて説明する。
説明の便宜上、データ1乃至データ4は、順にバンク2、バンク1、バンク3、バンク0に保持されているものとし、各データをバンクからインターフェース43に読み出すレイテンシーは4クロックとする。クロックの周波数を例えば104Mhzの場合で説明する。
まず、ステップS1で、アクセスコントローラ50を用いて、バンク0にクロックを入力し、インターフェース43から制御信号及びアドレスを取り込む処理を行う(クロックCLK−1における動作)。
ステップS2で、アクセスコントローラ50を用いて、バンク2にクロックを入力し、クロックCLK0が立ち上がる(クロックCLK0が“H”状態になる)ときに、バンク2のセンスアンプを介して、データ1(図4では、D1と示す;データは16ビットである)をデータラッチBに転送する(クロックCLK0における動作)。所望の時間経過後に、このデータ1はデータラッチBに保持される。
ステップS3で、アクセスコントローラ50を用いて、バンク1にクロックを入力し、クロックCLK1が立ち上がるときに、バンク1のセンスアンプを介して、データ2(図4では、D2と示す;データは16ビットである)をデータラッチAに転送する(クロックCLK1における動作)。所望の時間経過後に、このデータ2はデータラッチAに保持される。
ステップS4で、アクセスコントローラ50を用いて、選択アドレス信号により選択されたリードデータスイッチRDS70bに反転クロックを入力し、反転クロック/CLK2が立ち上がる(クロックCLK1が立ち下がる;“H”状態から“L”状態に変化する)ときに、リードデータスイッチRDS70bによりデータラッチBとデータラッチDを接続する。これにより、データ1はデータラッチDに保持される。つまり、ステップS1から1.5クロック経過後にステップS4を行う。
ステップS5で、ステップS2同様に、バンク3にクロックを入力し、クロックCLK2が立ち上がるときに、データ3(図4では、D3と示す;データは16ビットである)をデータラッチBに転送する(クロックCLK2における動作)。所望の時間経過後に、このデータ3はデータラッチBに保持され、データ1を更新する。
ステップS6で、アクセスコントローラ50を用いて、選択アドレス信号により選択されたリードデータスイッチRDS70a及びバーストバッファ42に反転クロックを入力し、反転クロック/CLK3が立ち上がるときに、リードデータスイッチRDS70aでデータラッチAとデータラッチCを接続する。これにより、データ2はデータラッチCに保持される。
また、バーストバッファ42に入力された選択データ信号で選択されたデータ1をマスターラッチ回路71に転送する。これにより、マスターラッチ回路71は、データ1を保持する。
ステップS7で、ステップS3同様、アクセスコントローラ50を用いて、バンク0にクロックを入力し、クロックCLK3が立ち上がるときに、データ4(図4では、D4を示す;データは16ビットである)をデータラッチAに転送し、保持する(クロックCLK3における動作)。これにより、データ2は更新される。
ステップS8で、ステップS4同様に、選択アドレス信号により選択されたリードデータスイッチRDS70b、バーストバッファ42及びマスターラッチ回路71に反転クロックを入力し、反転クロック/CLK4が立ち上がるときに、マスターラッチ回路71に保持されていたデータ1をスレーブラッチ回路72に転送し、スレーブラッチ回路72はデータ1を保持する。
また、バーストバッファ42に入力された選択データ信号で選択されたデータ2をマスターラッチ回路71に転送する。これにより、データ1を更新する。
さらに、リードデータスイッチRDS70bでデータラッチBとデータラッチDを接続する。これにより、データ3はデータラッチDに保持される。
ステップS9で、アクセスコントローラ50を用いて、スレーブラッチ回路72にクロックを入力し、クロックCLK4の立ち上がるときに、スレーブラッチ回路72に保持されたデータ1をインターフェース43に出力する。
ステップS10で、選択アドレス信号により選択されたリードデータスイッチRDS70a、バーストバッファ42及びマスターラッチ回路71に反転クロックを入力し、反転クロック/CLK5が立ち上がるときに、マスターラッチ回路71に保持されていたデータ2をスレーブラッチ回路72に転送し、スレーブラッチ回路72はデータ2を保持する。
また、バーストバッファ42に入力された選択データ信号で選択されたデータ3をマスターラッチ回路71に転送する。さらに、リードデータスイッチRDS70aでデータラッチAとデータラッチCを接続する。これにより、データ4はデータラッチDに保持される。
ステップS11で、アクセスコントローラ50を用いて、スレーブラッチ回路72にクロックを入力し、クロックCLK5の立ち上がるときに、スレーブラッチ回路72に保持されたデータ2をインターフェース43に出力する。
ステップS12で、アクセスコントローラ50を用いて、反転クロック/CLK6が立ち上がるときに、マスターラッチ回路71に保持されていたデータ3をスレーブラッチ回路72に転送し、スレーブラッチ回路72はデータ3を保持する。また、バーストバッファ42に入力された選択データ信号で選択されたデータ4をマスターラッチ回路71に転送する。
ステップS13で、クロックCLK6の立ち上がるときに、スレーブラッチ回路72に保持されたデータ3をインターフェース43に出力する。
ステップS14で、反転クロック/CLK7が立ち上がるときに、マスターラッチ回路71に保持されていたデータ4をスレーブラッチ回路72に転送し、スレーブラッチ回路72はデータ4を保持する。
ステップS15で、クロックCLK7の立ち上がるときに、スレーブラッチ回路72に保持されたデータ4をインターフェース43に出力する。
[第1の実施形態の効果]
以上より、実施形態は、データを高速に読み出し可能なメモリシステムを提供できる。以下、具体的に説明する。
本実施形態のメモリシステムでは、例えば周波数が104MHzの場合には、バンクの読み出し動作を行いデータラッチA,Bにデータを読み出すまでのコアアクセス時間は、1.5クロック分の時間であり、マスターラッチ回路71からスレーブラッチ回路72に転送する時間は、0.5クロック分の時間である。
一方で、比較例のメモリシステムでは、バンクの読み出し動作を行いデータラッチA,Bにデータを読み出すまでのコアアクセス時間は、1クロック分の時間であり、マスターラッチ回路71からスレーブラッチ回路72に転送する時間は、1クロック分の時間である。
バンク内のデータをより高速で読み出すためには、バンクなどに入力するクロックの周波数を大きくすることが考えられる。この周波数を大きくすると、バンクの読み出し動作を行いデータラッチA,Bにデータを読み出すまでのコアアクセス時間は所定の時間がかかるため、コアアクセス時間が1クロックを超える場合がある。このため、比較例のメモリシステムでは、バンクのデータがデータラッチA,Bに1クロックで転送できない場合がある。
しかし、本実施形態では、例えば周波数が104MHzの場合に、バンクの読み出し動作を行いデータラッチA,Bにデータを読み出すまでのコアアクセス時間として、1.5クロック分の時間を設けることで、バンクのデータがデータラッチA,Bに正確に転送できる。
したがって、本実施形態のメモリシステムは、比較例のメモリシステムより高速に且つ精度よくデータを読み出しできる。
また、本実施形態のメモリシステムでは、マスターラッチ回路71からスレーブラッチ回路72に転送する時間は、0.5クロック分の時間である。このため、レイテンシーを増やさずにデータの読み出しできる。
本実施形態のメモリシステムでは、マスターラッチ回路71からスレーブラッチ回路72に転送する時間は、0.5クロック分の時間である。この場合に限定されることなく、マスターラッチ回路71にデータを転送する時間を0.5クロック分の時間としてもよい。
マスターラッチ回路71にデータを転送する時間を0.5クロック分の時間とする場合では、マスターラッチ回路71にデータを転送する処理とバーストバッファ42に入力された選択データ信号でデータを選択する処理と並行して処理する必要があるが、本実施形態のように、マスターラッチ回路71からスレーブラッチ回路72に転送する処理と並行してすべき処理がない。
したがって、本実施形態のメモリシステムでは、マスターラッチ回路71にデータを転送する時間を0.5クロック分の時間とする場合と比べて、より高速にデータを読み出しできる。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
1…メモリシステム
2…NAND型フラッシュメモリ
3…RAM部
4…コントローラ部
10…NANDメモリセルアレイ
11…ロウデコーダ
12…ページバッファ
13…電圧発生回路
14…シーケンサ
15 16…オシレータ
20…ECC部
21…ECCバッファ
22…ECCエンジン
30…SRAM
31…DQバッファ
32…メモリセルアレイ
33…センスアンプ
34…ロウデコーダ
40…インターフェース部
41 42…バーストバッファ
50…アクセスコントローラ
60…レジスタ
61…CUI
62…ステートマシン
63…アドレス/コマンド発生回路
64…アドレス/タイミング発生回路
70a 70b…リードデータスイッチRDS
71…マスターラッチ回路
72…スレーブラッチ回路

Claims (5)

  1. メモリセルアレイとセンスアンプを有する複数のバンクと、
    前記バンクにデータバスを介して電気的に接続されたバッファ回路と、
    複数の前記バンクそれぞれと前記バッファ回路との電気的な接続を切り替えるスイッチ回路と、
    前記バッファ回路に電気的に接続されたインターフェースと、
    前記バンク、前記バッファ回路、前記スイッチ回路、前記インターフェースを制御する制御部と
    を備え、
    前記メモリセルアレイに保持されたデータを5クロックで前記インターフェースに出力する場合において、前記バンクにクロックが入力されて1.5クロック経過後に、前記制御部は前記スイッチ回路を制御し、前記バンクとバッファ回路とを電気的な接続し、前記バーストバッファに前記バンクから読み出されたデータを出力することを特徴とするメモリシステム。
  2. 前記バンクにクロックが入力されて1.5クロック経過後に、前記制御部は前記スイッチ回路に前記クロックに対して反転した反転クロックを入力することを特徴とする請求項1記載のメモリシステム。
  3. 請求項1又は請求項2記載のメモリシステムは、
    前記バーストバッファに電気的に接続されたマスターラッチ回路と、
    前記マスターラッチ回路と前記インターフェースの間に電気的に接続されたスレーブラッチ回路とをさらに備え、
    前記マスターラッチ回路にデータ転送用のクロックが入力されて0.5クロック経過後に、スレーブラッチ回路にデータ転送用のクロックが入力されることを特徴とするメモリシステム。
  4. 前記マスターラッチ回路に入力される前記データ転送用のクロックは、前記クロックに対して反転した反転クロックであることを特徴とする請求項3記載のメモリシステム。
  5. 複数のバンクとして、第1バンクと第2バンクを少なくとも有し、
    前記スイッチ回路は、前記第1バンク及び前記第2バンクに共通に電気的に接続されており、
    前記第1バンクに入力されるクロックは、前記第2バンクに入力されるクロックに対して1周期ずれたクロックであることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか1項に記載のメモリシステム。
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