JP2012116743A - 無アルカリガラスを原料とする無機材料の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無アルカリガラスを原料とする無機材料の製造方法であって、無アルカリガラスをアルカリ溶液と接触させるアルカリ処理工程と、アルカリ処理工程で得られたヒドロゲルを水熱合成する水熱合成工程とを含むことを特徴とする無機材料の製造方法。
【選択図】図1
Description
本発明における前記アルカリ処理工程は、1秒間〜100時間撹拌することが好ましい。
図1に示す例では、まず、無アルカリガラス回収工程(ステップS1)として、たとえば、液晶パネルから無アルカリガラスを回収する。ここで、図2は、典型的な一例の液晶パネル1を模式的に示す断面図である。図2には、TFT(Thin Film Transistor)などのアクティブ素子(図示せず)を備えた液晶パネルを示している。図2に示す例の液晶パネル1は、たとえば、対向配置された2枚のパネルガラス(カラーフィルタ側パネルガラス2a、TFT側パネルガラス2b)を備える。これらパネルガラス(ガラス基板)2a,2bは、対向配置された側(内面側)に、周縁部に沿ってシール樹脂体(シール材)3が設けられ、互いに貼り合わされてなる。また、これらパネルガラス2a,2bとシール樹脂体3とによって密封された領域には、液晶が封入され、液晶層4が形成されている。
図1に示す例では、続く粉砕工程(ステップS2)において、原料として使用する無アルカリガラスを粉砕する。ここで、無アルカリガラスの粉砕のサイズとしては、0.001〜1mmの範囲内であることが好ましく、0.001〜0.5mmの範囲内であることがより好ましい。無アルカリガラスを0.001〜1mmに粉砕したものを原料とすることで、後述するアルカリ処理工程において、アルカリ溶液との接触面積が増大し、反応効率が高くなることで、ヒドロゲルが効率的に生成できるという利点がある。また、無アルカリガラス内部まで反応が進行し、濃度のゆらぎが減少し、構造のばらつきが少ない、均一なゼオライト構造をもった無機材料を得ることが可能となる。
図1に示す例では、続いて、酸処理工程(ステップS3)において、上述の無アルカリガラス粉体と、酸性溶液とを混合し、撹拌する酸処理を施す。混合し、撹拌する具体的な方法としては、従来公知の撹拌機を用いることができる。たとえば、マグネチックスターラー、インペラ式撹拌機、バレル式撹拌機などを用いることができる。これにより、無アルカリガラス中のCa分が酸性溶液に溶解し、分離除去される。
図1に示す例では、続く調合工程(ステップS4)において、アルミニウム化合物および/またはシリコン化合物を添加し、粉体中のSi/Alモル比の調整を行う。たとえば、無アルカリガラス中に含まれるSiと、無アルカリガラス中に含まれるAlと、添加したアルミニウム化合物および/またはシリコン化合物に含まれるAlおよび/またはSiとを考慮したSi/Alモル比が0.4〜9の範囲となるように、アルミニウム化合物および/またはシリコン化合物を添加することにより、後述の水熱合成で所定の温度で処理することにより、A型および/またはNa−P1型ゼオライトの合成が可能となる。無アルカリガラスのもともとの組成におけるSi/Alモル比が0.4〜9の範囲にある場合は、調合工程は省略してもA型および/またはNa−P1型ゼオライトが合成できる。
図1に示す例では、次に、本発明の無機材料の製造方法において必須の工程であるアルカリ処理工程(ステップS5)において、上述の無アルカリガラス粉体と、アルカリ溶液とを混合し、撹拌する。混合し、撹拌する具体的な方法としては、従来公知の撹拌機を用いる。たとえば、マグネチックスターラー、インペラ式撹拌機、バレル式撹拌機などを用いることができる。これにより、無アルカリガラスがアルカリ溶液に溶解し、ヒドロゲルの状態となる。
図1に示す例では、次に、本発明の無機材料の製造方法において必須の工程である水熱合成工程(ステップS6)において、得られたヒドロゲルを水熱合成処理し、ゼオライトを合成する。水熱合成処理は、バッチ式または連続式のいずれによっても行うことができ、たとえば耐圧容器または反応器にヒドロゲルを導入し、好ましくは70〜250℃、より好ましくは100〜200℃に加熱することにより、水熱状態を得る。これにより、従来のセラミックス材料として焼成する方法と異なり、さらに低温での無機材料の合成が可能となり、ボイラーなどの廃熱を利用できる温度範囲であり、省エネルギーに貢献できる方法となる。なお、水熱合成工程における温度が70℃未満である場合には、合成反応速度が極めて遅くなり、効率が悪くなるという傾向にあり、また、250℃を超える場合には、他の化合物が生成してしまう場合があるためである。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの1M、3M、5M HClに加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て塩酸処理廃ガラスを得た。また、中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの1M、3M、5M HNO3に加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て硝酸処理廃ガラスを得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス2gを秤量し、これに15mLの10M NaOHを加え、ポリテトラフルオロエチレン製の容器にて、混合撹拌を行なった。このとき、上述の好ましい組成の無アルカリガラス(SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%、B2O3:5〜20重量%、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaO:5〜20重量%の範囲、ただしAl2O3、B2O3、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaOの組成がそれぞれ下限の10重量%、5重量%、5重量%であれば)であればSiO2の上限は80重量%である)であればSi/Alモル比は2.1〜6.8となっている。24時間攪拌した後に温風加熱機にて150℃で、1、3、4、5日間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス2gを秤量し、これに15mLの1M NaOHを加え、ポリテトラフルオロエチレン製の容器にて、混合撹拌を行なった。このとき、上述の好ましい組成の無アルカリガラス(SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%、B2O3:5〜20重量%、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaO:5〜20重量%の範囲、ただしAl2O3、B2O3、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaOの組成がそれぞれ下限の10重量%、5重量%、5重量%であれば)であればSiO2の上限は80重量%である)であればSi/Alモル比は2.1〜6.8となっている。24時間攪拌した後に温風加熱機にて150℃で、1、2、3、4、5日間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス2.6gを秤量し、これに40mLの0.2M NaOHを加え、ポリテトラフルオロエチレン製の容器にて、混合撹拌を行なった。さらに、3.362gのNaAlO2と混合した。このとき、上述の好ましい組成の無アルカリガラス(SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%、B2O3:5〜20重量%、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaO:5〜20重量%の範囲、ただしAl2O3、B2O3、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaOの組成がそれぞれ下限の10重量%、5重量%、5重量%であれば)であればSiO2の上限は80重量%である)であればSi/Alモル比は0.4〜0.8となっている。10分間攪拌した後に温風加熱機にて95℃で、48時間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの1M、3M、5M各濃度のHClに加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て塩酸処理廃ガラスを得た。各濃度で塩酸処理した廃ガラス2.6gをそれぞれ別々に40mLの0.2M NaOHに加え、さらに、3.362gのNaAlO2と混合した。このとき、上述の好ましい組成の無アルカリガラス(SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%、B2O3:5〜20重量%、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaO:5〜20重量%の範囲、ただしAl2O3、B2O3、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaOの組成がそれぞれ下限の10重量%、5重量%、5重量%であれば)であればSiO2の上限は80重量%である)であればSi/Alモル比は0.4〜0.8となっている。10分間攪拌した後に95℃で48時間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの1M、3M、5M HNO3に加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て硝酸処理廃ガラスを得た。各濃度で硝酸処理した廃ガラス2.6gをそれぞれ別々に40mLの0.2M NaOHに加え、さらに、3.362gのNaAlO2と混合した。実施例5と同様に、上述の好ましい組成の無アルカリガラスであればSi/Alモル比は0.4〜0.8となっている。10分間攪拌した後に95℃で48時間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを200mLの1M HClに加え100℃にて2時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て塩酸処理廃ガラスを得た。塩酸処理した廃ガラス2.6gを40mLの0.2M NaOHに加え、さらに、3.362gのNaAlO2と混合した。このとき、上述の好ましい組成の無アルカリガラス(SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%、B2O3:5〜20重量%、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaO:5〜20重量%の範囲、ただしAl2O3、B2O3、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaOの組成がそれぞれ下限の10重量%、5重量%、5重量%であれば)であればSiO2の上限は80重量%である)であればSi/Alモル比は0.4〜0.8となっている。10分間および24時間攪拌した後に95℃で48時間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの3M HNO3に加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て硝酸処理廃ガラスを得た。硝酸処理した廃ガラス2.6gをそれぞれ別々に40mLの0.2M NaOHに加え、さらに、3.362gのNaAlO2と混合した。実施例7と同様に、上述の好ましい組成の無アルカリガラスであればSi/Alモル比は0.4〜0.8となっている。10分間および24時間攪拌した後に95℃で48時間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの5M HClに加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て塩酸処理廃ガラスを得た。塩酸処理した廃ガラス2.6gを40mLの0.2M NaOHに加え、さらに、0.16gのNaAlO2と混合した。このとき、上述の好ましい組成の無アルカリガラス(SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%、B2O3:5〜20重量%、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaO:5〜20重量%の範囲、ただしAl2O3、B2O3、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaOの組成がそれぞれ下限の10重量%、5重量%、5重量%であれば)であればSiO2の上限は80重量%である)であればSi/Alモル比は1.8〜4.9となっている。1時間攪拌した後に24時間放置した後150℃で24、48、72時間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの5M HNO3に加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て硝酸処理廃ガラスを得た。硝酸処理した廃ガラス2.6gを40mLの0.2M NaOHに加え、さらに、0.16gのNaAlO2と混合した。実施例9と同様に、上述の好ましい組成の無アルカリガラスであればSi/Alモル比は1.8〜4.9となっている。1時間攪拌した後に24時間放置した後150℃で48時間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを200mLの1M HClに加え100℃にて2時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て塩酸処理廃ガラスを得た。塩酸処理した廃ガラス0.5g、1.0g、2.0gをそれぞれ別々の容器の40mLの10M NaOHに加えた。これは、それぞれアルカリ処理工程におけるガラス粉体とアルカリ溶液との混合比(体積比)が、無アルカリガラス粉体/アルカリ溶液=1/200、1/100、1/50に相当する。また、このとき、上述の好ましい組成の無アルカリガラス(SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%、B2O3:5〜20重量%、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaO:5〜20重量%の範囲、ただしAl2O3、B2O3、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaOの組成がそれぞれ下限の10重量%、5重量%、5重量%であれば)であればSiO2の上限は80重量%である)であればSi/Alモル比は2.1〜6.8となっている。1時間攪拌した後に150℃で48時間の条件でそれぞれ別々の容器で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの3M HNO3に加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て硝酸処理廃ガラスを得た。硝酸処理した廃ガラス0.5g、1.0g、2.0gをそれぞれ別々の容器の40mLの10M NaOHに加えた。実施例11と同様に、上述の好ましい組成の無アルカリガラスであればSi/Alモル比は2.1〜6.8となっている。1時間攪拌した後に150℃で48時間の条件でそれぞれ別々の容器で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの3M HClに加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て塩酸処理廃ガラスを得た。塩酸処理した廃ガラス0.5g、1.0g、2.0gをそれぞれ別々の容器の40mLの10M NaOHに加えた。これは、それぞれアルカリ処理工程におけるガラス粉体とアルカリ溶液との混合比(体積比)が、無アルカリガラス粉体/アルカリ溶液=1/200、1/100、1/50に相当する。さらに、それぞれ1.01g、2.02g、4.04gのNa2SiO3・9H2Oと混合した。このとき、上述の好ましい組成の無アルカリガラス(SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%、B2O3:5〜20重量%、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaO:5〜20重量%の範囲、ただしAl2O3、B2O3、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaOの組成がそれぞれ下限の10重量%、5重量%、5重量%であれば)であればSiO2の上限は80重量%である)であればSi/Alモル比は3.0〜8.6となっている。1時間攪拌した後に150℃で48時間の条件でそれぞれ別々の容器で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの3M HNO3に加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て硝酸処理廃ガラスを得た。硝酸処理した廃ガラス0.5g、1.0g、2.0gをそれぞれ別々の容器の40mLの10M NaOHに加えた。さらに、それぞれ1.01g、2.02g、4.04gのNa2SiO3・9H2Oと混合した。実施例13と同様に、上述の好ましい組成の無アルカリガラスであればSi/Alモル比は1.8〜4.9となっている。1時間攪拌した後に150℃で48時間の条件でそれぞれ別々の容器で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの5M HClおよび5M HNO3に加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て塩酸処理廃ガラスおよび硝酸処理廃ガラスを得た。塩酸および硝酸処理した廃ガラス2.6gをそれぞれ40mLの0.2M NaOHに加え、さらに、19.98gのNa2SiO3・9H2Oと混合した。このとき、上述の好ましい組成の無アルカリガラス(SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%、B2O3:5〜20重量%、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaO:5〜20重量%の範囲、ただしAl2O3、B2O3、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaOの組成がそれぞれ下限の10重量%、5重量%、5重量%であれば)であればSiO2の上限は80重量%である)であればSi/Alモル比は9〜20となっている。1時間攪拌した後に150℃で24、48、72時間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの5M HNO3に加え室温にて3時間攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て硝酸処理廃ガラスを得た。14mLの0.05M、0.1M、0.2M、0.5M、1.0M、2.0M、5.0M、10.0M NaOHにそれぞれ硝酸処理した廃ガラス1.0gを加え、さらに、それぞれ1.287gのNaAlO2と混合した。このとき、上述の好ましい組成の無アルカリガラス(SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%、B2O3:5〜20重量%、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaO:5〜20重量%の範囲、ただしAl2O3、B2O3、MgO+CaO+ZnO+SrO+BaOの組成がそれぞれ下限の10重量%、5重量%、5重量%であれば)であればSiO2の上限は80重量%である)であればSi/Alモル比は0.4〜0.8となっている。10分間攪拌した後に95℃で48時間の条件で水熱合成を行なった。水熱合成の完了後、吸引ろ過により合成物をろ別し、乾燥を経て無機材料の試料を得た。
中心径10μmに粉砕した無アルカリガラス10gを250mLの5M HNO3に加え、55℃にて10分間、1時間、3時間の3種類の条件で攪拌した後、吸引ろ過、乾燥を経て硝酸処理廃ガラスを得た。
Claims (12)
- 無アルカリガラスを原料とする無機材料の製造方法であって、無アルカリガラスをアルカリ溶液と接触させるアルカリ処理工程と、アルカリ処理工程で得られたヒドロゲルを水熱合成処理する水熱合成工程とを含むことを特徴とする無機材料の製造方法。
- 無アルカリガラスを酸性溶液で処理する酸処理工程と、所定のAl2O3/SiO2比となるようにアルミニウム化合物を添加する調合工程とを、前記アルカリ処理工程の前にさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の無機材料の製造方法。
- 前記無アルカリガラスが、SiO2:50重量%以上、Al2O3:10〜20重量%の組成を有する、請求項1または2に記載の無機材料の製造方法。
- 前記無アルカリガラスが、液晶表示装置から回収した無アルカリガラスであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の無機材料の製造方法。
- 無アルカリガラスを0.001〜1mmに粉砕したものを原料とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無機材料の製造方法。
- 得られる無機材料がゼオライトであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の無機材料の製造方法。
- 得られる無機材料がA型ゼオライトおよび/またはP1型ゼオライトおよび/またはANA型ゼオライトであることを特徴とする請求項6に記載の無機材料の製造方法。
- 前記アルカリ溶液は、濃度が0.1〜10Nであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の無機材料の製造方法。
- 前記アルカリ処理工程は、1秒間〜100時間撹拌することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の無機材料の製造方法。
- 前記水熱合成工程は、70〜250℃で水熱合成処理することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の無機材料の製造方法。
- 前記水熱合成工程は、1〜10気圧の圧力下で水熱合成処理することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の無機材料の製造方法。
- 前記アルカリ溶液は、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウムおよび炭酸水素カリウムから選ばれた少なくとも1種を含む溶液である請求項1〜11のいずれかに記載の無機材料の製造方法。
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