JP2012116292A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ異常が発生した場合に、残りの入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサを使用してトルク検出値を算出できる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】入力軸2aの回転角を検出して操舵角を検出する操舵角検出手段13と、電動モータ12のモータ回転角を検出するレゾルバ17とを備え、トルク検出手段14は、複数組の入力軸回転角センサ15a,15b及び出力軸回転角センサ16a,16bを有し、前記各回転角センサの異常を検出するセンサ異常検出手段44と、該センサ異常検出手段で、前記入力軸回転角センサ及び前記出力軸回転角センサの少なくとも1以上の異常を検出したときに、代替え回転角センサの有無を判断し、前記代替え回転角センサが有るときには当該代替えセンサの検出信号で代替えし、前記代替え回転角センサが無いときには前記操舵角検出手段及び前記レゾルバの一方で代替えする代替え制御手段43とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の操舵系に電動モータによる操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置に関し、特にトーションバーで連結した入力軸及び出力軸の回転角差を検出してトルクを検出するトルク検出手段を備えた電動パワーステアリング装置に関する。
自動車のステアリング装置を電動モータの回転力で操舵補助力を付与する電動パワーステアリング装置は、電動モータで発生する操舵補助力を、減速機を介してステアリングシャフト或いはラック軸等の操舵系に付与するようにしている。
このような電動パワーステアリング装置において、操舵系の操舵トルクをトルクセンサで検出し、トルクセンサの検出値に基づいて操舵補助電流指令値を算出し、この操舵補助電流指令値とモータ電流検出値とに基づくフィードバック制御によって電動モータを駆動するようにしている。
ここで、トルクセンサに異常が発生すると正確な操舵補助指令値ができなくなるため、トルク検出系に異常が検出された場合に、モータ回転角度及びステアリングホイール回転角度に基づいて代替え制御トルクを算出し、トルクセンサによって検出される操舵トルクの代わりに代替え制御トルクを用いてモータを制御するための電流指令値を決定するようにした電動パワーステアリング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−12511号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、トルクセンサの異常時にモータ回転角度を用いるようにしているので、モータ回転角度と出力軸角度との間に存在する減速機構により発生するバックラッシュ等の非線形な歪み成分の影響を受けるため、検出若しくは推定される代替え操舵トルクには一定の誤差を許容しなければならないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、トルク検出手段を複数の入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサで多重化して、センサ異常が発生した場合に、残りの入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサを使用してトルク検出値を算出することができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、車両の操舵系に設けられたトーションバーで連結した入力軸及び出力軸の回転角を個別に検出する入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサを有するトルク検出手段と、該トルク検出手段で検出したトルク検出値に基づいて制御され、前記操舵系に対して操舵補助力を発生する電動モータとを備えた電動パワーステアリング装置であって、前記入力軸の回転角を検出して前記操舵系の操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記電動モータのモータ回転角を検出するレゾルバとを備え、前記トルク検出手段は、複数組の入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサを有し、前記各入力軸回転角センサ及び前記各出力軸回転角センサの異常を検出するセンサ異常検出手段と、該センサ異常検出手段で、前記入力軸回転角センサ及び前記出力軸回転角センサの少なくとも1以上の異常を検出したときに、代替え回転角センサの有無を判断し、前記代替え回転角センサが有るときには当該代替え回転角センサの検出信号で代替えし、前記代替え回転角センサが無いときには前記操舵角検出手段及び前記レゾルバの一方で代替えする代替え制御手段とを備えたことを特徴としている。
この構成によると、トルクを検出するための入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサを複数組で構成して多重化し、入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサの何れか1つ以上に異常が発生した場合に、残りのセンサが存在する場合には残りのセンサを使用してトルク検出を行い、残りのセンサが存在しない場合に、操舵角検出手段又はレゾルバの回転角検出値に基づいてトルク検出を行う。
また、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、前記トルク検出手段が、前記入力軸回転角センサ及び前記出力軸回転角センサを2組備え、前記2組の入力軸回転角センサの回転角検出値の加算値と前記2組の出力軸回転角センサの回転角検出値の加算値との偏差の絶対値に、トーションバーのバネ係数を乗算して前記トルク検出値を算出するように構成されていることを特徴としている。
この構成によると、入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサの一方が異常となったときに、異常となったセンサの回転角検出値を正常な入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサの検出値で代替えすることができ、正確なトルク検出値を算出することが可能となる。
また、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、前記代替え制御手段が、前記2組の入力軸回転角センサ及び前記出力軸回転角センサのうち、一方の入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサの異常が検出されたときに、他方の入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサを代替えセンサとして選択することを特徴としている。
この構成によると、2組の入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサの一方に異常が発生した場合に、正常な他方の入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサの回転角検出値に基づいて正確なトルク検出値を算出することができる。
また、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、前記代替え制御手段が、前記2組の入力軸回転角センサ及び前記出力軸回転角センサのうち、双方の入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサの異常が検出されたときに、前記操舵角センサ又は前記レゾルバを代替えセンサとして選択することを特徴としている。
この構成によると、2組の入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサのうち双方の入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサが異常となったときに初めて他の操舵角検出手段又はレゾルバの回転角検出値を使用して、操舵補助制御状態を継続することができる。
さらに、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、前記センサ異常検出手段は、2組の入力軸回転角センサで検出した回転角検出値と前記操舵角センサで検出した操舵角との偏差が許容値以上であるときにセンサ異常として検出することを特徴としている。
この構成によると、入力軸回転角センサの異常を、操舵角検出手段で検出した操舵角と比較することにより、直ちに検出することができる。
また、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、前記センサ異常検出手段は、2組の出力軸回転角センサで検出した回転角検出値と前記レゾルバで検出したモータ回転角に基づいて推定した出力軸回転角との偏差が許容値以上であるときにセンサ異常として検出することを特徴としている。
この構成によると、出力軸回転角センサの異常を、レゾルバで検出したモータ回転角に基づいて推定した出力軸回転角と比較することにより、直ちに検出することができる。
本発明によれば、操舵トルクを検出するための入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサを多重化して、1以上の入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサの異常が検出されたときに、正常な入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサの回転角検出値に基づいて正確なトルク検出値を算出することができるという効果が得られる。
本発明による電動パワーステアリング装置を示す構成図である。 操舵補助制御装置のトルク検出値演算回路を示すブロック図である。 操舵補助制御装置のセンサ異常検出回路で実行するセンサ異常検出処理手順の一例を示すフローチャートである。 操舵補助制御装置の代替え制御回路で実行する代替え制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 操舵補助制御装置で実行する操舵補助制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による電動パワーステアリング装置の一実施形態を示す全体構成図であって、図中、1は、ステアリングホイールであり、このステアリングホイール1がステアリングシャフト2の車両後方側先端に取付けられている。このステアリングシャフト2は、運転者から作用される操舵力がステアリングホイール1を介して伝達される入力軸2aと、この入力軸2aにトーションバー2bを介して連結された出力軸2cとを備えている。
そして、出力軸2cに伝達された操舵力は、ユニバーサルジョイント4を介してロアシャフト5に伝達され、さらに、ユニバーサルジョイント6を介してピニオンシャフト7に伝達される。このピニオンシャフト7に伝達された操舵力はステアリングギヤ機構8を介してタイロッド9に伝達され、図示しない転舵輪を転舵させる。ここで、ステアリングギヤ機構8は、ピニオンシャフト7に連結されたピニオン8aとこのピニオン8aに噛合するラック8bとを有するラックアンドピニオン形式に構成され、ピニオン8aに伝達された回転運動をラック8bで直進運動に変換している。
ステアリングシャフト2の出力軸2cには、操舵補助力を出力軸2cに伝達する操舵補助機構10が連結されている。この操舵補助機構10は、出力軸2cに連結した減速ギヤ機構11と、この減速ギヤ機構11に連結されて操舵補助力を発生するブラシ付き電動モータやブラシレス電動モータで構成される電動モータ12とを備えている。
そして、ステアリングシャフト2の入力軸2aの回転角を検出してステアリングホイール2の操舵角θsを検出する操舵角検出手段としての例えばロータリエンコーダを含んで構成される操舵角センサ13が設けられていると共に、入力軸2a及び出力軸2c間に配設されたトーションバー2bの捩れ角変位を検出して操舵トルクを検出するトルク検出手段としてのトルクセンサ14が設けられている。
トルクセンサ14は、図1に示すように、入力軸2aの回転角を検出する例えばロータリエンコーダを含んで構成される2組の入力軸回転角センサ15a及び15bと、出力軸2cの回転角を検出する例えばロータリエンコーダを含んで構成される2組の出力軸回転角センサ16a及び16bとを備えている。入力軸回転角センサ15a及び15bのそれぞれは、入力軸2aの回転角を個別に検出して入力軸回転角検出値θ1a及びθ1bを出力する。同様に出力軸回転角センサ16a及び16bも出力軸2cの回転角を検出して出力軸回転角検出値θ2a及びθ2bを出力する。
また、出力軸2cに減速ギヤ機構11を介して連結された電動モータ12のモータ回転角がレゾルバ17によって検出される。
そして、操舵角センサ13で検出した操舵角検出値θs、トルクセンサ14を構成する入力軸回転角センサ15a及び15bで検出した入力軸回転角検出値θ1a及びθ1b、出力軸回転角センサ16a及び16bで検出した出力軸回転角検出値θ2a及びθ2b、レゾルバ17で検出したモータ回転角検出値θmが操舵補助制御装置20に供給される。
この操舵補助制御装置20には、車速センサ18で検出した車速検出値Vsも入力されている。
この操舵補助制御装置20は、トルクセンサ14を構成する入力軸回転角センサ15a,15b及び出力軸回転角センサ16a,16bの異常を検出するセンサ異常検出手段20a、センサ異常検出手段20aでセンサ異常を検出したときに代替え回転角センサの有無を判断し、代替え回転角センサがあるときには当該代替え回転角センサの検出信号で代替えし、代替え回転角センサが無いときには操舵角センサ13及びレゾルバ17の検出値の一方で代替えする代替え制御手段20b並びにトルク検出値T及び車速検出値Vsに基づいて操舵補助制御処理を行う操舵補助制御手段20cを備えている。
また、操舵補助制御装置20は、図2に示すように、トルクセンサ14を構成する入力軸回転角センサ15a,15bで検出した入力軸回転角検出値θ1a,θ1b及び出力軸回転角センサ16a,16bで検出した出力軸回転角検出値θ2a,θ2bに基づいてトルク検出値Tを算出するトルク検出値演算回路30を備えている。
このトルク検出値演算回路30は、入力軸回転角センサ15a,15bから出力される入力軸回転角検出値θ1a,θ1bが個別に常閉接点tncに入力される選択スイッチ回路33a,33bと、出力軸回転角センサ16a,16bから出力される出力軸回転角θ2a,θ2bが個別に常閉接点tncに入力される選択スイッチ回路34a,34bとを備えている。
選択スイッチ回路33aの常開接点tnoには、選択スイッチ回路33bの可動接点tcから出力される選択信号が入力され、選択スイッチ回路33bの常開接点tnoには、選択スイッチ回路33aの可動接点tcから出力される選択信号が入力されている。
同様に、選択スイッチ回路34aの常開接点tnoには、選択スイッチ回路34bの可動接点tcから出力される選択信号が入力され、選択スイッチ回路34bの常開接点tnoには、選択スイッチ回路34aの可動接点tcから出力される選択信号が入力されている。
さらに、トルク検出値演算回路30は、選択スイッチ回路33a,33bの可動接点tcから出力される選択信号が個別に常閉接点tncに入力される選択スイッチ回路35a,35bと、選択スイッチ回路34a,34bの可動接点tcから出力される選択信号が個別に常閉接点tncに入力される選択スイッチ回路36a,36bとを備えている。
ここで、選択スイッチ回路35a及び35bの常開接点tnoには操舵角センサ13で検出した操舵角θsがそれぞれ入力され、選択スイッチ回路36a及び36bの常開接点tnoにはレゾルバ17で検出したモータ回転角θmと減速ギヤ機構11のギヤ比とに基づいて推定された出力回転角θ2mがそれぞれ入力されている。
さらに、トルク検出値演算回路30は、選択スイッチ回路35a及び35bの可動接点tcから出力される選択信号を加算する加算器37と、選択スイッチ回路36a及び36bの可動接点tcから出力される選択信号を加算する加算器38と、加算器37の加算出力から加算器38の加算出力を減算する減算器39と、この減算器39の減算出力に、トーションバーバネ係数設定器40から出力されるトーションバー2bのバネ係数Kを乗算してトルク検出値Tを演算する乗算器41とを備えている。
そして、各選択スイッチ回路33a,33b、34a,34b、35a,35b及び36a,36bが代替え制御手段としての代替え制御回路43によって選択制御される。この代替え制御回路43には、入力軸回転角センサ15a,15b及び出力軸回転角センサ16a,16bの異常を検出するセンサ異常検出手段としてのセンサ異常検出回路44からのセンサ異常検出信号が入力されている。
ここで、センサ異常検出回路44では、図3に示すセンサ異常検出処理を実行する。このセンサ異常検出処理は、所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込処理として実行され、先ず、ステップS1で、操舵角センサ13で検出した操舵角検出値θs、入力軸回転角センサ15a,15bで検出した入力軸回転角検出値θ1a,θ1b、出力軸回転角センサ16a,16bで検出した出力軸回転角検出値θ2a,θ2b及びレゾルバ17で検出したモータ回転角θmを読込んでからステップS2に移行する。
このステップS12では、入力軸回転角検出値θ1aから操舵角θsを減算した値の絶対値でなる角度偏差Δθ1a(=|θ1a−θs|)が予め設定された許容角度差Δθp1以上であるか否かを判定し、Δθ1a<Δθp1であるときには入力軸回転角センサ15aが正常であると判断してステップS3に移行して、異常フラグF1aを入力軸回転角センサ15aの正常を表す “0”にリセットしてからステップS5に移行し、Δθ1a≧Δθp1であるときには入力軸回転角センサ15aが異常であると判断してステップS4に移行し、異常フラグF1aを入力軸回転角センサ15aの異常を表す “1”にセットしてからステップS5に移行する。
ステップS5では、入力軸回転角検出値θ1bから操舵角θsを減算した値の絶対値でなる角度偏差Δθ1b(=|θ1b−θs|)が予め設定された許容角度差Δθp1以上であるか否かを判定し、Δθ1b<Δθp1であるときには入力軸回転角センサ15bが正常であると判断してステップS6に移行し、異常フラグF1bを入力軸回転角センサ15bが正常であることを表す“0”にリセットしてからステップS8に移行し、Δθ1a≧Δθp1であるときには入力軸回転角センサ15bが異常であると判断してステップS7に移行し、異常フラグF1bを入力軸回転角センサ15bの異常を表す “1”にセットしてからステップS8に移行する。
ステップS8では、出力軸回転角検出値θ2aからモータ回転角θmに基づいて減速ギヤ機構11のギヤ比を考慮して推定される出力軸回転角θ2mを減算した値の絶対値でなる角度偏差Δθ2a(=|θ2a−θ2m|)が予め設定された許容角度差Δθp2以上であるか否かを判定し、Δθ2a<Δθp2であるときには出力軸回転角センサ16aが正常であると判断してステップS9に移行して、異常フラグF2aを出力軸回転角センサ16aが正常であることを表す “0”にリセットしてからステップS11に移行し、Δθ2a≧Δθp2であるときには出力軸回転角センサ16aが異常であると判断してステップS10に移行し、異常フラグF2aを出力軸回転角センサ16aの異常を表す “1”にセットしてからステップS11に移行する。
ステップS11では、出力軸回転角検出値θ2bからモータ回転角θmに基づいて算出される出力軸回転角θ2mを減算した値の絶対値でなる角度偏差Δθ2b(=|θ2b−θ2m|)が予め設定された許容角度差Δθp2以上であるか否かを判定し、Δθ2b<Δθp2であるときには出力軸回転角センサ16bが正常であると判断してステップS12に移行し、異常フラグF2bを出力軸回転角センサ16bが正常であることを表す“0”にリセットしてからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰し、Δθ2b≧Δθp2であるときには出力軸回転角センサ16bが異常であると判断してステップS13に移行し、異常フラグF2bを出力軸回転角センサ16bの異常を表す “1”にセットしてからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
また、代替え制御回路43では、図4に示す代替え制御処理を実行する。この代替え制御処理では、先ず、ステップS20で、異常フラグF1aが“1”にセットされているか否かを判定し、F1a=“0”であるときにはステップS21に移行して、可動接点tcを常閉接点tnc側とする論理値“0”の切換制御信号Sc1aを選択スイッチ回路33aに出力してからステップS23に移行し、F1a=“1”であるときにはステップS22に移行して、可動接点tcを常開接点tno側に切換える論理値“1”の切換制御信号Sc1aを選択スイッチ回路33aに出力してからステップS23に移行する。
ステップS23では、異常フラグF1bが“1”にセットされているか否かを判定し、F1b=“0”であるときにはステップS24に移行して、可動接点tcを常閉接点tnc側とする論理値“0”の切換制御信号Sc1bを選択スイッチ回路33bに出力してからステップS26に移行し、F1b=“1”であるときにはステップS25に移行して、可動接点tcを常開接点tno側に切換える論理値“1”の切換制御信号Sc1bを選択スイッチ回路33bに出力してからステップS26に移行する。
ステップS26では、異常フラグF2aが“1”にセットされているか否かを判定し、F2a=“0”であるときにはステップS27に移行して、可動接点tcを常閉接点tnc側とする論理値“0”の切換制御信号Sc2aを選択スイッチ回路34aに出力してからステップS29に移行し、F2a=“1”であるときにはステップS28に移行して、可動接点tcを常開接点tno側に切換える論理値“1”の切換制御信号Sc2aを選択スイッチ回路34aに出力してからステップS29に移行する。
ステップS29では、異常フラグF2bが“1”にセットされているか否かを判定し、F2b=“0”であるときにはステップS30に移行して、可動接点tcを常閉接点tnc側とする論理値“0”の切換制御信号Sc2bを選択スイッチ回路34bに出力してからステップS32に移行し、F2b=“1”であるときにはステップS31に移行して、可動接点tcを常開接点tno側に切換える論理値“1”の切換制御信号Sc2bを選択スイッチ回路34bに出力してからステップS32に移行する。
ステップS32では、異常フラグF1a及びF1bが共に“1”にセットされているか否かを判定し、異常フラグF1a及びF1bが共に“1”にセットされていないときには、ステップS33に移行し、可動接点tcを常閉接点tnc側とする論理値“0”の切換制御信号Sc3を選択スイッチ回路35a及び35bに出力してからステップS35に移行し、異常フラグF1a及びF1bが共に“1”にセットされているときにはステップS34に移行して、可動接点tcを常開接点tno側に切換える論理値“1”の切換制御信号Sc3を選択スイッチ回路35a及び35bに出力してからステップS35に移行する。
ステップS35では、異常フラグF2a及びF2bが共に“1”にセットされているか否かを判定し、異常フラグF2a及びF2bが共に“1”にセットされていないときには、ステップS36に移行し、可動接点tcを常閉接点tnc側とする論理値“0”の切換制御信号Sc4を選択スイッチ回路36a及び36bに出力してからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰し、異常フラグF2a及びF2bが共に“1”にセットされているときにはステップS37に移行して、可動接点tcを常開接点tno側に切換える論理値“1”の切換制御信号Sc4を選択スイッチ回路36a及び36bに出力してからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
さらに、操舵補助制御装置20は、図5に示す操舵補助制御処理を実行する。この操舵補助制御処理はメインプログラムとして実行され、先ず、ステップS41で、前述したトルク検出処理で算出してメモリのトルク検出値記憶領域に記憶されているトルク検出値Tを読込み、次いでステップS42に移行して車速検出値Vsを読込み、次いでステップS43に移行して、トルク検出値T及び車速検出値Vに基づいて図示しない車速検出値Vをパラメータとしてトルク検出値と操舵補助指令値との関係を表す操舵補助指令値算出マップを参照して操舵補助電流指令値Irefを算出してからステップS44に移行する。
このステップS44では、モータ電流検出回路21で検出したモータ電流検出値Imdを読込み、次いでステップS45に移行して、操舵補助電流指令値Irefからモータ電流検出値Imdを減算して電流偏差ΔIを算出してからステップS46に移行する。
このステップS46では、算出した電流偏差ΔIに基づいてPI制御処理を行なって、電圧指令値Vmtを算出し、次いでステップS47に移行して、電圧指令値Vmtに基づいてパルス幅変調処理を行ってスイッチング信号を形成し、次いでステップS48に移行して、スイッチング信号を、スイッチング素子を有するHブリッジ回路、インバータ等で構成されモータ駆動回路22に出力してから前記ステップS41に戻る。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、トルクセンサ14を構成する入力軸回転角センサ15a,15b及び出力軸回転角センサ16a,16bが正常であるとすると、操舵補助制御装置20のトルク検出値演算回路30で、入力軸回転角センサ15a,15bで検出した入力軸回転角検出値θ1a,θ1b及び出力軸回転角センサ16a,16bで検出した出力軸回転角検出値θ2a,θ2bを読込む。
このとき、入力軸回転角センサ15a,15b及び出力軸回転角センサ16a,16bが正常であるので、異常フラグF1a,F1b及びF2a,F2bが共に“0”にリセットされている。このため、切換制御信号Sc1a,Sc1b、Sc2a,Sc2b、Sc3及びSc4が論理値“0”となって、各選択スイッチ回路33a,33b、34a,34b、35a,35b及び36a,36bにおいて、図2に示すように、可動接点tcが常閉接点tnc側に切換えられており、下記(1)式で表される演算を行ってトルク検出値Tを算出し、これがRAM等のメモリのトルク検出値記憶領域に更新記憶される。
T={(θ1a+θ1b)−(θ2a+θ2b)}×K …………(1)
一方、操舵補助制御装置20では、図5に示す操舵補助制御処理を実行しており、メモリの操舵トルク記憶領域に更新記憶されたトルク検出値Tを読込むとともに、車速センサ18で検出した車速検出値Vsを読込み(ステップS41,S42)、これらトルク検出値T及び車速検出値Vsに基づいて操舵補助電流指令値算出マップを参照して操舵補助電流指令値Irefを算出し(ステップS43)、次いでモータ電流検出回路21で検出したモータ電流検出値Imdを読込み(ステップS44)、操舵補助電流指令値Irefからモータ電流検出値Imdを減算して電流偏差ΔIを算出する(ステップS45)。
算出した電流偏差ΔIをPI制御処理して電圧指令値Vtを算出し(ステップS46)、算出した電圧指令値Vtに基づいてパルス幅変調処理を行ってスイッチング信号を形成し(ステップS47)、算出したスイッチング信号をモータ駆動回路22に出力することにより(ステップS48)、モータ駆動回路22で電動モータ12を回転駆動して、トルク検出値Tに応じた操舵補助力を発生させる。この電動モータ12で発生された操舵補助力は減速ギヤ機構11を介してステアリングシャフト2の出力軸2cに伝達されて、出力軸2cが補助操舵されるので、ステアリングホイール1を軽い操舵力で操舵することができる。
このように、操舵補助制御装置20でトルク検出値T及び車速検出値Vsに基づいて操舵補助制御を行っている状態で、図3に示すセンサ異常検出処理がタイマ割込処理として実行されており、入力軸回転角センサ15a,15bで検出した入力軸回転角検出値θ1a,θ1b及び出力軸回転角センサ16a,16bで検出した出力軸回転角検出値θ2a,θ2bと、操舵角センサ13で検出した操舵角θs及びレゾルバ17で検出したモータ回転角θmとを読込む。
そして、入力軸回転角検出値θ1a及びθ1bと、入力軸回転角センサ15a,15bと同様に入力軸2aの回転角を検出する操舵角センサ13で検出した操舵角θsと比較することにより、入力軸回転角センサ15a及び15bの異常を検出することができる。すなわち、入力軸回転角センサ15a,15b及び操舵角センサ13は同じ入力軸2aの回転角を検出しており、互いに相関関係を有するので、入力軸回転角検出値θ1a及びθ12と、操舵角θsとの間の回転角度差は取付誤差の範囲内に収まる。
このため、入力軸回転角θ1a(又は回転角θ1b)から操舵角θsを減算した回転角度差の絶対値|θ1a−θs|(又は|θ1b−θs|)が予め設定した許容値Δθp1未満であるときには入力軸回転角センサ15a(又は15b)が正常と判断することができる。これに対して、前記絶対値|θ1a−θs|(又は|θ1b−θs|)が予め設定した許容値Δθp1以上であるときには入力軸回転角センサ15a(又は15b)に相間ショート等の異常が発生しているものと判断することができる。そして、入力軸回転角センサ15a又は15bの異常が検出されたときには、異常フラグF1a又はF1bが“1”にセットされる。
同様に、出力軸回転角センサ16a,16bは出力軸2cの回転角を検出し、電動モータ12に内装したレゾルバ17で検出したモータ回転角θmは電動モータ12が減速ギヤ機構11を介して出力軸2cに連結されていることから、モータ回転角θmに減速ギヤ機構11のギヤ比を考慮することにより、出力軸2cの出力軸回転角θ2mに変換することができる。
したがって、出力軸回転角センサ16a,16bで検出した出力軸回転角検出値θ2a,θ2bとレゾルバ17から出力されるモータ回転角検出値θmとは互いに相関関係を有し、モータ回転角検出値θmに基づいて推定される出力軸回転角θ2mと出力軸回転角θ2a,θ2bとの間の回転角度差は取付誤差の範囲内に収まる。
このため、出力軸回転角検出値θ2a(又はθ2b)から出力軸回転角θ2mを減算した回転角度差の絶対値|θ2a−θ2m|(又は|θ2b−θ2m|)が予め設定した許容値Δθp2未満であるときには出力軸回転角センサ16a(又は16b)が正常と判断することができる。これに対して、前記絶対値|θ2a−θ2m|(又は|θ2b−θ2m|)が予め設定した許容値Δθp2以上であるときには出力軸回転角センサ16a(又は16b)に相間ショート等の異常が発生しているものと判断することができる。
そして、出力軸回転角センサ16a又は16bの異常が検出されたときには、異常フラグF2a又はF2bが“1”にセットされる。
そして、入力軸回転角センサ15a(又は15b)に異常が発生して、異常フラグF1a(又はF1b)が“1”にセットされると、代替え制御回路43で実行される図4に示す代替え制御処理で、切換制御信号Sc1a(又はSc1b)が論理値“1”となり、これに応じて選択スイッチ回路33a(又は33b)の可動接点tcが常閉接点tnc側から常開接点tno側に切換わる。このため、選択スイッチ回路33a(又は33b)で異常となった入力軸回転角センサ15a(又は15b)の入力軸回転角検出値θ1a(又はθ1b)に代えて代替え信号として正常な入力軸回転角センサ15b(又は15a)の入力軸回転角検出値θ1b(又はθ1a)が選択される。
したがって、正常な入力軸回転角検出値θ1a(又はθ1b)に基づいてトルク検出値Tが算出されることになり、正確なトルク検出値Tを算出することができ、正常な操舵補助制御を継続することができる。
同様に、出力軸回転角検出値θ2a(又はθ2b)が異常となった場合には、正常な出力軸回転角θ2b(又はθ2a)に基づいてトルク検出値Tが算出されることにより、正確路トルク検出値Tを算出することができ、正常な操舵補助制御を継続することができる。
しかしながら、入力軸回転角センサ15a及び15b(又は出力軸回転角センサ16a及び16b)の双方が異常となった場合には、正確な入力軸回転角θ1a,θ1b(又は出力軸回転角θ2a,θ2b)を算出することができないことになる。この場合には、選択スイッチ回路35a,35b(又は36a,36b)に対する切換制御信号Sc3(又はSc4)が論理値“1”になることにより、選択スイッチ回路35a,35b(又は36a,36b)で操舵角θs(又はモータ回転角θmに基づいて推定された出力軸回転角θ2m)が選択されることにより、算出されるトルク検出値Tの精度が多少低下するが、操舵補助制御を継続することができる。
このように、上記実施形態によると、入力軸回転角センサ15a,15b及び出力軸回転角センサ16a,16bが二重化されているので、二重化されたセンサの一方に異常が検出された場合でも正確なトルク検出値Tを算出することができ、正確な操舵補助制御を継続することができ、さらに二重化された双方のセンサに異常が検出された場合には、代替え回転検出値として操舵角θs及びモータ回転角θmに基づいて推定される出力軸回転角θ2mに基づいてトルク検出値Tを算出すくことができ、多少精度は低下するが操舵補助制御を継続することができる。
なお、上記実施形態においては、入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサを二重化する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサを三重化以上に多重化することもできる。
また、上記実施形態においては、入力軸回転角センサ15a,15b及び出力軸回転角センサ16a,16bをロータリエンコーダで形成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ロータリポテンショメータやレゾルバ等の他の回転角センサを適用することができる。
また、上記実施形態においては、本発明をコラム式の電動パワーステアリング装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ラックアンドピニオン式ステアリングギヤ機構のピニオン軸に操舵補助力を伝達するピニオン式の電動パワーステアリング装置やラック軸に操舵補助力を伝達するラック式の電動パワーステアリング装置にも本発明を適用することができる。これらの場合には、ユニバーサルジョイント6とピニオンシャフト7との間にトーションバーを配置してトーションバーを挟むユニバーサルジョイント6とピニオンシャフト7との回転角差からトルク検出値Tを算出すればよい。
1…ステアリングホイール、2…ステアリングシャフト、2a…入力軸、2b…トーションバー、2c…出力軸、8…ステアリングギヤ機構、10…操舵補助機構、11…減速ギヤ機構、12…電動モータ、13…操舵角センサ、14…トルクセンサ、15a,15b…入力軸回転角センサ、16a,16b…出力軸回転角センサ、17…レゾルバ、18…車速センサ、20…操舵補助制御装置、20a…トルク検出値演算手段、20b…センサ異常検出手段、20c…操舵補助制御手段、21…モータ電流検出回路、22…モータ駆動回路、30…トルク検出値演算回路、31a,31b,32a,32b…RDC、33a〜36b…選択スイッチ回路、37,38…加算器、39…減算器、40…トーションバーバネ定数設定器、41…乗算器、42…メモリ、43…代替え制御回路、44…センサ異常検出回路

Claims (6)

  1. 車両の操舵系に設けられたトーションバーで連結した入力軸及び出力軸の回転角を個別に検出する入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサを有するトルク検出手段と、該トルク検出手段で検出したトルク検出値に基づいて制御され、前記操舵系に対して操舵補助力を発生する電動モータとを備えた電動パワーステアリング装置であって、
    前記入力軸の回転角を検出して前記操舵系の操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    前記電動モータのモータ回転角を検出するレゾルバとを備え、
    前記トルク検出手段は、複数組の入力軸回転角センサ及び出力軸回転角センサを有し、
    前記各入力軸回転角センサ及び前記各出力軸回転角センサの異常を検出するセンサ異常検出手段と、
    該センサ異常検出手段で、前記入力軸回転角センサ及び前記出力軸回転角センサの少なくとも1以上の異常を検出したときに、代替え回転角センサの有無を判断し、前記代替え回転角センサが有るときには当該代替え回転角センサの検出信号で代替えし、前記代替え回転角センサが無いときには前記操舵角検出手段及び前記レゾルバの一方で代替えする代替え制御手段と
    を備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記トルク検出手段は、前記入力軸回転角センサ及び前記出力軸回転角センサを2組備え、前記2組の入力軸回転角センサの回転角検出値の加算値と前記2組の出力軸回転角センサの回転角検出値の加算値との偏差の絶対値に、トーションバーのバネ係数を乗算して前記トルク検出値を算出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記代替え制御手段は、前記2組の入力軸回転角センサ及び前記出力軸回転角センサのうち、一方の入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサの異常が検出されたときに、他方の入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサを代替えセンサとして選択することを特徴とする請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記代替え制御手段は、前記2組の入力軸回転角センサ及び前記出力軸回転角センサのうち、双方の入力軸回転角センサ又は出力軸回転角センサの異常が検出されたときに、前記操舵角センサ又は前記レゾルバを代替えセンサとして選択することを特徴とする請求項2又は3に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記センサ異常検出手段は、2組の入力軸回転角センサで検出した回転角検出値と前記操舵角センサで検出した操舵角との偏差が許容値以上であるときにセンサ異常として検出することを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記センサ異常検出手段は、2組の出力軸回転角センサで検出した回転角検出値と前記レゾルバで検出したモータ回転角に基づいて推定した出力軸回転角との偏差が許容値以上であるときにセンサ異常として検出することを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
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