JP2012115570A - 通過者識別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】規定の場所を通過する通過者の外観形状を計測することによって通過者の体型を類別し、結果的に住宅内などの少人数の範囲内で個人の特定を可能にする。
【解決手段】距離センサ20は、特定面を通過する通過者の外観形状を計測した距離データを出力する。距離データ処理部31は、距離センサ20から出力された距離データを用いて通過者の胴囲を推定する機能を備える。登録情報記憶部34は、識別対象の人物の外観形状を当該人物に対応付けて記憶している。識別部35は、距離データ処理部31で推定した胴囲、身長、肩幅を、登録情報記憶部34に照合し登録情報記憶部34に登録された人物のうち類似度が判定条件を満たす通過者を選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、規定の場所を通過する人を識別する通過者識別装置に関するものである。
従来から、焦電型赤外線センサを備える人感センサを用いることにより所定の領域における人の存否を検出し、当該領域における人の存否に応じて照明機器や換気扇のような負荷機器の動作を制御する技術が知られている。この技術を採用することにより、負荷機器の消し忘れを防止するなど、負荷機器の無駄な運転が抑制される。
この場合、負荷機器が配置されている領域に出入りするための出入口や通路のような場所を通過する人を特定できれば、照明機器や空調機器、映像機器や音響機器を、各個人の好みに合わせて自動的に制御することが可能になる。したがって、規定の場所を通過する人を識別して負荷機器を制御することにより、利便性を一層高めることができる。たとえば、個人を特定することによって、その個人の代謝量などを推定して快適性を向上させるように負荷機器を運転したり、より省エネルギーになるように負荷機器の運転を適正化することが可能になると考えられる。すなわち、個人を識別する技術を、負荷機器の制御に用いると、快適性の向上や省エネルギー化の推進が可能になると考えられる。
個人を識別する技術としては、個人識別情報が登録されているRFID(いわゆるICタグ)を各人が携帯し、RFIDの登録内容を読取装置で読み取る技術がある。しかしながら、RFIDを用いる技術は、オフィスのように身分証をつねに携帯する場所では採用可能であるが、一般家庭のようにRFIDを持ち歩く必要のない場所では、採用することができない。
また、個人を識別する技術としては、各人の顔を撮像装置により撮像し、顔の特徴から各人を認証する技術なども種々知られている。顔認証のように身体の特徴により個人を識別する技術を採用すれば、RFIDを持ち歩く必要はないから利便性は高くなるが、宅内において個人認証を行うことは、快適性の向上や省エネルギーの推進などの目的で負荷機器を制御する程度であれば情報過多になる。
ところで、特許文献1には、施設の出入口や通路において、通過者を検出し通過者の身長を計測する技術が記載されている。特許文献1に記載された技術では、通過を検出する領域の天井に多数個の距離計を配列してある。各距離計には、それぞれ発光ダイオードと位置検出素子とが設けられ、三角測量の原理により物体までの距離を計測している。距離計は、通過者が通過する方向に交差する方向において多数個が1列に並べて配置されており、さらに、通過者が通過する方向に離間させて2列に配列されている。
上述の構成によって、特許文献1に記載の技術では、通過者の通過方向に交差する方向に沿って1列に並べた距離計で計測した距離値のパターンから通過者の頭部を検出し、通過人数のカウントを行っている。また、特許文献1には、距離値から通過者の身長を判断して大人と子供とを区別する技術、大人と子供とに応じて肩幅の寸法を割り当て、横並びの通過者の人数を判断することも記載されている。
特許第2594842号公報
特許文献1に記載の技術を採用すれば、施設の出入口や通路を通過した人数だけではなく、身長を取得することができ、また、大人と子供との区別も行うことができる。しかしながら、特許文献1には個人を識別するための技術は記載がなく、大人と子供とを識別する技術が記載されているにすぎない。すなわち、身長は大人と子供との区別に用いるために計測されているが、個人を識別する技術は記載されていない。
特許文献1に記載の技術では、距離計の直下を人が通過した時点において距離計が並ぶ方向の距離分布の情報に着目し2次元の情報のみを用いている。したがって、特許文献1に記載の技術のみでは、大人と子供とを区別することはできるとしても、個人を識別することは困難である。
本発明は、規定の場所を通過する通過者の3次元の情報を取得することによって通過者の体型を類別し、結果的に少人数の範囲内で個人の特定を可能にした通過者識別装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、特定面を通過する通過者の外観形状を計測した距離データを出力する距離センサと、距離センサから出力された距離データを用いて通過者の胴囲を推定する機能を備えた距離データ処理部と、識別対象の人物の外観形状のうち少なくとも胴囲を当該人物に対応付けて記憶した登録情報記憶部と、距離データ処理部で推定した胴囲を登録情報記憶部に照合し登録情報記憶部に登録された人物のうち類似度が判定条件を満たす通過者を選択する識別部とを備えることを特徴とする。
距離データ処理部は距離センサから出力された距離データを用いて通過者の身長を推定する機能を備え、登録情報記憶部は識別対象の人物の外観形状のうち胴囲に加えて身長を記憶しており、識別部は距離データ処理部で推定した胴囲および身長を登録情報記憶部に照合し登録情報記憶部に登録された人物から通過者を選択することが好ましい。
また、距離データ処理部で推定した胴囲および身長を標準体型に当てはめることにより人体の他の部位の寸法を推定する標準体型取得部を備え、登録情報記憶部は識別対象の人物の外観形状のうち胴囲と身長とに加えて他の特定の部位の寸法を記憶しており、識別部は距離データ処理部で推定した胴囲および身長と標準体型取得部で推定した他の部位の寸法とを登録情報記憶部に照合し登録情報記憶部に登録された人物から通過者を選択するようにしてもよい。
距離センサは、特定面に対して傾斜して設定された検知面内での2次元計測を行うとともに、通過者が検知面を横切って移動することにより通過者の表面を検知面が走査して通過者の外観形状を計測することが好ましい。
登録情報記憶部は、選択する人物の識別ラベルを各人物に対応付けて登録してあり、識別部は選択した人物の識別ラベルを出力することが好ましい。
また、識別部が登録情報記憶部から人物を選択する際の類似度に対する判定条件を調整するマージン調整部を備えることが好ましい。
本発明の構成によれば、通過者の外観形状のうちとくに胴囲を用いることにより、あらかじめ登録された少人数の範囲内で個人を特定することが可能になる。また、画像を用いずに通過者の外観形状によって人物の識別を行うから、プライバシを保護しながらも個々の人物に合わせた負荷制御などが可能になる。
実施形態を示すブロック図である。 同上における特定面と検知面と距離センサとの関係を示す図である。 同上における座標変換の概念を示す図である。 同上におけるフレーム群の抽出手順を示す動作説明図である。 同上における身長と胴幅との抽出例を示す図である。 同上における胴幅と胴囲との関係を示す図である。 同上に用いる登録情報記憶部の例を示す図である。 同上における識別の概念を示す図である。 同上における移動向きの判定手順を示す動作説明図である。
以下に説明する実施形態の使用例について、図2を用いて説明する。図示例では、人の通過する領域を規定するために、ドア枠のような枠部材10を示しているが、枠部材10は必須ではなく、建物や部屋の出入口のような開口部、廊下のような通路において、通過者1を検出する領域を仮想的に規定することが可能である。すなわち、通過者1の通過方向に交差する仮想の平面(領域)を規定し、この平面を通過する通過者1を検出するのであって、図2に示す構成例では、この平面を明示的に規定するために枠部材10を例示している。
枠部材10の上部には、物体までの距離を計測する距離センサ20が配置される。図示例では、枠部材10の上部の中央部に距離センサ20を配置しているが、距離センサ20の位置についてはとくに制限はない。たとえば、枠部材10の上部ではなく側部に配置することも可能である。
また、距離センサ20は、枠部材10に囲まれる第1平面(以下、「特定面」という)11を通過する通過者1の外観形状を計測することができる構成であれば、具体的な構成についての制限はとくにない。たとえば、三角測量法の原理を用いる技術、投光から受光までの飛行時間を距離に換算するTOF(Time Of Flight)法、複数台の撮像素子を用いて視差から3次元情報を得るステレオ画像法など、種々原理の距離センサ20を用いることができる。TOF法による距離センサ20には、強度変調光を投光し、投光から受光までの位相差を時間に代えて検出する構成が知られている。
本実施形態では、TOF法により距離を計測する距離センサ20を用いる。また、特定面11を通過する通過者1の外観形状を計測するために、特定面11に対して特定の関係に設定した第2平面(以下、「検知面」という)12を設定し、検知面12の中で距離を計測する。具体的には、検知面12は、特定面11に対して所定角度θだけ傾斜するように設定されている。また、枠部材10により規定される特定面11を床面13の上に立てた鉛直面とするとき、特定面11と床面13との交線が検知面12と床面13との交線に平行になり、かつ特定面11と検知面12との交線上に距離センサ20が配置される。
距離センサ20によって通過者1の外観形状を計測するために、検知面12が特定面11に対して傾斜する角度θは、検知面12を人が通過するときに人の全身が検知面12を横切るように設定される。つまり、角度θは、0度と90度との間の範囲で任意に設定することができる。ただし、特定面11を通過する通過者1を検出することが目的であるから、比較的小さい値(たとえば、5〜20度程度)に設定するのが好ましい。検知面12が特定面11に対して傾斜していることにより、通過者1が移動すると検知面12が通過者1の全身を走査することになる。言い換えると、通過者1が移動することにより、検知面12を上下に走査しなくとも通過者1の全身が検知面12を横切るのである。
また、距離センサ20から出力される距離データは、光ビームの走査位置と距離との組み合わせである極座標系の座標値になる。いま、距離センサ20において光ビームを走査する角度φとし、角度φにおいて得られた距離をdとすると、距離センサ20からは、(d,φ)という極座標系の座標値が距離データとして出力される。すなわち、距離センサ20は、光ビームを走査するための制御、受光素子の出力から物体までの距離への換算を行い、さらに、光ビームの走査位置と距離との対応付けを内部処理で行っている。
ここに、角度φは適宜の角度間隔に設定される。角度間隔は等間隔と不等間隔とのいずれでもよく、角度間隔を小さくするほど空間分解能を高めることができる。また、後述するように極座標系の座標値(d,φ)から直交座標系の座標値への座標変換を行うと、直交座標系における空間分解能が角度φによって変化する。したがって、直交座標系への座標変換を行った後にも必要な空間分解能が得られるように、角度間隔を不等間隔に設定するのが望ましい。
以下では、距離センサ20において光ビームを1回走査することにより得られる座標値のグループである2次元情報(距離データ)を、動画像のフレームと同様にフレームと呼ぶ。1フレームには、通過者1を検知面12で切り取ったときの通過者1の外観形状の輪郭線に相当する2次元の情報が含まれる。距離センサ20の1回の走査時間は短いほうが望ましいが、機械装置を用いて走査しているので、走査時間は費用対効果を考慮してmsオーダに設定される。距離センサ20は、適宜の時間間隔(たとえば、10分の1秒)でフレームを出力する。
図1に示すように、距離センサ20の出力は演算装置30に入力される。演算装置30は、マイコンあるいはDSP(Digital Signal Processor)のようにプログラムに従って動作するプロセッサを備えたデバイスを主構成とする。
上述したように、距離センサ20から出力される座標値は、距離センサ20を原点Opとする極座標系の座標値(d,φ)であり、実空間の物体の形状を評価する目的には適していない。そのため、演算装置30には、距離センサ20から出力されるフレームごとの極座標系の座標値(d,φ)から直交座標系の座標値(x,y)への座標変換を行う機能を有した距離データ処理部31が設けられている。距離データ処理部31において直交座標系の座標値(x,y)への座標変換がなされたフレームは、演算装置30に設けたフレーム記憶部32に一旦格納され、その後、通過者1の評価に用いられる。
距離データ処理部31では、実際には、以下の座標変換を行うことにより、距離センサ20から出力される複数のフレームを用い、フレーム毎の2次元の座標値(d,φ)に各フレームの時間軸を含めることによって、3次元情報を生成する。いま、検知面12において通過者1が検出された時点のフレームのフレーム番号を1とし、通過者1が検出されなくなる直前の時点のフレームのフレーム番号をnとする。フレームは一定の時間間隔で得られるから、フレーム番号i(i=1,2,…,n)は特定面11からの通過者1の距離(代表点の距離)にほぼ対応している。
したがって、フレーム毎に得られる極座標の座標値(d,φ)とフレーム番号iとを用いることにより(図3(a)参照)、以下のように3次元の座標値(x,y,z)への座標変換を行うことができる。図3(b)に示すように、特定面11における左右方向をx軸方向、上下方向をy軸方向とする。さらに、特定面11に直交する方向をz軸方向とする。また、x軸方向については走査角度φが増加する向きを正とし、y軸方向については上向きを正とし、z軸方向については検知面12から特定面11に向かう向きを正とする。直交座標系における原点Odを、枠部材10の下端における距離センサ20の直下の位置とし、両座標系の原点Op,Od間の距離(枠部材10の高さ寸法)をhとすると、極座標系の座標位置(d,φ)から直交座標系の座標位置(x,y)への座標変換は次式の関係になる。
x=d・sinφ
y=h−d・cosφ
z=i
ところで、検知面12において通過者1が検出されているか否かは、距離データ処理部31において以下の処理を行うことにより判断する。具体的には、距離データ処理部31では、通過者1が存在しない背景のフレーム(背景フレーム)をあらかじめ取得しておき、距離センサ20から出力されるフレームごとに背景フレームとの比較を行う。比較を行う時点では座標変換は不要であり、極座標(d,φ)を用いて背景フレームとの差を評価する。
距離センサ20から出力された最新のフレームと背景フレームとを比較するには、たとえば、両フレームにおいて同じ角度φごとに距離dの差分を求め、距離dの差分の総和を評価する。すなわち、最新のフレームFAと背景フレームFBとに含まれる角度φごとの距離値d(φ)の差分の総和は、各走査角度φに対応する距離値を、それぞれdA(φ),dB(φ)とすると、次式で表される。
Σφ|dA(φ)−dB(φ)|
この値を閾値と比較し、この値が規定の閾値を超える場合には、最新のフレームには背景フレームに存在しなかった物体が検出されていると判断し、この物体を通過者1の候補と推定する。すなわち、背景フレームに対して上記閾値で規定された条件を満たす差異が生じているフレームでは、通過者1が検出されている可能性があると判断する。また、上述した値が、規定の閾値以下であれば、最新のフレームFAに通過者1が存在しないと判断する。すなわち、最新のフレームFAは背景フレームFBと実質的に等しいと判断して、得られた最新のフレームを不採用とする。
さらに、時間軸方向で連続的に得られる複数のフレーム(フレーム群)において、通過者1が検出されていると推定されるときには、フレーム群のうち最初に得られたフレームを通過開始のフレームとし、最後に得られたフレームを通過終了のフレームとする。
距離データ処理部31は、通過開始のフレームが検出されると、その後、通過終了のフレームが検出されるまでの期間に得られる距離センサ20の出力に対して上述した座標変換を行い、座標変換を行ったフレームをフレーム記憶部32に格納する。
通過開始から通過終了までのフレーム群をフレーム記憶部32に格納する動作およびフレーム群を出力する動作を図4にまとめて示す。距離データ処理部31は、フレーム番号iを0に初期化した後(S11)、距離センサ20から1枚のフレームを取得する(S12)。取得したフレームを背景フレームと比較し(S13)、取得したフレームが背景フレームと異なっていれば(S13:No)、このフレームの情報(d,φ,i)から直交座標系の座標位置(x,y,z)への座標変換を施す(S14)。座標変換後のフレームはフレーム記憶部32に記憶させる(S15)。その後、次のフレームを取得するためにフレーム番号iをインクリメントする(S16)。
ステップS12において取得したフレームが背景フレームと実質的に等しい場合(S13:Yes)、フレーム記憶部32にフレーム群が格納されていれば(S17:Yes)、記憶されているフレーム群を読み出す(S18)。また、フレーム記憶部32にフレーム群が格納されていなければ(S17:No)、フレーム番号iをインクリメントすることなく、次のフレームを取得する(S12)。
図4の動作を行うことにより、背景フレームと実質的に等しいフレームはフレーム記憶部32に格納されないから、フレーム記憶部32に記憶されたフレーム群は、通過者1が通過を開始してから終了するまでのフレーム群の候補になる。したがって、ステップS17でフレーム記憶部32から読み出したフレーム群に以下の処理を行うことにより、通過者1の識別を行うことができる。
距離データ処理部31は、上述のようにして通過開始から通過終了までの期間のフレーム群をフレーム記憶部32に格納した後、通過者1の身長と胴囲とを求める。通過者1の身長および胴囲を求めるには、図5に示すように、まず上述したフレーム群をz軸方向において重ね合わせることにより3次元情報を2次元の情報に集約させる。次に、この2次元の情報に基づいて、通過者1の身長Hを抽出した後に、身長Hを基準にして胴幅Dを求め、胴幅Dから胴囲Wを推定する。
身長Hを抽出するには、上述した2次元の情報のうちy軸方向の値に着目する。たとえば、y軸方向の最大値を身長Hとみなすことができる。また、y軸方向の値について最大値から順に規定した個数を抽出し、抽出した値の平均値を身長Hとして採用してもよい。
次に、胴幅Dを抽出するには、上述した2次元の情報のうちx軸方向の値に着目する。たとえば、身長Hに対する所定の割合k1(0<k1<1)の高さ位置におけるx軸方向の最大幅を胴幅Dに用いることができる。ここで、x軸方向の値には腕や脚の部分が含まれる可能性があるから、フレーム内において連続する(隣接する座標値の距離が規定した範囲内である)座標値の集合のうち、x軸方向の幅が規定した閾値以上である場合に、体幹部(胴体)であると推定する。
割合k1として、たとえば0.5を用いる場合を想定する。この場合、図5に示すように、身長Hに対してH/2の高さ位置を示す線が、フレーム群を構成する各フレームにおいて体幹部と推定される線と交差する交点を求め、求めた交点のうちx軸方向における値の最大値と最小値との距離を胴幅Dとみなす。人体計測の統計結果から、胴幅Dと胴囲Wとには図6のような関係があることがわかっている。距離データ処理部31では、フレーム群から通過者1の胴幅Dを求めた後、図6の関係を適用することにより、通過者1の胴囲Wを求める。
なお、フレーム群を構成するフレーム数が規定数(一般に、通過者1が検知面12を通過するのに要するフレーム数に基づいて規定数を設定する)に達していない場合には、身長Hおよび胴幅Dを求めることなく、フレーム記憶部32からフレーム群を消去する。また、身長Hおよび胴幅Dが人体の範囲に合致しない場合も、フレーム記憶部32に記憶したフレーム群を破棄する。
以上説明したように、距離データ処理部31では、距離センサ20から得られる通過者1の情報を含んだ複数のフレームを用いることによって、通過者1の身長Hと胴囲Wとを推定する。演算装置30は、身長Hと胴囲Wとに基づいて体型を類別する標準体型取得部33を備えている。標準体型取得部33では、人体測定の統計結果(つまり、標準体型)として得られている人体の各部位(関節に連結されている部位)の寸法と身長Hまたは胴囲Wとの比率を適用して、人体の各部位の寸法を推定する。なお人体測定の統計結果に基づく比率は、標準体型取得部33においてデータベースとして保有しておくか、外部のデータベースから取得する。
本実施形態では、人体の各部位を円筒に見立てた円筒形モデルを採用し、円筒の軸長(筒軸方向の長さ)を身長Hに対する比率で求め、円筒の周長(筒軸方向に直交する断面における外周の長さ)を胴囲Wに対する比率で求める。いま、人体の特定の部位について、身長Hに対する軸長aの比率をp1、胴囲Wに対する周長bの比率をp2とすると、次の関係になる。
a=p1×H
b=p2×W
標準体型取得部33において上述の演算を行うことによって、たとえば、体幹部(胴体)、上腕部、前腕部、大腿部、下腿部などの寸法を推算することができる。つまり、身長と胴囲とに基づいて通過者1の標準体型が推定される。本実施形態では、身長と胴囲とから肩幅を算出する場合を想定している。すなわち、胴体と上腕部とを円筒で近似することにより、身長と胴囲とから肩幅を推定することができる。
次に、身長と胴囲と肩幅とを用いることにより、通過者1を識別する技術について説明する。本実施形態は、住宅や店舗のように識別すべき人数が比較的少数(最大でも10人前後)である場合を想定している。演算装置30には、識別すべき通過者1を登録するために登録情報記憶部34が設けられ、登録情報記憶部34には、識別すべき通過者1について、身長、胴囲、肩幅が属性として登録されている。また、登録情報記憶部34には、通過者1の識別ラベル(住宅や店舗での「呼び名」など)が登録される。図7に登録情報記憶部34の登録内容の一例を示す。
演算装置30は、距離データ処理部31で求めた通過者1の身長および胴囲と、標準体型取得部33で求めた肩幅とを、登録情報記憶部34に登録されたデータと照合することによって、通過者1を識別する識別部35を備える。
識別部35は、距離データ処理部31で推定した身長Hおよび胴囲Wと、標準体型取得部33で推定した肩幅Eと、登録情報記憶部34に格納されている人物ごとの身長、胴囲、肩幅との類似度が判定条件を満たすか否かを評価する。類似度には、たとえば、次式で定義される空間距離Diを用いる。
Di={(H−AiH)+(W−AiW)+(S−AiS)1/2
ここに、添字iは登録情報記憶部34において人物を区別するために付与した識別情報であり、登録情報記憶部34が図7に示す内容であるときには、i=1,2,3,4の4種類の値をとる。空間距離Diを求める数式は演算装置30に設けたマージン調整部36に登録されている。
空間距離Diは、距離センサ20の出力から求めた身長、胴囲、肩幅と、登録情報記憶部34に登録されている身長、胴囲、肩幅との類似度が高いほど小さい値になる。したがって、判定条件を、登録情報記憶部得34に登録されている人物のうち空間距離Diが最小になる人物を通過者1と推定するように設定することができる。また、上述の例では、身長Hと胴囲Wとのほかに肩幅Eを用いているが、識別すべき人数が少ない場合には、身長と胴囲とだけを用いて人物を識別することが可能である。あるいはまた、胴囲のみを用いて人物を識別してもよい。
図8に身長と胴囲とのみを用いている場合を例示する。図示例では、通過者1について身長と胴囲とにより表される座標位置と、人物A3の身長と胴囲とにより表される座標位置とが、他の人物A1,A2,A4に関する座標位置よりも近いことを示している。すなわち、空間距離Diが最小になるのは人物A3であって、通過者1を人物A3と推定することができる。
ここにおいて、空間距離Diが最小であることのみによって人物を特定すると、属性の近い人物と誤認する可能性がある。すなわち、複数の人物A1〜A4について空間距離Diが実質的に等距離になる可能性がある。そこで、図8に示すように、人物A1〜A4を区別するための境界線BLを設定し、通過者1について求めた属性(身長、胴囲、肩幅)が境界線BLで区切られた領域内か否かを判定条件として人物A1〜A4を識別するのが望ましい。
境界線BLはマージン調整部36に設定される。また、境界線BLは使用環境に応じて調整可能であることが望ましい。すなわち、識別する人物の人数や人物間の属性の類似度に応じて境界線BLを調整することが望ましい。
たとえば、識別すべき人物間の属性が類似している場合には、人物を特定するための空間距離が小さくなるように境界線BLを設定する必要がある。また、識別する人数が多いほど属性の類似する人物が多くなる可能性があるから、この場合も境界線BLにより区切られる領域は狭くする必要がある。
なお、マージン調整部36に設定する境界線BLは、コンピュータからなる支援装置を接続するためのインターフェースを演算装置30に設け、支援装置において適宜のプログラムを実行することにより調整すればよい。
なお、図8では、属性として身長、胴囲のみを示しているが、識別すべき通過者1が少なければ胴囲のみでも識別が可能であり、識別すべき通過者1が多い場合には、身長、胴囲、肩幅を用いればよい。また、空間距離Diとしてユークリッド距離を用いる例を示したが、マハラノビス距離などを用いることも可能である。
上述したように、通過者1の外観形状のうちとくに胴囲を用いることにより、あらかじめ登録された少人数の範囲内で個人を特定することができる。また、画像を用いずに通過者1の外観形状によって人物の識別を行うから、プライバシを保護しながらも個々の人物に合わせた負荷制御などが可能になる。胴囲に加えて身長を用いたり、胴囲と身長とを標準体型に当てはめて人体の他の部位の寸法(上述の例では肩幅)を求めたりすれば、人物を識別するための情報量を増やし、より多くの人物を精度よく識別することができる。
また、上述したように、識別部35で推定した人物の識別ラベルを出力するから、識別部35の出力によって識別した個人に合わせた負荷制御などを行うことができる。また、マージン調整部36を設けていることにより、識別する人物の外観形状や設置環境に応じて分離精度を調整し、人物の誤検出を低減することができる。
上述の動作では、通過者1が移動する向きについては記載していないが、通過者1が移動する向きを検出することにより、負荷機器などの制御を的確に行うことが可能になる。たとえば、負荷機器が配置されている空間に向かって移動する際には負荷機器を運転し、負荷機器が配置されている空間から離れる向きに移動する際には負荷機器を停止させるなどの動作が可能になる。
通過者1の移動の向きは、検知面12を特定面11に対して傾斜させていることによって、検出することができる。いま、検知面12から特定面11に向かう向きを第1の向きとし、特定面11から検知面12に向かう向きを第2の向きとする。第1の向きでは、時間経過に伴って通過者1の足元から頭部に向かって検知面12を横切る。すなわち、上述したフレーム群において通過開始のフレームから通過終了のフレームに向かって、y軸方向の座標値の最大値が増加することになる。一方、第2の向きでは、時間経過に伴って通過者1の頭部から足元に向かって検知面12を横切る。したがって、フレーム群において通過開始のフレームから通過終了のフレームに向かって、y軸方向の座標値の最大値が減少する。
上述の事象を利用し、図9に示す処理を行うことによって、通過者1が移動する向きを検出することができる。すなわち、フレーム記憶部32に格納したフレーム群について設定したインデックスSの初期値を0とし(S20)、フレーム番号Nの初期値を1とする(S21)。すなわち、フレーム群のうちの通過開始のフレームを選択する。
フレーム群の各フレームにおいて時間経過に伴ってy軸方向の座標値の最大値が増加するか減少するかは、以下のようにして判断する。すなわち、フレーム記憶部32に格納したフレーム群においてN番目のフレームが存在するか否かを判断する(S22)。N番目のフレームが存在する場合は(S22:Yes)、N番目のフレームと(N−1)番目のフレームとにおけるy軸方向の座標値の最大値YMAX(N),YMAX(N−1)を比較する(S23)。なお、N=1のときには、YMAX(N−1)=0とする。
比較結果においてYMAX(N)>YMAX(N−1)が成立する場合(S23:Yes)、通過者1が移動する向きを第1の向きと推定することができる。この場合、インデックスSをインクリメントした後(S24)、フレーム番号Nをインクリメントし(S26)、ステップS22に戻って次のフレームが存在するか否かを判定する。
一方、YMAX(N)≦YMAX(N−1)となる場合(S23:No)、通過者1が移動する向きを第2の向きと推定することができる。この場合、インデックスSをデクリメントした後(S25)、フレーム番号Nをインクリメントし(S26)、ステップS22に戻って次のフレームが存在するか否かを判定する。
上述した処理を繰り返し、フレーム群における通過終了のフレームまで上記処理を行うと、評価すべきフレームがなくなる(S22:No)。すなわち、フレーム群の全体に関するインデックスSが得られるから、インデックスSの符号を判断する(S27)。ステップS24,S25では、通過者1が移動する向きに応じてインデックスSを増減させているから、インデックスSの符号を判断すれば、通過者1が移動する向きを判断することができる。具体的には、インデックスSが正であると(S27:Yes)、検知面12から特定面11に向かう第1の向きと判断し(S28)、インデックスSが0または負であると(S27:No)、特定面11から検知面12に向かう向きと判断する(S29)。
このように、通過者1が移動する向きを判断する機能を備えているから、負荷機器を制御する場合には、通過者1の移動する向きに応じた制御が可能になるのである。しかも、通過者1を識別しているから、通過者1の希望に応じた負荷機器の制御を行うことも可能になる。
1 通過者
11 特定面
12 検知面
20 距離センサ
31 距離データ処理部
32 フレーム記憶部
33 標準体型取得部
34 登録情報記憶部
35 識別部
36 マージン調整部

Claims (6)

  1. 特定面を通過する通過者の外観形状を計測した距離データを出力する距離センサと、前記距離センサから出力された距離データを用いて通過者の胴囲を推定する機能を備えた距離データ処理部と、識別対象の人物の外観形状のうち少なくとも胴囲を当該人物に対応付けて記憶した登録情報記憶部と、前記距離データ処理部で推定した胴囲を前記登録情報記憶部に照合し前記登録情報記憶部に登録された人物のうち類似度が判定条件を満たす通過者を選択する識別部とを備えることを特徴とする通過者識別装置。
  2. 前記距離データ処理部は前記距離センサから出力された距離データを用いて通過者の身長を推定する機能を備え、前記登録情報記憶部は識別対象の人物の外観形状のうち胴囲に加えて身長を記憶しており、前記識別部は前記距離データ処理部で推定した胴囲および身長を前記登録情報記憶部に照合し前記登録情報記憶部に登録された人物から通過者を選択することを特徴とする請求項1記載の通過者識別装置。
  3. 前記距離データ処理部で推定した胴囲および身長を標準体型に当てはめることにより人体の他の部位の寸法を推定する標準体型取得部を備え、前記登録情報記憶部は識別対象の人物の外観形状のうち胴囲と身長とに加えて他の特定の部位の寸法を記憶しており、前記識別部は前記距離データ処理部で推定した胴囲および身長と前記標準体型取得部で推定した他の部位の寸法とを前記登録情報記憶部に照合し前記登録情報記憶部に登録された人物から通過者を選択することを特徴とする請求項2記載の通過者識別装置。
  4. 前記距離センサは、前記特定面に対して傾斜して設定された検知面内での2次元計測を行うとともに、通過者が検知面を横切って移動することにより通過者の表面を検知面が走査して通過者の外観形状を計測することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通過者識別装置。
  5. 前記登録情報記憶部は、選択する人物の識別ラベルを各人物に対応付けて登録してあり、前記識別部は選択した人物の識別ラベルを出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通過者識別装置。
  6. 前記識別部が前記登録情報記憶部から人物を選択する際の類似度に対する判定条件を調整するマージン調整部を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の通過者識別装置。
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