JP2012115047A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング動作の安定性やジッタ特性の向上を図ることが可能なスイッチング電源装置を提供する。
【解決手段】非線形制御方式のスイッチング電源装置は、基準電圧BGを生成する基準電圧生成部18と、スイッチ素子11の一端に現れるスイッチ電圧SWを利用してリップル成分を生成し、これをオフセット付きの基準電圧BG2に注入してリップル基準電圧REFを生成するリップルインジェクション部17と、出力電圧OUTに応じた帰還電圧FBとリップル基準電圧REFとを比較するコンパレータ16と、コンパレータ16の出力信号CMPに基づいてスイッチ素子11のオン/オフ制御を行うスイッチング制御部13、14、15と、スイッチ電圧SWに応じたオフセット電圧Voffsetを生成し、これを基準電圧BG2、帰還電圧FB、及び、リップル基準電圧REFのいずれかに与えるオフセット調整部20とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、非線形制御方式のスイッチング電源装置に関するものである。
図11A〜図11Cは、いずれも、非線形制御方式を採用したスイッチング電源装置の従来例を示す回路ブロック図及び動作波形図であり、図11Aではヒステリシス・ウィンドウ方式、図11Bではボトム検出オン時間固定方式、そして、図11Cではアッパー検出オフ時間固定方式を採用したスイッチング電源装置がそれぞれ描写されている。なお、図11A〜図11Cに各々描写されているスイッチング電源装置は、いずれも、入力電圧INを降圧して所望の出力電圧OUTを生成する降圧型DC/DCコンバータである。
非線形制御方式のスイッチング電源装置は、線形制御方式(例えば電圧モード制御方式や電流モード制御方式)のスイッチング電源装置に比べて、簡単な回路構成で、高い負荷応答特性を得られるという特長を有している。
一方、非線形制御方式のスイッチング電源装置は、出力リップル電圧(=出力電圧OUTのリップル成分)を利用してコンパレータを駆動することにより、出力トランジスタのスイッチング制御を行うという構成上、出力リップル電圧を正しく検出するために、ある程度大きな振幅(波高値)の出力リップル電圧が必要であった。そのため、従来では、等価直列抵抗(ESR[Equivalent Series Resistance])が比較的大きい出力コンデンサ(例えば導電性高分子タイプ)を用いなければならず、部品選定の制約やコストアップが招かれていた。
また、従来より、コンパレータに入力される基準電圧Vrefに対してリップル成分を外部から強制的に注入することにより、コンパレータを安定して駆動させる技術(いわゆるリップルインジェクション技術)も提案されている。このリップルインジェクション技術を導入すれば、出力リップル電圧の振幅がそれほど大きくなくても、安定したスイッチング制御を行うことができるので、ESRの小さい積層セラミックコンデンサを出力コンデンサとして用いることが可能となる。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2010−35316号公報
しかしながら、リップル成分を注入された基準電圧VrefのDC値は、リップル成分の生成に利用されるスイッチ電圧Vsw(出力トランジスタの一端に現れるパルス電圧)のデューティに応じて変動する。特に、リップルインジェクション量(基準電圧Vrefに注入されるリップル成分の振幅)を増やすほど、リップル成分を注入された基準電圧VrefのDC値が大きく変動してしまう。
そのため、従来のスイッチング電源装置では、スイッチング動作の安定性やジッタ特性の向上を図るためにリップルインジェクション量を増やすと、そのトレードオフとして、出力電圧精度やロードレギュレーション特性(負荷の変動に対する出力電圧OUTの安定性)の悪化が招かれる、という問題があり、特に、軽負荷時高効率モードを備えるスイッチング電源装置において、上記の問題が顕在化していた。
本発明は、本願の発明者によって見い出された上記の問題点に鑑み、出力電圧精度やロードレギュレーション特性を悪化させることなく、リップルインジェクション量を増やして、スイッチング動作の安定性やジッタ特性の向上を図ることが可能なスイッチング電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係るスイッチング電源装置は、スイッチ素子をオン/オフさせて入力電圧から出力電圧を生成する非線形制御方式のスイッチング電源装置であって、基準電圧を生成する基準電圧生成部と;前記スイッチ素子の一端に現れるスイッチ電圧を利用してリップル成分を生成し、これを前記基準電圧に注入してリップル基準電圧を生成するリップルインジェクション部と;前記出力電圧に応じた帰還電圧と前記リップル基準電圧とを比較するコンパレータと;前記コンパレータの出力信号に基づいて前記スイッチ素子のオン/オフ制御を行うスイッチング制御部と;前記スイッチ電圧に応じたオフセット電圧を生成し、これを前記基準電圧、前記帰還電圧、及び、前記リップル基準電圧のいずれかに与えるオフセット調整部と;を有する構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成るスイッチング電源装置において、前記リップルインジェクション部は、非反転入力端が前記基準電圧の印加端に接続され、反転入力端が第1抵抗を介して前記スイッチ電圧の印加端に接続され、出力端が前記リップル基準電圧の印加端に接続されると共に、第2抵抗と第1コンデンサを各々介して前記反転入力端に接続される第1アンプを含む構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成るスイッチング電源装置において、前記オフセット調整部は、前記スイッチ電圧を平滑化して平滑スイッチ電圧を生成するフィルタ回路と;前記平滑スイッチ電圧をオフセット電流に変換する電圧/電流変換回路と;前記オフセット電流を前記オフセット電圧に変換する電流/電圧変換回路と;を含む構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成るスイッチング電源装置において、前記フィルタ回路は、第1端が前記スイッチ電圧の印加端に接続され、第2端が前記平滑スイッチ電圧の印加端に接続された第3抵抗と;第1端が前記平滑スイッチ電圧の印加端に接続され、第2端が接地端に接続された第2コンデンサと;を含む構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第4の構成から成るスイッチング電源装置において、前記電圧/電流変換回路は、第4抵抗と;前記平滑スイッチ電圧を前記第4抵抗に印加するバイアス回路と;前記第4抵抗に流れる電流をミラーして前記オフセット電流を生成するカレントミラー回路と;を含む構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成るスイッチング電源装置において、前記バイアス回路は、非反転入力端が前記平滑スイッチ電圧の印加端に接続され、反転入力端が前記第4抵抗に接続された第2アンプと;ドレインが前記カレントミラー回路に接続され、ソースが前記第4抵抗に接続され、ゲートが前記第2アンプの出力端に接続されたNチャネル型電界効果トランジスタと;を含む構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成るスイッチング電源装置にて、前記バイアス回路は、第1端が電源端に接続された定電流源と;エミッタが前記定電流源の第2端に接続され、コレクタが接地端に接続され、ベースが前記平滑スイッチ電圧の印加端に接続されたpnp型バイポーラトランジスタと;コレクタが前記カレントミラー回路に接続され、エミッタが前記第4抵抗に接続され、ベースが前記pnp型バイポーラトランジスタのエミッタに接続されたnpn型バイポーラトランジスタと;を含む構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第5〜第7いずれかの構成から成るスイッチング電源装置において、前記電流/電圧変換回路は、前記オフセット電流を前記オフセット電圧に変換する第5抵抗を含む構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第8の構成から成るスイッチング電源装置において、前記オフセット調整部は、前記オフセット電圧を前記基準電圧に与える構成であり、前記第1抵抗、前記第2抵抗、前記第4抵抗、及び、前記第5抵抗の各抵抗値をR1、R2、R4、及び、R5とした場合、(R1+R2):R2=R4:R5という関係式が成立する構成(第9の構成)にするとよい。
また、上記第8の構成から成るスイッチング電源装置において、前記オフセット調整部は、前記オフセット電圧を前記帰還電圧、または、前記リップル基準電圧に与える構成であり、前記第1抵抗、前記第2抵抗、前記第4抵抗、及び、前記第5抵抗の各抵抗値をR1、R2、R4、及び、R5とした場合、R1:R2=R4:R5という関係式が成立する構成(第10の構成)にするとよい。
本発明に係るスイッチング電源装置であれば、出力電圧精度やロードレギュレーション特性を悪化させることなく、リップルインジェクション量を増やして、スイッチング動作の安定性やジッタ特性の向上を図ることが可能となる。
本発明に係るスイッチング電源装置の第1実施形態を示す回路ブロック図 スイッチング動作の一例を示すタイミングチャート オフセット調整部20の第1構成例を示す回路ブロック図 リップルインジェクション量とジッタ量との関係を示す模式図 オフセット調整部20の第2構成例を示す回路ブロック図 本発明に係るスイッチング電源装置の第2実施形態を示す回路ブロック図 オフセット調整部30の一構成例を示す回路ブロック図 リップル基準電圧REFのSWデューティ依存性を示す波形図 本発明に係るスイッチング電源装置の第3実施形態を示す回路ブロック図 オフセット調整部40の一構成例を示す回路ブロック図 非線形制御方式を採用したスイッチング電源装置の第1従来例(ヒステリシス・ウィンドウ方式)を示す回路ブロック図及び動作波形図 非線形制御方式を採用したスイッチング電源装置の第2従来例(ボトム検出オン時間固定方式)を示す回路ブロック図及び動作波形図 非線形制御方式を採用したスイッチング電源装置の第3従来例(アッパー検出オフ時間固定方式)を示す回路ブロック図及び動作波形図
<第1実施形態>
図1は、本発明に係るスイッチング電源装置の第1実施形態を示す回路ブロック図である。本実施形態のスイッチング電源装置は、非線形制御方式(ここではボトム検出オン時間固定方式)によって入力電圧INから出力電圧OUTを生成する降圧型DC/DCコンバータであり、半導体装置1と、これに外付けされるインダクタLX1、コンデンサCX1、並びに、抵抗RX1及びRX2を有する。
半導体装置1の外部において、インダクタLX1の第1端は、半導体装置1の外部端子T1(スイッチ端子)に接続されている。インダクタLX1の第2端、コンデンサCX1の第1端、及び、抵抗RX1の第1端は、いずれも出力電圧OUTの出力端に接続されている。コンデンサCX1の第2端は、接地端に接続されている。抵抗RX1の第2端、及び、抵抗RX2の第1端は、いずれも半導体装置1の外部端子T2(帰還端子)に接続されている。抵抗RX2の第2端は、接地端に接続されている。
半導体装置1は、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ11及び12と、ドライバ13と、SRフリップフロップ14と、オン時間設定部15と、コンパレータ16と、リップルインジェクション部17と、バンドギャップ電源部18と、オフセット調整部20と、を集積化したいわゆるスイッチング電源ICである。
トランジスタ11は、入力電圧INの入力端と外部端子T1との間に接続され、ドライバ13から入力されるゲート信号G1に応じてオン/オフ制御される出力トランジスタである。接続関係について具体的に述べると、トランジスタ11のドレインは、入力電圧INの入力端に接続されている。トランジスタ11のソースは、外部端子T1に接続されている。トランジスタ11のゲートは、ゲート信号G1の入力端に接続されている。
トランジスタ12は、外部端子T1と接地端との間に接続され、ドライバ13から入力されるゲート信号G2に応じてオン/オフ制御される同期整流トランジスタである。接続関係について具体的に述べると、トランジスタ12のドレインは、外部端子T1に接続されている。トランジスタ12のソースは、接地端に接続されている。トランジスタ12のゲートは、ゲート信号G2の入力端に接続されている。なお、整流素子としては、トランジスタ12に代えてダイオードを用いても構わない。
ドライバ13は、SRフリップフロップ14の出力信号G0に応じてゲート信号G1、G2を生成し、トランジスタ11及び12を相補的(排他的)にスイッチング制御する。なお、本明細書中で用いられている「相補的(排他的)」という文言は、トランジスタ11、12のオン/オフが完全に逆転している場合のほか、貫通電流防止の観点からトランジスタ11、12のオン/オフ遷移タイミングに所定の遅延が与えられている場合(同時オフ期間が設けられている場合)も含む。
SRフリップフロップ14は、セット端(S)に入力されるオン時間設定信号ONの立ち上がりエッジで出力信号G0をハイレベルにセットし、リセット端(R)に入力される比較信号CMPの立ち上がりエッジで出力信号G0をローレベルにリセットする(図2の上から3段目〜5段目を参照)。
オン時間設定部15は、SRフリップフロップ14の出力信号G0がローレベルに立ち下げられてから、所定のオン時間Tonが経過した後に、オン時間設定信号ONにハイレベルのトリガパルスを発生させる(図2の上から4段目及び5段目を参照)。
なお、上記したドライバ13、SRフリップフロップ14、及び、オン時間設定部15は、コンパレータ16から出力される比較信号CMPに基づいてトランジスタ11及び12のオン/オフ制御を行うスイッチング制御部として機能する。
コンパレータ16は、外部端子T2(抵抗R1と抵抗R2との接続ノード)から反転入力端(−)に入力される帰還電圧FB(出力電圧OUTの分圧電圧)と、リップルインジェクション部17から非反転入力端(+)に入力されるリップル基準電圧REFとを比較して比較信号CMPを出力する。すなわち、帰還電圧FBがリップル基準電圧REFよりも高ければ、比較信号CMPはローレベルとなり、逆に、帰還電圧FBがリップル基準電圧REFよりも低ければ、比較信号CMPはハイレベルとなる(図2の上から2段目及び3段目を参照)。
リップルインジェクション部17は、外部端子T1(トランジスタ11とトランジスタ12の接続ノード)に現れるスイッチ電圧SWを利用してリップル成分を生成し、このリップル成分をバンドギャップ基準電圧BG(図1では、オフセット付きのバンドギャップ基準電圧BG2)に注入してリップル基準電圧REFを生成する(図2の上から1段目及び2段目を参照)。
バンドギャップ電源部18は、電源電圧や周囲温度の変動に依存しない所定のバンドギャップ基準電圧BG(例えば1.2V)を生成する。
オフセット調整部20は、スイッチ電圧SWに応じたオフセット電圧Voffsetを生成し、これをバンドギャップ基準電圧BGに足し合わせることにより、オフセット付きのバンドギャップ基準電圧BG2を生成する。より具体的に述べると、オフセット調整部20は、スイッチ電圧SWのデューティDUTY(スイッチング周期Tに占めるハイレベル期間Ton(トランジスタ11のオン期間Ton)の割合、DUTY=Ton/T)が大きいほど、オフセット電圧Voffset(延いてはオフセット付きのバンドギャップ基準電圧BG2)の電圧値を高く設定する。その結果、リップル基準電圧REFのDC値も高くなるので、出力電圧OUT(延いては帰還電圧FB)をより高めるように帰還制御がかかる。
図3は、オフセット調整部20(及びリップルインジェクション部17)の第1構成例を示す回路ブロック図である。
本構成例のリップルインジェクション部17は、アンプAMP1と、抵抗R1及びR2と、コンデンサC1と、を含む。アンプAMP1の非反転入力端(+)は、オフセット付きのバンドギャップ基準電圧BG2の印加端に接続されている。アンプAMP1の反転入力端(−)は、抵抗R1を介してスイッチ電圧SWの印加端に接続されている。アンプAMP1の出力端は、リップル基準電圧REFの印加端に接続されると共に、抵抗R2とコンデンサC1を各々介してアンプAMP1の反転入力端(−)にも接続されている。
上記構成から成るリップルインジェクション部17において、抵抗R1及びR2、並びに、コンデンサC1は、スイッチ電圧SWに応じてアンプAMP1の負帰還ループをパルス駆動するパルス駆動部として機能する。このような構成とすることにより、アンプAMP1から出力されるリップル基準電圧REFは、オフセット付きのバンドギャップ基準電圧BG2を基準として電圧値が変動する波形、すなわち、オフセット付きのバンドギャップ電圧BG2にリップル成分が注入された波形となる。
また、本構成例のオフセット調整部20は、アンプAMP2と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタN1と、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタP1及びP2と、抵抗R3〜R5と、コンデンサC2と、を含む。抵抗R3の第1端は、スイッチ電圧SWの印加端に接続されている。抵抗R3の第2端は、平滑スイッチ電圧V1の印加端に接続されている。コンデンサC2の第1端は、平滑スイッチ電圧V1の印加端に接続されている。コンデンサC2の第2端は、接地端に接続されている。アンプAMP2の非反転入力端(+)は、平滑スイッチ電圧V1の印加端に接続されている。アンプAMP2の反転入力端(−)は、抵抗R4の第1端に接続されている。抵抗R4の第2端は、接地端に接続されている。トランジスタN1のドレインは、トランジスタP1のドレインに接続されている。トランジスタN1のソースは、抵抗R4の第1端に接続されている。トランジスタN1のゲートは、アンプAMP2の出力端に接続されている。トランジスタP1及びP2のソースは、いずれも電源端に接続されている。トランジスタP1及びP2のゲートはいずれもトランジスタP1のドレインに接続されている。トランジスタP2のドレインは、抵抗R5の第1端に接続されている。抵抗R5の第1端(高電位端)は、オフセット付きのバンドギャップ電圧BG2の印加端に接続されている。抵抗R5の第2端(低電位端)は、バンドギャップ電圧BGの印加端に接続されている。
上記構成から成るオフセット調整部20において、抵抗R3とコンデンサC2は、矩形波状のスイッチ電圧SWを平滑化して平滑スイッチ電圧V1(=IN×DUTY)を生成するフィルタ回路として機能する。
また、アンプAMP2、抵抗R4、トランジスタN1、並びに、トランジスタP1及びP2は、平滑スイッチ電圧V1をオフセット電流I2(=I1=V1/R4)に変換する電圧/電流変換回路として機能する。特に、アンプAMP2とトランジスタN1は、平滑スイッチ電圧V1を抵抗R4の第1端に印加するバイアス回路として機能する。また、トランジスタP1及びP2は、抵抗R4に流れる電流I1(=V1/R4)をミラーしてオフセット電流I2を生成するカレントミラー回路として機能する。
また、抵抗R5は、オフセット電流I2をオフセット電圧Voffset(=I2×R5=(V1/R4)×R5=IN×(R5/R4)×DUTY)に変換する電流/電圧変換回路として機能する。
ここで、リップルインジェクション部17で生成されるリップル基準電圧REFは、下記(1)式で求められる。
上記(1)式のうち、右辺第1項は入出力条件(DUTY)に依存しない不変因子であり、右辺第2項及び第3項は入出力条件(DUTY)に依存する変動因子である。なお、右辺第3項は、オフセット電圧Voffsetの印加によって生成された項である。
そして、オフセット調整部20では、右辺第2項と右辺第3項が互いに相殺されるように、すなわち、(R1+R2):R2=R4:R5という関係式が成立するように、抵抗R4及びR5の抵抗値が調整されている。
このような構成とすることにより、リップル基準電圧REFは、上記(1)式の右辺第1項のみによって決定されるので、入出力条件(DUTY)に依存しないリップル基準電圧REFを生成することができるようになり、延いては、出力電圧精度やロードレギュレーション特性を向上させることが可能となる。
また、従来では、出力電圧精度やロードレギュレーション特性の悪化を懸念して、リップルインジェクション量が抑えられていたが、上記構成を採用することにより、出力電圧精度やロードレギュレーション特性を悪化させることなく、リップルインジェクション量を増やすことができるので、スイッチング動作の安定性やジッタ特性の向上を図ることが可能となる。
図4は、リップルインジェクション量とジッタ量との関係を示す模式図である。リップルインジェクション量の小さい基準電圧REFxと帰還電圧FBとの交差角度よりも、リップルインジェクション量の大きい基準電圧REFyと帰還電圧FBとの交差角度の方がより大きく(深く)なる。従って、例えば、帰還電圧FBの変動(図4の破線を参照)に起因する比較信号CMPのジッタ成分を考えた場合、REFx入力時のジッタ成分JxよりもREFy入力時のジッタ成分Jyの方がより小さくなる。このように、ジッタ特性の向上を図るためには、リップルインジェクション量を増やすことが有効であると言える。
特に、近年ではアプリケーションの低電圧駆動化に伴い、スイッチング電源装置に要求される出力精度が厳しくなってきているが、本発明は、そのような厳しい要求に応えるための技術として、非常に有効であると考えられる。
図5は、オフセット調整部20の第2構成例を示す回路ブロック図である。本構成例のオフセット調整部20は、平滑スイッチ電圧V1を抵抗R4の第1端に印加するバイアス回路の構成要素として、図2のアンプAMP2とトランジスタN1に代えて、定電流源CC1と、pnp型バイポーラトランジスタQ1と、npn型バイポーラトランジスタQ2と、を含む。
定電流源CC1の第1端は、電源端に接続されている。定電流源CC1の第2端は、トランジスタQ1のエミッタに接続されている。トランジスタQ1のコレクタは、接地端に接続されている。トランジスタQ1のベースは、平滑スイッチ電圧V1の印加端に接続されている。トランジスタQ2のコレクタは、トランジスタP1のドレインに接続されている。トランジスタQ2のエミッタは、抵抗R4の第1端に接続されている。トランジスタQ2のベースは、トランジスタQ1のエミッタに接続されている。
第2構成例のオフセット調整部20であれば、第1構成例のオフセット調整部20に比べて、平滑スイッチ電圧V1を抵抗R4の第1端に印加するバイアス回路の規模を縮小することが可能となる。
<第2実施形態>
図6は、本発明に係るスイッチング電源装置の第2実施形態を示す回路ブロック図である。第2実施形態は、先出の第1実施形態と基本的には同一の構成から成るが、先述のオフセット調整部20に代えて、スイッチ電圧SWに応じたオフセット電圧Voffsetを生成し、これを帰還電圧FBから差し引いてオフセット付きの帰還電圧FB2を生成するオフセット調整部30を設けた構成に特徴を有している。
図7は、オフセット調整部30の一構成例を示す回路ブロック図である。本構成例のオフセット調整部30は、図3で示した第1構成例のオフセット調整部20とほぼ同一の構成から成るが、抵抗R4に流れる電流I1(=V1/R4)をミラーしてオフセット電流I2を生成するカレントミラー回路の構成要素として、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタN2及びN3と、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタP3とを新たに含む点、及び、抵抗R5の挿入位置に特徴を有している。以下、図3と異なる箇所について、接続関係を説明する。
トランジスタP1〜P3のソースは、いずれも電源端に接続されている。トランジスタP1〜P3のゲートは、いずれもトランジスタP1のドレインに接続されている。トランジスタP2のドレインは、抵抗R5の第1端に接続されている。トランジスタP3のドレインは、トランジスタN2のドレインに接続されている。トランジスタN2及びN3のソースは、いずれも接地端に接続されている。トランジスタN2及びN3のゲートは、いずれもトランジスタN2のドレインに接続されている。トランジスタN3のドレインは、抵抗R5の第2端に接続されている。抵抗R5の第1端(高電位端)は、帰還電圧FBの印加端に接続されている。抵抗R5の第2端(低電位端)は、オフセット付きの帰還電圧FB2の印加端に接続されている。
上記構成から成るオフセット調整部30において、アンプAMP2、抵抗R4、トランジスタN1〜N3、並びに、トランジスタP1〜P3は、平滑スイッチ電圧V1をオフセット電流I2(=I1=V1/R4)に変換する電圧/電流変換回路として機能する。特に、アンプAMP2とトランジスタN1は、平滑スイッチ電圧V1を抵抗R4の第1端に印加するバイアス回路として機能する。また、トランジスタP1〜P3とトランジスタN2及びN3は、抵抗R4に流れる電流I1(=V1/R4)をミラーしてオフセット電流I2を生成するカレントミラー回路として機能する。なお、上記のバイアス回路として、図5の構成を採用することも可能である。
また、抵抗R5は、オフセット電流I2をオフセット電圧Voffset(=I2×R5=(V1/R4)×R5=IN×(R5/R4)×DUTY)に変換する電流/電圧変換回路として機能する。
ここで、リップルインジェクション部17で生成されるリップル基準電圧REFは、下記(2a)式で求められ、オフセット調整部30で生成されるオフセット付きの帰還電圧FB2は、下記(2b)式で求められる。
上記(2a)式のうち、右辺第1項は入出力条件(DUTY)に依存しない不変因子であり、右辺第2項は入出力条件(DUTY)に依存する変動因子である。
また、上記(2b)式のうち、右辺第1項は帰還電圧FBそのものであり、右辺第2項は入出力条件(DUTY)に依存する変動因子である。なお、右辺第2項は、オフセット電圧Voffsetの印加によって生成された項である。
そして、オフセット調整部30では、上記(2a)式の右辺第2項と上記(2b)式の右辺第2項が互いに相殺されるように、すなわち、R1:R2=R4:R5という関係式が成立するように、抵抗R4及びR5の抵抗値が調整されている。
このような構成とすることにより、たとえ図8に示したように、リップル基準電圧REFのDC値(REFDC)がスイッチ電圧SWのデューティに応じて変動し、これに起因して出力電圧OUT(延いては、帰還電圧FB)に意図しないDCオフセットが生じた場合であっても、このDCオフセットをキャンセルするように、基準電圧FBの電圧値を自動的に調整することができるので、先出の第1実施形態と同様、出力電圧精度やロードレギュレーション特性を向上させることが可能となる。
<第3実施形態>
図9は、本発明に係るスイッチング電源装置の第3実施形態を示す回路ブロック図である。第3実施形態は、先出の第1実施形態と基本的には同一の構成から成るが、先述のオフセット調整部20に代えて、スイッチ電圧SWに応じたオフセット電圧Voffsetを生成し、これをリップル基準電圧REFから足し合わせてオフセット付きのリップル基準電圧REF2を生成するオフセット調整部40を設けた構成に特徴を有している。
図10は、オフセット調整部40の一構成例を示す回路ブロック図である。本構成例のオフセット調整部40は、図3で示した第1構成例のオフセット調整部20とほぼ同一の構成から成るが、抵抗R5の挿入位置に特徴を有している。図3とは異なる箇所の接続関係を具体的に述べると、抵抗R5の第1端(高電位端)は、オフセット付きのリップル基準電圧REF2の印加端に接続されている。抵抗R5の第2端(低電位端)は、リップル基準電圧REFの印加端に接続されている。
ここで、オフセット調整部40で生成されるオフセット付きのリップル基準電圧REF2は、下記(3)式で求められる。
上記(3)式のうち、右辺第1項は入出力条件(DUTY)に依存しない不変因子であり、右辺第2項及び第3項は入出力条件(DUTY)に依存する変動因子である。なお、右辺第3項は、オフセット電圧Voffsetの印加によって生成された項である。
そして、オフセット調整部40では、右辺第2項と右辺第3項が互いに相殺されるように、すなわち、R1:R2=R4:R5という関係式が成立するように、抵抗R4及びR5の抵抗値が調整されている。
このような構成とすることにより、オフセット付きのリップル基準電圧REF2は、上記(3)式の右辺第1項のみによって決定されるので、入出力条件(DUTY)に依存しないオフセット付きのリップル基準電圧REF2を生成することができるようになり、延いては、先出の第1実施形態と同様、出力電圧精度やロードレギュレーション特性を向上させることが可能となる。
<その他の変形例>
なお、上記の実施形態では、ボトム検出オン時間固定方式を採用したスイッチング電源装置に本発明を適用した構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、本発明は、その他の非線形制御方式(ヒステリシス・ウィンドウ方式やアッパー検出オフ時間固定方式など)を採用したスイッチング電源装置にも広く適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
例えば、上記実施形態では、半導体装置1に出力トランジスタ11と同期整流トランジスタ12を内蔵した構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、これらのトランジスタを外付けとしても構わない。
本発明に係るスイッチング電源装置は、パーソナルコンピュータ、液晶テレビ、DVDレコーダなどに好適に利用することが可能である。
1 半導体装置(スイッチング電源IC)
11 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(出力トランジスタ)
12 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(同期整流トランジスタ)
13 ドライバ
14 SRフリップフロップ
15 オン時間設定部
16 コンパレータ
17 リップルインジェクション部
18 バンドギャップ電源部
20 オフセット調整部
30 オフセット調整部
40 オフセット調整部
LX1 インダクタ
RX1、RX2、R1〜R5 抵抗
CX1、C1、C2 コンデンサ
AMP1、AMP2 アンプ
P1、P2、P3 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
N1、N2、N3 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
CC1 定電流源
Q1 pnp型バイポーラトランジスタ
Q2 npn型バイポーラトランジスタ

Claims (10)

  1. スイッチ素子をオン/オフさせて入力電圧から出力電圧を生成する非線形制御方式のスイッチング電源装置であって、
    基準電圧を生成する基準電圧生成部と;
    前記スイッチ素子の一端に現れるスイッチ電圧を利用してリップル成分を生成し、これを前記基準電圧に注入してリップル基準電圧を生成するリップルインジェクション部と;
    前記出力電圧に応じた帰還電圧と前記リップル基準電圧とを比較するコンパレータと;
    前記コンパレータの出力信号に基づいて前記スイッチ素子のオン/オフ制御を行うスイッチング制御部と;
    前記スイッチ電圧に応じたオフセット電圧を生成し、これを前記基準電圧、前記帰還電圧、及び、前記リップル基準電圧のいずれかに与えるオフセット調整部と;
    を有することを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記リップルインジェクション部は、
    非反転入力端が前記基準電圧の印加端に接続され、反転入力端が第1抵抗を介して前記スイッチ電圧の印加端に接続され、出力端が前記リップル基準電圧の印加端に接続されると共に、第2抵抗と第1コンデンサを各々介して前記反転入力端に接続される第1アンプを含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記オフセット調整部は、
    前記スイッチ電圧を平滑化して平滑スイッチ電圧を生成するフィルタ回路と;
    前記平滑スイッチ電圧をオフセット電流に変換する電圧/電流変換回路と;
    前記オフセット電流を前記オフセット電圧に変換する電流/電圧変換回路と;
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記フィルタ回路は、
    第1端が前記スイッチ電圧の印加端に接続され、第2端が前記平滑スイッチ電圧の印加端に接続された第3抵抗と;
    第1端が前記平滑スイッチ電圧の印加端に接続され、第2端が接地端に接続された第2コンデンサと;
    を含むことを特徴とする請求項3に記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記電圧/電流変換回路は、
    第4抵抗と;
    前記平滑スイッチ電圧を前記第4抵抗に印加するバイアス回路と;
    前記第4抵抗に流れる電流をミラーして前記オフセット電流を生成するカレントミラー回路と;
    を含むことを特徴とする請求項4に記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記バイアス回路は、
    非反転入力端が前記平滑スイッチ電圧の印加端に接続され、反転入力端が前記第4抵抗に接続された第2アンプと;
    ドレインが前記カレントミラー回路に接続され、ソースが前記第4抵抗に接続され、ゲートが前記第2アンプの出力端に接続されたNチャネル型電界効果トランジスタと;
    を含むことを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源装置。
  7. 前記バイアス回路は、
    第1端が電源端に接続された定電流源と;
    エミッタが前記定電流源の第2端に接続され、コレクタが接地端に接続され、ベースが前記平滑スイッチ電圧の印加端に接続されたpnp型バイポーラトランジスタと;
    コレクタが前記カレントミラー回路に接続され、エミッタが前記第4抵抗に接続され、ベースが前記pnp型バイポーラトランジスタのエミッタに接続されたnpn型バイポーラトランジスタと;
    を含むことを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源装置。
  8. 前記電流/電圧変換回路は、前記オフセット電流を前記オフセット電圧に変換する第5抵抗を含むことを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか一項に記載のスイッチング電源装置。
  9. 前記オフセット調整部は、前記オフセット電圧を前記基準電圧に与える構成であり、
    前記第1抵抗、前記第2抵抗、前記第4抵抗、及び、前記第5抵抗の各抵抗値をR1、R2、R4、及び、R5とした場合、(R1+R2):R2=R4:R5という関係式が成立することを特徴とする請求項8に記載のスイッチング電源装置。
  10. 前記オフセット調整部は、前記オフセット電圧を前記帰還電圧または前記リップル基準電圧に与える構成であり、
    前記第1抵抗、前記第2抵抗、前記第4抵抗、及び、前記第5抵抗の各抵抗値をR1、R2、R4、及び、R5とした場合、R1:R2=R4:R5という関係式が成立することを特徴とする請求項8に記載のスイッチング電源装置。
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