JP2012114280A - 巻線型ポテンショメータ - Google Patents
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Abstract
【課題】回転角度に応じた検出信号を複数の出力系統から複数の検出信号として同時に出力することができ、単純な構造で組立性に優れ、調整作業を容易に行うことができる巻線型ポテンショメータを提供する。
【解決手段】一側に第1の端子16A,16Bが接続され且つ他側に第2の端子17A,17Bが接続されると共に同一軸心線上において周方向に変位させて配置される2つの巻線抵抗体5,6と、2つの巻線抵抗体5,6が固定されたケース本体11と、中央穴10内に一部が挿入され且つケース本体11に回転自在に支持された回転シャフト3と、回転シャフトに対して回転方向には一体とされ且つ軸方向には移動可能に支持されたスライド部材4と、スライド部材に固定される2つの端子レバー7A,7Bと設ける。
【選択図】図8
【解決手段】一側に第1の端子16A,16Bが接続され且つ他側に第2の端子17A,17Bが接続されると共に同一軸心線上において周方向に変位させて配置される2つの巻線抵抗体5,6と、2つの巻線抵抗体5,6が固定されたケース本体11と、中央穴10内に一部が挿入され且つケース本体11に回転自在に支持された回転シャフト3と、回転シャフトに対して回転方向には一体とされ且つ軸方向には移動可能に支持されたスライド部材4と、スライド部材に固定される2つの端子レバー7A,7Bと設ける。
【選択図】図8
Description
本発明は、回転角度に対応した電気信号を出力するポテンショメータに関し、特に、複数の巻線抵抗体を用いて複数の出力系統を1個の装置で出力することができる巻線型ポテンショメータに関する。
物体の変位量を検出する手段として、例えば、ポテンショメータが広く用いられている。ポテンショメータには、回転角度を検出するロータリーポテンショメータと、直線状の位置を検出するリニアポテンショメータとがある。ロータリーポテンショメータには、単回転型と多回転型とがあり、構造的には可変抵抗器のような構成を有しており、その抵抗部には、巻線抵抗を使用しているものや、導電性プラスチックを使用しているもの等がある。そして、一般に、ポテンショメータは、2つの固定電極の両端に基準電圧を掛け、2つの固定電極の間に配置した可動電極の電圧を測定することにより、可動電極の位置を検出する構成となっている。
従来の巻線型ポテンショメータとしては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、出力電圧の微調整を可能とするポテンショメータに関するものが記載されている。この特許文献1に記載されたポテンショメータ(以下「第1の従来例」という。)は、第1のポテンショメータと第2のポテンショメータとを備え、第2のポテンショメータは内部に2つの連動した可動接点を有し、この2つの可動接点間に第1のポテンショメータの抵抗体の両端を接続して構成されている。そして、第1のポテンショメータの操作シャフトと第2のポテンショメータの操作シャフトとが同軸上で夫々独立して操作できる構造を有してなる、ことを特徴としている。
また、従来の巻線型ポテンショメータの他の例として、例えば、特許文献2に記載されているようなものもある。特許文献2には、多回転式のポテンショメータに関するものが記載されている。この特許文献2に記載された多回転式ポテンショメータ(以下「第2の従来例」という。)は、内面に沿う螺旋状の抵抗体保持溝を有すると共に複数に分割された抵抗体ホルダと、抵抗体保持溝内に収容させると共にテープ状絶縁ベース材の表面上にコンダクティブプラスチック層を積層させている螺旋状の抵抗体と、その抵抗体の表面に摺動接触する摺動接点部を有する回転体とを備えた、ことを特徴としている。
しかしながら、第1の従来例の場合には、2つのポテンショメータを操作シャフトの軸方向へ直列に並べて一体的に構成するものであった。そのため、1つの装置で2つの出力系統を形成することはできるが、軸方向の長さが長くなり、装置全体として大きなものとなっていた。更に、第1のポテンショメータの出力電圧の調整と第2のポテンショメータの出力電圧の調整を別個独立に行う必要があった。そのため、出力電圧の調整作業が面倒なものになっている、という問題があった。
また、第2の従来例の場合には、シャフトを多回転させて回転角度の変位量を検出することができるため、分解能を向上させて検出精度を高めることはできるが、1つの出力系統を形成するものであって、1度に複数の出力を得ることができなかった。
解決しようとする問題点は、従来の巻線型ポテンショメータでは、基本的には1つの装置には1つの出力系統が形成されており、1つの装置で複数の出力系統を構成すると、装置の軸方向の長さが長くなり、装置全体が大型化されるという点である。
本出願の巻線型ポテンショメータは、一側に第1の端子が接続され且つ他側に第2の端子が接続されると共に同一軸心線上において周方向に変位させて配置される螺旋状に巻回された複数の抵抗体と、複数の抵抗体が固定された穴を有するケースと、半径方向外側に所定の隙間をあけて穴内に一部が挿入され且つケース側に回転自在に支持された回転シャフトと、回転シャフトに対して回転方向には一体とされ且つ軸方向には移動可能に支持されたスライド部材と、抵抗体の数と同数であってスライド部材に固定される複数の端子レバーと、を設ける。端子レバーは、第1の端子の接続部と第2の端子の接続部との間で抵抗体の内面に摺動接触される抵抗体側接点と、第1の端子又は第2の端子の外側に配置された第3の端子に接続されるリード側端子と、を有し、回転シャフトの回転に応じてスライド部材を回転シャフトの軸方向へ移動させることを主要な特徴としている。
本出願の巻線型ポテンショメータによれば、回転角度に応じた検出信号を、複数の出力系統から複数の検出信号として同時に出力することができ、単純な構造であって、組立性に優れ、調整作業を容易に行うことができる装置を提供することができる。
複数の巻線抵抗体を、それらの位相をずらして重ね合わせるように配置し、その内側に配置した回転シャフトに対して回転方向には一体とされ且つ軸方向には移動可能としてスライド部材を取り付ける。そして、スライド部材に巻線抵抗体と同数の端子レバーを取り付け、各端子レバーの一方の接点を巻線抵抗体の内面に摺動接触させて第1及び第2の端子と接続すると共に、他方の接点を第3の端子に接続する。これにより、同一の値を有する複数の検出信号を1個の装置の複数の出力系統から同時に出力することができる小型の巻線型ポテンショメータを、簡単な構成で実現することができる。
図1乃至図10は、本発明の巻線型ポテンショメータの第1の実施の形態の例を示すものである。この巻線型ポテンショメータ1は、1個の装置で2つの独立した電気的出力を取り出すことができるようにした2系統出力ポテンショメータである。しかしながら、本発明の巻線型ポテンショメータは、この実施例に限定されるものではなく、出力系統を3つ設ける構成とすることができ、また、4つ以上の出力系統を設ける構成とすることもできる。
図1〜図4に示すように、巻線型ポテンショメータ1は、ケース2と、回転シャフト3と、スライド部材4と、2つの抵抗体5,6と、2つの端子レバー7(7A,7B)と、2つのスリップリード8,9等によって構成されている。
図4、図8及び図9に示すように、ケース2は、軸方向に貫通する中央穴10を有する円筒体からなるケース本体11と、このケース本体11の中央穴10の一方の開口である上側開口部を閉じるキャップ部材12と、2つの端子板13A,13Bと、リング部材29によって構成されている。ケース本体11の中央穴10の周面には、軸方向に螺旋状に延在された2条の保持溝15,15が設けられている。2条の保持溝15,15は、周方向へ180度回転変位した位置において、互いに点対称となるように配置されている。この2条の保持溝15,15は、軸方向の一端近傍から他端近傍まで延在されており、隣り合う保持溝15,15間の間隔は、一端から他端まで平行をなすように形成されている。
2条の保持溝15,15には、複数の抵抗体の一具体例を示す2つの巻線抵抗体5,6が装着され、2条の巻線抵抗体5,6が接着剤によってケース本体11の内面に固定されている。なお、3つの巻線抵抗体を用いて3つの出力系統を構成する場合は、保持溝は3条となり、3条の保持溝は120度回転変位した対称位置に設定される。また、4つの出力系統を構成する場合には保持溝は4条となり、4条の保持溝は90度回転変位した対称位置に設定される。更に、5つ以上の出力系統を構成する場合は、その系統数に合わせて同数の抵抗体が用いられ、保持溝も同数設けられ、同様に構成される。
図4等に示すように、ケース本体11には、第1出力系統のための2つの連通穴21a,21bと、第2出力系統のための2つの連通穴22a,22bが設けられている。第1出力系統のための2つの連通穴21a,21bと第2出力系統のための2つの連通穴22a,22bとは、互いに180度回転変位した位置に対称をなすように配置されている。そして、ケース本体11の軸方向の一方の端部に2つの第1の連通穴21a,22aが設けられ、その軸方向の他方の端部に2つの第2の連通穴21b,22bが設けられている。4つの連通穴21a,21b,22a,22bは、ケース本体11の内外面間を貫通するように設けられており、それぞれの内面側は保持溝15と連通されている。
第1出力系統の第1の端子16Aと第2の端子17Aは第1の端子板13Aに保持され、第2出力系統の第1の端子16Bと第2の端子17Bは第2の端子板13Bに保持されている。第1の端子板13Aと第2の端子板13Bは、ケース本体11の軸方向の長さと同じ長さを有すると共に、ケース本体11の外周面に密着可能なように円弧状の細長い板材として形成されている。この第1の端子板13A及び第2の端子板13Bの長手方向両側部の第1の連通穴21a,22a及び第2の連通穴21b,22bと対応する位置に、第1の保持穴23a,23a及び第2の保持穴23b,23bがそれぞれ設けられている。
図8等に示すように、第1の端子板13Aの第1の保持穴23aには第1出力系統の第1の端子16Aが嵌合され、第2の保持穴23bには第1出力系統の第2の端子17Aが嵌合されている。また、第2の端子板13Bの第1の保持穴23aには第2出力系統の第1の端子16Bが嵌合され、第2の保持穴23bには第2出力系統の第2の端子17Bが嵌合されている。第1の端子16A,16B及び第2の端子17A,17Bは、第1の保持穴23a及び第2の保持穴23bに装着されて固定される固定部24aと、その固定部24aの内側に連続して一体に設けられた接触片24bと、固定部24aの外側に連続して一体に設けられた接続片24cとをそれぞれ有している。
第1の端子16A,16B及び第2の端子17A,17Bの各固定部24aは、第1の保持穴23a及び第2の保持穴23bにそれぞれ略埋没される。これに対して、各接触片24bは各端子板13A,13Bの内面側に突出され、各接続片24cは各端子板13A,13Bの外面側に突出されている。各端子板13A,13Bをケース本体11に位置決めするため、ケース本体11の外周面には2つの位置決め溝25a,25bが設けられている。2つの位置決め溝25a,25bは、周方向へ180度回転変位した位置において互いに平行をなして軸方向へ延在されている。各端子板13A,13Bをケース本体11に組み立てた状態において、各接触片24bはケース本体11の各保持穴23a,23bにそれぞれ嵌合され、その先端部が巻線抵抗体5,6と接触するように構成されている。
また、ケース本体11の中央穴10の両側開口部は、他の部材と密着可能なように平滑穴26a,26bが設けられている。中央穴10の上側開口部の上平滑穴26aにはキャップ部材12が嵌合され、下側開口部の下平滑穴26bには後述するリング部材29が嵌合される。このケース本体11の軸方向両端に装着されたキャップ部材12とリング部材29とによって、後述するように回転シャフト3がケース本体11に回転自在に支持されている。
図1〜4及び図8に示すように、キャップ部材12は、ケース本体11と同様の大きさに形成された円板状の部材からなり、一面側にケース本体11の上平滑穴25aに嵌合される嵌合部12aが設けられている。更に、キャップ部材12には、第1出力系統のための第3の端子18Aと、第2出力系統のための第3の端子18Bとが設けられている。第1出力系統の第3の端子18Aは、リング状に形成された固定接触部27aと、その固定接触部27aの外周縁から半径方向外側に突出された接続片27bとを有している。また、第2出力系統の第3の端子18Bは、固定接触部27aよりも小径としてリング状に形成された固定接触部28aと、その固定接触部28aの外周縁から段差を持たせて半径方向外側に突出された接続片28bとを有している。
2つの第3の端子18A、18Bの各固定接触部27a,28aは、キャップ部材12の嵌合部12aの内側において端面に露出された状態で同一平面上に同心に配置されている。そして、第1出力系統の第3の端子18Aの接続片27bが突出する方向と反対側に、第2出力系統の第3の端子18Bの接続片28bが突出されている。また、キャップ部材12の嵌合部12a側の中央部には、回転シャフト3の軸方向の一端を回転自在に支持する円筒状の軸受部31が設けられている。
図5A及び図5Bに示すように、2つの巻線抵抗体5,6は、同一の形状及び大きさを有するもので、ケース本体11の保持溝15と同一の曲率半径を持って巻回された芯線33と、この芯線33に等ピッチで巻回された抵抗線34とによって構成されている。芯線33の材質としては、例えば、銅線が好適であるが、鉄その他の金属は勿論のこと、強度の大きなプラスチックを用いることもできる。芯線33には、絶縁性の樹脂による絶縁被膜がコーティングされている。この絶縁被膜でコーティングされた芯線33の一端から他端まで、その全長に亘って抵抗線34が巻き付けられている。
この抵抗線34の一端近傍に第1の端子16A,16Bがそれぞれ接続され、他端近傍に第2の端子17A,17Bがそれぞれ接続されている。この巻線型ポテンショメータ1に電力を印加すると、この抵抗線34に電流が流れ、第1の端子16A(又は16B)と第2の端子17A(又は17B)との間が導通される。巻線抵抗体5,6の抵抗線34の材質としては、例えば、銅・ニッケル合金(Cu−Ni)やニッケル・クロム合金(Ni−Cr)等が好適である。
図4及び図8に示すように、回転シャフト3は、断面円形のロッドからなる軸体41と、この軸体41と一体に形成された絶縁部42とを有している。軸体41は、ケース本体11のキャップ部材12が取り付けられる側と反対側に突出する大径部41aと、中央穴10内に挿入される小径部41bとを有し、小径部41bの外面に射出成形等の成形手段によって絶縁部42が一体に設けられている。大径部41aの軸方向の中途部には、周方向に連続する環状溝43が設けられている。環状溝43には止め輪44が係合されており、この止め輪44により、大径部41aに回転自在に嵌合された軸スリーブ45の脱落を防止している。
回転シャフト3の絶縁部42は、小径部41bの直径方向の両側に突出する2つのガイド突条46,46と、これらガイド突条46,46と直交する方向の両側に小さく突出する2つの位置決め突条47a,47bとを有している。2つのガイド突条46,46及び2つの位置決め突条47a,47bは、共に軸体41の中心軸と平行をなすように軸方向へ延在されており、これらの端面から小径部41bの先端が突出されている。2つのガイド突条46,46は、スライド部材4を回転シャフト3の軸方向へ直線的に移動させるためのガイドである。このガイド突条は、少なくとも1つあればよく、また、3つ以上設ける構成とすることもできる。2つの位置決め突条47a,47bは、2つのスリップリード8,9を回転シャフト3に支持するための支持部である。
回転シャフト3の軸体41の材質としては、例えば、ステンレス鋼(SUS303)が好適であるが、スチール鋼その他の金属材料を用いることができ、また、強度の大きなエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。また、絶縁部42の材質としては、例えば、ジアリルフタレート樹脂(PDAP)が好適であるが、その他のエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。
回転シャフト3に対して相対的な回動が防止されつつ軸方向へのみ直線的に移動可能に支持されるスライド部材4は、図4に示すような形状、構造を有している。即ち、スライド部材4は、回転シャフト3の絶縁部42が挿通される穴49を有するリング状の部材からなり、穴49の内周面には、絶縁部42の2つのガイド突条46,46が摺動可能に係合される2つのガイド溝51,51が設けられている。更に、スライド部材4には、その肉部を半径方向に貫通する2つのレバー収納部52,52が設けられている。2つのレバー収納部52,52は、周方向へ180度回転変位した位置に点対称をなすように設けられている。
また、スライド部材4の外周面であって、2つのレバー収納部52,52の一側に連続する部分には、巻線抵抗体5,6に対して摺動可能に係合され、その巻線抵抗体5,6に沿ってスライド部材4を移動させるためのスライドガイド53,53が設けられている。2つのスライドガイド53は、レバー収納部52を挟むように設けられた半径方向外側に突出する2つの突条片53a,53aを有しており、2つの突条片53a,53aの間隔であるスライドガイド53の溝幅は、巻線抵抗体5,6の、芯線33に抵抗線34を巻き付けた直径と略同じ長さに設定されている。更に、スライドガイド53には、芯線33のコイル部の傾き角と同じ大きさの傾き角が設定されている。
このスライド部材4に保持される端子レバー7A,7Bは、図6に示すような形状、構造を有している。即ち、2つの端子レバー7A,7Bは同一のものであり、第1の端子レバー7Aが第1出力系統の部材として用いられ、第2の端子レバー7Bが第2出力系統の部材として用いられている。各端子レバー7A,7Bは、巻線抵抗体5,6に接触される抵抗体側接点部55と、スリップリード8,9に接触されるリード側接点部56との組み合わせとして構成されている。
端子レバー7A,7Bの抵抗体側接点部55は、円弧状に湾曲形成された弾性片55aと、その弾性片55aの長手方向の一側において凸面側へ突出するように設けられた半円状の抵抗体側接点55bとによって形成されている。この抵抗体側接点部55の抵抗体側接点55bが、巻線抵抗体5,6の内面に摺動接触される。また、リード側接点部56は、U字状に湾曲形成された弾性片からなり、その長手方向の一側にスリットを設けて可撓性を持たせることによってリード側接点56aが形成されている。このリード側接点部56のリード側接点56aが、スリップリード8,9の外面に摺動接触される。このリード側接点部56のリード側接点56aと反対側を抵抗体側接点部55の抵抗体側接点55bと反対側に固定することにより、それぞれ端子レバー7A,7Bが一体的に構成されている。
図7A〜7Dは、スライド部材4に2つの端子レバー7A,7Bを組み立てた状態を示す図である。スライド部材4の2つのレバー収納部52に端子レバー7A,7Bをそれぞれ装着すると、スライド部材4の穴49内に2つのリード側接点56a,56aが、互いに180度回転変位した位置に対向した状態で設置される。また、スライド部材4の外周からは2つの抵抗体側接点56b,55bが、互いに180度回転変位した位置で離反するように半径方向外側へ突出した状態で設置されている。
ケース本体11とキャップ部材12と端子板13A,13Bの材質としては、例えば、フェノール樹脂(PF)やポリアミド(PA)が好適であるが、その他のエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。また、スライド部材の材質としては、例えば、ポリアセタール(POM)が好適であるが、その他のエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。
図4に示すように、第1のスリップリード8は、絶縁部42の第1の位置決め突条47aに固定するためのリボン状に形成された固定部8aと、その固定部8aの長手方向の一端に連続して形成されたC字形をなすC字形弾性片8bとを有している。そして、C字形弾性片8bの開口側の両端部に、固定部8aが延びる方向と反対側に突出する端子側接点8cが設けられている。同様に、第2のスリップリード9は、絶縁部42の第2の位置決め突条47bに固定するための長尺状をなす固定部9aと、その固定部9aの長手方向の一端に連続して形成されたC字形をなすC字形弾性片9bとからなり、C字形弾性片9bの開口側の両端部に端子側接点9cが設けられている。
第1のスリップリード8及び第2のスリップリード9は、例えば、固定部8a,9aを接着剤で第1の位置決め突条47a及び第2の位置決め突条47bに接着することによって回転シャフト3に固定される。しかしながら、例えば、固定部8a,9aの幅方向両側に挟持片を設け、固定部8a,9aで位置決め突条47a,47bをそれぞれ挟持して、各スリップリード8,9を固定する構成としてもよい。この場合には、回転シャフト3に対して2つのスリップリード8,9を着脱可能に構成することができる。また、第2のスリップリード9のC字形弾性片9bは、第1のスリップリード8のC字形弾性片8bの内側に入り込む大きさに設定されており、組立後、2つのC字形弾性片8b、9bは同一平面上に配置される。
回転シャフト3に取り付けられたスリップリード8,9は、スライド部材4が装着されると、これに保持された第1の端子レバー7Aのリード側接点56aが第1のスリップリード8の固定部8aに接触され、第2の端子レバー7Bのリード側接点56aが第2のスリップリード9の固定部9aに接触される。そして、スライド部材4が装着された回転シャフト3の絶縁部42をケース2の中央穴10に挿入すると、スライド部材4に保持された第1の端子レバー7Aの抵抗体側接点55bが第1の巻線抵抗体5に接触され、第2の端子レバー7Bの抵抗体側接点55bが第2の巻線抵抗体6に接触される。
これと共に、ケース2に装着されたキャップ部材12の第1出力系統の第3の端子18Aの固定接触部27aに第1のスリップリード8の端子側接点8cが接触される。そして、キャップ部材12の第2出力系統の第3の端子18Bの固定接触部28aに第2のスリップリード9の端子側接点9cが接触される。この際、回転シャフト3の小径部41bの先端がキャップ部材12の軸受部31に嵌合されることにより、回転シャフト3の軸方向の一端がケース本体11に回転自在に支持される。この回転シャフト3の軸方向の他側は、軸スリーブ45とリング部材29を介してケース本体11に回転自在に支持されている。
軸スリーブ45は、外周面に雄ねじが設けられた円筒状のねじ軸部45aと、このねじ軸部45aの軸方向の一端に連続して形成されたフランジ部45bとを有している。軸スリーブ45のフランジ部45bは、半径方向外側へ展開されていると共に、ケース本体11の中央穴10の直径よりも小径に形成されている。リング部材29は、中央穴10の下端を閉じることができるようにケース本体11の直径と略同程度の大きさを有する円板状の部材からなる。このリング部材29には、軸スリーブ45のねじ軸部45aと反対側に突出するリング状の嵌合部29aが設けられている。この嵌合部29aをケース本体11の下平滑穴26bに嵌め込むことにより、リング部材29がケース本体11に嵌合される。
軸スリーブ45の材質としては、例えば、黄銅(Cu−Zn)が好適であるが、その他の軸受用金属を用いることができることは勿論のこと、適当な強度を有するエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。また、リング部材29の材質としては、例えば、フェノール樹脂(PF)やポリアミド(PA)が好適であるが、その他のエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。この実施例では、インサート成形によってリング部材29が軸スリーブ45と一体に形成されている。
このような構成を有する巻線型ポテンショメータ1は、例えば、次のようにして組み立てることができる。まず、ケース本体11の中央穴10の内周面に設けた2条の保持溝15,15に2つの巻線抵抗体5,6を装着する。このとき、2条の保持溝15,15は180度回転変位した位置に点対称となるように配置されており、それぞれが螺旋状に延在されている。そのため、巻線抵抗体5,6を1個ずつ回動させながら保持溝15に沿って挿入することにより、所定位置まで巻線抵抗体5,6を差し込むことができる。2つの巻線抵抗体5,6は、所定位置において接着剤を用いて保持溝15に接着固定することが好ましい。しかしながら、巻線抵抗体5,6自体で発揮される摩擦力によって当該巻線抵抗体5,6を保持溝15内の所定位置に保持できる場合には、接着剤による固定は不要である。
次に、第1の保持穴23aに第1の端子16Aが装着され、第2の保持穴23bに第2の端子17Aが装着された第1の端子板13Aをケース本体11の第1の位置決め溝25aに装着し、接着剤で第1の端子板13Aをケース本体11に固定する。同様に、第1の保持穴23aに第1の端子16Bが装着され、第2の保持穴23bに第2の端子17Bが装着された第2の端子板13Bをケース本体11の第2の位置決め溝25bに装着し、接着剤で第2の端子板13Bをケース本体11に固定する。次いで、キャップ部材12の嵌合部12aをケース本体11の中央穴10の一側に設けた上平滑穴26aに嵌合し、接着剤でキャップ部材12をケース本体11に固定する。
次に、回転シャフト3の軸体41の大径部41aを軸スリーブ45の穴に挿通した後、大径部41aの環状溝43に止め輪44を装着し、リング部材29が一体に設けられた軸スリーブ45を抜け止めする。次いで、回転シャフト3の絶縁部42に設けた第1の位置決め突条47aに、C字形弾性片8bを小径部41bの先端側へ向けた状態で第1のスリップリード8を接着剤で固定する。同様に、第2の位置決め突条47bに、C字形弾性片9bを小径部41bの先端側へ向けた状態で第2のスリップリード9を接着剤で固定する。
次に、スライド部材42の2つのレバー収納部52,52に2つの端子レバー7A,7Bを、それぞれ抵抗体側接点55bを外側へ向けた状態で装着する。次いで、絶縁部42の2つのガイド突条46,46にスライド部材42の2つのガイド溝51,51を合致させ、スライド部材4を押し込んで絶縁部42に装着する。これにより、スライド部材42に保持された第1の端子レバー7Aのリード側接点56aが第1のスリップリード8の固定部8aの外面に接触され、第2の端子レバー7Bのリード側接点56aが第2のスリップリード9の固定部9aの外面に接触される。
次に、スライド部材4が装着された回転シャフト3を回転させながら、絶縁部42をケース本体11の中央穴10に挿入する。このとき、2つの巻線抵抗体5,6の内径がスライド部材4の2つのスライドガイド53,53の外縁部間の長さよりも小さいため、絶縁部42を軸方向へ真っ直ぐに挿入することができない。一方、2つのスライドガイド53,53の溝幅は、巻線抵抗体5,6の芯線33に抵抗線34を巻いた状態の直径と同じ寸法に形成されていて、スライドガイド53にも芯線33の傾斜角と同様の傾斜角が設定されている。
そのため、回転シャフト3を回転すると、2つのスライドガイド53,53の溝に2つの巻線抵抗体5,6の芯線33がそれぞれ入り込む。そして、巻線抵抗体5,6の芯線33にガイドされてスライド部材4が、回転シャフト3と一体に回転しながら軸体41の軸方向に移動する。この際、スライド部材4に保持されている2つの端子レバー7A,7Bの各抵抗体側接点55bが芯線33に巻回されている抵抗線34にそれぞれ接触される。これにより、第1出力系統では、第1の巻線抵抗体5の抵抗線34と第3の端子18Aとが、第1の端子レバー7A(抵抗体側接点部55とリード側接点部56)と第1のスリップリード8を介して電気的に接続される。同様に、第2出力系統では、第2の巻線抵抗体6の抵抗線34と第3の端子18Bとが、第2の端子レバー7B(抵抗体側接点部55とリード側接点部56)と第2のスリップリード9を介して電気的に接続される。
その後、リング部材29を、その嵌合部29aがケース本体11の中央穴10の他側に設けた平滑穴26bに嵌合するまで嵌め込む。これにより、リング部材29と一体の軸スリーブ45によって軸方向への移動が阻止されている回転シャフト3が所定位置まで差し込まれ、軸体41の小径部41bの先端がキャップ部材12の軸受部31に回動自在に嵌合される。これにより、回転シャフト3がケース本体11に回転自在に支持される。
これと同時に、回転シャフト3に固定されている第1のスリップリード8のC字形弾性片8cに設けた端子側接点8cが、キャップ部材12に設けた第1出力系統の第3の端子18Aの固定接触部27aに接触され、第3の端子18Aが第1の巻線抵抗体5と電気的に接続される。同様に、回転シャフト3に固定されている第2のスリップリード9のC字形弾性片9cに設けた端子側接点9cが、キャップ部材12に設けた第2出力系統の第3の端子18Bの固定接触部28aに接触され、第3の端子18Bが第2の巻線抵抗体6と電気的に接続される。
その後、接着剤でリング部材29をケース本体11に固定する。これにより、この巻線型ポテンショメータ1の組立作業が完了し、巻線型ポテンショメータ1が製造される。
なお、この実施例では、ケース本体11に対してキャップ部材12と第1の端子板13Aと第2の端子板13Bとリング部材29を接着剤で接着固定し、製造後には分解できない構成とした例について説明した。しかしながら、接着剤を用いることなく固定ねじを使用してキャップ部材12等をねじ止めし、巻線型ポテンショメータを組立分離可能な構成とすることもできる。
このようにして製造することができる巻線型ポテンショメータ1は、例えば、次のようにして使用することができる。この巻線型ポテンショメータ1は、回転シャフト3の回転角度を検出し、その検出結果に応じた同一の値を有する2つの信号を出力することを目的としている。これにより、この実施例の巻線型ポテンショメータ1によれば、回転シャフト3の回転角度に応じて2つの信号を出力し、2種類の装置、機器、システム等を同時に制御することができる。
この巻線型ポテンショメータ1は、所定位置に設けた穴に軸スリーブ45のねじ軸部45aを挿入し、このねじ軸部45aに螺合する図示しないロックナットの締め込みにより、使用する装置に取り付けることができる。そして、回転変位を求める部分と回転シャフト3の軸体41を動力伝達可能に連結することにより、その動作部分の回転変位を検出することが可能となる。この際、第1の端子16Aから第3の端子18Aまでの3つの端子16A〜18Aによって第1出力系統の出力が得られ、第1の端子16Bから第3の端子18Bまでの3つの端子16B〜18Bによって別個の第2出力系統の出力が得られる。
この巻線型ポテンショメータ1に入力電圧を印加すると、第1出力系統では、第1の端子16Aと第2の端子17Aを介して第1の巻線抵抗体5の抵抗線34に電流が流れる。同様に、第2出力系統では、第1の端子16Bと第2の端子17Bを介して第2の巻線抵抗体6の抵抗線34に電流が流れる。このとき、第1出力系統の第3の端子18Aと第2出力系統の第3の端子18Bとは、それぞれ第1の端子16A,16Bからの距離が等しい位置でそれぞれの巻線抵抗体5,6の抵抗線34と接触している。そのため、第1出力系統の出力信号のレベルと第2出力系統の出力信号のレベルとは同一の値を示すものとなっている。
この状態から、回転シャフト3がいずれかの方向に回転すると、スライド部材4が回転シャフト3と一体に回動しつつ、2つの巻線抵抗体5,6にガイドされて回動量に応じて軸方向へ移動する。このとき、第1の巻線抵抗体5の抵抗線34に接触している第1の端子レバー7Aの抵抗体側接点55bと第2の巻線抵抗体6の抵抗線34に接触している第2の端子レバー7Bの抵抗体側接点55bとは、スライド部材4の互いに180度回転変位した位置に点対称をなすように配置されている。
その結果、第1の端子レバー7A及び第2の端子レバー7Bの各抵抗体側接点55bが巻線抵抗体5,6と接触するそれぞれの接触位置に対応した電圧、即ち、同一の出力値を有する電圧が、第1出力系統の第3の端子18Aと第2出力系統の第3の端子18Bとから出力される。この出力電圧は、抵抗線34に接触する第3の端子18A,18Bの位置に応じて変化するため、その電圧を検出することによって回転シャフト3の回転角度を検出することができる。
本実施例によれば、従来の装置のように2つのポテンショメータを軸方向へ直列に並べて接続するのではなく、1個のケース内に複数の出力系統を内蔵する構成としたため、必要とされる部品点数を大幅に削減することができると共に、装置全体の小型化を図ることができる。また、従来の装置では、第1のポテンショメータと第2のポテンショメータの出力電圧の調整を別個独立に行っていたため調整作業が面倒なものであったが、本実施例では、2つの端子レバー7A,7Bがスライド部材4に対して180度回転変位したシフト位置関係で取り付けられているため、2つの端子レバー7A,7Bの取付位置の調整を行う必要がなく、2つの検出出力の位置調整を不要とすることができる。
以上説明したが、本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例においては、2つの巻線抵抗体5,6を用いた2条の巻線型ポテンショメータの例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3つの巻線抵抗体を用いて3条の巻線型ポテンショメータを構成することができ、また、4以上の巻線抵抗体を用いて4条以上の巻線型ポテンショメータを構成することもできる。更に、上記実施例では、回転シャフト3の回転が10回転できる実施例について説明したが、回転シャフト3の回転数は9回転以下であってもよく、また、11回転以上であってもよいことは勿論である。
1…巻線型ポテンショメータ、 2…ケース、 3…回転シャフト、 4…スライド部材、 5,6…巻線抵抗体、 7A,7B…端子レバー、 8,9…スリップリード、 8c,9c…端子側接点、 10…中央穴(穴)、 11…ケース本体、 12…キャップ部材、 13A,13B…端子板、 15…保持溝、 16A,16B…第1の端子、 17A,17B…第2の端子、 18A,18B…第3の端子、 27a,28a…固定接触部、 27b,28b…接続片、 29…リング部材、 31…軸受部、 33…芯線、 34…抵抗線、 41…軸体、 42…絶縁部、 45…軸スリーブ、 46…ガイド突条、 47A,47B…位置決め突条、 51…ガイド溝、 52…レバー収納部、 53…スライドガイド、 55…抵抗体側接点部、 55b…抵抗体側接点、 56…リード側接点部、 56a…リード側接点
Claims (4)
- 一側に第1の端子が接続され且つ他側に第2の端子が接続されると共に同一軸心線上において周方向に変位させて配置される螺旋状に巻回された複数の抵抗体と、
前記複数の抵抗体が固定された穴を有するケースと、
半径方向外側に所定の隙間をあけて前記穴内に一部が挿入され且つ当該ケース側に回転自在に支持された回転シャフトと、
前記回転シャフトに対して回転方向には一体とされ且つ軸方向には移動可能に支持されたスライド部材と、
前記抵抗体の数と同数であって前記スライド部材に固定される複数の端子レバーと、を設け、
前記端子レバーは、前記第1の端子の接続部と前記第2の端子の接続部との間で前記
抵抗体の内面に摺動接触される抵抗体側接点と、前記第1の端子又は前記第2の端子の外側に配置された第3の端子に接続されるリード側端子と、を有し、
前記回転シャフトの回転に応じて前記スライド部材を当該回転シャフトの軸方向へ移動させる
ことを特徴とする巻線型ポテンショメータ。 - 前記スライド部材に、前記複数の抵抗体の少なくとも1つの抵抗体と摺動可能に係合されるスライドガイドを設け、
前記スライドガイドと前記抵抗体の係合により前記スライド部材の回転に基づき当該スライド部材を前記回転シャフトの軸方向へ移動させるようにした
ことを特徴とする請求項1記載の巻線型ポテンショメータ。 - 前記複数の抵抗体は、線材をコイル状に巻回することにより形成される2つの巻線を180度回転変位した位置に重ね合わせるように配置した2条の巻線抵抗体からなり、
前記抵抗体と同数の端子レバーは、2つの端子レバーを前記スライド部材の180度回転変位した位置に対称をなすように配置した
ことを特徴とする請求項1又は2記載の巻線型ポテンショメータ。 - 前記回転シャフトに、当該回転シャフトの軸心線と平行をなして軸方向に延在された一以上のガイド突条を設け、
前記スライド部材に、前記一以上のガイド突条が摺動可能に係合される一以上のガイド溝を設けた
ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の巻線型ポテンショメータ。
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- 2010-11-25 JP JP2010262590A patent/JP2012114280A/ja active Pending
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