JP2012114056A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単且つコンパクトな構成で、燃料電池の劣化を可及的に抑制することを可能にする。
【解決手段】燃料電池システム10は、燃料電池スタック12と、前記燃料電池スタック12に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置14と、前記燃料電池スタック12に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置16と、前記燃料電池スタック12による通常発電時の酸素ストイキよりも低い低酸素ストイキで運転を行うとともに、カソード出口側に前記燃料電池スタック12のカソード側出口よりも窒素リッチな排ガスを生成する補助燃料電池スタック18と、前記燃料電池システム10全体の制御を行うコントローラ20とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、酸化剤ガス流路からカソード側に供給される空気及び燃料ガス流路からアノード側に供給される燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層される燃料電池スタックと、前記燃料電池に前記空気を供給する酸化剤ガス供給装置と、前記燃料電池に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置とを備える燃料電池システムに関する。
燃料電池は、燃料ガス(主に水素を含有するガス、例えば、水素ガス)及び酸化剤ガス(主に酸素を含有するガス、例えば、空気)をアノード電極及びカソード電極に供給して電気化学的に反応させることにより、直流の電気エネルギを得るシステムである。このシステムは、定置用の他、車載用として燃料電池車両に組み込まれている。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード電極及びカソード電極を設けた電解質膜・電極構造体(MEA)を、一対のセパレータによって挟持している。一方のセパレータと電解質膜・電極構造体との間には、アノード電極に燃料ガスを供給するための燃料ガス流路が形成されるとともに、他方のセパレータと前記電解質膜・電極構造体との間には、カソード電極に酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス流路が形成されている。
ところで、燃料電池の停止時には、燃料ガス及び酸化剤ガスの供給が停止されるものの、燃料ガス流路内に前記燃料ガスが残留する一方、酸化剤ガス流路内に前記酸化剤ガスが残留している。従って、特に燃料電池の停止期間が長くなると、燃料ガスや酸化剤ガスが電解質膜を透過し、前記燃料ガスと前記酸化剤ガスとが混在するおそれがある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池装置が知られている。この燃料電池装置は、少なくとも改質装置、アノード電極からなるアノードラインと、少なくともカソード電極を備えるカソードラインと、前記アノードラインの改質装置とアノード電極及び前記カソードラインのカソード電極に当該電池の起動時及び停止時に窒素ガスでパージするための窒素ガス導入ラインとを備えている。
そして、この燃料電池装置は、アノード電極及びカソード電極のそれぞれに窒素ガスが各々の電極を迂回して流れるバイパスラインを備えるとともに、前記バイパスラインに前記窒素ガスの流通を遮断する遮断弁を備えている。
また、特許文献2に開示されている燃料電池システムの運転方法では、燃料電池のカソード電極に空気が供給され、空気中の酸素が消費された後のガスが再度、循環されてアノード電極に供給されている。これにより、濃縮窒素が生成され、該濃縮窒素によるパージ処理が行われている。
特公平8−15091号公報 米国特許第6,939,633号明細書
しかしながら、上記の特許文献1では、燃料電池装置が燃料電池車両に搭載される際、窒素ボンベを使用する必要がある。このため、定期的に窒素ボンベに窒素を補充する作業を行わなければならず、この種の作業が煩雑化するという問題がある。
また、上記の特許文献2では、システム容量が相当に大きくなり、消費電力が増大して経済的ではないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つコンパクトな構成で、燃料電池の劣化を可及的に抑制することが可能な燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明は、酸化剤ガス流路からカソード側に供給される空気及び燃料ガス流路からアノード側に供給される燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層される燃料電池スタックと、前記燃料電池に前記空気を供給する酸化剤ガス供給装置と、前記燃料電池に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置とを備える燃料電池システムに関するものである。
この燃料電池システムは、燃料電池スタックによる通常発電時の酸素ストイキよりも低い低酸素ストイキで運転を行うとともに、カソード出口側に前記燃料電池スタックのカソード側出口よりも窒素リッチな排ガスを生成する補助燃料電池スタックを備えている。
また、この燃料電池システムでは、燃料電池スタックの酸化剤ガス流路と補助燃料電池スタックの前記酸化剤ガス流路とは、酸化剤ガス供給装置に対して並列に接続されることが好ましい。
さらに、この燃料電池システムでは、燃料電池スタックの酸化剤ガス流路と補助燃料電池スタックの前記酸化剤ガス流路とは、酸化剤ガス供給装置に対して直列に接続されることが好ましい。
さらにまた、この燃料電池システムでは、補助燃料電池スタックの酸化剤ガス流路から排出される排ガスを加圧貯蔵するとともに、前記排ガスを少なくとも燃料電池スタックの前記酸化剤ガス流路に供給自在な排ガス貯蔵装置を備えることが好ましい。
本発明では、補助燃料電池スタックが低酸素ストイキの酸化剤ガスにより発電されるため、前記補助燃料電池スタックのカソード側出口には、窒素リッチ(窒素濃度の高い)な排ガスが生成される。従って、窒素リッチな排ガスは、燃料電池スタックの、例えば、酸化剤ガス流路をパージするためのパージガスとして利用することができる。
このため、燃料電池スタックのカソード側には、窒素ガスが充満して酸素濃度が低下し、燃料電池及びガス配管内を前記窒素ガスにより満たすことが可能になる。これにより、簡単且つコンパクトな構成で、燃料電池の劣化を可及的に抑制することが可能になる。
しかも、酸化剤ガスが低酸素ストイキで供給される補助燃料電池スタックでは、発電が行われている。このため、補助燃料電池スタックの発電により発生した電力は、補器類の駆動電源として有効に利用することができ、エネルギロスを可及的に抑制して経済的である。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 前記燃料電池システムを構成する補助燃料電池スタックのガス流路説明図である。 前記燃料電池システムを構成する回路説明図である。 前記燃料電池システムの動作説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池システム10は、燃料電池スタック12と、前記燃料電池スタック12に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置14と、前記燃料電池スタック12に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置16と、前記燃料電池スタック12による通常発電時の酸素ストイキよりも低い低酸素ストイキで運転を行うとともに、カソード出口側に前記燃料電池スタック12のカソード側出口よりも窒素リッチな排ガスを生成する補助燃料電池スタック18と、前記燃料電池システム10全体の制御を行うコントローラ20とを備える。燃料電池システム10は、図示しないが、燃料電池自動車等の燃料電池車両に搭載される。補助燃料電池スタック18は、酸化剤ガス供給装置14に対して並列に接続される。
燃料電池スタック12は、複数の燃料電池22を積層して構成される。各燃料電池22は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜24をカソード電極26とアノード電極28とで挟持した電解質膜・電極構造体(MEA)30を備える。
カソード電極26及びアノード電極28は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金(又は白金合金等)が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成された電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜24の両面に形成される。
電解質膜・電極構造体30は、カソード側セパレータ32及びアノード側セパレータ34で挟持される。カソード側セパレータ32及びアノード側セパレータ34は、例えば、カーボンセパレータ又は金属セパレータで構成される。
カソード側セパレータ32と電解質膜・電極構造体30との間には、酸化剤ガス流路36が設けられるとともに、アノード側セパレータ34と前記電解質膜・電極構造体30との間には、燃料ガス流路38が設けられる。
燃料電池スタック12には、各燃料電池22の積層方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガス(以下、空気ともいう)を供給する酸化剤ガス入口連通孔40a、燃料ガス、例えば、水素含有ガス(以下、水素ガスともいう)を供給する燃料ガス入口連通孔42a、冷却媒体を供給する冷却媒体入口連通孔(図示せず)、前記酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口連通孔40b、前記燃料ガスを排出する燃料ガス出口連通孔42b、及び前記冷却媒体を排出する冷却媒体出口連通孔(図示せず)が設けられる。
酸化剤ガス供給装置14は、大気からの空気を圧縮して供給するエアポンプ(コンプレッサ)50を備え、前記エアポンプ50が空気供給流路52に配設される。空気供給流路52は、開閉弁54aを介装するとともに、燃料電池スタック12の酸化剤ガス入口連通孔40aに連通する。
酸化剤ガス供給装置14は、酸化剤ガス出口連通孔40bに連通する空気排出流路56を備える。空気排出流路56には、エアポンプ50から空気供給流路52を通って燃料電池スタック12に供給される空気の圧力を調整するための開度調整可能な背圧制御弁(背圧弁)58が設けられる。
燃料ガス供給装置16は、高圧水素を貯留する水素タンク60を備える。水素タンク60は、水素供給流路62を介して燃料電池スタック12の燃料ガス入口連通孔42aに連通するとともに、前記水素供給流路62に開閉弁54bが配設される。この水素供給流路62には、遮断弁64及びエゼクタ66が設けられる。
エゼクタ66は、水素タンク60から供給される水素ガスを、水素供給流路62を通って燃料電池スタック12に供給するとともに、燃料電池スタック12で使用されなかった未使用の水素ガスを含む排ガスを、水素循環路68から吸引して、再度、前記燃料電池スタック12に燃料ガスとして供給する。
燃料ガス出口連通孔42bには、オフガス流路70が連通する。オフガス流路70の途上には、水素循環路68が連通するとともに、前記オフガス流路70には、パージ弁である開閉弁54cを介して図示しない希釈ボックスが接続される。希釈ボックスには、必要に応じて空気排出流路56から希釈用空気が供給される。
補助燃料電池スタック18は、燃料電池システム10に交換可能に装着されるとともに、複数の燃料電池22aを積層して構成される。各燃料電池22aは、固体高分子電解質膜24aをカソード電極26aとアノード電極28aとで挟持した電解質膜・電極構造体30aを備える。電解質膜・電極構造体30aは、カソード側セパレータ32a及びアノード側セパレータ34aで挟持される。
カソード側セパレータ32aと電解質膜・電極構造体30aとの間には、酸化剤ガス流路36aが設けられるとともに、アノード側セパレータ34aと前記電解質膜・電極構造体30aとの間には、燃料ガス流路38aが設けられる。酸化剤ガス流路36aと燃料電池スタック12の酸化剤ガス流路36とは、酸化剤ガス供給装置14に対して並列に接続される。
補助燃料電池スタック18には、各燃料電池22aの積層方向に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔72a、燃料ガス入口連通孔74a、冷却媒体入口連通孔(図示せず)、酸化剤ガス出口連通孔72b、燃料ガス出口連通孔74b及び冷却媒体出口連通孔(図示せず)が設けられる。
図2に示すように、燃料電池22aは、低酸素ストイキで発電可能な均一なガス分布になるように、すなわち、供給される反応ガスの濃度分布が生じ難い構造となるように、酸化剤ガス入口連通孔72a、燃料ガス入口連通孔74a、酸化剤ガス出口連通孔72b及び燃料ガス出口連通孔74bが各辺に沿って流路幅よりも長尺に形成される。酸化剤ガス流路36aと燃料ガス流路38aとは、互いに公差、好ましくは、互いに直交する。
さらに、酸化剤ガス流路36a及び燃料ガス流路38aは、それぞれ複数本の直線状溝部を有するとともに、電極面積が小さく設定される。補助燃料電池スタック18は、燃料電池スタック12よりも低出力に設定され、電極面積が前記燃料電池スタック12の数分の1程度で、積層数も少なく設定される。
図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔72aには、空気供給分岐流路76の一端が接続されるとともに、前記空気供給分岐流路76の他端は、開閉弁54aの上流に位置して空気供給流路52に接続される。この空気供給分岐流路76には、開閉弁54dが配設される。
酸化剤ガス出口連通孔72bには、空気排出分岐流路78の一端が接続されるとともに、前記空気排出分岐流路78の他端は、開閉弁54aの下流に位置して空気供給流路52に接続される。空気排出分岐流路78には、逆止弁付きポンプ80、窒素ガスタンク(排ガス貯蔵装置)84及び開閉弁54eが配設される。なお、窒素ガスタンク84の下流には、減圧弁(図示せず)を設けてもよい。
燃料ガス入口連通孔74aには、水素供給分岐流路86の一端が接続されるとともに、前記水素供給分岐流路86の他端は、開閉弁54bの上流に位置して水素供給流路62に接続される。この水素供給分岐流路86には、開閉弁54fが配設される。燃料ガス出口連通孔74bには、水素排出分岐流路88の一端が接続されるとともに、前記水素排出分岐流路88の他端は、オフガス流路70に接続される。水素排出分岐流路88には、開閉弁54gが配設される。
図3に示すように、燃料電池スタック12には、バスライン90の一端が接続されるとともに、前記バスライン90の他端がインバータ92に接続される。インバータ92には、三相の車両走行用の駆動モータ94が接続される。なお、バスライン90は、実質的には、プラスとマイナスの2本の電線が用いられているが、説明の簡素化を図るために、1本の前記バスライン90で記載する。
バスライン90には、FCコンタクタ96が配設されるとともに、電力線98の一端が接続され、前記電力線98には、DC/DCコンバータ100及びバッテリコンタクタ102を介装して二次電池104が接続される。バスライン90には、FCコンタクタ106及びDC/DCコンバータ108を介して補助燃料電池スタック18が接続される。
補助燃料電池スタック18は、補器類110に余剰電力を供給可能であるとともに、電力不足時には、二次電池104から前記補器類110に電力の供給が行われる。補器類110は、エアポンプ50、逆止弁付きポンプ80、開閉弁54a〜54g、背圧制御弁58及び遮断弁64等を含む。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、以下に説明する。
先ず、燃料電池システム10の運転開始時には、二次電池104から補器類110に電力が供給されて燃料電池スタック12の発電が開始される。この燃料電池スタック12では、酸化剤ガス供給装置14を構成するエアポンプ50を介して、空気供給流路52に空気が送られる。この空気は、燃料電池スタック12の酸化剤ガス入口連通孔40aに供給され、各燃料電池22に設けられている酸化剤ガス流路36に沿って移動することにより、カソード電極26に供給される。
使用済みの空気は、酸化剤ガス出口連通孔40bから空気排出流路56に排出された後、背圧制御弁58を介して排出される。
一方、燃料ガス供給装置16では、遮断弁64が開放されることにより、水素タンク60から減圧弁(図示せず)により減圧された後、水素供給流路62に水素ガスが供給される。この水素ガスは、水素供給流路62を通って燃料電池スタック12の燃料ガス入口連通孔42aに供給される。燃料電池スタック12内に供給された水素ガスは、各燃料電池22の燃料ガス流路38に沿って移動することにより、アノード電極28に供給される。
使用済みの水素ガスは、燃料ガス出口連通孔42bから水素循環路68を介してエゼクタ66に吸引され、燃料ガスとして、再度、燃料電池スタック12に供給される。従って、カソード電極26に供給される空気とアノード電極28に供給される水素ガスとが電気化学的に反応して発電が行われる。このため、燃料電池スタック12から駆動モータ94に電力が供給され、燃料電池車両が走行可能になる。
次いで、補助燃料電池スタック18の発電が開始される。補助燃料電池スタック18では、開閉弁54dが開放されることにより、酸化剤ガス供給装置14が酸化剤ガス流路36aに連通し、この酸化剤ガス流路36aに空気が供給される。その際、供給される空気は、通常運転よりも低酸素ストイキに設定される。燃料電池スタック12よりもストイキが低い。さらに、補助燃料電池スタック18では、開閉弁54f、54gが開放されることにより、燃料ガス供給装置16が燃料ガス流路38に連通する。
これにより、各燃料電池22aでは、カソード電極26aに供給される空気とアノード電極28aに供給される水素ガスとが、電気化学的に反応して発電が行われる。そして、補助燃料電池スタック18から補器類110に電力が供給される一方、二次電池104は、放電モードから充電モードに移行する。
補助燃料電池スタック18に供給される空気は、該空気中の酸素ストイキが通常発電時の酸素ストイキよりも低い低酸素ストイキに設定されている。具体的には、低酸素ストイキは、1〜1.2程度に設定される。従って、補助燃料電池スタック18では、Oリーンの状態で発電が行われ、カソード側では、酸素濃度が減少して窒素濃度が上昇し、排ガスとして高濃度(例えば、90%以上)の窒素ガスが発生する。
窒素リッチガスである排ガスは、空気排出分岐流路78に排出され、逆止弁付きポンプ80の駆動作用下に、窒素ガスタンク84内に圧入される。窒素ガスタンク84内に充填された排ガスの圧力が設定圧力に至ると、補助燃料電池スタック18への水素及び空気の供給が停止される。
次に、燃料電池システム10の運転が停止される際には、図4に示すように、開閉弁54a、54b及び遮断弁64が閉塞されて、燃料電池スタック12と酸化剤ガス供給装置14及び燃料ガス供給装置16とが遮断される。この状態で、開閉弁54eが開放されると、窒素ガスタンク84内に圧入されている排ガス(窒素リッチガス)が、空気供給流路52から燃料電池スタック12内の酸化剤ガス流路36に供給される。
このため、燃料電池スタック12では、残存する空気中の酸素と水素ガスとにより発電(ディスチャージ)が行われ、アノード側の水素濃度が減少する一方、カソード側には、窒素リッチガスが供給されている。従って、アノード側では、水素濃度の低下により負圧状態となり、カソード側からアノード側に窒素ガスの透過が行われる。燃料電池スタック12内に窒素リッチガスが十分に供給された後、開閉弁54eが閉塞されて前記窒素リッチガスの供給が停止される。
この場合、第1の実施形態では、燃料電池スタック12とは個別に且つ交換自在に補助燃料電池スタック18が設けられている。補助燃料電池スタック18は、低酸素ストイキの酸化剤ガス(空気)で発電されるため、前記補助燃料電池スタック18のカソード側出口には、窒素リッチ(窒素濃度の高い)な排ガスが生成されている。
排ガスは、窒素ガスタンク84内に圧入されており、燃料電池スタック12の、例えば、停止時に、残存する水素及び酸素を排出するためのパージガスとして利用することができる。このため、カソード側には、窒素ガスが充満して酸素濃度が低下し、燃料電池22及びガス配管内を不活性ガスである前記窒素ガスにより満たすことが可能になる。これにより、簡単且つコンパクトな構成で、燃料電池22の劣化を可及的に抑制することが可能になるという効果が得られる。
しかも、酸化剤ガスが低酸素ストイキで供給される補助燃料電池スタック18では、発電が行われている。このため、補助燃料電池スタック18の発電により発生した電力は、補器類110の駆動電源として有効に利用することができ、エネルギロスを可及的に抑制して経済的である。その上、窒素リッチガスは、窒素ガスタンク84に加圧貯蔵されているため、多量の前記窒素リッチガスを効率的に貯蔵することが可能になる。
さらに、補助燃料電池スタック18を構成する燃料電池22aでは、図2に示すように、酸化剤ガス入口連通孔72a、燃料ガス入口連通孔74a、酸化剤ガス出口連通孔72b及び燃料ガス出口連通孔74bが各辺に沿って長尺に形成されるとともに、酸化剤ガス流路36a及び燃料ガス流路38aは、それぞれ複数本の直線状溝部を有している。従って、燃料電池22aは、低酸素ストイキで発電可能な均一なガス分布になり、ストイキ1程度でも、電極触媒層にダメージを与えることなく、効率的に濃縮窒素を製造することが可能になる。
さらにまた、補助燃料電池スタック18では、発電出力が、燃料電池スタック12よりも低く発電出力の5%〜50%程度であり、定格電流密度が、前記補助燃料電池スタック12よりも低く20%〜30%程度であり、使用電位域が、触媒担体腐食電位の0.8V以下に設定されている。
発電出力が5%未満であると、酸素消費可能なガス量が不足して燃料電池スタック12内の酸素排出に必要なガス生成に時間が掛かってしまう。一方、発電出力が50%を超えると、補助燃料電池スタック18が劣化し易くなり、この補助燃料電池スタック18の交換頻度が高くなって経済的ではない。
また、補助燃料電池スタック18の定格電流密度は、小さ過ぎると触媒担体の腐食が惹起する一方、大き過ぎると生成水量が増加し、流路溝の詰まりが発生して電極面で均一な発電がなされないという問題がある。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池システム120の概略構成図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池システム10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池システム120は、燃料電池スタック122と、前記燃料電池スタック122に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置124と、前記燃料電池スタック12に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置126と、前記燃料電池スタック122による通常発電時の酸素ストイキよりも低い低酸素ストイキで運転を行うとともに、カソード出口側に前記燃料電池スタック122のカソード側出口よりも窒素リッチな排ガスを生成する補助燃料電池スタック128と、前記燃料電池システム120全体の制御を行うコントローラ20とを備える。
燃料電池スタック122には、酸化剤ガス流路36に連通する窒素ガス入口連通孔130a及び窒素ガス出口連通孔130bと、燃料ガス流路38に連通する窒素ガス入口連通孔132a及び窒素ガス出口連通孔132bとが設けられる。
酸化剤ガス供給装置124を構成する空気排出流路56には、補助燃料電池スタック128、逆止弁付きポンプ80、窒素ガスタンク84及び背圧制御弁58が設けられる。
空気排出流路56は、補助燃料電池スタック128の酸化剤ガス入口連通孔72a及び酸化剤ガス出口連通孔72bに連通する。補助燃料電池スタック128の燃料ガス入口連通孔74a及び燃料ガス出口連通孔74bには、水素供給分岐流路86及び水素排出分岐流路88が接続される。
窒素ガスタンク84には、窒素ガス排出路134、136の一端が接続される。窒素ガス排出路134、136の他端は、燃料電池スタック122の窒素ガス入口連通孔130a、132aに接続される。窒素ガス出口連通孔130b、132bには、開閉弁54h、54iが配設される。窒素ガス排出路134、136は、減圧弁(図示せず)により減圧されたガスを窒素ガス入口連通孔130a、132aに供給することが好ましい。
第1の実施形態では、補助燃料電池スタック18が酸化剤ガス供給装置14に対して並列に接続されるのに対し、第2の実施形態では、補助燃料電池スタック128が酸化剤ガス供給装置124に対して直列に接続される。
このように構成される第2の実施形態では、燃料電池スタック122による通常発電時に、前記燃料電池スタック122の酸化剤ガス流路36に供給された空気は、排ガスとして酸化剤ガス出口連通孔40bから補助燃料電池スタック128の酸化剤ガス流路36aに送られる。この排ガスは、補助燃料電池スタック128を通って窒素ガスタンク84に導入され、背圧制御弁58を介して排出される。
一方、燃料電池システム120の停止時には、補助燃料電池スタック128の酸化剤ガス流路36aに燃料電池スタック122の酸化剤ガス流路36から排出された酸素濃度が低い空気が供給されるとともに、燃料ガス流路38aに燃料ガス供給装置126から水素が供給される。このため、補助燃料電池スタック128で発電が開始され、酸素が殆ど消費されて酸化剤ガス出口連通孔72bから窒素リッチな排ガスが排出される。
この排ガスは、窒素ガスタンク84に加圧貯蔵されるとともに、窒素ガス排出路134、136から燃料電池スタック122の窒素ガス入口連通孔130a、132aに供給される。排ガスは、燃料電池スタック122内の酸化剤ガス流路36及び燃料ガス流路38に導入され、酸素及び水素を前記燃料電池スタック122から排出する。
これにより、第2の実施形態では、簡単且つコンパクトな構成で、燃料電池22の劣化を可及的に抑制することが可能になる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、通常発電時には、逆止弁付きポンプ80及び窒素ガスタンク84をバイパスして、酸化剤ガス出口連通孔72bと背圧制御弁58とを直接連結してもよい。
10、120…燃料電池システム 12、122…燃料電池スタック
14、124…酸化剤ガス供給装置 16、126…燃料ガス供給装置
18、128…補助燃料電池スタック 20…コントローラ
22、22a…燃料電池 24、24a…固体高分子電解質膜
26、26a…カソード電極 28、28a…アノード電極
30、30a…電解質膜・電極構造体
32、32a、34、34a…セパレータ
36、36a…酸化剤ガス流路 38、38a…燃料ガス流路
40a、72a…酸化剤ガス入口連通孔
40b、72b…酸化剤ガス出口連通孔
42a、74a…燃料ガス入口連通孔 42b、74b…燃料ガス出口連通孔
50…エアポンプ 52…空気供給流路
54a〜54i…開閉弁 56…空気排出流路
58…背圧制御弁 60…水素タンク
62…水素供給流路 64…遮断弁
66…エゼクタ 68…水素循環路
76…空気供給分岐流路 78…空気排出分岐流路
80…逆止弁付きポンプ 84…窒素ガスタンク
86…水素供給分岐流路 88…水素排出分岐流路
94…駆動モータ 110…補器類
130a、132a…窒素ガス入口連通孔
130b、132b…窒素ガス出口連通孔
134、136…窒素ガス排出路

Claims (4)

  1. 酸化剤ガス流路からカソード側に供給される空気及び燃料ガス流路からアノード側に供給される燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層される燃料電池スタックと、
    前記燃料電池に前記空気を供給する酸化剤ガス供給装置と、
    前記燃料電池に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置と、
    を備える燃料電池システムであって、
    前記燃料電池スタックによる通常発電時の酸素ストイキよりも低い低酸素ストイキで運転を行うとともに、カソード出口側に前記燃料電池スタックのカソード側出口よりも窒素リッチな排ガスを生成する補助燃料電池スタックを備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池スタックの前記酸化剤ガス流路と前記補助燃料電池スタックの前記酸化剤ガス流路とは、前記酸化剤ガス供給装置に対して並列に接続されることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池スタックの前記酸化剤ガス流路と前記補助燃料電池スタックの前記酸化剤ガス流路とは、前記酸化剤ガス供給装置に対して直列に接続されることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、前記補助燃料電池スタックの前記酸化剤ガス流路から排出される排ガスを加圧貯蔵するとともに、前記排ガスを少なくとも前記燃料電池スタックの前記酸化剤ガス流路に供給自在な排ガス貯蔵装置を備えることを特徴とする燃料電池システム。
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