JP2012113760A - 管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】数万台規模の計算機をシンクライアント化する場合、作業者等が一台ずつ作業するのは、コストや労力が膨大になる。
【解決手段】管理装置と、サーバと、端末が、それぞれネットワークを介して接続されるネットワークシステムにおいて、管理装置は、端末から、当該端末の状態を示す状態情報を収集する状態管理部と、状態管理部が収集した状態情報に基づいて、端末からサーバへのデータ移行を指示するための移行開始メッセージを、当該端末に送信する端末指示部を備え、端末は、移行開始メッセージを受信すると、データを移行するか否かを判定する判定部と、データを移行すると判定した場合、データをサーバに送信するデータ送信部と、データ送信部がデータの送信を完了した場合、データを当該端末が備える記憶装置から消去する記憶装置制御部と、データを消去した後、当該端末をシンクライアントとして機能させるシンクライアント部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シンクライアントを備えるネットワークシステムに関する。
近年、シンクライアント(記憶装置を備えない、又は、記憶装置の利用を禁止された計算機)を備えるシステムが注目を浴びている。当該システムでは、ネットワークに接続されたサーバでデータを一括管理し、シンクライアント側では、データを保持しない(特許文献1参照)。
特開2006−209610号公報
計算機の記憶装置の利用を禁止する場合、作業者等が、計算機が設置される拠点へ赴き、データをサーバへ移行し、記憶装置の利用を禁止するための設定等を行う必要がある。
今後、シンクライアントを備えるシステムが普及すると考えられるため、シンクライアント化すべき計算機の数も、数万台規模で、日本全国規模に設置されることが予想される。このような場合、作業者等が一台ずつ作業をすると、コストや労力が膨大になるが、特許文献1では、当該課題について考慮されていない。
そこで、本発明の目的は、作業者を現地に派遣することなく、ネットワークを介して、端末に格納されるデータをサーバへ移行し、速やかに端末をシンクライアント化できるシステムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の望ましい態様の一つは次の通りである。
管理装置と、サーバと、端末が、それぞれネットワークを介して接続されるネットワークシステムにおいて、管理装置は、端末から、当該端末の状態を示す状態情報を収集する状態管理部と、状態管理部が収集した状態情報に基づいて、端末からサーバへのデータ移行を指示するための移行開始メッセージを、当該端末に送信する端末指示部を備え、端末は、移行開始メッセージを受信すると、データを移行するか否かを判定する判定部と、データを移行すると判定した場合、データをサーバに送信するデータ送信部と、データ送信部がデータの送信を完了した場合、データを当該端末が備える記憶装置から消去する記憶装置制御部と、データを消去した後、当該端末をシンクライアントとして機能させるシンクライアント部を備える。
本発明によれば、作業者を現地に派遣することなく、ネットワークを介して、端末に格納されるデータをサーバへ移行し、速やかに端末をシンクライアント化できるシステムを提供することができる。
ネットワークシステムを示す図。 計算機のハードウェア構成図。 端末3の記憶装置に格納されるソフトウェア構成図。 管理装置1の記憶装置に格納されるソフトウェア構成図。 移行管理テーブルを示す図。 管理装置1の移行管理部44のフロー図。 管理装置1の表示装置の画面例。 端末3の移行部34のフロー図。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
図1は、ネットワークシステムを示す図である。
ネットワークシステムは、管理装置1、サーバ2、及び、複数の端末3(3−1、3−2)とから構成され、これらはそれぞれ、ネットワーク4を介して接続される。
尚、端末3は、シンクライアントの場合と、非シンクライアント(記憶装置を利用できる端末)の場合があるが、端末3がシンクライアントである場合に限り、サーバ2と共に、シンクライアントシステムを構成するものとする。又、管理装置1の機能とサーバ2の機能が、同一の計算機により実現されてもよい。
図2は、計算機(管理装置1、サーバ2、端末3等)のハードウェア構成図である。
計算機は、CPU21、主メモリ22、記憶装置23、通信装置24、入出力装置(キーボード、マウス等)25、及び表示装置26とからなり、これらは、バス等の通信線27により接続される。尚、計算機がシンクライアントの場合、記憶装置23は、利用が禁止されているか、又は、存在しない。又、サーバ2は、表示装置26を備えなくてもよい。
CPU21は、記憶装置23に格納されるプログラムを(シンクライアントの場合は、サーバ2に格納されるプログラムを)主記憶装置22に読み込み、種々の処理を実行する。本実施例で説明するプログラムやデータは、予め記憶装置23に格納しておいてもよいし、CD−ROM等の記憶媒体から入力してもよいし、ネットワーク経由で他の装置からダウンロードしてもよい。又、当該プログラムにより実現される機能を、専用のハードウェアにより実現してもよい。
以下、プログラムが行為主体であるかのように記載する場合があるが、実際には、CPUが、当該プログラムを実行して処理を行う主体であることはいうまでもない。
図3は、端末3の記憶装置に格納されるソフトウェア構成図である。
端末3の記憶装置は、オペレーティングシステム(以下、OSと記す)31、ハードウェアを制御するドライバ32、他の装置と通信を行う通信制御部33、管理装置1とメッセージを交換しながら端末3をシンクライアントへ移行する移行部34、及び、ワードや表計算などの汎用部35等のプログラム、並びに、後述の移行管理テーブル36、及び、ファイル等のユーザデータ37を格納する。
移行部34は、サーバ2にデータを送信(移行)するデータ送信部340、端末3に接続されるデバイスを制御するデバイス制御部341、端末3の記憶装置へのアクセスを制御する記憶装置制御部342、汎用部35等を対象として作業者等が指定したプログラムの起動を制御する起動制御部343、自端末の移行状態(図5の55)やインベントリ情報を取得する情報取得部344、ネットワーク4の品質を計測する品質計測部345、データ移行の時間を算出する移行時間算出部346、データ移行ができるか否か等、種々の判定を行う判定部347、OSの制御やOSの設定情報の書換えを行うOS操作部348、及び、端末3をシンクライアントとして機能させるシンクライアント部349とからなる。
ここで、インベントリ情報とは、CPUやメモリ等のハードウェアに関する情報、及び、端末に格納されているソフトウェアの情報や設定情報、管理情報等を示す。又、品質とは、データ疎通の有無、通信伝送遅延時間、利用帯域、スループット、ロス、ゆらぎ等を示す。品質計測部345の例として、PingやTracerouteなどがある。Pingは、IPネットワークに接続する装置間の疎通の有無を診断、通信データの往復伝送時間を計測するためのプログラムであり、Tracerouteは、ネットワークに接続する装置間に設置されるルータ装置を通過する経路を調査するためのプログラムである。これらのプログラムでは、ネットワーク計測用のデータを送信して当該データの振る舞いを見て、当該品質を計測するいわゆるアクティブ計測手法や、ネットワークに流れるデータをキャプチャし、データの振る舞いを見て、当該品質を計測するいわゆるパッシブ計測手法等が用いられる。
尚、端末3に接続されるデバイスとしては、PCMCIAスロット等の外部入出力ポートに接続でき得るデバイス、例えば、DVDドライブ、CDドライブ、RAMドライブ、MOドライブ、FDドライブ等がある。
移行部34については、これから現地に設置しようとする端末に予めインストールしておく。但し、既に設置されている端末については、ユーザの操作によってインストールしてもらうことになる。例えば、郵送したCD−ROMからのインストール、又は、サーバからのダウンロード等が考えられる。
図4は、管理装置1の記憶装置に格納されるソフトウェア構成図である。
管理装置1の記憶装置は、OS41、ドライバ42、通信制御部43、及び、データ移行を管理する移行管理部44等のプログラム、並びに、移行管理テーブル45とからなる。
移行管理部44は、端末3から送信される移行部34の実行状態を移行管理テーブル45に記録する状態管理部441、移行管理テーブル45の内容を管理装置1の表示装置に表示する状態表示部442、作業者等の入出力装置を介した指示により、端末3に対して種々の指示を行う端末指示部443、及び、サーバ2に接続される端末の数とサーバ2に接続できる上限台数を管理する端末数管理部444とからなる。
図5は、移行管理テーブル36(又は45)を示す図である。
当該テーブルは、端末3を一意に識別する識別子50、端末3が設置される場所(自治体名称、建屋名称等、緯度/経度の地理的な位置情報等)を示す設置場所51、端末3のIPアドレス等を示す自端末論理識別情報52、情報が更新された日時を示す更新日時53、端末3にインストールされた移行部34の状態を示すプログラム状態54、端末3が非シンクライアントからシンクライアントへ移行する過程の状態を示す移行状態55、作業者等が指定した移行先のサーバ2のIPアドレス等を示す移行先論理識別情報56、データ移行にかかる時間を示す移行時間57、シンクライアント化した(又は、シンクライアントへ移行途中の)端末3を、非シンクライアントへ戻すことが可能か否かを示す切戻し可否58(可能な場合は「可」、不可能な場合は「不可」を格納)、及び、データ移行の開始時刻を示す移行開始時刻(年月日時刻、実行指示からの日数や時間等)59を一組の情報として保持する。端末3の移行管理テーブル36では、自身の状態の変化により、随時、追加、更新が行われる。又、管理装置1の移行管理テーブル45では、移行管理部44がネットワーク4を介して端末3から受信した情報や、作業者等による操作により、随時、追加/更新が行われる。尚、移行開始時刻59は、作業者等が指定してもよい。
プログラム状態54には、移行部34が端末3にインストールされていない「インストール前」、インストールが行われている「インストール中」、インストールされているが実行されていない「停止中」、インストールされ実行されている「実行中」、及び、インストールされ正常に実行が完了した「実行完了」の状態がある。又、移行状態55には、「移行前」、「移行中」、「中止」、「移行完了」の状態があり、「移行中」には、ネットワーク品質を計測しデータの移行時間を算出している「移行時間算出中」、端末3の記憶装置に格納されるデータをサーバ2の記憶装置へコピーしている「データコピー中」、端末3の記憶装置に格納されるデータを消去している「データ消去中」、及び、端末3の記憶装置や端末3に接続されているデバイスを無効化している「デバイス無効化中」の状態がある。更に、「中止」には、システムに何らかの障害が原因でデータ移行を中止している「障害」、端末を非シンクライアントに戻すことによりデータ移行を中止している「切戻し中」の状態がある。
図6は、管理装置1の移行管理部44のフロー図である。
移行管理部44は、まず、移行管理テーブル45やファイル等を主メモリ22に読み込み、状態表示部442は、読み込んだ情報を、表示装置に表示する(ステップ61)。
次に、状態管理部441は、端末3の移行管理テーブル36の情報を収集し(ステップ62)、収集した情報を移行管理テーブル45に記録する(ステップ63)。その際、更新日時53も更新する。尚、ステップ62において、端末3の情報が収集できなかった場合、当該端末3は移行部34を持たないと判断し、移行管理テーブル45のプログラム状態54を「インストール前」とする。
次に、状態表示部442は、更新された移行管理テーブル45を管理装置1の表示装置に表示する(ステップ64)。その後、一定時間を経過したら(ステップ65)終了し、経過していなければ、ステップ62に戻る。
図7は、管理装置1の表示装置の画面例である。
状態表示部442は、移行管理テーブル45の情報を逐次的に表示する。情報が追加、削除、更新されると、逐次的に表示画面上の情報も追加、削除、更新される。
作業者等は、表示画面上の移行管理テーブル45のプログラム状態54が「インストール中」又は「停止中」となっているPCを指定して、「移行開始」ボタン71を押下する。
「移行開始」ボタン71が押下されると、端末指示部443は、移行開始メッセージ(端末3を非シンクライアントからシンクライアントへ移行するための処理開始を要求するメッセージ)を端末3に送信する。又、「切戻し」ボタン72が押下されると、端末指示部443は、切戻しメッセージ(シンクライアント化した、又は、シンクライアントへの移行途中の端末3を非シンクライアントへ戻すための処理開始を要求するメッセージ)を端末3に送信する。但し、端末数管理部444は、サーバ2に接続される端末の数が上限を超える場合は、移行開始メッセージの送信を保留し、上限以下となった場合に移行開始メッセージを送信する。又は、移行が出来ない旨を画面上に表示し、移行可能となった場合に、移行開始を促す表示をしてもよい。
「状態収集」ボタン73が押下されると、端末指示部は、状態情報要求メッセージ(端末3の移行部34の実行状態を示す情報(状態情報)を要求するメッセージ)を端末3に送信する。尚、状態管理部441が、端末3から送信される状態情報を随時受信する形態とする場合、「状態収集」ボタンはなくてもよい。
図8は、端末3の移行部34のフロー図である。
まず、情報取得部344は、自端末の移行状態(図5の55に相当)、及び、インベントリ情報を取得する(ステップ801)。次に、移行部34は、管理装置1からメッセージが届くのを待ち(ステップ802)、メッセージを受信すると、メッセージの種類を判定する(ステップ803)。ここでは、状態情報要求メッセージ、移行開始メッセージ、切戻しメッセージの3種類を扱う。
状態情報要求メッセージを受信した場合、通信制御部33は、ステップ801で取得した情報を応答メッセージとして、管理装置1へ送信する(ステップ804)。この場合、端末3の移行状態はシンクライアントへの移行前であるため、「移行前」を示す情報を、管理装置1に送信する。その後、ステップ802に戻る。
移行開始メッセージを受信した場合、品質計測部345は、端末3とサーバ2の間のネットワーク品質を計測する(ステップ805)。この時、情報取得部344は、管理装置1に対して、「移行中(計測中)」であることを示す応答メッセージを送信する。尚、移行開始メッセージには、移行先のサーバ2のIPアドレスと、端末3からサーバ2へコピーするデータが格納される場所を示す情報と、サーバ2内のデータを格納する場所を示す情報と、端末3上のCPUにおいて実行可能なデータをコピーするためのコマンドプログラム、インタプリンタプログラム、スクリプトプログラム等も含まれる。
次に、移行時間算出部346は、ステップ801で取得した端末3に格納されるデータ量と、ステップ805で計測したネットワーク品質の情報に基づいて、端末3に格納されるデータをサーバ2に移行する際に必要となる移行時間(図5の57)を算出する(ステップ806)。そして、判定部347は、データを移行できるか否かを判定する(ステップ807)。
データを移行できるか否かを判定する方法としては、算出された移行時間に基づく方法がある。例えば、予め閾値を定めておき、閾値を超えなければ、データを移行する。又は、時間帯に基づく方法もある。例えば、業務を行っていない夜間時間帯など、所定の時間帯にデータを移行する。尚、データ移行を、算出された移行時間に基づく方法で行わない場合には、ステップ805、806はなくてもよい。
データを移行すると判定した場合、データ送信部340は、データの移行を行う(ステップ808)。データ送信部340が、データをサーバ2へ送信し、サーバ2のCPUが、自身の記憶装置に当該データを格納する。データを移行しないと判定した場合、ステップ802に戻る。
通信制御部33は、管理装置1に対して、移行時間算出中のときは「移行中(移行時間算出中)」を示すメッセージを送信し、移行時間算出後は、データの移行が開始されれば、「移行中(データコピー中)」を示す応答メッセージを、データの移行が行なわれないときは、「中止(障害)」を示す応答メッセージを送信する。
次に、判定部347は、コピーしたデータがコピー元のデータと一致していることを確認し、コピーが正常に完了したか否かを判定する(ステップ809)。コピー処理中に中断、コピー後のチェック処理で不一致が発生した場合は、移行処理に障害が発生したとみなし、移行処理を停止する(ステップ810)。通信制御部33が、管理装置1に対して、「中止(障害)」を示す応答メッセージを送信し、終了する。
データのコピーが正常に完了した場合、記憶装置制御部342が端末3内の記憶装置に格納されるデータを消去し、記憶装置へのデータ書き込みを抑止するための書き込み制限設定を行う(ステップ811)。通信制御部33は、管理装置1に対して、「移行中(データ消去中)」を示す応答メッセージを送信する。
次に、起動制御部343が、端末3に格納されるプログラムの起動を抑止し(ステップ812)、デバイス制御部341が、端末3に接続するデバイスの駆動を抑止する(ステップ813)。
次に、シンクライアント部349がサーバ2と通信して、端末3をシンクライアントとして機能させる(ステップ814)。具体的には、端末3内で動作していたOAプログラムなどの利用を無効化し、サーバ2で動作する処理の画面情報のみを、あたかも端末3で動作しているように見せかけるような処理を行う。その後、一定時間を経過したら(ステップ822)終了し、経過していなければ、ステップ802に戻る。
通信制御部33は、管理装置1に「移行完了」であることを示すメッセージを送信する。これにより、端末3が非シンクライアントからシンクライアントへ移行が完了する。その後、ステップ802に戻る。
切戻しメッセージを受信した場合、判定部347は、端末3の状態を判定し(ステップ815)、移行管理テーブル36の移行状態55が「移行完了」である場合はステップ816へ移行する。一方、「移行中」又は「中止」の場合、ステップ802へ戻り、移行処理を中止する。この時、判定部347は、管理装置1に対し、「移行前」であることを示すメッセージを送信する。
次に、判定部347は、端末3が移行処理開始前の状態に戻すことが可能な否かを判定する(ステップ816)。具体的には、切戻しが可能な期間を経過しているか否かを判定し、可能である場合、シンクライアント部349は処理を停止し(ステップ817)、不可能である場合、ステップ802へ戻る。
次に、デバイス制御部341は、端末3に接続するデバイスの制御抑止を解除し(ステップ818)、起動制御部343は、プログラム起動抑止を解除し(ステップ819)、記憶装置制御部342は、記憶装置の書き込み制限を解除する(ステップ820)。
次に、サーバ2からデータをコピーし、コピーしたデータをチェックし(ステップ821)、移行前の非シンクライアントへ戻す。この時、通信制御部33は、管理装置1に対して、「移行前」であることを示すメッセージを送信する。その後、一定時間を経過したら(ステップ822)終了し、経過していなければ、ステップ802に戻る。
管理装置1は、端末3からメッセージが送信される度に、自身の移行管理テーブル45を更新し、表示装置に表示する。
1・・・管理装置、2・・・サーバ、3・・・端末、4・・・ネットワーク。

Claims (10)

  1. 管理装置と、サーバと、端末が、それぞれネットワークを介して接続されるネットワークシステムにおいて、 前記管理装置は、 前記端末から、当該端末の状態を示す状態情報を収集する状態管理部と、 前記状態管理部が収集した状態情報に基づいて、前記端末から前記サーバへのデータ移行を指示するための移行開始メッセージを、当該端末に送信する端末指示部を備え、 前記端末は、 前記移行開始メッセージを受信すると、前記データを移行するか否かを判定する判定部と、 前記データを移行すると判定した場合、前記データを前記サーバに送信するデータ送信部と、 前記データ送信部が前記データの送信を完了した場合、前記データを当該端末が備える記憶装置から消去する記憶装置制御部と、 前記データを消去した後、当該端末をシンクライアントとして機能させるシンクライアント部を備える、ネットワークシステム。
  2. 前記端末は、前記ネットワークの品質を計測する品質計測部と、前記品質計測部が計測した品質に基づいて、前記データの移行時間を算出する移行時間算出部を更に備え、 前記判定部は、前記移行時間算出部が算出した移行時間に基づいて、前記データを移行するか否かを判定する、請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 前記判定部は、時間帯に基づいて、前記データを移行するか否かを判定する、請求項1記載のネットワークシステム。
  4. 前記管理装置は、前記サーバに接続される端末の数、及び前記サーバに接続できる上限台数を管理する端末数管理部を更に備え、 前記端末指示部は、前記端末数管理部が管理する前記端末の数が前記上限台数以上の場合、前記移行開始メッセージを送信しない、請求項1記載のネットワークシステム。
  5. 前記移行開始メッセージは、前記データの移行開始時刻を含み、 前記データ送信部は、前記移行開始時刻に前記データの移行を開始する、請求項1記載のネットワークシステム。
  6. 前記端末指示部は、前記データ移行を中止するための切戻しメッセージを送信し、 前記データ送信部は、前記切戻しメッセージを受信すると、所定の期間が経過しているか否かを判定し、前記所定の期間が経過していない場合に、前記データ移行を中止する、請求項1記載のネットワークシステム。
  7. 前記管理装置は、前記端末の識別子、及び、前記端末に対応するデータの移行状態を対応付けて格納する、請求項1記載のネットワークシステム。
  8. 前記管理装置は、表示装置を備え、 前記表示装置は、前記識別子、及び、前記移行状態を対応付けて表示する、請求項7記載のネットワークシステム。
  9. 前記管理装置と前記サーバは、同一の計算機である、請求項1記載のネットワークシステム。
  10. 端末の状態を示す状態情報を収集するステップと、 前記状態情報に基づいて、前記端末からサーバへのデータ移行を指示するための移行開始メッセージを送信するステップと、 前記移行開始メッセージに基づいて、前記データを移行するか否かを判定するステップと、 前記データを移行すると判定した場合、前記データを前記サーバに送信するステップと、 前記データの送信を完了した場合、前記データを当該端末が備える記憶装置から消去するステップと、 前記データを消去した後、当該端末をシンクライアントとして機能させるステップを備える、データ移行方法。
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