JP2012112598A - 加熱調理器 - Google Patents

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幸利 平野
Tsunehiro Soma
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Abstract

【課題】いずれの給水経路内の水も排水でき、本体を衛生的に維持できる。
【解決手段】食品を収納する加熱室28と、本体1に設けたジョイント部84に着脱可能な水タンク50と、加熱室に蒸気を供給する蒸気発生手段52と、水を蒸気発生手段52に供給する給水ポンプ59と、水路を中継する接続口Cと接続口Bと水路に空気を入れる吸気口87kを有した接続部材と、吸気口を開閉する開閉手段91と、動作を制御する制御手段と、ジョイント部84と接続口Cとを結ぶ水路となるパイプC85、接続口Bと給水ポンプとを結ぶ水路となるパイプB51、給水ポンプ59と蒸気発生手段52とを結ぶ水路となるパイプA53を備え、制御手段は、水路の中に残っている水を無くす時に、開閉手段91と蒸気発生手段と給水ポンプ59を動作して、吸気口を開口して前記水路内に残った水を蒸気発生手段52に送り蒸気を生成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、蒸気や過熱水蒸気を使用し、被加熱物を加熱する加熱調理器に関するものである。
近年、電子レンジ等の加熱調理器において、本体に着脱可能な水タンクに水を入れて本体に装着して、本体に設けた給水ポンプでヒータを有した蒸気発生手段に給水し、蒸気発生手段で水を加熱して作った蒸気を加熱室に送ってスチーム加熱するものがある。更に、加熱室の一部または連通して設けた加熱部で前記蒸気を更に加熱して過熱水蒸気に変えて加熱するものがある。
そのスチーム加熱に使用する水は、スチーム加熱を使用する毎に新しい水であることが衛生上望ましい。
特許文献1に示す加熱調理器は、着脱可能な水を貯めるタンクと、このタンクからポンプに水を給水する第一給水管路(パイプ)と、前記ポンプから水を加熱して蒸気を発生させる蒸気発生手段に給水する第二給水管路(パイプ)とを備えた加熱調理器が記載されている。
この加熱調理器は、スチーム加熱を行う場合、タンクに入れた水をポンプの駆動によって蒸気発生手段に供給し、蒸気発生手段で供給された水を加熱して蒸気を発生するものである。
そして、スチーム加熱後は、タンクの水は、捨てて使用するたびにタンクを洗い、調理時に新しい水を入れるものである。
また、第一給水管路と第二給水管路とポンプ内に残っている水は、水抜き作業を行うことが必要とされている。
この水抜き作業は、タンクを抜いた状態(タンクの水を空にした状態)でポンプを動作して第一給水管路と第二給水管路とポンプ内に残っている水を蒸気発生手段に供給し、蒸気発生手段に供給された水を加熱して蒸気を発生させることで処理するものである。
特開2007−24452号公報
しかし、特許文献1に示された加熱調理器において、スチーム加熱後の水抜き作業は、続けて他の加熱調理を行う場合に手間となってしまう欠点がある。
本発明は上記の欠点を解決するためになされたものであり、請求項1では、本体と、前記本体に設けて食品を収納する加熱室と、前記本体に設けているジョイント部に着脱可能で水を貯える水タンクと、前記加熱室に水を加熱して生成した蒸気を供給する蒸気発生手段と、前記水タンクの水を前記蒸気発生手段に供給する給水ポンプと、水路を中継するための接続口Cと接続口Bと前記中継した水路に空気を入れる吸気口を有した接続部材と、該接続部材の前記吸気口を開閉する開閉手段と、前記水タンクに接続された前記ジョイント部と前記接続部材の前記接続口Cとを結ぶ水路となるパイプCと、前記接続部材の前記接続口Bと前記給水ポンプとを結ぶ水路となるパイプBと、前記給水ポンプと前記蒸気発生手段とを結ぶ水路となるパイプAと、前記蒸気発生手段と前記給水ポンプと前記開閉手段の動作を制御する制御手段を備え、該制御手段は、前記水路の中に残っている水を無くす時に、前記開閉手段と前記蒸気発生手段と前記給水ポンプを動作して、前記吸気口を開口して前記水路内に残った水を前記蒸気発生手段に送り蒸気を生成するものである。
また、請求項2では、前記制御手段は、スチーム加熱時にスチーム加熱が進行して終了するまでにスチーム加熱に必要とする水量が、予め組込んだ前記パイプAと前記給水ポンプと前記パイプBを合わせた管路の水量に到達すると、前記制御手段が前記開閉手段を動作して前記吸気口を開口させるものである。
本発明によれば、調理中にパイプとポンプの中に残っている水を使い切るので、スチーム加熱後に水抜き作業を行う必要が無くなり、続けて他の調理を行うことも可能となった。
また、水抜き作業で行っていたパイプとポンプ内に残っている水を蒸気発生手段にて蒸発させるための電力が不要となり消費電力の低減をすることもできる。
さらに、水抜き作業を気にすることなく、いつも給水経路内の水も排水でき本体を衛生的に維持できる。
一実施例の加熱調理器の本体を前面側から見た斜視図。 図1のA−A断面図。 一実施例の加熱調理器の本体から外枠と後板を取り外して後方側から見た斜視図。 一実施例の加熱調理器の要部の概略構造図。 一実施例の加熱調理器の加熱室に食材を角皿に載置して収納した状態の加熱室の正面図。 一実施例の加熱調理器の角皿をテーブルプレートに載置した前方からの斜視図。 一実施例の加熱調理器のスチーム加熱調理の時間と調理に必要な水量を示すチャート図。
以下、本発明の実施例を図1から図7に従って説明する。
図1から図3において、加熱調理器の本体1は、加熱室28に加熱する食品を入れ、高周波やヒータの熱を使用して食品を加熱調理する。ドア2は、加熱室28に食品を出し入れするために開閉するもので、ドア2を閉めることで加熱室28を密閉状態にし、食品を加熱する時に使用する高周波の漏洩を防止し、ヒータの熱を封じ込め、効率良く加熱することを可能とする。取っ手9は、ドア2に取り付けられ、ドア2の開閉を容易にするもので、手で握りやすい形状になっている。ガラス窓3は、調理中の食品の状態が確認できるようにドア2に取り付けられ、ヒータ等の発熱による高温に耐えるガラスを使用している。入力手段82は、ドア2の前面下側の操作パネル4に設けられ、高周波加熱やヒータ加熱等の加熱手段や加熱強さである高周波出力や加熱時間等を入力するための操作部6と、操作部6から入力された内容や調理の進行状態を表示する表示部5とで構成されている。
外枠7は、加熱調理器の本体1の上面と左右側面を覆うキャビネットである。後板10は、外枠7の後面を形成するものであり、上部に外部排気ダクト18が取り付けられ、該外部排気ダクト18の取り付けられる内側に、食品から排出した蒸気や本体1の内部の部品を冷却した後の冷却風(廃熱)を排出する排気孔が設けられている。
また、外部排気ダクト18は、排気孔を通過した冷却風(廃熱)を本体1の外に排出するもので、排気は外部排気ダクト18の外部排気口8から排出し、排気の排出方向は本体1の上部方向で且つ前面側に排気する。排気の排出方向を上部方向で且つ前面側に向けることで、背面を壁面に寄せた時でも排気によって壁面を汚すことがない。
また、スチーム調理を行うための水タンク50を加熱室28の下に収納し本体1前面下部に着脱自在に備える。
機械室20は、加熱室底面28aと本体1の底板21との間の空間部に設けられている。底板21上には食品を加熱するためのマグネトロン83、マグネトロン83に接続された導波管47、加熱手段や加熱時間などを制御する制御手段23、その他後述する各種部品が取り付けられている。
加熱室底面28aは、略中央部が凹状に窪んでおり、その中に回転アンテナ26が設置されている。マグネトロン83より放射される高周波エネルギーは、導波管47,回転アンテナ駆動手段46の出力軸46aが貫通する開孔部47aを通して回転アンテナ26の下面に流入し、該回転アンテナ26で拡散されて加熱室28内に放射される。回転アンテナ26は回転アンテナ駆動手段46の出力軸46aに連結されている。
加熱室28の後部には、熱風ユニット11が取り付けられ、該熱風ユニット11内には加熱室28内の空気を効率良く循環させる熱風ファン32が取り付けられ、加熱室奥壁面28bには空気の通り道となる熱風吸気孔31と熱風吹出し孔80が設けられている。
熱風ファン32は、熱風ケース11aの外側に取り付けられた熱風モータ13の駆動により回転し、熱風ヒータ14で循環する空気を加熱する。底板21に取り付けたファン装置15で発生する冷却風で、機械室20内において自己発熱するマグネトロン83や該マグネトロン83の高周波出力を可変可能とするインバータ基板,重量検出手段25等を冷却する。その冷却風は、加熱室28の外側と外枠7の間および熱風ケース11aと後板10の間を流れ、外枠7と後板10を冷却しながら排気孔を通り、外部排気ダクト18の外部排気口8より排出される。
加熱室28の天面の裏側には、上ヒータ12が取り付けられている。上ヒータ12は、マイカ板にヒータ線を巻き付けて平面状に形成し、加熱室28の天面裏側に押し付けて固定し、加熱室28の天面を加熱して加熱室28内の食品を輻射熱によって焼くものである。
また、図5において、加熱室28の左右内側面には、凸状に成型された複数段の棚27が相対向するように設けられ、該棚27に後述するテーブルプレート24を載置することができるようになっている。なお、棚27は、図5では上,中,下の三段設けられているが、上,下二段であってもよい。
また、図2に示すように、加熱室底面28aには、前側左右と後側中央に、複数個の重量検出手段25が設けられている。該重量検出手段25の上にテーブルプレート24を載置している。テーブルプレート24は、前記した重量検出手段25の上部に着脱可能に載置するものである。また、このテーブルプレート24は、食品を載置するためのもので、ヒータ加熱と高周波加熱の両方に使用できるように耐熱性を有し、かつ、高周波の透過性が良く、衛生面でも問題がない磁器等の材料で成形されている。なお、テーブルプレート24は、磁器製で周囲に立ち上げた縁部24a(図5に示す)を備える。
グリル調理など加熱室が高温になる場合、調理終了時に加熱室28から開いたドア2の内側上面にテーブルプレート24を引き出すことによって、加熱した食材を加熱室28から取出すことができる。
次に、テーブルプレート24上に載置した食品にスチームを与え、食品を水の皮膜で覆い食品を加熱するスチーム加熱に関する構造について図2から図4で説明する。
前記したように本体1に着脱する水タンク50は本体1に設けたジョイント部84のゴム製等のシール部材等により水密が保て、着脱自在に接続をする。ジョイント部84には水路となるパイプC85を接続する。パイプC85の他端には接続部材87の接続口C87cを接続する。
接続部材87は、水路を中継するための接続口C87cと接続口B87bを有し、中継した前記水路に空気を入れるための吸気口87kを備えた構造である。接続口C87cと接続口B87bには、水路となるパイプC85とパイプB51が夫々接続でき、後述の給水ポンプ59の吸水圧力に耐える水密を保てる。
接続部材87の接続口B87bにはパイプB51を接続し、パイプB51の他端は給水ポンプ59の吸入側59bを接続する。給水ポンプ59の吐出側59aにはパイプA53を接続する。パイプA53の他端には蒸気発生手段52を接続する。
接続部材87の上面に設けた吸気口87kは、水タンク50の満水時水面より高い位置に設けたジョイント部84より更に高く、且つ給水ポンプ59よりも高い位置に配置するものである。吸気口87kを開口する動作については後記するが、接続部材87の上面に吸気口87kがあるので吸気口87kを開口しても、接続部材87とパイプB51とパイプC85に残る水が吸気口87kから流出して本体1内部にこぼれるのを防止している。更に、その際に接続部材87とジョイント部84を接続するパイプC85に残る水を素早く水タンク50にパイプC85を通して落下して戻すためである。
前記した給水の経路により、水タンク50の水を本体1のジョイント部84,パイプC85,接続部材87,パイプB51を経て給水ポンプ59で吸い上げてパイプA53に吐出された水を蒸気発生手段52で加熱してスチームを発生させる。
蒸気発生手段52は、加熱室側面28cの外側に設けられ、供給された水を加熱するヒータ52bを備え、加熱して生成した蒸気を加熱室28に出した蒸気噴出口52aより噴出する。
次に、図4を用いて、吸気口87kの開閉手段91について説明する。開閉手段91は、吸気口87kを開閉するためのもので、ここでは吸気口87kを開閉する蓋88と、蓋88を動かし吸気口87kを開閉するためのソレノイド86を備える。吸気口87kを開閉する蓋88はゴム製等のシール部材を使用し、給水ポンプ59の吸水圧力に耐える水密を保てる構造を備えている。ソレノイド86が非通電時はソレノイド86内のバネ86aにより、蓋88を吸気口87kに押圧して吸気口87kを閉成する。ソレノイド86に通電されるとソレノイド86のプランジャが動作して蓋88が吸気口87kから離れ、吸気口87kを開口する。吸気口87kは開口時に、給水ポンプ59の吸水圧力で十分に空気が流入できる開口面積を備えている。例えばパイプB51の内径と同じである。前記した接続部材87と開閉手段91によって吸気手段90を構成する。
この給水ポンプ59と蒸気発生手段52、開閉手段91のソレノイド86は、制御手段23により制御され、加熱室28に所望の温度のスチームを供給することで食品のスチーム調理を行うことができる。
また、ソレノイド86が通電され、吸気口87kが開口される期間は、給水ポンプ59と蒸気発生手段52が動作している間に限定されている。これは、吸気口87kの開口後、蒸気発生手段52と給水ポンプ59を動作しないと、給水ポンプ59の吐出側59aに接続したパイプA53の水は、給水ポンプ59の吸入側59bにも、蒸気発生手段52にも流れ出ないので、パイプA53に水が残ってしまうという問題が生じてしまう一方、吸気口87kの開口後、蒸気発生手段52と給水ポンプ59を動作すると、水タンク50からの給水が行われることがないと同時に、吸気口87k,接続部材87,パイプB51,給水ポンプ59を経由して供給される空気によって、パイプB51,パイプA53の水を蒸気発生手段52に排出できるからである。
前記した構造により、蒸気発生手段52でスチームを発生させスチームにより調理を行うことができる。さらに、蒸気発生手段52でスチームを発生させ、熱風ユニット11の熱風ヒータ14と熱風ファン32で、スチームが更に高温に熱せられて過熱水蒸気を生成して、過熱水蒸気により調理を行うことができる。
吸気手段90の開閉手段91についてソレノイド86と蓋88の例を示したが、接続部材87の吸気口87kを開閉でき、水密が保てるものであれば、吸気口87kを直接開閉できる弁やバルブなどの閉止機能を使用してもよい。またソレノイド86は電動モータを用いてもよい。
次に、図5,図6を用いて、角皿101について説明する。図6において、角皿101は、食品を載置する食品載置部101aと、PPS樹脂(ポリフェニンサルファイド樹脂)などによる成形部品よりなる固定脚部101gと、金属線材を略コ字形に加工して固定脚部101gの一部に係止して開閉する脚部101bと、で構成される。尚、角皿101の食品載置部101aは、金属(例えばアルミ)で成形し、下面に発熱体を貼り付けられている。マグネトロン83による高周波加熱で発熱体が加熱されて食品載置部101aを高温にするものである。また、角皿101が加熱室28より小さいため、加熱室28の上方から角皿101の上面の食品載置部101aにマグネトロン83による高周波加熱の電波がまわりこみ、高周波加熱の使用可能としている。尚、固定脚部101g,脚部101bのいずれでもテーブルプレート24の縁部24aの内部に収まりガタツキなく位置が定まる。
本実施例は以上の構成よりなるもので、その動作について、図1から図7を用い、角皿101の固定脚部101gでテーブルプレート24に載せて、鯛の塩釜焼きを調理する例に説明する。
まず、卵白を混ぜた塩を食品載置部101aに敷き、食品である鯛を置き前記の卵白を混ぜた塩で鯛を覆い固める。
水タンク50に水を入れて本体1に装着し、ドア2を閉めた後、ドア2に設けられた操作パネル4の表示部5を見ながら操作部6を操作して自動調理である鯛の塩釜焼きを選択し、操作部6の加熱開始用スタートボタンを押して加熱調理を開始する。自動調理である鯛の塩釜焼きの動作は、加熱開始から加熱終了までの一連の動作で、蒸気発生手段52によるスチーム加熱とマグネトロン83による高周波加熱で行う。
加熱調理を開始させると、テーブルプレート24を支える重量検出手段25により食品の重量を測定し(角皿101,テーブルプレート24は制御手段23で風袋引きする)、食品を加熱する加熱時間を算出する。
加熱時間は、事前に重量との関係を確認したデータを制御手段23に設定しておくことで、重量検出手段25によって検出した重量に応じて食品を加熱する加熱時間が算出される。
図7は、被加熱物である鯛の塩釜焼きをスチーム加熱Kするときに必要な加熱時間と必要な水量を示した図で、被加熱物の重さに応じて、例えばスチーム加熱K2時に必要な加熱時間T2と必要な水量Q2(もしくはスチーム加熱K1の時に必要な加熱時間T1と必要な水量Q1)を示したものである。この加熱に必要な水量は、給水ポンプ59は制御手段23の指令による通電量により定められた吐出量の水を蒸気発生手段52に送ることから、スチーム加熱Kに必要な加熱時間から必要とする総水量を求めている。
また、Qは加熱が進行して、加熱終了までに必要な水量を示すもので、かつ、パイプA53と給水ポンプ59とパイプB51を合わせた管路内に滞在する水の総量と同じになるようにしている。
さらに、加熱が進行して、加熱終了までに必要な水量が前記水量Qに達するまでの経過時間をTd2(Td1)で示している。
次に、スチーム加熱を行う時の制御手段23の働きについて説明する。スチーム加熱が開始されると、水タンク50から蒸気発生手段52に給水ポンプ59で給水し蒸気噴出口52aからスチームを発生し、食品を加熱する。
前記したように加熱時間は、事前に重量との関係によって、その関係を制御手段に設定されており、重量検出手段25によって検出した重量に応じて加熱する食品の加熱時間が算出される。該算出の結果、スチーム加熱K2で加熱する場合、使用する水量Q2と加熱時間T2を制御手段23に記憶する。このように制御手段23の組込みプログラムでスチーム加熱K2が進行し、進行と同時に加熱に必要とする水量Q2は刻々と減算される。また、制御手段23には、図4に示すパイプA53と給水ポンプ59とパイプB51を合わせた管路内容積Q(図7)を予め記憶させている。
やがて、スチーム加熱K2が進行して、制御手段23で終了までに必要な水量Q2がQまで減少する。この時の経過時間はTd2である。すると、制御手段23により開閉手段91のソレノイド86に通電されてソレノイド86のプランジャが動作し、接続部材87の吸気口87kを塞いでいる蓋88を開放して、吸気口87kを開口する。
給水ポンプ59は吸気口87kから空気を吸込む。すると、接続部材87の接続口B87bに接続したパイプB51と給水ポンプ59とパイプA53に入っている水は蒸気発生手段52に送られて、スチーム加熱K2に必要な水として使用され、スチーム加熱K2の終了時T2に到達するときには、蒸気発生手段52から蒸気にして水を放出しきってしまう。
また、前記のように吸気口87kを開口すると、接続部材87の接続口C87cとジョイント部84を接続するパイプC85の中の水は、吸気口87kから空気が流入するため、給水ポンプ59の汲み上げる力が働かなくなる。そのため、パイプC85内の水は、本体1内にこぼれることなく水タンク50に水が戻る。
調理は、スチーム加熱K後にマグネトロン83に通電され高周波エネルギーによって加熱を続行し、高周波エネルギーによって食品載置部101aの下面の発熱体を発熱して食品を加熱し、上面からは直接高周波エネルギーによって食品を加熱して調理を終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、調理中にパイプとポンプの中に残っている水を使い切るので、スチーム加熱後に水抜き作業を行う必要が無くなり、続けて他の調理を行うことも可能となった。
また、水抜き作業で行っていたパイプとポンプ内に残っている水を蒸気発生手段にて蒸発させるための電力が不要となり消費電力の低減をすることもできる。
さらに、水抜き作業の忘れを気にすることなく、いつも給水経路内の水も排水でき本体を衛生的に維持できる。
1 本体
23 制御手段
28 加熱室
50 水タンク
51 パイプB
52 蒸気発生手段
53 パイプA
59 給水ポンプ
59a 吐出側
59b 吸入側
84 ジョイント部
85 パイプC
87 接続部材
87k 吸気口
90 吸気手段
91 開閉手段

Claims (2)

  1. 本体と、前記本体に設けて食品を収納する加熱室と、前記本体に設けているジョイント部に着脱可能で水を貯える水タンクと、前記加熱室に水を加熱して生成した蒸気を供給する蒸気発生手段と、前記水タンクの水を前記蒸気発生手段に供給する給水ポンプと、水路を中継するための接続口Cと接続口Bと前記中継した水路に空気を入れる吸気口を有した接続部材と、該接続部材の前記吸気口を開閉する開閉手段と、前記水タンクに接続された前記ジョイント部と前記接続部材の前記接続口Cとを結ぶ水路となるパイプCと、前記接続部材の前記接続口Bと前記給水ポンプとを結ぶ水路となるパイプBと、前記給水ポンプと前記蒸気発生手段とを結ぶ水路となるパイプAと、前記蒸気発生手段と前記給水ポンプと前記開閉手段の動作を制御する制御手段を備え、
    該制御手段は、前記水路の中に残っている水を無くす時に、前記開閉手段と前記蒸気発生手段と前記給水ポンプを動作して、前記吸気口を開口して前記水路内に残った水を前記蒸気発生手段に送り蒸気を生成することを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記制御手段は、スチーム加熱時にスチーム加熱が進行して終了するまでにスチーム加熱に必要とする水量が、予め組込んだ前記パイプAと前記給水ポンプと前記パイプBを合わせた管路の水量に到達すると、前記制御手段が前記開閉手段を動作して前記吸気口を開口させることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017059610A1 (zh) * 2015-10-08 2017-04-13 广东美的厨房电器制造有限公司 微波炉

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