JP2012111524A - 耐圧容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器本体のフランジと蓋とを巻き締めしてなる耐圧容器において、該フランジの耐久性を向上させる。
【解決手段】耐圧容器は、底部が閉じ、上部が開放した有底円筒状の容器本体1の上部の開口部に蓋2が二重巻き締めにより固着され、第1のシール剤3及び第2のシール剤4でシールされたものである。容器本体1はPET製であり、蓋2はアルミニウム製である。容器本体1のフランジ1fの蓋2との重なり面に金属製の被覆層9を設けてある。内環部2bの下面に第1のシール剤3を塗布すると共に、フランジ1fの下面に第2のシール剤3を塗布し、二重巻き締めする。
【選択図】図1
【解決手段】耐圧容器は、底部が閉じ、上部が開放した有底円筒状の容器本体1の上部の開口部に蓋2が二重巻き締めにより固着され、第1のシール剤3及び第2のシール剤4でシールされたものである。容器本体1はPET製であり、蓋2はアルミニウム製である。容器本体1のフランジ1fの蓋2との重なり面に金属製の被覆層9を設けてある。内環部2bの下面に第1のシール剤3を塗布すると共に、フランジ1fの下面に第2のシール剤3を塗布し、二重巻き締めする。
【選択図】図1
Description
本発明は、合成樹脂製の容器本体に金属製の蓋を装着した耐圧容器に係り、詳しくは、容器本体に蓋を被せ、容器本体のフランジの周縁部と蓋の周縁部とを巻き締めして蓋を容器本体に装着した耐圧容器に関する。本発明は、特に硬式テニスボールを加圧封入した容器として好適な耐圧容器に関する。
テニスボールのような加圧下で保存が望まれる収容物の収容用容器として、金属缶に代えて、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂をブロー成形して製造した合成樹脂製の容器が広く使用されるようになっている。
テニスボール等を加圧保存する加圧容器として、合成樹脂製の容器を使用する場合、金属缶の場合と同様に、容器に収容物を充填した後、加圧下で容器の開口周縁から突設されたフランジ部に金属製の容器蓋を二重巻き締めして容器を閉鎖し、容器内部を加圧状態にシールする(特許文献1)。
第9図(a),(b)は、特許文献1の耐圧広口容器10を示す。この容器10はポリエチレンテレフタレートから一体成形されたテニスボール容器であり、円筒状の胴部11と、該胴部11の一端の広口12の外周より突設されたフランジ部13と、胴部11の他端を閉鎖する底部14とを備えている。底部14は、ドーム状に窪んでおり、容器10に内圧がかかっても変形しにくい形状となっている。
この容器10にテニスボールを充填した後、容器10内を加圧し、第10図のようにアルミニウム製の容器蓋25により広口12を閉鎖すると共に、該容器蓋25の外周部をフランジ部13に二重巻き締めして、容器10内の圧力をシールする。この二重巻き締めには、シーマーと称される巻締め機が用いられる。シーマーの中のチャンバー内を加圧しながら、第8図の通り、容器蓋25をフランジ部13に二重巻き締めする。この際、容器蓋25の外周部の裏面にシール剤26を予め塗布しておき、容器蓋25とフランジ部13との巻き締め部分のシール性を高める。
第11図はテニスボールを収容した容器の斜視図である。容器10内に収容されたテニスボールBの内圧は大気圧(例えば1kgf/cm2)プラス約0.8kgf/cm2である。容器10の内圧は大気圧(例えば1kgf/cm2)プラス0.5〜1.5kgf/cm2であり、容器10内に収容したテニスボールの内圧を保持している。
上記特許文献1の耐圧容器では、金属製の蓋25と合成樹脂製の容器10のフランジ部13とを巻き締めしてなる耐圧容器においては、合成樹脂よりなるフランジ13が経時的に劣化(例えば、合成樹脂の硬化、脆化、ひび割れなど)し、シール性が徐々に低下するおそれがある。
本発明は、長期にわたってシール性を高く保つことができ、テニスボールの品質(内圧)を担保できる、耐久性の良好な耐圧容器を提供することを目的とする。
また、上記特許文献1の容器では、シール剤26がフランジ部13の表側と蓋25の周縁部との間にのみ介在されており、シール性が不十分であり、テニスボールの内圧が低下する等、テニスボールの品質を長期間担保できない。本発明は、その一態様において、容器本体と蓋との間シール性を向上させ、長期間にわたってテニスボールの品質を担保できる耐圧容器を提供することを目的とする。
請求項1の耐圧容器は、入口部に外向きのフランジを有した合成樹脂製の容器本体の該入口部に金属製の蓋を被せ、該蓋と前記フランジとを重ね合わせて巻き締めしてなる耐圧容器において、該容器本体の少なくとも該フランジの該蓋との重なり面に金属製の被覆層が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の耐圧容器は、請求項1において、前記被覆層は、少なくとも該フランジの全体に設けられていることを特徴とするものである。
請求項3の耐圧容器は、請求項1又は2において、該蓋と前記フランジとを重ね合わせて二重巻き締めしてなる耐圧容器であって、二重巻き締め前の状態において、該蓋の周縁部は該フランジの周縁部よりも外方に張り出しており、蓋はフランジの表側に重なっており、二重巻き締めによって蓋の周縁部がフランジの裏側に折り返され、且つ蓋の周縁部及びフランジの重なり合った部分が容器本体の外周面に沿うように折曲されており、該フランジの表側と蓋の周縁部との間をシールする第1のシール剤と、その他の部分をシールする第2のシール剤とを備えたことを特徴とするものである。
請求項4の耐圧容器は、請求項3において、前記第2のシール剤は、フランジの裏側と蓋との間をシールしていることを特徴とするものである。
請求項5の耐圧容器は、請求項3において、前記第2のシール剤は、蓋の周縁部と容器本体の外周面との間をシールしていることを特徴とするものである。
請求項6の耐圧容器は、請求項3において、前記第2のシール剤は、前記容器本体の外周面に沿うように折曲された前記蓋及びフランジの先端部と該容器本体の外周面との隅部をシールしていることを特徴とするものである。
請求項7の耐圧容器は、請求項3において、前記蓋は、前記容器本体の内周面に沿う周壁部を備えており、前記第2のシール剤は、該周壁部の外周面と前記容器本体の内周面との間をシールしていることを特徴とするものである。
請求項8の耐圧容器は、請求項1ないし7のいずれか1項において、硬式テニスボールが加圧封入されたテニスボール容器であることを特徴とするものである。
本発明の耐圧容器は、合成樹脂製の容器本体のフランジの少なくとも金属製蓋との重なり面に金属製被覆層を設けているので、フランジの該重なり面側の経時的な劣化が防止され、長期にわたってシール性を高く保つことができ、テニスボールの品質を長期間にわたって担保することができる。
この金属製被覆層を少なくともフランジの全体に設けた場合には、フランジ全体の耐久性を高く保つことができる。
本発明の一態様の耐圧容器では、容器本体のフランジの表側と蓋との間の第1のシール剤だけでなく、その他の部分にも第2のシール剤を介在させているので、容器本体と蓋との間シール性を向上させ、長期間にわたってテニスボールの品質を担保することができる。
以下、第1図〜第5図を参照して第1の実施の形態について説明する。第1図は第1の実施の形態に係る耐圧容器の容器本体と蓋との二重巻き締め部分の断面図、第2図はこの容器本体の二重巻き締め前の状態を示す断面図、第3図はこの耐圧容器の二重巻き締め途中の断面図、第4図は第2図の容器本体1のフランジ1f付近の拡大断面図、第5図は被覆層を設ける前の容器本体の素体を示す断面図であり、第4図と同一部分の断面を示している。
この耐圧容器は、底部が閉じ、上部が開放した有底円筒状の容器本体1の上部の開口部に蓋2が二重巻き締めにより固着され、第1のシール剤3及び第2のシール剤4でシールされたものである。容器本体1は合成樹脂製であり、この実施の形態ではPET製とされている。容器本体1の上端には、直径方向の外方に拡開するフランジ1fが設けられている。蓋2はアルミニウム又はアルミニウム合金製とされているが、他の金属で構成されてもよい。
この実施の形態では、容器本体1の素体(第5図)のフランジ1fの上面F1、外周端面F2、下面F3、フランジ1f近傍の筒部外周面F4、及び該筒部内周面F5に被覆層9が形成されている。第4図のように、筒部外周面F4及び筒部内周面F5にあっては、蓋2の円筒状周壁部2aと対面する部分に被覆層9が形成されている。ただし、後述の通り、被覆層9の形成領域はこれに限定されない。
被覆層9の厚みは10〜100μm特に40〜60μm程度が好適であるが、これに限定されない。被覆層9を構成する金属としては、アルミニウムが安価で好適であるが、これに限定されない。被覆層9はメッキにより設けられるのが好ましい。被覆層9は下地メッキ、中間メッキ、最終外観メッキのように複数層で構成されてもよい。
蓋2は、第2図の通り、二重巻き締め前の状態において、板央部2mと、該板央部2bの外周部から立ち上がり、該板央部2bを環状に取り囲んでいる短い円筒状の周壁部2aと、該周壁部2aの上端から直径方向の外方に拡開する鍔部2fとを備えている。
シーマーで二重巻き締めする前の鍔部2fは、周壁部2a側の円板状の内環部2bと、該内環部2bの外周縁から容器本体1の底部方向へ垂設された短い略円筒状の外環部2cとからなる。巻き易くするために、外環部2cは途中から内側に窄まっている。
外環部2cの内径は、フランジ1fの直径(外径)よりも若干大きく、二重巻き締め前の蓋2の外環部2c内にフランジ1fが入り込み得るようになっている。
容器本体1に蓋2を被せて固着するには、第2図の通り、内環部2bの下面に第1のシール剤3を塗布すると共に、フランジ1fの下面に第2のシール剤3を塗布する。そして、第3図の通り、蓋2の板央部2mを容器本体1の上部から内環部2bがフランジ1fに重なるまで押し込んだ後、前記第10図と同じ要領で二重巻き締めする。即ち、シーマーによってまず外環部2cを第3図のようにフランジ1fの下側へ回り込ませるように約90°折り返し、フランジ1fを上下から内環部2bと外環部2cとで挟んだサンドイッチ状とする。次いで、このサンドイッチ状に折り重なった内環部2b、フランジ1f及び外環部2cを容器本体1の外周面に沿わせるように第3図の下方に90°折曲する。これにより、第1図の通り蓋2が容器本体1に固着された容器となる。
この容器にあっては、合成樹脂製容器本体1のフランジ1fの全面と、容器本体1の筒部上部の内外両周面にそれぞれ金属被覆層9が設けられているので、これらの部分における合成樹脂の経時的な劣化が防止され、長期にわたって良好なシール性が保たれる。
また、この実施の形態にあっては、フランジ1fの表側と内環部2bとの間が第1のシール剤3でシールされると共に、フランジ1fの裏側と外環部2cとの間が第2のシール剤4によってシールされているので、シール性が高い。
上記実施の形態では、フランジ1fの全体と容器本体1の筒部上部の内外両周面に被覆層9を設けているが、フランジ1fの上面F1又は下面F3にのみ被覆層9を設けてもよく、フランジ1fの上面F1と下面F3にのみ被覆層9を設けてもよく、フランジ1fの上面F1、外周端面F2及び下面F3にのみ被覆層9を設けてもよい。また、容器本体1の筒部の下部にまで被覆層9を設けてもよく、容器本体1の全体に被覆層を設けてもよい。
第6図は別の実施の形態に係る容器の第1図と同様部分の断面図である。この実施の形態では、第1図の第2のシール剤4が省略され、代りに内環部2b、フランジ1f及び外環部2cのサンドイッチ状重ね合わせ体の下端と容器本体1の外周面との隅角部に第2のシール剤5が設けられている。即ち、前記第2図の状態において、第1のシール剤3を塗布し、第2のシール剤4を塗布しないものとする。この状態で、第2図と同様にしてフランジ1fに対し内環部2bを重ね合わせ、次いで第3図と同様にしてシーマーによって外環部2cをフランジ1fの裏側に略90°折り返して内環部2b、フランジ1f及び外環部2cをサンドイッチ状重ね合わせ体とし、次いでこのサンドイッチ状重ね合わせ体を容器本体1の外周面に沿わせるように約90°折曲させた後、サンドイッチ状重ね合わせ体の下端と容器本体1の外周面とのコーナー部に第2のシール剤5を塗布する。これにより、第6図のシール構造が得られる。
第7図はさらに別の実施の形態に係る容器の第1図と同様部分の断面図である。この実施の形態では、第1図の第2のシール剤4が省略され、代りに蓋2の周壁部2aの外周面と容器本体1の内周面との間に第2のシール剤6が設けられている。即ち、前記第2図の状態において、内環部2bに第1のシール剤3を塗布し、容器本体1の上部内周面又は周壁部2aの外周面に第2のシール剤4を塗布しないものとする。この状態で、第2図と同様にしてフランジ1fに対し内環部2bを重ね合わせ、次いで第3図と同様にしてシーマーによって外環部2cをフランジ1fの裏側に略90°折り返して内環部2b、フランジ1f及び外環部2cをサンドイッチ状重ね合わせ体とし、次いでこのサンドイッチ状重ね合わせ体を容器本体1の外周面に沿わせるように約90°折曲させる。これにより、第5図のシール構造が得られる。
シール剤3,4としては、各種の接着剤や封止剤、例えばアクリレート共重合物、エチレン酢酸ビニル共重合物、ポリオレフィン共重合物、合成ゴムなどを用いることができるが、これに限定されない。また、シール剤3,4,6に関しては、上記4種類のいずれかを使用すればよいが、シール剤5に関しては、合成ゴム以外の3つが適している。合成ゴムは気体透過率が高いため、シール剤5には適さない。
本発明では、上記二重巻き締めを行うときにフランジ部1fを加温してもよい。第8図は、この加温を行う方法の一例を示すものであり、容器本体1のフランジ部1fを加熱器10に接触させることにより、フランジ部1fを約50〜70℃程度に容易に加温することができる。このようにすることにより、例えば、容器本体の製造から長期間経過してフランジ部1fが硬化した場合であっても、該フランジ部1fを軟化させることができ、巻き締めの際のフランジ部1fの破損を防止できる。
本発明では、シール剤を全く設けなくてもよい。また、第1のシール剤3のみを設けてもよく、第2のシール剤4,5又は6のみを設けてもよい。第2のシール剤4,5,6のうちいずれか1つのみを設けてもよく、2以上を設けてもよい。
1 容器本体
1f フランジ部
2 蓋
2f 鍔部
3 第1のシール剤
4〜6 第2のシール剤
9 被覆層
10 加温器
1f フランジ部
2 蓋
2f 鍔部
3 第1のシール剤
4〜6 第2のシール剤
9 被覆層
10 加温器
Claims (8)
- 入口部に外向きのフランジを有した合成樹脂製の容器本体の該入口部に金属製の蓋を被せ、該蓋と前記フランジとを重ね合わせて巻き締めしてなる耐圧容器において、
該容器本体の少なくとも該フランジの該蓋との重なり面に金属製の被覆層が設けられていることを特徴とする耐圧容器。 - 請求項1において、前記被覆層は、少なくとも該フランジの全体に設けられていることを特徴とする耐圧容器。
- 請求項1又は2において、該蓋と前記フランジとを重ね合わせて二重巻き締めしてなる耐圧容器であって、
二重巻き締め前の状態において、該蓋の周縁部は該フランジの周縁部よりも外方に張り出しており、蓋はフランジの表側に重なっており、二重巻き締めによって蓋の周縁部がフランジの裏側に折り返され、且つ蓋の周縁部及びフランジの重なり合った部分が容器本体の外周面に沿うように折曲されており、
該フランジの表側と蓋の周縁部との間をシールする第1のシール剤と、
その他の部分をシールする第2のシール剤とを備えたことを特徴とする耐圧容器。 - 請求項3において、前記第2のシール剤は、フランジの裏側と蓋との間をシールしていることを特徴とする耐圧容器。
- 請求項3において、前記第2のシール剤は、蓋の周縁部と容器本体の外周面との間をシールしていることを特徴とする耐圧容器。
- 請求項3において、前記第2のシール剤は、前記容器本体の外周面に沿うように折曲された前記蓋及びフランジの先端部と該容器本体の外周面との隅部をシールしていることを特徴とする耐圧容器。
- 請求項3において、前記蓋は、前記容器本体の内周面に沿う周壁部を備えており、前記第2のシール剤は、該周壁部の外周面と前記容器本体の内周面との間をシールしていることを特徴とする耐圧容器。
- 請求項1ないし7のいずれか1項において、硬式テニスボールが加圧封入されたテニスボール容器であることを特徴とする耐圧容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010262502A JP2012111524A (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 耐圧容器 |
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JP2010262502A Pending JP2012111524A (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 耐圧容器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104139964A (zh) * | 2014-07-25 | 2014-11-12 | 广西众昌树脂有限公司 | 脂松香包装桶 |
EP4361059A1 (en) | 2022-10-31 | 2024-05-01 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tennis ball container |
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2010
- 2010-11-25 JP JP2010262502A patent/JP2012111524A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104139964A (zh) * | 2014-07-25 | 2014-11-12 | 广西众昌树脂有限公司 | 脂松香包装桶 |
CN104139964B (zh) * | 2014-07-25 | 2016-08-24 | 广西众昌树脂有限公司 | 脂松香包装桶 |
EP4361059A1 (en) | 2022-10-31 | 2024-05-01 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tennis ball container |
KR20240061581A (ko) | 2022-10-31 | 2024-05-08 | 스미토모 고무 코교 카부시키카이샤 | 테니스볼용 용기 |
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