JP2012109844A - カメラ付き電子機器、携帯電話機および制御方法 - Google Patents

カメラ付き電子機器、携帯電話機および制御方法 Download PDF

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Abstract

【構成】 携帯電話機10は、第1カメラモジュール36および第2カメラモジュール38を含み、これらは同一平面内に設けられる。第2カメラモジュール38のイメージセンサ(52b)は、第1カメラモジュール36のイメージセンサ(52a)よりも画素数が少ない。キー入力装置26によってシャッタ操作が実行されると、プロセッサ24は、本撮影処理を、第1カメラモジュール36および第2カメラモジュール38に命令し、高画素数の撮影画像(高画素画像)を取得するとともに、低画素数の撮影画像(低画素画像)を取得する。プロセッサ24は、被写体を撮影することにより得た高画素画像および低画素画像に対応する画像データを関連付けてフラッシュメモリ32に記憶する。
【効果】 被写体についての高画素画像と低画素画像とを記録することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、カメラ付き電子機器、携帯電話機および制御方法に関し、特にたとえば、2つのカメラを備える、カメラ付き電子機器、携帯電話機および制御方法に関する。
背景技術の一例が特許文献1に開示されている。この特許文献1のカメラ装置では、記録前には光学系からの光信号が画素数の少ない第2の固体撮像素子に供給され、この第2の固体撮像素子から出力された電気信号に基づいて記録前における撮像条件についての制御が行われる。一方、記録時には、第2の固体撮像素子より画素数の多い第1の固体撮像素子から出力された電気信号に基づいて画像データが生成されて記録手段により記録媒体に記録される。
また、背景技術の他の例が特許文献2に開示されている。この特許文献2の撮像素子では、第1撮像素子と、この第1撮像素子よりも画素数が少なく、低消費電力の第2撮像素子とを備えている。この撮像素子では、撮影モード、電池残量または記録媒体残量に応じて、使用する撮像素子が選択される。
特開平11−146242号公報 特開2006−295640号公報
しかし、特許文献1では、第2の固体撮像素子よりも画素数の多い第1の固体撮像素子から出力された電気信号に基づいて生成された画像データのみが記録手段に記録されるため、第2の固体撮像素子から出力された電気信号に基づいて生成された画像データが記録されることがない。つまり、一度に両方の撮像素子を用いて撮影した画像データを記録することはできない。また、第1固体撮像素子から出力された電気信号に基づいて生成された画像データのみが記録されるため、撮影画像を確認する場合にも、当該画像データを再生する必要があり、カメラ装置に設けられる比較的画面の小さいLCDに表示するのにも、処理負荷が大きくなってしまう。
また、特許文献2では、第1撮像素子または第2撮像素子を切り替えるため、一度に両方の撮像素子を用いて撮影した画像データを記録することはできない。したがって、第1撮像素子が選択された場合には、特許文献1の場合と同様に、撮像素子に設けられる比較的画面の小さいLCDに表示するのにも、処理負荷が大きくなってしまう。また、第2撮像素子が選択された場合には、別途PCを用いて画像を加工したり、プリントアウトしたりするには、画像の品質が低過ぎる場合がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、カメラ付き電子機器、携帯電話機および制御方法を提供することである。
この発明の他の目的は、画素数の異なる撮影画像を記録することができる、カメラ付き電子機器、携帯電話機および制御方法を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために記述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、第1画素数の第1撮像素子を有する第1カメラと、第1画素数よりも少ない第2画素数の第2撮像素子を有する第2カメラと、撮像指示に応答して、第1カメラで撮影された撮影画像に対応する第1画像データを記憶する第1画像記憶部と、撮影指示に応答して、第2カメラで撮影された撮影画像に対応する第2画像データに所定の処理を施して色情報データを生成する画像処理部と、画像処理部によって生成された色情報データを第1画像データと関連付けて記憶する第2画像記憶部を備える、カメラ付き電子機器である。
第1の発明では、カメラ付き電子機器(10)は、第1カメラ(36)と、第2カメラ(38)と、第1画像記憶部(32)と、第2画像記憶部(32)を備える。第1カメラは、第1画素数の第1撮像素子(52a)を有する。第2カメラは、第1画素数よりも少ない第2画素数の第2撮像素子(52b)を有する。第1記憶部は、撮像指示に応答して、第1カメラで撮影された撮影画像に対応する第1画像データを記憶する。たとえば、第1撮像素子から出力された生画像の第1画像データが記憶される。画像処理部は、撮影指示に応答して、第2カメラで撮影された撮影画像に対応する第2画像データに所定の処理を施して色情報データを生成する。たとえば、第2撮像素子から出力された生画像の第2画像データがYUVの画像データ(色情報データ)に変換される。第2画像記憶部は、画像処理部によって生成された色情報データを第1画像データと関連付けて記憶する。
第1の発明によれば、画素数の異なる2つのカメラを設けるので、画素数の異なる撮影画像を記録することができる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、第1カメラと第2カメラとを同一平面内に設けた。
第2の発明では、第1カメラと第2カメラとが同一平面内に設けられる。たとえば、横並びまたは縦並び或いは斜め方向に並んで配置される。
第2の発明によれば、第1カメラと第2カメラとを同一平面内に設けるので、同時に同じ被写体を撮影することができる。
第3の発明は、第1の発明に従属し、第1カメラは第1画角を有し、第2カメラは第1画角よりも広い第2画角を有し、第2画角を第1画角に一致させるように、色情報データの一部を切り取る切り取り部をさらに備え、第2画像記憶部は、切り取り部によって切り取られた色情報データの一部を記憶する。
第3の発明では、第1カメラは第1画角を有する。一方、第2カメラは、第1画角よりも広い第2画角を有している。つまり、画素数の少ない第2カメラの方が第1カメラよりも画角が広い。切り取り部は、第2画角を第1画角に一致させるように、色情報データの一部を切り取る。つまり、第2カメラで撮影された撮影画像から、第1画角での撮影範囲に相当する部分が切り取られる。そして、第2画像記憶部は、切り取り部によって切り取られた色情報データの一部を記憶する。
第3の発明によれば、第1カメラの画角に合わせるように、第2カメラで撮影した撮影画像の一部を切り取るので、第1カメラの撮影画像および第2カメラの撮影画像を表示した場合に、それを見た使用者に異なる印象を与えるのを防止することができる。したがって、同じ被写体を撮影したにも拘わらず、異なる撮影画像であると認識することを回避することができる。
第4の発明は、第3の発明に従属し、第1カメラと第2カメラとの設置位置に応じた第1撮影画像と第2撮影画像とのずれに応じて切り取り部によって切り取る位置を調整する調整部をさらに備える。
第4の発明では、切り取り部は、第1撮影画像と第2撮影画像とのずれに応じて切り取り部によって切り取る位置を調整する。この撮影画像のずれは、第1カメラと第2カメラとの設置位置の違い(ずれ)に起因する。たとえば、第2撮影画像の中心から、撮影画像のずれ量だけ、ずれた方向に切り取り位置を移動させる。
第4の発明によれば、第1カメラと第2カメラとの設置位置の違いによる撮影画像のずれを調整することができる。したがって、第1撮影画像と第2撮影画像との印象が異なることを、より確実に防止することができる。
第5の発明は、第1画素数の第1撮像素子を有する第1カメラと、第1画素数よりも少ない第2画素数の第2撮像素子を有する第2カメラと、撮影指示に応答して、第1カメラで撮影された撮影画像に対応する第1画像データを記憶する第1画像記憶部と、撮影指示に応答して、第2カメラで撮影された撮影画像に対応する第2画像データに所定の処理を施して色情報データを生成する画像処理部と、画像処理部によって生成された色情報データを第1画像データと関連付けて記憶する第2画像記憶部を備える、携帯電話機である。
第6の発明は、第1画素数の第1撮像素子を有する第1カメラと、第1画素数よりも少ない第2画素数の第2撮像素子を有する第2カメラを備える、カメラ付き電子機器の制御方法であって、(a)撮影指示に応答して、第1カメラで撮影された撮影画像に対応する第1画像データを記憶部に記憶し、(b)撮影指示に応答して、第2カメラで撮影された撮影画像に対応する第2画像データに所定の処理を施して色情報データを生成し、(c)ステップ(b)によって生成された色情報データを第1画像データと関連付けて記憶部に記憶する、カメラ付き電子機器の制御方法である。
第5および第6の発明においても、第1の発明と同様に、画素数の異なる撮影画像を記録することができる。
この発明によれば、画素数の異なる撮影画像を記録することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例の携帯電話機の電気的な構成を示すブロック図である。 図2は図1に示すカメラモジュールの電気的な構成を示すブロック図である。 図3は図1に示す携帯電話機の外観を示す図である。 図4は図1に示す携帯電話機に設けられたカメラモジュールの撮影範囲および撮影時の携帯電話機の向きの例を示す図である。 図5は図1に示す携帯電話機に設けられたカメラモジュールの撮影画像の表示例を示す図である。 図6は図1に示す携帯電話機に設けられたカメラモジュールの撮影範囲の横幅の例を示す図である。 図7は図1に示す携帯電話機に設けられたカメラモジュールの撮影範囲の縦の長さの例を示す図である。 図8は低画素画像の切り取り範囲およびこの切り取り範囲で低画素画像を切り取る方法を説明するための図である。 図9は図1に示す携帯電話機に設けられたフラッシュメモリの画像記憶領域の例を示す図である。
図1を参照して、この実施例の携帯電話機10はプロセッサ24を含み、このプロセッサ24は、CPUまたはコンピュータと呼ばれる。プロセッサ24には、無線通信回路14、A/D変換器16、D/A変換器20、キー入力装置26、表示ドライバ28、フラッシュメモリ32、RAM34、第1カメラモジュール36、第2カメラモジュール38およびインターフェイス(以下、「I/F」と表記する)40が接続される。また、無線通信回路14にはアンテナ12が接続され、A/D変換器16にはマイク18が接続され、D/A変換器20にはアンプ(図示せず)を介して、レシーバ22が接続される。さらに、表示ドライバ28にはディスプレイ30が接続される。さらにまた、I/F40には、メモリカード42が接続される。ただし、メモリカード42は、携帯電話機10に着脱可能である。
プロセッサ24は、携帯電話機10の全体制御を司る。RAM34は、プロセッサ24の作業領域(描画領域を含む)ないしバッファ領域として用いられる。フラッシュメモリ32には、携帯電話機10の文字、画像、音声、音および映像のようなコンテンツのデータなどが記録される。
A/D変換器16は、当該A/D変換器16に接続されたマイク18を通して入力される音声ないし音についてのアナログ音声信号を、デジタル音声信号に変換する。D/A変換器20は、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換(復号)し、アンプを介してレシーバ22に与える。したがって、アナログ音声信号に対応する音声ないし音がレシーバ22から出力される。
キー入力装置26は、通話キーおよび終話キーなどを備えるとともに、「0」−「9」キー、「*」キーおよび「#」キーを含むダイヤルキーも備える。そして、使用者が操作したキーの情報(キーデータ)がプロセッサ24に入力される。
なお、キー入力装置26に含まれる各キーが操作されると、フィードバック処理が実行され、図示しないスピーカからフィードバック音が出力される。そのため、使用者は、フィードバック音を聞くことで、キー入力操作に対する操作感を得ることができる。
表示ドライバ28は、プロセッサ24の指示の下、当該表示ドライバ28に接続されたディスプレイ30の表示を制御する。なお、表示ドライバ28はディスプレイ30に表示する画像に対応する画像データを一時的に記憶するビデオメモリ(図示せず)を含む。
無線通信回路14は、CDMA方式での無線通信を行うための回路である。たとえば、使用者がキー入力装置26を用いて音声発信を指示すると、無線通信回路14は、プロセッサ24の指示の下、音声発信処理を実行し、アンテナ12を介して音声発信信号を出力する。音声発信信号は、基地局および通信網(図示せず)を経て相手の電話機に送信される。そして、相手の電話機において着信処理が行われると、接続状態(通信可能状態)が確立され、プロセッサ24は通話処理を実行する。
通常の通話処理について具体的に説明すると、相手の電話機から送られてきた変調音声信号(高周波信号)はアンテナ12によって受信される。受信された変調音声信号には、無線通信回路14によって復調処理および復号処理が施される。そして、これらの処理によって得られた受話音声信号は、D/A変換器20によってアナログ音声信号に変換された後、レシーバ22から出力される。一方、マイク18を通して取り込まれた送話音声信号は、A/D変換器16によってデジタル音声信号に変換された後、プロセッサ24に与えられる。デジタル音声信号に変換された送話音声信号には、プロセッサ24の指示の下、無線通信回路14によって符号化処理および変調処理が施され、アンテナ12を介して出力される。したがって、変調音声信号は、基地局および通信網を介して相手の電話機に送信される。
また、相手の電話機からの発信信号がアンテナ12によって受信されると、無線通信回路14は、着呼(音声着信ともいう)をプロセッサ24に通知する。これに応じて、プロセッサ24は、表示ドライバ28を制御して、着信通知に記述された発信元情報(電話番号)をディスプレイ30に表示する。また、これとほぼ同時に、プロセッサ24は、図示しないスピーカから着信音(着信メロディ、着信音声)を出力させる。また、プロセッサ24は、1または複数のLED(図示せず)を点灯ないし点滅させたり、モータ(図示せず)を駆動(回転)させることで携帯電話機10自体を振動させたりする。
そして、使用者が、通話キーを用いて応答操作を行うと、無線通信回路14は、プロセッサ24の指示の下、音声着信処理を実行し、接続状態(通信可能状態)が確立され、プロセッサ24は上述した通常の通話処理を実行する。
また、通話可能状態に移行した後に終話キーによって通話終了操作が行われると、プロセッサ24は、無線通信回路14を制御して、通話相手に通話終了信号を送信する。通話終了信号の送信後、プロセッサ24は、通話処理を終了する。また、先に通話相手から通話終了信号を受信した場合も、プロセッサ24は、通話処理を終了する。さらに、通話相手によらず、移動通信網から通話終了信号を受信した場合も、プロセッサ24は通話処理を終了する。
また、携帯電話機10はカメラ機能を備えており、キー入力装置26によってカメラ機能を実行する操作が行われると、第1カメラモジュール36および第2カメラモジュール38が起動される。ただし、後述するように、第2カメラモジュール38のイメージセンサ52b(図2参照)の画素数は、第1カメラモジュール36のイメージセンサ52a(図2参照)の画素数よりも少ない。
第1カメラモジュール36および第2カメラモジュール38が起動された場合に、キー入力装置26によってシャッタ操作が実行されると、後述するように、第1カメラモジュール36および第2カメラモジュール38のそれぞれで本撮影処理が実行され、同時に(一度に)撮影された画素数の異なる2つの撮影画像に付いての画像データが記録される。ただし、ディスプレイ30に表示される待ち受け画面(図示せず)の壁紙などに使用される低画素の画像に対応する画像データを記録する撮影モード(低画素画像撮影モード)が設定されている場合には、第1カメラモジュール36は使用しないため、起動されない。したがって、低画素画像撮影モードが設定されている場合には、低画素の画像に対応する画像データのみが記録される。
図2(A)には、第1カメラモジュール36の具体的な構成が示され、図2(B)には、第2カメラモジュール38の具体的な構成が示される。
図2(A)に示すように、第1カメラモジュール36では、被写体の光学像は光学レンズ50aを通してイメージセンサ52aの受光面(撮像面)に照射され、撮像面では、光電変換によって被写体の光学像に対応する電荷つまり生画像信号が生成される。たとえば、イメージセンサ52aの受光面(撮像面)には、第1画素数(この実施例では、800万画素(たとえば、3264×2448))の受光素子が配置されている。
なお、後述する第2カメラモジュール38とは異なり、第1カメラモジュール36には、カメラ信号処理回路およびカメラCPUを含むISP(Image Signal Processor)が設けられていないため、第1カメラモジュール36の処理によって、スルー画像や撮影画像がディスプレイ30に表示されることはない。
キー入力装置26によってシャッタ操作が行われると、プロセッサ24は、本撮影処理を実行する。具体的には、プロセッサ24は、インターフェイス(I/F)70aおよび内部バス64aを介して、1回の本露光と1回の全画素読み出しとをイメージセンサドライバ(Dr)60aに命令する。つまり、プロセッサ24からの撮影指示がDr60aに与えられる。これに応じて、Dr60aは、イメージセンサ52aの撮像面に最適時間の本露光を施し、これによって電荷の全てを撮像面から読み出す。この結果、被写体を表す第1画素数の生画像信号が、イメージセンサ52aから出力される。
イメージセンサ52aから出力された生画像信号は、CDS/AGC回路54aで、周知の相関二重サンプリング処理および所定の信号レベルへの増幅処理を施される。そして、A/D変換器56aで、デジタルの生画像信号(生画像データ)に変換され、メモリコントローラ66aの制御によって、SDRAM68aに一旦記憶される。その後、生画像データは、プロセッサ24の指示の下、メモリコントローラ66aの制御によって、SDRAM68aから読み出され、フラッシュメモリ32に記憶される。
また、図2(B)に示すように、第2カメラモジュール38では、被写体の光学像は光学レンズ50bを通してイメージセンサ52bの受光面(撮像面)に照射され、撮像面では、光電変換によって被写体の光学像に対応する電荷つまり生画像信号が生成される。たとえば、イメージセンサ52bの受光面(撮像面)には、第1画素数よりも少ない第2画素数(この実施例では、200万画素(たとえば、1600×1200))の受光素子が配置されている。
カメラ機能が実行されると、被写体のリアルタイム動画像つまりスルー画像を表示装置であるディスプレイ30に表示するべく、プロセッサ24は、カメラCPU62bを指示して、Dr60bに、プリ露光および間引き読み出しの繰り返しを命令し、表示処理の実行を表示ドライバ28に命令する。Dr60bは、1フレーム(この実施例では、1/30秒)毎に撮像面にプリ露光を施し、これによって生成された電荷の一部を撮像面から読み出す。この結果、被写体を表す低解像度の生画像信号が所定のフレームレート(この実施例では、30fps)でイメージセンサ52bから出力される。
イメージセンサ52bから出力された生画像信号は、CDS/AGC回路54bで、周知の相関二重サンプリング処理および所定の信号レベルへの増幅処理を施される。そして、A/D変換器56bで、デジタルの生画像信号(生画像データ)に変換され、ISPを構成するカメラ信号処理回路58bに入力される。
カメラ信号処理回路58bは、生画像データに対して、色分離、白バランス調整、YUV変換などの処理を施し、YUV形式の画像データを生成する。そして、YUV形式の画像データは、メモリコントローラ66bの制御によってSDRAM68bに書き込まれる。表示ドライバ28は、SDRAM68bに格納された画像データを、メモリコントローラ66bを通して1/30秒毎に読み出し、読み出した画像データをディスプレイ30に出力する。この結果、被写体のスルー画像がディスプレイ30に表示される。このとき、カメラCPU62bは、光学レンズ50bの位置を制御することで、被写体にピントを合わせる。つまり、焦点距離が制御される。また、カメラCPU62bの制御信号は、プロセッサ24を介して、第1カメラモジュール36に与えられ、光学レンズ50aの位置も制御され、第1カメラモジュール36においても、被写体にピントが合わせられる。
なお、YUV形式の画像データにおいて、Yは輝度を意味し、Uは青色から輝度を引いた色差を意味し、Vは赤色から輝度を引いた色差を意味する。つまり、YUV形式の画像データは、輝度信号(Y)データと青色の色差信号(U)データと赤色の色差信号(V)データとから構成される。
上述したように、キー入力装置26によってシャッタ操作が行われると、プロセッサ24は、本撮影処理を実行する。第2カメラモジュール38では、プロセッサ24からの撮影指示に従って、ISPを構成するカメラCPU62bが、本露光および全画素読み出しを1回ずつ実行すべきことをDr60bに命令する。Dr60bは、撮像面に最適時間の本露光を施し、これによって生成された電荷の全てを撮像面から読み出す。この結果、シャッタ操作が行われた時点の被写体を表す第2画素数の生画像信号が、イメージセンサ52bから出力される。
イメージセンサ52bから出力された生画像信号は、カメラ信号処理回路58bによって上述と同様の処理を施され、これによって生成されたYUV形式の画像データはメモリコントローラ66bによってSDRAM68bに書き込まれる。その後、プロセッサ24の指示の下、メモリコントローラ66bの制御によって、フラッシュメモリ32に記憶される。
図1に戻って、携帯電話機10には、SDカードのようなメモリカード42が着脱自在に設けられる。たとえば、キー入力装置26によって複製操作が行われると、フラッシュメモリ32に記憶されたコンテンツデータの複製が使用者の指示に従ってメモリカード42に記憶される。このメモリカード42を外部のコンピュータ(図示せず)に装着することで、当該メモリカード42に記憶されたコンテンツデータを当該コンピュータで読み取ることができる。
図3(A)はスライド型の携帯電話機10の閉状態の外観を表面(上面)から見た外観図であり、図3(B)はスライド型の携帯電話機10の開状態の外観を表面から見た外観図であり、図3(C)はスライド型の携帯電話機の閉状態の外観を裏面
から見た外観図である。図3(A)−図3(C)を参照して、携帯電話機10は、各々が平面矩形の第1筐体C1および第2筐体C2を有する。また、第1筐体C1および第2筐体C2の厚みは略同じである。
第1筐体C1は第2筐体C2の上に重ねられた状態で、図示しないスライド機構によって連結される。したがって、図3(B)に示すように、第1筐体C1は第2筐体C2の長さ方向にスライド可能である。なお、第1筐体C1および第2筐体C2にそれぞれ内蔵される基板は、フレキシブル・プリント配線基板によって電気的に接続されている。
上述したマイク18は、第2筐体C2に設けられる開口OP2に対応する位置に内蔵される。また、上述したレシーバ22は、第1筐体C1に設けられる開口OP1に対応する位置に内蔵される。ただし、図3(A)および図3(B)から分かるように、開口OP1は、第1筐体C1の表面であり、ディスプレイ30の上側に設けられ、開口OP2は、第2筐体C2の表面であり、後述するキー群26bの下側に設けられる。
図3(C)に示すように、第2筐体C2の裏面には、開口OP3および開口OP4が第2筐体C2の長手方向に並んで設けられる。図示は省略するが、開口OP3およびOP4には、可視光を透過するプラスチック(図示せず)がそれぞれはめ込まれている。たとえば、開口OP3に対応する位置に、上述した光学レンズ50aおよびイメージセンサ52aが内蔵される。また、開口OP4に対応する位置に、上述した光学レンズ50bおよびイメージセンサ52bが内蔵される。したがって、使用者は、第2筐体C2の裏面を任意の被写体に向けることで、その被写体の撮影を行うことができる。
また、図3(A)および図3(B)に示すように、上述したキー入力装置26は、第1キー群26aおよび第2キー群26bを含む。第1キー群26aは、上述したカーソルキー、通話キー、終話キー、機能キーおよび確定キーなどから構成されており、第1筐体C1の上面に設けられる。また、第2キー群26bは、「0」−「9」キー、「*」キーおよび「#」キーを含み、第2筐体C2の上面に設けられる。また、ディスプレイ30は、表示画面が第1筐体C1の上面に露出するように取り付けられる。
たとえば、使用者は、ディスプレイ30を確認しながら、ダイヤルキーを操作して電話番号を入力し、通話キーによって発呼操作を行い、終話キーによって通話終了操作を行う。また、使用者は、機能キーを操作することでメニュー画面を表示し、カーソルキーなどによって任意のメニューを選択することができる。さらに、使用者は、確定キーを操作することで、選択されたメニューを確定することができる。そして、使用者は、終話キーを長押しすることで携帯電話機10の電源をオン/オフすることができる。
さらに、携帯電話機10の開閉状態は、図示しない磁気センサおよび磁石によって検出される。たとえば、磁気センサと磁石とは、図3(A)および図3(C)に示す閉状態で、最も接近した状態となり、図3(B)に示す開状態で、最も離れた状態となるように、第1筐体C1および第2筐体C2の内部に設置される。また、磁気センサは、図3(A)および図3(C)に示す状態では最大値を出力し、図3(B)に示す状態では最小値を出力する。したがって、プロセッサ24は、磁気センサが最大値を出力すると開状態を検出し、磁気センサが最小値を出力すると閉状態を検出する。
なお、図1に示したアンテナ12、無線通信回路14、プロセッサ24、表示ドライバ28、フラッシュメモリ32、RAM34、第1カメラモジュール36および第2カメラモジュール38は、第1筐体C1または第2筐体C2に内蔵されるため、図3(A)−図3(C)では図示されない。
このような構成の携帯電話機10では、上述したように、第1カメラモジュール36および第2カメラモジュール38のそれぞれで撮影された画像(撮影画像)に対応する画像データを取得することができる。ただし、第1カメラモジュール36で記録される画像データは生画像データであり、第2カメラモジュール38で記録される画像データはYUVの画像データである。
詳細な説明は省略するが、この実施例では、同じ焦点距離においては、第1カメラモジュール36の画角よりも、第2カメラモジュール38の画角が大きくなるように設定されている。
図4(A)には、2人の人間のような被写体を撮影する場合における、第1カメラモジュール36の撮影範囲Aと、第2カメラモジュール38の撮影範囲Bが示される。上述したように、第2カメラモジュール38の画角は、第1カメラモジュール36の画角よりも大きいため、撮影範囲Bは撮影範囲Aよりも大きく、撮影範囲Aは撮影範囲Bに含まれている。
図4(B)に示すように、携帯電話機10は横持ちで使用することができる。第1カメラモジュール36のイメージセンサ52aと第2カメラモジュール38のイメージセンサ52bとは、横並びに配置された状態となる。そして、図4(A)に示すように、撮影範囲Aと撮影範囲Bとは、横長であり、それぞれの中心が横方向にずれている。
なお、図示は省略するが、携帯電話機10は縦持ちで使用することも可能である。また、たとえば、待ち受け画面に使用する画像の撮影モードを選択した場合やジャイロセンサ(図示せず)で検知した携帯電話機10の向き(ここでは、縦向き)に応じて画像データを縦向きで保存する場合には、撮影範囲Aおよび撮影範囲Bは、撮影範囲Bの中心を中心として、それぞれ、左方向(または右方向)に90度回転される。
たとえば、第1カメラモジュール36で撮影した撮影画像は、外部のコンピュータを用いて、画像処理(加工、修正などの処理)を施すために用いられる。一方、第2カメラモジュール38で撮影した撮影画像は、携帯電話機10のディスプレイ30に表示するために用いられる。携帯電話機10のディスプレイ30に表示するのは、撮影画像を壁紙として使用したり、撮影画像を再生することにより確認したりするためである。
ここで、図4(A)に示すような被写体を撮影した場合には、上述したように、第1カメラモジュール36と第2カメラモジュール38とで撮影範囲A、Bが異なる。このため、図5(A)および図5(B)に示すように、第1カメラモジュール36で撮影した撮影画像(高画素画像)を外部のコンピュータに接続されたモニタ(外部モニタ)で見た場合と、第2カメラモジュール38で撮影した撮影画像(低画素画像)をディスプレイ30で見た場合とでは、一度に同じ被写体を撮影したにも拘わらず、印象が異なる。場合によっては、異なる撮影画像であると認識してしまう。
ただし、図5(A)および図5(B)では、分かり易く示すために、高画素画像および低画素画像を同じ大きさで表示してあるが、通常、外部モニタの方がディスプレイ30よりも表示画面が大きいと考えられる。
したがって、この実施例では、低画素画像の一部を切り抜くことにより、低画素画像の画角を高画素画像の画角に合わせるようにしてある。ただし、上述したように、光学レンズ50aおよびイメージセンサ52aの配置位置と、光学レンズ50bおよびイメージセンサ52bの配置位置とはずれているため、つまり視点にずれが生じているため、低画素画像の一部を切り抜く際には、このずれを調整するようにしてある。
図6は、或る被写体を撮影した場合において、第1カメラモジュール36の撮影範囲Aおよび第2カメラモジュール38の撮影範囲Bの横幅方向についての画角を示す。図6では、第1カメラモジュール36の第1視点位置と第2カメラモジュール38の第2視点位置とが横並びで示される。また、第1カメラモジュール36の撮影範囲Aの横方向の画角は角度αで示され、第2カメラモジュール38の撮影範囲Bの横方向の画角は角度βで示される。また、それぞれの画角(角度α、β)に応じて、第1カメラモジュール36の撮影範囲Aの横幅W1および第2カメラモジュール38の撮影範囲Bの横幅W2が決定される。ただし、図6に示す注視点面(図7も同じ)は、第1カメラモジュール36および第2カメラモジュール38のそれぞれで撮影した場合に、ピントを合わせた位置を含む面である。
図7は、図6と同じ場合において、第1カメラモジュール36の撮影範囲Aおよび第2カメラモジュール38の撮影範囲Bの縦方向についての画角を示す。図3(C)では分かり難いが、第1カメラモジュール36の第1視点位置と第2カメラモジュール38の第2視点位置とは長手方向の位置は同じに設定されているため、図7においては、第1視点位置および第2視点位置は重なっている。また、第1カメラモジュール36の撮影範囲Aの縦方向の画角は角度θで示され、第2カメラモジュール38の撮影範囲Bの縦方向の画角は角度φで示される。また、それぞれの画角(角度θ、φ)に応じて、第1カメラモジュール36の撮影範囲Aの縦の長さH1および第2カメラモジュールの撮影範囲Bの縦の長さH2が決定される。
したがって、低画素画像の画角を高画素画像の画角を一致させる場合には、切り抜く範囲を、図8(A)に示すように、低画素画像の大きさに、撮影範囲Bに対する撮影範囲Aの比率を掛けることにより求める必要がある。撮影範囲Bに対する撮影範囲Aの比率は、数1および数2によって求めることができる。ただし、撮影範囲Aおよび撮影範囲Bは長方形であるため、横幅の比率P1と縦の長さの比率P2とがそれぞれ求められる。数1が横幅の比率P1であり、数2が縦の長さの比率P2である。
[数1]
P1=tan(α/2)/tan(β/2)
[数2]
P2=tan(θ/2)/tan(φ/2)
したがって、図8(A)に示す切り取り範囲の横幅L1および縦の長さD1は、低画素画像の大きさの横幅L2および縦の長さD2から、比率P1および比率P2を用いることにより、数3および数4に従って、それぞれ求められる。
[数3]
L1=L2×P1
[数4]
D1=D2×P2
ただし、上述したように、第1カメラモジュール36の第1視点位置および第2カメラモジュール38の第2視点位置にはずれが生じているため、このずれを考慮して切り取り範囲の位置を調整する必要がある。この実施例では、切り取り範囲は、その中心が、第1視点位置と第2視点位置とのずれ(距離d)に比率P1を掛けることにより求められる距離d´だけ、低画素画像の中心から右方向にずらした位置に設定される。そして、低画素画像から切り取り範囲で決定される範囲が切り取られる(トリミングされる)。
このようにすれば、高画素画像と低画素画像との画角を揃えることができ、それらの見た目が同じになり、異なった印象を与えることを回避することができる。
そして、低画素画像がトリミングされると、高画素画像の画像データ(高画素画像データ)および低画素画像の画像データ(低画素画像データ)とは、プロセッサ24の指示に従って、互いに関連付けられて、フラッシュメモリ32に記憶される。つまり、プロセッサ24は、低画素画像データを、SDRAM68bから読み出してRAM34に書き込み、トリミング(切り取り)処理を施した後に、SDRAM68aから読み出した高画素画像データと関連付けて、フラッシュメモリ32に記憶するのである。
図9に示すように、フラッシュメモリ32には撮影画像に対応する画像データを記憶するための画像記憶領域32aが設けられ、画像記憶領域32aには、画像1データ320、画像2データ322、…が記憶される。また、画像1データ320は、高画素画像データ320aおよび低画素画像データ320bを含む。同様に、画像2データ322は、高画素画像データ322aおよび低画素画像データ322bを含む。
このように、この実施例では、画像データに、高画素画像データと低画素画像データとを含むようにして、高画素画像データと低画素画像とを関連付けるようにしてある。ただし、高画素画像データと低画素画像データとのそれぞれに識別情報を付すとともに、互いに他の識別情報を記憶することにより、関連付けるようにしてもよい。または、高画素画像データを記憶する領域と、低画素画像データを記憶する領域とを設けておき、同時に撮影された撮影画像に対応する高画素画像データと低画素画像データとを、それぞれの領域で同じ識別情報を付して記憶することにより、互いに関連付けるようにしてもよい。
たとえば、メモリカード42に画像1データ320を記憶することが指示されると、プロセッサ24は、それに含まれる高画素画像データ320aの複製を読み出し、メモリカード42に書き込む。また、ディスプレイ30に画像1データ320を表示することが指示されると、プロセッサ24は、それに含まれる低画素画像データ320bを読み出し、表示ドライバ28を制御して、ディスプレイ30に出力する。説明は省略するが、画像2データ322などの他の画像データについても同様である。
ただし、上述したように、低画素の画像データを記録する撮影モードが設定されている場合には、画像データには、低画素画像データのみが含まれる。したがって、かかる場合に、メモリカードに当該画像データを記憶することが指示された場合には、高画素画像データが無い旨のメッセージをディスプレイ30に表示し、何らデータをメモリカードに記憶しない。ただし、かかる場合には、低画素画像データをメモリカードに記憶するようにしてもよい。
この実施例によれば、第1カメラモジュールと第2カメラモジュールとを同じ平面内に設けるので、一度の撮影で同じ被写体についての高画素画像と低画素画像とを記録することができる。つまり、外部のコンピュータで処理するために十分な画素を有する高画素画像を記録することができ、ディスプレイに表示する際に比較的処理負荷の少ない低画素画像を記録することができる。
また、この実施例では、高画素の第1カメラモジュールでは、ISPを構成する、カメラ信号処理回路およびカメラCPUが設けられていないが、第1カメラモジュールよりも低画素の第2カメラモジュールでは、カメラ信号処理回路およびカメラCPUが設けられている。そのため、高画素用のISPを設ける必要が無くなりコストを削減することが可能となるとともに、高画素の第1カメラモジュールの画像と、第1カメラモジュールよりも低画素の第2カメラモジュールの画像を得ることができる。
さらに、この実施例では、低画素画像の画角を高画素画像の画角に一致させるように、その一部を切り取るので、それらを表示した場合に、異なった印象を与えることがない。
さらにまた、この実施例では、2つのカメラを第2筐体の裏面の長手方向に並べて配置したが、これに限定される必要はない。たとえば、2つのカメラを第2筐体の裏面の短手方向に並べて配置するようにしてもよい。このようにした場合には、横持ちで撮影したとき、縦方向のずれを考慮して切り取り範囲の位置が調整される。ただし、2つのカメラは同一平面内であれば、斜め方向に並べて配置するようにしてもよい。かかる場合には、横方向および縦方向のずれを考慮して切り取り範囲の位置が調整される。
また、この実施例では、携帯電話機に2つのカメラを設けた場合についてのみ説明したが、通話機能は不要である。したがって、携帯電話機に限定される必要は無く、2つのカメラ(カメラモジュール)を備える他の電子機器に本願発明を適用することも可能である。
さらに、この実施例では、通信方式として、CDMA方式を採用するようにしてあるが、これに限定される必要は無く、LTE(Long Term Evolution)方式、W−CDMA方式、GSM方式、TDMA方式、FDMA方式およびPHS方式などの他の方式が採用されてもよい。
さらにまた、以上の説明で挙げた画素数、所定距離、所定時間およびフレームなどの具体的数値および各画像(画面)は、いずれも単なる一例であり、製品の仕様などの必要に応じて適宜変更可能である。
10 …携帯電話機
14 …無線通信回路
18 …マイク
22 …スピーカ
24 …プロセッサ
26 …キー入力装置
30 …ディスプレイ
32 …フラッシュメモリ
34 …RAM
36、38 …カメラモジュール
42 …メモリカード

Claims (6)

  1. 第1画素数の第1撮像素子を有する第1カメラと、
    前記第1画素数よりも少ない第2画素数の第2撮像素子を有する第2カメラと、
    撮影指示に応答して、前記第1カメラで撮影された撮影画像に対応する第1画像データを記憶する第1画像記憶部と、
    前記撮影指示に応答して、前記第2カメラで撮影された撮影画像に対応する第2画像データに所定の処理を施して色情報データを生成する画像処理部と、
    前記画像処理部によって生成された色情報データを前記第1画像データと関連付けて記憶する第2画像記憶部を備える、カメラ付き電子機器。
  2. 前記第1カメラと前記第2カメラとを同一平面内に設けた、請求項1記載のカメラ付き電子機器。
  3. 前記第1カメラは第1画角を有し、前記第2カメラは前記第1画角よりも広い第2画角を有し、
    前記第2画角を前記第1画角に一致させるように、前記色情報データの一部を切り取る切り取り部をさらに備え、
    前記第2画像記憶部は、前記切り取り部によって切り取られた前記色情報データの一部を記憶する、請求項1または2記載のカメラ付き電子機器。
  4. 前記第1カメラと前記第2カメラとの設置位置に応じた前記第1撮影画像と前記第2撮影画像とのずれに応じて前記切り取り部によって切り取る位置を調整する調整部をさらに備える、請求項3記載のカメラ付き電子機器。
  5. 第1画素数の第1撮像素子を有する第1カメラと、
    前記第1画素数よりも少ない第2画素数の第2撮像素子を有する第2カメラと、
    撮影指示に応答して、前記第1カメラで撮影された撮影画像に対応する第1画像データを記憶する第1画像記憶部と、
    前記撮影指示に応答して、前記第2カメラで撮影された撮影画像に対応する第2画像データに所定の処理を施して色情報データを生成する画像処理部と、
    前記画像処理部によって生成された色情報データを前記第1画像データと関連付けて記憶する第2画像記憶部を備える、携帯電話機。
  6. 第1画素数の第1撮像素子を有する第1カメラと、
    前記第1画素数よりも少ない第2画素数の第2撮像素子を有する第2カメラを備える、カメラ付き電子機器の制御方法であって、
    (a)撮影指示に応答して、前記第1カメラで撮影された撮影画像に対応する第1画像データを記憶部に記憶し、
    (b)前記撮影指示に応答して、前記第2カメラで撮影された撮影画像に対応する第2画像データに所定の処理を施して色情報データを生成し、
    (c)前記ステップ(b)によって生成された色情報データを前記第1画像データと関連付けて前記記憶部に記憶する、カメラ付き電子機器の制御方法。
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