JP2012107670A - 管継手 - Google Patents

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Akinori Sakurada
秋能 桜田
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Abstract

【課題】部品点数を減少させ、作業を簡易にする管継手を得る。
【解決手段】内周支持部材30は、外径が筒状本体部22の内径と略同一とされ、フランジ部32が継手本体20の段部22Aよりも奥側(挿入口部24Aから遠い側)で、筒状本体部22の内壁に埋め込まれ、継手本体20と連結されて連結部36が形成されている。内周支持部材30の段部22Aに対応する部分よりも挿入口部24A側には、低剛性溝34が構成されている。低剛性溝34は、断面V字状で内周支持部材30の外周を1周するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、管体を接続する管継手に係り、特に、管体の外面でシールを行う管継手に関するものである。
従来から管体の外面でシールを行う管継手が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような管継手では、管体の内側をサポート(支持)するために、サポートスリーブが用いられる。サポートスリーブは、一般的に、筒状の金属部材で構成されており、管継手とは別体とされ、管体を管継手に接続する際に、管体の先端内側に嵌め込まれて使用される。
このように、サポートスリーブは、管継手とは別体とされて、管継手とは別に管体に嵌めこむ必要があるため、管体の接続作業が煩雑になると共に、作業者がサポートスリーブを嵌めこみ忘れるということも考えられる。
特開2004−204659号公報
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、部品点数を減少させ、作業を簡易にする管継手を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明の管継手は、筒状とされ、一端側に管体が挿入される挿入口が構成され、該管体の外周との間をシールするシール部が設けられた樹脂製の継手本体と、筒状とされ、前記継手本体の内周との間に前記管体の挿入空間を構成し、前記管体を内周側から支持すると共に、前記挿入空間よりも奥側に形成される連結部で前記継手本体と連結された金属製の内周支持部材と、を備えている。
上記構成の管継手では、継手本体と内周支持部材とが連結されている。したがって、継手本体と内周支持部材とが別体とされている場合と比較して、部品点数が少なく、簡易に作業を行うことができる。
また、継手本体は樹脂製とされ、内周支持部材は金属製とされているので、両者を樹脂製として一体成形した場合と比較して、連結部が破損し難く、耐久性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明の管継手は、前記内周支持部材には、前記連結部よりも前記挿入口側に他の部分よりも低剛性の低剛性部が構成されていること、を特徴とする。
管体が挿入空間に挿入された状態(管体が管継手に接続された状態)で、管体に曲げの力が作用すると、内側支持部材にも力が作用し、継手本体との間の連結部に損傷が起こりやすくなる。そこで、内周支持部材の連結部よりも挿入口側に低剛性部を構成する。低剛性部は、他の部分よりも低剛性となっているので、低剛性部で曲げ剛性が低くなり、内周支持部材が管体の動きに追従して曲がりやすくなる。したがって、連結部への負荷を小さくすることができ、連結部の損傷を抑制することができる。
請求項3に記載の発明の管継手は、前記内周支持部材が、一端側に径方向外側へ突出する突部を有し、前記連結部において該突部が前記継手本体と一体的に連結されていること、を特徴とする。
このように、内周支持部材に径方向外側へ突出する突部を設けて、継手本体へ連結することにより、内周支持部材が挿入口側へ抜け難く、強固に連結することができる。
請求項4に記載の発明の管継手は、前記低剛性部が、厚みを薄くした薄肉部で構成されていること、を特徴とする。
このように薄肉部を構成することにより、簡単に低剛性部を構成することができる。
本発明の管継手によれば、継手本体と内周支持部材とが別体とされている場合と比較して、部品点数が少なく、簡易に作業を行うことができる。
本発明の実施形態に係る管継手(管体非接続)を示す一部断面図である。 本発明の実施形態に係る管継手(管体接続状態)を示す一部断面図である。 本発明の実施形態に係る管継手の内周支持部材の斜視一部破断図である。 本発明の実施形態に係る管継手の内周支持部材の変形例の斜視一部破断図である。 本発明の実施形態に係る管継手の内周支持部材の他の変形例の斜視図である。 本発明の実施形態に係る管継手の内周支持部材の他の変形例の(A)は斜視図であり(B)は軸方向からみた正面図である。 本発明の実施形態に係る管継手の内周支持部材の他の変形例の斜視図である。 図7に示す管継手を示す一部断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る管継手を図面に従って説明する。
図1には、管体10が接続される前の状態の本実施形態の管継手12の半断面図が示されている。管継手12は、継手本体20及び内周支持部材30を備えている。
継手本体20は、筒状本体部22、キャップ部24、及び、コレット26を有している。筒状本体部22は、樹脂製で一体形成され、略筒状とされている。筒状本体部22の筒の一端側(管体10の挿入側)の内径は、中間部の内径よりも大径とされ、段部22Aが構成されている。筒状本体部22の段部22Aよりも一端側には、凹溝22Bが構成されている。凹溝22Bには、Oリング28が嵌め込まれている。筒状本体部22の凹溝22Bよりも一端側には、内径がさらに大径となる先端凹部22Cが構成されている。筒状本体部22の先端凹部22Cに対応する外周側には、雄ネジ22Nが形成されている。筒状本体部22を形成する樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリフェニルサルフォン(PPSU)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリブテン(PB)などが好適に用いられる。
キャップ部24は、環状とされ、内壁に雄ネジ22Nに螺合する雌ネジ24Nが形成されている。また、キャップ部24の管体10の挿入側には、筒状本体部22の先端凹部22Cよりも小径とされた挿入口部24Aが形成されている。
挿入口部24Aと先端凹部22Cの内側には、コレット26が収納されている。コレット26は、環状とされ、内径が挿入口部24Aの内径と同程度とされ、内周に爪部26Aが形成されている。爪部26Aが管体10の外周に食い込んで、管体10の抜け出しを阻止する。
内周支持部材30は、図3に示すように、略円筒形状とされ、一端側に径方向外側に張り出したフランジ部32が形成されている。内周支持部材30は、外径が筒状本体部22の内径と略同一とされ、フランジ部32が継手本体20の段部22Aよりも奥側(挿入口部24Aから遠い側)で、筒状本体部22の内壁に埋め込まれ、継手本体20と連結されて連結部36が形成されている。内周支持部材30の段部22Aに対応する部分よりも挿入口部24A側には、低剛性溝34が構成されている。低剛性溝34は、断面V字状で内周支持部材30の外周を1周するように構成されている。低剛性溝34は、内周支持部材30の軸方向中央部よりも奥側(フランジ部32側)に構成されており、内周支持部材30の機能を維持するために、軸方向でOリング28でのシール位置から連結部36側に構成されることが好ましい。
内周支持部材30は金属製とされ、ステンレスを好適に用いることができる。また、青銅、黄胴などを用いることができる。内周支持部材30の外周面と、挿入口部24A、コレット26、及び筒状本体部22の段部より先端側には、管体10が挿入される挿入空間Rが構成されている。
上記構成の管継手12を製造する際には、筒状本体部22用の金型に内周支持部材30をセットし、金型内に樹脂を射出する。これにより、連結部36で筒状本体部22と内周支持部材30が一体的に連結される。
そして、凹溝22BにOリング28を嵌め込み、コレット26を筒状本体部22の内側にセットして、キャップ部24を先端側から筒状本体部22へ取り付ける(雄ネジ22Nと雌ネジ24Nとを螺合させる)。これにより、内周支持部材30と継手本体20との間に挿入空間Rが構成され、管継手12が構成される。
管体10を管継手12と連結させる際には、図2に示すように、挿入口部24A側から管体10を挿入空間Rへ挿入し、管体10の先端を段部22Aへ当接させる。Oリング28は、管体10により押圧され、管体10との間がシールされる。コレット26の爪部26Aは、管体10が抜け出し方向へ移動すると、管体10の外周面に食い込み、管体10の抜けが阻止される。
ここで、管体10に対して曲げの力が作用すると、内周支持部材30にも力が作用し、連結部36に大きな力が加わる。本実施形態では、内周支持部材30が金属製であるため、樹脂製の場合と比較して、破損しにくく、耐久性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、内周支持部材30にフランジ部32を設け、筒状本体部22へ埋め込んで、内周支持部材30と筒状本体部22とを一体的に形成したが、予め筒状本体部22の対応する部分に溝を設けておき、フランジ部32をこの溝に係合させて両者を連結させてもよい。
また、本実施形態では、内周支持部材30に低剛性溝34を1本形成したが、2本以上形成してもよい。
また、本実施形態では、内周支持部材30に低剛性溝34を形成したが、低剛性溝34に代えて、他の低剛性部分を形成してもよい。例えば、図4に示すように、軸方向に幅広の薄肉凹部37を、内周支持部材30の外周面に形成してもよいし、図5に示すように、軸方向に延びるスリット38を内周支持部材30の外周面に複数本形成してもよい。
また、フランジ部32に代えて、図6に示されるように、内周支持部材30の径方向外側へ突出する突部32Aを設けて筒状本体部22と連結させてもよい。
さらに、フランジ部32は必須ではなく、図7に示されるように、内周支持部材側に凹部32Bを設けておき、凹部32Bに樹脂材が充填されることにより、筒状本体部22と連結させてもよい。この場合には、図8に示されるように、凹部32Bは、段部22Aよりも奥側に対応する部分に構成される。
なお、本実施形態のようにフランジ部32を設けたり、径方向外側へ突出する突部を設けることにより、内周支持部材30の挿入口側への移動が阻止され、連結部36での連結強化することができる。
また、本実施形態では、内周支持部材30に低剛性溝34を形成しているが、低剛性溝34は必ずしも必要ではない。本実施形態のように、内周支持部材30に低剛性溝34を形成することにより、管体10の動きに追従して低剛性溝34が変形し易くなることから、連結部36への負荷が少なくなり、連結部36における剥離破壊を抑制することができる。
なお、本実施形態では、内周支持部材30に低剛性溝34を1本形成したが、2本以上形成してもよい。
10 管体
12 管継手
20 継手本体
22 筒状本体部
26 コレット
30 内周支持部材
32 フランジ部
34 低剛性溝
36 連結部
37 薄肉凹部
38 スリット
R 挿入空間

Claims (4)

  1. 筒状とされ、一端側に管体が挿入される挿入口が構成され、該管体の外周との間をシールするシール部が設けられた継手本体と、
    筒状とされ、前記継手本体の内周との間に前記管体の挿入空間を構成し、前記管体を内周側から支持すると共に、前記挿入空間よりも奥側に形成される連結部で前記継手本体と連結された金属製の内周支持部材と、
    を備えた管継手。
  2. 前記内周支持部材には、前記連結部よりも前記挿入口側に他の部分よりも低剛性の低剛性部が構成されていること、を特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 前記内周支持部材は、一端側に径方向外側へ突出する突部を有し、前記連結部において該突部が前記継手本体と一体的に連結されていること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の管継手。
  4. 前記低剛性部は、厚みを薄くした薄肉部で構成されていること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の管継手。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3210116U (ja) * 2017-02-13 2017-04-27 前田バルブ工業株式会社 管継手

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