JP2012105637A - 擬珊瑚の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】展示水槽中の海水に対する耐腐食性に優れており、強度が高く、着脱が容易な擬珊瑚の取付構造を提供する。
【解決手段】擬岩22に設けた孔部23に樹脂材24を介在させて設置する金属製のロッド25と、擬珊瑚26に設けた孔部27に樹脂材28を介在させて設置する金属製の受けケース29とから成り、ロッド25を受けケース29に挿入して取り付ける擬珊瑚の取付構造11であって、ロッド25は、基部側25aに抜け防止用のパイプ32がロッド25の径方向に貫通して設けられ、先端25b側が孔部23の外側に所定の長さ突出し、外周面に回転防止用の凸部34が形成され、受けケース29は、一端に開口部37を有して有底筒状に形成され、内周面に凸部34と嵌合する凹部33が形成されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、擬珊瑚の取付構造に関するものであり、更に詳しくは、展示水槽の中の海水に対して耐腐食性に優れており、強度が高く、着脱が容易で、抜け落ちたり回転しない擬珊瑚の取付構造に関するものである。
近年の水族館においては、展示水槽の大型化が進んでいるので、擬珊瑚の汚れを落とす際に、水槽から海水を全て排出して空の状態で掃除をすることが難しい。また、ダイバーが水槽に潜って掃除する場合には、海水中の擬珊瑚を破損したり、うまく汚れが落ちないことがある。更には、擬珊瑚を取り外して清掃を行う場合もある。
一方、従来の擬珊瑚の取付構造としては、図12及び図13に示す構成のものが知られている。この取付構造は、擬岩1に設置した受けケース2と、擬珊瑚3に突設したロッド4とからなる。
受けケース2は、プラスチック製であり、一端に開口部5を有して筒状に形成されている。この受けケース2が、モルタル製の擬岩1に設けた孔部6に接着剤7を介して設置される。
ロッド4は、プラスチック製であり、所要長さの棒状に形成されている。このロッド4が、合成樹脂製の擬珊瑚3に設けた孔部8に接着剤9を介して設置され、先端4a側が所定の長さ突出している。
このような擬珊瑚の取付構造は、ロッド4の先端4aを受けケース2の開口部5に挿入し、開口部5の近傍に設けた突部10と、擬珊瑚3の端部に設けた切欠部11とを当接させて、擬珊瑚3の回転を防止している(図13参照)。
なお、特開2007−110976号公報には、珊瑚育成用構造物が開示されており、珊瑚に設けた支持棒とコンクリートに形成した孔部とが記載されている(特許文献1参照)。
特開2007−110976号公報(図2乃至図7)
この従来例の擬珊瑚の取付構造においては、受けケース2及びロッド4がプラスチック製であることから強度が低く、擬珊瑚の着脱時や劣化等により破損するおそれがあるという問題点を有している。
また、ロッド4のガタ付き等によって、突部10と切欠部11との当接がズレることがあり、この場合は擬珊瑚3が回転してしまう。また、水流等の影響で擬珊瑚3が浮き上がったり、抜け落ちたりすることもあるという問題点を有している。
更に、ロッド4を受けケース2から取り外して、擬珊瑚3を展示水槽の外で清掃したときに、受けケース2の中にゴミや砂などが侵入してしまい、これらを取り出すのが難しいという問題点がある。
従って、従来例における擬珊瑚の取付構造においては、受けケース2及びロッド4の強度を向上させて破損を防止することと、擬珊瑚3の回転や抜け落ちを防止することと、受けケース2の中へのゴミや砂などの侵入を防止することとに解決しなければならない課題を有している。
特に上述したように、擬珊瑚を取り外して清掃を行うことから、擬珊瑚を着脱する頻度も高くなり、その結果、ロッドや受けケースの強度の向上が望まれる。
前記従来例の課題を解決するための本発明の要旨は、擬岩に設けた孔部に樹脂材を介在させて設置する金属製のロッドと、擬珊瑚に設けた孔部に樹脂材を介在させて設置する金属製の受けケースとからなり、前記ロッドを前記受けケースに挿入して取り付ける擬珊瑚の取付構造であって、前記ロッドは、基部側に抜け防止用のパイプが前記ロッドの径方向に貫通して設けられ、先端側が前記孔部の外側に所定の長さ突出し、外周面に回転防止用の凸部が形成され、前記受けケースは、一端に開口部を有して有底筒状に形成され、内周面に前記凸部と嵌合する凹部が形成されることである。
また、前記ロッド及び受けケースは、チタン又はステンレスで形成されること、;
前記樹脂材は、エポキシ樹脂材であること、;
前記受けケースの外周面には、抜け防止用の突部が形成されること、;
前記擬岩の孔部の縁に沿って、膨出部が形成されること、;
前記ロッドは、適宜の位置で折曲していること、;
前記擬珊瑚に挿通孔が形成され、該挿通孔と連通するボルト孔が前記受けケースに穿設され、該受けケースの外側に前記ボルト孔と連通するナットが設けられ、前記ロッドには、前記ボルト孔と連通するロッド孔が穿設され、前記ナットにボルトを螺入して前記ボルト孔と前記ロッド孔とを螺着したこと、;
前記擬珊瑚に挿通孔が形成され、該挿通孔と連通するボルト孔が前記受けケースに穿設され、該受けケースの外側に前記ボルト孔と連通するナットが設けられ、前記ボルト孔の外側に当該ボルト孔よりもやや大きめな球体を配設すると共に、該球体の外側に弾性を備えるパッキン材を配設し、前記ロッドには、前記ボルト孔と連通するロッド孔が穿設され、前記ナットにボルトを螺入して前記パッキン材を押圧し、前記球体を前記ロッド孔に嵌合させたこと、;
前記擬珊瑚の底部は、前記擬岩の前記孔部の縁よりも膨出していること、;
を含むものである。
本発明に係る擬珊瑚の取付構造によれば、ロッド及び受けケースが金属製なので強度が高く、擬珊瑚の着脱時や劣化等によって破損や変形が生じない。また、抜け防止用のパイプが樹脂材中に埋設されるので、ロッドが擬岩の孔部から脱落しない。そして、回転防止用の凸部と凹部とを嵌合することにより、ロッドに対して受けケースが回転しないので、擬珊瑚が常に最適な角度に設置される。更に、従来例のように擬岩に受けケースが存在しないので、当該受けケースの中にゴミや砂等が侵入することがなく、擬珊瑚の着脱が容易であるという種々の優れた効果を奏する。
ロッド及び受けケースは、チタン又はステンレスで形成されることによって、海水に対して耐腐食性に優れ、強度が極めて高いという優れた効果を奏する。
樹脂材は、エポキシ樹脂材であることによって、水中での硬化性が優れ、接着力が高いので、海中においてロッド及び受けケースの設置状態が強固に保たれるという優れた効果を奏する。
受けケースの外周面には、抜け防止用の突部が形成されることによって、擬珊瑚の孔部から受けケースが脱落しないという優れた効果を奏する。
擬岩の孔部の縁に沿って、膨出部が形成されることによって、この膨出部が擬岩と擬珊瑚との接続部分を目隠する役目を果たすという優れた効果を奏する。
ロッドは、適宜の位置で折曲していることによって、切り立った擬岩に擬珊瑚を取り付ける場合には、上方に折曲したロッドを使用することで、最適な角度に擬珊瑚を設置できるという優れた効果を奏する。
擬珊瑚に挿通孔が形成され、該挿通孔と連通するボルト孔が前記受けケースに穿設され、該受けケースの外側に前記ボルト孔と連通するナットが設けられ、前記ロッドには、前記ボルト孔と連通するロッド孔が穿設され、前記ナットにボルトを螺入して前記ボルト孔と前記ロッド孔とを螺着したことによって、擬岩に対して擬珊瑚が強固に固着するので、水流等の影響で擬珊瑚が浮き上がったり、抜け落ちたり、回転したりすることが絶対にないという優れた効果を奏する。
擬珊瑚に挿通孔が形成され、該挿通孔と連通するボルト孔が前記受けケースに穿設され、該受けケースの外側に前記ボルト孔と連通するナットが設けられ、前記ボルト孔の外側に当該ボルト孔よりもやや大きめな球体を配設すると共に、該球体の外側に弾性を備えるパッキン材を配設し、前記ロッドには、前記ボルト孔と連通するロッド孔が穿設され、前記ナットにボルトを螺入して前記パッキン材を押圧し、前記球体を前記ロッド孔に嵌合させたことによって、擬岩に対して擬珊瑚が強固に固着するので、水流等の影響で擬珊瑚が浮き上がったり、抜け落ちたり、回転したりすることが絶対にない。
更には、パッキン材の存在によって受けケースの内部への水の侵入を防止できるという種々の優れた効果を奏する。
擬珊瑚の底部は、前記擬岩の前記孔部の縁よりも膨出していることによって、擬珊瑚の底部が擬珊瑚と擬岩との接続部分を目隠する役目を果たすという優れた効果を奏する。
本発明に係る擬珊瑚の取付構造21の要部を示し、擬岩22と擬珊瑚26とを分離した状態の縦断面図である。 本発明に係る擬珊瑚の取付構造21の要部を示し、擬岩22と擬珊瑚26との縦断面図である。 本発明に係る擬珊瑚の取付構造21を示し、擬岩22と擬珊瑚26とを分離した状態の縦断面図である。 本発明に係る擬珊瑚の取付構造21を示し、擬岩22と擬珊瑚26との縦断面図である。 他の実施例のロッド39の使用例を示し、擬岩22と擬珊瑚26とを分離した状態の縦断面図である。 他の実施例のロッド39の使用例を示し、擬岩22と擬珊瑚26との縦断面図である。 第2実施例の擬珊瑚の取付構造51を示し、擬岩22と擬珊瑚52とを分離した状態の縦断面図である。 第2実施例の擬珊瑚の取付構造51を示し、擬岩22と擬珊瑚52との縦断面図である。 第3実施例の擬珊瑚の取付構造61を示し、擬岩22と擬珊瑚52とを分離した状態の縦断面図である。 第3実施例の擬珊瑚の取付構造61を示し、擬岩22と擬珊瑚52との縦断面図である。 第4実施例の擬珊瑚の取付構造64を示し、擬岩22と擬珊瑚52との縦断面図である。 従来例に係る擬珊瑚の取付構造を示し、擬岩1と擬珊瑚3とを分離した状態の縦断面図である。 従来例に係る擬珊瑚の取付構造を示し、擬岩1と擬珊瑚3との縦断面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1から図4において、符号21は擬珊瑚の取付構造を示し、この取付構造21は、擬岩22に設けた孔部23に樹脂材24を介在させて設置する金属製のロッド25と、擬珊瑚26に設けた孔部27に樹脂材28を介在させて設置する金属製の受けケース29とからなり、ロッド25を受けケース29に挿入して取り付けた構造である。
擬岩22は、モルタル材を使用して、海中の自然の岩等を模した形状に形成されており、適宜の位置に孔部23が穿設されている。この孔部23が擬珊瑚26を設置する位置である。孔部23の深さの一例を示すと、約40〜60mm程度である。
孔部23の縁に沿って、膨出部30が形成されている。この膨出部30は、擬岩22と擬珊瑚26との接続部分31を目隠する役目を果たす。
孔部23の内部には、樹脂材24を介在させてロッド25の基部25a側が埋設されている。
樹脂材24は、エポキシ樹脂材であることが望ましい。何故ならば、エポキシ樹脂材は、水中での硬化性が優れ、接着力が高いので、海水中においてロッド25の設置状態が強固に保たれるからである。
ロッド25は、金属材で丸棒状に形成されており、その長さの一例を示すと、約100〜110mm程度である。また、ロッド25は、特にチタン又はステンレスで形成されていることが望ましい。何故ならば、これらの金属は、海水に対する耐腐食性に優れて、強度が極めて高いからである。
ロッド25の基部25a側には、複数本の抜け防止用のパイプ32が、当該ロッド25を径方向に挿通して設けられている。図1及び図2においては、2本のパイプ32、32が所要の間隔を開けて、且つそれぞれ90度の角度を違えて設けられており、この場合は、樹脂材24中においてバランス良く安定した状態でロッド25が設置できる。
ロッド25の途中には、その外周面に回転防止用の凸部34が形成されている。この凸部34は、後述する回転防止用の凹部33と嵌合させる部位である。また、ロッド25の先端部25b側が孔部23の外側に所定の長さ突出している。
擬珊瑚26は、硬質又は軟質素材のポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等で、天然の珊瑚を模した形状に形成されている。また、天然の珊瑚に所定の保存処理を施したものを用いて、擬珊瑚26に加工することも可能である。
擬珊瑚26の端部には、孔部27が穿設されている。孔部27の深さの一例を示すと、約50〜70mm程度である。
孔部27の内部には、樹脂材28を介在させて受けケース29が埋設されている。
樹脂材28は、擬岩22の孔部23に使用した樹脂材24と同様であって、エポキシ樹脂材であることが望ましく、この場合は、水中での硬化性が優れ、接着力が高いので、海水中において受けケース29の設置状態が強固に保たれる。
受けケース29は、金属材で形成されており、一端に開口部37を有して、他端が有底な筒状に形成されている。受けケース29の長さの一例を示すと、約50〜70mm程度である。また、受けケース29は、特にチタン又はステンレスで形成されていることが望ましい。何故ならば、これらの金属は、海水に対する耐腐食性に優れて、強度が極めて高いからである。
また、受けケース29は、開口部37の近傍の内周面に、回転防止用の凹部33が形成されている。この凹部33は、凸部34と嵌合するように構成されており、凹部33と凸部34とを嵌合すると、ロッド25に対して受けケース29が回転しないので、擬珊瑚26が常に最適な角度に設置される。
受けケース29の外周面には、抜け防止用の突部29aが形成されている。この突部29aが樹脂材28に埋設しているので、孔部27から受けケース29が脱落しない。
以上のように構成される擬珊瑚の取付構造21は、ロッド25を受けケース29の開口部37から挿入して取り付ける。また、ロッド25を受けケース29から取り外して、擬珊瑚26を展示水槽の外で清掃した場合には、従来例のように擬岩に受けケースが存在しないので、当該受けケースの中にゴミや砂等が侵入しない。
次に、ロッド25の他の実施例について図5及び図6に示す。ロッド25の他の実施例において、前記の擬珊瑚の取付構造21と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。
ロッド39は、適宜の位置に折曲部41を有して上方に折曲している。つまり、切り立った擬岩40に擬珊瑚26を取り付ける際には、上方に折曲したロッド39を使用することで、最適な角度で擬珊瑚26を設置できることとなる。
次に、第2実施例に係る擬珊瑚の取付構造51について図7及び図8に示す。この第2実施例の擬珊瑚の取付構造51において、前記の擬珊瑚の取付構造21と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。
擬珊瑚52には挿通孔53が形成され、この挿通孔53と連通するボルト孔54が受けケース55に穿設されている。また、受けケース55の外側には、ボルト孔54と連通するナット56が溶接によって固定されている。このナット56は、ステンレス又はチタンで形成されていることが望ましい。
一方、ロッド57には、ボルト孔54と連通するロッド孔58が穿設されている。
そして、ボルト59を挿通孔53に挿通して、ナット56に螺入し、さらにボルト孔54とロッド孔58とを螺着している(図8参照)。ボルト59は、ステンレス又はチタンで形成された六角穴付きボルトであることが望ましい。
このような構成の擬珊瑚の取付構造51は、擬岩22に対して擬珊瑚52が強固に取り付けられるので、水流等の影響で擬珊瑚52が浮き上がったり、抜け落ちたり、回転したりすることが絶対にない。
なお、図7及び図8中の符号60は、受けケース55の上部に設けられた回転及び抜け防止用のロッド材を示し、このロッド材60は、ステンレス又はチタンで形成されていることが望ましい。
次に、第3実施例に係る擬珊瑚の取付構造61について図9及び図10に示す。この第3実施例の擬珊瑚の取付構造61において、前記の擬珊瑚の取付構造21、51と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。
ボルト孔54の外側におけるナット56の中には、当該ボルト孔54よりもやや大きめな球体62が配設され、さらに球体62の外側には、弾性を備える円柱状のパッキン材63が配設されている。球体62は、ステンレス又はチタンで形成されたベアリング球であることが望ましい。また、パッキン材63は、ゴム材、ウレタン材又はシリコン材等で形成されていることが望ましい。
そして、ボルト59を挿通孔53に挿通して、ナット56に螺入し、パッキン材63を押圧し、球体62をロッド孔58に嵌合させている(図10参照)。
このような構成の擬珊瑚の取付構造61は、擬岩22に対して擬珊瑚52が強固に取り付けられるので、水流等の影響で擬珊瑚52が浮き上がったり、抜け落ちたり、回転したりすることが絶対にないだけでなく、パッキン材63の存在によって受けケース55の内部への水の侵入を防止できる。
次に、第4実施例に係る擬珊瑚の取付構造64について図11に示す。擬珊瑚52の底部65は、擬岩22の孔部23の縁66よりも膨出して形成されている。この場合、擬珊瑚52の底部65が擬珊瑚52と擬岩22との接続部分を目隠する役目を果たすので、見る者の視線が下向きになる場合や、擬岩22が斜めのところに擬珊瑚52を取り付ける場合に最適である。
擬珊瑚26の大きさによって、数種類の太さのロッド25と受けケース29とを適宜に選択して用いることが望ましい。また、擬岩22の傾斜状況に応じて、擬珊瑚26の取付角度を適宜に変更することが望ましく、この場合は、ロッド39の折曲部41の折曲角度が数種類のものから適宜に選択して用いることが考えられる。
1 擬岩
2 受けケース
3 擬珊瑚
4 ロッド
4a 先端
5 開口部
6 孔部
7 接着剤
8 孔部
9 接着剤
10 突部
11 切欠部
21 擬珊瑚の取付構造
22 擬岩
23 孔部
24 樹脂材
25 ロッド
25a 基部
25b 先端部
26 擬珊瑚
27 孔部
28 樹脂材
29 受けケース
29a 突部
30 膨出部
31 接続部分
32 パイプ
33 凹部
34 凸部
37 開口部
39 ロッド
40 擬岩
41 折曲部
51 第2実施例に係る擬珊瑚の取付構造
52 擬珊瑚
53 挿通孔
54 ボルト孔
55 受けケース
56 ナット
57 ロッド
58 ロッド孔
59 ボルト
60 ロッド材
61 第3実施例に係る擬珊瑚の取付構造
62 球体
63 パッキン材
64 第4実施例に係る擬珊瑚の取付構造
65 底部
66 縁

Claims (9)

  1. 擬岩に設けた孔部に樹脂材を介在させて設置する金属製のロッドと、擬珊瑚に設けた孔部に樹脂材を介在させて設置する金属製の受けケースとからなり、前記ロッドを前記受けケースに挿入して取り付ける擬珊瑚の取付構造であって、
    前記ロッドは、基部側に抜け防止用のパイプが前記ロッドの径方向に貫通して設けられ、先端側が前記孔部の外側に所定の長さ突出し、外周面に回転防止用の凸部が形成され、
    前記受けケースは、一端に開口部を有して有底筒状に形成され、内周面に前記凸部と嵌合する凹部が形成されること
    を特徴とする擬珊瑚の取付構造。
  2. 前記ロッド及び受けケースは、チタン又はステンレスで形成されること
    を特徴とする請求項1に記載の擬珊瑚の取付構造。
  3. 前記樹脂材は、エポキシ樹脂材であること
    を特徴とする請求項1に記載の擬珊瑚の取付構造。
  4. 前記受けケースの外周面には、抜け防止用の突部が形成されること
    を特徴とする請求項1に記載の擬珊瑚の取付構造。
  5. 前記擬岩の孔部の縁に沿って、膨出部が形成されること
    を特徴とする請求項1に記載の擬珊瑚の取付構造。
  6. 前記ロッドは、適宜の位置で折曲していること
    を特徴とする請求項1に記載の擬珊瑚の取付構造。
  7. 前記擬珊瑚に挿通孔が形成され、該挿通孔と連通するボルト孔が前記受けケースに穿設され、該受けケースの外側に前記ボルト孔と連通するナットが設けられ、
    前記ロッドには、前記ボルト孔と連通するロッド孔が穿設され、
    前記ナットにボルトを螺入して前記ボルト孔と前記ロッド孔とを螺着したこと
    を特徴とする請求項1に記載の擬珊瑚の取付構造。
  8. 前記擬珊瑚に挿通孔が形成され、該挿通孔と連通するボルト孔が前記受けケースに穿設され、該受けケースの外側に前記ボルト孔と連通するナットが設けられ、前記ボルト孔の外側に当該ボルト孔よりもやや大きめな球体を配設すると共に、該球体の外側に弾性を備えるパッキン材を配設し、
    前記ロッドには、前記ボルト孔と連通するロッド孔が穿設され、
    前記ナットにボルトを螺入して前記パッキン材を押圧し、前記球体を前記ロッド孔に嵌合させたこと
    を特徴とする請求項1に記載の擬珊瑚の取付構造。
  9. 前記擬珊瑚の底部は、前記擬岩の前記孔部の縁よりも膨出していること
    を特徴とする請求項1に記載の擬珊瑚の取付構造。
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