JP2012100284A - 適応可能なモード選択を有するマルチモード受信器 - Google Patents

適応可能なモード選択を有するマルチモード受信器 Download PDF

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Abstract

【課題】単一アンテナモードおよび複数アンテナモードを含む受信器を提供する。
【解決手段】2つのアンテナ300,302と、複数の受信器処理機能と、a)各アンテナによって受信された各信号の電力を決定し、かつ各信号の電力を比較して、信号の電力における不均衡が存在するかどうかを決定するように動作可能な、ブランチ電力検出器304と、b)2つのアンテナ上で受信された信号の間の相関を決定するように動作可能な相関検出器304と、を備えた受信器。この受信器は、信号の電力における不均衡および相関のうちの少なくとも1つを考慮することによって、受信器処理機能を選択するように動作可能である。
【選択図】図1

Description

(本出願の分野)
本出願は、マルチモード能力を有する受信器に関し、特に、単一アンテナモードおよび複数アンテナモードを含む受信器に関する。
(背景)
GSM/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)の絶え間ない進化の一部として、レガシーGSM/EDGE受信器は、3GPPによって標準化されているダウンリンクアドバンスドレシーバパフォーマンス(DARP)技術によって、機能強化されてきた。
いわゆるレガシー受信器は、1つのアンテナの受信器であり、これは、8PSK(8位相シフトキーイング)変調およびGMSK(ガウシアン最小シフトキーイング)変調に適合する。
進歩した技術のうちの1つは、単一アンテナ干渉キャンセレーション(SAIC)と称される。これは、既に3GPP TS 45.005標準で、いわゆるDARP−I受信器に実装されてきた。このアプローチは、GMSK変調(ガウシアン最小シフトキーイング)変調のみに適合する。RF受信チェーン(receive chain)は、単一のアンテナを特徴とするレガシー受信器におけるものと実質的に同じである。しかしながら、実際には唯1つの物理アンテナしか存在しないので、受信器が複数のアンテナ(仮想アンテナと称される)を有しているように見せるために、一部の進歩した信号処理技術が用いられる。これは、受信された信号をオーバーサンプリングすることによって、部分的に達成される。より具体的には、受信されたシンボルごとに、ただ1つではなく2つのサンプルが取られる。
これらの技術のうちの別のものは、モバイルステーションレセプションダイバーシティ(MSRD)と称されるものであり、これは、標準化の最終段階におけるものである。このアプローチは、2つの受信アンテナを使用し、8−PSK変調およびGMSK変調の両方に適合する。オーバーサンプリングもまた、このアプローチと共に実行され得る。
(概要)
1つの広い局面にしたがうと、本出願は受信器を提供し、この受信器は:2つのアンテナと;複数の受信器処理機能であって、この複数の受信器処理機能は、2つのアンテナのうちの1つのアンテナを介して受信された信号を処理するための、少なくとも1つの受信器処理機能と、2つのアンテナを介して受信された信号を処理するための、少なくとも1つの受信器処理機能とを含んでいる、複数の受信器処理機能と;a)各アンテナによって受信された各信号の電力を決定し、かつ各信号の該電力を比較して、該信号の該電力における不均衡が存在するかどうかを決定するように動作可能な、ブランチ電力検出器;および/またはb)2つのアンテナ上で受信された信号の間の相関を決定するように動作可能な相関検出器と、を備えた受信器であって;この受信器は、信号の電力における不均衡および相関のうちの少なくとも1つを考慮することによって、受信器処理機能を選択するように動作可能である。
別の広い局面にしたがうと、本出願は方法を提供し、この方法は:複数のアンテナの各々の上でそれぞれの信号を受信することと;各信号の電力を決定することと;信号の間の相関を決定することと;信号の電力における不均衡および相関のうちの少なくとも1つを考慮することによって、複数の受信器処理機能から受信器処理機能を選択することであって、少なくとも1つの受信器処理機能は、複数のアンテナのうちの1つのアンテナを介して受信した信号を処理するためのものであり、かつ少なくとも1つの受信器処理機能は、複数のアンテナのうちの少なくとも2つを介して受信した信号を処理するためのものである、ことと;選択された受信器処理機能を用いて、出力を生成することと、を包含する。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
2つのアンテナと、
複数の受信器処理機能であって、該複数の受信器処理機能は、該2つのアンテナのうちの1つのアンテナを介して受信された信号を処理するための、少なくとも1つの受信器処理機能と、該2つのアンテナを介して受信された信号を処理するための、少なくとも1つの受信器処理機能とを含んでいる、複数の受信器処理機能と、
a)各アンテナによって受信された各信号の電力を決定し、かつ各信号の該電力を比較して、該信号の該電力における不均衡が存在するかどうかを決定するように動作可能な、ブランチ電力検出器、および/または
b)該2つのアンテナ上で受信された信号の間の相関を決定するように動作可能な相関検出器と
を備えた受信器であって、
該受信器は、該信号の該電力における該不均衡および該相関のうちの少なくとも1つを考慮することによって、受信器処理機能を選択するように動作可能である、受信器。
(項目2)
上記受信器は、上記不均衡が閾値を上回るときに、上記受信器処理機能のうちの少なくとも1つを除外することによって、上記選択された受信器処理機能を選択するように動作可能である、項目1に記載の受信器。
(項目3)
上記受信器は、上記相関が閾値を上回るときに、上記受信器処理機能のうちの少なくとも1つを除外することによって、上記選択された受信器処理機能を選択するように動作可能である、項目1に記載の受信器。
(項目4)
上記受信器は、上記不均衡が閾値を上回るときに、上記受信器処理機能のうちの少なくとも1つを除外し、かつ上記相関が閾値を上回るときに、該受信器処理機能のうちの少なくとも1つを除外することによって、上記選択された受信器処理機能を選択するように動作可能である、項目1に記載の受信器。
(項目5)
上記受信器は、変調のタイプの関数として、少なくとも1つの受信器処理機能を除外することによって、上記選択された受信器処理機能を選択するようにさらに動作可能である、項目1〜項目4のいずれか一項に記載の受信器。
(項目6)
上記受信器は、変調のタイプの関数として、上記複数の受信器処理機能のうちの第1および第2の受信器処理機能から選択することによって、上記選択された受信器処理機能を選択するようにさらに動作可能であり、該選択は、
該変調のタイプが8−PSKであるときに、該第1の受信器処理機能を選択することと、
該変調のタイプがGMSKであるときに、該第2の受信器処理機能を選択することと
によってなされる、項目5に記載の受信器。
(項目7)
上記受信器は、上記受信器処理機能に対する処理利得の関数として、上記複数の受信器処理機能のうちの受信器処理機能を除外することによって、上記選択された受信器処理機能を選択するようにさらに動作可能である、項目1〜項目6のいずれか一項に記載の受信器。
(項目8)
上記受信器は、上記受信器処理機能に対する処理利得の関数として、上記複数の受信器処理機能のうちの受信器処理機能を除外することによって、上記選択された受信器処理機能を選択するようにさらに動作可能であり、該選択は、
該複数の受信器処理機能のうちの第1および第2の受信器処理機能のうちの1つに対する処理利得を決定することと、
該決定された処理利得が閾値を下回る場合に、該第1および第2の受信器処理機能のうちの1つを除外することと
によってなされる、項目7に記載の受信器。
(項目9)
上記受信器処理機能のうちの少なくとも2つを用いることによって、受信器処理を実行することと、
該少なくとも2つの受信器処理機能の各々の出力にそれぞれの等化を実行して、それぞれの等化された出力を生成することと、
各等化された出力に対する品質の尺度を決定することと、
該品質の尺度にしたがって、上記選択された受信器処理機能を選択することと
によって、上記選択された受信器処理機能を選択するようにさらに動作可能である、項目1〜項目8のいずれか一項に記載の受信器。
(項目10)
上記品質の尺度は、低信頼軟判定カウント(USDC)である、項目9に記載の受信器。
(項目11)
上記複数の受信器処理機能は、
1つの8PSK信号または1つのGMSK信号を処理するための受信器処理機能と、
単一アンテナ干渉キャンセレーションを用いて、1つのGMSK信号を処理するための受信器処理機能と、
2つのGMSK信号または2つの8PSK信号を処理するための少なくとも1つの受信器処理機能と
を含んでいる、項目1〜項目10のいずれか一項に記載の受信器。
(項目12)
1つの8PSK信号または1つのGMSK信号を処理するための上記受信器処理機能は、レガシー受信器処理機能を含んでおり、
単一アンテナ干渉キャンセレーションを用いて、1つのGMSK信号を処理するための上記受信器処理機能は、DARP−I受信器処理機能を含んでおり、
2つのGMSK信号または2つの8PSK信号を処理するための上記少なくとも1つの受信器処理機能は、MSRD受信器処理機能を含んでいる、項目11に記載の受信器。
(項目13)
2つのGMSK信号または2つの8PSK信号を処理するための上記少なくとも1つの受信器処理機能は、該2つのGMSK信号または2つの8PSK信号を処理するための2つ以上のレガシー受信器処理機能と、該2つのレガシー受信器処理機能の出力を結合するための結合器とをさらに含んでいる、項目12に記載の受信器。
(項目14)
項目1〜項目13のいずれか一項に記載の受信器を含む、モバイルデバイス。
(項目15)
複数のアンテナの各々の上でそれぞれの信号を受信することと、
各信号の電力を決定することと、
該信号の間の相関を決定することと、
該信号の該電力における不均衡および該相関のうちの少なくとも1つを考慮することによって、複数の受信器処理機能から受信器処理機能を選択することであって、少なくとも1つの受信器処理機能は、該複数のアンテナのうちの1つのアンテナを介して受信した信号を処理するためのものであり、かつ少なくとも1つの受信器処理機能は、該複数のアンテナのうちの少なくとも2つを介して受信された信号を処理するためのものである、ことと、
該選択された受信器処理機能を用いて、出力を生成することと
を包含する、方法。
(項目16)
複数のアンテナのうちの各々の上でそれぞれの信号を受信することは、
2つのアンテナの各々の上でそれぞれの信号を受信すること
を含んでいる、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記選択された受信器処理機能を選択することは、
変調のタイプの関数として、少なくとも1つの受信器処理機能を除外することによって、上記選択された受信器処理機能を選択すること
をさらに含んでいる、項目16に記載の方法。
(項目18)
上記選択された受信器処理機能を選択することは、
上記複数の受信器処理機能のうちの1つを実行して、該受信器処理機能によってもたらされる処理利得を決定することと、
該受信器処理機能に対する処理利得の関数として、該複数の受信器処理機能のうちの受信器処理機能を除外することによって、上記選択された受信器処理機能を選択することと
をさらに含んでいる、項目16に記載の方法。
(項目19)
上記選択された受信器処理機能を選択することは、
上記受信器処理機能のうちの少なくとも2つを用いることによって、受信器処理を実行することと、
該少なくとも2つの受信器処理機能の各々の出力にそれぞれの等化を実行して、それぞれの等化された出力を生成することと、
各等化された出力に対して品質の尺度を決定することと、
該品質の尺度にしたがって、上記選択された受信器処理機能を選択することと
をさらに含んでいる、項目16に記載の方法。
(項目20)
品質の尺度を決定することは、低信頼軟判定カウント(USDC)を決定することを含んでいる、項目19に記載の方法。
(項目21)
アンテナの間の相関および/または利得の不均衡と、
a)上記受信器処理機能のうちの1つ以上から生じる処理利得、
b)少なくとも2つの受信器処理機能の等化された出力の等化品質
のうちのいずれか1つ、またはこれらの組み合わせとの関数として、上記複数の受信器処理機能から受信器処理機能を選択する、項目16に記載の方法。
(項目22)
上記複数の受信器処理機能は、ディローテーション、チャネル評価、および整合フィルタリングのうちの少なくとも1つのための手段を含んでおり、上記受信器は、
上記2つのアンテナから該複数の受信器処理機能の第1のサブセットに信号を提供するための第1のスイッチ、および該2つのアンテナから該複数の受信器処理機能の第2のサブセットに信号を提供するための第2のスイッチであって、該第1および第2のスイッチは、上記ブランチ電力検出器および相関検出器のうちの少なくとも1つに応答する、第1および第2のスイッチと、
該2つのアンテナの各々から、該第1および第2のスイッチへの、ならびに該ブランチ電力検出器および相関検出器のうちの少なくとも1つへの、信号経路と、
該第1のスイッチの出力に接続され、該ブランチ電力検出器および相関検出器のうちの少なくとも1つに応答する、第1の信号結合器と
をさらに含んでおり、
該受信器は、該第1および第2のスイッチのうちの少なくとも1つを用いることにより、受信器処理機能を選択し、該ブランチ電力検出器および相関検出器のうちの少なくとも1つに応答して、該2つのアンテナの各々から受信された信号を、該複数の受信器処理機能のうちの少なくとも1つに提供するように動作可能であり、
上記複数の受信器処理機能の該第1のサブセットは、レガシー受信器処理機能およびダウンリンクアドバンスドレシーバパフォーマンス「DARP−1」受信器処理機能を含んでおり、上記複数の受信器処理機能の該第2のサブセットは、モバイルステーションレセプションダイバーシティ「MSRD」受信器処理機能および少なくとも2つのレガシー受信器処理機能を含んでおり、各々は出力を有しており、少なくとも2つの出力は、第2の信号結合器によって結合される、項目1に記載の受信器。
(項目23)
第1の複数のスイッチであって、各スイッチは、上記複数の受信器処理機能の第1のサブセットのうちの1つの出力に接続されている、第1の複数のスイッチと、
第2の複数のスイッチであって、各スイッチは、上記MSRD受信器処理機能および上記第2の結合器のうちの1つの出力に接続されている、第2の複数のスイッチと
をさらに含んでおり、
該第1の複数のスイッチのうちの各スイッチは、上記DARP−1受信器処理機能の出力に応答し、
該第2の複数のスイッチのうちの各スイッチは、該MSRD受信器処理機能の出力に応答し、
上記受信器は、該第1の複数のスイッチおよび該第2の複数のスイッチのうちの少なくとも1つのスイッチを用いることによって、受信器処理機能を選択し、該DARP−1受信器処理機能の出力および該MSRD受信器処理機能の出力のうちの少なくとも1つに応答して、該複数の受信器処理機能のうちの少なくとも1つの出力の選択を制御するように動作可能である、項目22に記載の受信器。
(摘要)
受信器および方法が提供され、これらは、複数のアンテナからの信号を処理するための複数のモードを含む。これらは、レガシー、SAIC(単一アンテナ干渉キャンセレーション)、およびMSRDを含む。適切な受信器処理機能を選択するために、様々な方法が提供される。これらは、アンテナの間の相関および利得の不均衡を観察すること、受信器処理機能のうちの1つ以上から生じる処理利得を観察すること、および少なくとも2つの受信器処理機能の等化品質を観察することを含む。
図1は、例示的な受信器のブロック図である。 図2は、レガシー受信器処理機能のブロック図である。 図3は、DARP−I受信器処理機能のブロック図である。 図4は、MSRD受信器処理機能のブロック図である。 図5は、例示的なモバイルデバイスのブロック図である。
ここで、図面を参照して、実施形態が記載される。
(実施形態の詳細な説明)
進歩した技術(DARP−IおよびMSRD)は、それら固有の限界を有しており、常にレガシー受信器よりも顕著に良好に実行するわけではない。加えて、DARP−I受信器処理機能およびMSRD受信器の処理機能は、常に等しく良好に実行するわけではない。
特に、DARP−I受信器は、GMSK変調に対してのみ機能し、これは、干渉が支配的であるシナリオにおいて、良好に機能する。実際に、AWGN(加法性白色ガウシアンノイズ)が支配的である状況において、DARP−I受信器は、レガシー受信器よりも損失を生じる。
MSRD受信器は、2つの受信アンテナに頼る。これは、2つのアンテナの利得が均衡しており、無相関化されているときに、良好に機能する。2つのアンテナが非常に不均衡なときに(例えば、これらのうちの1つが、故障しているときに)、または深く相関しているときに、それらの性能は、レガシー受信器またはDARP−I受信器の性能よりも悪くなる。
特定のシナリオに対して最良の潜在的性能を有する受信器処理機能を選択する、受信器に内蔵される一連の広範な技術が、提供される。これらの技術は、バーストごとに適用され得る。
(フロントエンドの電力不均衡の決定および相関検出器)
一部の実施形態において、受信器のフロントにおいて、多くのことがなされる前に、MSRD受信器が適切であるかどうかを識別するために、2つの受信アンテナ上で受信された信号が処理される。より具体的には、以下のうちの1つまたは両方が実行される:
A)非常に不均衡なアンテナの状況を識別するために、2つのアンテナの間の不均衡の尺度として、各アンテナの受信電力が決定される。
B)深く相関しているアンテナの状況を識別するために、2つのアンテナ上で受信された信号の間の相関係数が計算される。
相関係数および/または不均衡は、MSRD受信器をディセーブルにするかどうかを決定するために、処理される。特定の実施例において、利得の不均衡(例えば、2つのアンテナ上で受信された電力の間の比によって測定される)が、第1の閾値よりも大きいときに、MSRD受信器はディセーブルにされる。別の実施例において、相関係数が第2の閾値を上回るときに、MSRD受信器はディセーブルにされ得る。
より一般的には、2つ以上のアンテナが存在し得る。受信電力および/または相関係数は、複数の受信器処理機能ののうちの1つのから選択するために、かつ/またはアンテナのうちの1つおよび/または受信器処理機能の全てから選択するために、またはアンテナおよび/または受信器処理機能の特定のサブセットを選択するために、使用され得る。特に、複数のアンテナ信号を処理する任意の受信器処理機能であって、良い結果を達成するために、利得の均衡および/低い相関に頼る、任意の受信器処理機能を除外することに、使用され得る。
(変調フォーマットに基づく受信器処理機能の選択)
一部の実施形態において、MSRD受信器が選択されないとき、DARP−I受信器またはレガシー受信器のうちの1つが、変調フォーマットに依存して作動され得る。特定の実施例において、レガシー受信器は、8−PSK変調に対して選択され、DARP−I受信器は、GMSK変調に対して選択される。
より一般的には、受信信号が複数の異なる変調フォーマットのうちの1つを有し得る場合に、変調フォーマットが、受信器処理機能のうちの1つ以上を選択または除外するために使用され得る。
(処理利得比較)
DARP受信器およびMSRD受信器の両方は、チャネル等化の前に、適応可能な空間・時間2−Dフィルタを有している。例えば、以下で記載される図3および図4を参照されたい。空間・時間2−Dフィルタの入力の信号対ノイズ比(SNR)および出力のSNR比は、フィルタに対する尺度(dB単位)として決定される。フィルタリング利得は、出力のSNRと入力のSNRとの間の差である。この差は、DARP−I受信器またはMSRD受信器によって導入された性能の改善の尺度である。
DARP−I受信器処理機能またはMSRD受信器処理機能の出力は、このフィルタリング利得の関数として、レガシー受信器処理機能の出力のために除外されたり、選択されたりし得る。例えば、レガシー受信器処理機能の出力は、利得が閾値よりも低い場合に、選択され得る。
DARP−I受信器処理機能がイネーブルにされたと仮定すると、DARP受信器処理機能は、干渉が支配的な状況とは対照的に、AWGNが支配的な状況において、不十分に実行し得る。AWGN条件は、不十分なフィルタ利得、およびその後のレガシー受信器処理機能の出力の選択につながり得る。一般に、低いフィルタリング利得は、不十分な性能を反映し得る。不十分な性能の原因を知っている必要はないが、当然ながら、不十分な性能は、AWGN条件に起因し得る。
加えて、このアプローチは、MSRD受信器処理機能の選択/除外のための、サイド情報を提供するために用いられ得る。より具体的には、一部の実施形態において、フィルタリング利得は、レガシー受信器処理機能のためにMSRDを除外するかどうかを決定するために、アンテナ利得の不均衡および/または相関係数との組み合わせで使用される。
より一般的には、複数の受信器処理機能の各々が、1つ以上の受信された信号を並列的に処理する場合、処理機能のうちの1つ以上が、1つ以上の受信器処理機能のフィルタリング利得に基づいて、選択または除外され得る。
(等化後補償)
一部の実施形態において、受信器処理機能のうちの2つ以上が、受信された信号について実行され、別個のチャネル等化が、各チャネル受信器処理機能の出力に適応される。図1の特定の実施例において、等化はMSRD受信器およびレガシー受信器に適用されるか、あるいは等化はDARP−I受信器またはレガシー受信器に適用されるが、DARP−IおよびMSRDは、一緒には実装されていない。より一般的には、等化が実行される受信器の特定の組み合わせは、実装に固有のものである。なんらかの尺度にしたがって、最良の等化出力が選択される。
一部の実施形態において、受信器処理機能のうちの2つ以上が実行され、それぞれの等化出力が生成される。その結果、最良の受信器処理機能が選択される。この場合、少なくとも使用されている尺度の観点からは、常に最良の結果が達成される。
一部の実施形態において、等化器の軟判定出力の品質が、比較される尺度として使用される。最高の品質の軟判定を有する等化器の出力は、受信器の出力として選択される。軟判定の品質の指標のうちの1つは、低信頼軟判定カウント(USDC;Unreliable Soft decisions Count)であり、これは、同一出願人の同時継続出願である、米国特許出願第11/564,953号(2006年11月30日出願)に記載されており、この米国特許出願は、その全体が参照によって本明細書中に援用される。より一般的には、等化器出力の品質を決定するための任意の方法が、用いられ得る。しかしながら、USDCは、計算面で魅力的であり得、その他の方法(例えば、トレーニング系列ベースのBER評価およびSNR評価)よりも一貫性があり得る。一部の実施形態において、このアプローチは、2つ以上の受信器処理機能を実行するための追加的な計算面の負荷が許容可能であるかどうかの関数として、イネーブルまたはディセーブルにされ得る。
一部の実施形態において、上述の方法のうちの1つを使用することによって、受信器処理機能のうちの1つ以上が排除される。残りの受信器処理機能の等化器出力が、比較される。1つの特定の実施例において、MSRD受信器は、利得不均衡解析または相関解析を実行した後に、排除され得る。この場合、レガシー受信器処理機能およびDARP受信器処理機能によって生成された、等化された信号の品質が比較され得、より良い品質の結果が選択され得る。
別の特定の実施例において、MSRDがディセーブルにされていないと仮定すると、レガシー処理は、MSRDと並列に実行され、最良の出力が、等化の品質に基づいて選択される。
別の特定の実施例において、受信器処理機能のうちの1つ以上が、上述の処理利得解析を用いることによって、排除され得る。1つの特定の実施例において、DARP受信器またはMSRD受信器の出力が、処理利得解析を実行した後に排除され得る。排除された受信器処理機能によって生成される、等化された信号の品質を調べる必要はない。
一般的に、送信器は、どの受信器処理機能が受信器に実装されているのかを気にする必要がないということに留意されたい。しかしながら、受信器処理機能の選択が、ネットワーク動作に対して影響しないというわけではない。典型的に、受信器は、ネットワークに情報をフィードバックすることにより、送信パラメータ(例えば特に、送信電力、チャネルコーディング、および変調フォーマット)の選択を可能にする。そのようなフィードバック情報の例は、ダウンリンクチャネル品質である。本明細書中に記載されている方法は、向上された効率的なダウンリンクチャネル品質をもたらす。この向上された効率的なダウンリンクチャネル品質は、ネットワークにフィードバックされたときに、低減された電力、および/またはより効率的なチャネルコーディング、および変調フォーマットを用いて、ネットワークが伝送することを可能にし、これらの全ては、ネットワーク容量に対して良い影響を与え得る。
ここで上述の実施形態の全てを組み込んだ特定の回路が、図1に関連して記載される。2つのアンテナ300、302は、ブランチ電力および相関検出器304に機能的に相互接続されるように示されている。アンテナ300、302はまた、スイッチ306を介して結合器310と機能的に相互接続される。スイッチ306は、制御信号s1−1を搬送している制御経路307によって示されている、ブランチ電力および相関検出器300によって生成された結果の関数として、開閉されるように制御される。結合器310によって実行される結合は、制御経路311によって示されている、ブランチ電力および相関検出器304によって生成された結果の関数として、制御される。
結合器310の出力は、レガシー受信器処理機能(Rxp)312およびDARP−I
Rxp314の両方に接続される。レガシーRxp312の出力は、スイッチ316を介して、等化器320に接続される。DARP−I受信器314の出力は、スイッチ318を介して、等化器322に接続される。スイッチ316および318は、それらの開閉状態を有しており、これらの開閉状態は、制御信号s2−1Lおよびs2−1Dを搬送している制御経路315によって示されているDARP−I Rxp314の結果として生じる処理利得の関数として、制御される。
等化器320、322は、マルチプレクサ(MUX)324に接続されるそれぞれの出力を有している。等化器320とマルチプレクサ324との間で制御信号s3−1Lを搬送している制御経路321、および等化器322とマルチプレクサ324との間で制御信号s3−1Dを搬送している制御経路323もまた、示されている。マルチプレクサ324の出力は、入力としてマルチプレクサ344に接続される。マルチプレクサ324は、等化器320、322のうちの選択された1つの出力をマルチプレクサ344にパスするように動作する。
アンテナ300、302はまた、スイッチ308を介して、MSRD Rxp326に、そしてそれぞれのレガシーRxp328、330に機能的に接続される。スイッチ308は、制御信号s1−2を搬送している制御経路309によって示されている、ブランチ電力および相関検出器304によって生成された結果の関数として、制御される。MSRD Rxp326は、スイッチ334を介して等化器338に接続される出力を有している。2つのレガシーRxp328、330は、結合器332の入力に接続される、それぞれの出力を有している。結合器は、スイッチ336を介して別の等化器340に接続される出力を生成する。スイッチ334および336は、それらの開閉状態を有しており、これらの開閉状態は、制御信号s2−2Mおよびs2−2Lを搬送している制御経路335によって示されている、MSRD Rxp326の処理利得の関数として、制御される。
等化器338、340は、マルチプレクサ(MUX)342に接続されるそれぞれの出力を有している。等化器338とMUX342との間で制御信号s3−2Mを搬送している制御経路339、および等化器340とマルチプレクサ342との間で制御信号s3−2Lを搬送している制御経路341もまた、示されている。マルチプレクサ342の出力は、入力としてマルチプレクサ344に接続される。マルチプレクサ342は、等化器338、340のうちの選択された1つの出力をマルチプレクサ344にパスするように動作する。
マルチプレクサ344は、マルチプレクサ324、344のうちの1つの出力を主出力345にパスするように動作する。ブランチ電力および相関検出器304から制御信号s1−3を搬送している制御経路346は、どのマルチプレクサの出力がパスされるかを制御するために使用される。特に、スイッチ306が閉であり、スイッチ308が開である場合では、マルチプレクサ324の出力が、マルチプレクサ344によって選択される。スイッチ306が開であり、スイッチ308が閉である場合では、マルチプレクサ342の出力が、マルチプレクサ344によって選択される。
図2を参照すると、レガシーRxpの実施例が示されており、このレガシーRxpは、ディローテーション(derotation)400を含んでおり、その後には、チャネル評価402の関数として実行する整合フィルタ404が続いている。より一般的には、レガシー受信器処理機能は、少なくとも1つの整合フィルタおよびチャネル評価を含み得るが、図示されている通りに接続されている必要はない。
DARP−I処理の実施例が、図3に示されている。特定の実装は、同一出願人の同時継続出願である、米国特許出願第11/420,254号(2006年5月25日出願)に記載されており、この米国特許出願は、その全体が参照によって本明細書中に援用される。これは、ディローテーション410を含んでおり、その後には、ジョイントフィルタおよびチャネル評価416の関数としての、空間・時間2Dフィルタ412が続いており、その後には、マルチチャネル整合フィルタ414が続いている。より一般的には、DARP−I受信器処理機能がその特定の実施例である、SAIC処理機能が使用され得る。
図2および図3の特定の実施例に対し、ディローテーション機能400、410は、レガシー受信器処理機能およびDARP−I受信器処理機能の両方を含むシステムに一度に実装され得るということは、明らかである。
MSRD Rxpの実施例は、図4に示されている。これは、ディローテーション420を含んでおり、その後には、ジョイントフィルタおよびチャネル評価426の関数としての、空間・時間2Dフィルタ422が続いており、その後には、マルチチャネル整合フィルタ424が続いている。図3における単線ライン(410の出力)に対し、図4における平行線ライン(420の出力)は、単一のアンテナからの単一の信号経路とは対照的に、複数のアンテナからの複数の信号経路を示している。より一般的には、これらのコンポーネントは、示されている通りに接続されている必要はない。
動作中、2つのアンテナ300、302からのデジタル化されたベースバンド信号は、それぞれx(n)およびx(n)である。2つのブランチの電力、および2つのブランチの間の相関は、ブランチ電力および相関検出器304において、以下のように計算される:
Figure 2012100284

ここで、PおよびPはブランチの電力の評価であり、R12はブランチの間の相関の評価である。Nはバーストにおいて利用可能なサンプルの数である。
/P<Tの場合(P=Pと仮定すると、Tは所定の閾値であるとする)、スイッチ306はオンにされ(s1−1=1)、スイッチ308はオフにされる(s1−2=0)。これは、2つのアンテナが非常に不均衡であって、MSRD処理が必要でないと考えられる場合に当てはまる。この場合、結合器310は、さらなる処理のためにより強い信号をピックアップする。
12>Tの場合(ここで、Tは所定の閾値であるとする)、2つのアンテナ経路は、非常に相関しており、MSRD処理は利得を一切もたらさない。スイッチの位置は、上述の電力の比較の場合のそれと同じである。この場合、2つのブランチがコヒーレントで、最初の位相の差が補正されていると仮定し、結合器310は、2つのブランチの単純な和をとる。信号対ノイズ比(SNR)は、結合後、3dB改善され得る。
8PSK変調された信号の場合、レガシー受信器の処理のみが、実行され得る。スイッチ316はオンにされ(s2−1L=1)、スイッチ318はオフにされる(s2−1D=0)。レガシーRxpの出力は、等化器320に供給され、この等化器320は、次のブロックの処理(FECデコーディング等)のための軟判定を生成する(図示されず)。
GMSK変調された信号の場合、レガシーRxp312およびDARP−I Rxp314の両方が、動作可能であり得る。DARP−Iの処理利得(DARP−I Rxpの入力SNRに対する出力SNRの利得)が、所定の閾値を下回る場合、DARP−I Rxp314の出力は、スイッチ318をオフにする(s2−1D=0)ことによって無効化され、レガシーRxpの出力が、等化器を通って、最終的な出力へと届き得る。そうではない場合、スイッチ316およびスイッチ318の両方がオンにされ得(s2−1L=0、s2−1D=1)、それぞれのRxp出力は、等化器320、322によって等化され得る。等化器320、322からの出力のうちの1つのみが、等化器によって生成された軟判定の品質を比較することによって、選択され得る。高い品質を有する方(例えば、上述のUSDCの低い方を有する方)が、最終的な出力345として選択される。図中に示されている制御信号s3−1Lおよびs3−1Dは、等化器320、322によって生成された出力の品質をそれぞれ表している。
同様の選択論理が、MSRD受信器処理に提供される。これは、スイッチ308が閉であり、スイッチ306が開である場合に起こる。2つの別個のレガシーRxp328、330は、2つのアンテナ300、302からの信号をそれぞれ処理する。2つのレガシーRxp328、330の出力は、結合器332において結合される。MSRD Rxp326からのSNR利得が所定の閾値を下回る場合、レガシーRxpに対するスイッチ336はオンにされ(s2−2L=1)、MSRD Rxp326に対するスイッチ334はオフにされ(s2−2M=0)、結合器332の出力のみが等化器340に供給される。そうではない場合、両方のスイッチ334、336はオンにされ、MSRD Rxp326の出力は等化器338に供給され、結合器332の出力は等化器340に供給される。等化器338、340によって生成された軟判定の品質は評価され、良好な品質を有する方のみが、マルチプレクサ342を通過させられる最終的な選択となる。ここでもまた、USDCが評価において使用され得、この場合、図1に示されている制御信号s3−2Mおよびs3−2Lは、2つの等化器338、340の軟判定のためのUSDC値を表している。
上述の記載において、受信器Rxpを選択するための多くの基準が存在する。これは、いくつかの出力(これら全ては、並列的または直列的に動作している、それぞれの受信器機能によって生成される)のうちの1つを選択することを意味し得る。この例は、等化の尺度に基づいて選択を実行し、1つの出力を選択することである。それぞれの尺度は、実行されている少なくとも2つの受信器処理機能に対して生成される。これはまた、いくつかの受信器処理機能のうちの1つ以上を選択し、1つ以上の出力を生成すること、および残っている受信器処理機能がディセーブルにされる/動作しないことを意味し得る。この例は、MSRD処理機能を、相関または利得の不均衡に基づいてディセーブルにすることである。その受信器処理機能に対して、選択された期間の間に、一切の出力が生成されなくなる。いずれにせよ、特定の受信器処理機能の最終的な選択は、その受信器処理機能の出力が、選択されていないがその他の受信器処理機能が並列的に動作しているかどうかに関わらず、さらなる処理のために保持されるということを意味する。
選択の全体のプロセスは、複数のステップを含み得、そのうちの一部は、特定の受信器処理機能を除外することを含み得る。除外された受信器処理機能は、最終的な出力を生成する候補から排除される。一部の実施形態において、排除のプロセスが存在する。この排除のプロセスによって、特定の技術が、1つ以上の受信器処理機能を除外するために使用され、そして1つ以上のその他の技術が、任意の残っている受信器処理機能から選択をするために使用される。例えば、ブランチ電力および相関検出器が、MSRD処理機能を除外するために使用され、その他のアプローチが、レガシーおよびDARP−Iからの選択のために使用される。
除外の別の実施例において、DARP−I受信器処理機能またはMSRD受信器処理機能における処理利得は、その経路を効率的に選択するために使用され得る。この場合、図1の特定の実施例に対し、排除のプロセスによって選択された、残っている経路は、1つしか存在しないことがあり得る。
受信器処理機能の特定の実施例が、上で記載されてきた。より一般的には、本明細書中に記載されている技術は、任意の受信器処理機能に対して適用され得る。各受信器処理機能は、等化のための信号を生成するように動作可能である。図2、図3、図4の特定の実施例は、チャネル評価(従来のもの、またはジョイントフィルタおよびチャネル評価)および整合フィルタリング(従来のもの、またはマルチチャネルのもの)を含み、図3および図4の実施例は、空間・時間2Dフィルタリングを含む。
受信器処理機能は、特定の所望のタイプの信号を処理するためのものとして記載されてきたが、ノイズ成分および/または干渉成分もまた、通常存在することに留意されたい。所望のPSK信号またはGMSK信号内の干渉成分は、その他のPSK成分および/またはGMSK成分を含み得る。これらの記載された受信器処理機能は、以下のものを含む:
8PSK成分および/またはGMSK成分を含む2つ以上のアンテナ信号を処理することが可能な、MSRD受信器処理機能;より一般的には、8PSK成分および/またはGMSK成分から構成される2つ以上のアンテナ信号を処理することが可能な1つ以上の受信器処理機能が、提供され得る;さらに一般的には、少なくとも2つの信号を処理することが可能な1つ以上の受信器処理機能が提供される;
1つのPSK信号または1つのGMSK信号を処理することが可能な、レガシー受信器処理機能;より一般的には、1つのPSK信号または1つのGMSK信号を処理することが可能な1つ以上の受信器処理機能が、提供され得る;さらに一般的には、単一の信号を処理することが可能な1つ以上の受信器処理機能が提供される;単一の信号は、単一のアンテナからの信号、または例えば選択または追加によって、複数のアンテナ信号を組み合わせることにより、生成された信号であり得る;
1つのGMSK信号を処理することが可能なDARP−I受信器処理機能;より一般的には、1つのGMSK信号を処理することが可能な、1つ以上の受信器処理機能が、提供され得る;単一の信号は、単一のアンテナからの信号、または例えば選択または追加によって、複数のアンテナ信号を組み合わせることにより、生成された信号であり得る;
レガシー受信器処理機能(これらは各々、8PSK信号またはGMSK信号をそれぞれ処理する)の組み合わせ、およびレガシー受信器処理機能の出力を組み合わせるための結合器。これらは集合として、複数の8PSK信号またはGMSK信号を処理することが可能である。
記載された方法は、これらの特定の受信器処理機能から選択する特定の方法の文脈で示されてきた。より一般的には、含まれている特定の受信器処理機能は、実装に固有のものであることに留意されたい。これは、上記で参照された特定の受信器処理機能のうちの、0個、1個以上、または全てを含み得る。さらに、記載された技術は、開示された特定の順列ではない、異なる順列の記載された受信器処理機能に、適用され得る。
示された実施例において、受信器処理機能は、ハードウェアとして実装される。しかしながら、より一般的には、受信器処理機能は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の適切な組み合わせとして実装され得る。さらに、本明細書中に記載されたコンポーネントは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせとして実装され得ることに留意されたい。
示された実施例において、選択はステップバイステップに実行され、様々な出力が様々なスイッチを制御し、集中的な制御はなされない。別の実施形態において、ハードウェアまたはソフトウェアに実装された制御機能が提供され得、この制御機能は、判定変数(アンテナ利得、相関、処理利得、等化品質)の一部または全てを取り、受信器処理機能の判定に参加したり、または受信器処理機能を判定したりする。
(モバイルデバイス)
本明細書中に開示されている受信器回路は、モバイルデバイスに実装され得る。図5を参照すると、例示的なモバイルデバイス100のブロック図が示されている。モバイルデバイス100は、本明細書中で上記に開示された受信器回路に固有のコンポーネントと一緒には、示されていない:しかしながら、モバイルデバイス100には、受信器回路が実装され得るということに留意されたい。モバイルデバイス100は、例示のみを目的として、非常に特定な詳細と共に示されていることにも留意されたい。
処理デバイス(マイクロプロセッサ128)は、キーボード114とディスプレイ126との間に接続されたものとして、概略的に示されている。マイクロプロセッサ128は、ユーザによるキーボード114上のキーの作動に応答して、ディスプレイ126の動作、ならびにモバイルデバイス100の全体的な動作を制御する。
モバイルデバイス100は、ハウジングを有しており、このハウジングは、縦長なものであったり、あるいはその他のサイズおよび形状(クラムシェルハウジング構造を含む)を取ったりし得る。キーボード114は、モード選択キー、またはテキスト入力とテレフォニーエントリとの間を切り替えるための、その他のハードウェアまたはソフトウェアを含み得る。
マイクロプロセッサ128に加えて、モバイルデバイス100のその他の部分が概略的に示されている。これらは、通信サブシステム170、短距離通信サブシステム102、キーボード114、ディスプレイ126、ならびにその他の入力/出力デバイス(一連のLED104、一連の補助I/Oデバイス106、シリアルポート108、スピーカ111、およびマイク112を含む)、ならびにフラッシュメモリ116およびランダムアクセスメモリ(RAM)118を含むメモリデバイス、ならびにその他の様々なデバイスサブシステム120を含む。モバイルデバイス100は、モバイルデバイス100の作動要素に電力供給するためのバッテリー121を有し得る。一部の実施形態において、モバイルデバイス100は、音声通信能力およびデータ通信能力を有している、双方向無線周波数(RF)通信デバイスである。加えて、一部の実施形態において、モバイルデバイス100は、インターネットを介してその他のコンピュータシステムと通信するための能力を有する。
一部の実施形態において、マイクロプロセッサ128によって実行されるオペレーティングシステムソフトウェアは、例えばフラッシュメモリ116のような永続性の格納装置に格納されるが、例えばリードオンリメモリ(ROM)のような、その他のタイプのメモリデバイス、または同様の格納要素にも格納され得る。加えて、システムソフトウェア、特定のデバイスアプリケーション、またはそれらの一部分は、例えばRAM118のような揮発性メモリに、一時的にロードされ得る。モバイルデバイス100によって受信された通信信号もまた、RAM118に格納され得る。
マイクロプロセッサ128は、そのオペレーティングシステム機能に加えて、モバイルデバイス100上のソフトウェアアプリケーションの実行が可能である。例えば音声通信モジュール130Aおよびデータ通信モジュール130Bのような基本的なデバイスの動作を制御する、一連の所定のソフトウェアアプリケーションは、製造の間にモバイルデバイス100にインストールされ得る。加えて、個人情報管理(PIM)アプリケーションモジュール130Cもまた、製造の間にモバイルデバイス100にインストールされ得る。一部の実施形態において、PIMアプリケーションは、例えばeメール、カレンダーイベント、ボイスメール、予約、およびタスクアイテムのような、データアイテムを編集または管理することが可能である。一部の実施形態において、PIMアプリケーションはまた、無線ネットワーク110を介して、データアイテムを送受信することが可能である。一部の実施形態において、PIMアプリケーションによって管理されるデータアイテムは、無線ネットワーク110を介して、デバイスユーザの対応するデータアイテム(ホストコンピュータシステムに格納されているか、またはホストコンピュータシステムに関連付けられている)と、シームレスに統合、同期化、および更新される。同様に、別のソフトウェアモジュール130Nとして示されている追加的なソフトウェアモジュールが、製造の間にインストールされ得る。フラッシュメモリ116のモジュール130A、130B、130C、130Nのうちの1つ以上は、本明細書中の上述の受信器処理機能の特徴を実装するように構成され得る。
データ通信および音声通信を含む通信機能は、通信サブシステム170を介して、そしてもしかすると短距離通信サブシステム120を介して、実行される。通信サブシステム170は、受信器150、送信器152、および1つ以上のアンテナ(受信アンテナ154および送信アンテナ156として示されている)を含む。加えて、通信サブシステム170はまた、処理モジュール、例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP)158、局所発振器(LO)160をも含んでいる。送信器152および受信器150を有している通信サブシステム170は、本明細書中の上述の受信器回路のためのコンポーネントを含むように実装され得る。通信サブシステム170の特定の設計および実装は、モバイルデバイス100が動作することが意図されている通信ネットワークに依存する。例えば、モバイルデバイス100の通信サブシステム170は、Mobitex(TM)、DataTAC(TM)、または汎用パケット無線サービス(GPRS)のモバイルデータ通信ネットワークで動作するように設計され得、さらには様々な音声通信ネットワークのうちの任意のもの、例えば、先進移動電話サービス(AMPS;Advanced Mobile
Phone Service)、時分割多重アクセス(TDMA)、符号分割多重アクセス(CDMA)、パーソナル通信サービス(PCS;Personal Communications Service)、およびグローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM)等でも動作し得る。その他のタイプのデータネットワークおよび音声ネットワーク(分離型および統合型の両方)もまた、モバイルデバイス100で利用され得る。
ネットワークアクセスは、通信システムのタイプに依存して変動し得る。例えば、Mobitex(TM)ネットワークおよびDataTAC(TM)ネットワークにおいて、モバイルデバイスは、各デバイスに関連付けられた一意的な個人識別番号(PIN)を用いることにより、ネットワーク上に登録される。しかしながら、GPRSネットワークにおいては、ネットワークアクセスは、典型的には、デバイスの加入者またはユーザに関連付けられる。したがって、典型的にGPRSデバイスは、GPRSネットワーク上で動作するために、一般的に加入者識別モジュール(SIM)カードと称される、加入者識別モジュールを有している。
ネットワーク登録または作動手順が完了すると、モバイルデバイス100は、通信ネットワーク110を介して、通信信号を送受信し得る。通信ネットワーク110を介して受信アンテナ154によって受信された信号は、受信器150にルーティングされ、これは、信号増幅、周波数ダウン変換、フィルタリング、チャネル選択等を提供し、さらにはアナログデジタル変換をも提供し得る。受信された信号のアナログデジタル変換は、DSP158が、例えば復調および復号化のような、より複雑な通信機能を実行することを可能にする。同様に、ネットワーク110に送信される信号は、DSP158によって処理(例えば、変調および符号化)され、その後、デジタルアナログ変換、周波数アップ変換、フィルタリング、増幅、および送信アンテナ156を介した通信ネットワーク110(または複数のネットワーク)への送信のために、送信器152に提供される。
通信信号を処理することに加え、DSP158は、受信器150および送信器152の制御を提供する。例えば、受信器150および送信器152において通信信号に印加される利得は、DSP158に実装された自動利得制御アルゴリズムを介して、適応制御され得る。
データ通信モードにおいて、受信された信号、例えばテキストメッセージまたはウェブページダウンロードは、通信サブシステム170によって処理され、マイクロプロセッサ128に入力される。そして受信された信号は、ディスプレイ126に対する出力のために、または代替的には、その他のなんらかの補助I/Oデバイス106に対する出力のために、マイクロプロセッサ128によってさらに処理される。デバイスユーザはまた、キーボード114、および/またはその他のなんらかの補助I/Oデバイス106(例えば、タッチパッド、ロッカースイッチ、トラックボール)、またはその他のなんらかのタイプの入力デバイスを用いることにより、データアイテム(例えば、eメールメッセージ)を編集し得る。そして編集されたデータは、通信サブシステム170を経由して、通信ネットワーク110を介して送信され得る。
音声通信モードにおいて、デバイスの全体の動作は、受信された信号がスピーカ111に出力され、送信のための信号がマイク112によって生成されることを除き、実質的にデータ通信モードに類似したものである。代替的な音声またはオーディオI/Oサブシステム(例えば、音声メッセージ録音サブシステム)もまた、モバイルデバイス100上に実装され得る。加えて、ディスプレイ126もまた、例えば、発呼側の識別、音声コールの継続時間、またはその他の音声コール関連の情報を表示するために、音声通信モードにおいて利用され得る。
短距離通信サブシステム102は、モバイルデバイス100と、その他の近くのサブシステムまたはデバイス(これらは、必ずしも同様のデバイスである必要はない)との間の通信を可能にする。例えば、短距離通信サブシステムは、同様にイネーブルにされたシステムおよびデバイスとの通信を提供するために、赤外線デバイスならびに関連する回路およびコンポーネント、あるいはBluetooth(TM)通信モジュールを含み得る。
上述の教示を踏まえると、本発明の数多くの改変およびバリエーションが可能である。したがって、本発明は、特に本明細書中に記載されていなくても、請求項の範囲内で、実施され得るということが、理解されるべきである。
300、302 アンテナ
304 ブランチ電力および相関検出器
306、308、316、318、334、336 スイッチ
307、309、315、321、323、335、339、341、346 制御経路310、332 結合器
312、328、330 レガシーRxp
314 DARP−I Rxp
320、322、338、340 等化器
324、342、344 マルチプレクサ
326 MSRD Rxp
345 主出力

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  1. 明細書に記載の方法。
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