JP2012099994A - 通信システム、通信装置およびリング網監視方法 - Google Patents

通信システム、通信装置およびリング網監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リング網に対する正常性確認の精度を向上させる。
【解決手段】リング網を構成する通信装置10は、ユーザフレームを廃棄するブロックポイント106において廃棄対象から除外されるフレームであって、そのデータ長としてユーザフレームがとりうるデータ長をランダムに設定した試験フレームを、リング網の第1方向の伝送路と接続された第1の通信ポートから送出する。通信装置10は、上記送出した試験フレームが、リング網の第2方向の伝送路と接続された第2の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、データ通信技術に関し、特に、リング網においてデータを伝送する通信システム、リング網を構成する通信装置、リング網の監視方法に関する。
耐障害性に優れた通信網として、複数の通信装置が伝送路によりリング状に接続されたリング網が構築されることがある。リング網では通信フレームのループを防止するため、閉塞の概念が導入されている。具体的には、全ての通信フレームを廃棄するポイント(以下、「ブロックポイント」とも呼ぶ。)がリング網上に1つ設けられる。
特開2002−271353号公報
これまでリング網の正常性を確認する方法として、ITU−T Recommendation Y.1731や、IEEE802.1agにより標準化されたイーサネットOAM(「イーサネット」は登録商標)の技術や、所定の監視用の通信フレームを用いるものがあった。しかし、いずれの方法も、正常性確認の範囲が限定されたものであり、また、その確認のための通信フレームの内容も固定されたものであり、リング網に対する正常性確認の精度を向上させるために改善の余地があると本発明者は考えた。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、リング網に対する正常性確認の精度を向上させる技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の通信システムは、複数の通信装置を備え、それら複数の通信装置がリング状に接続されたリング網においてユーザの装置から送出されたユーザフレームを伝送するシステムであって、複数の通信装置のうち所定の通信装置は、ユーザフレームを廃棄するリング網のブロックポイントにおいて廃棄対象から除外されるフレームであって、そのデータ長としてユーザフレームがとりうるデータ長をランダムに設定した試験フレームを、リング網の第1方向の伝送路と接続された第1の通信ポートから送出する試験フレーム送出部と、送出した試験フレームが、リング網の第2方向の伝送路と接続された第2の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定する判定部と、を含む。
本発明の別の態様は、通信装置である。この装置は、ユーザの装置から送出されたユーザフレームを伝送するリング網においてリング状に接続された複数の通信装置の1つであって、ユーザフレームを廃棄するリング網のブロックポイントにおいて廃棄対象から除外されるフレームであって、そのデータ長としてユーザフレームがとりうるデータ長をランダムに設定した試験フレームを、リング網の第1方向の伝送路と接続された第1の通信ポートから送出する試験フレーム送出部と、送出した試験フレームが、リング網の第2方向の伝送路と接続された第2の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定する判定部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、リング網監視方法である。この方法は、ユーザの装置から送出されたユーザフレームを伝送するリング網においてリング状に接続された複数の通信装置のうち所定の通信装置が、ユーザフレームを廃棄するリング網のブロックポイントにおいて廃棄対象から除外されるフレームであって、そのデータ長としてユーザフレームがとりうるデータ長をランダムに設定した試験フレームを、リング網の第1方向の伝送路と接続された第1の通信ポートから送出するステップと、送出した試験フレームが、リング網の第2方向の伝送路と接続された第2の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定するステップと、を実行する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、プログラム、プログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、リング網に対する正常性確認の精度を向上させることができる。
第1実施形態における通信システムの構成を示す図である。 第1実施形態における親ノードの機能構成を示すブロック図である。 図2の主監視処理部を詳細に示すブロック図である。 図2の監視情報保持部に保持される監視情報の一例を示す図である。 第1実施形態における中継ノードの機能構成を示すブロック図である。 図5の従監視処理部を詳細に示すブロック図である。 図5の通過情報保持部に保持される通過情報の一例を示す図である。 第1実施形態における親ノードの動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における中継ノードの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態における従監視処理部を詳細に示すブロック図である。 第2実施形態における主監視処理部を詳細に示すブロック図である。 第2実施形態における監視情報保持部に保持される監視情報の一例を示す図である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態(以下、「第1実施形態」とも呼ぶ。)における通信システム100の構成を示す。通信システム100は、通信装置10〜通信装置18が伝送路によりリング状に接続されたリング網において、外部のユーザ(例えば顧客やエンドユーザ)のPC等から送出されたイーサネットフレーム(以下、「ユーザフレーム」とも呼ぶ。)を伝送する。第1実施形態におけるリング網はレイヤ2網であることとする。
通信装置10〜通信装置18のそれぞれは、例えばレイヤ2スイッチやブリッジであり、ユーザフレームに設定されたアドレス情報(例えば宛先MACアドレス)にしたがってユーザフレームを中継する。通信装置10〜通信装置18のそれぞれは、リング網の伝送路であるリング網伝送路102と、リング網外の伝送路であるリング外伝送路104と接続される。例えば、リング外伝送路104を介してユーザのPCや監視端末と接続される。
図1では、通信装置16における通信装置18と対向する通信ポートにブロックポイント106が設定されており、ブロックポイント106では全てのユーザフレームが廃棄される。言い換えれば、ブロックポイント106ではユーザフレームの伝送が遮断される。以下では便宜的に、各通信装置から見たリング網の方向として、図1における時計回りの方向を「第1方向」と呼び、反時計回りの方向を「第2方向」と呼ぶ。
ここで図1を用いて、リング網における通信フレームの伝送状態を監視する従来方法の問題点を説明する。まず前提となるブロックポイントの遷移について説明する。リング網ではリング内に障害が発生した場合、その障害ポイントを新たなブロックポイントとし、それまでのブロックポイントの閉塞状態を解除することにより通信フレームの伝送経路を変更して通信の継続を実現する。
例えば、通信装置12〜通信装置14間のリング網伝送路102で障害が発生した場合、通信装置12における通信装置14側の通信ポートと、通信装置14における通信装置12側の通信ポートの少なくとも一方に新たなブロックポイント106が設定される。それとともに、通信装置16に設定されていたブロックポイント106が解除(無効化)される。ブロックポイント106の遷移に伴い、それまでは通信装置18から第2方向へ送出されて通信装置10〜通信装置12〜通信装置14と伝送されていたユーザフレームは、通信装置18から第1方向へ送出されて通信装置16〜通信装置14と伝送される。
ブロックポイント106では通常、全ての通信フレームが廃棄される。したがって、ブロックポイント106を跨ったリング網の正常性、言い換えれば、それまでのブロックポイント106の設定により通信フレームが伝送されなかった区間(例えば図1における通信装置16〜通信装置18間であり、非運用経路とも言える)を含めた伝送状態の正常性は、ブロックポイント106が別の箇所へ遷移して初めて判明することになる。ブロックポイント106の遷移後に、それまでの非運用経路の異常が判明すると、さらに新たな代替経路を設定する必要が生じ、リング網における障害復旧までに長い時間を要することがあった。
伝送路の正常性を確認する従来の方法としてはイーサネットOAM技術等があるが、これらの方法はいずれもフレーム長が固定され、またペイロードが所定の内容に固定された監視用のフレームを用いるものであった。また、ブロックポイントを超えない範囲の伝送経路の確認に留まるものであった。したがって、リング網の正常性監視における網羅性や精度は十分なものではなかった。
そこで第1実施形態では、ブロックポイントを通過するよう設定され、データ長およびペイロードの内容がランダムに設定された監視用のイーサネットフレーム(以下、「通過試験フレーム」とも呼ぶ。)を伝送させて、ブロックポイントを跨ったリング網全体に亘る伝送状態を定期的に監視する。さらに、ブロックポイントで廃棄されるよう設定された監視用のイーサネットフレーム(以下、「不通過試験フレーム」とも呼ぶ。)を伝送させて、ブロックポイントにおけるフレーム廃棄の正常性を監視する。このように、通過試験フレームと不通過試験フレームの両方の伝送状態を確認することにより、リング網の正常性監視における網羅性および精度を向上させる。なお、通過試験フレームと不通過試験フレームの両方を総称する場合、単に「試験フレーム」と呼ぶこととする。
第1実施形態の通信システム100では、通信装置10が自ら試験フレームを設定してリング網の第1方向へ送出し、通信装置10を「親ノード」とも呼ぶ。その一方、通信装置12〜通信装置18は自らは試験フレームを設定せず、通信装置10から送出された試験フレームを中継する。これらの通信装置を「中継ノード」とも呼ぶ。例えば、通過試験フレームは、通信装置10〜通信装置18〜通信装置16〜通信装置14〜通信装置12〜通信装置10の経路で中継される。以下、親ノードおよび中継ノードの構成を詳細に説明する。
図2は、第1実施形態における親ノード、すなわち図1の通信装置10の機能構成を示すブロック図である。通信装置10は、各種データを保持するデータ保持部20と、通信フレームの伝送処理等の各種データ処理を実行するデータ処理部30とを備える。データ保持部20は、学習情報保持部22と監視情報保持部24とを有する。データ処理部30は、通信ポート32と、スイッチ処理部40と、主監視処理部42とを有する。
学習情報保持部22は、イーサネットフレームに設定された宛先MACアドレスと、そのフレームの出力ポートとの対応関係を定めた学習情報を保持する記憶領域である。監視情報保持部24は、リング網に対する試験フレームによる監視状況を示す情報(以下、「監視情報」とも呼ぶ。)を保持する記憶領域である。監視情報の構成は図4に関連して後述する。
通信ポート32は、リング網伝送路102とリング外伝送路104のいずれかと接続され、接続された伝送路からユーザフレームを取得してスイッチ処理部40へ送出する。また、スイッチ処理部40により転送されたユーザフレームを、接続された伝送路へ送出する。通信ポート32は、EAST側I/F部34と、WEST側I/F部36と、リング外I/F部38とを含む。リング外I/F部38は、リング外伝送路104と接続される通信ポートである。
EAST側I/F部34は、リング網における第1方向のリング網伝送路102と接続される通信ポートである。EAST側I/F部34は、主監視処理部42から試験フレームを受け付けた場合、その試験フレームをリング網伝送路102へ送出する一方で、スイッチ処理部40から試験フレームを受け付けた場合、その試験フレームを主監視処理部42へ転送する。後者の試験フレームは、EAST側I/F部34から送出されてリング網を1周した試験フレームである。WEST側I/F部36は、リング網における第2方向のリング網伝送路102と接続される通信ポートである。WEST側I/F部36は、リング網伝送路102を介して試験フレーム(すなわちEAST側I/F部34から送出されてリング網を1周した試験フレーム)を取得した場合、その試験フレームをスイッチ処理部40へ転送する。
スイッチ処理部40は、通信ポート32のそれぞれで受け付けられたユーザフレームを学習情報に応じた出力ポートとしての通信ポート32へ転送する。具体的には、ユーザフレームに設定された宛先MACアドレスが学習情報に登録済であれば、学習情報において対応づけられた通信ポート32のみにそのユーザフレームを転送する。その一方、ユーザフレームの宛先MACアドレスが学習情報に未登録であれば、受信ポート以外の全ての通信ポート32へ転送(フラッディング)する。なお、スイッチ処理部40は、宛先MACアドレスにEAST側I/F部34のMACアドレスが設定された試験フレームを受け付けた場合、その試験フレームをEAST側I/F部34へのみ転送する。
主監視処理部42は、リング網の監視処理における親ノードの処理を実行する。図3は、図2の主監視処理部42を詳細に示すブロック図である。主監視処理部42は、タイマ部50と、試験フレーム設定部52と、試験フレーム送出部54と、試験フレーム受付部56と、成否判定部58と、アラート送出部60と、記録部62とを含む。
タイマ部50は、各種処理の実行タイミングを所定の機能ブロックへ通知する。具体的には、2秒の経過を検出するたびに、試験フレームの設定タイミング(または送出タイミング)である旨を試験フレーム設定部52へ通知する。また、試験フレームの設定タイミングの通知から1秒の経過を検出するたびに、試験フレームの待ち時間が終了した旨(すなわちタイムアウトの旨)を成否判定部58へ通知する。なお、上記の「2秒」、「1秒」は一例であり、運用者の知見や通信システム100を用いた実験等により、試験フレームの設定(送出)のインターバルの値、および、試験フレームの待ち時間の値が適宜決定されてよいことはもちろんである。
試験フレーム設定部52は、試験フレームの設定タイミングである旨がタイマ部50から通知された際、通過試験フレームおよび不通過試験フレームのデータを設定する。試験フレーム設定部52は、通過試験フレームおよび不通過試験フレームを設定すると、記録部62を介して、監視情報保持部24の監視情報を更新させる。具体的には、試験フレームを一意に特定するためのID(以下、「シーケンス番号」とも呼ぶ。)と、試験フレームの種別(通過もしくは不通過)と、試験フレームを送出する日時(以下、「発信タイムスタンプ」とも呼ぶ。)を監視情報へ記録させる。
試験フレーム設定部52は、通過試験フレームのヘッダの設定において、送信元MACアドレスおよび宛先MACアドレスとして、自装置の送出ポート(この例ではEAST側I/F部34)のMACアドレスを設定する。さらに、タイプフィールドに通過試験フレームであることを示す所定のビット列を設定する。これにより、通過試験フレームは、EAST側I/F部34からリング網の第1方向へ送出された後、リング網を1周して、送出元のEAST側I/F部34まで伝送されることになる。すなわち、EAST側I/F部34〜1以上の中継ノードを含むリング網〜WEST側I/F部36〜スイッチ処理部40〜EAST側I/F部34に亘る全区間が監視対象となり、通信システム100を網羅的に監視できる。
試験フレーム設定部52は、通過試験フレームのペイロードの設定において、まずペイロードのデータ長を、ユーザフレームがとりうるデータ長の範囲からランダムに決定する。例えば、ユーザフレームがそのデータ長として、最小の64バイトから、ジャンボフレーム(Jumbo Frame)としての15000バイトまでをとりうる場合、64〜15000バイトの範囲からランダムに決定する。なお、予め定めた頻度以上で1518バイトを超えるジャンボフレームの範囲のデータ長を選択してもよい。
次に通過試験フレームのペイロードにおけるビット列のパターンをランダムに設定する。例えば、先に決定したペイロード長の擬似ランダムビット列(Pseudo-Random Bit Sequence)を生成してペイロードに設定してもよい。また、全てが0または1のビット列や、0と1の値を交互に繰り返すビット列等からランダムに選択してもよい。また、ユーザフレームのペイロードがとりうるビット列の複数の候補からランダムに1つを選択し、先に決定したペイロード長のビット列を抽出し、ペイロードのデータとして設定してもよい。
試験フレーム設定部52は、不通過試験フレームも通過試験フレームと同様に設定するが、不通過試験フレームのヘッダ設定においては、そのタイプフィールドに不通過試験フレームであることを示す所定のビット列を設定する。
なお、通過試験フレームと不通過試験フレームのいずれのペイロードにもシーケンス番号が含まれる。このシーケンス番号は、「識別番号+“−”+“A”(通過試験フレームの場合)もしくは“B”(不通過試験フレームの場合)」の形式であることとする。また、同じ設定タイミングで設定した通過試験フレームと不通過試験フレームには同じ識別番号が付与されることとし、すなわちこれらのフレームは末尾のA・Bのみが異なる。
試験フレーム送出部54は、通過試験フレームおよび不通過試験フレームのデータをEAST側I/F部34へ送出して、EAST側I/F部34からリング網伝送路102へ送出させる。なお、リング網において不通過試験フレームが先に伝送されやすくするために、不通過試験フレームを送出後、通過試験フレームを送出する。
試験フレーム受付部56は、EAST側I/F部34から転送された試験フレーム(リング網の状態が正常であれば通過試験フレームのみとなる)を受け付ける。試験フレーム受付部56は、試験フレームの受付日時(以下、「受信タイムスタンプ」とも呼ぶ。)を、記録部62を介して監視情報保持部24の監視情報へ記録させる。
成否判定部58は、試験フレーム受付部56における試験フレームの受付状況(言い換えれば、リング網の第2方向からの試験フレームの受付状況)に応じて、リング網における伝送状態の正常性を判定する。この判定処理の詳細は後述する。成否判定部58は、リング網の正常性の判定結果とを、記録部62を介して監視情報保持部24の監視情報へ記録させる。
アラート送出部60は、成否判定部58においてリング網における伝送状態が異常と判定された場合、その旨を所定の監視端末へ通知する。例えば、リング網における伝送状態が異常である旨を示すイーサネットフレームをリング外I/F部38へ送出し、リング外伝送路104を介して接続された監視端末へアラートを通知する。記録部62は、試験フレーム設定部52、試験フレーム受付部56、成否判定部58から監視情報の更新情報を受け付けて、その更新情報を監視情報保持部24の監視情報に記録する。
図4は、図2の監視情報保持部24に保持される監視情報の一例を示す。同図のシーケンス番号欄には試験フレームのシーケンス番号が格納され、種別欄には通過試験フレームと不通過試験フレームのいずれかを示すフラグデータが格納される。また、発信TS欄には発信タイムスタンプが格納され、受信TS欄には受信タイムスタンプが格納され、RTT判定欄・内容判定欄・確認結果欄のそれぞれにはリング網の伝送状態に対する判定結果が格納される。
ここで図4を参照して、リング網の伝送状態に対する成否判定部58の判定処理を具体的に説明する。不通過試験フレームについては、試験フレームの待ち時間(例えば1秒)が経過するまでの間に、自装置から送出した不通過試験フレームを試験フレーム受付部56が受け付けない場合、リング網におけるユーザフレームの伝送状態が正常であると判定する。言い換えれば、EAST側I/F部34が、リング網のブロックポイントで廃棄されるべき不通過試験フレームを送出後、リング網を1周したその不通過試験フレームをスイッチ処理部40から取得しない場合、リング網におけるユーザフレームの伝送状態が正常であると判定する。この場合、リング網においてブロックポイントが正しく機能しているからである。逆に不通過試験フレームを受け付けた場合には、リング網における伝送状態を異常と判定する。
次に通過試験フレームについては、試験フレームの待ち時間(例えば1秒)が経過するまでの間に、自装置から送出した通過試験フレームを試験フレーム受付部56が受け付けた場合、言い換えれば、EAST側I/F部34から送出されてリング網を1周した通過試験フレームをEAST側I/F部34が取得した場合、ラウンドトリップタイム(RTT)が正常であると判定する(図4のRTT判定)。さらに、送出した通過試験フレームと、受信した通過試験フレームのペイロードが一致する場合、受信した通過試験フレームのペイロードが正常であると判定する(図4の内容判定)。成否判定部58は、RTT判定の結果と内容判定の結果の両方が正常である場合に、リング網におけるユーザフレームの伝送状態が正常であると判定する(図4の確認結果)。例えば図4では、通過試験フレーム「03601−A」のRTTが待ち時間を途過したため、RTT判定とともに、最終的な確認結果をNGとしている。
図5は、第1実施形態における中継ノード、すなわち図1の通信装置16の機能構成を示すブロック図である。同図の機能ブロックのうち図2で示した機能ブロックと同一または対応する機能ブロックには図2と同じ符号を付している。以下、それらの機能ブロックに関して既述の構成はその記載を省略する。なお、他の中継ノードである通信装置12、通信装置14、通信装置18の機能構成も通信装置16と同様である。
通信装置16は、親ノードである通信装置10における監視情報保持部24に代えて通過情報保持部26を備える。また、通信装置10における主監視処理部42に代えて従監視処理部46を備える。また、EAST側I/F部34およびWEST側I/F部36はフレーム廃棄部44を含む。
学習情報保持部22は、宛先MACアドレスに親ノードの通信ポート(ここでは通信装置10のEAST側I/F部34)が設定された試験フレームについて、リング網の第1方向と接続された通信ポート(ここでは、通信装置16のEAST側I/F部34)を出力ポートとする学習情報を保持する。これにより、試験フレームの中継処理におけるフラッディングの発生を抑止して、試験フレームの効率的に中継できる。通過情報保持部26は、試験フレームの通過状況および廃棄状況を示す情報(以下、「通過情報」とも呼ぶ。)を保持する記憶領域である。通過情報の構成は図7に関連して後述する。
EAST側I/F部34およびWEST側I/F部36は、リング網伝送路102へ送出すべきイーサネットフレームについて、そのヘッダのタイプフィールドに設定された値を識別する。そして、そのタイプ値にしたがって、送出対象のイーサネットフレームが通過試験フレームか、不通過試験フレームか、ユーザフレーム(試験フレーム以外のイーサネットフレーム)かを識別する。
EAST側I/F部34およびWEST側I/F部36は、通過試験フレームまたは不通過試験フレームをリング網伝送路102へ送出した場合、その旨を示す通過情報の更新情報を従監視処理部46へ通知する。通過情報の更新情報には、試験フレームのシーケンス番号および種別、試験フレームを送出した日時(言い換えれば、通過させた日時であり、以下では、「通過タイムスタンプ」とも呼ぶ。)が含まれる。なお第1実施形態では、試験フレームをリング網の第1方向に伝送するため、試験フレームの送出主体はEAST側I/F部34となる。
フレーム廃棄部44は、リング網におけるブロックポイントとして、イーサネットフレームの廃棄処理、言い換えれば、伝送遮断処理を実行する。具体的には、ブロック機能が無効に設定されている場合、EAST側I/F部34またはWEST側I/F部36で受け付けられた全てのイーサネットフレームを通過させる。
その一方、ブロック機能が有効に設定された場合、EAST側I/F部34またはWEST側I/F部36で受け付けられたイーサネットフレームのタイプ値にしたがって、当該イーサネットフレームが通過試験フレームか、不通過試験フレームか、ユーザフレームかを識別する。そして、通過試験フレームであればそのまま通過させる一方、不通過試験フレームおよびユーザフレームであれば廃棄する。図1の通信装置16においては、WEST側I/F部36のフレーム廃棄部44のブロック機能が有効に設定され、EAST側I/F部34のフレーム廃棄部44のブロック機能は無効に設定される。
フレーム廃棄部44は、不通過試験フレームを廃棄した場合、その旨を示す通過情報の更新情報(以下、「廃棄情報」とも呼ぶ。)を従監視処理部46へ通知する。通過情報の更新情報には、不通過試験フレームのシーケンス番号および種別、不通過試験フレームを廃棄した日時(以下、「廃棄タイムスタンプ」とも呼ぶ。)が含まれる。なお、図2では図示していないが、親ノードである通信装置10のEAST側I/F部34およびWEST側I/F部36にもフレーム廃棄部44が含まれてよいことはもちろんである。
従監視処理部46は、リング網の監視処理における中継ノードの処理を実行する。図6は、図5の従監視処理部46を詳細に示すブロック図である。従監視処理部46は、記録部70を含む。記録部70は、EAST側I/F部34、WEST側I/F部36およびフレーム廃棄部44から通過情報の更新情報を受け付けて、その更新情報を通過情報保持部26の通過情報に記録する。
図7は、図5の通過情報保持部26に保持される通過情報の一例を示す。同図のシーケンス番号フィールドには試験フレームのシーケンス番号が格納され、種別フィールドには通過試験フレームと不通過試験フレームのいずれかを示すフラグデータが格納される。また、通過TS欄には通過タイムスタンプが格納され、廃棄TS欄には廃棄タイムスタンプが格納される。
以上の構成による動作を以下説明する。
図8は、第1実施形態における親ノード、すなわち図1の通信装置10の動作を示すフローチャートである。試験フレーム設定部52は、タイマ部50からの通知にもとづいてリング網の監視タイミングであることを検出すると(S10のY)、ペイロードのデータ長およびビット列をランダムに設定した通過試験フレームと不通過試験フレームとを生成する(S12)。そして、それらの試験フレームの発信タイムスタンプを記録する。試験フレーム送出部54は、通過試験フレームと不通過試験フレームとをEAST側I/F部34からリング網の第1方向へ送出させる(S14)。リング網の監視タイミングでなければ(S10のN)、S12およびS14はスキップされる。
試験フレーム受付部56は、リング網の第2方向から取得された試験フレームを通信ポート32から受け付けると(S16のY)、その試験フレームの受信タイムスタンプを記録する(S18)。試験フレームを受け付けなければ(S16のN)、S18はスキップされる。成否判定部58は、タイマ部50からの通知にもとづいて判定タイミングであることを検出すると(S20のY)、監視情報保持部24の監視情報を参照して判定処理を開始する。成否判定部58は、不通過試験フレームの受信がなく(S22のN)、かつ、通過試験フレームのRTTが所定の待ち時間の範囲内で(S24のY)、かつ、送出時のペイロードに改変がない場合(S26のY)、リング網の伝送状態を正常と判定する。そして、その判定結果を記録する(S28)。
成否判定部58は、不通過試験フレームが受信されており(S22のY)、または、RTTが正常値を超過し(S24のN)、または、試験フレームのペイロードに改変がある場合(S26のN)、リング網の伝送状態を異常と判定し、その判定結果を記録する(S30)。それとともに、アラート送出部60は、リング網の伝送状態を異常であることを示すアラートを外部の監視端末へ送信する(S32)。リング網の伝送状態を判定すべきタイミングでなければ(S20のN)、S22〜S32はスキップされて本図のフローを終了する。
なお図8はリング網の監視に係る動作を示しており、図8には図示しないが、通信装置10は、試験フレームによるリング網の監視処理と並行して、一般的なレイヤ2スイッチとしてのユーザフレームの中継処理を実行する。
図9は、第1実施形態における中継ノード、すなわち図1の通信装置12〜通信装置16の動作を示すフローチャートである。EAST側I/F部34またはWEST側I/F部36(本段落では「受信ポート」とも呼ぶ。)がリング網伝送路102からイーサネットフレームを取得し(S40のY)、その受信ポートにおけるフレーム廃棄部44のブロック機能が無効の場合(S42のN)、もしくは、ブロック機能が有効化されていても(S42のY)、受信フレームが通過試験フレームの場合(S44のY)、受信ポートはスイッチ処理部40を介して受信フレームを出力ポートへ転送する(S46)。ブロック機能が有効化されており、受信フレームが通過試験フレームでなければ(S44のN)、受信フレームを廃棄する(S48)。不通過試験フレームを廃棄した場合(S50のY)、その廃棄情報を記録する(S52)。ユーザフレームを廃棄した場合には(S50のN)、S52はスキップされる。リング網からイーサネットフレームが取得されなければ(S40のN)、S42〜S52はスキップされる。
EAST側I/F部34またはWEST側I/F部36(本段落では「送信ポート」とも呼ぶ。)がスイッチ処理部40から転送されたイーサネットフレームを受け付けると(S54のY)、そのフレームをリング網伝送路102へ送出する(S56)。送出したフレームが試験フレームである場合(S58のY)、送信ポートは試験フレームの通過情報を記録する(S60)。送出したフレームがユーザフレームであれば(S58のN)、S60はスキップされる。送信ポートがイーサネットフレームを受け付けなければ(S54のN)、S56以降はスキップされて本図のフローを終了する。
本実施の形態の通信システム100においては、ブロックポイントにおいて廃棄対象から除外される通過試験フレームが、待ち時間内にリング網を1周するか否かを監視することにより、リング網における伝送状態の正常性を判定する。これにより、ブロックポイントの設定により生じた非運用経路も含めたリング網全体の正常性を判定できる。また、通過試験フレームのペイロード長をユーザフレーム長がとりうる長さの範囲でランダムに設定し、ペイロードの内容もランダムなビット列に設定することにより、フレーム長に依存する障害や、ビット列のパターンに依存する障害の検出も可能になる。すなわち、ユーザフレーム長にかかわらず、64バイトから100バイト程度のフレーム長に規定されたイーサネットOAMの監視フレームでは検出が困難な障害も検出しやすくなる。
また通信システム100においては、通過試験フレームとともに不通過試験フレームをリング網で伝送させることにより、ブロックポイントにおけるフレーム廃棄処理の正常性も確認できる。また、試験フレームの通過情報および廃棄情報は中継ノードに蓄積されるため、親ノードにおいてリング網の障害が検出された場合、各中継ノードに保持された通過情報および廃棄情報を監視端末等から確認することにより、障害の原因や障害箇所の特定を容易なものとできる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態(以下、「第2実施形態」とも呼ぶ。)における通信システム100の構成は、図1に示した第1実施形態の通信システム100と同様である。ただし、第2実施形態の中継ノードは、受け付けた試験フレームに対する中継処理の状況、すなわち試験フレームを通過させたもしくは廃棄したことを親ノードへ通知する機能をさらに備える。
図10は、第2実施形態における中継ノードの従監視処理部46を詳細に示すブロック図である。従監視処理部46は、折り返しフレーム設定部72と、折り返しフレーム送出部74とを含む。同図の記録部70は図6に関して既述しているため構成の記載を省略する。折り返しフレーム設定部72は、受け付けた試験フレームに対する中継処理の状況を示すイーサネットフレーム(以下、「折り返しフレーム」とも呼ぶ。)を設定する。
具体的には、EAST側I/F部34から通過情報の更新情報が受け付けられた場合、折り返しフレーム設定部72は、折り返しフレームのヘッダにおいて、宛先MACアドレスに親ノードのMACアドレスを設定し、タイプフィールドに折り返しフレームであることを示す所定のビット列を設定する。また、折り返しフレームのペイロードへ、更新情報が示す試験フレームのシーケンス番号と、試験フレームを通過させたことを示す通過タイムスタンプと、自装置のIDとを設定する。
折り返しフレーム設定部72は、WEST側I/F部36から不通過試験フレームの廃棄情報が受け付けられた場合、不通過試験フレームのシーケンス番号と、不通過試験フレームを廃棄したことを示す廃棄タイムスタンプを、不通過試験フレームに対応する通過試験フレームの折り返しフレームのペイロードへ付加する。なお、不通過試験フレームに対応する通過試験フレームの通過情報を受け付けていない場合は、その通過試験フレームの通過情報が受け付けられるまで待機してもよい。
折り返しフレーム送出部74は、折り返しフレーム設定部72において設定された折り返しフレームを、通過試験フレームの受信ポートへ送出して、その受信ポートからリング網の第2方向へ送出させる。典型的には、WEST側I/F部36が試験フレームを受け付けるため、折り返しフレームを送出もWEST側I/F部36が実行する。
図11は、第2実施形態における親ノードの主監視処理部42を詳細に示すブロック図である。主監視処理部42は、第1実施形態における機能ブロックに加えて折り返しフレーム受付部64をさらに含む。なお、同図の機能ブロックのうち図3で示した機能ブロックと同一または対応する機能ブロックには図6と同じ符号を付している。以下、それらの機能ブロックに関して既述の構成はその記載を省略する。
EAST側I/F部34は中継ノードからの折り返しフレームをリング網伝送路102から取得すると、その折り返しフレームを主監視処理部42へ転送する。主監視処理部42の折り返しフレーム受付部64は、EAST側I/F部34から折り返しフレームを受け付けると、その折り返しフレームに設定された中継ノードのIDと、通過タイムスタンプと、(設定がある場合は)廃棄タイムスタンプとを、記録部62を介して監視情報保持部24の監視情報に記録させる。
図12は、第2実施形態における監視情報保持部24に保持される監視情報の一例を示す。同図で示すように、折り返しフレーム受付部64は、特定の試験フレームに対応する折り返しフレームを受け付けるたびに、中継ノードのIDと、通過タイムスタンプと、廃棄タイムスタンプとを監視情報へ記録する。
第2実施形態の通信システム100においては、中継ノードにおける試験フレームの中継状況が親ノードへ通知されて、親ノードの監視情報において一括して管理される。これにより、親ノードにおいてリング網の障害が検出された場合に、親ノードで管理された監視情報を監視端末等から確認することにより、障害の原因や箇所を効率的に特定できる。
また、試験フレームの伝送方向とは逆方向に折り返しフレームを伝送させることにより、試験フレームの伝送方向とは逆方向の伝送状態の正常性も監視できることになる。親ノード(通信装置10)の成否判定部58は、通過試験フレームが受信され、もしくは不通過試験フレームの受信がタイムアウトとなった場合でも、その後の所定期間内に、各中継ノードからの折り返しフレームのうち少なくとも一部を未受信である場合、リング網の伝送状態が異常であると判定してもよい。通信フレームの伝送方向が異なれば各通信装置内部での伝送経路が異なる場合があり、また、リング網における物理的な伝送路が異なる場合もある。したがって、試験フレームの伝送方向とは逆方向の伝送状態を、折り返しフレームの受付状況にもとづき監視することで、リング網に対する正常性監視の網羅性および精度を向上させることができる。
以上、本発明を第1および第2の実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
第1の変形例を説明する。上記の第1および第2の実施の形態では、試験フレームをリング網の第1方向に伝送させることとした。したがって、親ノードにおいては、EAST側I/F部34が試験フレームをリング網へ送出し、リング網〜WEST側I/F部36〜スイッチ処理部40を介したEAST側I/F部34における試験フレームの取得状況に応じてリング網の伝送状態を判定した。変形例では、試験フレームをリング網の第1方向へ伝送させることに加えて、第2方向へ伝送させてもよい。すなわち、親ノードにおいてはさらに、WEST側I/F部36が試験フレームをリング網へ送出し、リング網〜EAST側I/F部34〜スイッチ処理部40を介したWEST側I/F部36における試験フレームの取得状況に応じてリング網の伝送状態を判定してもよい。親ノードにおける監視情報には、各試験フレームの伝送方向が第1方向と第2方向のいずれであるかを示す情報がさらに記録されてもよい。
主監視処理部42の成否判定部58は、EAST側I/F部34がリング網の第1方向へ送出し、WEST側I/F部36がリング網の第2方向から受信した試験フレームに対するRTT判定および内容判定が正常である場合、リング網における第1方向の伝送状態が正常であると判定する。また、WEST側I/F部36がリング網の第2方向へ送出し、EAST側I/F部34がリング網の第1方向から受信した試験フレームに対するRTT判定および内容判定が正常である場合、リング網における第2方向の伝送状態が正常であると判定する。
第1の変形例によれば、リング網における第1方向での伝送状態の正常性に加えて、第2方向での伝送状態の正常性を監視できる。通信フレームの伝送方向が異なれば各通信装置内部での伝送経路が異なる場合があり、リング網における物理的な伝送路が異なる場合もある。例えば、伝送の向きが異なる通信フレームは、それぞれ異なる光ファイバにより伝送される場合がある。したがって、試験フレームをリング網の両方向に伝送させることで、リング網に対する正常性監視の網羅性および精度を向上させることができる。
第2の変形例を説明する。上記の第1および第2の実施の形態では、一定期間が経過するたびに試験フレームをリング網へ伝送させることとした。変形例では、ブロックポイントの設定位置が変更される場合に(限定して)、試験フレームによるリング網の正常性監視を実行してもよい。ブロックポイントの位置が変更となることを、親ノードは他の装置との通信(例えばスパニングツリープロトコルによる通信)にもとづき検出して、試験フレームを自動的に送出してもよい。また、ブロックポイントの位置を変更する際に管理者が親ノードに対して試験フレームの送出を要求する命令を与えてもよい。
ブロックポイントの設定位置が変更される場合とは、典型的には、リング網で発生した障害への対処が終了した後に、ブロックポイントの位置を障害発生前の位置(言い換えれば通常運用における位置)に戻す場合である。ブロックポイントの設定位置の変更に先立って試験フレームにより伝送状態を確認することで、ブロックポイントの設定位置を変更した場合のリング網における伝送状態の正常性を予め確認でき、ブロックポイントの切り戻しに伴う通信エラーの発生を抑止できる。また、試験フレームの伝送期間を限定することにより、試験フレームの伝送がユーザフレームの通信帯域を圧迫してしまうことを回避でき、リング網の伝送状態を判定することによる親ノードの負荷も低減できる。
第3の変形例を説明する。上記の第1および第2の実施の形態では、通信システム100は監視処理における親ノードを1つ備えることとしたが、通信システム100は複数の親ノードを備えてもよい。言い換えれば、図1の通信装置10が親ノードおよび中継ノードとして機能するとともに、通信装置12〜通信装置18の少なくとも1つが親ノードおよび中継ノードとして機能してもよい。親ノードおよび中継ノードとして機能する通信装置は、主監視処理部42と従監視処理部46の両方を備える。そして、自ノードが送出元の試験フレームについては主監視処理部42が処理し、他の親ノードが送出元の試験フレームについては従監視処理部46が処理する。
第3の変形例によれば、通信システム100が備える複数の通信装置のうち少なくとも2つの通信装置を親ノードとすることで、ある親ノードを含む伝送経路の正常性を、他の親ノードが送出した試験フレームの伝送状況により監視できる。言い換えれば、ある親ノードにおける中継ノードとしての正常性を、他の親ノードが送出した試験フレームの伝送状況により監視できる。これにより、リング網に対する正常性監視の網羅性および精度を向上させることができる。また、ある通信装置における親ノードとしての機能(例えば主監視処理部42)に障害が生じた場合も、他の通信装置における親ノードの機能により補完できる。すなわち、通信システム100の正常性監視を継続することができる。
第4の変形例を説明する。上記の第2の実施の形態では、不通過試験フレームの廃棄情報は、その不通過試験フレームに対応する通過試験フレームの折り返しフレームに付加されて、中継ノードから親ノードへ伝送されることとした。変形例では、不通過試験フレームの廃棄情報を通知するための新たな折り返しフレームが、その不通過試験フレームを廃棄した中継ノードから親ノードへ送信されてもよい。そして、その新たな折り返しフレームに、不通過試験フレームの廃棄情報が設定されてもよい。すなわち、通過試験フレームの通過情報を通知する折り返しフレームとは別の折り返しフレームによって、不通過試験フレームの廃棄情報が親ノードへ通知されてもよい。
第5の変形例を説明する。上記の第1および第2の実施の形態におけるリング網はレイヤ2網であるとしたが、レイヤ3網でもよいことはもちろんである。この場合、各通信装置はレイヤ3スイッチやルータ等であってもよい。また、親ノードは、試験フレームとしてのIPパケットをリング網へ送出して、その伝送状態を監視することにより、リング網における伝送状態の正常性を判定してもよい。
上記の実施の形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
10,12,14,16,18 通信装置、 22 学習情報保持部、 24 監視情報保持部、 26 通過情報保持部、 42 主監視処理部、 44 フレーム廃棄部、 46 従監視処理部、 50 タイマ部、 52 試験フレーム設定部、 54 試験フレーム送出部、 56 試験フレーム受付部、 58 成否判定部、 62,70 記録部、 64 折り返しフレーム受付部、 72 折り返しフレーム設定部、 74 折り返しフレーム送出部、 100 通信システム、 106 ブロックポイント。

Claims (24)

  1. 複数の通信装置を備え、それら複数の通信装置がリング状に接続されたリング網においてユーザの装置から送出されたユーザフレームを伝送するシステムであって、
    前記複数の通信装置のうち所定の通信装置は、
    前記ユーザフレームを廃棄する前記リング網のブロックポイントにおいて廃棄対象から除外されるフレームであって、そのデータ長として前記ユーザフレームがとりうるデータ長をランダムに設定した試験フレームを、前記リング網の第1方向の伝送路と接続された第1の通信ポートから送出する試験フレーム送出部と、
    前記送出した試験フレームが、前記リング網の第2方向の伝送路と接続された第2の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、前記リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定する判定部と、を含むことを特徴とする通信システム。
  2. 前記試験フレーム送出部は、前記試験フレームを送出すべき際、そのペイロードにおけるビット列のパターンをランダムに設定することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記試験フレーム送出部は、前記試験フレームに加えて、前記ブロックポイントにおいて廃棄対象となるフレームを不通過試験フレームとして前記第1の通信ポートから送出し、
    前記判定部は、前記第2の通信ポートを介して前記試験フレームが所定の態様で取得された一方、前記第2の通信ポートを介して前記不通過試験フレームが未取得の場合、前記リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記複数の通信装置のうち、前記所定の通信装置から送出された試験フレームを中継する通信装置は、前記試験フレームを通過させた場合、その旨を示す前記所定の通信装置宛のフレームを折り返しフレームとして、前記試験フレームを受け付けた通信ポートから送出する折り返しフレーム送出部を含み、
    前記所定の通信装置は、前記折り返しフレームを受け付けた場合、当該フレームが示す情報を記録する記録部をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信システム。
  5. 前記複数の通信装置のうち、前記所定の通信装置から送出された試験フレームを中継する通信装置は、前記試験フレームを通過させた場合、その旨を示す前記所定の通信装置宛のフレームを折り返しフレームとして、前記試験フレームを受け付けた通信ポートから送出し、自装置に設定されたブロックポイントにおいて前記不通過試験フレームを廃棄した場合、その旨を示す折り返しフレームを送出する折り返しフレーム送出部を含み、
    前記所定の通信装置は、前記折り返しフレームを受け付けた場合、当該フレームが示す情報を記録する記録部をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  6. 前記試験フレーム送出部は、前記リング網におけるブロックポイントの位置が変更される場合、その変更に先立って前記試験フレームを前記第1の通信ポートから送出し、
    前記判定部は、前記第2の通信ポートを介して前記試験フレームが所定の態様で取得された場合、ブロックポイントの位置が変更された場合の前記リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の通信システム。
  7. 前記試験フレーム送出部は、前記試験フレームを前記第2の通信ポートからも送出し、
    前記判定部は、前記第1の通信ポートから送出した試験フレームが前記第2の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、前記リング網の第1方向におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定し、前記第2の通信ポートから送出した試験フレームが前記第1の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、前記リング網の第2方向におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の通信システム。
  8. 前記複数の通信装置のうち、前記所定の通信装置から送出された試験フレームを中継する通信装置は、前記試験フレームを通過させた場合、その旨を示す情報を蓄積する通過情報保持部を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の通信システム。
  9. 前記所定の通信装置には、前記複数の通信装置のうち少なくとも2つが含まれることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の通信システム。
  10. ユーザの装置から送出されたユーザフレームを伝送するリング網においてリング状に接続された複数の通信装置の1つであって、
    前記ユーザフレームを廃棄する前記リング網のブロックポイントにおいて廃棄対象から除外されるフレームであって、そのデータ長として前記ユーザフレームがとりうるデータ長をランダムに設定した試験フレームを、前記リング網の第1方向の伝送路と接続された第1の通信ポートから送出する試験フレーム送出部と、
    前記送出した試験フレームが、前記リング網の第2方向の伝送路と接続された第2の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、前記リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  11. 前記試験フレーム送出部は、前記試験フレームを送出すべき際、そのペイロードにおけるビット列のパターンをランダムに設定することを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記試験フレーム送出部は、前記試験フレームに加えて、前記ブロックポイントにおいて廃棄対象となるフレームを不通過試験フレームとして前記第1の通信ポートから送出し、
    前記判定部は、前記第2の通信ポートを介して前記試験フレームが所定の態様で取得された一方、前記第2の通信ポートを介して前記不通過試験フレームが未取得の場合、前記リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定することを特徴とする請求項10または11に記載の通信装置。
  13. 前記試験フレームを通過させた他の通信装置から送出されたフレームであって、前記試験フレームを通過させた旨を示す折り返しフレームを受け付ける折り返しフレーム受付部と、
    前記折り返しフレームが受け付けられた場合、当該フレームが示す情報を記録する記録部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載の通信装置。
  14. 前記試験フレームを通過させた他の通信装置から送出されたフレームであって、前記試験フレームを通過させた旨を示す折り返しフレームを受け付け、前記他の通信装置に設定されたブロックポイントにおいて前記不通過試験フレームが廃棄された場合、その旨を示す折り返しフレームを受け付ける折り返しフレーム受付部と、
    前記折り返しフレームが受け付けられた場合、当該フレームが示す情報を記録する記録部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  15. 前記試験フレーム送出部は、前記リング網におけるブロックポイントの位置が変更される場合、その変更に先立って前記試験フレームを前記第1の通信ポートから送出し、
    前記判定部は、前記第2の通信ポートを介して前記試験フレームが所定の態様で取得された場合、ブロックポイントの位置が変更された場合の前記リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定することを特徴とする請求項10から14のいずれかに記載の通信装置。
  16. 前記試験フレーム送出部は、前記試験フレームを前記第2の通信ポートからも送出し、
    前記判定部は、前記第1の通信ポートから送出した試験フレームが前記第2の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、前記リング網の第1方向におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定し、前記第2の通信ポートから送出した試験フレームが前記第1の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、前記リング網の第2方向におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定することを特徴とする請求項10から15のいずれかに記載の通信装置。
  17. ユーザの装置から送出されたユーザフレームを伝送するリング網においてリング状に接続された複数の通信装置のうち所定の通信装置が、
    前記ユーザフレームを廃棄する前記リング網のブロックポイントにおいて廃棄対象から除外されるフレームであって、そのデータ長として前記ユーザフレームがとりうるデータ長をランダムに設定した試験フレームを、前記リング網の第1方向の伝送路と接続された第1の通信ポートから送出するステップと、
    前記送出した試験フレームが、前記リング網の第2方向の伝送路と接続された第2の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、前記リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定するステップと、
    を実行することを特徴とするリング網監視方法。
  18. 前記送出するステップは、前記試験フレームを送出すべき際、そのペイロードにおけるビット列のパターンをランダムに設定することを特徴とする請求項17に記載のリング網監視方法。
  19. 前記送出するステップは、前記試験フレームに加えて、前記ブロックポイントにおいて廃棄対象となるフレームを不通過試験フレームとして前記第1の通信ポートから送出し、
    前記判定するステップは、前記第2の通信ポートを介して前記試験フレームが所定の態様で取得された一方、前記第2の通信ポートを介して前記不通過試験フレームが未取得の場合、前記リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定することを特徴とする請求項17または18に記載のリング網監視方法。
  20. 前記複数の通信装置のうち、前記所定の通信装置から送出された試験フレームを中継する通信装置が、前記試験フレームを通過させた場合、その旨を示す前記所定の通信装置宛のフレームを折り返しフレームとして、前記試験フレームを受け付けた通信ポートから送出するステップを実行し、
    前記所定の通信装置が、前記折り返しフレームを受け付けた場合、当該フレームが示す情報を記録するステップをさらに実行することを特徴とする請求項17から19のいずれかに記載のリング網監視方法。
  21. 前記複数の通信装置のうち、前記所定の通信装置から送出された試験フレームを中継する通信装置が、前記試験フレームを通過させた場合、その旨を示す前記所定の通信装置宛のフレームを折り返しフレームとして、前記試験フレームを受け付けた通信ポートから送出するステップであって、自装置に設定されたブロックポイントにおいて前記不通過試験フレームを廃棄した場合、その旨を示す折り返しフレームを送出するステップを実行し、
    前記所定の通信装置が、前記折り返しフレームを受け付けた場合、当該フレームが示す情報を記録するステップをさらに実行することを特徴とする請求項19に記載のリング網監視方法。
  22. 前記送出するステップは、前記リング網におけるブロックポイントの位置が変更される場合、その変更に先立って前記試験フレームを前記第1の通信ポートから送出し、
    前記判定するステップは、前記第2の通信ポートを介して前記試験フレームが所定の態様で取得された場合、ブロックポイントの位置が変更された場合の前記リング網におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定することを特徴とする請求項17から21のいずれかに記載のリング網監視方法。
  23. 前記送出するステップは、前記試験フレームを前記第2の通信ポートからも送出し、
    前記判定するステップは、前記第1の通信ポートから送出した試験フレームが前記第2の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、前記リング網の第1方向におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定し、前記第2の通信ポートから送出した試験フレームが前記第1の通信ポートを介して所定の態様で取得された場合、前記リング網の第2方向におけるユーザフレームの伝送状態を正常と判定することを特徴とする請求項17から22のいずれかに記載のリング網監視方法。
  24. 前記複数の通信装置のうち、前記所定の通信装置から送出された試験フレームを中継する通信装置が、前記試験フレームを通過させた場合、その旨を示す情報を所定の記憶装置に蓄積させるステップを実行することを特徴とする請求項17から23のいずれかに記載のリング網監視方法。
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