JP2012099908A - データ保護機能を有する携帯端末、同携帯端末におけるデータ保護方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態によれば、携帯端末は、動き検出手段と、動き量算出手段と、保持状態検出手段と、端末保護状態制御手段とを具備する。前記動き検出手段は、前記携帯端末の動きを検出する。前記動き量算出手段は、前記検出された動きに基づいて前記携帯端末の動きの変化の大きさを示す動き量を算出する。前記保持状態検出手段は、前記検出された動きに基づいて、ユーザによる前記携帯端末の保持状態を検出する。前記端末保護状態制御手段は、前記算出された動き量及び前記検出された保持状態に基づいて、前記携帯端末を所定のデータ保護状態に設定する。
【選択図】 図1
Description
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態に係る携帯端末の主としてデータ保護機構の構成を示すブロック図である。
図1に示す携帯端末は、動き検出部11、動き量算出部12、保持状態検出部13、記憶部14及び端末保護状態制御部15を備えている。第1の実施形態において、動き検出部11、動き量算出部12、保持状態検出部13及び端末保護状態制御部15は、携帯端末(より詳細には、携帯端末に備えられているプロセッサ)が、当該携帯端末に備えられているROMまたはフラッシュメモリのような不揮発性記憶装置に格納された所定のプログラムを実行することにより実現される機能要素(ソフトウェアモジュール)である。
まず、動き検出部11は、携帯端末の動きを、加速度センサ110を用いてx,y,zの各軸の方向の加速度として検出するための動き検出処理を実行する(ステップS1)。
(動き量算出処理)
動き量算出処理は、加速度センサ110を用いた動き検出部11の動き検出結果に基づいて携帯端末の動き量、つまり動きの変化の大きさを表す数値を算出する処理である。動き量算出の典型的な例としては、携帯端末の落下を検出するための数値の算出と、携帯端末の静止を検出するための数値の算出とが挙げられる。ここでは後者を例として説明する。後者の例は、携帯端末の静止を検出することにより、最終的にはユーザが端末を置き忘れた際に当該端末を保護状態にする目的で適用される。
a(t)=(xt,yt,zt)T
で表すものとする。この場合、動き量算出部12は、期間Tの加速度ベクトル長の分散v(t)を、次式に従って、動き量として算出する
保持状態検出処理は、保持状態検出部13が、動き検出部11の加速度検出結果に基づいて、携帯端末がどのようにユーザに保持されているのかを示す保持状態を検出する処理である。ここでは、保持状態として、ユーザが携帯端末を保持している位置(保持位置)の違いにより、例えば、「手持ち」「胸ポケット」「ズボンポケット」「鞄」の4つが予め定められている。また、これらの4つの保持状態に加えて、ユーザが携帯端末を保持していない状態として、「机上」が定められている。さらに、「机上」「手持ち」「胸ポケット」「ズボンポケット」「鞄」のいずれにも分類されない状態として、「その他」が定められている。
ver=(0,1,0)T
のように表すことができる。携帯端末の縦方向とは、例えば当該携帯端末の形状が直方体であれば、最も長い辺に沿った方向である。
θ(t)=acos(ver・g(t)/|ver|・|g(t)|)
に従って算出する。ここで、「acos」は余弦の逆関数である。
am(t)=a(t)−g(t)
に従って算出する。
端末保護状態制御処理は、端末保護状態制御部15が、動き量v(t)及び保持状態hs(t)に基づいて、携帯端末の保護状態を制御する処理である。一般的な端末保護状態の制御では、ユーザが携帯端末を保持しておらず、置き忘れや落下の可能性が高いことを検出した場合に、当該携帯端末が保護状態に変更される。
hs(t)=(1,0,0,0,0,0)T
あるいは
hs(t)=(0,0,0,0,0,1)T
の場合(つまりユーザが携帯端末を携行していない可能性が高い場合)について、
v(t)≦vth
であれば(つまり携帯端末の動きの変化の大きさを示す動き量v(t)が閾値vth以下であれば)、携帯端末が置き忘れ状態にあると判定する。この場合、端末保護状態制御部15は、携帯端末が保護状態でなければ、当該携帯端末を保護状態に変更する。
Ch={1,6}
である。したがって、保護状態への変更トリガーs(t)は以下のように表現できる。
次に第2の実施形態に係る携帯端末について説明する。第2の実施形態において、携帯端末の主としてデータ保護機構の構成及び動作手順は、第1の実施形態に係る携帯端末と同様である。したがって、以下の説明では、図1のブロック図及び図2のフローチャートを援用する。
動き量算出部12は、第1の実施形態において動き量v(t)を算出するのと同様に、動き量v2(t,τ)を算出する。但し、動き量v2(t,τ)は各時刻(サンプリング時刻)tにおいて、期間τに対する関数となる。すなわち動き量算出部12は、動き量v2(t,τ)を、次式に従って算出する。
保持状態検出部13は、基本的には第1の実施形態と同様に保持状態検出処理を実行する。但し、第2の実施形態において検出される保持状態は、以下に述べるように第1の実施形態において検出される保持状態とは異なる。
端末保護状態制御部15は、動き量算出部12から出力される動き量v2(t,τ)及び保持状態検出部13から出力されるとhs2(t)を受けて、保護状態への変更トリガーs2(t)を次のように算出する。
hs2Index=arg maxi(hs2(t)|i∈Ch)
に示すように、Chに属する次元番号iの中でhs2(t)の第i次元の要素の値(i番目の要素の値)が最大である次元番号とする
(2)次に端末保護状態制御部15は、hs2Valueを、hs2(t)の示すベクトル中の次元番号がhs2Indexである次元の要素の値とする。
(3)次に端末保護状態制御部15は、判定に使用する期間τ2を、次式
τ2=τmin+round(τmax−τmin)・hs2Value
に従って決定する。ここで、τminは15秒、τmaxは300秒である。hs2Valueはhs2(t)の定義から明らかなように、0から1までの範囲の実数値であり、round()は小数値を整数値に四捨五入する関数である。
(5)次に端末保護状態制御部15は、選択されたv2(t,τ2)に基づき、保護状態への変更トリガーs2(t)を次式に従って算出(決定)する。
次に第3の実施形態に係る携帯端末について説明する。
第2の実施形態の保持状態検出処理では、ある時点での過去30秒間の傾きθ(t)、動きの大きさm(t)及び鉛直方向動き率r(t)から保持状態hs2(t)が推定(算出)される。この手法では、例えば鞄の中に携帯端末が置かれた状態で当該携帯端末が静止している場合と、机上に携帯端末が置かれている場合とを識別することは難しい。
(出し入れ動作検出処理)
出し入れ動作検出処理は、前述したようにユーザが携帯端末を手に取る動きを検出するための処理である。ユーザが携帯端末を手に取る場合、通常は当該携帯端末が一定の角度以上に回動する。そこで、この点に着目して、第3の実施形態において出し入れ動作検出部132は、携帯端末が一定の角度以上に回動することを検出する。より具体的には、出し入れ動作検出部132は、携帯端末の座標系から認識される重力加速度ベクトルが、短い期間内に一定の角度以上回動した場合に、その動きをユーザが端末を手に取った出し入れ動作であると判定する。
θg=acos(g(t−T)・g(t)/|g(t−T)|・|g(t)|)
に従って算出する。前述したように、「acos」は余弦の逆関数である。
保持状態判定部133は、出し入れ動作検出部132によって検出される出し入れ動作状態(を表す値)take(t)と、保持状態算出部131によって算出される保持状態(を表すベクトル)hs2(t)とに基づき、時間的な遷移を考慮して保持状態(を表すベクトル)hs3(t)を次のように判定する。
(1)保持状態判定部133は、随時、出し入れ動作検出部132からtake(t)を受け、take(t)=1であった直近の時刻ttake、つまり出し入れ動作が検出された直近の時刻ttakeを第1の記憶部141に記録する。
(3)直前の保持状態hs3(t)が未確定の場合、保持状態判定部133は、hs3(t)=hs2(t)として時刻tの処理を終了する。
保持状態判定部133は、判定されたhs3(t)を保持状態検出部13によって検出された保持状態として端末保護状態制御部15に出力する。
次に第4の実施形態に係る携帯端末について説明する。
携帯端末の典型的な保持状態や利用形態はユーザによって異なる。そのため固定的な保持状態判定基準を適用した場合、一部のユーザについては、携帯端末の保持状態に関し、必ずしも正しく判定できるとは限らない。例えば角度が特殊なポケットにユーザが携帯端末を保持している場合、ユーザが携帯端末を保持していないと誤判定する場合もあり得る。
(保持状態平常性記録処理)
保持状態平常性記録部16は、保持状態検出部13から出力される保持状態hs3(t)及び重力加速度ベクトルg(t)の鉛直方向からの傾きθ(t)に基づいて、平常保持状態を示すデータ(平常保持状態データ)を算出する。平常保持状態データは、ユーザが現在携帯端末を保持している状態(つまり現在の保持状態)がユーザの通常の利用時(つまり平常時)の保持状態とどの程度一致しているかを判定するための基準データとして用いられる。
保持状態平常性判定部17は、保持状態検出部130から現在の推定された保持状態を受け取る。保持状態平常性判定部17は、第3の記憶部143内の保持状態記録テーブル143a及び傾き記録テーブル143bにそれぞれ記録された平常時の端末保持状態及び傾きのデータを参照し、現在の推定された保持状態がどの程度平常的な状態であるかを判定する。以下、この保持状態平常性判定部17による保持状態平常性判定処理の詳細について説明する。
P(hs3)=該当する保持状態の記録回数/保持状態の総記録回数
に従って算出する。ここでは、ベクトルhs3(t)の示す保持状態が「胸ポケット」である。このため保持状態平常性判定部17は、図9の保持状態記録テーブル143aの例では、P(hs3)=5701/9358=0.609を取得する。
P(θ)=該当する傾きの記録回数/該当する保持状態の総記録回数
に従って算出する。ここでは、該当する保持状態は「胸ポケット」であり、傾きθ(t)=14度である。。このため保持状態平常性判定部17は、図10の傾き記録テーブル143bの例では、P(θ)=1283/5701=0.225を取得する。
P(ordinary)=P(hs3)・P(θ)
に従って取得する。上述の例では、保持状態平常性判定部17は、P(ordinary)=0.609×0.225=0.137を取得する。明らかなように、P(ordinary)の最大値は1であり、P(ordinary)の値が大きいほど保持状態の平常性が高いことを表す。
これらの一連の処理から明らかなように、保持状態平常性P(ordinary)の値は、携帯端末の保持に関し、普段と同じ保持位置・保持姿勢であるほど高くなる。
端末保護状態制御部15は、動き量算出部12によって算出された動き量と、保持状態平常性判定部17によって取得された保持状態平常性P(ordinary)に基づいて、携帯端末の保護状態を制御する。この端末保護状態制御処理の詳細について、簡単のため、第2の実施形態において適用された動き量v2(t,τ)と、保持状態平常性P(ordinary)とに基づいて、保護状態への変更トリガーs4(t)を算出する場合を例に説明する。
τ4=τmax
とする。そうでなければ、端末保護状態制御部15は期間τ4を、
τ4=τmin+round(τmax−τmin)・P(ordinary)/Psuff
とする。但し、第4の実施形態において、Psuffは0.2である。また、τmin及びτmaxは、それぞれ、第2の実施形態と同様に15秒及び300秒である。
制御する。これにより、例えばユーザが携帯端末を胸ポケット等に保持しているにも拘わらずに、当該携帯端末が保護状態に遷移してしまって、ユーザにとって不便となる事態が発生するのを防止できる。その一方、保持状態の平常性が低い状態、すなわち普段と違う保持位置・保持姿勢である場合には、端末保護状態制御部15は、携帯端末が素早く保護状態となるように制御する。このように携帯端末の保護状態を制御することで、安全性と利便性の双方を向上することができる。
次に第5の実施形態に係る携帯端末について説明する。
まず、ユーザが、例えば目の前の机上に携帯端末を置いたままデスクワークをする場合を想定する。このような場合、第1乃至第4の実施形態では、携帯端末が「机上」にあると判定されて、当該携帯端末が保護状態に制御されることになる。その結果、ユーザが机上の携帯端末を利用するために当該携帯端末を手に取った際には、当該携帯端末は保護状態となっているため、保護状態を解除する手間が発生する。
まず端末保護状態制御部15は、保護状態への変更トリガーが発生した場合、保護状態制御事前通知部18に対して、その旨を示す保護状態事前通知信号を出力する。
そして端末保護状態制御部15は、期間Tが経過した後にも変更トリガーが発生していたなら、携帯端末を直ちに保護状態にする。
なお、保護状態制御事前通知部18を、図1または図7に示す構成に追加しても構わない。
次に第6の実施形態に係る携帯端末について説明する。
第1乃至第5の実施形態では、携帯端末の動き量が閾値以下の場合、つまり動き量が少ない時間が継続する場合に、置き忘れの可能性(置き忘れ状態)を検出したものとして、端末保護状態制御部15によって当該携帯端末が保護状態に変更される。このため第1乃至第5の実施形態では、ユーザが例えば携帯端末を落としたことに気付かず、かつ当該携帯端末が誰にも拾われずに放置状態が継続した場合に、当該携帯端末が保護状態となる。
(動き量算出処理)
動き量算出処理は、自由落下判定処理、衝撃判定処理、静止判定処理及び落下判定処理から構成される。
動き量算出部120の自由落下判定部121は、動き検出部11の動き検出結果、例えば各時点tでの加速度ベクトルa(t)に基づいて携帯端末の自由落下状態を判定するための自由落下判定処理を次のように実行する。
次に自由落下判定部121は、重力加速度ベクトルg(t)の大きさ||g(t)||に基づき、自由落下の有無を示すweightless(t)を、次式に従って算出する。
なお、保持状態検出部13によって算出される重力加速度ベクトルg(t)を、weightless(t)の算出に用いることも可能である。
ユーザが携帯端末を落としたものとする。もし、落下した携帯端末が、例えば床に衝突したならば、その際に当該携帯端末に衝撃が発生する。しかし、ユーザが携帯端末を保持したまま、例えば階段を下りるなどの動作をしても、当該携帯端末に衝撃が発生する。このため、衝撃のみから携帯端末の落下を推定すると、誤って当該携帯端末を保護状態としてしまう可能性がある。そこで第6の実施形態では、動き量算出部120が、携帯端末の自由落下の際には、当該携帯端末に搭載されている加速度センサ110が無重力状態に近づくことをweightless(t)=1として算出し、その直後に当該携帯端末が例えば床面に衝突することにより衝撃が発生し、さらにそれから静止状態となること、つまりすぐに拾い上げられていないことを検出することで、当該携帯端末の落下を正確に検出するようにしている。
保持状態検出部13は、動き量算出部120から携帯端末の動き量として落下判定結果fall(t)を受けると、当該fall(t)が“1”である場合に当該携帯端末を保護状態とする。
Claims (11)
- 携帯端末において、
前記携帯端末の動きを検出する動き検出手段と、
前記検出された動きに基づいて前記携帯端末の動きの変化の大きさを示す動き量を算出する動き量算出手段と、
前記検出された動きに基づいて、ユーザによる前記携帯端末の保持状態を検出する保持状態検出手段と、
前記算出された動き量及び前記検出された保持状態に基づいて、前記携帯端末を所定のデータ保護状態に設定する端末保護状態制御手段と
を具備する携帯端末。 - 前記動作検出手段は、加速度センサを用いて前記携帯端末の動作を検出し、
前記保持状態検出手段は、少なくとも前記保持状態として、前記携帯端末がユーザによって保持されている第1の状態にあるか、あるいは前記携帯端末がユーザによって保持されていない第2の状態にあるかを検出し、
前記端末保護状態制御手段は、前記第2の状態が検出され、かつ前記算出された動き量が閾値以下の場合、前記携帯端末の置き忘れであるとして、前記携帯端末を前記データ保護状態に設定し、前記第2の状態が検出されても前記算出された動き量が閾値を超えているか、あるいは前記算出された動き量が閾値以下でも前記第1の状態が検出された場合には、ユーザが前記携帯端末を携行しているとして、前記携帯端末を前記データ保護状態に設定するのを抑止する
請求項1記載の携帯端末。 - 前記保持状態検出手段は、
前記検出された動きに基づいて、前記携帯端末にかかる重力の方向に対する前記携帯端末の傾きを算出する傾き算出手段と、
前記検出された動きに基づいて、前記携帯端末の動きの強さを算出する動き強さ算出手段とを含み、
前記算出された傾き及び動きの強さに基づいて、前記携帯端末の保持状態を検出する
請求項2記載の携帯端末。 - 前記保持状態検出手段は、
前記検出された動きに基づいて、前記携帯端末の動きの方向を算出する動き方向算出手段をさらに含み、
前記算出された傾き、動きの強さ及び動きの方向に基づいて、前記携帯端末の保持状態を検出する
請求項3記載の携帯端末。 - 前記保持状態検出手段は前記検出された保持状態の確からしさを示す確信度を出力し、
前記端末保護状態制御手段は、前記携帯端末がユーザによって保持されている可能性が低いことが前記確信度によって示されている場合には、前記可能性が高い場合よりも、前記携帯端末を前記データ保護状態に設定までの時間が短くなるように制御する
請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記動き検出手段は、前記携帯端末の動きを所定のサンプリング時間間隔で検出し、
前記保持状態検出手段は、
前記検出された動きの時系列に基づいて、現在から第1の期間前までの各サンプリング時点の前記携帯端末の保持状態を算出する保持状態算出手段と、
現在から第2の期間前までの各サンプリング時点で検出された前記動きの時系列に基づいて、ユーザが前記携帯端末を所定の格納場所からまたは所定の格納場所に出し入れする出し入れ動作を検出する出し入れ動作検出手段と、
前記算出された各サンプリング時点の保持状態及び前記出し入れ動作の検出結果に基づき、前記出し入れ動作が検出されない状態が第3の期間継続した場合、現在の保持状態が先行するサンプリング時点の保持状態と同一であると判定する保持状態判定手段とを備えている
請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末。 - 保持状態平常性記録手段、保持状態平常性判定手段及び記憶手段をさらに具備し、
前記動き検出手段は、前記携帯端末の動きを所定のサンプリング時間間隔で検出し、
前記保持状態検出手段は、前記所定のサンプリング時間間隔で検出される前記携帯端末の動きに基づいて、各サンプリング時点の前記携帯端末の保持状態を検出し、
前記保持状態平常性記録手段は、前記検出された保持状態を前記携帯端末の平常使用時の保持状態として前記記憶手段に記録し、
前記保持状態平常性判定手段は、現在の前記検出された保持状態の平常性を前記記憶手段に記録されている保持状態の系列に基づいて判定し、
前記端末保護状態制御手段は、前記算出された動き量及び前記判定された平常性に基づいて、少なくとも、前記判定された平常性が高いほど、前記携帯端末を前記データ保護状態に設定するまでの時間が長くなるように制御する
請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末。 - 保護状態制御事前通知手段をさらに備え、
前記端末保護状態制御手段は、前記携帯端末を非データ保護状態から前記データ保護状態に変更すべき状態を検出した場合、前記保護状態制御事前通知手段に所定の信号を出力して、予め定められた時間を待ち、
前記保護状態制御事前通知手段は、前記所定の信号に応じて、前記データ保護状態への変更が近いことをユーザに通知し、
前記端末保護状態制御手段は、前記予め定められた時間を待っている間に、前記データ保護状態に変更すべき状態が検出されなくなった場合、前記携帯端末を前記データ保護状態に変更することを抑止する
請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記検出された動きに基づいて前記携帯端末の自由落下状態を判定する自由落下判定手段と、
前記検出された動きに基づいて前記携帯端末への衝撃の発生を判定する衝撃判定手段と、
前記検出された動きに基づいて前記携帯端末の静止状態を判定する静止判定手段と、
前記自由落下状態、前記衝撃及び前記静止状態の各々の判定結果に基づいて前記携帯端末が落下したかを判定する落下判定手段であって、予め定められた時間内に、前記自由落下状態、前記衝撃及び前記静止状態の順に、前記自由落下状態、前記衝撃及び前記静止状態が発生した場合に前記携帯端末が落下したと判定する落下判定手段とをさらに具備し、
前記端末保護状態制御手段は、前記落下が判定された場合、前記携帯端末を前記データ保護状態に設定する
請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末。 - 動き検出手段と、動き量算出手段と、保持状態検出手段と、端末保護状態制御手段とを具備する携帯端末におけるデータ保護方法であって、
前記動き検出手段が、前記携帯端末の動きを検出するステップと、
前記動き量算出手段が、前記検出された動きに基づいて前記携帯端末の動きの変化の大きさを示す動き量を算出するステップと、
前記保持状態検出手段が、前記検出された動きに基づいて、ユーザによる前記携帯端末の保持状態を検出するステップと、
前記端末保護状態制御手段が、前記算出された動き量及び前記検出された保持状態に基づいて、前記携帯端末を所定のデータ保護状態に設定するステップと
を具備するデータ保護方法。 - 携帯端末を、
前記携帯端末の動きを検出する動き検出手段と、
前記検出された動きに基づいて前記携帯端末の動きの変化の大きさを示す動き量を算出する動き量算出手段と、
前記検出された動きに基づいて、ユーザによる前記携帯端末の保持状態を検出する保持状態検出手段と、
前記算出された動き量及び前記検出された保持状態に基づいて、前記携帯端末を所定のデータ保護状態に設定する端末保護状態制御手段
として機能させるためのプログラム。
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