JP2012097850A - 防振装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一取付部材2、第二取付部材3、弾性体4及び仕切り部材5を備え、仕切り部材5によって区画された主液室11と副液室12とを連通すると共に液室10内の液体が流通することで液柱共振を生じさせる制限通路13が形成された液体封入型の防振装置1であって、制限通路13の少なくとも一部は、仕切り部材5の外周面に形成された周溝59と周溝59の開口部を閉塞する第一取付部材2の内周面とによって形成され、第一取付部材2に、仕切り部材5の外周部を軸方向から係止する係止部23が設けられ、係止部23及び仕切り部材5の外周部のうちの少なくとも一方の係止面に、仕切り部材5の外周部と係止部23との間をシールする凹状又は凸状のシール部58が形成されている。
【選択図】図2
Description
特に、筒状の第一取付部材と仕切り部材の素材が異なる場合には、製造の条件によってそれぞれ成形時の収縮量や使用時の熱収縮量に差が出ることにより、液体の漏洩が起こりうる。
また、仕切り部材の外周面に周溝が形成され、その周溝の開口部が第一取付部材の内周面によって閉塞されることで、制限通路の少なくとも一部が形成されているため、仕切り部材を大型化することなく制限通路の断面積を大きくすることが可能であり、また、制限通路の外面を画成する外周壁が仕切り部材から省かれるので、防振装置が軽量化される。
このように仕切り部材の外形が平面視楕円形状又は長方円形状の防振装置は、例えば本体ゴム(弾性体)を円錐形にしておおよそのバネを固定したまま、制限通路の流路長を長く確保したい場合などによく用いられる。その場合、シール性を確保することが難しいが、本発明に係る防振装置によれば、仕切り部材の外形が、平面視において楕円形状又は長方円形状となっている場合であってもシール性を確保することができる。
そこで、本発明に係る防振装置は、前記仕切り部材に、平面視において該仕切り部材の内方側から該仕切り部材の外方側に向かって延在して前記制限通路を画成する隔壁部が設けられ、該隔壁部の外方側の端部が、前記仕切り部材の外周面よりも径方向外方側に突出され、前記第一取付部材の内周面に密接されていることが好ましい。
これにより、隔壁部の外方側の端部が第一取付部材の内周面に径方向に密接されるので、隔壁部の外方側の端部と第一取付部材の内周面との間がシールされ、隔壁部の外方側の端部における径方向のシール性が向上する。
これにより、隔壁部が平面視において第一取付部材の内周面に対して一方側に傾いて配設され、制限通路を流通する液体が隔壁部に沿って流通するので、隔壁部に作用する液体の流圧が小さくなり、隔壁部の外方側の端部における液体の漏洩が生じにくくなる。
これにより、隔壁部の平面視における第一取付部材の内周面に対する鈍角部分側の表面に液体の流圧が作用するが、隔壁部の平面視における第一取付部材の内周面に対する鋭角部分側において主液室側開口部又は副液室側開口部から液体が流出するので、隔壁部の鋭角部分側の表面に作用する液体の流圧は小さくなる。このため、隔壁部が平面視における鋭角部分側に向けて押圧され、隔壁部の外方側の端部が第一取付部材の内周面に密接された状態が維持される。
なお、図2、図3に示す符号O1は第一取付部材2の中心軸線を示しており、以下、単に「第一軸線O1」と記す。また、第一軸線O1に平行する符号O2は第二取付部材3の中心軸線を示しており、以下、単に「第二軸線O2」と記す。また、軸線O1、O2に沿った方向を「軸方向」とし、軸線O1、O2に垂直な方向を「径方向」とし、軸線O1、O2回りの方向を「周方向」とする。
さらに、図2、図3における下側が、防振装置1を設置した際に静荷重(初期荷重)が入力されるバウンド側であり、図2、図3における上側が、前記静荷重の入力方向の反対側のリバウンド側であり、以下の説明においてバウンド側を「下」とし、リバウンド側を「上」とする。
なお、上記したダイヤフラム6及び被覆膜26を第一取付部材2と共に加硫成形することで被覆膜26が第一取付部材2の内周面に接着される。
下壁部54は、軸線O1に対して垂直に配設された板部であり、下壁部54の外縁は、平面視長方円形状に形成されている。この下壁部54の外周部の下面は、第一取付部材2の下段差部23の上面に係止された係止面であり、この係止面には、下壁部54の外縁に沿って延在する凸状のシール部58が形成されている。このシール部58は、後述する副液室側開口部16の箇所を除く下壁部54の外縁全長に亘って延設されており、このシール部58の下端面は、第一取付部材2の下段差部23の上面に被覆された被覆膜26に全長に亘って密接されている。
底壁部57は、軸線O1に対して垂直に配設された板部であり、筒状部53の軸方向の中間部に配設されている。この底壁部57には、複数の開口57aが形成されている。
また、上記した蓋体51には、制限通路13の流路方向の他方側の端部に形成されて制限通路13と主液室11とを連通する図示せぬ主液室側開口部が形成されている。
また、その際、軸方向のバラつきが起こった場合に、シール部58を下段差部23の被覆膜26にくい込む方向に設置し、軸方向の液体の漏洩を防止することにようにした場合には、隔壁部55の外方側の端部55aの軸方向の寸法のバラつきの影響を受けることなく、液体の漏洩を防止することができる。このように、副液室側開口16付近における周方向の液体の漏洩を防止すると共に、制限通路13と副液室12との間における軸方向の液体の漏洩を防止することができる。
例えば、図5に示すように、隔壁部55の外方側の端面55bに全高に亘って延在するシール部55cが突設されていてもよい。これにより、隔壁部55の外方側の端部55aにおける径方向のシール性を更に向上させることができる。
また、上記した実施の形態では、隔壁部55の外方側の端部55aが、仕切り部材5の外周面よりも径方向外方側に突出され、第一取付部材2の内周面に密接されているが、本発明はこれに限定されず、隔壁部55の外方側の端面55aと仕切り部材5の外周面とが面一にすることも可能である。
2 第一取付部材
3 第二取付部材
4 弾性体
5 仕切り部材
10 液室
11 主液室
12 副液室
13 制限通路
16 副液室側開口部
23 下段差部(係止部)
55 隔壁部
58 シール部
59 周溝
Claims (5)
- 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第一取付部材、および他方に連結される第二取付部材と、
前記第一取付部材及び前記第二取付部材を弾性的に連結する弾性体と、
前記第一取付部材の内側に嵌め込まれ、前記第一取付部材の内側に形成された液室を、前記弾性体を壁面の一部とする軸方向一方側の主液室と軸方向他方側の副液室とに区画する仕切り部材と、を備えていると共に、
前記主液室と前記副液室とを連通すると共に前記液室内の液体が流通することで液柱共振を生じさせる制限通路が形成された液体封入型の防振装置であって、
前記制限通路の少なくとも一部は、前記仕切り部材の外周面に形成された周溝と該周溝の開口部を閉塞する第一取付部材の内周面とによって形成されており、
前記第一取付部材に、前記仕切り部材の外周部を軸方向から係止する係止部が設けられ、
該係止部及び前記仕切り部材の外周部のうちの少なくとも一方の係止面に、前記仕切り部材の外周部と前記係止部との間をシールする凹状又は凸状のシール部が形成されていることを特徴とする防振装置。 - 請求項1に記載の防振装置において、
前記仕切り部材の外形が、平面視において楕円形状又は長方円形状となっていることを特徴とする防振装置。 - 請求項1又は2に記載の防振装置において、
前記仕切り部材には、平面視において該仕切り部材の内方側から該仕切り部材の外方側に向かって延在して前記制限通路を画成する隔壁部が設けられ、
該隔壁部の外方側の端部が、前記仕切り部材の外周面よりも径方向外方側に突出され、前記第一取付部材の内周面に密接されていることを特徴とする防振装置。 - 請求項1から3の何れか一項に記載の防振装置において、
前記隔壁部が、平面視において前記第一取付部材の内周面に対して斜めに配設され、前記制限通路の流路方向に沿って延設されていることを特徴とする防振装置。 - 請求項4に記載の防振装置において、
前記制限通路の流路方向の一端部に配設されて前記主液室に向けて開口された主液室側開口部、又は、前記制限通路の流路方向の他端部に配設されて前記副液室に向けて開口された副液室側開口部が、平面視において前記第一取付部材の内周面と前記隔壁部とが成す鋭角側部分に配設されていることを特徴とする防振装置。
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