JP2012095676A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 赤血球（ＲＢＣｓ）を保存するための組成物であって、
   前記組成物は、本質的に、約２ｍＭのアデニンと、約８０ｍＭのデキストロースと、約５５ｍＭの非代謝性の膜保護糖と、約２６ｍＭの重炭酸ナトリウムと、約１２ｍＭのリン酸２ナトリウムとからなることを特徴とする組成物。
2. 請求項１に記載の組成物であって、
   前記組成物のｐＨは、約８．５であることを特徴とする組成物。
3. 請求項１に記載の組成物であって、
   前記組成物と前記採取された全血との比は、それぞれ約１：４．５であることを特徴とする組成物。
4. 請求項１に記載の組成物であって、
   約２００〜３１０ｍＯｓｍのオスモル濃度を有することを特徴とする組成物。
5. 請求項４に記載の組成物であって、
   前記オスモル濃度は、約２２１〜２８０ｍＯｓｍであることを特徴とする組成物。
6. 請求項５に記載の組成物であって、
   前記オスモル濃度は、約２７０ｍＯｓｍであることを特徴とする組成物。
7. 請求項１に記載の組成物であって、
   前記組成物が加えられた前記赤血球（ＲＢＣｓ）懸濁液のｐＨを約６．４〜７．４の間に維持する働きがあること特徴とする組成物。
8. 請求項７に記載の組成物であって、
   前記組成物が加えられた前記赤血球（ＲＢＣｓ）懸濁液のｐＨを約７．０〜７．２の間に維持する働きがあること特徴とする組成物。
9. 請求項８に記載の組成物であって、
   前記組成物が加えられた前記赤血球（ＲＢＣｓ）懸濁液のｐＨを約７．１よりも高く、７．２よりも低い値に維持する働きがあることを特徴とする組成物。
10. 赤血球（ＲＢＣｓ）を保存するための組成物であって、
    前記組成物は、本質的に、
    約１〜３ｍＭのアデニンと、
    約２０〜１１５ｍＭのデキストロースと、
    約１５〜６０ｍＭの非代謝性の膜保護糖と、
    ｐＨ緩衝系とからなり、
    前記ｐＨ緩衝系は、前記組成物が加えられた赤血球（ＲＢＣｓ）懸濁液のｐＨを約６．４〜７．４の間に維持する働きを前記組成物が有するように、選択されることを特徴とする組成物。