JP2012091613A - ハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油温が設定温度未満の低油温時や、バッテリ温度が設定温度未満の電源低温時は、電気(EV)走行モードまたはハイブリッドHV走行モードの間に、EVモードおよびHEVモード間のWSCモードで行うモータ回転数制御で用いる目標モータ回転数として、低油温時用目標モータ回転数または電源低温時用目標モータ回転数をWSCモータ回転数制御マップにセットして学習する(S16,S18)。WSCモードである間に、S16またはS18で学習した低油温時用目標モータ回転数または電源低温時用目標モータ回転数に基づき、モータの回転数制御を行う。
【選択図】図4
Description
特に、EVモードおよびHEVモード間でのモード切り替え時におけるモータ回転数制御を低温時でも適切に行い得るようにしたハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置に関するものである。
このハイブリッド車両は、エンジンおよび電動モータ間に伝達トルク容量を変更可能な第1クラッチを介在させ、電動モータおよび駆動車輪間に伝達トルク容量を変更可能な第2クラッチおよび自動変速機を介在させ、
エンジンを停止させ、第1クラッチを解放すると共に第2クラッチを締結することにより電動モータからの動力のみによる電気走行(EV)モードを選択可能で、第1クラッチおよび第2クラッチを共に締結することによりエンジンおよび電動モータからの動力によるハイブリッド走行(HEV)モードを選択可能なものである。
かかるエンジンの始動・停止を伴うモード切り替えに当たっては、エンジン始動・停止ショック防止のために、第2クラッチをスリップさせた状態で電動モータの回転数制御下に当該モード切り替えを行う。
このため当該低温時は、制御による第2クラッチのトルク容量変化と、制御による電動モータのモータトルク変化との間にタイミングのずれを生ずることがある。
上記タイミングのずれにより、逆に第2クラッチのトルク容量変化に対して電動モータのモータトルク増大が遅すぎる場合は、第2クラッチの入力側回転数(モータ回転数)が引き込まれて、エンジンストールに至るという問題を生じる。
先ず、前提となるハイブリッド車両を説明するに、これは、
動力源としてエンジンおよび電動モータを具え、これらエンジンおよび電動モータ間に伝達トルク容量を変更可能な第1クラッチを介在させ、電動モータおよび駆動車輪間に伝達トルク容量を変更可能な第2クラッチおよび自動変速機を介在させたものである。
そして、電気走行モードおよびハイブリッド走行モード間でのモード切り替えに当たっては、第2クラッチをスリップさせた状態で電動モータの回転数制御により当該モード切り替えを行う。
前者の変速機油温検出手段により検出した自動変速機の作動油温が設定値未満の低油温時は、電気走行モードおよびハイブリッド走行モード間でのモード切り替え中における電動モータの回転数制御に、低油温時用目標モータ回転数を資するようにした構成に特徴づけられる。
電気走行モードおよびハイブリッド走行モード間でのモード切り替え中における電動モータの回転数制御の目標モータ回転数として低油温時用目標モータ回転数を用いるため、
この低油温時は作動油粘度が高くて第2クラッチの動作応答が遅いため、制御による第2クラッチのトルク容量変化と、制御による電動モータのモータトルク変化との間にタイミングのずれを生じて、第2クラッチが過熱状態になったり、エンジンストールに至るという問題を生じるところながら、
上記の低油温時用目標モータ回転数を用いることによって、かかる問題を生ずることなく電動モータを狙い通りに回転数制御することができる。
<本発明を適用可能なハイブリッド車両>
図1は、本発明のモード切り替え時モータ回転数制御装置を適用可能なハイブリッド車両のパワートレーンを例示し、
このハイブリッド車両は、フロントエンジン・リヤホイールドライブ車(後輪駆動車)をベース車両とし、これをハイブリッド化したもので、
1は、第1動力源としてのエンジンであり、2は駆動車輪(後輪)である。
エンジン1(クランクシャフト1a)からの回転を自動変速機3の入力軸3aへ伝達する軸4に結合してモータ/ジェネレータ5を設け、
このモータ/ジェネレータ5を、第2動力源として具える。
このモータ/ジェネレータ5およびエンジン1間、より詳しくは、軸4とエンジンクランクシャフト1aとの間に第1クラッチ6を介挿し、この第1クラッチ6によりエンジン1およびモータ/ジェネレータ5間を切り離し可能に結合する。
ここで第1クラッチ6は、伝達トルク容量を連続的もしくは段階的に変更可能なものとし、例えば、比例ソレノイドでクラッチ作動油流量およびクラッチ作動油圧を連続的もしくは段階的に制御して伝達トルク容量を変更可能な湿式多板クラッチで構成する。
第2クラッチ7も第1クラッチ6と同様、伝達トルク容量を連続的もしくは段階的に変更可能なものとし、例えば、比例ソレノイドでクラッチ作動油流量およびクラッチ作動油圧を連続的もしくは段階的に制御して伝達トルク容量を変更可能な湿式多板クラッチで構成する。
従って自動変速機3は、入力軸3aからの回転を選択変速段に応じたギヤ比で変速して出力軸3bに出力する。
この出力回転は、ディファレンシャルギヤ装置8により左右後輪2へ分配して伝達され、車両の走行に供される。
但し自動変速機3は、上記したような有段式のものに限られず、無段変速機であってもよいのは言うまでもない。
この場合、第2クラッチ7が締結により上記の変速段選択機能(変速機能)を果たして自動変速機3を動力伝達状態にするのに加え、第1クラッチ6の解放・締結との共働により、後述するモード選択機能を果たし得ることとなり、専用の第2クラッチが不要でコスト上大いに有利である。
停車状態からの発進時などを含む低負荷・低車速時に用いられる電気走行(EV)モードが要求される場合、
第1クラッチ6を解放し、第2クラッチ7の締結により自動変速機3を動力伝達状態にする。
なお第2クラッチ7は、自動変速機3内の変速摩擦要素のうち、現変速段で締結させるべき変速摩擦要素であって、選択中の変速段ごとに異なる。
変速機出力軸3bからの回転はその後、ディファレンシャルギヤ装置8を経て後輪2に至り、車両をモータ/ジェネレータ5のみによる電気走行(EV)モードで走行させることができる。
第2クラッチ7の締結により自動変速機3を対応変速段選択状態(動力伝達状態)にしたまま、第1クラッチ6も締結させる。
この状態では、エンジン1からの出力回転およびモータ/ジェネレータ5からの出力回転の双方が変速機入力軸3aに達することとなり、自動変速機3が当該入力軸3aへの回転を、選択中の変速段に応じ変速して、変速機出力軸3bより出力する。
変速機出力軸3bからの回転はその後、ディファレンシャルギヤ装置8を経て後輪2に至り、車両をエンジン1およびモータ/ジェネレータ5の双方によるハイブリッド走行(HEV)モードで走行させることができる。
この余剰エネルギーによりモータ/ジェネレータ5を発電機として作動させることで余剰エネルギーを電力に変換し、
この発電電力をモータ/ジェネレータ5のモータ駆動に用いるよう蓄電しておくことでエンジン1の燃費を向上させることができる。
図2の制御システムは、パワートレーンの動作点を統合制御する統合コントローラ20を具え、
パワートレーンの動作点を、目標エンジントルクtTeと、目標モータ/ジェネレータトルクtTmおよび目標モータ/ジェネレータ回転数tNmと、第1クラッチ6の目標伝達トルク容量tTc1と、第2クラッチ7の目標伝達トルク容量tTc2とで規定する。
エンジン回転数Neを検出するエンジン回転センサ11からの信号と、
モータ/ジェネレータ回転数Nmを検出するモータ/ジェネレータ回転センサ12からの信号と、
自動変速機3の作動油温Tempoilを検出する変速機油温センサ13(変速機油温検出手段に相当)からの信号と、
変速機出力回転数Noを検出する出力回転センサ14からの信号と、
車両への要求負荷を表すアクセルペダル踏み込み量(アクセル開度APO)を検出するアクセル開度センサ15からの信号と、
モータ/ジェネレータ5用の電力を蓄電しておくバッテリ9の蓄電状態SOC(持ち出し可能電力)を検出する蓄電状態センサ16からの信号と、
バッテリ9の温度Tempbatを検出するモータ電源温度センサ17(モータ電源温度検出手段に相当)からの信号とを入力する。
運転者が希望している車両の駆動力を実現可能な運転モード(EVモード、HEVモード)を選択すると共に、
目標エンジントルクtTe、目標モータ/ジェネレータトルクtTm、目標モータ/ジェネレータ回転数tNm、目標第1クラッチ伝達トルク容量tTc1、および目標第2クラッチ伝達トルク容量tTc2をそれぞれ演算する。
モータ/ジェネレータコントローラ22はモータ/ジェネレータ5のトルクTmおよび回転数Nmが目標モータ/ジェネレータトルクtTmおよび目標モータ/ジェネレータ回転数tNmとなるよう、バッテリ9およびインバータ10を介してモータ/ジェネレータ5を制御する。
統合コントローラ20は、変速機出力回転数No(車速)およびアクセル開度APO(制動時は制動操作力)から予定の目標駆動力マップを用いて求めた目標駆動トルクや、バッテリ蓄電率SOCや、アクセル開度APOや、変速機出力回転数No(車速)などの車両運転状態から、予定の目標運転モード領域マップを基に目標走行モードを演算する。
走行モードとしては図3に示すごとく、前記した電気走行(EV)モードおよびハイブリッド走行(HEV)モードの他に、これら電気走行(EV)モードおよびハイブリッド走行(HEV)モード間での切り替え過渡期における過渡走行(WSC)モードを設定する。
この時、第2クラッチ7(CL2)がスリップ締結状態であることにより、ここでモード切り替えショックを吸収して、ショック対策を行うことができる。
この時、第2クラッチ7(CL2)がスリップ締結状態であることにより、ここでエンジン始動ショックを吸収して、ショック対策を行うことができる。
このエンジン始動でエンジン1が起動した後は第2クラッチ7(CL2)を上記のスリップ締結状態から完全締結させる必要がある。
統合コントローラ20は、EVモードおよびHEVモード間でのモード切り替え時(WSCモード時)におけるモータ/ジェネレータ5の回転数制御に用いる目標モータ回転数tNm(目標変速機入力回転数)を、図4に示す制御プログラムに基づき以下のように学習制御して、モード切り替え時(WSCモード時)モータ回転数制御に資する。
制御による第2クラッチ7(CL2)のトルク容量変化と、制御によるモータ/ジェネレータ5のモータトルク変化との間にタイミングのずれを生じないことから、つまり、
第2クラッチ7のトルク容量変化に対してモータ/ジェネレータ5のモータトルク増大が早すぎて、第2クラッチ7の入力側回転数(モータ回転数)が吹け上がることによる第2クラッチ7の過熱に関する問題を生じないし、
第2クラッチ7のトルク容量変化に対してモータ/ジェネレータ5のモータトルク増大が遅すぎて、第2クラッチ7の入力側回転数(モータ回転数)が引き込まれることによるエンジンストールの問題も生じないことから、制御をステップS13に進める。
ステップS13でWSCモード以外のEVモードまたはHEVモードであると判定する間にステップS14において、WSCモードでのモータ/ジェネレータ5の回転数制御で用いる目標モータ回転数tNmとして、通常通りのアクセル操作フィーリング重視の目標モータ回転数をWSCモータ回転数制御マップ(Map)にセットし、これに呼応して、前記したHEV移行許可車速(EV→HEVモード切り替え完了と判定して第2クラッチ7をスリップ状態から完全締結させる車速)も通常通りに設定する。
従ってステップS16は、本発明における低油温時用目標モータ回転数設定手段に相当する。
また上記した低油温時用のHEV移行許可車速は、低油温故に第2クラッチ7のトルク容量変化が遅くなっても、第2クラッチ7がショック対策上、丁度良いタイミングで完全締結されるような車速に定める。
従ってステップS18は、本発明における電源低温時用目標モータ回転数設定手段に相当する。
また上記したバッテリ低温時用のHEV移行許可車速は、バッテリ低温時故にモータ/ジェネレータ5の回転数制御性能が低下しても、第2クラッチ7の完全締結タイミングがショック対策上、丁度良いタイミングであるような車速に定める。
上記した実施例になるハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置によれば、
変速機作動油温(ATF温度)Tempoilが設定温度未満である低油温時は(ステップS11)、EVモードまたはHEVモードである間に(ステップS15)、WSCモードでのモータ/ジェネレータ5の回転数制御で用いる目標モータ回転数として、低油温時用目標モータ回転数をWSCモータ回転数制御マップ(Map)にセットし、これに呼応してHEV移行許可車速(EV→HEVモード切り替え完了と判定して第2クラッチ7をスリップ状態から完全締結させる車速)も低油温時用のものに設定して学習し(ステップS16)、
WSCモードである間(ステップS15)、ステップS16で学習した低油温時WSCモード用目標モータ回転数および低油温時HEV移行許可車速に基づき、モータ/ジェネレータ5の回転数制御を行うと共に第2クラッチ7のEV→HEVモード切り替え完了用締結制御を行うため、以下の効果を得ることができる。
低油温のため第2クラッチ7のトルク容量変化が遅くなっても、このトルク容量変化に、回転数制御中のモータ/ジェネレータ5のモータトルク変化を調時させることが可能となり、第2クラッチ7が入力側回転数(モータ回転数)の吹け上がりにより過熱状態になったり、当該入力側回転数(モータ回転数)の引き込みによりエンジンストールに至るという問題を解消することができる。
低油温のために第2クラッチ7のトルク容量変化が遅くなっても、第2クラッチ7がショック対策上、丁度良いタイミングで完全締結されるのを補償することができ、低油温時でもモード切り替えショックの発生を防止することができると共に、第2クラッチ7の耐久性や耐エンジンストール性能を向上させることができる。
WSCモードである間(ステップS17)、ステップS18で学習したバッテリ低温時WSCモード用目標モータ回転数およびバッテリ低温時HEV移行許可車速に基づき、モータ/ジェネレータ5の回転数制御を行うと共に第2クラッチ7のEV→HEVモード切り替え完了用締結制御を行うため、以下の効果を得ることができる。
バッテリ低温のためモータ/ジェネレータ5の制御性能が低下しても、第2クラッチ7のトルク容量変化に、回転数制御中のモータ/ジェネレータ5のモータトルク変化を調時させることが可能となり、第2クラッチ7が入力側回転数(モータ回転数)の吹け上がりにより過熱状態になったり、当該入力側回転数(モータ回転数)の引き込みによりエンジンストールに至るという問題を解消することができる。
バッテリ低温のためにモータ/ジェネレータ5の制御性能が低下しても、第2クラッチ7の完全締結タイミングがショック対策上、丁度良いタイミングで行われるのを補償することができ、バッテリ低温時でもモード切り替えショックの発生を防止することができると共に、第2クラッチ7の耐久性や耐エンジンストール性能を向上させることができる。
また、ステップS18でのバッテリ低温時WSCモード用目標モータ回転数およびバッテリ低温時HEV移行許可車速の学習を、ステップS17でWSCモード以外のEVモードまたはHEVモードと判定する間に行わせるようにしたため、
当該学習が、モータトルク変動の激しいWSCモードに行われて誤学習となり、上記の効果が所定通りに得られなくなるという弊害を回避することができるほか、以下のような効果も得ることができる。
本実施例では、目標モータ回転数およびHEV移行許可車速の上記学習をWSCモード以外のEVモードまたはHEVモードで予め行っておくことから、上記のような違和感を運転者に与えることがない。
2 駆動車輪(後輪)
3 自動変速機
4 モータ/ジェネレータ軸
5 モータ/ジェネレータ(動力源:電動モータ)
6 第1クラッチ
7 第2クラッチ
8 ディファレンシャルギヤ装置
9 バッテリ(モータ電源)
10 インバータ
11 エンジン回転センサ
12 モータ/ジェネレータ回転センサ
13 変速機油温センサ(変速機油温検出手段)
14 変速機出力回転センサ
15 アクセル開度センサ
16 バッテリ蓄電状態センサ
17 バッテリ温度センサ(モータ電源温度検出手段)
20 統合コントローラ
21 エンジンコントローラ
22 モータ/ジェネレータコントローラ
Claims (5)
- 動力源としてエンジンおよび電動モータを具え、これらエンジンおよび電動モータ間に伝達トルク容量を変更可能な第1クラッチを介在させ、電動モータおよび駆動車輪間に伝達トルク容量を変更可能な第2クラッチおよび自動変速機を介在させ、
エンジンを停止させ、第1クラッチを解放すると共に第2クラッチを締結することにより電動モータからの動力のみによる電気走行モードを選択可能で、第1クラッチおよび第2クラッチを共に締結することによりエンジンおよび電動モータからの動力によるハイブリッド走行モードを選択可能で、第2クラッチをスリップさせた状態で電動モータの回転数制御により電気走行モードおよびハイブリッド走行モード間でのモードの切り替えを行うようにしたハイブリッド車両において、
前記自動変速機の作動油温を検出する変速機油温検出手段と、
該手段により検出した変速機油温が設定値未満の低油温時は、電気走行モードおよびハイブリッド走行モード間でのモード切り替え中における電動モータの回転数制御に、低油温時用目標モータ回転数を資するようにした低油温時用目標モータ回転数設定手段とを設けて成ることを特徴とするハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置。 - 請求項1に記載のハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置において、
前記電動モータの電源温度を検出するモータ電源温度検出手段と、
該手段により検出した電源温度が設定値未満の電源低温時は、電気走行モードおよびハイブリッド走行モード間でのモード切り替え中における電動モータの回転数制御に、電源低温時用目標モータ回転数を資するようにした電源低温時用目標モータ回転数設定手段と設けて成ることを特徴とするハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置。 - 請求項1または2に記載のハイブリッド車両のモード切り替え制御装置において、
前記低油温時用目標モータ回転数は、変速機油温が設定値未満の低油温時における前記第2クラッチの動作応答が自動変速機の入力側回転数を異常変化させることのない回転数であり、
前記電源低温時用目標モータ回転数は、電源温度が設定値未満の低電源温度時における前記電動モータの回転数制御性能が、自動変速機の入力側回転数を異常変化させることのない回転数であることを特徴とするハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置において、
前記低油温時用目標モータ回転数および/または前記低電源温度用目標モータ回転数の設定に応じて、ハイブリッド走行モードで行うべき第2クラッチの完全締結領域を修正する第2クラッチの完全締結領域修正手段を設けたことを特徴とするハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置において、
前記低油温時用目標モータ回転数および/または前記電源低温度用目標モータ回転数の設定に当たっては、電気走行モードおよびハイブリッド走行モード間でのモード切り替え状態となる前のモードで前もって学習しておき、該学習による結果を該設定に用いることを特徴とするハイブリッド車両のモード切り替え時モータ回転数制御装置。
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US9593659B2 (en) | 2012-11-08 | 2017-03-14 | Hyundai Motor Company | Method and system for controlling warm-up of clutch fluid in hybrid electrical vehicle |
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