JP2012091516A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1アーム(201)と支点部から第1アームに略直角に延伸する第2アーム(202)を有する鉤型のレバー(202)を有し、第1アームの先端に第1アームに対して略直角に突出する爪(204)が設けられ、第2アームには使用者の力が加えられるノブ(210)が付設され、かつ、先端部分で付勢手段(220)により、反可動ホルダ側に付勢されている。固定ホルダ(20B)には爪が係合可能な突起(46)が付設されていて、可動ホルダを閉じた通常の使用時には、第1アームが突起の側方に当接し、爪が突起の下側に位置して、爪が突起に係合し、可動ホルダがロックされ、閉じ状態からノブを上方に引き上げると爪が突起から外れ、そのまま可動ホルダを回動せしめて開くことができる。
【選択図】図11
Description
前記可動ホルダを前記固定ホルダに対して所定の閉じた位置に保持する、前記可動ホルダのそれぞれの側面に支点を介して前記可動ホルダの回動方向と同一方向に回動可能に支持される保持手段と、
前記保持手段を付勢する付勢手段と、を備え、
前記保持手段は、
前記固定ホルダに設けられた突起に係合する爪がその先端に形成された、前記支点から延伸する第1のアームと、前記第1のアームの延伸方向に対して直角方向に前記支点から延伸する第2のアームと、を有する一対のレバーと、前記一対のレバーの少なくとも一方に設けられたノブと、前記第2のアームどうしを連結する連結部と備え、
前記可動ホルダを閉じた状態で前記爪が前記突起に係合し、前記可動ホルダが開く方向と同じ方向に前記ノブを引き上げることで前記爪の前記突起への係合状態が解除され、さらに前記ノブを引き上げることで前記可動ホルダが開く方向に回動するように構成され、
前記付勢手段は、前記連結部と前記可動ホルダとの間に介装され、前記ノブの引き上げ方向とは逆の方向に前記保持手段を付勢する、
ことを特徴とするプリンタが提供される。
請求項2の発明よれば、前記可動ホルダにはプラテンが取り付けられ、
前記保持手段は、前記プラテンまたは前記プラテンを軸支するプラテン軸を保持するプラテン保持手段を有する。
請求項3の発明によれば、前記ノブは、前記第2アームに設けられる。
前記可動ホルダを前記固定ホルダに対して所定の閉じた位置に保持する、前記可動ホルダのそれぞれの側面に支点を介して前記可動ホルダの回動方向と同一方向に回動可能に支持される保持手段と、
前記保持手段を付勢する付勢手段と、を備え、
前記保持手段は、
前記固定ホルダに設けられた突起に係合する爪がその先端に形成された、前記支点から延伸する第1のアームと、前記第1のアームの延伸方向に対して直角方向に前記支点から延伸する第2のアームと、を有する一対のレバーと、前記一対のレバーの少なくとも一方に設けられたノブと、前記第2のアームどうしを連結する連結部と備え、
前記可動ホルダを閉じた状態で前記爪が前記突起に係合し、前記可動ホルダが開く方向と同じ方向に前記ノブを引き上げることで前記爪の前記突起への係合状態が解除され、さらに前記ノブを引き上げることで前記可動ホルダが開く方向に回動するように構成され、
前記付勢手段は、前記連結部と前記可動ホルダとの間に介装され、前記ノブの引き上げ方向とは逆の方向に前記保持手段を付勢する、
ようにされているので、ノブを引き上げるだけで爪と突起の係合解除と可動ホルダの回動を連続しておこなうことができるので、操作性を損なわずに耐衝撃性を向上できる。
特に、請求項2の発明にように、可動ホルダにプラテンが取り付けられ、可動ホルダ保持手段がプラテンまたはプラテン軸を保持するプラテン保持手段を含むようにすれば、プラテンの保守、点検を容易におこなうことができる。
初めに第1の参考例のプリンタについて説明する。図1は第1の参考例のプリンタの全体を示す斜視図である。プリンタ1は固定ホルダ20と可動ホルダ10とを有する。固定ホルダ20は下側固定ホルダ20Aと上側固定ホルダ20Bを結合して成り、可動ホルダ10は下側固定ホルダ20Aに支点10a回りを回動できるように取り付けられている。
上記のようにすることにより、可動ホルダ10は固定ホルダ20に対して動かないように保持されるので、印字ヘッド押さえバネ70、プラテン軸押さえバネ71、プラテン軸押さえ部材72は、可動ホルダ保持手段である。
概して、巾方向の中央部分はスペースをとりにくいが、外側寄りの領域はスペースをとりやすく、このように外側寄りの領域に作動部を配置することは設計の自由度が増す。
第3の変形例では、可動ホルダ10を閉じる時に、上部作動レバー130を引き上げる必要があったが、この第4の変形例は、これはレバー140の側部143の作用点部146を径の大きい滑らかな円弧、あるいは斜面でもよい、にしたものである。
図11の(A),(B),(C)が、本発明の実施の形態の構造と作動を説明する図である。
一方、下部固定ホルダ20Bの駆動部筐体40と支点10aの間に垂直壁45が立設され、垂直壁45には巾方向外側に突出する突起46が設けられている。
また、第1の参考例、および、その各変形例と同様に、ロック状態から開放するときに加える力と、可動ホルダ10を回動するために加える力の方向が同一であり、開放作業が容易である。
図13、14は、第2の参考例のプリンタ1の側面図、及び、下面図であって、下側固定ホルダ20Aの下面に第1バッテリ保持部材300が、側部に第2バッテリ保持部材400が着脱可能に取り付けられている。
第1突出部310は台形板311に長穴312を形成してなる。第2突出部320は基部321と基部321から上方に延伸する中間部322と中間部から図中右側に突出する爪部323、および、爪部323の下方に位置する弓状のバネ部324を有する。第3突出部330は補強部332で補強され細く柱状に延伸する柱状部331と柱状部331の先端から図中右方向に突出する爪部333とから成る。
先ず、図16の(A)に示すように第2突出部320の爪部323を第2スリット22の図中右端を画成している第2スリット第1端部部材22aの内側に引っ掛ける。この時、第3突出部330の爪部333は穴23内に挿入される。
(D)に示されるのはバッテリBを挿入後に第1バッテリ保持部材300を上記のようにして装着した状態を第2バッテリ保持部材400を装着しない状態で第2バッテリ保持部材400を取り付ける穴から見たものである。
(B)に示されるように第2バッテリ保持部材400は、外側板部材401と、外側板部材401の内側に中間部402を介して一体に配設される内側板部材403を有し、内側板部材403にはそれぞれ内側に延伸する第1突起部材410、第2突起部材420、第3突起部材430が形成されている。第2突起部材420、第3突起部材430は(A)に示されるように断面が十字状である。
第4突起部材440とは反対側の内側板部材403には爪状の第5突起部材450が付設されている。
参照符号29fで示されるのは第2バッテリ保持部材400の第4突起部材440が挿入される開口部であって内部において穴23とつながっている。参照符号29gで示されるのは第4突起部材440の爪443が係合する突起である。
この状態で、第2バッテリ保持部材400の第1突起部材410が第1バッテリ保持部材300の第1部材310の穴312に係合し、第2バッテリ保持部材400の第4突起部材440が第1バッテリ保持部材300の第3部材330の爪333の下面側に位置する。
10 可動ホルダ
11 上部レバー取り付け部材
12 側部レバー取り付け部材
15 穴
20 固定ホルダ
21 第1スリット
22 第2スリット
22a 第2スリット第1端部部材
23 穴
20A 下側固定ホルダ
20B 上側固定ホルダ
24,25 第1,2保護突起
26 切り欠き
27 支点突起係合部材
28 穴
29 第2バッテリ保持部材取り付け部
29a〜29d シール受け部
29e バッテリ挿入空間
29f 開口部
29g 突起
30 プラテンホルダ
40 駆動部筐体
41 駆動部側壁
50 プラテン
51 プラテン軸
60,61,62,63,64,65 レバー力受け部
70 印字ヘッド押さえバネ
71 プラテン軸押さえバネ
72 プラテン軸押さえ部材
80 ロックピン
90 印字ヘッド
91 モータ
100,110,120,130,140,150 上部レバー
101,111,121,131,141,151 上面部
102,112,122,132,142,152 力点部
103,113,123,133,143,153 側部
104,114,124,134,144,154 支点穴
105,115,125,135,145,155 下面部
106,116,126,136,146,156 作用点部
117,127 連結部
200 側部レバー
200a 支点
201 第1レバー
202 第2レバー
203 爪
204 爪下面
205 連結部材
210 ノブ
220 バネ
300 第1バッテリ保持部材
301 外側板部材
310 第1突出部
320 第2突出部
323 爪部
324 バネ部
330 第3突出部
333 爪部
340 第4突出部
341 支点部材
342 支点突起
343 ガイド部材
400 第2バッテリ保持部材
401 外側板部材
402 中間部
403 内側板部材
410 第1突起部材
420 第2突起部材
430 第3突起部材
440 第4突起部材
443 爪部分
450 第5突起部材
460 シール部材
470 ゴムひも
一方、下部固定ホルダ20Bの駆動部筐体40と支点10aの間に垂直壁45が立設され、垂直壁45には巾方向外側に突出する突起46が設けられている。
Claims (3)
- 固定ホルダと、前記固定ホルダに対して回動可能に軸支された可動ホルダと、を備えたプリンタにおいて、
前記可動ホルダを前記固定ホルダに対して所定の閉じた位置に保持する、前記可動ホルダのそれぞれの側面に支点を介して前記可動ホルダの回動方向と同一方向に回動可能に支持される保持手段と、
前記保持手段を付勢する付勢手段と、を備え、
前記保持手段は、
前記固定ホルダに設けられた突起に係合する爪がその先端に形成された、前記支点から延伸する第1のアームと、前記第1のアームの延伸方向に対して直角方向に前記支点から延伸する第2のアームと、を有する一対のレバーと、前記一対のレバーの少なくとも一方に設けられたノブと、前記第2のアームどうしを連結する連結部と備え、
前記可動ホルダを閉じた状態で前記爪が前記突起に係合し、前記可動ホルダが開く方向と同じ方向に前記ノブを引き上げることで前記爪の前記突起への係合状態が解除され、さらに前記ノブを引き上げることで前記可動ホルダが開く方向に回動するように構成され、
前記付勢手段は、前記連結部と前記可動ホルダとの間に介装され、前記ノブの引き上げ方向とは逆の方向に前記保持手段を付勢する、
ことを特徴とするプリンタ。 - 前記可動ホルダにはプラテンが取り付けられ、
前記保持手段は、前記プラテンまたは前記プラテンを軸支するプラテン軸を保持するプラテン保持手段を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - 前記ノブは、前記第2アームに設けられる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
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