JP2012090707A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技媒体通路を構成する筒体にズレが生じることがなく、通路内を遊技媒体がスムーズに移動可能な遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】組み合わせることによって通路84を構成する第1分割体85及び第2分割体87と、通路84の外面における第1分割体85と第2分割体87の接合部位92を跨いで通路84の外面に係着し、第1分割体85と第2分割体87の接合状態を維持する第1係着部材89及び第2係着部材91とで遊技媒体通路83を構成し、通路84の外面のうち第1係着部材89を係着する第1係着部位84Dと第2係着部材91を係着する第2係着部位84Eとの形状を異ならせた。
【選択図】図5

Description

本発明は、遊技媒体が移動する遊技媒体通路を備えた遊技機に関する。
従来、例えば、パチンコ遊技機などの遊技機においては、球通路などの通路を、複数の筒体を組み合わせて構成したものがある。
特開2006−34769号公報
しかしながら、例えば、複数の筒体を遊技媒体の移動方向に組み合わせることによって通路を構成した場合には、複数の筒体にズレが生じたりなどして、通路内を移動する遊技媒体がスムーズに移動できない虞がある。
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであって、通路内を遊技媒体がスムーズに移動可能な遊技機の提供を目的とする。
請求項1の発明は、遊技媒体が移動する遊技媒体通路を備えた遊技機において、前記遊技媒体通路は、組み合わせることによって通路を構成する少なくとも2つの第1分割体及び第2分割体と、前記通路の外面のうち前記第1分割体と前記第2分割体とを組み合わせた状態における前記第1分割体と前記第2分割体の接合部位を跨いで前記通路の外面に係着し、前記第1分割体と前記第2分割体の接合状態を維持する少なくとも2つの第1係着部材及び第2係着部材と、を備え、前記通路の外面のうち前記第1係着部材を係着する第1係着部位と前記第2係着部材を係着する第2係着部位との形状が異なることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記第1係着部材を前記第1係着部位に係着し、前記第2係着部材を前記第2係着部位に係着した場合に、前記通路内の遊技媒体が当接する前記接合部位の内面が段差の無い状態となることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記第1分割体と前記第2分割体は、前記通路内の遊技媒体が移動する方向に対して傾斜する方向或いは直交する方向に組み合わされて前記接合部位が前記通路内の遊技媒体が移動する方向に対して一致する方向或いは傾斜する方向に沿う構成からなり、前記第1係着部材と前記第2係着部材は、前記通路内の遊技媒体が移動する方向に対して傾斜する方向或いは直交する方向に前記接合部位を跨いで前記第1係着部位と前記第2係着部位に係着することを特徴とする。
請求4の発明は、請求項1または2において、前記第1分割体と前記第2分割体は、前記通路内の遊技媒体が移動する方向に組み合わされて前記接合部位が前記通路内の遊技媒体が移動する方向に対して傾斜した方向或いは直交方向に沿う構成からなり、前記第1係着部材と前記第2係着部材は、前記接合部位を跨いで前記第1係着部位と前記第2係着部位に係着することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4の何れか一項において、前記通路は、少なくとも一部が屈曲形状に構成され、前記第1係着部位と前記第2係着部位は、互いに非平行に設けられ、前記第1係着部材と前記第2係着部材とを前記第1係着部位と前記第2係着部位に係着した際に、前記第1係着部材と前記第2係着部材が平行にならないことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から5の何れか一項において、前記第1係着部材は前記通路の外面の前記第1係着部位が嵌る孔或いは切り欠きを有し、前記第2係着部材は前記通路の外面の前記第2係着部位が嵌る孔或いは切り欠きを有し、前記第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外周の大きさが互いに異なり、前記第1係着部材と前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きは、前記第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外周の大きさに合わせて互いに異なっていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6において、前記第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外周は、何れも円形又は多角形からなり、あるいは一方が円形、他方が多角形からなり、前記第1係着部材と前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きは、前記第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外周の形状に合わせた形状からなることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6または7において、前記通路の外面は階段形状からなり、前記第1係着部位と前記第2係着部位は、前記通路の外面の異なる段差位置からなることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8において、前記第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外面の前記段差位置の起立壁面が互いに非平行に形成され、前記段差位置の起立壁面が係着部材の係着位置決め部であることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項8または9において、前記第1係着部材及び前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きへ挿入される前記通路の一端側から見て手前側に前記第1係着部位が位置し、奥側に前記第2係着部位が位置し、前記通路の外周は前記手前側の前記第1係着部位が前記奥側の前記第2係着部位よりも小さく形成されると共に、前記第1係着部材の前記孔或いは切り欠きが前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きよりも小さく形成されており、前記孔或いは切り欠きの小さい第1係着部材と前記孔或いは切り欠きの大きい第2係着部材は、前記孔或いは切り欠きの大きい第2係着部材を前記奥側の第2係着部位に係着した後でなければ前記孔或いは切り欠きの小さい第1係着部材を前記手前側の第1係着部位に係着できないことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項8または9において、前記第1係着部材及び前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きに挿入される前記通路の一端側から見て手前側に前記第1係着部位が位置し、奥側に前記第2係着部位が位置し、前記通路の外周は前記手前側の前記第1係着部位が前記奥側の前記第2係着部位よりも小さく形成されると共に、前記第1係着部材の前記孔或いは切り欠きが前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きよりも小さく形成されると共に、前記第1係着部材は前記第2係着部材の孔或いは切り欠きを通過可能な大きさからなり、前記孔或いは切り欠きの小さい第1係着部材と前記孔或いは切り欠きの大きい第2係着部材は、前記孔或いは切り欠きの大きい第2係着部材を前記奥側の第2係着部位に係着した後に前記孔或いは切り欠きの小さい第1係着部材を前記手前側の第1係着部位に係着可能であると共に、逆に前記孔或いは切り欠きの小さい第1係着部材を前記手前側の第1係着部位に係着させた後に、前記孔或いは切り欠きの大きい第2係着部材が前記第1係着部位における前記第1係着部材の外周を通り越して前記奥側の第2係着部位に係着することも可能であることを特徴とする。
ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、通路の外面のうち第1分割体と第2分割体とを組み合わせた状態における第1分割体と第2分割体の接合部位を跨いで通路の外面に係着し、第1分割体と第2分割体の接合状態を維持する少なくとも2つの第1係着部材及び第2係着部材を備えるため、通路内を遊技媒体がスムーズに移動することが可能となる。また、第1係着部材を係着する第1係着部位と第2係着部材を係着する第2係着部位との形状が異なるため、第1係着部位と第2係着部位とを間違えて係着部材を係着する虞を低減させることが可能となる。なお、本発明における前記「形状が異なる」は、「大きさが異なる」ことを含むものであり、例えば、相似形であって大きさが異なる場合も「形状が異なる」ことになる。また、「係着する」は係合あるいは嵌合等で取り付けられることを意味する。
請求項2の発明によれば、第1係着部材を第1係着部位に係着し、第2係着部材を第2係着部位に係着した場合に、通路内の遊技媒体が当接する接合部位の内面が段差の無い状態となるため、通路内を遊技媒体がスムーズに移動することが可能であり、通路内で遊技媒体が詰まる等の虞を低減することが可能となる。
請求項3の発明によれば、第1分割体と前記第2分割体は、通路内の遊技媒体が移動する方向に対して傾斜する方向或いは直交する方向に組み合わされて接合部位が通路内の遊技媒体が移動する方向に対して一致する方向或いは傾斜する方向に沿う構成からなるため、第1分割体と第2分割体が半割筒状で構成されることになっての金型を起こし易くすることが可能であり、通路内を遊技媒体がスムーズに移動することが可能となる。なお、ここでいう「直交する」と「一致する」は、垂直線に対して多少傾斜している状態や凹凸の状態を含んでもよいことを意味する。
請求項4の発明によれば、第1分割体と前記第2分割体は、前記通路内の遊技媒体が移動する方向に組み合わされて前記接合部位が前記通路内の遊技媒体が移動する方向に対して傾斜した方向或いは直交方向に沿う構成からなるため、通路内を遊技媒体がスムーズに移動することが可能となる。なお、ここでいう「傾斜した方向或いは直交方向に沿う」は、多少の凹凸状態や垂直線に対して多少傾斜している状態を含んでもよいことを意味する。
請求項5の発明によれば、通路は、少なくとも一部が屈曲形状に構成されているため、遊技媒体通路の流下方向を多様化させつつも通路内を遊技媒体がスムーズに移動することが可能となる。
請求項6の発明によれば、第1係着部材は前記通路の外面の第1係着部位が嵌る孔或いは切り欠きを有し、第2係着部材は前記通路の外面の前記第2係着部位が嵌る孔或いは切り欠きを有しているため、第1分割体と第2分割体の組み合わせ状態における通路のずれ発生の虞を一層低減させることが可能であり、さらに、第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外周の大きさが互いに異なり、第1係着部材と前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きは、第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外周の大きさに合わせて互いに異なっているため、第1係着部材と第2係着部材を間違った係着部位に係着する虞を低減させることが可能となる。
請求項7の発明によれば、第1係着部位と前記第2係着部位における通路の外周及び第1係着部位と第2係着部位の孔或いは切り欠きの多様化が可能であり、また、第1係着部位と前記第2係着部位における通路の外周の一方を円形、他方を多角形とし、第1係着部材と第2係着部材の孔或いは切り欠きを、第1係着部位と第2係着部位における前記通路の外周の形状に合わせた形状とすることにより、第1係着部材と第2係着部材を間違った係着部位に係着する虞を低減させることが可能となる。
請求項8の発明によれば、第1係着部位と第2係着部位は、通路の外面の異なる段差位置からなるため、第1係着部材と第2係着部材を第1係着部位、第2係着部位に係着することが可能となる。
請求項9のに発明によれば、、第1係着部位と第2係着部位における通路の外面の段差位置の起立壁面が係着部材の係着位置決め部であるため、第1係着部材と第2係着部材を位置決めして係着することが可能となる。
請求項10の発明によれば、第1係着部材と第2係着部材を通路の外面の係着部位に係着する際、正しい係着順序で行わないと第1係着部材と第2係着部材を係着することができないため、誤った係着位置に第1係着部材と第2係着部材を係着する虞を低減することが可能である。
請求項11の発明によれば、第1係着部材と第2係着部材を通路の外面の係着部位に係着する際、何れの係着部材を先に係着しても第1係着部材と第2係着部材を通路の外面の正しい係着部位に係着することが可能であるため、係着作業の容易化が可能となる。
本発明の一実施例に係る遊技機の正面図である。 同遊技機の表示装置装飾部材と遊技盤と表示装置等の分解斜視図である。 同遊技機におけるワープルートの斜視図である。 ワープルートの遊技媒体通路と装飾部材の斜視図である。 通路と第1係着部材及び第2係着部材の斜視図である。 第1分割体、第2分割体、第1係着部材及び第2係着部材の斜視図である。 他の実施例に係る遊技媒体通路の斜視図である。 図7の遊技媒体通路の組み立てを示す斜視図である。 他の通路の例を示す斜視図である。 他の係着部位の例を示す斜視図である。 通路の内周形状の例を示す図である。 他の例の係着部材の孔と切り欠きの例を示す図である。 係着部材の係着順を逆にしても係着可能な例を示す図である。
以下、添付の図面に基づき本発明の実施形態を説明する。
図1に示す遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であって、遊技盤2の縁に外レール3及び内レール4が略円形に配置され、前記外レール3及び内レール4によって区画された遊技領域6が前記遊技盤2上に設けられている。遊技機1の前面側には、装飾ランプ35、払い出された遊技球を受けるための球受け用上皿36、該球受け用上皿36の満杯時に遊技球を受けるための球受け用下皿37、効果音等を発するスピーカ38、遊技者の発射操作に応じて遊技球を前記遊技領域6へ向けて弾発発射するための発射装置64が設けられている。前記遊技機1にはプリペイドカードユニット66が取り付けられている。なお、符号W1は遊技機の外枠、W2は外枠W1に取り付けられた前枠、Gは前枠W2に開閉可能にヒンジで取り付けられたガラス枠である。前記遊技盤2は前枠W2に取り付けられ、前記ガラス枠Gを通して遊技機前方側から遊技者が遊技盤2の遊技領域6を視認可能となっている。以下、遊技機1の主要な部分について説明する。
前記遊技領域6には、前記遊技領域6に打ち込まれた遊技球を誘導する複数の釘(図示せず)が所要位置に立設され、中心線上の上部から下部に向かって順に表示装置10、上側始動入賞口41、下側始動入賞口42、大入賞口45、アウト口49が配置されている。前記上側始動入賞口41及び前記下側始動入賞口42の左には左袖上側入賞口51、左袖下側入賞口52が配置され、さらに前記大入賞口45の左右には左落とし入賞口53と右落とし入賞口54が配置されている。また、前記表示装置10の左には普通図柄変動開始用ゲート55、その下方には風車56が設けられている。
前記上側始動入賞口41、下側始動入賞口42、大入賞口45、左袖上側入賞口51、左袖下側入賞口52、左落とし入賞口53、右落とし入賞口54は、前記遊技領域6内を流下する遊技球が入賞(入球)可能な複数の入賞装置に相当する。前記の各入賞口(入賞装置)に遊技球が入賞(入球)して入賞が検出されると1入賞球の検出に対して所定個数の賞品球(遊技球)が遊技者に払い出される。
前記表示装置10は、識別情報を表示可能なものであって、液晶,ドットマトリックス若しくはLED表示装置等の画像表示装置からなる。前記表示装置10は、本実施例では、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成されている。識別情報は、図柄等、遊技者が識別可能なものであり、図柄や文字等を挙げることができる。
前記表示装置10は、左下部に普通図柄表示部50が組み込まれ、他の部分が特別図柄表示部11となっている。前記特別図柄表示部11は、遊技が大当たりか否かの判定結果を特別図柄(判定図柄)の組み合わせで表示する部分であり、左側で左特別図柄(中判定図柄)が、中央で中特別図柄(中判定図柄)が、右側で右特別図柄(右判定図柄)が、それぞれ変動表示及び停止可能となっている。
本実施例において前記特別図柄表示部11で変動および停止表示される左、中、右特別図柄は、それぞれ『1,2,3,4,5,6,7,8』の8通りの図柄とされ、遊技が大当たりの場合には、前記特別図柄表示部11に大当たりの特別図柄組合せ、この例では『1,1,1』(いわゆる‘1’のぞろ目)や『2,2,2』(いわゆる‘2’のぞろ目)等、同一数字の組合せ)で特別図柄が停止表示され、大当たりであることを示す。
前記普通図柄表示部50は、記号或いは絵(キャラクタ)等の普通図柄を変動表示及び停止表示可能とされている。本実施例における普通図柄表示部50に変動及び停止表示される普通図柄は、『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9』の10通りの図柄とされ、普通図柄当たりの場合には、奇数が停止表示され、普通図柄当たりであることを示す。
前記表示装置10は、図2に示すように、前記遊技盤2の中央に形成されている開口窓2Aを塞ぐようにして前記遊技盤2の背面側に取付枠2Bを介して取り付けられ、前記開口窓2Aを通して遊技機1の前方から視認可能となっている。また、前記遊技盤2の前面側における前記記開口窓2Aの周囲には、表示装置装飾部材71が取り付けられる。前記表示装置装飾部材71は、中央が開口した枠状の飾りからなり、中央の開口部71Aを通して前記表示装置10の表示画面が視認可能となっている。
前記表示装置装飾部材71の前面下部には、前記表示装置10の下方位置で遊技球を受けることが可能なステージ(棚)71Bが前方へ突出して設けられている。前記ステージ71Bは、遊技球がステージ71Bの上を揺動可能に湾曲していると共に遊技球がステージ71Bの前端から下方へ落下可能になっている。また、前記表示装置装飾部材71の前面左側には、前記表示装置10の左外側上方から流下してくる遊技球を前記ステージ71Bの上面へ誘導可能なワープルート81が取り付けられている。前記表示装置装飾部材71と前記ワープルート81はセンター役物とも称される。
前記ワープルート81は図3及び図4に示すように、装飾部材81A、81B、81Cと遊技媒体通路83とよりなる。
前記装飾部材81A、81B、81Cは、前記遊技媒体通路83の外面に取り付けられる飾りで構成されている。
前記遊技媒体通路83は、図4及び図5に示すように、第1分割体85、第2分割体87、第1係着部材89、第2係着部材91とよりなる。
前記第1分割体85と前記第2分割体87は、組み合わせによって通路84を構成する。前記通路84は、内部を遊技媒体としての遊技球が移動可能な内径の筒状体からなり、本実施例では、略弧状の屈曲形状をした筒状体となっている。図5及び図6に示すように、前記第1分割体85と前記第2分割体87は、前記通路84を長さ方向に沿って切断した、すなわち前記通路84内の遊技球の移動方向Lに対して直交方向に通路84を2分割した半割筒状体からなり、前記通路84の直径方向に組み合わされ、すなわち前記遊技球の移動する方向Lに対して直交する方向Dに組み合わされて前記通路84を構成する。前記第2分割体87における接合面87Aには、前記第1分割体85との組み合わせ時に前記第1分割体85の接合面85Aにおける位置決め用凹部(図示せず)と係合する位置決め用突部87Bが形成されている。
前記第1分割体85と前記第2分割体87の組み合わせによって形成される前記通路84の外面は、階段形状となっており、後述する第1係着部材89の孔89A及び第2係着部材91の孔91Aに挿入される前記通路84の一端84T側から見て順に第1係着部材挿通可能部84A、第2係着部材挿通可能部84B、第1及び第2係着部材挿通不可能部84Cとなっている。前記通路84の外径は、前記第1係着部材挿通可能部84Aと前記第2係着部材挿通可能部84Bと前記第1及び第2係着部材挿通不可能部84Cとで互いに異なっている。本実施例では、前記第1係着部材挿通可能部84Aの外径<前記第2係着部材挿通可能部84Bの外径<前記第1及び第2係着部材挿通不可能部84Cの外径となっており、前記第1係着部材挿通可能部84Aに対して前記第2係着部材挿通可能部84Bは外径が階段状に一段大とされ、さらに前記第2係着部材挿通可能部84Bに対して前記第1及び第2係着部材挿通不可能部84Cは外径が階段状に一段大とされている。また、前記第1係着部材挿通可能部84Aの長さjは、前記第1係着部材89の厚みより大とされ、また前記第2係着部材挿通可能部84Aの長さkは、前記第2係着部材の厚みより大にされている。
前記通路84の外面の前記第1係着部材挿通可能部84Aにおける前記第2係着部材挿通可能部84Bとの境界部位の段差位置が第1係着部位84Dに設定され、前記第2係着部材挿通可能部84Bにおける前記第1及び第2係着部材挿通不可能部84Cとの境界部位の段差位置が第2係着部位84Eに設定されている。すなわち、前記第1係着部材89の孔89A及び第2係着部材91の孔91Aに挿入される前記通路84の一端84T側から見て手前側に前記第1係着部位84Dが位置し、奧側に第2係着部位84Eが位置する。前記第1係着部位84Dは前記第1係着部材89の正規の係着位置であり、前記第2係着部位84Eは前記第2係着部材91の正規の係着位置である。前記第1係着部位84Dは前記第2係着部位84Eよりも外径が小さく、すなわち前記第1係着部位84Dと前記第2係着部位84Eは互いに形状が異なるものとされている。
また、図5の通路の拡大図に示すように、前記第1係着部材挿通可能部84Aにおける前記第2係着部材挿通可能部84Bとの境界の起立壁面、すなわち段差位置の起立壁面Q1と、前記第2係着部材挿通可能部84Bにおける前記第1及び第2係着部材挿通不可能部84Cとの境界の起立壁面、すなわち段差位置の起立壁面Q2とは互いに非平行に形成されており、それによって、前記第1係着部位84Dと前記第2係着部位84Eが互いに非平行となっている。一方の前記段差位置の起立壁面Q1は第1係着部材89に対する位置決め部となり、他方の前記段差位置の起立壁面Q2は第2係着部材91に対する位置決め部となる。
前記第1係着部位84Dには、前記第1係着部材89が前記通路84の外周を回転しないようにするための回転防止突部84Fが形成され、一方、前記第2係着部位84Eには、前記第2係着部材91が前記通路84の外周を回転しないようにするための回転防止突部84Gが形成されている。さらに、前記第2係着部材挿通可能部84Bには、前記第2係着部位84Eに係着した前記第2係着部材91を、前記第1及び第2係着部材挿通不可能部84Cとの境界における起立壁面(段差位置の起立壁面)Q2との間で挟持する係止部84H(図4に示す)が突起状に形成されている。
前記第1係着部材89は、前記第1係着部位84Dが嵌る孔89Aを有する環形状をした板状体からなる。前記孔89Aは、前記第1係着部材挿通可能部84Aの外径と等しい、すなわち前記第1係着部位84Dの外径と等しい径c1からなり、前記第2係着部材挿通可能部84Bの外径より小、すなわち前記第2係着部位84Eの外径より小に構成されている。前記第1係着部材89における前記孔89Aの周縁には、前記第1係着部材用回転防止突部84Fが嵌る凹状の回転防止凹部89Bが形成されている。
前記第2係着部材91は、前記第2係着部位84Eが嵌る孔91Aを有する環形状をした板状体からなる。前記孔91Aは、前記第2係着部材挿通可能部84Bの外径と等しい、すなわち前記第2係着部位84Eの外径と等しい径c2からなり、前記第1係着部材挿通可能部84Aの外径及び前記第1係着部材89の孔89Aより大きく、かつ前記第1及び第2係着部材挿通不可能部84Cの外径より小に構成されている。さらに、前記第1係着部材89は、前記第2係着部材91の孔91Aを通過できない大きさになっている。前記第2係着部材91における前記孔91Aの周縁には、前記第2係着部材用回転防止突部84Gが嵌る凹状の回転防止凹部部91Bが形成されている。
前記ワープルート81の組み立ては次のように行われる。まず図6に示すように、前記第1分割体85の接合面85Aに形成されている前記位置決め用凹部(図示せず)と、前記第2分割体87の接合面87Aに形成されている前記位置決め用突部87Bの位置を合わせて、前記第1分割体85と前記第2分割体87を、前記通路84における遊技球が移動する方向Lに対して直交する方向Dに接近させて組み合わせ、図5に示すように前記通路84を形成する。
その状態で、最初に前記第2係着部材91の孔91Aに前記通路84を、前記第1係着部材挿通可能部84A側の一端84Tから挿入し、前記通路84の外面の前記第2係着部材用回転防止突部84Gと前記第2係着部材91の回転防止凹部91Bを位置合わせして、前記第2係着部材挿通可能部84Bと前記第1係着部材及び第2係着部材挿通不可能部84Cとの段差位置の起立壁面に衝突するまで挿入して、前記第2係着部材91を前記第2係着部位84Eに係着する。その際、前記第2係着部材91は、前記第2係着部材挿通可能部84Bの外面に形成されている前記係止部84Hをやや強引に乗り越えて、前記第2係着部位84Eまで押し込まれる。それによって、前記第2係着部材91が前記第1分割体85と前記第2分割体87との接合部位92を跨いで前記通路の外面の前記第2係着部位84Eに係着固定した状態となる。
次に前記第1係着部材89の孔89Aに前記通路84を、前記第1係着部材挿通可能部84A側の一端から挿入し、前記通路84の外面の前記第1係着部材用回転防止突部84Fと前記第1係着部材89の回転防止凹部89Bを位置合わせして、前記第1係着部材挿通可能部84Aと前記第2係着部材挿通可能部84Bとの段差位置の起立壁面に衝突するまで挿入し、前記第1着部材87を前記第1係着部位84Dに係着する。それによって、前記第1係着部材89が前記第1分割体85と前記第2分割体87との接合部位92を跨いで前記通路の外面の前記第1係着部位84Dに係着した状態となり、図4に示す前記遊技媒体通路83が形成される。前記第1係着部位84Dに係着した前記第1係着部材89と前記第2係着部位84Eに係着した前記第2係着部材91は、前記第1係着部位84Dの段差位置における起立壁面Q1からなる位置決め部と、前記第2係着部位84Eの段差位置における起立壁面Q2からなる位置決め部が非平行のため、平行とはなっていない。
前記の構成では、前記第1係着部位84Dと前記第2係着部位84Eの形状(外径)が異なっており、かつ前記第1係着部材89には前記第1係着部位84Dの形状(外径)に合わせた孔89Aが形成されていると共に、前記第2係着部材91には前記第2係着部位84Eの形状(外径)に合わせた孔91Aが形成されているため、前記第2係着部材91を誤った係着位置である前記第1係着部位84Dに係着できず、また前記第1係着部材89を誤った係着位置である前記第2係着部位84Eに係着することができない。さらに、前記第1係着部材89が前記第2係着部材91の孔91A内を通過できない大きさ、すなわち前記第2係着部材91の孔91Aを前記第1係着部材89の外周よりも小に形成してあるため、前記第2係着部材91を奧側の第2係着部位84Eに係着した後に、前記第1係着部材89を手前側の第1係着部位84Dに係着することはできるが、その逆の順序で係着部材の係着を行うことができず、誤った係着部位に係着部材を係着することをより一層防止することが可能である。前記第1係着部材89が正規の係着部位である前記第1係着部位84Dに係着し、かつ前記第2係着部材91が正規の係着部位である前記第2係着部位84Eに係着することによって、前記通路84内の遊技球が当接する前記接合部位92の内面が段差の無い状態となる。
なお、前記第1係着部材89を前記第2係着部材91の孔91A内を通過可能な大きさとすれば、すなわち前記第2係着部材91の孔91Aを前記第1係着部材89の外周よりも大に形成しておけば、前記第2係着部材91を奧側の第2係着部位84Eに係着した後に、前記第1係着部材89を手前側の第1係着部位84Dに係着することも、その逆に、前記第1係着部材89を手前側の第1係着部位84Dに係着した後に、前記第1係着部位84Dに係着している第1係着部材89の外周を通り越して、前記第2係着部材91を奧側の第2係着部位84Eに係着することも可能となり、作業性の向上が可能となる。図13の(13−A)〜(13−C)は、その場合の他の例であり、第1分割体501と第2分割体が組み合わされた通路500の外周は、第1係着部位507が第2係着部位509よりも小とされ、かつ、第1係着部材511の孔512と第2係着部材513の孔514は、それぞれ対応する係着部位に合わせた大きさとされ、前記第1係着部材511の孔512が第2係着部材513の孔514よりも小とされている。また、前記第1係着部材511は、前記第2係着部材513の孔14を通過可能な大きさとなっている。符号520は接合部位である。従って、図13の(13−B)に示すように、最初に、前記第2係着部材513を前記通路500において係着部材が挿入される一端500A側(すなわち通路500の外周が小さい一端側500A)から前記第2係着部位509に係着し、その後に前記第1係着部材511を前記通路の一端500A側から前記第1係着部位507に係着することも、その逆に図13の(13−C)に示すように、最初に前記第1係着部材511を前記通路の一端500A側から前記第1係着部位507に係着し、その後に前記第2係着部材513を前記通路の一端500A側から挿入して前記第1係着部位507における第1係着部材511の外周を通り越して前記第2の係着部位509に係着することも可能であり、係着に際して何れの係着部材を先にしてもよい。
前記第1係着部材及び第2係着部材をそれぞれの正しい係着部位に係着した後、前記装飾部材81A、81B、81Cを前記遊技媒体通路83の外面に取り付けて、図3に示す前記ワープルート81を形成する。なお、本実施例では、前記装飾部材81A、81Bが前記遊技媒体通路83の外面に取り付けられることによって、前記第1係着部材89が前記第1係着部位84Dにがたつかないように固定される。前記ワープルート81は、前記遊技媒体通路83の一端側を前記表示装置装飾部材71の外側へ向け、他端側を前記ステージ(棚)71A上へ向けた状態で、前記表示装置装飾部材71の前面左側に取り付けられる。
前記の遊技媒体通路83においては、半割筒状体からなる前記第1分割体85と前記第2分割体87を遊技球の移動方向に対して直交する方向に組み合わせて通路84を構成した例であるが、図7に示す遊技媒体通路830のように、第1分割体850と第2分割体870を遊技球の移動方向に組み合わせて通路840を構成してもよい。
前記遊技媒体通路830は、第1分割体850、第2分割体870、第1係着部材890及び第2係着部材910よりなる。
図8の(8−A)及び(8−B)に示すように、前記第1分割体850と前記第2分割体870は、組み合わせによって通路840を構成する。前記通路840は、内部を遊技媒体としての遊技球が移動可能な筒状体からなる。前記第1分割体850と前記第2分割体870は、前記通路840の途中を通路の長さ方向に対して斜めに切断した、すなわち前記通路840内の遊技球の移動方向L1に対して斜めに通路840を分割した筒状体からなり、前記通路840の長さ方向に組み合わされ、すなわち前記遊技球の移動する方向L1に組み合わされて前記通路840を構成する。前記第1分割体850と前記第2分割体870の接合部位920は、遊技球の移動する方向L1に対して傾斜している。
前記第1分割体850と前記第2分割体870の組み合わせによって形成される前記通路840の外面は、階段形状となっており、後述する第1係着部材890の孔890A及び第2係着部材910の孔910Aに挿入される前記通路840の一端840T側から見て順に第1係着部材挿通可能部840A、第2係着部材挿通可能部840B、第1及び第2係着部材挿通不可能部840Cとなっている。
前記通路840の外径は、前記第1係着部材挿通可能部840Aと前記第2係着部材挿通可能部840Bと前記第1及び第2係着部材挿通不可能部840Cとで互いに異なっている。本実施例では、前記第1係着部材挿通可能部840Aの外径<前記第2係着部材挿通可能部840Bの外径<前記第1及び第2係着部材挿通不可能部840Cの外径となっており、前記第1係着部材挿通可能部840Aに対して前記第2係着部材挿通可能部840Bは外径が階段状に一段大とされ、さらに前記第2係着部材挿通可能部84Bに対して前記第1及び第2係着部材挿通不可能部840Cは外径が階段状に一段大とされている。
また、前記第1係着部材挿通可能部840Aの長さmは、前記第1係着部材890の厚みより大とされ、また前記第2係着部材挿通可能部840Bの長さnは、前記第2係着部材910の厚みより大にされている。さらに、前記第1係着部材挿通可能部840Aと前記第2係着部材挿通可能部840Bとの境界840b、及び前記第2係着部材挿通可能部840Bと前記第1及び第2係着部材挿通不可能部840Cとの境界840cは、前記第1分割体850と前記第2分割体870の接合部位920、すなわち前記第1分割体850と前記第2分割体870の分割部位で分割されるように設けられている。
前記第1係着部材挿通可能部840Aにおける前記第2係着部材挿通可能部840Bとの境界840bの段差位置が第1係着部位840Dに設定され、前記第2係着部材挿通可能部840Bにおける前記第1及び第2係着部材挿通不可能部840Cとの境界840cの段差位置が第2係着部位840Eに設定されている。すなわち、前記第1係着部材890の孔890A及び第2係着部材910の孔910Aに挿入される前記通路840の一端840T側から見て手前側に前記第1係着部位840Dが位置し、奧側に第2係着部位840Eが位置する。前記第1係着部位840Dは前記第1係着部材890の正規の係着位置であり、前記第2係着部位840Eは前記第2係着部材910の正規の係着位置である。前記第1係着部位840Dは前記第2係着部位840Eよりも外径が小さく、すなわち前記第1係着部位840Dと前記第2係着部位840Eは互いに形状が異なるものとされている。
前記第1係着部材挿通可能部840Aにおける前記第2係着部材挿通可能部840Bとの境界の起立壁面、すなわち段差位置の起立壁面Q10は第1係着部材89に対する位置決め部となり、一方、前記第2係着部材挿通可能部840Bにおける前記第1及び第2係着部材挿通不可能部840Cとの境界の起立壁面、すなわち段差位置の起立壁面Q20は第2係着部材910に対する位置決め部となる。
また、前記第1係着部材挿通可能部840Aには、前記第1係着部位840Dに係着した前記第1係着部材890を、前記第2係着部材挿通可能部840Bとの境界840bにおける起立壁面(段差位置の起立壁面)Q10との間で挟持する第1係着部材固定用突起880Aが形成されている。また、前記第2係着部材挿通可能部840Bには、前記第2係着部位840Eに係着した前記第2係着部材910を、前記第1及び第2係着部材挿通不可能部840Cとの境界840cにおける起立壁面(段差位置の起立壁面)Q20との間で挟持する第2係着部材固定用突起880Bが形成されている。
前記第1係着部材890は、前記第1係着部位840Dが嵌る孔890Aを有する環形状をした板状体からなる。前記孔890Aの径f1は、前記第1係着部材挿通可能部840Aの外径と等しい、すなわち前記第1係着部位840Dの外径と等しい径からなり、前記第2係着部材挿通可能部840Bの外径より小、すなわち前記第2係着部位840Eの外径より小に構成されている。前記第1係着部材890における前記孔890Aの周縁には、前記第1係着部材固定用突起880Aが挿通可能な凹部890Bが形成されている。
前記第2係着部材910は、前記第2係着部位840Eが嵌る孔910Aを有する環形状をした板状体からなる。前記孔910Aの径f2は、前記第2係着部材挿通可能部840Bの外径と等しい、すなわち前記第2係着部位840Eの外径と等しい内径からなり、前記第1係着部材挿通可能部840Aの外径より大きく、かつ前記第1及び第2係着部材挿通不可能部840Cの外径より小に構成されている。前記第2係着部材910における前記孔910Aの周縁には、前記第2係着部材固定用突起880Bが挿通可能な凹部910Bが形成されている。
前記遊技媒体通路830の組み立ては次のように行われる。まず図8の(8−A)のように前記第1分割体850と前記第2分割体870を、前記通路84における遊技球が移動する方向L1に接近させて組み合わせ、図8の(8−B)に示すように前記通路840を形成する。
その状態で、図8の(8−C)のように最初に前記第2係着部材910の孔910Aに前記通路840を、前記第1係着部材挿通可能部84A0側の一端840Tから挿入し、前記通路840の外面の前記第2係着部材固定用突起880Bと前記第2係着部材910の凹部910Bを位置合わせして、前記第2係着部材挿通可能部840Bと前記第1係着部材及び第2係着部材挿通不可能部840Cとの段差位置の起立壁面Q20に衝突するまで挿入し、前記第2係着部材910を前記第2係着部位840Eに係着し、さらに前記第2係着部材910を前記通路840の外面で所定量回転させて前記第2係着部材固定用突起880Bと前記第2係着部材91の凹部910Bの位置を異ならせる。それによって、前記第2係着部材910が前記第1分割体850と前記第2分割体870との接合部位920を跨いで前記通路840の外面の前記第2係着部位840Eに固定された状態となる。
次に前記第1係着部材890の孔890Aに前記通路840を、前記第1係着部材挿通可能部840A側の一端840Tから挿入し、前記通路840の外面の前記第1係着部材固定用突起880Aと前記第1係着部材890の凹部890Bを位置合わせし、前記第1係着部材挿通可能部840Aと前記第2係着部材挿通可能部840Bとの段差位置の起立壁面Q10に衝突するまで挿入して、前記第1着部材870を前記第1係着部位840Dに係着し、さらに前記第1係着部材890を前記通路の840の外面で所定量回転させて前記第1係着部材固定用突起880Aと前記第1係着部材890の凹部890Bの位置を異ならせる。それによって、前記第1係着部材890が前記第1分割体870と前記第2分割体910との接合部位920を跨いで前記通路840の外面の前記第1係着部位840Dに固定された状態となり、前記遊技媒体通路830が形成される。その後、装飾部材(図示せず)を前記遊技媒体通路830の外面に取り付けてワープルートを形成する。前記通路840は、少なくとも一部が屈曲形状とされてもよい。また、前記段差位置の起立壁面Q10とQ20を互いに非平行として、前記第1係着部位840Dに係着された第1係着部材890と前記第2係着部位840Eに係着された第2係着部材910が平行にならないようにしてもよい。さらに、前記接合部位920が前記通路830内の遊技球が移動する方向に対して直交方向に沿う構成であってもよい。
前記の構成では、前記第1係着部位840Dと前記第2係着部位840Eの形状(外径)が異なっており、かつ前記第1係着部材890には前記第1係着部位840Dの形状(外径)に合わせた孔890Aが形成されていると共に、前記第2係着部材910には前記第2係着部位840Eの形状(外径)に合わせた孔910Aが形成されているため、前記第2係着部材910を誤った係着位置である前記第1係着部位840Dに係着できず、また前記第1係着部材890を誤った係着位置である前記第2係着部位840Eに係着することができない。
さらに、前記第1係着部材890は前記第2係着部材910の孔910A内を通過できない大きさに形成しておくこと、すなわち前記第2係着部材910の孔910Aを前記第1係着部材890の外周よりも小にすることにより、前記第2係着部材910を奧側の第2係着部位840Eに係着した後に、前記第1係着部材890を手前側の第1係着部位840Dに係着することができるが、その逆の順序では係着部材の係着を行うことができず、誤った係着部位に係着部材を係着することをより一層防止することが可能となる。前記第1係着部材890が正規の係着部位である前記第1係着部位840Dに係着し、かつ前記第2係着部材910が正規の係着部位である前記第2係着部位840Eに係着することによって、前記通路840内の遊技球が当接する前記接合部位920の内面が段差の無い状態となる。
また、前記第1係着部材890が前記第2係着部材910の孔910A内を通過可能な大きさにしておけば、すなわち前記第2係着部材910の孔910Aを前記第1係着部材890の外周よりも大に形成しておけば、前記第2係着部材910を奧側の第2係着部位840Eに係着した後に、前記第1係着部材890を手前側の第1係着部位840Dに係着することも、その逆に、前記第1係着部材890を手前側の第1係着部位840Dに係着した後に、前記第1係着部位840Dに係着している第1係着部材890の外周を通り越して、前記第2係着部材910を奧側の第2係着部位840Eに係着することも可能となり、作業性の向上が可能となる。
また、前記第1分割体と第2分割体を前記通路内の遊技球の移動方向に対して傾斜する方向に組み合わせ、前記接合部位を遊技球が移動する方向に対して傾斜する方向に沿う構成としたり、前記第1係着部材と第2係着部材は、前記通路内の遊技球が移動する方向に対して傾斜する方向に前記接合部位を跨いで前記第1係着部位と前記第2係着部位に係着したりするようにしてもよい。例えば図9に示す通路841は、第1分割体851と第2分割体871を、前記通路841内の遊技球の移動方向L2に対して傾斜する方向或いは直交する方向に組み合わせたものであり、前記第1分割体851と前記第2分割体871の接合部位921は、遊技球の移動する方向L2に対して傾斜した状態となっている。符号841Dは第1係着部位、841Eは第2係着部位、881Aは第1係着部材固定用突起、881Bは第2係着部材固定用突起、891は第1係着部材、891Aは第1係着部材の孔、891Bは前記第1係着部材固定用突起881Aが通過可能の凹部、911は第2係着部材、911Aは第2係着部材の孔、911Bは前記第2係着部材固定用突起881Bが通過可能の凹部である。
さらに、前記第1係着部位及び前記第2係着部位における前記通路の外周は、前記のように両方とも円形に限られず、何れか一方を円形、他方を多角形としたり、両方とも多角形としたりしてもよい。例えば、図10の(10−A)に示す通路600は、第1係着部位600Dにおける通路600の外周を円形とし、第2係着部位600Eにおける通路600の外周を多角形(四角形)とした例である。符号611は第1分割体、613は第2分割体である。また、図10の(10−B)に示す通路700は、第1係着部位700D及び第2係着部位700Eにおける通路700の外周を、何れも多角形(四角形)とした例である。符号711は第1分割体、713は第2分割体である。なお、前記第1係着部材と前記第2係着部材の孔は、前記第1係着部位と第2係着部位における通路の外周形状に合わせて円形あるいは図12の(12−B)に示すように多角形の孔951とされる。
前記通路の内周形状は、図11の(11−A)及び(11−B)に示す内周U1、U2のように円形であっても、あるいは(11−C)及び(11−D)に示す内周U3、U4のように四角形等の多角形であってもよい。
また、前記の例で示した第1係着部材及び前記第2係着部材の孔は、図12の(12−A)及び(12−B)に示すように孔950、951の周囲が閉じた円形あるいは多角形のものであるが、周囲が閉じた孔に代えて、図12の(12−C)、(12−D)に示すように、前記第1係着部位あるいは第2係着部位に係着可能な切り欠き953、955で構成してもよい。なお、前記「切り欠き」は、孔の周囲の一部が除去されて孔の内外を通じる開口部954、956が形成されたものであり、孔の内外を通じる開口部(あるいは切り欠き)954、956を有する孔と称することもできる。
前記遊技盤2における前記上側始動入賞口41は上部が開口しており、前記遊技領域6を流下してきた遊技球が上方から入賞(入球)可能に構成されている。前記下側始動入賞口42は、2つの可動片42a、42bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で遊技球の入賞(入球)し難い狭小開放状態(通常状態)と略V字形(逆ハの字形)の入賞し易い拡開開放状態間を変化可能に制御されている。前記下側始動入賞口42の拡開開放は、前記普通図柄表示部50で普通図柄が変動した後特定の普通図柄(本実施例では奇数)で確定停止表示されて普通図柄当たりが成立した時に行われる。
また、前記遊技盤2の背面には、上側始動入賞口検出スイッチ(上側始動入賞口センサ)、下側始動入賞口検出スイッチ(下側始動入賞口センサ)が入賞球用通路にそれぞれ独立して設けられており、前記上側始動入賞口41と下側始動入賞口42への遊技球の入賞(入球)を検出するように構成されている。
前記普通図柄変動開始用ゲート55は、前記遊技盤2の背面に設けられた普通図柄変動開始スイッチで普通図柄変動開始用ゲート55を通過する遊技球を検出することによって前記普通図柄表示部50で普通図柄の変動を開始させるようになっている。また、前記左袖上側入賞口51と左袖下側入賞口52の入賞球を検出する左袖上側入賞口用検出スイッチ(左袖上側入賞口センサ)と左袖下側入賞口用検出スイッチ(左袖下側入賞口センサ)、前記左落とし入賞口53と右落とし入賞口54の入賞球を検出する左落とし入賞口用検出スイッチ(左落とし入賞口センサ)と右落とし入賞口用検出スイッチ(右落とし入賞口センサ)が、それぞれ対応する遊技盤背面の位置に設けられている。
前記大入賞口45は、前記遊技盤2の背面に設けられた大入賞口開放用ソレノイドによって開閉する開閉板46を備えている。この大入賞口45は、通常は開閉板46が閉じた状態とされ、当否判定結果が大当たりの場合に実行される大当たり遊技(特別遊技)時に15ラウンド(15回)開放される。また、前記大入賞口45内には、大入賞口45に入賞した入賞球を検出する大入賞口用検出スイッチ(大入賞口センサ)が設けられている。
前記発射装置64は、操作レバー65の操作により駆動する発射モータを裏側に有し、該発射モータの駆動により遊技球を弾発発射するようになっている。前記発射装置64により発射された発射球は、前記遊技盤面に立設された内側誘導レール4と外側誘導レール3間で構成される発射球誘導路を介して遊技領域6に誘導される。前記遊技領域6に誘導された遊技球は、転動しつつ下方へ落下し、前記各装置及び各入賞口に入賞するか、或いは何処にも入賞しなければ前記アウト口49から遊技盤2の裏側へ排出される。
また、前記遊技機1の裏側には、複数の制御基板や装置等が設けられている。制御基板の主なものとして、CPU、RAM、ROMおよび複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータを少なくとも備えて遊技の制御を行い、他の制御基板や装置に信号を出力する主制御基板、CPU、ROM、RAM、複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータを少なくとも備え、前記主制御基板と共に遊技の制御を行うサブ制御基板、前記表示装置10を制御する表示制御基板、スピーカ38からの音声を制御する音声制御基板、遊技球の払出を制御する払出制御基板、遊技機に必要な電源を供給する電源基板、前記発射装置64を制御する発射制御基板等があり、各制御基板には制御回路が設けられている。
前記遊技機1における遊技について簡略に説明する。前記遊技機1においては、前記遊技領域6へ向けて前記発射装置64により発射された遊技球が、前記遊技領域6を流下し、前記種々の入賞口に入賞して入賞が検出されると、入賞口毎に1入賞球の検出に対して設定されている払出個数の遊技球が賞品球として前記球受け用上皿36に払い出される。なお、前記球受け用上皿36に払い出された遊技球は、前記球受け用上皿36が満杯の場合、前記球受け用下皿37へ誘導される。
また、前記遊技領域6へ向けて発射された遊技球が、前記普通図柄変動開始用ゲート55を通過すると、普通図柄乱数が取得され、その取得乱数に基づいて普通図柄の当たり判定が行われ、前記普通図柄表示部50で普通図柄が変動を開始し、所定時間変動後に停止する。その際、前記普通図柄の当たり判定結果が当たりの場合には、普通図柄当たり、この例では奇数で停止し、前記下側始動入賞口42の2つの可動片42a、42bが背面の下側始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で入賞し難い狭小開放状態(通常状態)から略V字形(逆ハの字形)の入賞し易い拡開開放状態に変化し、遊技球が入賞し易くなる。そして、前記下側始動入賞口42に遊技球が入賞して検出されると賞品球が払い出される。
また、前記遊技領域6を流下する遊技球は、前記表示装置10の左側に配置されている前記ワープルート81の通路84を通って前記ステージ71B上へ誘導されることがある。その際、前記通路84内の遊技球が当接する前記第1分割体85と第2分割体87との接合部位92の内面が段差の無い状態となっているため、スムーズに遊技球が通路84内を移動する。前記通路84内を移動して前記ステージ71B上に至った遊技球は、しばらく前記ステージ71B上を左右に揺動した後にステージ71Bから落下して前記上側始動入賞口41あるいは前記下側始動入賞口42へ入賞し、又は前記上側始動入賞口41及び前記下側始動入賞口42の何れにも入賞することなく下方へ流下する。
前記上側始動入賞口41あるいは下側始動入賞口42に遊技球が入賞して検出されると賞品球が払い出されると共に、大当たり乱数及び大当たり図柄乱数が取得されて、取得された大当たり乱数に基づいて大当たりの当否判定が行われる。
前記大当たりの当否判定結果が当たり(大当たり)の場合には、前記取得された大当たり図柄乱数に基づいて前記特別図柄表示部11に大当たり図柄(大当たり判定図柄)、この例では『1,1,1』(いわゆる‘1’のぞろ目)や『2,2,2』(いわゆる‘2’のぞろ目)等、同一数字の組合せ)で停止表示され、大当たり遊技(特別遊技)に移行する。前記大当たり遊技状態になると、前記大入賞口45の開閉板46が開いて遊技領域6の表面を落下してくる遊技球を受け止め易くして、大入賞口45へ入賞可能にする。前記大入賞口45への入賞が検出されると、1入賞球の検出に対して設定されている払出個数の賞品球が払い出される。前記開閉板46は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされている。また、前記大入賞口45は、前記開閉板46の開放を所定ラウンド数(例えば15ラウンド)繰り返すようになっている。
本発明は、前記の構成によって遊技媒体通路が構成されているため、通路を形成する分割体にズレが生じることがなく、通路内を遊技媒体がスムーズに移動可能である。なお、本発明は、前記の実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、前記遊技媒体通路は、ワープルートに限られず、他の遊技媒体移動部に用いられるものであってもよい。
1 遊技機
2 遊技盤
6 遊技領域
10 表示装置
64 発射装置
83,830 遊技媒体通路
84,840 通路
84D,840D 第1係着部位
84E,840E 第2係着部位
85,850 第1分割体
87,870 第2分割体
89,890 第1係着部材
91,910 第2係着部材
92,920 接合部位

Claims (11)

  1. 遊技媒体が移動する遊技媒体通路を備えた遊技機において、
    前記遊技媒体通路は、
    組み合わせることによって通路を構成する少なくとも2つの第1分割体及び第2分割体と、
    前記通路の外面のうち前記第1分割体と前記第2分割体とを組み合わせた状態における前記第1分割体と前記第2分割体の接合部位を跨いで前記通路の外面に係着し、前記第1分割体と前記第2分割体の接合状態を維持する少なくとも2つの第1係着部材及び第2係着部材と、
    を備え、
    前記通路の外面のうち前記第1係着部材を係着する第1係着部位と前記第2係着部材を係着する第2係着部位との形状が異なることを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1係着部材を前記第1係着部位に係着し、前記第2係着部材を前記第2係着部位に係着した場合に、前記通路内の遊技媒体が当接する前記接合部位の内面が段差の無い状態となることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第1分割体と前記第2分割体は、前記通路内の遊技媒体が移動する方向に対して傾斜する方向或いは直交する方向に組み合わされて前記接合部位が前記通路内の遊技媒体が移動する方向に対して一致する方向或いは傾斜する方向に沿う構成からなり、
    前記第1係着部材と前記第2係着部材は、前記通路内の遊技媒体が移動する方向に対して傾斜する方向或いは直交する方向に前記接合部位を跨いで前記第1係着部位と前記第2係着部位に係着することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記第1分割体と前記第2分割体は、前記通路内の遊技媒体が移動する方向に組み合わされて前記接合部位が前記通路内の遊技媒体が移動する方向に対して傾斜した方向或いは直交方向に沿う構成からなり、
    前記第1係着部材と前記第2係着部材は、前記接合部位を跨いで前記第1係着部位と前記第2係着部位に係着することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  5. 前記通路は、少なくとも一部が屈曲形状に構成され、
    前記第1係着部位と前記第2係着部位は、互いに非平行に設けられ、
    前記第1係着部材と前記第2係着部材とを前記第1係着部位と前記第2係着部位に係着した際に、前記第1係着部材と前記第2係着部材が平行にならないことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の遊技機。
  6. 前記第1係着部材は前記通路の外面の前記第1係着部位が嵌る孔或いは切り欠きを有し、
    前記第2係着部材は前記通路の外面の前記第2係着部位が嵌る孔或いは切り欠きを有し、
    前記第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外周の大きさが互いに異なり、
    前記第1係着部材と前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きは、前記第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外周の大きさに合わせて互いに異なっていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の遊技機。
  7. 前記第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外周は、何れも円形又は多角形からなり、あるいは一方が円形、他方が多角形からなり、
    前記第1係着部材と前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きは、前記第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外周の形状に合わせた形状からなることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記通路の外面は階段形状からなり、
    前記第1係着部位と前記第2係着部位は、前記通路の外面の異なる段差位置からなることを特徴とする請求項6または7に記載の遊技機。
  9. 前記第1係着部位と前記第2係着部位における前記通路の外面の前記段差位置の起立壁面が互いに非平行に形成され、前記段差位置の起立壁面が係着部材の係着位置決め部であることを特徴とする請求項8に記載の遊技機。
  10. 前記第1係着部材及び前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きへ挿入される前記通路の一端側から見て手前側に前記第1係着部位が位置し、奥側に前記第2係着部位が位置し、
    前記通路の外周は前記手前側の前記第1係着部位が前記奥側の前記第2係着部位よりも小さく形成されると共に、前記第1係着部材の前記孔或いは切り欠きが前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きよりも小さく形成されており、
    前記孔或いは切り欠きの小さい第1係着部材と前記孔或いは切り欠きの大きい第2係着部材は、前記孔或いは切り欠きの大きい第2係着部材を前記奥側の第2係着部位に係着した後でなければ前記孔或いは切り欠きの小さい第1係着部材を前記手前側の第1係着部位に係着できないことを特徴とする請求項8または9に記載の遊技機。
  11. 前記第1係着部材及び前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きに挿入される前記通路の一端側から見て手前側に前記第1係着部位が位置し、奥側に前記第2係着部位が位置し、
    前記通路の外周は前記手前側の前記第1係着部位が前記奥側の前記第2係着部位よりも小さく形成されると共に、前記第1係着部材の前記孔或いは切り欠きが前記第2係着部材の前記孔或いは切り欠きよりも小さく形成されると共に、前記第1係着部材は前記第2係着部材の孔或いは切り欠きを通過可能な大きさからなり、
    前記孔或いは切り欠きの小さい第1係着部材と前記孔或いは切り欠きの大きい第2係着部材は、前記孔或いは切り欠きの大きい第2係着部材を前記奥側の第2係着部位に係着した後に前記孔或いは切り欠きの小さい第1係着部材を前記手前側の第1係着部位に係着可能であると共に、逆に前記孔或いは切り欠きの小さい第1係着部材を前記手前側の第1係着部位に係着させた後に、前記孔或いは切り欠きの大きい第2係着部材が前記第1係着部位における前記第1係着部材の外周を通り越して前記奥側の第2係着部位に係着することも可能であることを特徴とする請求項8または9に記載の遊技機。
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