JP2012089920A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】FPGA回路等のハードウェアや、ソフトウェアを交換することなく、撮像素子を取り付けた基板を交換し、再接続するだけで、撮像素子に対応した機能が実現する撮像装置を提供する。
【解決手段】センサー基板とメイン基板とを接続する共通のインターフェースを設け、センサー基板は、撮像素子の種類を特定するための識別信号を出力し、メイン基板には識別信号に応じて映像処理を切り替えるFPGAが取り付けられ、前記メイン基板のFPGAは、異なる撮像素子若しくは異なる撮像素子を取り付けたセンサー基板毎に、それぞれ異なる処理モジュールを搭載し、前記識別信号に応じて前記処理モジュールを切り替えて前記出力信号データを映像処理する撮像装置である。
【選択図】図4
【解決手段】センサー基板とメイン基板とを接続する共通のインターフェースを設け、センサー基板は、撮像素子の種類を特定するための識別信号を出力し、メイン基板には識別信号に応じて映像処理を切り替えるFPGAが取り付けられ、前記メイン基板のFPGAは、異なる撮像素子若しくは異なる撮像素子を取り付けたセンサー基板毎に、それぞれ異なる処理モジュールを搭載し、前記識別信号に応じて前記処理モジュールを切り替えて前記出力信号データを映像処理する撮像装置である。
【選択図】図4
Description
本発明は撮像装置に関わり、特に、撮像素子を実装するセンサー基板のインターフェース共通化に関するものである。
カメラ等の撮像装置を構成する重要な部品として、入射光を映像信号に変換する撮像素子がある。一般に、撮像素子は、プリント回路基板(以下、基板と称する)に取り付けるようにして構成される(例えば、特許文献1参照。)。撮像素子から出力される映像信号等のデータの形式は、撮像素子の種類によって異なる。例えば、撮像素子の出力映像信号データの形式は、パラレル12[bit]出力である場合もあり、シリアル出力である場合もある。
従って、例えば、監視カメラ等の撮像装置を設計するにあたっては、まず使用する撮像素子を決定する。そして、決定した撮像素子用のインターフェースを設計し、基板製作をする必要があった。異なる撮像素子を使用する場合には、その都度、新たに設計を行う必要があった。
従って、例えば、監視カメラ等の撮像装置を設計するにあたっては、まず使用する撮像素子を決定する。そして、決定した撮像素子用のインターフェースを設計し、基板製作をする必要があった。異なる撮像素子を使用する場合には、その都度、新たに設計を行う必要があった。
図5は、従来の撮像装置の構成の一部を示すブロック図である。501は撮像素子、502は撮像素子501を取り付けたセンサー基板、503は撮像素子501専用のISP(Image Signal Processor)、504はISP503を取り付けたメイン基板、505は撮像素子501とは異なる機能を有する撮像素子、506は撮像素子505を取り付けたセンサー基板である。ISP503は、例えば、FPGAで構成される。
図5におけるように、センサー基板502を介して、撮像素子501から出力された映像信号を処理する場合には、FPGA(Field Programmable Gate Array)からなるLSI(Large Scale Integration)503を用いる必要がある。ISP503の場合には、その撮像素子501に対して専用でなければならない。また、FPGAを用いる場合には、各撮像素子に対応したFPGA回路を設計する必要がある。従って、撮像素子501とは機能の異なる撮像素子505が、センサー基板506を介して、ISP503を取り付けたメイン基板504に映像信号を出力しても、メイン基板504およびISP503は、入力された映像信号を処理できない。
図5におけるように、センサー基板502を介して、撮像素子501から出力された映像信号を処理する場合には、FPGA(Field Programmable Gate Array)からなるLSI(Large Scale Integration)503を用いる必要がある。ISP503の場合には、その撮像素子501に対して専用でなければならない。また、FPGAを用いる場合には、各撮像素子に対応したFPGA回路を設計する必要がある。従って、撮像素子501とは機能の異なる撮像素子505が、センサー基板506を介して、ISP503を取り付けたメイン基板504に映像信号を出力しても、メイン基板504およびISP503は、入力された映像信号を処理できない。
さらに、近年、監視カメラにおいても、画質の高精細(High-Definition:HD)化(本明細書では、以降、HD化と称する)が進んでおり、撮像素子のも高精細なものになってきている。高精細画像となると、撮像素子から出力される映像信号は、LVDS(Low voltage differential signaling)のような差動信号が一般的となっている。
また、撮像素子は、各メーカが、それぞれ、特徴の異なるものを生産しているので、より多画素の撮像素子を選択したり、画素数よりも感度の良い撮像素子を選択したりするなど、求める仕様によって選択する撮像素子も異なる。
また、撮像素子は、各メーカが、それぞれ、特徴の異なるものを生産しているので、より多画素の撮像素子を選択したり、画素数よりも感度の良い撮像素子を選択したりするなど、求める仕様によって選択する撮像素子も異なる。
上述のように、撮像装置のHD化が進むと、撮像素子の出力映像信号は差動信号が一般的となってくる。従って、差動信号の処理ができるならば、後は内部信号処理で済むため、インターフェースの共通化を行うことができる。
共通化を行うためには、撮像素子専用のISPを使用することはできないので、FPGAを用いる。しかし、撮像素子が異なれば、基板の共通化できた場合でも、それの撮像素子専用にFPGAの回路を構成し、撮像素子を取り付けた基板を交換して接続するたびに、それぞれの撮像素子に対応したFPGA回路を書き込む(コンフィグレーションする)必要がある。また、場合によっては制御するソフトウェアも交換する必要がある。
本発明の目的は、FPGA回路等のハードウェアや、ソフトウェアを交換することなく、撮像素子を取り付けた基板を交換し、再接続するだけで、撮像素子に対応した機能が実現する撮像装置を提供することにある。
共通化を行うためには、撮像素子専用のISPを使用することはできないので、FPGAを用いる。しかし、撮像素子が異なれば、基板の共通化できた場合でも、それの撮像素子専用にFPGAの回路を構成し、撮像素子を取り付けた基板を交換して接続するたびに、それぞれの撮像素子に対応したFPGA回路を書き込む(コンフィグレーションする)必要がある。また、場合によっては制御するソフトウェアも交換する必要がある。
本発明の目的は、FPGA回路等のハードウェアや、ソフトウェアを交換することなく、撮像素子を取り付けた基板を交換し、再接続するだけで、撮像素子に対応した機能が実現する撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像素子と、当該撮像素子を取り付けたセンサー基板と、前記撮像素子の出力信号データを処理するメイン基板を有する撮像装置において、前記センサー基板と前記メイン基板とを接続する共通のインターフェースを設け、前記センサー基板は、前記取り付けた撮像素子の種類を特定するための識別信号を出力し、前記メイン基板は、前記識別信号に応じて映像処理を切り替えるFPGAが取り付けられ、前記メイン基板のFPGAは、異なる撮像素子若しくは異なる撮像素子を取り付けたセンサー基板毎に、それぞれ異なる処理モジュールを搭載し、前記識別信号に応じて前記処理モジュールを切り替えて前記出力信号データを映像処理することを特徴とする。
本発明によれば、センサー基板毎に異なるインターフェースを設計や製作をしなければならないことや、異なるFPGA回路を書き込まなければならない問題を解消できる。
また本発明によって、異なる撮像素子を用いても、センサー基板に識別信号を設けることにより、映像信号を処理するハードウェアやFPGA基板を交換することなく、基板を変えるだけでそのまま使用することが可能である。これによって基板共通化ができ、コストメリットも出すことができる。また、FPGA回路のハードウェアやソフトウェアを交換することなく、撮像素子を取り付けた基板(センサー基板)を交換し、FPGAを取り付けた基板(メイン基板)と再接続するだけで、撮像素子に対応した機能が実現する撮像装置を提供することにある。
また本発明によって、異なる撮像素子を用いても、センサー基板に識別信号を設けることにより、映像信号を処理するハードウェアやFPGA基板を交換することなく、基板を変えるだけでそのまま使用することが可能である。これによって基板共通化ができ、コストメリットも出すことができる。また、FPGA回路のハードウェアやソフトウェアを交換することなく、撮像素子を取り付けた基板(センサー基板)を交換し、FPGAを取り付けた基板(メイン基板)と再接続するだけで、撮像素子に対応した機能が実現する撮像装置を提供することにある。
本発明の撮像装置は、撮像素子を取り付けるセンサー基板とFPGAを取り付けるメイン基板間のインターフェースを共通化し、かつFPGAには異なる撮像素子毎に映像処理する複数の処理モジュールを予め搭載し、共通のFPGAを製作する。そして、撮像素子を取り付けるセンサー基板とFPGAを取り付けるメイン基板間のインターフェースを共通化する。かつ、撮像素子を取り付けたセンサー基板から、基板識別用の信号を出力させ、その出力信号をFPGAが識別する。FPGA側では、識別信号に応じて、映像処理する処理モジュールを切り替える。この結果センサー基板のインターフェースが異なっても、識別された撮像素子に対応しているセンサー基板の映像信号データが処理できるようにする。即ち、撮像素子に対応して切り替え可能なように汎用的にFPGAを構成し、さらに識別信号を受信して識別可能にし、その識別信号に対応してFPGAの内部処理を切り替えるようにするものである。
以下に、本発明の一実施形態を図面等を用いて説明する。なお、以下の説明は、本発明の一実施形態を説明するためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素若しくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であり、これらの実施形態も本願発明の範囲に含まれる。
なお、各図の説明において、従来の技術を説明した図5を含め、同一の機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、重複を避けるため、できるだけ説明を省略する。
なお、各図の説明において、従来の技術を説明した図5を含め、同一の機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、重複を避けるため、できるだけ説明を省略する。
図1によって、本発明の撮像装置の一実施例を説明する。図1は、本発明の撮像装置の一実施例の構成を示すブロック図である。本発明の100は撮像装置、101は被写体からの光を映像信号に変換して出力する撮像素子、102は撮像装置101が取り付けられ、撮像素子101から映像信号を出力するためのインターフェース機能を備えるセンサー基板、103はセンサー基板102から入力された映像信号に種々の映像処理を施すISP機能を備えたFPGA、104はFPGA103を取り付けたメイン基板、105はLVDS方式の他、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)方式等で外部に映像信号を出力するためのインターフェース機能を備える補助回路である。FPGA103は、撮像素子が撮像した映像に主々の映像処理を施す映像処理部である。なお、センサー基板102とメイン基板104、および、メイン基板104と補助回路105間は、例えば、フレキシブルケーブルで接続される。
図2によって、本発明の撮像装置の一実施例を説明する。図2は、本発明の撮像装置の一実施例の一部の構成を示すブロック図である。
センサー基板102を介して、撮像素子101から映像信号が出力される。メイン基板104に取り付けられたISP機能を備えたFPGA103には、メイン基板104を介して映像信号を入力される。FPGAは、入力された映像信号を処理し、再びメイン基板104を介して、外部(例えば、補助回路)に出力する。
今、図2の撮像装置が、撮像素子101を取り付けたセンサー基板102から、撮像素子205を取り付けたセンサー基板206に入れ替えられた場合には、同様に、センサー基板206を介して、撮像素子205から映像信号が出力される。メイン基板104に取り付けられたISP機能を備えたFPGA103は、メイン基板104を介して映像信号を入力され、入力された映像信号を処理し、再びメイン基板104を介して、外部(例えば、補助回路)に出力する。
センサー基板102を介して、撮像素子101から映像信号が出力される。メイン基板104に取り付けられたISP機能を備えたFPGA103には、メイン基板104を介して映像信号を入力される。FPGAは、入力された映像信号を処理し、再びメイン基板104を介して、外部(例えば、補助回路)に出力する。
今、図2の撮像装置が、撮像素子101を取り付けたセンサー基板102から、撮像素子205を取り付けたセンサー基板206に入れ替えられた場合には、同様に、センサー基板206を介して、撮像素子205から映像信号が出力される。メイン基板104に取り付けられたISP機能を備えたFPGA103は、メイン基板104を介して映像信号を入力され、入力された映像信号を処理し、再びメイン基板104を介して、外部(例えば、補助回路)に出力する。
このように、本発明の撮像装置は、センサー基板を入れ替えた場合でも、入れ替えたセンサー基板に取り付けられた撮像素子の機能に対応する撮像装置として動作する。
即ち、本発明の撮像装置に使用するISP機能を備えたFPGA103は、異なる種類の撮像装置および異なる撮像装置を取り付けたセンサー基板を接続し、それぞれの映像信号を処理可能である。
このため、異なる種類のそれぞれのセンサー基板は、センサー基板および撮像素子の種類を特定可能な基板識別信号(識別信号および基板信号)を出力し、メイン基板104に取り付けられたFPGA103に出力する。FPGA103は、入力された識別信号に基づいて、メイン基板104の入力を切り替え、必要な映像信号のデータを入力し、入力された識別信号に対応した映像処理を実行し、メイン基板104を介して、外部(例えば、補助回路)に出力する。
即ち、本発明の撮像装置に使用するISP機能を備えたFPGA103は、異なる種類の撮像装置および異なる撮像装置を取り付けたセンサー基板を接続し、それぞれの映像信号を処理可能である。
このため、異なる種類のそれぞれのセンサー基板は、センサー基板および撮像素子の種類を特定可能な基板識別信号(識別信号および基板信号)を出力し、メイン基板104に取り付けられたFPGA103に出力する。FPGA103は、入力された識別信号に基づいて、メイン基板104の入力を切り替え、必要な映像信号のデータを入力し、入力された識別信号に対応した映像処理を実行し、メイン基板104を介して、外部(例えば、補助回路)に出力する。
図3によって、本発明の撮像装置の一実施例についてさらに説明する。図3は、本発明の撮像装置の一実施例における、撮像素子およびISPの入出力信号について説明するための図である。311は撮像素子101に入力するクロック、312は撮像素子101に入力するH/V、313は撮像素子101から出力する映像信号、314は撮像素子101に入力するシリアル通信、315は撮像素子101に入力する電源、316はセンサー基板102から出力する識別信号、351は撮像素子205に入力するクロック、352は撮像素子205に入力するH/V、353は撮像素子205から出力する映像信号、354は撮像素子205に入力するシリアル通信、355は撮像素子205に入力する電源、356はセンサー基板206から出力する識別信号、331は撮像素子101または205に出力するクロック、332は撮像素子101または205に出力するH/V、333は撮像素子101または205から入力される映像信号、334はFPGA103と撮像素子101間またはFPGA103と205間で相互に入出力するシリアル通信、335は撮像素子101または205に出力する電源、336はセンサー基板102または206から入力される識別信号である。
図3において、撮像素子は、一般的に次(1)〜(5)のようなインターフェースを持っている。即ち、(1)映像信号出力、(2)クロック入力、(3)水平/垂直同期信号(H/V)入力、(4)シリアル通信、(5)電源(GNDを含む)である。
ここで、インターフェース(1)に係る映像信号は、撮像素子で受けた光をデジタルデータに変換したものである。またインターフェース(2)に係るクロックは、撮像素子を駆動させるための信号である。またインターフェース(3)に係るH/V信号は、映像の同期をとるための信号である。またインターフェース(4)に係るシリアル通信信号は、撮像素子の制御をするために用いる信号である。またインターフェース(5)に係る電源は、撮像素子に電力を供給する。
ここで、インターフェース(1)に係る映像信号は、撮像素子で受けた光をデジタルデータに変換したものである。またインターフェース(2)に係るクロックは、撮像素子を駆動させるための信号である。またインターフェース(3)に係るH/V信号は、映像の同期をとるための信号である。またインターフェース(4)に係るシリアル通信信号は、撮像素子の制御をするために用いる信号である。またインターフェース(5)に係る電源は、撮像素子に電力を供給する。
図3において、撮像装素子101を取り付けたセンサー基板102がFPGA103に接続される構成の撮像装置では、撮像素子101は、FPGA103から、37.125[MHz]のクロック311、H/V312、およびシリアル通信314を入力され、かつ電源315の供給を受ける。また、撮像素子101は、FPGA103に、映像信号313をLVDSパラレル12[bit]の形式で出力する。また、撮像素子101は、入力された制御信号(シリアル通信)に対応する応答信号(シリアル通信)314を出力する。さらに、センサー基板102は、自身のセンサー基板を特定させるための識別信号316を出力する。
次に図3において、撮像装素子205を取り付けたセンサー基板206がFPGA103に接続される構成の撮像装置では、撮像素子205は、FPGA103から、27[MHz]のクロック351、H/V352、およびシリアル通信354を入力され、かつ電源355の供給を受ける。また、撮像素子205は、FPGA103に、映像信号353をLVDSシリアル2[bit]の形式で出力する。また、撮像素子205は、入力された制御信号(シリアル通信)に対応する応答信号(シリアル通信)334を出力する。さらに、センサー基板206は、自身のセンサー基板を特定させるための識別信号356を出力する。
図3の実施例のように、撮像素子によって映像信号は、10[bit]パラレルや出力、12[bit]パラレル出力(撮像素子101)であったり、シリアル出力(撮像素子105)であったりする。また、クロックも周波数が27[MHz]であったり(撮像素子105)、37.125[MHz]であったり(撮像素子101)と、異なる周波数になる。
なお、本発明では、FPGA103の物理的なインターフェースは、対応させたい撮像素子の信号を確実に接続できる汎用的なISP機能を備えるFPGAである。例えば、撮像素子101の映像出力が、LVDSの12[bit]パラレル出力であり、撮像素子105の映像出力が、LVDSのシリアル2[bit]であった場合には、FPGAの映像信号入力333は、LVDSの12[bit]パラレルが入力できるようにする。このとき、パラレルとシリアルの違いがあったとしても、同じLVDSならば、FPGA103の映像信号333の入力ピンを共通化しても良い。
撮像素子101を接続するときは、12[bit]パラレルの全て使用し、撮像素子105を接続するときは12[bit]パラレルのうちの2[bit]を使用すれば良い。
他の信号線も同様で、例えばクロックならば周波数ごとに接続させることはなく、クロックとして1本のみ接続すれば良い。
撮像素子101を接続するときは、12[bit]パラレルの全て使用し、撮像素子105を接続するときは12[bit]パラレルのうちの2[bit]を使用すれば良い。
他の信号線も同様で、例えばクロックならば周波数ごとに接続させることはなく、クロックとして1本のみ接続すれば良い。
なお、図3の実施例では、識別するセンサー基板が2種類であるため、識別信号はHI、LOのいずれかで良く、センサー基板102は、識別信号としてLOを出力し、センサー基板206は、識別信号としてHIを出力する。
センサー基板102(若しくはセンサー基板206)は、これら撮像素子101(若しくは撮像素子205)とFPGA103間の入出力とは別に、基板識別用の信号(基板信号および識別信号)をFPGA103に出力する。基板信号は、単純に、HI(High)かLO(Low)かの信号である。また識別信号は、センサー基板を識別できる情報分の信号線を出す。例えば共通化させたい基板が2種類ならば、1[bit]の識別信号とする。共通化させたい基板が4種類までならば2[bit]の識別信号とする。
センサー基板102(若しくはセンサー基板206)は、これら撮像素子101(若しくは撮像素子205)とFPGA103間の入出力とは別に、基板識別用の信号(基板信号および識別信号)をFPGA103に出力する。基板信号は、単純に、HI(High)かLO(Low)かの信号である。また識別信号は、センサー基板を識別できる情報分の信号線を出す。例えば共通化させたい基板が2種類ならば、1[bit]の識別信号とする。共通化させたい基板が4種類までならば2[bit]の識別信号とする。
FPGA103は、センサー基板102若しくはセンサー基板206から入力される識別信号336に応じて、インターフェースから出力するクロック331の周波数を27[MHz](撮像素子205)か、37.125[MHz](撮像素子101)に切り替える。また、H/V332およびシリアル通信334を切り替える(本実施例では同一として切り替えない)。さらに、出力電源を切換える。
撮像素子によっては、供給する電源の電圧も異なる。例えば、撮像素子101では、必要な電圧が、3.3[V]、1.8[V]、1.2[V]である。一方、撮像素子205では、必要な電圧が、2.7[V]と1.8[V]である。このような場合には、電源回路(図示せず)は、3.3[V]をセンサー基板102若しくは206に供給し、センサー基板102、206は、供給された3.3[V]から必要な電圧に変換して撮像素子101若しくは撮像素子205に供給する。
撮像素子によっては、供給する電源の電圧も異なる。例えば、撮像素子101では、必要な電圧が、3.3[V]、1.8[V]、1.2[V]である。一方、撮像素子205では、必要な電圧が、2.7[V]と1.8[V]である。このような場合には、電源回路(図示せず)は、3.3[V]をセンサー基板102若しくは206に供給し、センサー基板102、206は、供給された3.3[V]から必要な電圧に変換して撮像素子101若しくは撮像素子205に供給する。
FPGA103の内部の回路構成の一実施例を図4に示す。図4は、本発明の撮像装置の一実施例におけるFPGAの内部構成を示すブロック図である。401は撮像素子101に対応するモジュール、402は撮像素子205に対応するモジュール、403はセレクタ、404は共通モジュールである。なお、撮像素子に供給する電源電力については省略している。
FPGA103には、まず、撮像素子の種類に応じた処理モジュール401若しくは402を前段に入れる。その前段部分で、撮像素子から受けたデータを共通フォーマットのRAWデータに変換する。RAWデータになった後は、共通モジュール404で処理をする。
FPGA103には、まず、撮像素子の種類に応じた処理モジュール401若しくは402を前段に入れる。その前段部分で、撮像素子から受けたデータを共通フォーマットのRAWデータに変換する。RAWデータになった後は、共通モジュール404で処理をする。
撮像素子に応じた処理のために、モジュール401かモジュール402のどちらを使用するかは、センサー基板から出力されている識別信号を用いることにより、選択する。即ち、LOの識別信号がセレクタ403入力された場合には、撮像素子101であると認識し、セレクタ403は、撮像素子101用のモジュール401からの出力RAW信号を共通モジュール404に出力する。逆に、HIの識別信号がセレクタ403入力された場合には、出力されていれば、撮像素子205であると認識し、セレクタ403は、撮像素子205用のモジュール402からの出力RAW信号を共通モジュール404に出力する。
同様にクロックに関しても、識別信号を用いることにより出力する周波数を切り替えることが可能である。それ以外に、水平同期信号や垂直同期信号(H/V信号)、シリアル通信も、識別信号で判断し、撮像素子に応じた信号を出力させることが可能である。
また、FPGA103は、起動時にコンフィグレーション(書き込み)を行う必要がある。従って、コンフィグレーション用のFPGAデータ(ソフトウェア)を別途メモリへ保存しておく必要がある。従来は、センサー基板と1対1でFPGAが構成されていた。即ち、異なるセンサー基板(撮像素子)ごとに別のFPGAが構成されていた。しかし、本発明では、あらかじめ共通のFPGA103に、識別信号を用いて処理を切り替える方式を行う。この結果、FPGAをコンフィグレーションするデータを複数持つ必要はなく、1つのFPGAデータを保存するだけで済む。
また、FPGAでデータの処理をした後は、必要ならばDSP(Digital Signal Processor)等の別のプロセッサを用いて、さらに別の処理を行っても良い。最終的に映像はNTSC(National Television System Committee)方式等のアナログ信号として出力したり、H.264形式やMPEG(Moving Picture Experts Group)4に圧縮してネットワーク上へ出力する場合もある。
また、FPGAでデータの処理をした後は、必要ならばDSP(Digital Signal Processor)等の別のプロセッサを用いて、さらに別の処理を行っても良い。最終的に映像はNTSC(National Television System Committee)方式等のアナログ信号として出力したり、H.264形式やMPEG(Moving Picture Experts Group)4に圧縮してネットワーク上へ出力する場合もある。
上記実施例によれば、異なる撮像素子を用いても、基板に識別信号を設けることにより、映像信号を処理するFPGA等のハードウェアやソフトウェアを入れ替えることなく、基板を変えるだけでそのまま使用することが可能である。これによって基板共通化ができ、コストメリットも出すことができる。また、FPGA回路のハードウェアやソフトウェアを交換することなく、再書き込みを行うことなく、撮像素子を取り付けた基板(センサー基板)を交換し、FPGAを取り付けた基板(メイン基板)と再接続するだけで、撮像素子に対応した機能が実現する撮像装置を提供することにある。
101:撮像素子、 102:センサー基板、 103:FPGA、 104:メイン基板、 105:補助回路、 205:撮像素子、 206:センサー基板、 311:クロック、 312:H/V、 313:映像信号、 314:シリアル通信、 315:電源、 316:識別信号、 331:クロック、 332:H/V、 333:映像信号、 334:シリアル通信、 335:電源、 336:識別信号、 351:クロック、 352:H/V、 353:映像信号、 354:シリアル通信、 355:電源、 356:識別信号、 401:撮像素子101に対応するモジュール、 402:撮像素子205に対応するモジュール、 403:セレクタ、 404:共通モジュール、 501:撮像素子、 502:センサー基板、 503:ISP、 504:メイン基板、 505:撮像素子、 506:センサー基板。
Claims (1)
- 撮像素子と、当該撮像素子を取り付けたセンサー基板と、前記撮像素子の出力信号データを処理するメイン基板を有する撮像装置において、前記センサー基板と前記メイン基板とを接続する共通のインターフェースを設け、前記センサー基板は、前記取り付けた撮像素子の種類を特定するための識別信号を出力し、前記メイン基板は、前記識別信号に応じて映像処理を切り替えるFPGAが取り付けられ、前記メイン基板のFPGAは、異なる撮像素子若しくは異なる撮像素子を取り付けたセンサー基板毎に、それぞれ異なる処理モジュールを搭載し、前記識別信号に応じて前記処理モジュールを切り替えて前記出力信号データを映像処理することを特徴とする撮像装置。
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2010
- 2010-10-15 JP JP2010232598A patent/JP2012089920A/ja active Pending
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