JP2012088928A - 個人情報管理システム及び個人情報管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】生成された法定調書などの所定の書式を有する書式データに基づいて生成された帳票の内容を確認する確認作業において、迅速にかつ容易に実行することができる個人情報管理システム及び個人情報管理プログラムを提供すること。
【解決手段】通信端末装置300は、新規入力または変更された個人情報30を書式データ20の書式にしたがって帳票としてプリンタ400に出力させる際に、当該帳票上に新規入力または変更されたことを示すチェックマーク91を印刷する。
【選択図】図2
【解決手段】通信端末装置300は、新規入力または変更された個人情報30を書式データ20の書式にしたがって帳票としてプリンタ400に出力させる際に、当該帳票上に新規入力または変更されたことを示すチェックマーク91を印刷する。
【選択図】図2
Description
本発明は、会社の業務を遂行するコンピュータなどの端末装置を用いて処理する年末調整/法定調書作成装置に関する。
近年、コンピュータの発達に伴って、会社の業務を遂行するための種々の演算処理または書面の作成処理など、些細なエラーも許されない一方で、煩雑な処理または演算についても簡易にかつ正確に短時間で実行するものとして、パーソナルコンピュータなどの端末装置が用いられている。また、その中でも、源泉徴収簿及び源泉徴収票など税務署に提出しなければならない法定調書を作成することは簡易にかつ正確に短時間で実行するには難しいとされている。
例えば、簡易にかつ正確に短時間で実行する法定調書を生成する装置として、税務署に提出する書類と同一形式のリアルイメージ画面で入力データを登録可能とし、給与計算システムと連動させるとともに、年末調整処理である年末調整の各種控除額などを自動計算して、源泉徴収簿と源泉徴収票を作成する装置が知られている(例えば、特許文献1)。また、このような年末調整処理の一連の作業をネットワークを介して各種のサーバ装置、データベース及び端末装置を連動させて実行するシステム(例えば、特許文献2及び3)、並びに、アプリケーションを起動させたサーバ装置によって提供された情報を端末装置が有するブラウザ機能を用いて実行するシステム(例えば、特許文献4)も知られている。一方、源泉徴収票を印刷する際に、市区町村毎に区分けするためのマークを源泉徴収票に印刷する源泉徴収処理システムも知られている(例えば、特許文献5)。
しかしながら、特許文献1〜4に記載の装置またはシステムであっては、法定調書を生成する際においては、簡易にかつ正確に実行されるものの、当該生成された法定調書を確認する確認作業においては、担当者が目視などによって確認を行うので、なお煩雑な作業が必要である。また、特許文献5に記載のシステムであっても、市区町村の区分けについては煩雑さを解消するものの、定形書面の内容に関する確認作業においては、担当者が目視などによって確認を行うので、上述と同様になお煩雑な作業が必要である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、例えば法定調書や各種申請書などの、所定の書式を有する書式データに基づいて生成された帳票の内容を確認する確認作業において、迅速にかつ容易に実行することができる個人情報管理システム及び個人情報管理プログラムを提供することにある。
(1)上記課題を解決するため、本発明の個人情報管理システムは、税務に関し、特定の個人に関する個人情報を管理する個人情報管理システムであって、前記個人情報を記入するための複数の異なる記入欄から構成された書式を有する書式データを、画像として表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示された書式データの各記入欄に該当する個人情報を記憶手段から読み出して、該当する前記記入欄上に表示する読み出し手段と、入力手段と連動して前記読み出された個人情報とともに表示された書式データの記入欄に対して、少なくとも一部の個人情報の新規入力、追加入力、変更または削除を実行する情報設定手段と、当該新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記書式データの書式にしたがって帳票として印刷手段に出力させる印刷制御手段とを備え、前記印刷制御手段が、前記新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記帳票として印刷出力する際に、当該帳票上に前記新規入力、追加入力、変更または削除されたことを示すマークを印刷させる構成を有している。
この構成により、本発明の個人情報管理システムは、新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を帳票として印刷出力する際に、当該帳票上にそのような処理がなされたことを示すマークを印刷することができるので、税務に関する個人情報の記入事項に変更があった帳票を目視によって容易に分別する(探し出す)ことができる。すなわち、記入事項の追加・変更内容の確認や、申請者本人への事情確認などの確認作業の対象となる帳票を、印刷されたマークにより迅速にかつ容易に分別することができる。
(2)また、上記個人情報管理システムにおいては、前記書式データが、年末調整用申告書の書式を有する書式データであって、前記印刷制御手段は、配偶者または扶養家族に関する個人情報について、前記新規入力、追加入力、変更または削除された場合に、前記マークを印刷させるよう構成するとよい。
この構成により、税率が変わりうる事情が生じ、慎重な確認が必要とされる申請を、印刷されたマークにより迅速にかつ容易に分別することができる。
(3)上記課題を解決するため、本発明の個人情報管理システムは、税務に関し、特定の個人に関する個人情報を管理する個人情報管理システムであって、前記個人情報を記入するための複数の異なる記入欄から構成された書式を有する書式データを、画像として表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示された書式データの各記入欄に該当する個人情報を記憶手段から読み出して、該当する前記記入欄上に表示する読み出し手段と、入力手段と連動して前記読み出された個人情報とともに表示された書式データの記入欄に対して、少なくとも一部の個人情報の新規入力、追加入力、変更または削除を実行する情報設定手段と、前記新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記記憶手段に記録させるとともに、当該個人情報が新規入力、追加入力、変更または削除されたことを示すフラグを当該個人情報に対応付けて当該記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備える構成を有している。
この構成により、本発明の個人情報管理システムは、新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を記憶手段に記録する際に、そのような処理がなされたことを示すフラグ情報を当該個人情報に対応付けて記憶させることができるので、税務に関する個人情報の記入事項に変更があった個人情報について容易に抽出することができる。すなわち、記入事項の追加・変更内容の確認や、申請者本人への事情確認などの確認作業の対象となるデータをフラグ情報により迅速にかつ容易に抽出することができる。
(4)また、上記個人情報管理システムにおいては、前記書式データが、年末調整用申告書の書式を有する書式データであって、前記記憶制御手段は、配偶者または扶養家族に関する個人情報について、前記新規入力、追加入力、変更または削除された場合に、前記フラグを当該個人情報に対応付けて当該記憶手段に記憶させるよう構成するとよい。
この構成により、税率が変わりうる事情が生じ、慎重な確認が必要とされる申請を記憶されたフラグにより、迅速にかつ容易に抽出することができる。
(5)上記課題を解決するため、本発明の個人情報管理プログラムは、コンピュータによって、税務に関し、特定の個人に関する個人情報を管理する個人情報管理プログラムであって、前記コンピュータを、前記個人情報を記入するための複数の異なる記入欄から構成された書式を有する書式データを、画像として表示手段に表示させる表示制御手段、前記表示された書式データの各記入欄に該当する個人情報を記憶手段から読み出して該当する前記記入欄上に表示する読み出し手段、入力手段と連動して前記読み出された個人情報とともに表示された書式データの記入欄に対して、少なくとも一部の個人情報の新規入力、追加入力、変更または削除を実行する情報設定手段、及び、当該新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記書式データの書式にしたがって帳票として印刷手段に出力させる印刷制御手段として機能させるとともに、前記新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記帳票として印刷出力する際に、当該帳票上に前記新規入力、追加入力、変更または削除されたことを示すマークを印刷させる前記印刷制御手段として機能させる構成を有している。
上記プログラムをコンピュータにインストールすることにより、本発明に係る個人情報管理システムを構成させることができる。
(6)上記課題を解決するため、本発明の個人情報管理プログラムは、コンピュータによって、税務に関し、特定の個人に関する個人情報を管理する個人情報管理プログラムであって、前記コンピュータを、前記個人情報を記入するための複数の異なる記入欄から構成された書式を有する書式データを、画像として表示手段に表示させる表示制御手段、前記表示された書式データの各記入欄に記憶手段から該当する個人情報を読み出して該当する前記記入欄上に表示する読み出し手段、入力手段と連動して前記読み出された個人情報とともに表示された書式データの記入欄に対して、少なくとも一部の個人情報の新規入力、追加入力、変更または削除を実行する情報設定手段、及び、前記新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記記憶手段に記録させるとともに、当該個人情報が新規入力、追加入力、変更または削除されたことを示すフラグを当該個人情報に対応付けて当該記憶手段に記憶させる記憶制御手段として機能させる構成を有している。
上記プログラムをコンピュータにインストールすることにより、本発明に係る個人情報管理システムを構成させることができる。
本発明の個人情報管理システムないしプログラムは、個人情報が新規入力、追加入力、変更または削除された記入欄を含む帳票を印刷出力する際に、当該帳票上にそのような処理がなされたことを示すマークを印刷することができるので、税務に関する個人情報の記入事項に変更等があった帳票について目視によっても容易に分別する(探し出す)ことができる。すなわち、記入事項の追加・変更内容の確認や、申請者本人への事情確認などの確認作業の対象となる帳票を、迅速にかつ容易に分別することができる。
また、本発明の個人情報管理システムないしプログラムは、新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を記憶手段に記録する際に、新規入力、追加入力、変更または削除されたことを示すフラグ情報を当該個人情報に対応付けて記憶させることができるので、税務に関する個人情報の記入事項に変更等があった個人情報について容易に抽出することができる。すなわち、記入事項の追加・変更内容の確認や、申請者本人への事情確認などの確認作業の対象となるデータを、フラグ情報により迅速にかつ容易に抽出することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、年末調整用の法定調書の作成を含む給与情報管理システムに対し、本発明に係る個人情報管理システム及び個人情報管理プログラムを適用した場合の実施形態である。
[給与情報管理システム]
まず、図1を用いて本実施形態の給与情報管理システム10について説明する。なお、図1は、本実施形態の給与情報管理システム10の構成を示すシステム構成図である。
まず、図1を用いて本実施形態の給与情報管理システム10について説明する。なお、図1は、本実施形態の給与情報管理システム10の構成を示すシステム構成図である。
給与情報管理システム10は、図1に示すように、給与情報を管理するサーバ装置100と、所定の情報が記憶されるデータベース200とを有している。また、給与情報管理システム10は、当該サーバ装置100と通信を行いつつ、特定の個人、例えば、会社における社員(従業員)毎の給与及び年末調整用の法定調書(以下、「帳票」ともいう。)を生成するために用いる複数の通信端末装置300と、法定調書を印刷するプリンタ400とを有している。また、サーバ装置100、各通信端末装置300及びプリンタ400は、有線LANまたは無線LANなどのネットワークNを介してそれぞれ接続されている。
なお、サーバ装置100は、本発明の年末調整算出手段を構成し、データベース200は、本発明の記憶手段を構成する。プリンタ400は、本発明の印刷手段を構成する。
サーバ装置100は、各通信端末装置300と連動しつつ、データベース200を管理し、各通信端末装置300において実行される年末調整用の法定調書、いわゆる、給与所得者の扶養控除等の申告書(以下、単に、「年末調整用申告書」という。)の生成を支援する。特に、サーバ装置100は、各通信端末装置300からの要求に基づいて年末調整用申告書の書式を有する書式データ(電子フォーム)20を当該通信端末装置300に提供する。また、サーバ装置100は、社員毎の支給された給与及び賞与を計算する機能を有し、年末調整用申告書を生成する場合に、社員毎の支給された給与及び賞与の計算を実行し、各通信端末装置300と連動しつつ、源泉徴収簿及び源泉徴収票の生成を支援する。なお、データベース200は、サーバ装置100内にあってもよい。
データベース200には、年末調整用申告書の書式における各記入欄50に記入される個人情報30が特定の個人毎(すなわち、社員毎)に記憶される。また、データベース200は、通信端末装置300から要求された社員の個人情報30を通信端末装置300に提供する。各個人情報30は、各社員を識別する社員IDに対応付けられて記憶されており、具体的には、各個人情報30には、給与所得者の氏名とその住所、配偶者名と当該配偶者に関する情報(同居・別居の別、生年月日、職業、住所及び所得額の情報)、扶養家族と当該扶養家族に関する情報(社員との続柄、同居・別居の別、生年月日、老人控除、老人扶養親族または特定扶養親族の情報、職業、住所及び所得額の情報)、障害者等の情報(障害者の種別及びその有無と、寡婦、寡夫及び勤労学生のその有無との情報)、及び、扶養家族の控除に関する情報(その他の扶養家族及び扶養親族の情報)が含まれる。また、データベース200には、社員毎に、社員IDに対応付けられて、社員の名称、月々の給与及び給付された賞与の金額が給与/賞与情報として記憶されている。
各通信端末装置300は、表示された年末調整用申告書の書式を有する書式データ20(電子フォーム)上の各記入欄50に、データベース200から該当する個人情報30を読み出して重畳表示するとともに、少なくとも一部の個人情報30の新規入力、追加入力、変更または削除などが実行された場合に、当該新規入力、追加入力、変更または削除などされた個人情報30を更新してデータベース200に記録させる。そして、各通信端末装置300は、当該新規入力、追加入力、変更または削除などされた個人情報30を書式データ20の書式にしたがって帳票としてプリンタ400に出力させる。特に、各通信端末装置300は、新規入力、追加入力、変更または削除などされた個人情報30を更新してデータベース200に記録させるとともに、当該個人情報30がそのような処理がなされたことを示すフラグを当該個人情報30に対応付けて当該データベース200に記憶させる。また、各通信端末装置300は、当該新規入力、追加入力、変更または削除などされた個人情報30を書式データ20の書式にしたがって帳票としてプリンタ400に出力させる際に、当該帳票上にそのような処理がなされたことを示すマーク(以下、「チェックマーク」という。)91を印刷する。このとき、処理の種類によってマークの形状を変えるようにしてもよい。さらに、各通信端末装置300は、サーバ装置100と連動し、年末調整用申告書のデータの入力及び印刷出力を実行する際に、源泉徴収簿及び源泉徴収票の生成を実行する。なお、通信端末装置300の構成の詳細について後述する。
この構成により、給与情報管理システム10においては、年末調整用申告書の記入事項に変更があった個人情報30について容易にデータベース200から抽出することができるとともに、当該記入事項に変更があった帳票について変更がなかった帳票から目視によっても容易に分別することができる。したがって、年末調整用の法定調書の内容が入力された後に経理部などにおいて入力内容や本人へ事情を確認するための確認作業において、迅速にかつ容易にその内容の変更を認識することができる。
[通信端末装置]
次に、図2を用いて本実施形態の通信端末装置300の詳細について説明する。なお、図2は、通信端末装置300の構成を示すブロック図である。
次に、図2を用いて本実施形態の通信端末装置300の詳細について説明する。なお、図2は、通信端末装置300の構成を示すブロック図である。
各通信端末装置300は、パーソナルコンピュータなどの端末装置であり、各社員または年末調整用申告書の入力を行う特定の社員によって使用される。各通信端末装置300は、サーバ装置100と連動して年末調整用申告書の書式を有する書式データ20を読み込んで閲覧するためのアプリケーションプログラムとして閲覧ブラウザ(以下、単に「ブラウザ」という。)を搭載している。また、各通信端末装置300は、ブラウザを起動させて書式データ20を表示させるとともに、社員毎にデータベース200から該当する個人情報30を取得して表示された書式データ20に重畳表示する。そして、各通信端末装置300は、ブラウザによって表示された書式データ20に対してユーザの指示に基づいて個人情報30の新規入力、追加入力、変更または削除などを行うとともに、当該個人情報30のデータベース200への年度ごとの記録及びプリンタ400への印刷を実行する。
具体的には、各通信端末装置300は、サーバ装置100及びデータベース200と通信を行う通信インターフェース310と、ブラウザを起動させて年末調整用申告書の書式を有する書式データ20の表示並びに個人情報30の入力及び変更に関する各処理を実行するデータ処理部320と、表示部330と、表示部330の表示制御を行う描画制御部340と、を有している。また、各通信端末装置300は、ユーザの操作を入力するための操作部350と、全体を制御する端末制御管理部360と、端末制御管理部360が各部を制御するための制御プログラム及び当該制御プログラムが実行される際に用いられるメモリ機能を有するROM/RAM370とを有している。そして、各部は、バスBによって他の部と電気的に接続されている。
なお、データ処理部320は、本発明の表示制御手段、読み出し手段、情報設定手段及び印刷制御手段を構成し、表示部330は、本発明の表示手段を構成する。また、操作部350は、本発明の入力手段を構成する。
通信インターフェース310は、データ処理部320の制御の下、ネットワークNに接続されるサーバ装置100またはデータベース200と通信回線を構築し、年末調整用申告書の書式を有する書式データ20または個人情報30など種々のデータの授受を行う。
データ処理部320は、年末調整用申告書の書式を有する書式データ20の表示、個人情報30の入力及び変更、並びに、印刷に関する各処理(以下、「表示印刷処理」という。)を実行する。具体的には、データ処理部320は、ブラウザを起動させるとともに、所定のプログラムを実行することによって、表示処理部321と、読み出し処理部322と、入力設定処理部323と、記憶処理部324と、印刷制御部325と、表示印刷処理が実行されている際にサーバ装置100と連動して年末調整処理を実行する年末調整制御部326とを実現する。
なお、表示処理部321は、本発明の表示制御手段を、読み出し処理部322は、本発明の読み出し手段を入力設定処理部323は、本発明の情報設定手段を、及び、記憶処理部324は、本発明の印刷制御手段を構成する。また、データ処理部320の各部の詳細については後述する。
表示部330は、例えば、液晶素子、EL(Electro Luminescence)素子またはCRT(Cathode Ray Tube)によって構成され、描画制御部340において生成された表示データに基づいて所定の画像を表示するようになっている。特に、表示部330は、ブラウザを介して年末調整用申告書の書式を有する書式データ20を表示するとともに、当該書式データ20上に社員毎の個人情報30を重畳表示する。
描画制御部340は、データ処理部320の制御の下、表示部330に所定の画像を描画させるために必要な表示データを生成するようになっており、生成された表示データを表示部330に出力するようになっている。
操作部350は、各種の確認ボタン、各操作指令を入力する操作ボタン、テンキーなどの多数のキー及び表示部330上に設けられたタッチセンサにより構成され、各操作を行う際に用いられるようになっている。具体的には、操作部350は、年末調整用申告書の書式を有する書式データ20が表示されている際に、個人情報30の新規入力、追加入力、変更、または削除を実行する際に用いられるようになっている。
端末制御管理部360は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、通信端末装置300の全般的な機能及びブラウザを起動させるための全般的な機能を総括的に制御するようになっている。
ROM/RAM370には、通信端末装置300として機能するための各種の制御プログラムが記録されているとともに、年末調整用申告書の書式データを閲覧するためのブラウザ機能を含むアプリケーションプログラムが記録されている。また、このROM/RAM370は、各種の処理が実行される際のワークエリアとして用いられる。
[データ処理部]
次に、図2〜図6の各図を用いて本実施形態におけるデータ処理部320の各部の詳細について説明する。なお、図3は、サーバ装置100から取得する年末調整用申告書の書式を有する書式データ20の一表示例であり、図4は、表示された年末調整用申告書の記入欄50に追加入力される個人情報30を説明するための図である。また、図5は、年末調整用申告書の記入欄50上に表示された個人情報30の変更を説明するための図であり、図6は、年末調整用申告書の記入欄50上に個人情報が新規入力、追加入力、変更または削除などされたことを示すチェックマーク91を説明するための図である。
次に、図2〜図6の各図を用いて本実施形態におけるデータ処理部320の各部の詳細について説明する。なお、図3は、サーバ装置100から取得する年末調整用申告書の書式を有する書式データ20の一表示例であり、図4は、表示された年末調整用申告書の記入欄50に追加入力される個人情報30を説明するための図である。また、図5は、年末調整用申告書の記入欄50上に表示された個人情報30の変更を説明するための図であり、図6は、年末調整用申告書の記入欄50上に個人情報が新規入力、追加入力、変更または削除などされたことを示すチェックマーク91を説明するための図である。
表示処理部321は、ブラウザの起動中に、サーバ装置100と連動し、年末調整用申告書の書式データ20を通信インターフェース310を介して取得するとともに、描画制御部340と連動し、当該取得した書式データ20を表示部330に表示させる。具体的には、表示処理部321は、図3に示す平成22年度の年末調整用申告書の書式を有する書式データ20をサーバ装置100から取得して表示部330に表示させる。
読み出し処理部322は、ブラウザの機能により、データベース200と連動し、操作部350によって特定された社員の個人情報30を通信インターフェース310を介して読み出すとともに、描画制御部340と連動し、表示部330に表示されている年末調整用申告書の記入欄50に、読み出した個人情報30を重畳表示させる。具体的には、読み出し処理部322は、図3に示すように、社員「大日本太郎」の個人情報30について、配偶者「大日本花子」における生年月日、職業、住所及び所得額の情報と、扶養者「大日本一夫」及び「大日本一郎」における社員との続柄、同居・別居の別、生年月日、老人控除、老人扶養親族または特定扶養親族の情報、職業、住所及び所得額の情報とを読み出して記入欄50上に重畳表示する。
入力設定処理部323は、表示部330に表示されている記入欄50に操作者が、新規に、追加的に又は変更して情報を入力する場合に、操作部350と連動して入力された情報を記入欄50上に重畳して表示する。特に、入力設定処理部323は、操作部350によって配偶者または扶養家族の名称及びそれらに関する情報を直接的に、新規にまたは追加的に文字入力させることの他に、読み出し処理部322によって読み出され、描画制御部340により記入欄50に描画された文字のうち、修正ないし削除が必要な文字を操作部350で特定して修正または削除することにより、修正(変更)ないし削除などすることができる。さらに、予め定められた複数の情報から一の情報を選択するプルダウンメニューによる入力を実行することが可能である。また、入力設定処理部323は、老人控除、老人扶養親族または特定扶養親族の情報など特定の記入欄50については、新規に、追加的にまたは変更して入力された個人情報から、どの情報を入力すべきかを自動的に判定し(以下、自動的に判定されて入力される当該情報を「自動入力情報40」という。)、その結果を記入欄50上に表示する。なお、読み出し処理部322による読出しデータがない場合であっても、入力設定処理部323によって、まったく新規に個人情報を入力できるようしてもよい。このように、配偶者や扶養家族に関する個人情報の新規入力、追加入力、変更、削除などを設定することができる。
具体的には、入力設定処理部323は、図4(a)に表示されている内容に新しい扶養家族として「大日本二郎」の情報が入力された場合には、図4(b)に示すように、当該入力された新規情報60を表示部330に表示させる。特に、入力設定処理部323は、操作部350と連動して
(1)「氏名」については、文字入力の実行、
(2)「続柄」については、プルダウンメニューからの選択、
(3)「同居・別居の別」についてはチェックボックスからの選択、
(4)「生年月日」の元号についてはプルダウンメニューからの選択、及び、年月日については数字入力の実行、並びに
(5)「職業」及び「住所または居所」については文字入力の実行を制御する。
(1)「氏名」については、文字入力の実行、
(2)「続柄」については、プルダウンメニューからの選択、
(3)「同居・別居の別」についてはチェックボックスからの選択、
(4)「生年月日」の元号についてはプルダウンメニューからの選択、及び、年月日については数字入力の実行、並びに
(5)「職業」及び「住所または居所」については文字入力の実行を制御する。
なお、入力設定処理部323は、表示されている個人情報30に新規情報60が入力された場合には、その旨を示すフラグを当該個人情報30に関連付けしてROM/RAM370に記憶する。
また、具体的には、入力設定処理部323は、図5(a)に表示されている扶養家族「大日本一郎」の「職業」及び「住所または居所」の情報が変更された場合には、図5(b)に示すように、変更入力された情報(以下、「変更入力情報」という。)に基づく画像を表示部330に表示させる。特に、入力設定処理部323は、操作部350と連動して
(1)「職業氏名」については、「無職」から「会社員」への変更、
(2)「住所」については、「東京都新宿区○○」から「東京都新宿区××」への変更、
(3)「異動月日」については「4月1日」の新規入力、及び
(4)「事由」については「なし」から「就職」への変更を制御する。
(1)「職業氏名」については、「無職」から「会社員」への変更、
(2)「住所」については、「東京都新宿区○○」から「東京都新宿区××」への変更、
(3)「異動月日」については「4月1日」の新規入力、及び
(4)「事由」については「なし」から「就職」への変更を制御する。
なお、入力設定処理部323は、表示されている個人情報30が変更された場合には、その旨を示すフラグを当該個人情報30に関連付けしてROM/RAM370に記憶する。
記憶処理部324は、ブラウザの機能により、データベース200と連動し、表示された書式データ20の所定の記入欄50に新規入力された個人情報30または当該記入欄50に表示されている内容を変更された個人情報30を、通信インターフェース310を介してデータベース200に、その年度分として更新して記憶する。このとき、記憶処理部324は、個人情報30が新規入力、追加入力、変更または削除などされたことを示すフラグを当該個人情報30に対応付けて登録する。特に、配偶者や扶養家族の入力、変更、削除など、税率が変わりうる事情が生じ、慎重な確認が必要とされる申請に対して、フラグを記憶させると、迅速にかつ容易に分別することができる。
印刷制御部325は、ブラウザの機能により、プリンタ400と連動し、表示部330に表示されている年末調整用申告書を印刷フォーマットに変換しつつ、通信インターフェース310を介してプリンタ400に出力する。特に、印刷制御部325は、個人情報30の新規入力、追加入力、変更または削除などがあった場合には、印刷の実行が指示されたときに、そのような処理があった旨を示すチェックマーク91を年末調整用申告書上に表示させるとともに、当該チェックマーク91を有する年末調整用申告書が印刷されるように、プリンタ400に指示する。
例えば、印刷制御部325は、図6(a)及び(b)に示すように、ブラウザの画面に表示された「印刷ボタン」80が操作者によって画面上で押し下げられて印刷の実行が指示されると、チェックボックス90上にチェックマーク91として「レ」マークを表示し、当該チェックマーク91及び新規入力、追加入力、変更または変更などされた個人情報を有する年末調整用申告書のデータを印刷フォーマットに変換しつつ、通信インターフェース310を介してプリンタ400に出力する。なお、チェックマーク91は、「レ」マークに限らず、「○」や「☆」等の他のマークとしてもよく、図形と「変更あり」等の文言が組み合わされたマークとしてもよい。特に、配偶者や扶養家族の入力、変更、削除など、税率が変わりうる事情が生じ、慎重な確認が必要とされる申請に対して、「レ」マークを印刷すると、迅速にかつ容易に分別することができる。
年末調整制御部326は、表示部330に表示されている個人情報30の印刷が指示された場合に、通信インターフェース310を介して当該個人情報30をサーバ装置100に提供するとともに、当該サーバ装置100にデータベース200から該当する社員の給与/賞与情報を取得させて年末調整処理を実行させる。具体的には、年末調整処理には、年収の算出、支払った税金の合計、支払った社会保険料の合計、控除額の算出及び戻り金の算出が含まれる。そして、年末調整制御部326は、サーバ装置100によって算出された年末調整処理における各情報を取得し、源泉徴収簿及び各社員の源泉徴収票に取得した情報を印刷するようにプリンタ400に指示する。そして、年末調整制御部326は、当該取得した情報をデータとしてデータベース200に給与/賞与情報に対応付けて記憶する。
[年末調整用申告書の表示印刷処理]
次に、図7を用いて本実施形態の通信端末装置300における年末調整用申告書の表示印刷処理について説明する。なお、図7は、通信端末装置300における年末調整用申告書の表示印刷処理の動作を示すフローチャートである。
次に、図7を用いて本実施形態の通信端末装置300における年末調整用申告書の表示印刷処理について説明する。なお、図7は、通信端末装置300における年末調整用申告書の表示印刷処理の動作を示すフローチャートである。
まず、操作部350によってブラウザの起動が指示されると(ステップS101:Yes)、表示処理部321は、通信インターフェース310を介してサーバ装置100から年末調整用申告書の書式を有する書式データ20を取得し、描画制御部340を介して表示部330に年末調整用申告書の画像を表示させる(ステップS102)。このとき、表示処理部321は、社員IDの入力を促す表示を表示部330に表示させてその入力を待機する。
次いで、表示処理部321が社員IDの入力を検出すると(ステップS103:Yes)、読み出し処理部322は、通信インターフェース310を介して検出した社員IDに対応付けられて記憶されている個人情報30をデータベース200から取得し、描画制御部340を介して年末調整用申告書上に重畳して表示させる(ステップS104)。このとき、入力設定処理部323は、操作部350による操作入力を待機する。
次いで、入力設定処理部323は、操作部350による操作入力を検出すると(ステップS105:Yes)、本動作の終了か否かを判断し(ステップS106)、操作部350による操作入力が本動作の終了であると判断すると(ステップS106:Yes)、本動作を終了し、本動作の終了でないと判断すると(ステップS106:No)、個人情報30のデータベース200への更新を指示する操作入力であるか否かを判断する(ステップS107)。
入力設定処理部323が、操作部350による操作入力が個人情報30のデータベース200への更新を指示する操作入力であると判断した場合には(ステップS107:Yes)、記憶処理部324は、通信インターフェース310を介してデータベース200に年末調整用申告書上に表示されている個人情報30を記憶し(ステップS108)、ステップS105の処理に移行する。このとき、記憶処理部324は、ROM/RAM370に記憶されているフラグに基づいて、個人情報30の新規入力、追加入力、変更または削除が実行されているかを判断し、個人情報30の新規入力、追加入力、変更または削除が実行されている場合には、個人情報30にそのような処理がなされたことを示すフラグをデータベース200に登録する。
一方、入力設定処理部323は、操作部350による操作入力が個人情報30のデータベース200への更新を指示する操作入力でないと判断した場合には(ステップS107:No)、当該操作部350による操作入力が印刷指示であるか否かを判断する(ステップS109)。
入力設定処理部323は、操作部350による操作入力が印刷指示でないと判断した場合には(ステップS109:No)、個人情報30の新規入力、追加入力、変更または削除など操作入力に基づく処理を実行し(ステップS110)、ステップS105の処理に移行する。このとき、入力設定処理部323は、操作部350による操作入力を待機する。
他方、入力設定処理部323は、操作部350による操作入力が印刷指示であると判断した場合には(ステップS109:Yes)、印刷制御部325は、プリンタ400と連動し、表示されている年末調整用申告書のデータを印刷フォーマットに変換しつつ、通信インターフェース310を介してプリンタ400に出力する(ステップS111)。このとき、印刷制御部325は、ROM/RAM370に記憶されているフラグに基づいて、個人情報30の新規入力、追加入力、変更または削除などが実行されているかを判断し、そのような処理が実行されている場合には、そのような処理があった旨を示すチェックマーク91をチェックボックス90上に表示させるとともに、当該チェックマーク91を有する年末調整用申告書が印刷されるように、プリンタ400に指示する。また、このとき、入力設定処理部323は、操作部350による操作入力を待機する。なお、年末調整制御部326は、ステップS111の処理が実行されると、サーバ装置100に表示されている個人情報30に基づいて年末調整処理を実行させ、源泉徴収簿及び源泉徴収票の印刷及び年末調整処理によって算出されたデータのデータベース200へ記憶を実行する。
[作用効果]
以上、通信端末装置300は、新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報30を有する年末調整用申告書を印刷出力する際に、当該年末調整用申告書上に新規入力、追加入力、変更または削除されたことを示すチェックマーク91を印刷することができるので、税務に関する個人情報30の記入事項に変更があった年末調整用申告書について容易に抽出することができる。
以上、通信端末装置300は、新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報30を有する年末調整用申告書を印刷出力する際に、当該年末調整用申告書上に新規入力、追加入力、変更または削除されたことを示すチェックマーク91を印刷することができるので、税務に関する個人情報30の記入事項に変更があった年末調整用申告書について容易に抽出することができる。
また、通信端末装置300は、新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報30をデータベース200に記録する際に、新規入力、追加入力、変更または削除などされたことを示すフラグ情報を当該個人情報30に対応付けて記憶させることができるので、税務に関する個人情報30の記入事項に変更があった個人情報30について容易に抽出することができる。
また、給与情報管理システム10は、サーバ装置100によって年末調整用申告書の生成時に年末調整に関する計算を実行することができる。
[変形例]
上述の実施形態では、サーバ装置100において年末調整用申告書の生成時に年末調整に関する計算を実行するようになっているが、全ての個人情報30のデータベース200への更新記録がされた等の所定のタイミングで、操作者によって操作部350による年末調整処理の実行が指示されたことを、年末調整制御部326が検知することで、サーバ装置100のデータベース200に記憶されている個人情報30に基づいて年末調整処理を実行させ、源泉徴収簿及び源泉徴収票の印刷及び年末調整処理によって算出されたデータのデータベース200へ記憶を実行するようにしてもよい。
上述の実施形態では、サーバ装置100において年末調整用申告書の生成時に年末調整に関する計算を実行するようになっているが、全ての個人情報30のデータベース200への更新記録がされた等の所定のタイミングで、操作者によって操作部350による年末調整処理の実行が指示されたことを、年末調整制御部326が検知することで、サーバ装置100のデータベース200に記憶されている個人情報30に基づいて年末調整処理を実行させ、源泉徴収簿及び源泉徴収票の印刷及び年末調整処理によって算出されたデータのデータベース200へ記憶を実行するようにしてもよい。
上述の実施形態では、サーバ装置100において年末調整処理を実行するようになっているが、各通信端末装置300の年末調整制御部326がブラウザ上において実行するようにしてもよい。この場合には、年末調整制御部326は、本発明の年末調整算出手段を構成する。
本発明の個人情報管理システムは、会社などの従業員の給与計算を行うシステムや人事労務管理を行うシステムに対して適用することができる。
10 … 給与情報管理システム
100 … サーバ装置
200 … データベース
300 … 通信端末装置
310 … 通信インターフェース
320 … データ処理部
321 … 表示処理部
322 … 読み出し処理部
323 … 入力設定処理部
324 … 記憶処理部
325 … 印刷制御部
326 … 年末調整制御部
330 … 表示部
340 … 描画制御部
350 … 操作部
360 … 端末制御管理部
400 … プリンタ
100 … サーバ装置
200 … データベース
300 … 通信端末装置
310 … 通信インターフェース
320 … データ処理部
321 … 表示処理部
322 … 読み出し処理部
323 … 入力設定処理部
324 … 記憶処理部
325 … 印刷制御部
326 … 年末調整制御部
330 … 表示部
340 … 描画制御部
350 … 操作部
360 … 端末制御管理部
400 … プリンタ
Claims (6)
- 税務に関し、特定の個人に関する個人情報を管理する個人情報管理システムであって、
前記個人情報を記入するための複数の異なる記入欄から構成された書式を有する書式データを、画像として表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示された書式データの各記入欄に該当する個人情報を記憶手段から読み出して、該当する前記記入欄上に表示する読み出し手段と、
入力手段と連動して前記読み出された個人情報とともに表示された書式データの記入欄に対して、少なくとも一部の個人情報の新規入力、追加入力、変更または削除を実行する情報設定手段と、
当該新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記書式データの書式にしたがって帳票として印刷手段に出力させる印刷制御手段とを備え、
前記印刷制御手段が、前記新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記帳票として印刷出力する際に、当該帳票上に前記新規入力、追加入力、変更または削除されたことを示すマークを印刷させることを特徴とする個人情報管理システム。 - 請求項1に記載の個人情報管理システムにおいて、
前記書式データが、年末調整用申告書の書式を有する書式データであって、
前記印刷制御手段は、配偶者または扶養家族に関する個人情報について、前記新規入力、追加入力、変更または削除された場合に、前記マークを印刷させることを特徴とする個人情報管理システム。 - 税務に関し、特定の個人に関する個人情報を管理する個人情報管理システムであって、
前記個人情報を記入するための複数の異なる記入欄から構成された書式を有する書式データを、画像として表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示された書式データの各記入欄に該当する個人情報を記憶手段から読み出して、該当する前記記入欄上に表示する読み出し手段と、
入力手段と連動して前記読み出された個人情報とともに表示された書式データの記入欄に対して、少なくとも一部の個人情報の新規入力、追加入力、変更または削除を実行する情報設定手段と、
前記新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記記憶手段に記録させるとともに、当該個人情報が新規入力、追加入力変更または削除されたことを示すフラグを当該個人情報に対応付けて当該記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備えることを特徴とする個人情報管理システム。 - 請求項3に記載の個人情報管理システムにおいて、
前記書式データが、年末調整用申告書の書式を有する書式データであって、
前記記憶制御手段は、配偶者または扶養家族に関する個人情報について、前記新規入力、追加入力、変更または削除された場合に、前記フラグを当該個人情報に対応付けて当該記憶手段に記憶させることを特徴とする個人情報管理システム。 - コンピュータによって、税務に関し、特定の個人に関する個人情報を管理する個人情報管理プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記個人情報を記入するための複数の異なる記入欄から構成された書式を有する書式データを、画像として表示手段に表示させる表示制御手段、
前記表示された書式データの各記入欄に該当する個人情報を記憶手段から読み出して該当する前記記入欄上に表示する読み出し手段、
入力手段と連動して前記読み出された個人情報とともに表示された書式データの記入欄に対して、少なくとも一部の個人情報の新規入力、追加入力、変更または削除を実行する情報設定手段、及び
当該新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記書式データの書式にしたがって帳票として印刷手段に出力させる印刷制御手段として機能させるとともに、
前記新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記帳票として印刷出力する際に、当該帳票上に前記新規入力、追加入力、変更、または変更されたことを示すマークを印刷させる前記印刷制御手段として機能させることを特徴とする個人情報管理プログラム。 - コンピュータによって、税務に関し、特定の個人に関する個人情報を管理する個人情報管理プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記個人情報を記入するための複数の異なる記入欄から構成された書式を有する書式データを、画像として表示手段に表示させる表示制御手段、
前記表示された書式データの各記入欄に該当する個人情報を記憶手段から読み出して該当する前記記入欄上に表示する読み出し手段、
入力手段と連動して前記読み出された個人情報とともに表示された書式データの記入欄に対して、少なくとも一部の個人情報の新規入力、追加入力、変更または削除を実行する情報設定手段、及び
前記新規入力、追加入力、変更または削除された個人情報を前記記憶手段に記録させるとともに、当該個人情報が新規入力、追加入力変更または削除されたことを示すフラグを当該個人情報に対応付けて当該記憶手段に記憶させる記憶制御手段
として機能させることを特徴とする個人情報管理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010234988A JP2012088928A (ja) | 2010-10-19 | 2010-10-19 | 個人情報管理システム及び個人情報管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010234988A JP2012088928A (ja) | 2010-10-19 | 2010-10-19 | 個人情報管理システム及び個人情報管理プログラム |
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JP2012088928A true JP2012088928A (ja) | 2012-05-10 |
Family
ID=46260487
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JP2010234988A Withdrawn JP2012088928A (ja) | 2010-10-19 | 2010-10-19 | 個人情報管理システム及び個人情報管理プログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015095034A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-05-18 | アマノ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システム |
JP2022000821A (ja) * | 2017-09-14 | 2022-01-04 | 株式会社オービック | 控除申告データ作成支援装置、控除申告データ作成支援方法および控除申告データ作成支援プログラム |
-
2010
- 2010-10-19 JP JP2010234988A patent/JP2012088928A/ja not_active Withdrawn
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