JP2012088626A - カラー画像形成装置、及びカラー画像形成装置における色ずれ補正方法 - Google Patents

カラー画像形成装置、及びカラー画像形成装置における色ずれ補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】頻繁に短時間で各色のトナー画像のずれを補正を行うことが可能なカラー画像形成装置を提供する。
【解決手段】二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21に圧接させた状態で中間転写ベルト21上の各色のテストパターンのずれを測定すると共に、二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させた状態で中間転写ベルト21上の各色のテストパターンのずれを測定し、圧接させた状態と離間させた状態との間で生じた各色のテストパターンのずれの差分を求め、これらの差分をメモリ75に記憶させている。そして、調整モードが設定されると、離間させた状態で、中間転写ベルト21上の各色のテストパターンの転写位置を検出して、各色のテストパターンの転写位置からそれらのずれを測定し、この測定した各色のテストパターンのずれをメモリ75内の各差分を用いて補正している。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の像担持体上に形成された各色のトナー画像を中間転写体に重ねて転写し、中間転写体上に形成されたカラーのトナー画像を記録用紙に転写するカラー画像形成装置、及びカラー画像形成装置における色ずれ補正方法に関する。
この種のカラー画像形成装置では、複数色の画像を重ね合わせてカラー画像を形成することから、色ずれという問題が発生する。例えば、カラー画像形成装置として、各色に対応する複数の潜像担持体(感光体ドラム)にそれぞれの潜像を書き込み、各潜像担持体上のそれぞれの潜像を各色のトナーにより現像して、各潜像担持体上に各色のトナー画像を形成し、各潜像担持体から中間転写体(中間転写ベルト)へと各色のトナー画像を重ねて転写して、中間転写体上にカラーのトナー画像を形成し、更に中間転写体から記録用紙へとカラーのトナー画像を転写して、記録媒体上のカラーのトナー画像を定着するという構成のものがある。このカラー画像形成装置においては、各潜像担持体から中間転写体への転写のときに各色のトナー画像がずれて、色ずれが発生することがあり、カラー画像の品質が劣化する。このため、中間転写体上の各色のトナー画像のずれを測定して求め、各色のトナー画像のずれに応じて潜像担持体に対する潜像の書き込みタイミングを制御して、中間転写体上の各色のトナー画像のずれを補正している。
また、特許文献1では、中間転写ベルトに対するクリーニング装置や二次転写ローラの圧接又は離間により中間転写ベルトの負荷が変動して、中間転写ベルト上の各色のトナー画像のずれが変化するので、この負荷により変化した各色のトナー画像のずれを目視により求めて入力し、この入力した各色のトナー画像のずれに応じて感光体ドラムの駆動速度を制御し、中間転写ベルト上の各色のトナー画像のずれを補正している。
更に、特許文献2では、中間転写ベルトに対する二次転写ローラの圧接又は離間により中間転写ベルトの移動速度が変化するので、圧接又は離間に伴う中間転写ベルトの移動速度の変化分(圧接と離間の間で生じる速度差)を求めて、この速度差に応じて各色のトナー画像のずれ量を補正している。詳しくは、図7に示すように各中間転写ローラ301と各感光体ドラム302間のそれぞれのニップ域で、各感光体ドラム302から中間転写ベルト303へと各色のトナー画像を重ねて転写して、中間転写ベルト303上にカラーのトナー像を形成し、中間転写ベルト303と二次転写ローラ304間のニップ域で、中間転写ベルト303から記録用紙へとカラーのトナー画像を転写するという構成において、二次転写ローラ304を中間転写ベルト303から離間させた状態を維持したまま、中間転写ベルト303上にテストパターンを形成して、第1センサ305によりテストパターンの通過時間Ta(中間転写ベルト303の移動速度に対応する)を測定し、また二次転写ローラ304を中間転写ベルト303に圧接させた状態で中間転写ベルト303上にテストパターンを形成し、この後に二次転写ローラ304を中間転写ベルト303から離間させて、第1センサ305によりテストパターンの通過時間Tbを測定し、通過時間TaとTbの差分に応じて各色のトナー画像のずれ量を補正している。あるいは、二次転写ローラ304を中間転写ベルト303から離間させた状態を維持したまま、中間転写ベルト303上にテストパターンを形成して、第1センサ305によりテストパターンの通過時間Ta測定し、テストパターンが中間転写ベルト303と二次転写ローラ304間のニップ域を通過した後に二次転写ローラ304を中間転写ベルト303に圧接させて、第2センサ306によりテストパターンの通過時間Tbを測定し、通過時間TaとTbの差分に応じて各色のトナー画像のずれ量を補正している。
特開2005−195680号公報 特開2009−47741号公報
しかしながら、特許文献1では、中間転写ベルトに負荷がかかっている状態で、中間転写ベルト上に各色のトナー画像を形成して、中間転写ベルト上の各色のトナー画像のずれを目視により求めているが、このような作業を頻繁に行うことは困難である。中間転写ベルト上の各色のトナー画像のずれは、種々の要因から発生し、一定ではなく変化する。このため、可能な限り頻繁に中間転写ベルト上の各色のトナー画像のずれを補正するのが好ましいが、特許文献1のような作業を行う場合は、各色のトナー画像のずれの補正を頻繁に行うのは実質的に不可能である。
また、中間転写ベルトに二次転写ローラを圧接させて負荷をかけている状態では、中間転写ベルト上のトナー画像が二次転写ローラに転写されるので、二次転写ローラのクリーニングが必要となり、このための部品を追加する必要がある。更に、二次転写ローラのクリーニングには時間を要するため、カラー画像形成装置が使用可能になるまでの待ち時間が長くなる。
また、特許文献2では、中間転写ベルトに対する二次転写ローラの圧接又は離間に伴う中間転写ベルトの移動速度差に応じて各色のトナー画像のずれ量を補正しているが、先に述べたように中間転写ベルト上の各色のトナー画像のずれが種々の要因から発生するため、移動速度差に応じた補正だけでは、各色のトナー画像のずれ量を正確に補正することができない。
ここで、中間転写ベルト上の各色のトナー画像のずれの要因を、図7を参照して説明する。まず、中間転写ベルト303から記録用紙へとカラーのトナー画像を転写するには、二次転写ローラ304を5kgf程度の荷重で中間転写ベルト303に圧接させて、ニップ域を形成する必要がある。この荷重が中間転写ベルト303、二次転写ローラ304、それらの支持構造の大きな負荷となり、様々な変位や歪が生じて、これが中間転写ベルト303上の各色のトナー画像のずれの原因となる。
例えば、二次転写ローラ304の圧接により、各中間転写ローラ301や中間転写ベルト303を支持するフレームが変位し、またそのフレームが変形して、各中間転写ローラ301と各感光体ドラム302間のそれぞれのニップ域が変位し、各感光体ドラム302から中間転写ベルト303への転写位置が変化し、このために中間転写ベルト303上のトナー画像やテストパターンの位置がずれる。
また、二次転写ローラ304の圧接により中間転写ベルト303が撓んで、中間転写ベルト303の撓んだ部分にテストパターンが形成されるが、中間転写ベルト303と二次転写ローラ304間のニップ域では中間転写ベルト303の撓みが除去されるため、中間転写ベルト303上のトナー画像やテストパターンの位置がずれる。
更に、二次転写ローラ304の圧接荷重が様々な機械部品の変位や変形の要因となり、中間転写ベルト303上のトナー画像やテストパターンの位置がずれる。
従って、特許文献2のよう中間転写ベルトの移動速度差に応じた補正だけでは、各色のトナー画像のずれ量を正確に補正することができない。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、中間転写ベルトに負荷がかかっていない状態で、中間転写ベルトに負荷がかかっているときの各色のトナー画像のずれを求めて、各色のトナー画像のずれを補正することが可能であって、頻繁に短時間で補正を行うことが可能なカラー画像形成装置及びカラー画像形成装置における色ずれ補正方法を提供することを目的とする。
本発明に係るカラー画像形成装置は、光走査装置のレーザ光により複数の像担持体上を走査して、前記各像担持体上に各潜像を書き込み、前記各像担持体上の潜像を現像して、前記各像担持体上に各色のトナー画像を形成し、前記各像担持体上に形成された各色のトナー画像を中間転写体に重ねて転写して、前記中間転写体上にカラーのトナー画像を形成し、前記中間転写体と該中間転写体に圧接された二次転写部材間のニップ域に記録用紙を挟み込んで搬送し、前記中間転写体上のカラーのトナー画像を前記記録用紙に転写するカラー画像形成装置であって、前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれと前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれとの差分を記憶した記憶部と、前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを測定し、前記測定したずれを前記記憶部内の差分を用いて補正し、前記補正したずれを用いて、前記光走査装置のレーザ光による前記各像担持体上の潜像の書き込みタイミングを補正する制御部とを備えている。
このような本発明では、中間転写体に対して二次転写部材が圧接された状態と離間した状態とで中間転写体上の各色のトナー画像のずれを測定し、各状態のずれの差分を求めて記憶部に記憶している。従って、この差分を求めるには二次転写部材が中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の各色のトナー画像のずれを測定する必要があり、このときには中間転写ベルト上のトナー画像が二次転写ローラに転写される。このため、二次転写ローラのクリーニングが必要となり、またクリーニングの時間が必要である。
ところが、差分を記憶部に記憶した後では、二次転写部材が中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の各色のトナー画像のずれだけを測定すれば、このずれを記憶部内の差分を用いて補正することにより、二次転写部材が中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の各色のトナー画像のずれを求めることができ、このずれを用いて、中間転写体に対する各色のトナー画像の転写位置を正確に補正することができる。また、頻繁に短時間で補正を行うことができる。
例えば、カラー画像形成装置が工場から出荷される前の検査時に、差分を求めて記憶部に記憶しておく。そして、カラー画像形成装置が利用者側で設置されて使用可能な状態にされた後で、カラー画像形成装置の待機時等に、二次転写部材が中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の各色のトナー画像のずれだけを測定し、記憶部内の差分を用いて、二次転写部材が中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の各色のトナー画像のずれを求め、このずれを用いて、中間転写体に対する各色のトナー画像の転写位置を正確に補正する。このため、二次転写部材のクリーニングが必要ではなく、頻繁に短時間で補正を行うことが可能になる。
また、差分は、中間転写体に対して二次転写部材が圧接された状態と離間した状態とで中間転写体上の各色のトナー画像のずれを直接測定して求めたものであるから、2つの状態の間で生じる様々な変位もしくは歪に対応するものである。例えば、中間転写体の移動速度の変化、中間転写体を支持するフレームの変位や変形、中間転写体そのものの変位や変形に対応するものである。このため、この差分を用いて、中間転写体上の各色のトナー画像のずれを補正すれば、2つの状態の間で生じる様々な変位もしくは歪を原因とする各色のトナー画像のずれの誤差を相殺することができ、この補正されたずれを用いて、中間転写体に対する各色のトナー画像の転写位置を正確に補正することができる。
また、本発明のカラー画像形成装置においては、前記記憶部には、前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれから、前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを差し引いた差分が記憶され、前記制御部は、前記測定したずれに前記記憶部内の差分を加算して、前記測定したずれを補正している。
更に、本発明のカラー画像形成装置においては、前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態で該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを測定する調整モードと、前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態で前記ニップ域に記録用紙を挟み込んで搬送し、前記中間転写体上のカラーのトナー画像を前記記録用紙に転写する画像形成モードとを有し、前記制御部は、前記画像形成モードに際し、前記補正したずれを用いて、前記光走査装置のレーザ光による前記各像担持体上の潜像の書き込みタイミングを補正している。
また、本発明のカラー画像形成装置においては、前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを測定した後に、前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを測定して、前記差分を求めている。
この場合は、測定直後に二次転写部材が中間転写体に圧接された状態となるので、この状態を維持したまま記録用紙の印刷動作に直ちに移行することが可能になる。
更に、本発明のカラー画像形成装置においては、前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態でのずれを測定するために形成された前記中間転写体上の前記各色のトナー画像が前記中間転写体と前記二次転写部材間のニップ域に挟み込まれて通過する期間に、前記二次転写部材に前記各色のトナーと同極性のバイアスを印加している。
これにより、二次転写部材にトナーが付着し難くなり、二次転写部材の清掃が容易になる
。また、二次転写部材の残留トナーを除去するクリーニング装置が不要となる。
一方、本発明のカラー画像形成装置における色ずれ補正方法は、光走査装置のレーザ光により複数の像担持体上を走査して、前記各像担持体上に各潜像を書き込み、前記各像担持体上の潜像を現像して、前記各像担持体上に各色のトナー画像を形成し、前記各像担持体上に形成された各色のトナー画像を中間転写体に重ねて転写して、前記中間転写体上にカラーのトナー画像を形成し、前記中間転写体と該中間転写体に圧接された二次転写部材間のニップ域に記録用紙を挟み込んで搬送し、前記中間転写体上のカラーのトナー画像を前記記録用紙に転写するカラー画像形成装置における色ずれ補正方法であって、前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれと前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれとの差分を記憶部に記憶しておき、前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを測定し、前記測定したずれを前記記憶部内の差分を用いて補正し、前記補正したずれを用いて、前記光走査装置のレーザ光による前記各像担持体上の潜像の書き込みタイミングを補正している。
このような本発明の色ずれ補正方法においても、上記本発明のカラー画像形成装置と同様の作用効果がある。
本発明では、中間転写体に対して二次転写部材が圧接された状態と離間した状態とで中間転写体上の各色のトナー画像のずれを測定し、各状態のずれの差分を求めて記憶部に記憶している。従って、この差分を求めるには二次転写部材が中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の各色のトナー画像のずれを測定する必要があり、このときには中間転写ベルト上のトナー画像が二次転写ローラに転写される。このため、二次転写ローラのクリーニングが必要となり、またクリーニングの時間が必要である。
ところが、差分を記憶部に記憶した後では、二次転写部材が中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の各色のトナー画像のずれだけを測定すれば、このずれを記憶部内の差分を用いて補正することにより、二次転写部材が中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の各色のトナー画像のずれを求めることができ、このずれを用いて、中間転写体に対する各色のトナー画像の転写位置を正確に補正することができる。また、頻繁に短時間で補正を行うことができる。
更に、差分を用いて、中間転写体上の各色のトナー画像のずれを補正すれば、中間転写体に対して二次転写部材が圧接された状態と離間した状態の間で生じる様々な変位もしくは歪を原因とする中間転写体上の各色のトナー画像のずれの誤差を相殺することができ、この補正されたずれを用いて、中間転写体に対する各色のトナー画像の転写位置を正確に補正することができる。
本発明のカラー画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。 図1のカラー画像形成装置の制御系を示すブロック図である。 中間転写ベルトの両端部に転写されたテストパターンを模式的に示す平面図である。 中間転写ベルトに対して二次転写装置の転写ローラを接離するための機構を概略的に示す側面図である。 中間転写ベルトに対して転写ローラを圧接させた状態と離間させた状態との間で生じる各色のテストパターンのずれの差分を求める手順を示すフローチャートである。 転写ローラを中間転写ベルトから離間させた状態で測定された各色のテストパターンのずれを各差分を用いて補正する手順を示すフローチャートである。 従来の画像形成装置における中間転写ベルト周辺を概略的に示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のカラー画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。このカラー画像形成装置1は、スキャナ機能、複写機能、プリンター機能、及びファクシミリ機能等を有する所謂複合機であり、画像読取り装置41により読取られた原稿の画像を外部に送信したり(スキャナ機能に相当する)、この読取られた原稿の画像又は外部から受信した画像をカラーもしくは単色で記録用紙に記録形成する(複写機能、プリンター機能、及びファクシミリ機能に相当する)。
カラー画像形成装置1は、画像を記録用紙に印刷するべく、光走査装置11、現像装置12、感光体ドラム13、ドラムクリーニング装置14、帯電器15、中間転写ベルト装置16、定着装置17、用紙搬送経路S、給紙トレイ18、及び用紙排出トレイ19等を備えている。
カラー画像形成装置1において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(c)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたもの、又は単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像に応じたものである。このため、現像装置12、感光体ドラム13、ドラムクリーニング装置14、及び帯電器15は、各色に応じた4種類のトナー像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローに対応付けられて、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが構成されている。
各感光体ドラム13は、それらの表面に光感光層を有している。各帯電器15は、それぞれの感光体ドラム13の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、接触型であるローラ型やブラシ型の帯電器のほか、チャージャー型の帯電器が用いられる。
光走査装置11は、レーザダイオード及び反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)であり、帯電された各感光体ドラム13表面を画像データに応じて露光して、それらの表面に画像データに対応する静電潜像を形成する。
各現像装置12は、それぞれの感光体ドラム13表面に形成された静電潜像を各色のトナーにより現像し、これらの感光体ドラム13表面にトナー像を形成する。各ドラムクリーニング装置14は、現像及び画像転写後にそれぞれの感光体ドラム13表面に残留したトナーを除去及び回収する。
中間転写ベルト装置16は、各感光体ドラム13の上方に配置されており、中間転写ベルト21、中間転写ベルト駆動ローラ22、従動ローラ23、4つの中間転写ローラ24、及びベルトクリーニング装置25を備えている。
中間転写ベルト21は、フィルムを無端ベルト状に形成したものである。中間転写ベルト駆動ローラ22、従動ローラ23、各中間転写ローラ24等は、中間転写ベルト21を張架して支持し、中間転写ベルト21を矢印C方向に周回移動させる。
各中間転写ローラ24は、中間転写ベルト21近傍に回転可能に支持され、中間転写ベルト21を介してそれぞれの感光体ドラム13に押圧されている。各感光体ドラム13表面のトナー像が中間転写ベルト21に順次重ねて転写されて、中間転写ベルト21上にカラーのトナー像(各色のトナー像)が形成される。各感光体ドラム13から中間転写ベルト21へのトナー像の転写は、中間転写ベルト21裏面に圧接されている各中間転写ローラ24によって行われる。各中間転写ローラ24は、金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM、発泡ウレタン等)により覆われたローラである。各中間転写ローラ24には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されており、その導電性の弾性材により高電圧が記録用紙に対して均一に印加される。
こうして各感光体ドラム13表面のトナー像は、中間転写ベルト21で転写積層され、画像データによって示されるカラーのトナー像となる。このカラーのトナー像は、中間転写ベルト21と共に搬送され、中間転写ベルト21と二次転写装置26の二次転写ローラ26a間のニップ域で記録用紙上に転写される。
二次転写装置26の二次転写ローラ26aには、中間転写ベルト21上の各色のトナー像を記録用紙に転写させるための電圧(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。
また、二次転写装置26によって中間転写ベルト21上のトナー像が記録用紙上に完全に転写されず、中間転写ベルト21表面にトナーが残留することがあり、この残留トナーが次工程でトナーの混色を発生させる原因となる。このため、ベルトクリーニング装置25によって中間転写ベルト21表面の残留トナーを除去及び回収する。ベルトクリーニング装置25には、例えばクリーニング部材として、中間転写ベルト21表面に接触して残留トナーを除去するクリーニングブレードが設けられており、クリーニングブレードが接触する部位で、従動ローラ23により中間転写ベルト21裏側が支持されている。
更に、中間転写ベルト21と二次転写ローラ26a間のニップ域よりも中間転写ベルト21の周回方向上流側には、転写前帯電装置37が設けられており、転写前帯電装置37により中間転写ベルト21上のトナー像が帯電されて、トナーの飛散が防止される。
記録用紙は、中間転写ベルト21と二次転写装置26の二次転写ローラ26a間のニップ域でカラーのトナー像を転写された後、定着装置17へと搬送される。定着装置17は、加熱ローラ31及び加圧ローラ32等を備えており、加熱ローラ31と加圧ローラ32間に記録用紙を挟み込んで搬送する。
加熱ローラ31は、図示しない温度検出器の検出出力に基づき、所定の定着温度となるように制御されており、加圧ローラ32と共に記録用紙を熱圧着することにより、記録用紙に転写されたカラーのトナー像を溶融、混合、圧接し、記録用紙に対して熱定着させる。
また、カラー画像形成装置1の下部には、記録用紙を供給する給紙トレイ18が設けられている。カラー画像形成装置1には、給紙トレイ18から供給された記録用紙を二次転写装置26や定着装置17を経由させて用紙排出トレイ19に送るための、用紙搬送経路Sが設けられている。
給紙トレイ18の端部には用紙ピックアップローラ33が設けられており、この用紙ピックアップローラ33により給紙トレイ18から記録用紙が1枚ずつ引き出されて用紙搬送経路Sへと搬送される。
用紙搬送経路Sに沿って、用紙レジストローラ34、定着装置17、搬送ローラ35、及び排紙ローラ36等が配置されている。搬送ローラ35は、記録用紙の搬送を促進補助するための小型のローラであり、複数組設けられている。
用紙レジストローラ34は、搬送されて来た記録用紙を一旦停止させて、記録用紙の先端を揃え、中間転写ベルト21と二次転写装置26の二次転写ローラ26a間のニップ域で中間転写ベルト21上のカラーのトナー像が記録用紙に転写されるように、各感光体ドラム13及び中間転写ベルト21の回転にあわせて、記録用紙をタイミングよく搬送する。
更に、記録用紙は、定着装置17でカラーのトナー像を定着され、定着装置17を通過した後、排紙ローラ36によって用紙排出トレイ19上にフェイスダウンで排出される。
また、記録用紙の表面だけではなく、裏面の印字を行う場合は、記録用紙を排紙ローラ36により搬送する途中で、排紙ローラ36を停止させてから逆回転させ、記録用紙を反転経路Srに通して、記録用紙の表裏を反転させ、記録用紙を用紙レジストローラ34へと導き、記録用紙の表面と同様に、記録用紙の裏面に画像を記録して定着し、記録用紙を用紙排紙トレイ19に排出する。
次に、カラー画像形成装置1の本体上部に搭載されている画像読取り装置41及び原稿搬送装置42について説明する。原稿搬送装置42は、その奥一辺をヒンジ(図示せず)により画像読取り装置41の奥一辺に枢支され、その手前部分を上下させることにより開閉される。原稿搬送装置42が開かれたときには、画像読取り装置41のプラテンガラス44が開放され、このプラテンガラス44上に原稿が載置される。
画像読取り装置41は、プラテンガラス44、第1走査ユニット45、第2走査ユニット46、結像レンズ47、及びCCD(Charge Coupled Device)48等を備えている。第1走査ユニット45は、照明装置51及び第1反射ミラー52を備えており、副走査方向に原稿サイズに応じた距離だけ一定速度Vで移動しながら、プラテンガラス44上の原稿を照明装置51によって露光し、その反射光を第1反射ミラー52により反射して第2走査ユニット46へと導き、これにより原稿表面の画像を副走査方向に走査する。第2走査ユニット46は、第2及び第3反射ミラー53、54を備えており、第1走査ユニット45に追従して速度V/2で移動しつつ、原稿からの反射光を第2及び第3反射ミラー53、54により反射して結像レンズ47へと導く。結像レンズ47は、原稿からの反射光をCCD48に集光して、原稿表面の画像をCCD48上に結像させる。CCD48は、原稿の画像を繰り返し主走査方向に走査し、その度に、1主走査ラインのアナログ画像信号を出力する。
また、画像読取り装置41は、静止原稿だけではなく、原稿搬送装置42により搬送されている原稿表面の画像を読取ることができる。この場合は、第1走査ユニット45を原稿読取りガラス55下方の読取り範囲に移動させ、第1走査ユニット45の位置に応じて第2走査ユニット46を位置決めし、この状態で、原稿搬送装置42による原稿の搬送を開始する。
原稿搬送装置42では、ピックアップローラ56を原稿トレイ57上の原稿に押し当て回転させて、原稿を引き出し、原稿を原稿搬送路58を通じて搬送し、原稿を原稿読取りガラス55と読取りガイド板59間に通過させ、更に原稿を排紙ローラ61から排紙トレイ62へと搬送する。原稿搬送路58に沿って、原稿をその先端を揃えてから搬送するレジストローラ63や、原稿を搬送する搬送ローラ64が配置されている。
この原稿の搬送に際し、第1走査ユニット45の照明装置51により原稿表面を原稿読取りガラス55を介して照明し、原稿表面からの反射光を第1及び第2走査ユニット45、46の各反射ミラーにより結像レンズ47へと導き、原稿表面からの反射光を結像レンズ47によりCCD48に集光させ、原稿表面の画像をCCD48上に結像させ、これにより原稿表面の画像を読取る。
また、原稿の裏面を読取る場合は、中間トレイ67をその軸周りで点線で示すように回転させておき、原稿を排紙ローラ61から排紙トレイ62へと排出する途中で、排紙ローラ61を停止させて、原稿を中間トレイ67上に受け、排紙ローラ61を逆回転させて、原稿を反転搬送路68を介してレジストローラ63へと導いて、原稿の表裏を反転させ、原稿表面の画像と同様に、原稿裏面の画像を読取り、中間トレイ67を実線で示す元の位置に戻して、原稿を排紙ローラ61から排紙トレイ62へと排出する。
こうしてCCD48により読取られた原稿の画像は、CCD48からアナログ画像信号として出力され、このアナログ画像信号がデジタル画像信号(画像データ)にA/D変換される。そして、この画像データは、種々の画像処理を施されてカラー画像形成装置1の光走査装置11へと送受され、カラー画像形成装置1において画像が記録用紙に記録され、この記録用紙が複写原稿として出力される。
図2は、本実施形態のカラー画像形成装置1の制御系を示すブロック図である。図2において、制御部71は、カラー画像形成装置1を統合的に制御するものであって、CPU、RAM、ROM、各種のインターフェース等からなる。印刷部72は、図1における光走査装置11、現像装置12、感光体ドラム13、ドラムクリーニング装置14、帯電器15、中間転写ベルト装置16、定着装置17、用紙搬送経路S、給紙トレイ18、及び用紙排出トレイ19等に相当し、電子写真方式により印刷画像を記録用紙に印刷する。画像処理部73は、画像データに対して各種の画像処理を施す。
また、入力操作部74は、例えば複数の入力キーや液晶表示装置からなる。メモリ(記憶部)75は、例えばハードディスク装置(HDD)であって、種々のデータやプログラムを記憶する。2つのレジストセンサ78は、中間転写ベルト装置16の中間転写ベルト21上に形成されたテストパターンを検出するためのものである。
例えば、制御部71は、画像読取り装置41及び原稿搬送装置42を制御して、原稿搬送装置42で原稿を搬送させつつ、画像読取り装置41で原稿の画像を読取らせ、原稿の画像を示す画像データをメモリ75に記憶したり、画像処理部73で画像データを処理させ、印刷部72でメモリ75内の画像データによって示される原稿の画像を記録用紙に記録させる。
ところで、各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdの感光体ドラム13上にそれぞれの色のトナー画像を形成してから、各感光体ドラム13のトナー画像を中間転写ベルト21上に順次重ねて転写形成するので、中間転写ベルト21上の各色のトナー画像間で転写位置がずれて、色ずれが発生し、カラー画像の品質が劣化することがある。
このため、カラー画像形成装置1の待機中等に調整モードを設定し、各感光体ドラム13上にそれぞれの色のテストパターン(トナー像)を形成して、各感光体ドラム13上の各色のテストパターンを中間転写ベルト21に転写し、中間転写ベルト21上の各色のテストパターンの転写位置を検出して、各色のテストパターンの転写位置からそれらのずれを測定し、この測定した各色のテストパターンのずれを、色ずれを補正するために用いている。各色のテストパターンの転写位置のずれの測定手順は、次の通りである。
まず、光走査装置11により、各感光体ドラム13別に(各色別に)、一対のテストパターンの静電潜像を感光体ドラム13の両端部に形成し、現像装置12により感光体ドラム13の両端部の静電潜像を現像して、感光体ドラム13の両端部に各テストパターンを形成し、各感光体ドラム13の両端部の各テストパターンを中間転写ベルト21の両端部に転写して形成する。
図3は、各色(YMCK)別に、中間転写ベルト21の両端部に転写された一対のテストパターンP1、P2を模式的に示している。中間転写ベルト21の両端部近傍には、各テストパターンP1、P2を検出するそれぞれのレジストセンサ78が設けられている。各レジストセンサ78は、各色別に、中間転写ベルト21の周回移動に伴い副走査方向に搬送される各テストパターンP1、P2をそれぞれ検出し、それぞれの検出出力を制御部71に逐次出力する。
制御部71は、各色別に、各レジストセンサ78の検出出力を入力し、各テストパターンP1、P2の検出タイミングと中間転写ベルト21の周回移動速度に基づき、各テストパターンP1、P2の副走査方向の転写位置を求め、各テストパターンP1、P2の副走査方向のずれを測定する。
尚、周知のように各テストパターンP1、P2として、副走査方向に対して斜めのパターンを適用すれば、各テストパターンP1、P2の主走査方向のずれも測定することができる。
また、調整モードのときには、二次転写装置26の二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させている。これは、二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21に圧接させた状態では、中間転写ベルト21上のテストパターンのトナーが二次転写ローラ26a表面に付着するためである。この二次転写ローラ26a表面のトナーを放置しておくと、画像形成モードのときに二次転写ローラ26a表面のトナーが記録用紙の裏面に転移して、記録用紙の裏面が汚れてしまう。このため、二次転写装置26の二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させて、中間転写ベルト21上のトナーが二次転写ローラ26a表面に付着しないようにしている。また、二次転写ローラ26a表面のトナーをクリーニングする装置を付設することが考えられるが、この場合は、部品点数やコストの増大を招き、またクリーニングに要する時間が必要になって、カラー画像形成装置1が使用可能になるまでの待ち時間が長くなる。
図4は、中間転写ベルト21に対して二次転写装置26の二次転写ローラ26aを接離するための機構を概略的に示す側面図である。図4に示すように二次転写装置26は、軸81周りに回動可能に軸支され、その上側右壁26cがコイルバネ82により矢印方向に付勢され、その上側左壁26dに偏芯カム83が当接している。偏芯カム83は、モータ(図示せず)により回転駆動される。偏芯カム83の回転に伴い、偏芯カム83の短径側周面が二次転写装置26の上側左壁26dに当接したときには、上側右壁26cがコイルバネ82により矢印方向に押されて、二次転写装置26が軸81を中心に反時計回り方向に回転し、二次転写ローラ26aが中間転写ベルト21に圧接する。また、偏芯カム83の長径側周面が二次転写装置26の上側左壁26dに当接したときには、上側右壁26cがコイルバネ82の付勢力に抗して矢印方向とは逆方向に移動し、二次転写装置26が軸81を中心に時計回り方向に回転し、二次転写ローラ26aが中間転写ベルト21から離間する。
また、各レジストセンサ78は、中間転写ベルト21と二次転写ローラ26a間のニップ域よりも中間転写ベルト21の周回方向下流側に配置されている。各レジストセンサ78による中間転写ベルト21上の各テストパターンP1、P2の検出精度を向上させるには、各レジストセンサ78を各テストパターンP1、P2の転写位置(各中間転写ローラ24の位置)に近づけて、中間転写ベルト21の伸縮等の影響を避けた方が良く、このために各レジストセンサ78を中間転写ベルト21と二次転写ローラ26a間のニップ域の下流側でニップ域近くに設けている。好ましくは、各レジストセンサ78をニップ域の上流側に配置するのがよいが、ニップ域の上流側に転写前帯電装置37を配置したことから、ニップ域の上流側に各レジストセンサ78を配置することができない。
ここで、二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させた状態と、二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21に圧接させた状態とでは、中間転写ベルト21にかかる負荷が変動することから、各感光体ドラム13から中間転写ベルト21への各色のトナー画像の転写位置が変化する。従って、二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21に圧接させた状態では、二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させた状態で測定された各色のテストパターンのずれの分だけ各感光体ドラム13上の各色のトナー画像の形成位置を補正しても、各感光体ドラム13の画像を中間転写ベルト21に正確に重ねて転写形成することができない。
そこで、本実施形態のカラー画像形成装置1では、例えばカラー画像形成装置1が工場から出荷される前の検査時に、二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させた状態で中間転写ベルト21上の各色のテストパターンのずれを測定し、また二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21に圧接させた状態で中間転写ベルト21上の各色のテストパターンのずれを測定して、離間させた状態での各色のテストパターンのずれと圧接させた状態での各色のテストパターンのずれとのそれぞれの差分を求め、これらの差分をメモリ75に記憶させている。
そして、カラー画像形成装置1が利用者側で設置されて使用可能な状態にされた後で、カラー画像形成装置1の待機時に調整モードが設定されると、二次転写装置26の二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させた状態で、各感光体ドラム13上にそれぞれの色のテストパターン(トナー像)を形成して、各感光体ドラム13上の各色のテストパターンを中間転写ベルト21に転写し、中間転写ベルト21上の各色のテストパターンの転写位置を検出して、各色のテストパターンの転写位置からそれらのずれを測定し、この測定した各色のテストパターンのずれをメモリ75内の各差分を用いて補正している。これにより、二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させた状態と二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21に圧接させた状態との間で生じる中間転写ベルト21上の各色のトナー画像の転写位置の変化(各差分に相当する)が相殺される。
この後、カラー画像形成装置1で画像形成モードが設定されると、補正された各色のテストパターンのずれの分だけ、各感光体ドラム13上の各色のトナー画像の形成位置を補正する。これにより、各感光体ドラム13のトナー画像が中間転写ベルト21に正確に重ねて転写され、色ずれが防止される。感光体ドラム13上の画像形成位置の補正は、例えば、光走査装置11の各レーザダイオードから出射されるレーザ光による各感光体ドラム13上の静電潜像の書き込みタイミング等を制御することにより行われ、各感光体ドラム13上の主走査ラインの副走査方向位置を調節することにより副走査方向の画像形成位置を補正し、また各感光体ドラム13上の主走査ラインの長さ及び位置を調節することにより主走査方向の画像形成位置を補正する。
次に、図5のフローチャートを参照しつつ、カラー画像形成装置1が工場から出荷される前の検査時に、中間転写ベルト21に対して二次転写ローラ26aを圧接させた状態と離間させた状態との間で生じる各色のテストパターンのずれの差分を求める手順を説明する。
まず、制御部71は、図4の偏芯カム83を回転駆動するモータ(図示せず)を制御して、二次転写装置26の二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させる(ステップS101)。
そして、制御部71は、二次転写ローラ26aのバイアス電圧を「0」に設定し、先に述べた手順で、中間転写ベルト21の両端部に各色のテストパターンを形成し(ステップS102)、各レジストセンサ78の検出出力に基づき各テストパターンの転写位置を求め(ステップS103)、中間転写ベルト21上の各色のテストパターンのずれを測定し(ステップS104)、各色のテストパターンのずれをメモリ75に記憶する。
こうして測定された各色のテストパターンのずれは、二次転写ローラ26aが中間転写ベルト21から離間している状態で測定されたので、中間転写ベルト21に負荷がかかっていないときのずれである。
引き続き、制御部71は、図4の偏芯カム83を回転駆動するモータを制御して、二次転写装置26の二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21に圧接させる(ステップS105)。
そして、制御部71は、二次転写ローラ26aのバイアス電圧を中間転写ベルト21上に転写されるトナーと同極性(逆バイアス電圧)に設定して、中間転写ベルト21の両端部に各色のテストパターンを形成し(ステップS106)、各レジストセンサ78の検出出力に基づき各テストパターンの転写位置を求め(ステップS107)、中間転写ベルト21上の各色のテストパターンのずれを測定し(ステップS108)、各色のテストパターンのずれをメモリ75に記憶する。
こうして測定された各色のテストパターンのずれは、二次転写ローラ26aが中間転写ベルト21に圧接している状態で測定されたので、中間転写ベルト21に負荷がかかっているときのずれである。
このとき、二次転写ローラ26aが中間転写ベルト21に圧接しているものの、二次転写ローラ26aのバイアス電圧がトナーと同極性に設定されているので、中間転写ベルト21から二次転写ローラ26aへとトナーが転移し難くなっている。また、二次転写ローラ26aに僅かのトナーが転移していても、二次転写ローラ26aから中間転写ベルト21へとトナーが再度転移し、中間転写ベルト21の周回移動に伴い、中間転写ベルト21に再度転移したトナーがベルトクリーニング装置25により除去されるので、結果的に二次転写ローラ26aがクリーニングされる。従って、二次転写ローラ26aの残留トナーを除去するためだけのクリーニング装置が不要である。
尚、二次転写ローラ26aのバイアス電圧がトナーと同極性に設定される期間は、中間転写ベルト21上の各色のテストパターンが中間転写ベルト21と二次転写ローラ26a間のニップ域に挟み込まれて通過する期間を少なくとも包含すればよい。
この後、制御部71は、各色別に、二次転写ローラ26aが中間転写ベルト21に圧接している状態で測定されたずれから二次転写ローラ26aが中間転写ベルト21から離間している状態で測定されたずれを差し引いて、その差分を求め、この差分をメモリ75に記憶する(ステップS109)。また、副走査方向、主走査方向別に、各色の差分を求めて記憶する。
次に、図6のフローチャートを参照しつつ、カラー画像形成装置1の待機時等に調整モードを設定し、二次転写装置26の二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させた状態で各色のテストパターンのずれを測定し、この測定した各色のテストパターンのずれをメモリ75内の各差分を用いて補正する手順を説明する。
まず、制御部71は、図4の偏芯カム83を回転駆動するモータ(図示せず)を制御して、二次転写装置26の二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させる(ステップS201)。
そして、制御部71は、二次転写ローラ26aのバイアス電圧を「0」に設定し、先に述べた手順で、中間転写ベルト21の両端部に各色のテストパターンを形成し(ステップS202)、各レジストセンサ78の検出出力に基づき各テストパターンの転写位置を求め(ステップS203)、中間転写ベルト21上の各色のテストパターンのずれを測定し(ステップS204)、各色のテストパターンのずれをメモリ75に記憶する。
引き続いて、制御部71は、ステップS109で求めた各色の差分及びステップS204で求めた各色のテストパターンのずれをメモリ75から読出し、各色のテストパターンのずれに各色の差分をそれぞれ加算して、各色のテストパターンのずれを補正して、この補正された各色のテストパターンのずれをメモリ75に記憶する(ステップS205)。また、副走査方向、主走査方向別に、補正された各色のずれを求めて記憶する。
このような調整モードでは、二次転写装置26の二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21から離間させた状態で各色のテストパターンのずれを測定し、この測定した各色のテストパターンのずれをメモリ75内の各差分を用いて補正するので、中間転写ベルト21に対する各色のトナー画像の転写位置を正確に補正することができ、また中間転写ベルト21をクリーニングする必要がなく、頻繁に短時間で補正を行うことができる。
また、各色の差分は、中間転写ベルト21に対して二次転写ローラ26aが圧接された状態(中間転写ベルト21に負荷がかかっている状態)と離間した状態(中間転写ベルト21に負荷がかかっていない状態)とで中間転写ベルト21上の各色のトナー画像のずれを直接測定して求めたものであるから、2つの状態の間で生じる様々な変位もしくは歪に対応するものである。例えば、中間転写ベルト21の移動速度の変化、中間転写ベルト21を支持するフレームの変位や変形、中間転写ベルト21そのものの撓みに対応するものである。このため、各色の差分を用いて、中間転写ベルト21上の各色のトナー画像のずれを補正すれば、2つの状態の間で生じる様々な変位もしくは歪を原因とする中間転写ベルト21上の各色のトナー画像のずれの誤差を相殺することができる。
また、各レジストセンサ78を、中間転写ベルト21と二次転写ローラ26a間のニップ域よりも中間転写ベルト21の周回方向下流側のニップ域近くに設けているので、各レジストセンサ78により検出された中間転写ベルト21上の各テストパターンP1、P2の位置精度が高く、このために中間転写ベルト21上の各色のトナー画像のずれの測定精度も高く、各色の差分の精度も高く、この結果として各色のトナー画像のずれの補正精度も高くなり、画像品質が向上する。
これに対して図7に示すように第2センサ306を、中間転写ベルト303と二次転写ローラ304間のニップ域よりも中間転写ベルト303の周回方向下流側の遠くに設けた場合は、第2センサ306により検出された中間転写ベルト303上のテストパターンの位置誤差が大きくなるので、各色のトナー画像のずれの補正精度が低くなる。また、図7に示すように第1センサ305をニップ域よりも中間転写ベルト303の周回方向上流側のニップ域近くに配置した場合は、第1センサ305により検出された中間転写ベルト303上のテストパターンの位置精度が高くなるが、図1に示すように中間転写ベルト21と二次転写ローラ26a間のニップ域よりも中間転写ベルト21の周回方向上流側に転写前帯電装置37を設けた構成では、そのような第1センサ305の配置が困難である。
こうして調整モードにより各色のテストパターンのずれが求められて補正され、この補正された各色のテストパターンのずれがメモリ75に記憶された後に、カラー画像形成装置1で画像形成モードが設定されると、制御部71は、各感光体ドラム13別に、光走査装置11のレーザ光による感光体ドラム13上の静電潜像の書き込みタイミング等を制御して、補正された主走査方向のずれの分だけ感光体ドラム13上の主走査ラインの副走査方向位置を調節することにより副走査方向の画像形成位置を補正し、また補正された主走査方向のずれの分に応じて感光体ドラム13上の主走査ラインの長さ及び位置を調節することにより主走査方向の画像形成位置を補正する。これにより、各感光体ドラム13上の各色のトナー画像の形成位置が補正され、各感光体ドラム13のトナー画像が中間転写ベルト21に正確に重ねて転写され、色ずれが防止される。
尚、上記実施形態では、カラー画像形成装置1が工場から出荷される前の検査時に、中間転写ベルト21に対して二次転写ローラ26aが圧接された状態と離間した状態とで中間転写ベルト21上の各色のトナー画像のずれを測定し、各状態のずれの差分を求めているが、カラー画像形成装置1の待機時に各状態のずれの差分を求めてもよい。例えば、1日に一度だけ、各状態のずれの差分を求め、カラー画像形成装置1の待機の度に、中間転写ベルト21に対して二次転写ローラ26aが離間した状態での中間転写ベルト21上の各色のトナー画像のずれを測定して、このずれを差分で補正する。
このように待機時に各状態のずれの差分を求める場合は、二次転写ローラ26aと中間転写ベルト21を離間させた状態で中間転写ベルト21上の各色のテストパターンのずれを測定した後に、二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21に圧接させた状態で中間転写ベルト21上の各色のテストパターンのずれを測定するという手順に利点がある。つまり、測定直後は二次転写ローラ26aが中間転写ベルト21に圧接された状態となっていることから、測定直後に画像形成モードが設定されても、その状態を維持したまま記録用紙の印刷動作に直ちに移行することが可能になり、利用者を待たせる時間を短縮することができる。また、このときには、二次転写ローラ26aを中間転写ベルト21に圧接させた状態で測定した各色のテストパターンのずれに基づき、光走査装置11のレーザ光による各感光体ドラム13上の静電潜像の書き込みタイミング等を制御して、各感光体ドラム13上の各色のトナー画像の形成位置を補正し、色ずれを防止することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
1 カラー画像形成装置
11 光走査装置
12 現像装置
13 感光体ドラム(像担持体)
14 ドラムクリーニング装置
15 帯電器
16 中間転写ベルト装置
17 定着装置
18 給紙トレイ
19 用紙排出トレイ
21 中間転写ベルト(中間転写体)
26 二次転写装置
26a 二次転写ローラ(二次転写部材)
41 画像読取り装置
42 原稿搬送装置
71 制御部
72 印刷部
73 画像処理部
74 入力操作部
75 メモリ(記憶部)
78 レジストセンサ

Claims (6)

  1. 光走査装置のレーザ光により複数の像担持体上を走査して、前記各像担持体上に各潜像を書き込み、前記各像担持体上の潜像を現像して、前記各像担持体上に各色のトナー画像を形成し、前記各像担持体上に形成された各色のトナー画像を中間転写体に重ねて転写して、前記中間転写体上にカラーのトナー画像を形成し、前記中間転写体と該中間転写体に圧接された二次転写部材間のニップ域に記録用紙を挟み込んで搬送し、前記中間転写体上のカラーのトナー画像を前記記録用紙に転写するカラー画像形成装置であって、
    前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれと前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれとの差分を記憶した記憶部と、
    前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを測定し、前記測定したずれを前記記憶部内の差分を用いて補正し、前記補正したずれを用いて、前記光走査装置のレーザ光による前記各像担持体上の潜像の書き込みタイミングを補正する制御部とを備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 請求項1に記載のカラー画像形成装置であって、
    前記記憶部には、前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれから、前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを差し引いた差分が記憶され、
    前記制御部は、前記測定したずれに前記記憶部内の差分を加算して、前記測定したずれを補正することを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載のカラー画像形成装置であって、
    前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態で該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを測定する調整モードと、前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態で前記ニップ域に記録用紙を挟み込んで搬送し、前記中間転写体上のカラーのトナー画像を前記記録用紙に転写する画像形成モードとを有し、
    前記制御部は、前記画像形成モードに際し、前記補正したずれを用いて、前記光走査装置のレーザ光による前記各像担持体上の潜像の書き込みタイミングを補正することを特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のカラー画像形成装置であって、
    前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを測定した後に、前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを測定して、前記差分を求めることを特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 請求項4に記載のカラー画像形成装置であって、
    前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態でのずれを測定するために形成された前記中間転写体上の前記各色のトナー画像が前記中間転写体と前記二次転写部材間のニップ域に挟み込まれて通過する期間に、前記二次転写部材に前記各色のトナーと同極性のバイアスを印加することを特徴とするカラー画像形成装置。
  6. 光走査装置のレーザ光により複数の像担持体上を走査して、前記各像担持体上に各潜像を書き込み、前記各像担持体上の潜像を現像して、前記各像担持体上に各色のトナー画像を形成し、前記各像担持体上に形成された各色のトナー画像を中間転写体に重ねて転写して、前記中間転写体上にカラーのトナー画像を形成し、前記中間転写体と該中間転写体に圧接された二次転写部材間のニップ域に記録用紙を挟み込んで搬送し、前記中間転写体上のカラーのトナー画像を前記記録用紙に転写するカラー画像形成装置における色ずれ補正方法であって、
    前記二次転写部材が前記中間転写体に圧接された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれと前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれとの差分を記憶部に記憶しておき、
    前記二次転写部材が前記中間転写体から離間された状態での該中間転写体上の前記各色のトナー画像のずれを測定し、前記測定したずれを前記記憶部内の差分を用いて補正し、前記補正したずれを用いて、前記光走査装置のレーザ光による前記各像担持体上の潜像の書き込みタイミングを補正することを特徴とするカラー画像形成装置における色ずれ補正方法。
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