JP2012087994A - 暖房システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電気ヒートポンプと他の加熱装置とを組み合わせた暖房システムにおいて、暖房能力が不足することなく、より高いエネルギー効率で暖房することが可能であり、且つ全体システムをより簡素化することができる暖房システムを提供する。
【解決手段】燃焼加熱手段22と加熱源制御手段21とを有する燃焼熱源機20と、暖房放熱体30と、熱交換器13と、電気ヒートポンプ12と、暖房放熱体30の運転状態を設定可能な運転状態設定手段40とを備え、第1の通信線L1にて運転状態設定手段40と加熱源制御手段21とが互いに通信可能に接続され、第2の通信線L2にて加熱源制御手段21から電気ヒートポンプ12が制御可能となるように接続され、加熱源制御手段21は、燃焼加熱手段22と電気ヒートポンプ12とを制御し、電気ヒートポンプ12による加熱の不足分を燃焼加熱手段22にて補う。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば床暖房システムのように、暖房循環熱媒を用いて暖房する暖房システムに関する。
近年では種々の暖房システムが利用されており、例えば床暖房システムのように、温水等の暖房循環熱媒を用いた暖房システムが広く普及している。
また近年の暖房システムは環境性能が重視される傾向があり、エネルギー効率が高く、二酸化炭素排出量の低減に貢献できる暖房システムが望まれている。
これに対して従来の暖房システムは暖房に掛かるコストの低減が重視されており、例えば特許文献1に記載された従来技術では、燃焼加熱器(石油バーナ)と電気ヒートポンプとを備えた給湯暖房装置において、貯湯タンクの温水を電気ヒートポンプで加熱する温水循環路と、燃焼加熱器で加熱する温水循環路と、の並列に構成された2通りの循環路を有している。そして、電気料金が安い深夜時間帯では電気ヒートポンプで温水を加熱し、それ以外の時間帯では燃焼加熱器で温水を加熱し、能力不足時には電気ヒートポンプと燃焼加熱器の両者で温水を加熱する、給湯暖房装置が開示されている。
特開2005−273958号公報
燃焼加熱器のエネルギー効率と電気ヒートポンプのエネルギー効率を比較した場合、一般的には電気ヒートポンプのエネルギー効率のほうが燃焼加熱器のエネルギー効率よりも高い。燃焼加熱器のエネルギー効率は100%を超えられないが、大気の温度を利用する近年の電気ヒートポンプでは条件次第で400〜500%に達するものも存在し、駆動源である電気自体のエネルギー効率(30〜40%程度)を考慮しても100%を超えるエネルギー効率を実現している。
しかし、エネルギー効率のみを重視して電気ヒートポンプのみで暖房システムを構成すると、暖房能力が不足する場合や(電気ヒートポンプは即効性がやや低い傾向がある)、条件によっては電気ヒートポンプのエネルギー効率が400%よりも下回る場合もあるため、電気ヒートポンプと他の加熱装置とを組み合わせた暖房システムとすることが好ましい。
特許文献1に記載された従来技術では、燃焼加熱器と電気ヒートポンプとを並列に配置し、電気料金が安い深夜時間帯(例えば23時〜7時)にて電気ヒートポンプを用いて温水を生成している。ところが、一般的により多くの温水を必要とする時間帯は、深夜時間帯よりも前の時間帯(夕食の18時頃〜入浴が終わるまでの23時頃)であることが多いと予想される。このため、特許文献1に記載された従来技術では、エネルギー効率が低い燃焼加熱器の稼働率が高く、エネルギー効率が高い電気ヒートポンプの稼働率が低くなる傾向がある。つまり、より高いエネルギー効率で暖房できるにもかかわらず、比較的低いエネルギー効率で暖房している可能性がある。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、電気ヒートポンプと他の加熱装置とを組み合わせた暖房システムにおいて、暖房能力が不足することなく、より高いエネルギー効率で暖房することが可能であり、且つ暖房システムの全体構成をより簡素化することができる暖房システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る暖房システムは次の手段をとる。
まず、本発明の第1の発明は、燃焼により暖房循環熱媒を加熱する燃焼加熱手段と当該燃焼加熱手段を制御する加熱源制御手段とを有する燃焼熱源機と、前記燃焼熱源機から出力された暖房循環熱媒が入力されて放熱するとともに放熱後の暖房循環熱媒を熱交換器に向けて出力する暖房放熱体と、前記暖房放熱体から入力された暖房循環熱媒をヒートポンプ循環熱媒を用いて加熱し、加熱した暖房循環熱媒を前記燃焼熱源機に向けて出力する前記熱交換器と、ヒートポンプ循環熱媒を加熱する電気ヒートポンプと、前記暖房放熱体の運転状態を利用者が設定可能な運転状態設定手段と、を備える。
また、第1の通信線にて、前記運転状態設定手段と前記加熱源制御手段とが互いに通信可能となるように接続されており、第2の通信線にて、前記加熱源制御手段から前記電気ヒートポンプが制御可能となるように接続されている。
そして前記運転状態設定手段は、利用者から運転状態が設定された場合、設定された運転状態を含む設定情報を前記加熱源制御手段に送信し、前記加熱源制御手段は、前記設定情報を受信すると、受信した設定情報に含まれている運転状態に基づいて前記燃焼加熱手段と前記電気ヒートポンプを制御して、前記電気ヒートポンプによる暖房循環熱媒の加熱の不足分を前記燃焼加熱手段にて補う。
また前記加熱源制御手段は、凍結防止運転を含む自動運転の条件が満足された場合、予め設定された運転状態を含む設定情報を前記運転状態設定手段に送信し、前記設定情報に含まれている運転状態に基づいて前記燃焼加熱手段と前記電気ヒートポンプを制御して、前記電気ヒートポンプによる暖房循環熱媒の加熱の不足分を前記燃焼加熱手段にて補う。
この第1の発明では、電気ヒートポンプと燃焼熱源機とを直列に配置し、暖房放熱体にて放熱後の暖房循環熱媒を、熱交換器を介して電気ヒートポンプにて加熱した後、燃焼熱源機にて更に加熱可能な構成(直列構成)とし、更に電気ヒートポンプの稼働率を上げることで、より高いエネルギー効率で暖房することが可能となる。
また、運転状態設定手段と加熱源制御手段との間の通信を第1の通信線を介して行い、第2の通信線を介して加熱源制御手段から電気ヒートポンプを制御する。加熱源制御手段にて、燃焼加熱手段と電気ヒートポンプとの双方を制御することで、より高いエネルギー効率で暖房するための加熱の分担等、適切な制御を行うことが可能であり、更に、電気ヒートポンプを制御する専用のコントローラを省略できるので、システムをより簡素化することができる。
次に、本発明の第2の発明は、燃焼により暖房循環熱媒を加熱する燃焼加熱手段と当該燃焼加熱手段を制御する加熱源制御手段とを有する燃焼熱源機と、前記燃焼熱源機から出力された暖房循環熱媒が入力されて放熱するとともに放熱後の暖房循環熱媒を前記燃焼熱源機に向けて出力する暖房放熱体と、前記暖房放熱体の運転状態を利用者が設定可能な運転状態設定手段と、前記加熱源制御手段と前記運転状態設定手段とを互いに通信可能となるように接続する第1の通信線と、を備えるとともに、前記運転状態設定手段は、利用者から運転状態が設定された場合、設定された運転状態を含む設定情報を、前記加熱源制御手段に向けて送信し、前記加熱源制御手段は、凍結防止運転を含む自動運転の条件が満足された場合、予め設定された運転状態を含む設定情報を、前記運転状態設定手段に送信する、暖房装置に追加可能な暖房システムである。
そして暖房システムは、前記暖房放熱体から前記燃焼熱源機に暖房循環熱媒を戻す暖房循環熱媒戻配管の途中に設けられる熱交換器であるとともに前記暖房放熱体から入力された暖房循環熱媒をヒートポンプ循環熱媒を用いて加熱し、加熱した暖房循環熱媒を前記燃焼熱源機に向けて出力する前記熱交換器と、ヒートポンプ循環熱媒を加熱する電気ヒートポンプと、で構成されており、第2の通信線にて、前記加熱源制御手段から前記電気ヒートポンプが制御可能となるように接続されている。
この第2の発明によれば、燃焼熱源機と暖房放熱体と運転状態設定手段と第1の通信線とを備えた既存の暖房装置に、熱交換器と電気ヒートポンプとで構成された暖房システムを追加することで、より高いエネルギー効率で暖房する暖房システムへと容易に変更することができる。また加熱源制御手段から電気ヒートポンプを制御し、電気ヒートポンプを制御する専用のコントローラを省略できるので、システムをより簡素化することができる。
本発明の暖房システム1の一実施の形態を説明する図である。 運転状態設定手段40の処理手順の例を説明するフローチャートである。 加熱源制御手段21の処理手順の例を説明するフローチャートである。 暖房運転モードと運転停止モードの処理手順の例を説明するフローチャートである。 試運転モードと凍結防止運転モードの処理手順の例を説明するフローチャートである。
以下に本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の暖房システム1の一実施の形態を示している。
●[暖房システム1の全体構成(図1)]
図1に示すように、暖房システム1は、暖房放熱体30、運転状態設定手段40、電気ヒートポンプシステム10、燃焼熱源機20にて構成されている。
燃焼熱源機20と暖房放熱体30は、暖房循環熱媒往配管Haにて接続されており、暖房循環熱媒(例えば温水)は、燃焼熱源機20から暖房放熱体30(図1中の一点鎖線矢印の方向)に供給される。
暖房放熱体30と電気ヒートポンプシステム10の熱交換器13は、暖房循環熱媒戻配管Hbにて接続されており、暖房循環熱媒は暖房放熱体30から熱交換器13(図1中の一点鎖線矢印の方向)に供給される。
熱交換器13と燃焼熱源機20は、暖房循環熱媒戻配管Hcにて接続されており、暖房循環熱媒は、熱交換器13から燃焼熱源機20(図1中の一点鎖線矢印の方向)に供給される。
暖房放熱体30は例えば部屋Rの床に設けられた床暖房装置であり、燃焼熱源機20から出力された暖房循環熱媒(例えば温水)が暖房循環熱媒往配管Haを介して入力されて部屋R内に放熱し、暖房循環熱媒戻配管Hbを介して放熱後の暖房循環熱媒を熱交換器13に向けて出力する。
運転状態設定手段40は、部屋Rの壁等に設けられており、利用者が暖房放熱体30の運転のONとOFFを設定する運転起動手段、設定温度を数値で設定する温度設定手段(または設定温度を能力段階(強・中・弱や1・2・3・4・5等)で選択する暖房能力設定手段)の少なくとも一方、及び設定状態や運転状態等を表示する表示手段、CPU等の制御手段を備えている。
電気ヒートポンプシステム10は、熱交換器13、電気ヒートポンプ12等で構成され、電気ヒートポンプ12は第2の通信線L2を介して加熱源制御手段21から制御される。
熱交換器13は、暖房循環熱媒戻配管Hbから入力された暖房循環熱媒を、ヒートポンプ循環熱媒配管Hh内を循環するヒートポンプ循環熱媒(例えばCOやR410A(代替フロン冷媒))を用いて加熱し、加熱した暖房循環熱媒を、燃焼熱源機20に向けて暖房循環熱媒戻配管Hcに出力する。
また電気ヒートポンプ12は、ヒートポンプ循環熱媒を加熱することとヒートポンプ循環熱媒の流量を調節することが可能である。
また、熱交換器13への暖房循環熱媒の入口に相当する暖房循環熱媒戻配管Hbの位置には暖房循環熱媒温度検出手段14が設けられている。
燃焼熱源機20は例えばガスや石油等の化石燃料を燃焼させて暖房循環熱媒を加熱する装置であり、暖房熱動弁29、入力温度検出手段27、熱交換器23、熱交換器23を介して暖房循環熱媒を加熱する燃焼加熱手段22(燃焼バーナ等)、燃焼加熱手段22を制御する加熱源制御手段21、燃料供給配管22H、循環ポンプ24、出力温度検出手段28、吸気手段25、外気温度検出手段26等、を備えている。そして加熱源制御手段21はCPU等の制御手段を備えている。なお加熱源制御手段21は、燃焼加熱手段22を制御するとともに、第2の通信線L2を介して電気ヒートポンプ12を制御することで、より効率よく加熱を行うことが可能であるとともに、電気ヒートポンプを制御する専用のコントローラを省略し、システムをより簡素化している。
第1の通信線L1は運転状態設定手段40と加熱源制御手段21とが互いに通信可能となるように接続しており、第2の通信線L2は加熱源制御手段21から電気ヒートポンプ12が制御可能となるように接続している。
そして、運転状態設定手段40と加熱源制御手段21は、第1の通信線L1を介して、以下に説明するように設定情報の送受信を行う。
なお、暖房システム1の運転モードの種類(設定情報に含まれている運転モード情報)には、例えば暖房システム1を住宅に据え付けた際に各機器の動作をチェックする試運転モードや、外気温度が氷点下になって暖房循環熱媒の氷結による不具合を回避するための凍結防止運転モードや、利用者による通常の暖房運転である暖房運転モード等がある。例えば暖房運転モードは、利用者が運転状態設定手段40を操作することで動作させることができる運転モードであり、試運転モードと凍結防止運転モードは、所定の条件が満足された場合に自動的に実行される運転モードである。
まず、暖房運転モードについて説明する。暖房運転モードでは、設定情報は、運転状態設定手段40から発信され、第1の通信線L1を介して加熱源制御手段21に届けられる。
運転状態設定手段40は、利用者から運転状態(ON/OFFや設定温度等)を含む設定情報が設定(入力)された場合、設定された運転状態を含む設定情報を、第1の通信線L1を介して加熱源制御手段21に送信する。
そして加熱源制御手段21は、設定情報を受信すると、受信した設定情報に含まれている運転状態に基づいて電気ヒートポンプ12を制御する。そして電気ヒートポンプ12により加熱されたヒートポンプ循環熱媒が熱交換器13を介して暖房循環熱媒を加熱し、熱交換器13は、加熱された暖房循環熱媒を燃焼熱源機20に向けて出力する。
例えば受信した設定情報の運転状態に「暖房システムOFF→ONと設定温度=25℃」が設定されていた場合、加熱源制御手段21は電気ヒートポンプ12を駆動し、加熱を開始する。
また加熱源制御手段21は、設定情報を受信すると、受信した設定情報に含まれている運転状態に基づいて燃焼加熱手段22を制御し、電気ヒートポンプ12による暖房循環熱媒の加熱の不足分を補う。電気ヒートポンプ12の加熱能力は、燃焼加熱手段22の加熱能力と比較すると即効性がやや低く、特に暖房システムの起動時では、早く目標温度となるように電気ヒートポンプ12の不足分を燃焼加熱手段22で補うことが有効である。
例えば受信した設定情報の運転状態に「暖房システムOFF→ONと設定温度=25℃」が設定されていた場合、加熱源制御手段21は、暖房熱動弁29を開いて循環ポンプ24を駆動して暖房循環熱媒の循環を開始し、出力温度検出手段28にて検出した温度が目標温度となるように燃焼加熱手段22や吸気手段25(吸気ファン等)を制御する。
なお、運転状態設定手段40から送信される設定情報には、運転モードの種類を示す運転モード情報(この場合、暖房運転モード等)と、利用者が設定した設定温度(××℃等)あるいは能力段階(強・中・弱や1・2・3・4・5等)の少なくとも一方を示す調整情報が、運転状態として含まれている。
次に、試運転モードと凍結防止運転モードについて説明する。試運転モード及び凍結防止運転モードでは、設定情報は、加熱源制御手段21から発信され、第1の通信線L1を介して運転状態設定手段40に届けられる。
加熱源制御手段21は、自動運転(この場合、試運転と凍結防止運転)の条件が満足された場合、予め設定された運転状態を含む設定情報を、第1の通信線L1を介して運転状態設定手段40に送信する。
そして運転状態設定手段40は、設定情報を受信すると、受信した設定情報に含まれている運転状態に基づいて利用者への表示等を行う。そして電気ヒートポンプ12は熱交換器13を介して暖房循環熱媒を加熱し、熱交換器13は、加熱された暖房循環熱媒を燃焼熱源機20に向けて出力する。
例えば受信した設定情報の運転状態に「凍結防止運転モード(または試運転モード)」が設定されていた場合、運転状態設定手段40は「凍結防止運転モード」であることを表示する。また加熱源制御手段21は、電気ヒートポンプ12を駆動し、加熱を開始する。
そして加熱源制御手段21は、設定情報に含まれている運転状態に基づいて燃焼加熱手段22を制御し、電気ヒートポンプ12による暖房循環熱媒の加熱の不足分を補う。
●[運転状態設定手段40の処理手順(図2)]
次に図2に示すフローチャートを用いて、運転状態設定手段40の処理手順の例を説明する。なお、この処理は例えば一定時間毎やメッセージを受信する毎に実行される。
運転状態設定手段40は、ステップS1Aにて、加熱源制御手段21から設定情報等のメッセージを受信したか否かを判定する。メッセージを受信した場合(Yes)はステップS1Bに進み、メッセージを受信していない場合(No)はステップS2に進む。
ステップS1Bに進んだ場合、運転状態設定手段40は、受信したメッセージを自身に取り込み、メッセージが設定情報である場合は自身で記憶している設定情報を更新し、ステップS2に進む。
ステップS2では、運転状態設定手段40は、受信した設定情報に基づいて、加熱源制御手段21によって試運転モードと判定されているか否かを判定する。
加熱源制御手段21によって試運転モードと判定されている場合(Yes)は処理を終了し、試運転モードと判定されていない場合(No)はステップS4に進む。
ステップS4に進んだ場合、運転状態設定手段40は、受信した設定情報に基づいて、加熱源制御手段21によって凍結防止運転モードと判定されているか否かを判定する。
加熱源制御手段21によって凍結防止運転モードと判定されている場合(Yes)は処理を終了し、凍結防止運転モードと判定されていない場合(No)はステップS6に進む。
ステップS6に進んだ場合、運転状態設定手段40は、利用者からの暖房運転の設定(起動ボタンの操作や、温度設定手段または暖房能力設定手段からの設定)の有無を判定する。利用者からの暖房運転の設定(入力)が有る場合(Yes)はステップS8Aに進み、暖房運転の設定が無い場合(No)はステップS8に進む。
ステップS8に進んだ場合、運転状態設定手段40は、利用者からの運転停止の設定の有無を判定する。利用者からの運転停止の設定が有る場合(Yes)はステップS8Bに進み、運転停止の設定が無い場合(No)は処理を終了する。
ステップS8Aに進んだ場合、暖房運転モード情報と、当該暖房運転モードにて設定された設定温度(または能力段階)とを含む設定情報を加熱源制御手段21に送信し、処理を終了する。
ステップS8Bに進んだ場合、運転停止モード情報を含む設定情報を加熱源制御手段21に送信し、処理を終了する。
以上に説明したように、設定情報に含まれている運転状態には、運転モード情報と、設定温度(または能力段階の少なくとも一方)と、が含まれている。
●[加熱源制御手段21の処理手順(図3)]
次に図3に示すフローチャートを用いて、加熱源制御手段21の処理手順の例を説明する。なお、この処理は例えば一定時間毎やメッセージを受信する毎に実行される。
加熱源制御手段21は、ステップST1Aにて、運転状態設定手段40から設定情報等のメッセージを受信したか否かを判定する。メッセージを受信した場合(Yes)はステップST1Bに進み、メッセージを受信していない場合(No)はステップST2に進む。
ステップST1Bに進んだ場合、加熱源制御手段21は、受信したメッセージを自身に取り込み、メッセージが設定情報である場合は自身で記憶している設定情報を更新し、ステップST2に進む。
ステップST2では、加熱源制御手段21は、自動運転の1つである試運転モードの条件が成立しているか否かを判定する。加熱源制御手段21は、例えば通常の利用者が操作しないような特殊なボタン操作や、特殊な機器を接続した場合に試運転モードの条件を満足したと判定する。
試運転モードの条件を満足したと判定した場合(Yes)はステップST4Aに進み、試運転モードの条件を満足していないと判定した場合(No)はステップST3に進む。
ステップST3に進んだ場合、加熱源制御手段21は、自動運転の1つである凍結防止運転の条件が成立しているか否かを判定する。例えば加熱源制御手段21は、外気温度検出手段26を用いて外気温度を取り込み、取り込んだ外気温度が所定温度以下、且つ暖房システム1が所定時間以上停止状態である場合に凍結防止運転モードの条件を満足したと判定する。
凍結防止運転モードの条件を満足したと判定した場合(Yes)はステップST4Bに進み、凍結防止運転モードの条件を満足していないと判定した場合(No)はステップST5に進む。
ステップST4Aに進んだ場合、加熱源制御手段21は、試運転モード(運転モード情報)と、当該試運転モードに対して予め設定された設定温度(または能力段階)とを含む設定情報を、第1の通信線L1を介して運転状態設定手段40に送信し、ステップST5に進む。
ステップST4Bに進んだ場合、加熱源制御手段21は、凍結防止運転モード(運転モード情報)と、当該凍結防止運転モードに対して予め設定された設定温度または能力段階(暖房循環熱媒の凍結を防止するために設定する温度や段階)を含む設定情報を、第1の通信線L1を介して運転状態設定手段40に送信し、ステップST5に進む。
ステップST5では、加熱源制御手段21は、自身が記憶している設定情報に含まれている運転状態に基づいて、運転モード情報が試運転モードであるか否かを判定する。試運転モードであると判定した場合(Yes)はステップST7Aに進み、試運転モードでないと判定した場合(No)はステップST6に進む。
ステップST6に進んだ場合、加熱源制御手段21は、自身が記憶している設定情報に含まれている運転状態に基づいて、運転モード情報が凍結防止運転モードであるか否かを判定する。凍結防止運転モードであると判定した場合(Yes)はステップST7Bに進み、凍結防止運転モードでないと判定した場合(No)はステップST7に進む。
ステップST7に進んだ場合、加熱源制御手段21は、自身が記憶している設定情報に含まれている運転状態に基づいて、運転モード情報が暖房運転モードであるか否かを判定する。暖房運転モードであると判定した場合(Yes)はステップST7Cに進み、暖房運転モードでないと判定した場合(No)(この場合、運転停止モードと判定した場合)はステップST7Dに進む。
ステップST7Aに進んだ場合、加熱源制御手段21は、試運転モードに応じて電気ヒートポンプ12、燃焼加熱手段22等を動作させて、処理を終了する。
ステップST7Bに進んだ場合、加熱源制御手段21は、凍結防止運転モードに応じて電気ヒートポンプ12、燃焼加熱手段22等を動作させて、処理を終了する。
ステップST7Cに進んだ場合、加熱源制御手段21は、暖房運転モードに応じて電気ヒートポンプ12、燃焼加熱手段22等を動作させて、処理を終了する。
ステップST7Dに進んだ場合、加熱源制御手段21は、運転停止モードに応じて電気ヒートポンプ12、燃焼加熱手段22等の動作を停止させて、処理を終了する。
なお、暖房運転モード時の処理、運転停止モード時の処理、試運転モード時の処理、凍結防止運転モード時の処理の各々の詳細については以下に説明する。
●[暖房運転モードと運転停止モードの処理手順(図4)]
次に図4に示すフローチャートを用いて、暖房運転モードと運転停止モードの処理手順の例を説明する。なお、この処理は図3に示すステップST7C(暖房運転モード)、ステップST7D(運転停止モード)の処理である。
[暖房運転モードの処理]
加熱源制御手段21は、暖房運転モードの処理を開始すると、ステップS10にて、燃焼熱源機20が運転中であるか否かを判定する。運転中であると判定した場合(Yes)はステップS20に進み、運転中でないと判定した場合(No)はステップS15に進む。
ステップS15に進んだ場合、加熱源制御手段21は、燃焼熱源機20の運転を開始(燃焼加熱手段22による加熱を開始)し、ステップS20に進む。
ステップS20では、加熱源制御手段21は、暖房循環熱媒温度を取り込み(暖房循環熱媒温度検出手段14からの検出信号に基づいて熱交換器13に入力される暖房循環熱媒の温度を検出し)、ステップS25に進む。
ステップS25では、加熱源制御手段21は、検出した暖房循環熱媒温度が、所定熱媒温度(T1)以下であるか否かを判定する。所定熱媒温度(T1)以下である判定した場合(Yes)はステップS30に進み、所定熱媒温度(T1)より高いと判定した場合(No)はステップS45に進む。
例えば一般的な電気ヒートポンプを用いて暖房循環熱媒を加熱する場合、加熱後の暖房循環熱媒の温度が60℃前後となる状態が、最も効率が良い。しかし、電気ヒートポンプ12を用いて暖房循環熱媒を60℃まで加熱しようとした際、入力される暖房循環熱媒の温度が55℃以上の場合、加熱による温度上昇分が+5℃以下であり、電気ヒートポンプ12のエネルギー効率が低くなる。従って、加熱の前後の暖房循環熱媒の温度差が所定温度差以上でない場合は電気ヒートポンプ12の駆動を停止することが、エネルギー効率の観点から好ましい。
なお、実施の形態の説明では暖房循環熱媒温度が所定熱媒温度(T1)より高いか否かを判定したが、加熱後の目標温度と、検出した(加熱前の)暖房循環熱媒温度との温度差が所定温度差以上であるか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS30に進んだ場合、加熱源制御手段21は、外気温度を取り込み(外気温度検出手段26からの検出信号に基づいて外気温度を検出し)、ステップS35に進む。
加熱源制御手段21は、図1に示すように、外気温度検出手段26を備えており、検出信号に基づいて外気温度を検出することができる。なお燃焼熱源機20は、燃焼加熱手段22による完全燃焼を促進するための吸気手段25(吸気ファン等)を備えている。この吸気手段25の近傍に外気温度検出手段26を配置しておき、加熱源制御手段21にて外気温度を検出する場合、検出前に吸気手段25を駆動すると、より適切に外気温度を検出することが期待できる。
ステップS35にて、加熱源制御手段21は、検出した外気温度が、所定外気温度(T2)以上であるか否かを判定する。所定外気温度(T2)以上であると判定した場合(Yes)はステップS40に進み、所定外気温度(T2)より低いと判定した場合(No)はステップS45に進む。例えば電気ヒートポンプ12は、大気中の熱を利用して高いエネルギー効率を実現しているが、大気中の熱が低い(外気温度が低い、例えば外気温が0℃以下)場合、電気ヒートポンプ12のエネルギー効率が低くなる。従って、外気温度が所定外気温度(T2)以上でない場合は電気ヒートポンプ12の駆動を停止することが、エネルギー効率の観点から好ましい。
ステップS40に進んだ場合、加熱源制御手段21は、目標温度(設定温度や能力段階から目標温度を求める)と検出した暖房循環熱媒温度に応じて電気ヒートポンプ12を駆動(制御)し、ステップS50に進む。なお、加熱源制御手段21は、設定情報に含まれている設定温度(または能力段階の少なくとも一方)に基づいて、ヒートポンプ循環熱媒配管Hh内を流れるヒートポンプ循環熱媒の循環流量を調節する循環ポンプ(図示省略)の制御を行うこともできる。
ステップS45に進んだ場合、加熱源制御手段21は、電気ヒートポンプ12を停止し、ステップS50に進む。
ステップS50では、加熱源制御手段21は燃焼加熱手段22を制御(目標温度(設定温度)と、入力温度検出手段27や出力温度検出手段28にて検出した実際の暖房循環熱媒の温度との偏差が小さくなるように燃焼加熱手段22の加熱量を制御)して、電気ヒートポンプ12による暖房循環熱媒の加熱の不足分を補い、処理を終了する。
[運転停止モードの処理]
また、加熱源制御手段21は、運転停止モードの処理を開始すると、ステップS80にて電気ヒートポンプ12を停止させ、ステップS90にて燃焼熱源機20の運転を停止させ、処理を終了する。
●[試運転モードと凍結防止運転モードの修理手順(図5)]
次に図5に示すフローチャートを用いて、試運転モードと凍結防止運転モードの処理手順の例を説明する。なお、この処理は図3に示すステップST7A(試運転モード)、ステップST7B(凍結防止運転モード)の処理である。
また「試運転モードの処理」と「凍結防止運転モードの処理」は、上述した「暖房運転モードの処理」との共通部が多く、本実施の形態では主に相違点について説明する。
[試運転モードの処理]
図5の左図に示す「試運転モード」の処理は、図4の左図に示す「暖房運転モード」の処理に対して、太枠で示すステップS05A、S70、S75が追加され、点線枠で示すステップS20、S25、S30、S35、S45が省略されており、他のステップは同じである。
加熱源制御手段21は、試運転モードの処理を開始すると、ステップS05Aにて、試運転モードの終了条件が成立しているか否かを判定する。終了条件が成立していると判定した場合(Yes)はステップS70に進み、終了条件が成立していない判定した場合(No)はステップS10に進む。
ステップS70に進んだ場合、加熱源制御手段21は、電気ヒートポンプ12を停止して続くステップS75にて燃焼熱源機20の運転を停止し、処理を終了する。
ステップS10に進んだ場合、上述した「暖房運転モード」に対して、ステップS20、S25、S30、S35、S45の処理が省略されるが、他は同じであるので、説明を省略する。
[凍結防止運転モードの処理]
図5の右図に示す「凍結防止運転モード」の処理は、図4の左図に示す「暖房運転モード」の処理に対して、太枠で示すステップS05B、S70、S75が追加されており、他のステップは同じである。
加熱源制御手段21は、凍結防止運転モードの処理を開始すると、ステップS05Bにて、凍結防止運転モードの終了条件が成立しているか否かを判定する。終了条件が成立していると判定した場合(Yes)はステップS70に進み、終了条件が成立していない判定した場合(No)はステップS10に進む。
ステップS70に進んだ場合、加熱源制御手段21は、電気ヒートポンプ12を停止して続くステップS75にて燃焼熱源機20の運転を停止し、処理を終了する。
ステップS10に進んだ場合、上述した「暖房運転モード」と同じであるので、説明を省略する。
●[その他の暖房システム]
以上の説明では、暖房放熱体30、運転状態設定手段40、電気ヒートポンプシステム10、燃焼熱源機20にて構成された暖房システム1の例を説明した。
従来は、上記の暖房システム1に対して、電気ヒートポンプシステム10が省略された構成の暖房システム(以下、これを従来暖房装置と記載する)が普及していた。そして従来暖房装置では、運転状態設定手段40と加熱源制御手段21とが通信線にて接続され、相互にメッセージを送受信している。
そこで、従来暖房装置に電気ヒートポンプシステム10を追加する(後付けする)だけで、従来の暖房装置を無駄にすることなく本実施の形態にて説明した暖房システム1が実現できるように、以下のように電気ヒートポンプシステム10を追加することができる。また、以下のように電気ヒートポンプシステム10が構成されている。
暖房放熱体30から燃焼熱源機20までの暖房循環熱媒戻配管に熱交換器13を取り付ける。そして、運転状態設定手段40と加熱源制御手段21との間の通信線(第1の通信線L1)は、そのまま残し、加熱源制御手段21と電気ヒートポンプ12とを第2の通信線L2にて接続する。
この場合、加熱源制御手段21に予め電気ヒートポンプ12を制御する制御プラグラムを組み込んでおき、第2の通信線を接続、あるいは切替スイッチ等を切り替えることで、電気ヒートポンプ12を制御する制御プログラムを起動させるように構成されている。
あるいは、加熱源制御手段21の制御プログラムを、燃焼加熱手段22を制御するプログラムから、燃焼加熱手段22と電気ヒートポンプ12とを制御するプログラムに、書き換える、または交換する。
そして加熱源制御手段21は、図4、図5の例に示すフローチャートに基づいた処理を行い、電気ヒートポンプ12と燃焼加熱手段22を制御する。
以上に説明したように、電気ヒートポンプシステム10を構成している、熱交換器13、電気ヒートポンプ12、が(後付け用の)暖房システムとなる。
本発明の暖房システムは、本実施の形態で説明した外観、構成、処理等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば燃焼熱源機20の構成は、本実施の形態にて説明した燃焼熱源機20に限定されるものではない。
また本実施の形態の説明では、暖房放熱体30が床暖房の例を説明したが、暖房放熱体30は床暖房に限定されるものではない。
また本実施の形態の説明では、暖房循環熱媒が温水の例を説明したが、暖房循環熱媒は温水に限定されるものではない。
また、運転状態設定手段40の処理、加熱源制御手段21の処理は、本実施の形態にて説明した処理に限定されるものではなく、種々の変更、追加、削除が可能である。
また、以上(≧)、以下(≦)、より大きい(>)、未満(<)等は、等号を含んでも含まなくてもよい。
また、本実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
1 暖房システム
10 電気ヒートポンプシステム
12 電気ヒートポンプ
13 熱交換器
14 暖房循環熱媒温度検出手段
20 燃焼熱源機
21 加熱源制御手段
22 燃焼加熱手段
23 熱交換器
24 循環ポンプ
25 吸気手段
26 外気温度検出手段
30 暖房放熱体
40 運転状態設定手段
Ha 暖房循環熱媒往配管
Hb、Hc 暖房循環熱媒戻配管
Hh ヒートポンプ循環熱媒配管
L1 第1の通信線
L2 第2の通信線

Claims (2)

  1. 燃焼により暖房循環熱媒を加熱する燃焼加熱手段と当該燃焼加熱手段を制御する加熱源制御手段とを有する燃焼熱源機と、
    前記燃焼熱源機から出力された暖房循環熱媒が入力されて放熱するとともに放熱後の暖房循環熱媒を熱交換器に向けて出力する暖房放熱体と、
    前記暖房放熱体から入力された暖房循環熱媒をヒートポンプ循環熱媒を用いて加熱し、加熱した暖房循環熱媒を前記燃焼熱源機に向けて出力する前記熱交換器と、
    ヒートポンプ循環熱媒を加熱する電気ヒートポンプと、
    前記暖房放熱体の運転状態を利用者が設定可能な運転状態設定手段と、を備え、
    第1の通信線にて、前記運転状態設定手段と前記加熱源制御手段とが互いに通信可能となるように接続されており、
    第2の通信線にて、前記加熱源制御手段から前記電気ヒートポンプが制御可能となるように接続されており、
    前記運転状態設定手段は、利用者から運転状態が設定された場合、設定された運転状態を含む設定情報を前記加熱源制御手段に送信し、前記加熱源制御手段は、前記設定情報を受信すると、受信した設定情報に含まれている運転状態に基づいて前記燃焼加熱手段と前記電気ヒートポンプを制御して、前記電気ヒートポンプによる暖房循環熱媒の加熱の不足分を前記燃焼加熱手段にて補い、
    前記加熱源制御手段は、凍結防止運転を含む自動運転の条件が満足された場合、予め設定された運転状態を含む設定情報を前記運転状態設定手段に送信し、前記設定情報に含まれている運転状態に基づいて前記燃焼加熱手段と前記電気ヒートポンプを制御して、前記電気ヒートポンプによる暖房循環熱媒の加熱の不足分を前記燃焼加熱手段にて補う、
    暖房システム。
  2. 燃焼により暖房循環熱媒を加熱する燃焼加熱手段と当該燃焼加熱手段を制御する加熱源制御手段とを有する燃焼熱源機と、
    前記燃焼熱源機から出力された暖房循環熱媒が入力されて放熱するとともに放熱後の暖房循環熱媒を前記燃焼熱源機に向けて出力する暖房放熱体と、
    前記暖房放熱体の運転状態を利用者が設定可能な運転状態設定手段と、
    前記加熱源制御手段と前記運転状態設定手段とを互いに通信可能となるように接続する第1の通信線と、を備えるとともに、
    前記運転状態設定手段は、利用者から運転状態が設定された場合、設定された運転状態を含む設定情報を、前記加熱源制御手段に向けて送信し、
    前記加熱源制御手段は、凍結防止運転を含む自動運転の条件が満足された場合、予め設定された運転状態を含む設定情報を、前記運転状態設定手段に送信する、暖房装置に追加可能な暖房システムであって、
    前記暖房放熱体から前記燃焼熱源機に暖房循環熱媒を戻す暖房循環熱媒戻配管の途中に設けられる熱交換器であるとともに前記暖房放熱体から入力された暖房循環熱媒をヒートポンプ循環熱媒を用いて加熱し、加熱した暖房循環熱媒を前記燃焼熱源機に向けて出力する前記熱交換器と、
    ヒートポンプ循環熱媒を加熱する電気ヒートポンプと、で構成されており、
    第2の通信線にて、前記加熱源制御手段から前記電気ヒートポンプが制御可能となるように接続されている、
    暖房システム。
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