JP2012085192A - 画像処理装置および画像処理装置の制御用プログラム - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の制御用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置に、広告用の領域を複数に分割し、それぞれに異なる広告を含めて、画像形成をさせることができる、画像処理装置および画像処理装置の制御用プログラムを提供する。
【解決手段】画像処理装置において広告用画像が取得されると、当該登録用画像を、広告画像を4分割された領域のどの領域に割り付けるかを指定するための情報が受付けられる。そして、指定された位置に、取得された広告用画像が割り付けられるように、広告用サーバにおいて当該広告用画像が登録される。
【選択図】図11

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理装置の制御用プログラムに関し、特に、広告用情報として利用するための画像を広告管理用サーバに登録する、画像処理装置および画像処理装置の制御用プログラムに関する。
従来から、広告方法に関し、種々の技術が開示されてきた。たとえば、特許文献1(特開2009−229823号公報)には、電子POP装置に商品広告情報を表示させるための技術が開示されている。当該文献に開示された技術では、電子POP装置における広告情報の表示は、情報入力装置に入力された広告条件に基づいて行なわれる。当該広告条件は、商品広告情報を表示する広告時間帯および分割表示エリアの大きさを特定する情報を含む。
特開2009−229823号公報
ここで、画像形成装置における画像形成動作において、画像形成装置にユーザが所望する原稿とともに広告の画像形成を行なわせようとする場合、広告領域を複数に分割し、それぞれに異なる広告の画像形成を行なわせる技術については未だ開示されていない。
特許文献1に開示された技術は、電子POP装置の表示領域を複数に分割して複数の広告情報を表示させるものであるものの、画像形成については、表示された広告情報に対応したクーポン印刷ファイルを読み出して印刷するにとどまり、複数の広告の画像形成をする点については開示も示唆もなされていない。
また、このような複数の広告の画像形成をする場合の広告料金の算出についても、従来、検討されていない。
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、画像形成装置に、広告用の領域を複数に分割し、それぞれに異なる広告を含めて、画像形成をさせることができる、画像処理装置および画像処理装置の制御用プログラムを提供することである。
本発明に従った画像処理装置は、広告画像を画像形成装置に送信する広告用サーバと接続可能な画像処理装置であって、画像データを取得するための取得手段と、取得手段によって取得された画像データを、広告画像の少なくとも一部を構成する広告用画像として登録するための登録手段と、登録手段が登録する画像データの画像の面積の、広告画像の全体の面積に対する割合に基づいて、登録手段による画像データの登録についての料金を算出するための算出手段とを備えている。
また、本発明の画像処理装置では、算出手段は、広告画像の一部に第1の広告用画像の画像データが登録された後で当該広告画像の残りの少なくとも一部に第2の広告用画像の画像データが登録された場合には、当該第1の広告用画像の画像データの登録についての料金を、第2の広告用画像の画像データが登録される前よりも低くなるように、再度算出することが好ましい。
また、本発明の画像処理装置は、取得手段によって取得された画像データを、広告画像の一部を構成する広告用画像として登録するか、広告画像の全部を構成する広告用画像として登録するかを選択するための情報の入力を受付けるための受付手段をさらに備えることが好ましい。
また、本発明の画像処理装置は、取得手段によって取得された画像データを、登録手段が広告画像において広告用画像として登録する位置に配置させた状態を示す画像を表示するための表示手段をさらに備えることが好ましい。
本発明に従った画像処理装置の制御用プログラムは、広告画像を画像形成装置に送信する広告用サーバと接続可能な画像処理装置の制御用プログラムであって、画像処理装置を制御するコンピュータを、画像データを取得するための取得手段、取得手段によって取得された画像データを、広告画像の少なくとも一部を構成する広告用画像として登録するための登録手段、および、登録手段が登録する画像データの画像の面積の、広告画像の全体の面積に対する割合に基づいて、登録手段による画像データの登録についての料金を算出するための算出手段として機能させる。
本発明によれば、広告用サーバから広告画像を受信した画像形成装置に、複数の領域のそれぞれに異なる広告を含めた画像を、広告として、画像形成をさせることができる。
本発明に係る画像処理装置を含む広告システムの構成の具体例を示す図である。 MFPのハードウェア構成の具体例を示す図である。 MFPのメインルーチンのフローチャートである。 広告登録処理のフローチャートである。 図4の広告登録処理の変形例のフローチャートである。 広告料金再計算処理のフローチャートである。 MFPの表示される画面の一例を示す図である。 MFPの表示される画面の一例を示す図である。 MFPの表示される画面の一例を示す図である。 MFPの表示される画面の一例を示す図である。 MFPの表示される画面の一例を示す図である。 MFPの表示される画面の一例を示す図である。 MFPの表示される画面の一例を示す図である。 MFPの表示される画面の一例を示す図である。 広告管理サーバのメインルーチンのフローチャートである。 画像形成処理のフローチャートである。 広告管理サーバに登録される広告画像の分割例を示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には、同一の符号を付し、これらについて、重複する説明は繰返さない。
[1.広告システムの全体構成]
図1は、本発明に係る画像処理装置を含む広告システムの構成の具体例を示す図である。
図1を参照して、広告システムは、画像処理装置としてのMFP(Multi Function Peripheral)100A〜100Eと、広告管理サーバ200とを含む。なお、広告システムを構成する画像処理装置の台数は、図1に示された「5」に限定されず、1以上であればよい。
また、画像処理装置は、MFPに限定されず、少なくとも画像データを、広告用の画像として広告管理サーバ200に登録する機能を有していればよい。
また、本実施の形態では、MFPは画像形成機能も有する。つまり、画像処理装置と画像形成装置が兼用構成される。なお、画像処理装置と画像形成装置とは、それぞれ専用の装置で構成されても良い。つまり、たとえば、画像処理装置は、スキャナと汎用のパーソナルコンピュータによって構成され、画像形成装置を備えていなくとも良い。
広告管理サーバ200は、たとえば汎用のパーソナルコンピュータから構成され、そして、広告用の画像データが記憶されている。
本実施の形態の広告システムでは、画像形成装置は、ユーザからの求めに応じて画像形成を行なう際に、広告として、広告管理サーバ200に登録された画像データを、ユーザが所望する画像と併せて、印刷する。広告管理サーバ200にこのような広告用の画像データを登録する広告主は、広告管理サーバ200の管理者に対して広告料金を支払う。画像形成装置における画像形成(印刷)の代金は、広告管理サーバ200の管理者に対して上記のように広告主から支払われる広告料金によって、その一部または全部を賄うことができる。
[2.広告画像に関するデータ]
図17は、広告管理サーバ200に登録される広告画像の一例を模式的に示す図である。本実施の形態の広告画像は、図17に領域ADV01で示されるような、長方形の領域の画像である。本実施の形態の広告システムでは、広告管理サーバ200は、ADV01の全域の画像を、1つの広告画像として記憶している。なお、本実施の形態では、1つの広告画像を構成するのに、領域ADV01を、図17において広告用領域P1〜P4として示されるように4つに分割し、広告用領域P1〜P4のそれぞれに広告用画像を割り付けて、4つの広告画像を構成することができる。また、4つの分割された領域の複数の領域に1つの画像を割り付けることもできる。具体的には、隣接する広告用領域(たとえば、広告用領域P2と広告用領域P4)を組合わせ、当該組合わせられた領域に1つの画像を割付け、そして、残りの広告用領域(この場合であれば、広告用領域P1と広告用領域P3)のそれぞれに画像を割付け、これらを合わせて1つの広告画像として記憶することもできる。本明細書では、領域ADV01全体の画像を「広告画像」と言い、広告用領域P1〜P4の中の1以上の領域に割り付けられることにより広告画像の構成要素となる画像を「広告用画像」と言う。
広告管理サーバ200では、複数の広告画像についての情報が管理されている。表1は、各広告画像についての管理用の情報の一例(広告情報テーブル)を示す。広告画像を管理するための情報の記憶形式は、表1に示されるテーブル形式に限定されるものではない。
Figure 2012085192
表1の広告情報テーブルでは、広告ID毎に、広告位置と、画像IDと、広告主IDと、広告期間と、ジャンルとが、互いに関連付けられて記憶されている。
広告IDは、各広告画像を特定する情報である。広告位置は、各広告画像における、広告用領域(図17の広告用領域(P1〜P4)のいずれか)の位置を示す情報である。画像IDは、各広告位置に割り付けられる広告用画像の画像データを特定する情報である。広告主IDとは、対応する広告位置に広告用画像を登録したユーザを特定する情報であって、当該広告用画像の登録のための料金の請求先を特定する情報である。広告期間とは、当該広告画像を広告として広告システム内の画像形成装置に画像形成させる際の条件の1つであり、上記のような画像形成を行なわせるための期間を特定する情報である。
表1の広告ID「AD01」の広告画像について、その構成を説明する。広告ID「AD01」の広告画像では、広告用領域P1に、広告主ID「CL01」の広告主についての、画像ID「IM01」の広告用画像が割り付けられている。また、広告用領域P2には、広告主ID「CL02」の広告主の画像ID「IM02」の広告用画像が、広告用領域P3には、広告主ID「CL03」の広告主の画像ID「IM03」の広告用画像が、そして、広告用領域P4には、広告主ID「CL04」の広告主の画像ID「IM04」の広告用画像が、それぞれ割り付けられている。広告期間は、2010年1月1日から同年6月30日までとされている。広告管理サーバ200は、この期間内に、画像形成装置に当該広告画像を広告として送信できる。
表1の広告ID「AD02」の広告画像について、その構成を説明する。当該広告画像では、広告用領域P1には、まだ広告用画像が割り付けられていない。広告用領域P3には、広告主ID「CL02」の広告主の画像ID「IM06」の広告用画像が、割り付けられている。そして、広告用領域P2と広告用領域P4を合わせた領域には、広告主ID「CL05」の広告主の画像ID「IM05」の広告用画像が、割り付けられている。広告期間は、2010年1月1日から同年12月31日までとされている。広告管理サーバ200は、この期間内に、画像形成装置に当該広告画像を広告として送信できる。
表1の広告ID「AD03」の広告画像について、その構成を説明する。当該広告画像では、広告用領域P1,P2,P3,P4を合わせた領域には、広告主ID「CL06」の広告主の画像ID「IM08」の広告用画像が、割り付けられている。広告期間は、2010年4月1日から同年9月30日までとされている。広告管理サーバ200は、この期間内に、画像形成装置に当該広告画像を広告として送信できる。
広告管理サーバ200に備えられたプロセッサは、MFP100からの指示等に基づいて、広告情報テーブルの情報を適宜変更する。また、当該プロセッサは、広告期間が経過した広告画像についての広告情報テーブル上の情報(および対応する画像データ)を、適宜広告管理サーバ200から削除することが好ましい。
広告管理サーバ200には、広告料金を管理するための情報の一例として、広告料金テーブルが記憶されている。その一例を、表2に示す。
Figure 2012085192
広告料金テーブルでは、広告主ID毎に、広告料金が記憶されている。なお、各広告主IDの広告料金は、広告ID毎の広告料金とそれらの合計とを含む。
たとえば、広告主IDがCL01の広告主については、広告ID「AD01」についての広告料金300円が記憶されている。そして、当該広告主については、この広告IDについての広告料金が記憶されているため、広告料金の合計も、同額の300円となっている。
また、広告主IDがCL02である広告主については、広告ID「AD01」についての広告料金300円と、広告ID「AD02」についての広告料金である300円とが記憶されている。これにより、当該広告主についての広告料金の合計は、600円が記憶されている。
広告管理サーバ200に備えられたプロセッサは、MFP100からの指示等に基づいて、広告料金テーブルの情報を適宜変更する。
[3.MFPのハードウェア構成]
図2は、MFP100(以下、MFP100A〜100Eを総称して「MFP100」という)のハードウェア構成の具体例を示す図である。
図2を参照して、MFP100は、用紙に画像を印刷する画像形成動作を実行する画像形成部140と、用紙トレイに載置された用紙を画像形成部140へと搬送する給紙部150と、原稿を読取って画像データを生成する原稿読取部130と、画像読取部に自動的に原稿を搬送するための自動原稿搬送装置(ADF(Auto Document Feeder))120と、情報の表示および入力を行なうための操作パネル160を含む。
画像形成部140は、たとえば、感光体、当該感光体に静電画像を形成する装置、感光体上に形成された静電画像をトナー画像等として顕像化して用紙上に転写する装置等を含む、プリンタエンジンにより構成される。原稿読取部130は、たとえば、CCD(Charge Coupling Device)やCIS(Contact Image Sensor)などを用いたスキャナにより構成される。操作パネル160は、たとえば液晶表示装置等の表示装置からなる表示部161と、当該表示装置上に設けられたタッチセンサ等の入力装置からなる操作部162とを含む。なお、表示部161と操作部162とは、上記液晶表示装置とタッチセンサのようにタッチパネルとして一体的に構成されても良いし、別体で構成されても良い。
また、MFP100は、ADF120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150、および、操作パネル160の動作を制御するための制御部110を含む。
制御部110は、MFP100の全体を制御するための演算装置であるCPU(Central Processing Unit)111と、広告管理サーバ200等の外部の機器と通信するための通信インターフェース(I/F)部112と、CPU111で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM(Read Only Memory)113およびEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)115と、CPU111でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)114と、画像データを保存するためのHDD(Hard Disk Drive)116と、外部の端末に公衆回線を利用して画像データを送信するためのファクシミリ部117とを含む。また、制御部110は、MFP100に対して着脱可能な記録媒体(フラッシュメモリ101)に対してCPU111が情報の読み取りおよび書き込みを行なうためのインターフェース(カードI/F118)を含む。
CPU111は、その機能として、原稿読取部130またはフラッシュメモリ101から原稿の画像データを取得するための処理を実行する取得部111Aと、取得した画像データを広告管理サーバ200へ広告用画像として登録するための処理を実行する登録部111Bと、広告用画像の登録のための料金を算出するための処理を実行する算出部111Cとを含む。各機能は、ソフトウェア的に実現されても良いし、専用の回路基板等によってハードウェア的に実現されても良い。
[4.MFPのメインルーチン]
図3は、MFP100のメインルーチンのフローチャートである。
図3を参照して、MFP100に電源が投入されると、CPU111は、まずステップS10で、MFP100の各種の初期設定などの初期化処理を実行し、完了すると、ステップS20へ処理を進める。
ステップS20では、CPU111は、MFP100をアイドル状態へと移行させて、ステップS30へ処理を進める。
ステップS30では、CPU111は、予め定められた定時処理を実行して、ステップS40へ処理を進める。
そして、ステップS40では、CPU111は、入力イベントの有無をチェックし、入力イベントがあったと判断するとステップS50へ処理を進め、ステップS50で、当該入力されたイベントに対応する処理を実行して、ステップS30へ処理を戻す。一方、ステップS40で、その時点で入力イベントがないと判断すると、CPU111は、そのまま処理をステップS30へ戻す。
本実施の形態において、MFP100における入力イベントとしては、広告用画像の登録のための処理が挙げられる。ステップS50における処理の詳細については、後述する。
[5.広告管理サーバのメインルーチン]
図15は、広告管理サーバ200のメインルーチンのフローチャートである。
図15を参照して、広告管理サーバ200に電源が投入されると、まずステップSX10で、広告管理サーバ200の初期設定等の初期化処理が実行され、当該処理が完了すると、広告管理サーバ200はアイドル状態へと移行する(ステップSX20)。
そして、広告管理サーバ200では、ステップSX30において、予め定められた処理内容を実行する定時処理が実行され、ステップSX40へ処理が進められる。
ステップSX40では、イベントの入力があったか否かが判断され、その時点では入力がなかったと判断されるとそのままステップSX30へ処理が戻され、入力があったと判断されると、ステップSX50へ処理が進められる。
ステップSX50では、入力されたイベントに応じた処理が実行されて、ステップSX30へ処理が戻される。
図15に示された処理は、たとえば広告管理サーバ200における上記したプロセッサによって実行される。
[6.広告登録用の動作]
次に、MFP100において、ユーザが、原稿読取部130に原稿を読取らせることによって広告管理サーバ200に広告用画像を登録する際に行なわれる動作を説明する。
広告用画像を登録する場合、MFP100は、概略以下の4つの処理を実行する。
1)広告登録用のモード(アプリケーション)の起動
2)広告用画像の画像データを取得
3)広告用領域の指定の受付
4)参照用の広告画像の表示
<1)広告登録用のモード(アプリケーション)の起動>
CPU111は、ユーザ認証を行なった後、操作パネル160の表示部161に、たとえば図7の画面600に示すような、広告登録用のモードアプリケーションを起動させるための画面を表示させる。画面600は、広告登録用のアプリケーションを起動させるためのボタン601を表示している。そして、操作部162に対して、ボタン601に対応する領域が操作されると、CPU111は、広告登録用のアプリケーションを起動させる。
CPU111は、たとえば、初期化処理(ステップS10)において表示部161に表示させた初期画面の中の、広告登録用のメニューボタンを操作されることにより、画面600を表示部161へ表示させる。
<2)広告用画像の画像データを取得>
広告登録用のアプリケーションを起動すると、CPU111は、表示部161に、たとえば、図8の画面610を表示させる。画面610は、MFP100に、原稿読取部130による画像データの生成を開始させるためのボタン611を含む。操作部162のボタン611に対応する部分を操作されると、CPU111は、原稿読取部130による、原稿の画像データの生成を開始する。なお、CPU111は、広告用画像の画像データを、原稿読取部130に原稿の読取らせて生成させることによって取得しても良いし、フラッシュメモリ101に登録された画像データをカードI/F118を介して読込むことによって取得してもよい。
<3)広告用領域の指定の受付>
画像データを取得した後、CPU111は、たとえば図9の画面620を表示部161に表示させる。
画面620は、上記のように取得された画像データを、図17に領域ADV01として示したような、広告の全面に割り付けるか、または、広告用領域P1〜P4として示したように、分割された領域に割り付けるかを選択する情報の入力を受付けるための画面である。画面620は、領域ADV01の全面に割り付けることを指定するためのボタン621と、広告用領域P1〜P4のような分割された領域に割り付けることを指定するためのボタン622を含む。
そして、操作部162の、ボタン622に対応する部分を操作されると、CPU111は、表示部161に、たとえば図10の画面630を表示させる。
画面630は、領域ADV01をどのように分割して、広告用画像を割り付けるかを特定する情報の入力を受付けるための画面である。具体的には、画面630は、ボタン631とボタン632とを含む。ボタン631は、領域ADV01を2つの領域に分割するために操作されるボタンである。ボタン632は、領域ADV01を、4つの領域に分割するために操作されるボタンである。
CPU111は、たとえば表示部161に画面630を表示させて、ユーザからの、領域ADV01の分割数を指定するための情報の入力を受付ける。
分割数として「4」が指定された場合、つまり、操作部162のボタン632に対応する部分が操作された場合には、CPU111は、たとえば図11の画面640を表示部161に表示させる。
画面640は、上記のように取得された画像データを、領域ADV01の広告用領域P1〜P4のいずれの領域に割り付けるかを指定するための情報の入力を受付ける画面である。
なお、本実施の形態のMFP100では、既に広告情報テーブルに情報を登録された広告画像の中で、広告用領域P1〜P4のそれぞれについて、各領域に広告用画像をまだ登録されていないものについて、その広告画像のサムネイルを、表示部161に表示することができる。
サムネイルの表示は、たとえば図11の画面640を表示させることにより実現される。
画面640は、これから広告用画像を広告管理サーバ200に登録するユーザに対し、既に広告管理サーバ200に登録されている広告画像の中で、当該ユーザが登録する広告用画像を割り付ける位置にまだ他の広告用画像が登録されていないもののサムネイル画像を表示させるための画面である。画面640は、ボタン641〜645を含む。
ボタン641は、広告管理サーバ200に登録されている広告画像の中で、領域ADV01を4分割された中の、左上の領域(広告用領域P1)に広告用画像を登録されていないもののサムネイル画像の表示を指示するためのボタンである。表1では、広告ID「AD02」で示される広告画像が、このような広告画像に相当する。ボタン642は、右上の領域(広告用領域P2)に広告用画像を登録されていない広告画像のサムネイルを表示させるためのボタンである。ボタン643は、左下の領域(広告用領域P3)に広告用画像を登録されていない広告画像のサムネイルを表示させるためのボタンである。ボタン644は、右下の領域(広告用領域P4)に広告用画像を登録されていない広告画像のサムネイルを表示させるためのボタンである。
ボタン645は、広告情報テーブルに登録された広告画像の中で、少なくとも1つの空き領域(広告用画像を登録されていない領域)を含むすべての広告画像のサムネイル画像を表示させるためのボタンである。
CPU111は、広告管理サーバ200と通信することにより、広告情報テーブルにアクセスすることにより、広告用領域P1〜P4のそれぞれに空き領域を持つ広告画像についての情報を取得できる。そして、各広告画像について、各広告位置に対応する位置に、各広告位置に関連付けられている画像IDの画像を割り付けることにより、サムネイル画像を生成し、表示部161に表示させる。
表示部161に画面640が表示されたときに、操作部162において、ボタン641に対応する部分が操作されると、表示部161には、たとえば、図12の画面650が表示される。
画面650は、広告情報テーブルに登録された広告画像の中で、画面640が表示された際の操作内容に応じて選択された広告画像のサムネイルを表示する表示欄651と、ボタン652とを含む。表示欄651には、サムネイル画像6510が表示されている。サムネイル画像6510は、表1の広告情報テーブルの広告ID「AD02」の広告画像のサムネイル画像である。サムネイル画像6510は、領域6511と、領域6512と、領域6513とを含む。
領域6512は、広告用領域P2と広告用領域P4が組合されたものに相当し、当該領域には、表1の画像IDを「AD02」の画像ID「IM05」の画像が表示されている。
領域6513は、広告用領域P3に相当し、当該領域には、画像ID「IM06」の画像が表示されている。
表1から理解されるように、広告ID「AD02」の広告用領域P1には、対応する広告画像が登録されていない。このことを示すために、サムネイル画像6510の中の、広告用領域P1に対応する領域6511は、空白で示されている。
ボタン652は、表示欄651に表示された広告画像に、これから登録しようとする広告用画像を組込ませることをMFP100に指示するために操作されるボタンである。
操作部162において、ボタン652に対応する部分が操作されると、CPU111は、表示部161に、たとえば図13の画面660を表示させる。
画面660は、画面650の表示欄651に表示させたサムネイル画像に、さらに、これから登録しようとする広告用画像を組込んだ画像を表示する表示欄661と、ボタン662とを含む。表示欄661には、サムネイル画像6610が表示されている。サムネイル画像6610は、サムネイル画像6510(図12)の領域6512,6513のそれぞれに表示された画像と同じ画像を表示する領域6612,6613を含む。また、サムネイル画像6610は、これから登録する広告用画像(図8を参照して説明した処理によって取得された画像データの画像)が表示されている。つまり、サムネイル画像6610は、既に広告管理サーバ200に登録されている広告画像に、これから登録する広告用画像を組込んだ画像に相当する。
そして、操作部162において、ボタン662に対応する部分が操作されると、上記のように取得された、これから広告用画像として登録するための画像データが、画面640に対する操作によって指定された位置に、画面650において表示された広告画像に追加するように、登録される。
広告用画像として新たな画像データが登録されると、広告管理サーバ200において、表1の広告情報テーブルは、たとえば次の表3に示されるように更新される。
Figure 2012085192
表3の広告情報テーブルでは、広告ID「AD02」の、広告用領域P1の所に、画像ID「IM09」の画像が割り付けられたことが示されている。具体的には、広告ID「AD02」の広告用領域P1に対応する情報として、画像ID「IM09」と広告主ID「CL06」が追加されている。画像ID「IM09」に相当するデータは、上記のように広告用画像の登録を受付けたMFP100から、広告管理サーバ200へと送信される。画像ID「IM09」は、MFP100において取得された画像データのファイル名であり、広告主ID「CL06」は、広告用画像の登録の際にMFP100においてユーザ認証が行なわれたときに、認証されたユーザを特定する情報である。なお、MFP100から広告管理サーバ200へは、画像データの本体についても、合わせて送信される。広告管理サーバ200では、このように送信された画像データも、広告管理サーバ200(または、当該広告管理サーバ200が接続可能な記憶装置)において、保存される。
このように広告用画像の登録が追加されることにより、広告管理サーバ200のプロセッサは、広告料金テーブルを、表2に示したものから、表4に示すものに更新する。
Figure 2012085192
表4から理解されるように、上記のように広告用画像の登録が追加されることにより、当該画像を登録した広告主(広告主ID「CL06」)について、新たに広告用画像を登録した広告ID(AD02)についての広告料金(300円)が追加され、これにより、広告料金合計が変更されている。新たな広告用画像の登録についての広告料金は、後述するようにMFP100において取得され、広告管理サーバ200へと送信される。
また、広告用画像の登録が完了すると、CPU111は、表示部161に、たとえば図14の画面670を表示させる。
画面670は、表示欄671を含む。表示欄671には、今回の広告用画像の登録についての料金が表示されている。
なお、広告登録に要する料金の取得態様については、後述する。
[7.広告登録処理(1)]
図4は、広告管理サーバ200に広告用画像を登録する際に、MFP100のCPU111が実行する処理(広告登録処理)のフローチャートである。
図4を参照して、CPU111は、広告登録用のアプリケーションが起動されると、ユーザ認証を行なった後、ステップSA10で、上記したように、広告用画像の画像データを取得して、ステップSA20へ処理を進める。
ステップSA20では、CPU111は、上記したように、広告用領域の指定を受付け、当該指定された領域が、領域ADV01の全面であるか一部であるかを判断し、全面であると判断するとステップSA30へ処理を進め、一部であると判断すると、ステップSA40へ処理を進める。
ステップSA30では、CPU111は、領域ADV01の1面分の広告料金を表示部161に表示させ、そして、ステップSA10で取得した画像データを広告管理サーバ200へ送信して、処理を終了させる。
これにより、広告管理サーバ200に、新たな広告用画像が登録される。この広告用画像の登録に応じて、広告情報テーブルおよび広告料金テーブルが更新される。
なお、領域ADV01の1面分の広告料金については、予めHDDに記憶されているものとする。
なお、当該1面分の広告料金は、操作部162に対する操作や、広告管理サーバ200等の外部の機器から受信する情報に基づいて、適宜更新される。
一方、ステップSA40では、CPU111は、領域分割数Aを取得して、ステップSA50へ処理を進める。
なお、領域分割数とは、図9の画面620および図10の画面630が表示された際に入力を受付ける情報であって、これから登録する広告用画像を、領域ADV01をいくつに分割して、これから登録する広告用画像を割り付けるかを指定するための情報である。
ステップSA50では、CPU111は、領域ADV01の全面に広告する場合の広告料金Cを取得して、ステップSA60へ処理を進める。
なお、料金Cは、ステップSA30で取得される広告料金であり、たとえば、HDD116に、予め記憶されている。
ステップSA60では、CPU111は、領域ADV01を複数の領域に分けて広告を登録するときの、分割された領域に登録することによる料金の加算率Dを取得して、ステップSA70へ処理を進める。
なお、加算率Dは、予めHDD116に登録され、操作部162に対する操作には、外部機器から受信する情報に基づいて、適宜更新される。
ステップSA70では、広告の登録用の料金を算出し、当該算出した料金を図14の画面670に示したように表示し、そして、ステップSA10で取得した画像データを広告管理サーバ200に登録させて、処理を終了させる。なお、ステップSA70での広告用画像の登録により、広告管理サーバ200では、広告情報テーブルおよび広告料金テーブルが、今回の広告用画像の登録に応じて更新され、また、上記画像データが新たに登録される。
また、ここでの広告料金は、次の式(1)に従って算出される。
Y=C×D/A …(1)
式(1)から理解されるように、領域ADV01を分割して、当該分割された領域に広告用画像を割り付けて登録する場合には(ステップSA20〜ステップSA70)、領域ADV01の全面に広告を出す場合の広告料金Cに、上記した加算率Dを積算し、それを、領域分割数Aで割ることによって算出される。たとえば、領域ADV01の全面に広告を出す場合の広告料金が1000円であり、上記した加算率Dが「6/5」であり、領域ADV01の4分の1の領域(つまり、領域ADV01を図17の広告用領域P1〜P4のように分割し、そのいずれかに広告用画像を割り付ける場合)には、領域分割数Aが4となるため、広告料金は、次の式(2)に従って算出され、300円となる。
Y=1000×(6/5)/4=300 …(2)
以上説明した本実施の形態では、原稿の画像データを生成する原稿読取部130または、フラッシュメモリ101に記録された画像データを取得するカードI/F118およびCPU111により、画像データを取得するための取得手段が構成される。そして、操作部162に対する操作に基づいて、上記のように取得した画像データを広告用画像として広告管理サーバ200へ送信するための処理を実行する登録部111Bにより、登録手段が構成される。そして、上記した式(1)等に従って、広告の登録用の料金を算出するための処理を実行する算出部111Cにより、算出手段が構成される。
本実施の形態によれば、広告管理サーバ200において、画像形成装置における画像形成において、1つの広告情報として画像形成装置に与えられる広告画像に、複数の広告主から登録される広告用画像を含めることができる。
そして、当該広告用画像を登録する際の料金は、領域ADV01の全体の面積に対する広告用画像を割り付ける面積の割合に応じたものとすることができる。
なお、分割された領域に広告用画像が登録される際には、単に領域ADV01の全面に広告する際の広告料金に面積比を掛けたものとはされない。つまり、領域ADV01の全面に広告する際の広告料金に、加算率Dを積算させてから、面積比に応じた比率を掛けて(式(1)において、料金Cに、「1/A」を掛けること)、領域ADV01の一部の領域に広告用画像を割り付ける場合の、広告用の料金が算出される。ただし、加算率Dを用いた料金の算出方法は、一例であり、分割された領域の広告料金は、全面の広告料金に面積比をかけたものとされても良い。つまり、1/4の面積の広告料金は、全面の広告料金の1/4とされても良い。
なお、以上説明した本実施の形態では、領域ADV01を4つの領域に分けて(広告用領域P1〜P4)、広告用画像を登録したり、広告料金を算出する例を説明したが、本発明における領域ADV01の分割数は、4に限定されず、他の数であってもよい。
[8.画像形成用の動作]
図16は、上記のように広告管理サーバ200に登録された広告画像が、画像形成装置で画像を形成されるために実行される処理(画像形成処理)のフローチャートである。
本実施の形態では、各MFP100(MFP100A〜100E)は、画像形成装置としても機能することができる。
以下、MFP100において、上記画像形成動作が実行される際の処理の流れを説明する。
図16を参照して、MFP100では、CPU111は、まずステップSC10で、画像形成を実行する際の種々の条件の入力を受付けて、ステップSC20へ処理を進める。
なお、ステップSC10で受付けられる条件には、少なくとも、画像を形成する画像データを指定する情報を含む。広告画像の挿入の可否が含められても良い。
ステップSC20では、CPU111は、画像形成動作の開始の指示の入力を受付けて、ステップSC30に処理を進める。
MFP100において、たとえばスタートボタンを操作されると、画像形成動作の開始を指示する情報が入力されたと判断される。
ステップSC30では、CPU111は、画像形成を行なうための画像データを取得して、ステップSC40へ処理を進める。
なお、ステップSC30では、原稿読取部130の原稿台に載置された原稿の画像データを原稿読取部130に生成させるか、または、カードI/F118を介して、フラッシュメモリ101に記録された画像データを読込むことにより、画像形成の対象となる画像データが取得される。
ステップSC40では、ステップSC10で入力を受付けた画像形成の条件において、広告画像の挿入が許可されているか否かを判断し、許可されていると判断するとステップSC50へ処理を進め、許可されていないと判断するとステップSC60へ処理を進める。なお、このような許可の有無を判断することなく、すべての画像形成動作において広告画像を挿入するように、つまり、ステップSC40の判断がなされることなくステップSC50へ処理が進められても良い。
ステップSC50では、CPU111は、ステップSC30で取得した画像データに、広告管理サーバ200に登録されている広告画像の画像データを合成させて、画像形成用のデータを生成して、ステップSC60へ処理を進める。ここでは、たとえば、ステップSC30で取得した画像データを用紙の第1面に画像形成し、広告画像の画像データを当該用紙の第2面に画像形成するように、画像データが合成される。
ステップSC60では、CPU111は、ステップSC50で合成した画像データ、または、ステップSC30で取得された画像データの画像形成動作を実行して、処理を終了させる。
以上説明した画像形成処理により、広告画像の挿入が許可されれば、MFP100に対して入力された画像データ(ステップSC30で取得された画像データ)に広告管理サーバ200に登録された広告画像の画像データが合成されて(ステップSC50)、画像が形成される。
一方、ステップSC10で入力された画像形成条件において広告画像の挿入を許可しない旨の情報が入力される等、広告画像の挿入が許可されない場合には、ステップSC30で取得された画像データが、広告画像の画像データと合成されることなく、画像形成される。
なお、MFP100において、広告画像を合成されて行なわれた画像形成動作についての料金と、合成されることなくなされた画像形成については、異なる料金が請求されるように構成されていてもよい。
具体的には、広告画像が挿入された画像形成については、広告画像が挿入されなかった画像形成よりも、料金を低く(または、料金を請求することなく)、請求額の算出がなされることが好ましい。
[9.広告登録処理(2)]
図5は、図4を参照して説明した広告登録処理の変形例のフローチャートである。
本変形例の広告登録処理では、広告用画像を登録する際に、広告用画像を登録しようとする広告画像において、既に登録されている広告用画像の数に応じて、料金を変動させる。
図5を参照して、変形例の広告登録処理では、ステップSA40で領域分割数Aを取得した後、ステップS41へ処理が進められる。
ステップS41では、CPU111は、これから広告用画像を登録しようとする広告画像において、既に広告用画像が登録されている場合、その数(既に登録されている広告数B)が取得される。図12および図13を参照して説明した例であれば、新たに登録される広告用画像(図13の表示欄661において領域6611に表示されている画像)は、領域分割数4である場合の3つの分割領域(広告用領域P2〜P4)に既に広告用画像が登録された広告画像である。具体的には、図12の画面650の表示欄651において、サムネイル画像6510には、領域6512および領域6513に画像が表示されていることに対応する。
この場合、既に登録されている広告数Bは、「3」となる。
ステップSA41が実行されると、ステップSA50へ処理が進められる。
そして、CPU111は、ステップSA50で料金Cを取得し、また、ステップSA60で加算率Dを取得すると、ステップSA61へ処理を進める。
ステップSA61では、CPU111は、次の式(3)に従って、領域ADV01全体についての広告料金Zを、再度算出する。
Z=Y×(4−B/2+1) …(3)
そして、式(3)に従って算出した広告料金を、領域分割数Aで割ることにより、今回の広告用画像の登録のための料金が算出される(ステップSA70)。
なお、ステップSA70では、広告料金の算出とともに、広告用画像の登録と、図4を参照して説明したステップSA70の処理と同様の処理が実行される。
以上説明した本変形例における広告登録処理では、広告用画像を登録する際の、当該広告用画像を割り付ける広告画像における、既に登録されている広告数Bに応じて、当該広告用画像の登録のための料金が算出される。
具体的には、まず、図4を参照して説明した広告登録処理と同様に、料金Yが算出される。そして、当該料金Yを利用して、式(3)に従って、新たな料金Zが算出され、当該料金Zを領域分割数で割ることにより、本変形例での広告料金が算出される。
以下、料金Yが300円と算出された場合に、最終的に広告料金として算出される料金を説明する。
B=0の場合、料金Zは、次の式(4)に従って、1500円と算出される。
Z=300×{4−(0/2)+1}=1500 …(4)
これにより、最終的に算出される、広告用画像の広告料金は、1500円を領域分割数A(つまり、4)で割った、375円である。
また、B=1の場合には、料金Zは、次の式(5)に従って、1350円と算出される。
Z=300×{4−(1/2)+1}=1350 …(5)
したがって、最終的に算出される広告料金は、337.5円(1350/4)円である。
また、B=2の場合、料金Zは、次の式(6)に従って、1200円と算出される。
Z=300×{4−(2/2)+1}=1200 …(6)
したがって、最終的に算出される広告料金は、300円(1200円/4)と算出される。
そして、B=3の場合、料金Zは、次の式(7)に従って、1050円と算出される。
Z=300×{4−(3/2)+1}=1050 …(7)
したがって、最終的に算出される広告料金は、262.5円(1050/4)となる。
以上説明した本変形例によれば、広告用画像を登録する際に、当該広告用画像を割り付けようとする広告画像において、既に広告用画像を登録されている領域(広告用領域P1〜P4)の数が多くなるほど、広告料金が安く算出される。
[10.広告料金再計算処理]
本実施の形態の広告システムにおいて、広告用画像を登録されていない領域があった広告画像において、広告用画像が追加して登録された場合に、それまで当該広告画像に登録されていた広告用画像についての広告料金を、引き下げるように、再計算することができる。
図6は、このような再計算の処理(広告料金再計算処理)のフローチャートである。
図6を参照して、ステップSB10では、CPU111は、広告情報テーブルにおいて、広告用画像の登録内容に変更があったか否かを判断し、あったと判断するとステップSB20へ処理を進める。
ステップSB20では、CPU111は、登録内容に変更があった広告画像の情報を、広告情報テーブルから抽出して、ステップSB30へ処理を進める。
ステップSB30では、ステップSB20で抽出した広告画像について、変更後の登録状態に応じて、割引率を算出して、ステップSB40へ処理を進める。
なお、ステップSB30における割引率の算出は、たとえば、変更後の広告画像において、広告用画像を登録されている面積が大きいほど割引率は高くなるように算出される。割引率が算出されると、ステップSB40へ処理が進められる。
ステップSB40では、CPU111は、既に広告料金テーブルに登録されている広告料金を、ステップSB30で算出した割引率を掛けたものに変更(更新)して、ステップSB50へ処理を進める。
ステップSB50では、ステップSB40で算出した変更後の広告料金を、広告管理サーバ200に登録して、処理を終了させる。
広告料金算出処理において算出される割引率の算出態様は、種々の態様が考えられる。たとえば、割引率は、予め定められた値とすることができる。具体的には、図17に示されたように、領域ADV01が広告用領域P1〜P4のように、4つの領域に分割されて、それぞれに、広告用画像が登録されるような場合に、広告用画像の登録内容の変更により、4つの領域のうち2つの領域に広告用画像が登録された場合には、割引率は0.8とされ、3つの領域に広告用画像が登録された場合割引率が0.6とされ、そして、4つのすべての領域に広告用画像が登録された場合には割引率が0.5とされることが考えられる。このような割引率を用いた広告料金再計算処理による、表2の広告料金テーブルの更新について説明する。
広告画像AD02は、表1では、広告用領域P1では広告用画像を登録されていない状態である。そして、当該広告画像AD02の広告用領域P1に広告用画像が登録されると、表3に示されるように、広告画像AD02の広告用領域P1に、登録された広告用画像についての情報が追加されている。
このような広告用画像の追加により、割り付けられる広告用画像の数が、3から4に変更される。変更後の広告用画像の数、つまり、4に対応する割引率は、上記したように、0.5である。
割引前の広告、各広告用領域についての広告料金は、500円であるとする。
したがって、この場合、ステップSB40では、変更後の割引率を用いて算出される広告料金は、1つの広告用領域当り、500円に0.5を掛けた、250円となる。
再計算された結果は、MFP100から広告管理サーバ200へと送信される。
これにより、広告管理サーバ200のプロセッサは、表2の広告料金テーブルを、表5に示すように更新する。
Figure 2012085192
表5の広告料金テーブルでは、広告主ID「CL02」の、広告ID「AD02」の広告料金が、表2の300円から、250円へと更新されている。
また、2つの広告用領域に対応する、広告主ID「CL05」の広告ID「AD02」についての広告料金は、500円とされている。1つの広告用領域分の広告料金が500円に0.5を掛けた250円であるところ、2つの広告用領域に対応する料金であるため、250円の2倍とされる。
なお、新たに登録された広告用画像についての広告料金である、広告主ID「CL01」の広告ID「AD01」の広告料金については、同様に、250円とされている。
以上説明した広告料金再計算処理によれば、既に広告用画像を登録している広告画像において、新たに広告用画像が登録されることにより、広告料金が引き下げられる。
なお、広告画像において、登録される広告用画像の数が増加した場合に、上記したように広告料金を低下させる代わりに、広告期間の延長を行なったり、または、広告枚数を増加させたりすることが考えられる。
また、上記した広告料金再計算処理では、広告画像において登録される広告用画像の数が減少した場合には、広告料金が増加するように更新されるが、広告用画像の数が減少した場合には、広告料金を変更しないように構成することもできる。
[その他の変形例等]
本実施の形態の広告システムにおいて、各広告画像についてのジャンルの情報も登録しておき、広告システムにおいて画像形成のためにユーザを認証する際に、認証したユーザの特性に応じたジャンルの広告情報を、広告として、当該ユーザが画像形成を行なう原稿に併せて印刷させるようにしてもよい。
また、図6を参照して説明した広告料金再計算処理は、MFP100で行なわれても良いし、また、広告管理サーバ200で行なわれても良い。
さらに、広告料金再計算処理で広告料金が変更された場合には、その旨が、少なくとも当該変更された広告料金の請求先である広告主には通知されることが好ましい。この場合の通知は、たとえば、各広告主にメールアドレス等の通知するための情報が広告管理サーバ200に登録されており、当該情報を用いて、電子メール等の手段で、実現される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100,100A〜100E MFP、101 フラッシュメモリ、110 制御部、111A 取得部、111B 登録部、111C 算出部、112 通信I/F部、113 原稿読取部、117 ファクシミリ部、140 画像形成部、150 給紙部、160 操作パネル、161 表示部、162 操作部、200 広告管理サーバ。

Claims (5)

  1. 広告画像を画像形成装置に送信する広告用サーバと接続可能な画像処理装置であって、
    画像データを取得するための取得手段と、
    前記取得手段によって取得された画像データを、前記広告画像の少なくとも一部を構成する広告用画像として登録するための登録手段と、
    前記登録手段が登録する画像データの画像の面積の、前記広告画像の全体の面積に対する割合に基づいて、前記登録手段による前記画像データの登録についての料金を算出するための算出手段とを備えた、画像処理装置。
  2. 前記算出手段は、前記広告画像の一部に第1の広告用画像の画像データが登録された後で当該広告画像の残りの少なくとも一部に第2の広告用画像の画像データが登録された場合には、当該第1の広告用画像の画像データの登録についての料金を、前記第2の広告用画像の画像データが登録される前よりも低くなるように、再度算出する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記取得手段によって取得された画像データを、前記広告画像の一部を構成する広告用画像として登録するか、前記広告画像の全部を構成する広告用画像として登録するかを選択するための情報の入力を受付けるための受付手段をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記取得手段によって取得された画像データを、前記登録手段が前記広告画像において広告用画像として登録する位置に配置させた状態を示す画像を表示するための表示手段をさらに備える、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 広告画像を画像形成装置に送信する広告用サーバと接続可能な画像処理装置の制御用プログラムであって、
    前記画像処理装置を制御するコンピュータを、
    画像データを取得するための取得手段、
    前記取得手段によって取得された画像データを、前記広告画像の少なくとも一部を構成する広告用画像として登録するための登録手段、および、
    前記登録手段が登録する画像データの画像の面積の、前記広告画像の全体の面積に対する割合に基づいて、前記登録手段による前記画像データの登録についての料金を算出するための算出手段として機能させるための、画像処理装置の制御用プログラム。
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