JP2012084479A - 端子金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】かしめに伴ってゴム栓の前端部が拡開しないようにする。
【解決手段】インシュレーションバレル9の後端縁から3片のかしめ片を後方へ向けて延出する。電線被覆Sに対してはインシュレーションバレル9がかしめ付けられ、ゴム栓2の被圧着部3に対しては各かしめ片がかしめ付けられる。その場合に、各かしめ片は被圧着部3の前端縁を横切るようにして被圧着部3に対し長さ方向に沿ってかしめ付けられる。このことによって、かしめがなされても被圧着部3の前端縁が拡開してしまうことはない。また、被圧着部3に対し長さ方向に沿ってかしめるため、ゴム栓2の取り付け位置が前後方向でばらついても、被圧着部3の前端縁を確実に押さえることができるため、ゴム栓2の組付け位置の管理に厳格性が要求されない。
【選択図】図3

Description

本発明は端子金具に関するものである。
従来より、ゴム栓付き電線と端子金具との接続方法として下記特許文献1の技術が知られている。ここには、芯線が露出されている電線の端末部分に嵌め込まれたゴム栓を、端子金具のインシュレーションバレルによって固定する技術が開示されている。ゴム栓は電線の被覆へ挿通可能な略円筒状に形成されており、後部側は外周面にシールリップが形成されたシール部が形成されている。一方、前部は小径の被圧着部が延出している。端子金具のインシュレーションバレルは、幅方向に対向する一対の圧着片を有している。この両圧着片を被圧着部に対し周方向に沿って巻き付けるようにし、かつ先端同士が重なる状態で圧着することによってゴム栓の取り付けがなされる。
こうして形成されたゴム栓付き端子金具は、コネクタハウジングに対しシールタワー部を経て各キャビティ内へ収容される。このとき、ゴム栓は各キャビティに通じるシールタワー部内に位置し、ここで各電線とコネクタハウジングとの間のシールが取られるようになっている。
特開平10−223265号公報
ところで、インシュレーションバレルがゴム栓の被圧着部をかしめ付ける部位は、被圧着部の前縁から適切な距離が取られることが多い。そのような部位をインシュレーションバレルが被圧着部の外周面に食い込み気味にかしめ付けると、被圧着部の前縁が周方向に沿ってラッパ状に拡開してしまう虞がある。すると、コネクタハウジングへの挿入の際に上記した拡開部分がシールタワー部の入口で引っ掛かってしまうことが懸念される。これを解消するためには、インシュレーションバレルの前縁からゴム栓の被圧着部をできるだけ突出させないよう、ゴム栓の取り付け位置を精度高く管理すればよいが、決して容易でない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的はゴム栓の取り付け位置の精度を高めなくとも、コネクタハウジングに対するゴム栓の引っ掛かりを回避することができる端子金具を提供することである。
<請求項1の発明>
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ゴム栓付き電線に装着される端子金具であって、相手端子金具と接続可能な本体部と、電線の被覆先端を皮むきして露出された芯線へかしめ付けられるワイヤバレルと、ゴム栓と芯線との間に露出した被覆部分へかしめ付けられるインシュレーションバレルと、このインシュレーションバレルからゴム栓側へ向けて複数片が張り出し、それぞれはゴム栓の前端縁を交差するように延出してゴム栓の先端部外面へかしめ付けられるかしめ片とを備えてなる構成としたところに特徴を有する。
<請求項2の発明>
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、ゴム栓に対する前記各かしめ片の周方向に関する配置は、電線の中心軸を直径方向に通過する軸線に関して略対称であるところに特徴を有する。
<請求項3の発明>
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、各かしめ片は、任意の一つのかしめ片を電線の中心に関して反対側へ投影したときに、他のいずれのかしめ片もその投影領域の外側に配置されているところに特徴を有する。
<請求項4の発明>
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、かしめ片には、端子金具の展開状態においてキャリアとインシュレーションバレルとを接続する接続片が含まれているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、各かしめ片はゴム栓の先端縁を前後方向に関して交差した状態でゴム栓にかしめ付けられるため、従来のようにゴム栓へのかしめに伴ってゴム栓の先端縁がラッパ状に拡開してしまうことが規制される。したがって、コネクタハウジング内へ端子金具を挿入する際に、コネクタハウジングの入口部分にゴム栓が引っ掛かってしまう事態を未然に回避することができるため、端子金具の挿入作業を円滑に行うことができる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、各かしめ片は周方向に関する配置として、電線の中心を直径方向に通過する軸線に関して対称となるように配置したため、ゴム栓に対しバランスよくかしめ力を作用させることができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、各かしめ片の周方向に関する配置に関して、任意の一つのかしめ片を電線の中心軸を中心とした反対側に投影した場合に、他のいずれのかしめ片も投影領域の外側に位置するようにしている。仮に、投影領域内に重ねて配置した場合には、ハウジング側の挿入空間に対する径方向へのずれ許容量が小さくなってしまう。つまり、ゴム栓の通過時に直径方向へのずれがあると、ハウジング側の挿入空間と内面と金属製であるかしめ片が干渉して挿入に支障を来たす虞がある。その点、各かしめ片同士を互いの投影領域の外側に配置するようにしておけば、ゴム栓の通過時に直径方向へずれても、任意のかしめ片と電線の中心を挟んで反対側には弾性を有するゴム栓の一部が位置しているため、ずれの許容量を大きくすることができる。このことによって、端子金具の挿入作業の円滑化を図ることができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、キャリアとの接続のための接続片をかしめ片として有効利用することができる。
組み立てられた状態の端子金具を示す側面図 端子金具の展開図 端子金具と電線及びゴム栓とが接続された状態を示す側面図 図3のIV-IV線断面図
<実施形態1>
以下に、本発明を具体化した実施形態1を図面に基づいて詳細に説明する。まず、端子金具1が装着されるゴム栓付き電線について説明する。電線Wの端末部は一定長さ範囲に亘って被覆Sが剥ぎ取られ、芯線Cが露出している。電線Wの被覆Sには、芯線Cを露出させている前端位置から所定長さだけ離れた位置においてゴム栓2が取り付けられている。
ゴム栓2は良好な弾性を有するゴム材にて一体にかつ略円筒状に成形されており、軸芯に沿って電線を挿通可能である。ゴム栓2の前部(図3の右部)は短円筒状の被圧着部3が形成されている。被圧着部3は端子金具1によるかしめ付けがなされる部位であり、このかしめ付けによってゴム栓2は長さ方向に関して位置決めがなされる。被圧着部3より後側には段差4を介して大径のシール部5が連続している。シール部5の外周面には二条のシールリップ5Aがそれぞれ全周に沿って環状に突出形成されている。両シールリップ5Aは、端子金具1が図示しないコネクタハウジングに対しシールタワー部を介してキャビティ内へ挿入されたときに、シールタワー部内の壁面に密着してシール性を確保する。シール部5のさらに後側に長円筒状に形成された延長部6が連続している。延長部6は長さ方向に関してはシール部5とほぼ同程度であり、外径はシールリップ5Aの外径より僅かに小さめに形成されている。
次に、本実施形態の雌端子金具1について説明すると、端子金具1は導電性の良好な金属板よりなり、プレス加工等を経て所定形状に形成される。全体の概略構成としては、相手端子金具(雄端子金具)との接続を行なうための本体部7と、その後方に配されたワイヤバレル8と、さらにその後方に配されたインシュレーションバレル9とから構成されている。
本体部7は略箱型状に組み立てられている。本体部7の底面の前縁からは本体部7の内部後方へ向けて弾性舌片10が折り返され、全体として略山形形状をなすように形成されている。弾性舌片10は高さ方向へ撓み可能であり、その頂点部において雄端子金具のタブ部(いずれも図示しない)と弾性的に接触可能である。本体部7内の底面において長さ方向のほぼ中央部には過度撓み防止片11がほぼ直角に切り起されている。過度撓み防止片11は弾性舌片10が弾性限界を超えて撓み変形しようとしたときに、その先端が弾性舌片10の下面に当接して過度撓みを規制することができる。
本体部7とワイヤバレル8とは前側連結部12によって連結されている。前側連結部12は幅方向に関して対称に形成されている。端子金具1を組み立てた状態では、前側連結部12は幅方向に対向する両側壁を有し、その上縁は本体部7の上面後縁に形成された段差部14との接続部位を始端としてワイヤバレル8側へ向けて徐々に下るような湾曲形状をなすようにしてある。
ワイヤバレル8は幅方向に一対が張り出し形成されており、底面にはそれぞれ幅方向へ平行に延びる計三条の凹条15が等間隔毎に設けられている。各凹条15は、ワイヤバレル8を芯線Cに対してかしめ付けたときに芯線Cに対する引っ掛かりとなって保持力を強化する役割を果たす。
ワイヤバレル8とインシュレーションバレル9とは後側連結部13によって連結されている。後側連結部13は幅方向に関して対称に形成され、前後方向に関する長さ寸法は前側連結部12より短く設定されている。端子金具1を組み立てた状態では、後側連結部13は幅方向に対向する両側壁を有し、その上縁にはインシュレーションバレル9側へ向けて徐々に上り勾配となる傾斜面13Aが形成されている。また、端子金具1を組み立てた状態において、後側連結部13の底面は、ワイヤバレル8側から徐々に下り勾配となるようにして高さ調整部21が形成され、その前後で端子金具の下面の高さ位置に高低差が設けられている。
インシュレーションバレル9は幅方向に対向して一対の圧着片9Aを有している。両圧着片9Aは端子金具1の長さ方向の中心軸からの張り出し長さが等しく設定され、ワイヤバレル8よりも幅方向外方へ大きく張り出すような長さとなっている。両圧着片9Aの前縁は幅方向に沿って延び、後側連結部13の傾斜面13Aの後端と連続している。
端子金具1は組み立て前の展開状態では接続片18によってキャリア19と接続されている(図2参照)。接続片18はインシュレーションバレル9の後端縁において長さ方向の中心軸線の延長線上に配されている。そして、端子金具1が組み立てられる時には、接続片18はキャリア19と接続する側の端部において切断される(図2における一点鎖線で示されるラインが切断ラインである)。この接続片18は後に説明するかしめ片として機能するため、上記した切断ラインは後に説明する第1、第2のかしめ片16,17の先端位置に揃えられている。
インシュレーションバレル9の底面において接続片18の前方には抜き孔20が開口している。抜き孔20は幅方向へ長孔となるように形成され、インシュレーションバレル9を電線被覆Sにかしめたときに電線の被覆Sの一部が抜き孔20内に食い込むことで保持力の増強が図られるようになっている。
両圧着片9Aの後縁は、図2に示すように、共に先端へ向かうにつれて徐々に前方側へ微小な角度をもって傾斜するように形成され、このことによって両インシュレーションバレル9は先端側へ向けて徐々に幅狭となるように形成されている。両圧着片9Aは電線Wの被覆Sの外周面に対し周方向に沿って包み込むようにしてかしめ付けられ、かしめ状態では両圧着片9Aの先端同士は電線被覆Sの外周面に対して食い込むようにしてある。
本実施形態におけるインシュレーションバレル9の両先端部寄りには、ゴム栓2を長さ方向に位置決めするためのかしめ片16,17が設けられている。これら端部寄りに位置したかしめ片16,17は、共に略方形状に形成されるとともに、端子金具1の軸線と平行でかつ後方(キャリア19側)へ向けて等しい長さをもって突出している。両かしめ片16,17が設けられる位置は対応する圧着片9Aの先端からの距離が異なっている。以下、圧着片9Aの先端からの距離が近い側のかしめ片を第1かしめ片16と呼び、より遠い側のかしめ片を第2かしめ片17と呼ぶ。また、既述したように、本実施形態においては、接続片18もかしめ片として機能するため、以下ではこの接続片である、かしめ片を第3かしめ片18と呼ぶ。
各かしめ片16〜18はゴム栓2の被圧着部3へかしめ付けられるときには、図3に示すように、電線被覆Sと被圧着部3との段差部14へと乗り上げるよう、基部側が外方へ持上げられるよう屈曲しつつ被圧着部3の前縁をほぼ直角に横切りつつ、被圧着部3の上面を長さ方向に沿って延出し、同部分において被圧着部3にかしめ付けられる。
図4はゴム栓2の被圧着部3に対して各かしめ片16〜18をかしめ付けたときの各かしめ片16〜18の周方向に関する位置関係を示している。同図に示すように、各かしめ片16〜18は電線Wの中心Oを直径方向に通過する軸線(Y軸)に関して略対称となるように配されている。但し、厳密には第1かしめ片16とY軸線となす角度αは第2かしめ片17がY軸線となす角度βより小さい。また、任意の一つのかしめ片に対し電線Wの中心Oを挟んだ反対側に他のいずれのかしめ片も重複部位を持たないような配置となっている。換言すれば、各かしめ片16〜18は、任意の一つのかしめ片を電線Wの中心Oに関して反対側へ投影したときに、他のいずれのかしめ片もその投影領域の外側に配置されている、と言うことになる。
そのような配置とした理由は、次の通りである。端子金具1をコネクタハウジング内へ収容させるときには、径方向へのずれを生じる場合があることを考慮しなければならない。仮に、かしめ片16〜18同士が電線Wの中心Oを挟んだ反対側に他のかしめ片が一部に重複部分を持つようにして位置していると、かしめ片は金属製であるから、このような重複関係となっている双方のいずれかの側への芯ずれがあると、芯ずれの許容量が小さくなってしまう。これに対し、重複部位を持たないような配置としておけば、芯ずれを生じても、図示しないシールタワー部の内壁に対しては弾性を持った被覆部分が当接するため、芯ずれ許容量を大きく確保することができる。そうなれば、端子金具1の挿入作業を円滑に行うことができるからである。
なお、ゴム栓2の被圧着部3に損傷を与えないよう、第1ないし第3の各かしめ片16〜18の全ての端縁は面取り等が施されるのが好ましい。
上記のように構成された本実施形態の効果は次の通りである。
本実施形態では、インシュレーションバレル9から3片のかしめ片16〜18を長さ方向へ延出形成し、ゴム栓2の被圧着部3に対し被圧着部3の前端縁をほぼ直角に横切った状態で被圧着部3の外周面へかしめ付けるようになっている。このため、従来のようにかしめに伴って被圧着部3の前端縁がラッパ状に拡開してしまうことがなく、キャビティへの挿入時の引っ掛かりを回避することができる。また、かしめ片は長さ方向へ延出する形態であるため、電線Wに対する圧着部の組付け位置のばらつき(前後方向へのばらつき)に拘わらず、被圧着部3の拡開変形を回避することができるため、ゴム栓2の前後方向に関する取り付け位置の精度を緩和することにも有効である。
さらに、各かしめ片は被圧着部3に対しY軸線に対して略対称となる配置をもって取り囲むようにしたため、かしめ力を電線W中心へ向けつつバランスよく作用させることができる。
加えて、各かしめ片16〜18は任意の一つのかしめ片を電線Wの中心に関して反対側へ投影したときに、他のいずれのかしめ片もその投影領域の外側となるように配置されているため、端子金具1をコネクタハウジング内へ挿入する作業時において多少の芯ずれが生じた場合においても、任意のかしめ片の対向位置にある被圧着部3を圧縮させつつ挿入が可能となるため、芯ずれの許容量が大きく、その分、端子金具1の挿入作業を円滑に行うことができる。
また、本実施形態では端子金具1をキャリア19へ連結させるための接続片18をかしめ片として機能させるようにしたため、従来廃棄されていた接続片18の有効利用を図ることができるとともに、専用のかしめ片を別個に確保する場合に比較して展開形状での端子金具1の構成も簡素化することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では本発明を雌端子金具1に適用した場合を例示したが、本発明は雄端子金具に適用してもよい。
(2)上記実施形態ではかしめ片を3片備えたものを示したが、数および位置は決して限定されるべきものではない。
(3)上記実施形態ではインシュレーションバレル9の両圧着片9Aは先端同士が重なり合わない状態でかしめ付ける場合を示したが、先端同士が一部重なり合う、いわゆるオーバーラップ圧着によってかしめ付けるようにしてもよい。
1…端子金具
2…ゴム栓
7…本体部
8…ワイヤバレル
9…インシュレーションバレル
16…第1かしめ片
17…第2かしめ片
18…第3かしめ片(接続片)
19…キャリア
C…芯線
S…被覆
W…電線

Claims (4)

  1. ゴム栓付き電線に装着される端子金具であって、
    相手端子金具と接続可能な本体部と、
    前記電線の被覆先端を皮むきして露出された芯線へかしめ付けられるワイヤバレルと、
    前記ゴム栓と前記芯線との間に露出した被覆部分へかしめ付けられるインシュレーションバレルと、
    このインシュレーションバレルから前記ゴム栓側へ向けて複数片が張り出し、それぞれは前記ゴム栓の前端縁を交差するように延出して前記ゴム栓の先端部外面へかしめ付けられるかしめ片とを備えてなることを特徴とする端子金具。
  2. 前記ゴム栓に対する前記各かしめ片の周方向に関する配置は、前記電線の中心軸を直径方向に通過する軸線に関して略対称であることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記各かしめ片は、任意の一つのかしめ片を電線の中心に関して反対側へ投影したときに、他のいずれのかしめ片もその投影領域の外側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の端子金具。
  4. 前記かしめ片には、端子金具の展開状態においてキャリアと前記インシュレーションバレルとを接続する接続片が含まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の端子金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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