JP2012080288A - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画面を視聴するユーザの状況に応じて3次元映像の表示を好適に制御できる表示装置及び表示方法の提供。
【解決手段】実施形態に係る表示装置は、3次元映像視聴用メガネを装着したユーザに対して3次元映像を表示可能な表示装置であって、入力手段と、表示手段と、画像入力手段と、検出手段とを備える。入力手段には、映像データが入力される。表示手段は、入力された映像データに基づいた3次元表示用の映像を表示する。撮像画像入力手段には、前記表示装置の周囲の、前記表示手段に面する側の画像を撮像する撮像装置から、撮像画像が入力される。検出手段は、入力された撮像画像に含まれる3次元映像視聴用メガネの画像から、3次元映像視聴用メガネの幅に関する第1の長さを検出する。また、表示手段は、検出された前記第1の長さが一定長よりも短い場合に前記3次元用の映像の表示を停止する。
【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、表示装置及び表示方法に関する。
互いに視差を有する右目用及び左目用画像を表示装置に表示し、3次元映像視聴用のメガネを着用したユーザに対して3次元映像を表示する技術がある。
特開2006−196995号公報
ここで、表示装置の画面に3次元映像を表示する場合には、表示画面を視聴するユーザの状況に応じて3次元映像の表示を好適に制御できることが好ましい。
そこで本発明の実施形態は、表示画面を視聴するユーザの状況に応じて3次元映像の表示を好適に制御できる表示装置及び表示方法の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、実施形態に係る表示装置は、3次元映像視聴用メガネを装着したユーザに対して3次元映像を表示可能な表示装置であって、入力手段と、表示手段と、画像入力手段と、検出手段とを備える。
入力手段には、映像データが入力される。表示手段は、入力された映像データに基づいた3次元表示用の映像を表示する。撮像画像入力手段には、前記表示装置の周囲の、前記表示手段に面する側の画像を撮像する撮像装置から、撮像画像が入力される。検出手段は、入力された撮像画像に含まれる3次元映像視聴用メガネの画像から、3次元映像視聴用メガネの幅に関する第1の長さを検出する。また、表示手段は、検出された前記第1の長さが一定長よりも短い場合に前記3次元用の映像の表示を停止する。
実施形態のコンピュータの利用形態例を示す図。 実施形態のコンピュータのシステム構成例を示す図。 実施形態の映像表示プログラムの機能ブロック例を示す図。 実施形態のコンピュータに入力される撮像画像例を示す図。 実施形態のコンピュータによる映像表示に係る処理フロー例を示す図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1(A)乃至(C)は実施形態に係る表示装置の利用形態例を示す図である。本実施形態に係る表示装置は、例えばノートブックタイプのコンピュータ100として実現される。ここでコンピュータ100は、表示筐体150と本体筐体160とを備える。
表示筐体150は、薄い箱型の筐体を有し、LCD(Liquid Crystal Display)106とカメラ116とを備える。そして表示筐体150は、本体筐体160に対して回動可能に接続されている。
本体筐体160は、薄い箱形の筐体を有している。そして本体筐体160の上面には、スピーカ114、キーボード118、タッチパッド119等が配置されている。また本体筐体160は、光学ディスク等のメディアからデータを読み込むためのODD112、テレビ放送等の映像データを受信するチューナ115等を備えている。
ここでコンピュータ100は、例えばODD112が読み込んだ映像データやチューナ115が受信した映像データに基づいた3次元映像をLCD106に表示する。また、3次元映像を表示する際にコンピュータ100は、カメラ116により、コンピュータ100の周囲のLCD106側、即ち表示画面を視聴するユーザが存在する方向を撮像する。
なおコンピュータ100は、3次元映像の表示の際に例えばシャッター方式(時分割方式とも云う)を用いる。シャッター方式の3次元映像表示では、左眼用画像と右眼用画像とが夫々交互にLCD106に表示される。そしてこのときLCD106は、例えば通常のリフレッシュレート(例えば60Hz)の2倍のリフレッシュレート(例えば120Hz)で駆動される。つまり、左眼用画像のフレームデータと右眼用画像のフレームデータとは、例えば120Hzのリフレッシュレートで交互にLCD106上に表示される。
そしてユーザは、例えば液晶シャッターメガネのような3次元映像視聴用メガネ200を装着して表示画面を視聴することで、左眼用フレームに対応する画像を左眼で、右眼用フレームに対応する画像を右眼で視聴し、3次元映像を視聴できる。なお液晶シャッターメガネは、左眼用フレームデータ及び右眼用フレームデータそれぞれの表示タイミングを示す同期信号をコンピュータ100から受信し、当該同期信号に従って左眼用シャッター及び右眼用シャッターを開閉する。
またコンピュータ100は、3次元映像の表示には偏光方式を用いてもよい。この場合、例えば、左眼用画像と右眼用画像とが例えば走査線単位でインタリーブされたインタリーブフレーム群が生成され、これらインタリーブフレーム群がLCD106に表示される。LCD106の画面を覆う偏向フィルタは、LCD106の画面上の例えば奇数番目のライン群に表示される左眼用画像と偶数番目のライン群に表示される右眼用画像とを異なる方向に偏光させる。そしてユーザは、偏向メガネのような3次元映像視聴用メガネ200を用いることにより、左眼用画像を左眼で、右眼用画像を右眼で見ることができる。
そして、ユーザがコンピュータ100に表示された3次元映像を視聴する際、ユーザに装着された3次元映像視聴用メガネ200は、コンピュータ100の表示画面であるLCD106に対して、例えば図1(B)に示すように略正対する。一方、図1(C)に示すように、3次元映像視聴用メガネ200がLCD106に対して斜めになっている場合、ユーザはLCD106に表示された3次元映像を視聴できない場合がある。
図1(D)は、本実施形態に係る3次元映像視聴用メガネ200の正面からの外観例を示す図である。3次元映像視聴用メガネ200のフレームの前枠210の両端には、フレーム端部211及びフレーム端部212が位置している。また、フレーム端部211にはメガネ幅識別印213が、フレーム端部212にはメガネ幅識別印214が設けられてもよい。
そして本実施形態のコンピュータ100は、カメラ116が撮像した撮像画像に含まれる3次元映像視聴用メガネ200の画像に基づいて、ユーザの状況に応じた好適な映像表示を行うことができる。
次に図2を参照して、コンピュータ100のシステム構成例を説明する。
コンピュータ100は、CPU101、ノースブリッジ102、メモリ103、GPU104、VRAM105、LCD106、サウスブリッジ107、BIOS―ROM108、LANコントローラ109、HDD110、ODD112、サウンドコントローラ113、スピーカ114、チューナ115、カメラ116、EC/KBC117、キーボード118、タッチパッド119等を備える。
CPU101は、コンピュータ100の動作を制御する機能を有する。ここでCPU101は、オペレーティングシステム(OS)130、映像表示プログラム140等の各種プログラムをメモリ103に読み出して実行する。映像表示プログラム140は、映像データを処理する機能を有するソフトウェアである。なお映像表示プログラム140の詳細については図3乃至図5を参照して後述する。
ノースブリッジ102は、CPU101とサウスブリッジ107とを接続するブリッジデバイスである。また、ノースブリッジ102には、メモリ103を制御するメモリコントローラが内蔵されている。さらにノースブリッジ102はGPU104との通信機能を有し、CPU101からの指示に応じた画像処理をGPU104に実行させる。
GPU104は、コンピュータ100の表示部であるLCD106の表示コントローラとして動作する。GPU104は、CPU101から入力された映像データを、LCD106等の表示装置で表示可能な形式の映像信号に変換して、当該映像信号をLCD106に出力する。ここでVRAM105はGPU104のグラフィックメモリとして機能し、GPU104が画像処理を実行する際のバッファ領域として使用される。そしてLDC106は、GPU104からの出力された映像信号に従って映像を表示する。
サウスブリッジ107は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスおよびLPC(Low Pin Count)バス上の各種デバイスの制御部として機能する。またサウスブリッジ107には、BIOS−ROM108、LANコントローラ109、HDD110、ODD112が接続される。そしてサウスブリッジ107は、HDD110及びODD112を制御するIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらにサウスブリッジ107は、サウンドコントローラ113との通信機能も有している。
BIOS−ROM108は、コンピュータ100のハードウェアを制御するためのプログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)を格納する。
LANコントローラ109は、コンピュータ100とLANネットワークとの通信接続を制御する。また、LANコントローラ109は、LANネットワークを介してインターネットへの接続も行う。更にLANコントローラ109は、LANネットワークを介してIPテレビ等の映像データを受信してもよい。
HDD110は、オペレーティングシステム(OS)130や、映像表示プログラム140等の各種プログラムを記憶する記憶媒体である。またHDD110は、チューナ115が受信したテレビ放送の映像データ及び音声データも記憶できる。
ODD112は、DVD等の光学ディスクから対するデータの読み込み/書き込みを行う。ここでODD112は、例えば映像データを読み込む。
サウンドコントローラ113は音源デバイスであり、再生対象の音声データの信号をスピーカ114に出力する。そしてスピーカ114は、入力された音声信号の音声を出力する
チューナ115及びカメラ116は、PCIバスを介してサウスブリッジ107に接続される。ここでチューナ115は、テレビ放送信号に重畳された映像データ及び音声データを受信する。またカメラ116は、コンピュータ100の周囲の視聴可能エリア、即ちLCD106に面する領域を撮像する。
EC/KBC117は、LPCバスを介してサウスブリッジ107に接続される。EC/KBC117は、キーボード118及びタッチパッド119を制御する。ここでキーボード118及びタッチパッド119は、ユーザからの各種操作入力を受け付ける。そしてEC/KBC117は、それらの操作入力信号をCPU101に出力する。
次に図3を参照して、映像表示プログラム140の機能ブロック例を説明する。なお、映像表示プログラム140は、当該映像表示プログラム140に3次元表示用映像データ、即ち左目用画像と右目用画像とを含む映像データが入力された場合、当該映像データをデコードして、左目用画像と右目用画像とをGPU104に出力し、LCD106に表示させる機能を有する。また映像表示プログラム140は、2次元表示用映像データが入力された場合に、当該映像データを解析して左目用画像と右目用画像とを含む3次元表示用映像データを生成する機能を有する。そして映像表示プログラム140は、当該生成した左目用画像と右目用画像とをGPU104に出力し、LCD106に表示させることができる。
ここで映像表示プログラム140は、メガネ検出部141、制御部142、デコード部143、3次元変換部144等を備える。
メガネ検出部141には、カメラ116等の撮像装置から撮像画像が入力される。ここでメガネ検出部141は、当該撮像画像に含まれるユーザの画像及びユーザが装着した3次元映像視聴用メガネの画像を検出する。続いてメガネ検出部141は、入力された撮像画像検出から、当該画像における3次元視聴用メガネの幅に関する長さを検出する。次にメガネ検出部141は、当該検出した長さが、予め設定された値以上であるか否かを判別する。そしてメガネ検出部141は検出した長さが設定値以下である場合に制御部142に通知する。なお画像検出の詳細については図4を参照して後述する。
また、メガネ検出部141には、必ずしもコンピュータ100に内蔵された撮像装置から撮像画像が入力される必要はない。つまり、コンピュータ100のLCD106を視聴するユーザを当該LCD106付近から撮像した撮像画像であれば、例えばコンピュータ100の工場出荷後にコンピュータ100に接続された撮像装置からの撮像画像が入力されても構わない。
制御部142には、LANコントローラ109、ODD112、チューナ115、HDD110等から、2次元表示用又は3次元表示用の映像データが入力される。ここで制御部142は、2次元表示用の映像データが入力された場合、当該映像データをデコード部143に出力するとともに、デコードされた映像データの3次元変換部144への出力をデコード部143に対して指示する。なお制御部142は、入力された映像データをHDD110に記憶させる録画処理を実行する機能も有する。
また制御部142は、3次元表示用の映像データが入力された場合、当該映像データをデコード部143に出力するとともに、当該映像データの形式に応じた形式のデコードをデコード部143に指示する。即ち、左目用画像と右目用画像とを含む3次元表示用の映像データの形式としては、例えばSide−by−Side、Top−and−Bottom、Flame−Packing等の形式があるため、制御部142は、これらの形式に応じた左目用画像及び右目用画像のデコードをデコード部143に指示する。
さらに制御部142は、メガネ検出部141から入力される通知に応じた映像処理を実行する。つまり、例えば映像表示プログラム140が2次元表示用の映像データに基づいて3次元表示用の映像データを生成・出力している場合に、メガネ検出部141からの通知が入力されると、制御部142は3次元表示用の映像データのLCD106での表示を停止させるように制御する。
そしてこのとき制御部142は、例えばデコード部143にデコードの停止を指示してもよい。また制御部142は、3次元表示用の映像データの表示を停止し、2D表示用の映像データをLCD106に表示させても良い。即ち制御部142は、デコード部143に対してデコードした2次元表示用の映像データのGPU104への出力を指示し、3次元変換部144に3次元変換の停止を指示してもよい。
また、制御部142に3次元表示用の映像データが入力されている場合にメガネ検出部141からの通知が入力されると、当該3次元表示用の映像データの映像のLCD106での表示を停止させるように制御する。このとき制御部142は、例えばデコード部143に対して左目用画像と右目用画像との両方の画像のデコードの停止を指示することにより、3次元表示用の映像データの表示を停止させる。あるいは制御部142は、デコード部143に対して、左目用画像と右目用画像とのうち一方をデコードしてGPU104に出力するよう指示することにより、LCD106に2次元表示用の映像を表示させることができる。つまり制御部142は、メガネ検出部141からの通知が入力されると、3次元表示用映像データに含まれる右目用画像と左目用画像とのうち、少なくとも一方の画像のデコードを停止させ、当該少なくとも一方の画像のLCD106での表示を停止することができる。あるいは、制御部142は、右目用画像及び左目用画像の両方の画像のデコードを停止させ、当該両方の画像のLCD106での表示を停止させることもできる。
デコード部143は、制御部142から入力される2次元表示用又は3次元表示用の映像データをデコードする。
ここでデコード部143は、2次元表示用の映像データをデコードする場合、デコードした映像データを、3次元変換部144及びGPU104のうち、制御部142からの指示に応じたモジュールに出力する。
またデコード部143は、3次元表示用の映像データをデコードする場合、入力された映像データを制御部142からの指示に応じた形式でデコードする。即ち、3次元表示用映像データの形式がSide−by−Side、Top−and−Bottom、Flame−Packingの何れであるかに応じた形式でデコードする。またデコード部143は、制御部142から、左目用画像及び右目用画像の何れか一方の画像をデコードする指示を受けた場合、当該一方の画像をデコードして、デコードした画像をGPU104に出力する。
3次元変換部144は、デコードされた2次元表示用映像データを用いて3次元表示用の映像データを生成する。ここで3次元変換部144は、デコードされた映像データのフレーム夫々を解析し、例えばフレーム間の画素の動きや同一フレーム内の画素値の差分等を用いることにより、各フレームに含まれる画素毎の奥行き位置を算出する。そして3次元変換部144は、推定した画素毎の奥行き位置に基づいて、1つのフレームに対応する左眼用画像データと右眼用画像データとを生成する。そして3次元変換部144は、生成した左眼用画像データと右眼用画像データとを含む3次元表示用映像データをGPU104に出力する。
次に図4を参照して、メガネ検出部141による画像処理例を説明する。図4(A)乃至(E)は、カメラ116が撮像し、メガネ検出部141に入力される撮像画像の例である。
図4(A)に示す撮像画像400aには、3次元映像視聴用メガネ200を正面から撮像した3次元映像視聴用メガネ画像200aが含まれている。ここでメガネ検出部141は、例えば予め登録された3次元映像視聴用メガネ200の照合用データに基づいて、3次元映像視聴用メガネ200の画像を検出する。なお3次元映像視聴用メガネの照合用データとは、例えば3次元映像視聴用メガネの画像データや3次元映像視聴用の形状等の特徴点データである。
そしてメガネ検出部141は、当該照合用データを用いて、撮像画像に含まれる3次元映像視聴用メガネ200の画像を検出する。そしてメガネ検出部141は、検出した画像200aにおけるメガネのフレームの前枠の幅L1を検出する。そしてメガネ検出部141は、当該検出した幅の長さが例えば一定長の閾値T1以上であるか否かを判別する。なおこのときメガネ検出部141は、例えば、メガネ画像200aからフレームの前枠210の両端に位置する端部211及び212の画像部を検出して当該端部と端部との間の長さを検出することにより、メガネ画像200aにおけるフレームの前枠部分の幅の長さを検出する。そして図4(A)に示す例では、メガネ検出部141は、幅L1の長さが閾値T1以上であると判別して、制御部142に通知する。
またメガネ画像200aには、幅識別画像213a及び214aが含まれる。なお当該画像213a及び214aは、3次元映像視聴用メガネ200のフレームの前枠210の両端に設けられた幅識別印213及び214の撮像画像である。そしてメガネ検出部141は、当該幅識別画像213aと214aとを検出し、当該画像間の長さを、メガネの幅として検出してもよい。
また、3次元視聴用メガネ200のフレームの前枠210の両端部に凹部を設け、当該凹部内に幅識別印を設けても良い。これにより、カメラ116は、3次元視聴用メガネ200が当該カメラ116に対して一定の角度以上斜めを向いている場合、これらの幅識別印を撮像できないこととなる。即ち、3次元映像視聴用メガネ200を撮像した画像に、幅識別印を撮像した画像が含まれるか否かに応じて、3次元映像視聴用メガネ200がカメラ116の方向を向いているか否かを判別できる。
図4(B)に示す撮像画像400bには、3次元映像視聴用メガネ200を斜めから撮像した3次元映像視聴用メガネ画像200bが含まれる。そしてメガネ検出部141は、当該メガネ画像200bから、当該画像200bにおけるフレームの前枠210の画像の両端部分の幅L2を検出し、当該幅L2が閾値T1以上であるか否かを判別する。なお図4(B)に示す例において、メガネ検出部141は、メガネの幅L2の長さが閾値T1未満であると判別して、制御部142に通知する。
図4(C)に示す撮像画像400cは、図4(A)の場合よりも遠い位置に位置した3次元映像視聴用メガネを撮像した場合の撮像画像の例である。当該撮像画像400cには、3次元映像視聴用メガネを正面から撮像した3次元映像視聴用メガネ画像200cが含まれる。そして図4(C)に示す例において、メガネ検出部141は、メガネの幅L3の長さが閾値T1未満であると判別して、制御部142に通知する。
図4(D)に示す撮像画像400dには、複数の視聴用メガネの画像が含まれる。ここで、メガネ画像200dにおけるメガネの幅L4は閾値T1未満、メガネ画像200eにおけるメガネの幅L5は閾値T1以上、メガネ画像200fにおけるメガネの幅L6は閾値T1未満である。そしてこの場合、メガネ検出部141は、例えば撮像画像に含まれる全ての視聴用メガネ画像におけるメガネの幅が閾値未満である場合に制御部142に通知して3次元映像を停止させてもよいし、あるいは撮像画像に含まれる少なくとも1の視聴用メガネ画像におけるメガネの幅が閾値未満である場合に制御部142に通知して3次元映像の表示を停止させてもよい。
図4(E)に示す撮像画像400eの下端部には、3次元映像視聴用メガネ200を正面から撮像した3次元映像視聴用メガネ画像200gが含まれている。ここで、メガネ画像200gのように当該メガネのフレームの前枠の画像の幅L7が閾値以上であっても、メガネ画像200の一部が撮像画像内の一定範囲A1内に位置していない場合、メガネ検出部141は制御部142に通知を出力して3次元映像の表示を停止させてもよい。即ち、図4(F)に示すように、カメラ116がLCD106の正面を撮像する場合には、LCD106が表示する3次元映像を視聴可能な範囲が、カメラ116の撮像範囲よりも狭い場合がある。この場合メガネ検出部141は、撮像画像に含まれるメガネ画像のうち、視聴可能範囲の外に位置するメガネについては、視聴用に用いられていないとして判別し、3次元映像の表示を停止させることができる。
次に図5を参照して、コンピュータ100による映像表示に係る処理フロー例を説明する。
まず制御部142に映像データが入力される(S501)。そして制御部142は、入力された映像データをデコード部143に出力し、デコード部143は当該映像データをデコードする(S502)。なおS502においてデコード部143は、入力された映像データが2次元用であるか3次元用であるかに応じたデコードを実行する。更に、入力された映像データが3次元表示用であった場合には、映像の形式に応じたデコードを実行する。
また、デコード部143は、デコードした映像データが2次元表示用の映像データであった場合(S503のNo)、デコード部143はデコードした映像データを3次元変換部144に出力し、3次元変換部144は、入力された2次元表示用の映像データを用いて3次元表示用の映像データを生成する(S504)。
そして3次元変換部144は、当該生成した3次元表示用の映像データをGPU104に出力して映像信号を生成させ、LCD106は当該映像信号の3次元映像を表示する(S505)。一方、S502においてデコードされた映像データが3次元表示用の映像データであった場合(S503のYes)、デコード部143はデコードした3次元表示用の映像データをGPU106に出力して映像信号を生成させ、LCD106に当該映像信号の3次元映像を表示させる(S505)。
次にカメラ116は、コンピュータ100のLCD106の前方を撮像し、メガネ検出部141には当該撮像された画像が入力される(S506)。次にメガネ検出部141は、当該撮像画像から3次元映像視聴用メガネに関する長さ、例えばフレームの前枠の幅の長さ等を検出し、検出したフレームの前枠の幅の長さが予め設定された値以上であるか否かを判別する(S507)。ここでメガネのフレームの前枠の幅が設定値以上である場合であって(S507のYes)、映像データが当該データの終端まで入力され、映像が終了した場合(S508のYes)、当該処理フローは完了する。一方S508において映像データが終了しておらず引き続き映像データが制御部142に入力されている場合(S508のNo)、フローは再度S507の処理に戻り、コンピュータ100はS507及びS508の処理を繰り返し実行する。
そしてS507において、撮像画像から検出された幅が一定の閾値未満である場合(S507のNo)、続いて制御部142は、当該制御部142に入力されている映像データが3次元用であるか2次元用であるかを判別する(S509)。ここで2次元用の映像データが入力されている場合(S509のNo)、3次元変換部144は、3次元表示用の映像データの生成を停止する(S510)。そしてデコード部143は、デコードした2次元用の映像データをGPU104に出力して、LCD106に2次元映像を表示させる(S512)。
一方S509において、3次元表示用の映像データが制御部142に入力されている場合(S509のYes)、デコード部143は、左目用画像と右目用画像とを含む3次元表示用の映像データのうち、当該左目用画像及び右目用画像の何れか一方の画像をデコードする(S511)。そしてデコード部143は、デコードした画像をGPU104に出力して映像信号を生成させ、LCD106は当該映像信号の2次元映像を表示する(S512)。
続いてカメラ116は、再度コンピュータ100の前方を撮像し、メガネ検出部141に当該撮像された画像が入力される(S513)。メガネ検出部141は当該撮像された画像に含まれる3次元映像視聴用メガネの幅が設定値以上であるか否かを判別する(S514)。そして、ここでメガネの幅が設定値以上の場合(S514のYes)、コンピュータ100は再度S502の処理を実行する。一方、メガネの幅が設定値未満である場合であって(S514のNo)、映像データが制御部142に継続して入力されている場合(S515のNo)、コンピュータ100はS513乃至S515の処理を繰り返す。そしてS515において、映像データが終了して制御部142に入力されなくなると(S515のYes)、当該処理フローは完了する。
なお当該フローにおいて、S506及び507では、撮像画像に含まれる3次元視聴用メガネの幅が設定された閾値未満である場合に3次元映像の表示を停止するとして説明したが、例えば一定時間分の撮像画像において、当該一定時間の間連続してメガネの幅が閾値未満である場合に3次元映像の表示を停止しても構わない。また、同様にS513及びS514においても、一定時間の間撮像した撮像画像において、当該撮像画像に含まれるメガネの幅が閾値以上である場合に3次元映像の表示を再開しても構わない。
また当該フローにおいては、3次元映像の表示を停止して2次元映像を表示するとして説明しているが、3次元映像の表示を停止したのち2次元映像を表示しなくとも構わない。そしてこの場合にも、3次元映像の表示を停止している際に、当該撮像画像に含まれるメガネの幅が閾値以上であると、3次元映像の表示を再開する。
そして、上記の実施形態によれば、表示画面を視聴するユーザの状況に応じて3次元映像の表示を好適に制御することができる。
なお、本発明の実施形態は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。例えばコンピュータ100は、映像表示プログラム140の一部又は全ての機能を、コンピュータに実装されたチップ等により実行してもよい。また、カメラ116は表示筐体150に内蔵されていなくとも構わず、外付けのカメラが搭載されていてもよい。そしてこの場合、当該カメラは、必ずしも工場出荷時に搭載されていなくともよく、少なくともコンピュータ100が使用される際に搭載されていれば良い。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
100…コンピュータ、101…CPU、102…ノースブリッジ、103…メモリ、104…GPU、105…VRAM、106…LCD、107…サウスブリッジ、108…BIOS−ROM、109…LANコントローラ、110…HDD、112…ODD、113…サウンドコントローラ、114…スピーカ、115…チューナ、116…カメラ、117…EC/KBC、118…キーボード、119…タッチパッド、130…OS、140…映像表示プログラム、141…メガネ検出部、142…制御部、143…デコード部、144…3次元変換部、150…表示筐体、160…本体筐体、200…3次元映像視聴用メガネ

Claims (10)

  1. 3次元映像視聴用メガネを装着したユーザに対して3次元映像を表示可能な表示装置であって、
    映像データが入力される入力手段と、
    入力された前記映像データに基づいた3次元表示用の映像を表示する表示手段と、
    前記表示装置の周囲の、前記表示手段に面する側の画像を撮像する撮像装置から、撮像画像が入力される画像入力手段と、
    入力された前記撮像画像に含まれる前記3次元映像視聴用メガネの画像から、当該3次元映像視聴用メガネの幅に関する第1の長さを検出する検出手段と
    を備え、
    前記表示手段は、検出された前記第1の長さが一定長よりも短い場合に前記3次元用の映像の表示を停止する、表示装置。
  2. 入力された前記映像データをデコードするデコード手段と、
    入力された前記映像データが2次元表示用の映像データの場合、デコードされた前記映像データを用いて、右目用画像と左目用画像とを含む3次元表示用の映像データを生成する生成手段と
    を更に備え、
    前記表示手段は、生成された前記3次元表示用の映像データの映像を表示し、
    前記生成手段は、検出された前記第1の長さが前記一定長よりも短い場合、前記3次元表示用の映像の生成を停止する、請求項1記載の表示装置。
  3. 前記表示手段は、検出された前記第1の長さが前記一定長よりも短い場合、前記デコード手段がデコードした前記2次元表示用映像データの映像を表示する、請求項2記載の表示装置。
  4. 前記表示手段は、前記3次元用の映像の表示を停止している場合に、前記検出手段が検出した前記第1の長さが前記一定長以上であると、前記3次元用の映像の表示を開始する、請求項1記載の表示装置。
  5. 前記入力手段に右目用画像と左目用画像とを含む3次元表示用の映像データが入力された場合、前記右目用画像と左目用画像とをデコードするデコード手段を更に備え、
    前記表示手段は、デコードされた前記右目用画像と左目用画像とを表示し、
    前記表示手段は、検出された前記第1の長さが前記一定長よりも短い場合、デコードされた前記右目用画像と前記左目用画像とのうち、少なくとも一方の画像の表示を停止する、請求項1記載の表示装置。
  6. 前記デコード手段は、検出された前記第1の長さが一定長よりも短い場合、前記右目用画像と左目用画像とのうち少なくとも一方の画像のデコードを停止する、
    請求項5記載の表示装置。
  7. 前記デコード手段は、検出された前記第1の長さが一定長よりも短い場合、前記右目用画像と左目用画像とのデコードを停止する、請求項6記載の表示装置。
  8. 前記デコード手段は、検出された前記第1の長さが一定長よりも短い場合、前記右目用画像と左目用画像とのうち一方の画像のデコードを停止し、
    前記表示手段は、デコードされた前記一方の画像を表示する、請求項6記載の表示装置。
  9. 前記表示手段は、撮像された前記画像の一定範囲内に前記3次元映像視聴用メガネの画像の一部が含まれない場合、前記3次元用の映像の表示を停止する、請求項1記載の表示装置。
  10. 3次元映像視聴用メガネを装着したユーザに対して3次元映像を表示可能な表示装置における表示方法であって、
    映像データが入力されることと、
    入力された前記映像データに基づいた3次元表示用の映像を表示画面に表示することと、
    前記表示装置の周囲の、前記表示画面に面する側の画像を撮像する撮像装置から、撮像画像が入力されることと、
    入力された前記撮像画像に含まれる前記3次元映像視聴用メガネの画像から、当該3次元映像視聴用メガネの幅に関する第1の長さを検出することと、
    検出された前記第1の長さが一定長よりも短い場合、前記3次元用の映像の前記表示画面での表示を停止することと、
    を備える表示方法。
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