JP2012075850A

JP2012075850A - 装着補助具付き耳栓

Info

Publication number: JP2012075850A
Application number: JP2010254246A
Authority: JP
Inventors: Mitsuyo Sasaki; 光代佐々木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2010-10-04
Filing date: 2010-10-04
Publication date: 2012-04-19

Abstract

【課題】耳栓として、外耳道への収まりを素早く導き且つ、その落下も防ぎ、衛生上の配慮から、耳栓を囲むカバーを提供するものである。
【解決の手段】低反発作用を備えた材質で作った耳栓の装着時に空気と接する表面から、その耳栓の尖塔部へ向け円錐状空洞を設け、耳栓外皮とし、更に、その空洞寸法幅に伸縮出来る様に作られた、形状記憶仕様の、割り棒数本から成る円錐骨状芯棒なるものを耳栓外皮中の円錐状空洞に沿って固定一体化としたものを提供する。尚、時として、衛生面から耳栓にもカバーを提供するものである。
【選択図】図３

Description

本発明は人、又はペット等を介助入浴する際に、シャンプー等で、耳の中へ不意に入る水を防ぐ装着補助具付き耳栓である。

従来の耳栓は本体が柔らか過ぎて、使用者の耳入口辺りを大雑把に塞いでたので、ポロッと耳から抜け落ちる事もあった。又、堅い耳栓では、要介護者へ介助装着してあげても、本人が、どの程度耳の中が痛いのかも知る事が出来ず、装着心地良いとも言えなかった。

特開２０１０−２９６９５号公報

入浴介助の際、要介護者へ装着してあげてたが、市販の柔らかい耳栓は、外耳道にうまく収まるのは難かしく、途中で抜け落ちる事もあった。又、堅い耳栓では、要介護者の耳中への痛みの程度を計る事も出来ず、装着心地の良い物とは言えなかった。又、ペットのシャンプー時にも耳栓を必要としていたが、市販の物は無かった。尚、衛生面に於て、耳栓にも、使い捨てカバーを設ける必要もあった。

請求項１に関する発明は、低反発作用を備えた材質で作った耳栓の、装着時に空気と接する表面から、その耳栓の尖塔部手前を目指して、円錐状空洞を設け、耳栓外皮とした。
その中へ、その空洞寸法幅に伸縮出来る様に作られた、形状記憶仕様の、割り棒数本から成る円錐骨状芯棒の尖塔部を耳栓外皮の尖塔部所へ沿い合わせて埋め込み固定した。
請求項２に於ては、耳栓本体を使用時に、状況に依って衛生上カバーを必要とされる事も有るので、耳栓カバーとして防水加工された薄い繊維素材で形成された壺型を被せたり、欠円型で包んだりする物を設けた。

本発明は、入浴介助を要する人や、ペットのシャンプー時に於て、短時間で優しく耳に装着出来、耳から抜け落ちる心配の煩わしさからも解消され且つ、使用の都度使い捨てとする耳栓カバーを付ける事で衛生的である。

円錐骨状芯棒の斜視図耳栓外皮の斜視図本発明の装着補助具付き耳栓本体の斜視図使い捨て防水耳栓カバー壺型の斜視図本発明の耳栓本体を図４で被せた斜視図使い捨て防水耳栓カバー欠円型の平面図本発明の耳栓本体を図５で包んだ斜視図

（イ）低反発作用を備えた材質で作った耳栓の、装着時に空気と接する表面（３）から、尖塔部（５）へ向けて、円錐状空洞（４）を設け、耳栓外皮（６）とした。そこへ円錐状空洞（４）の寸法幅に伸縮出来る様に作られた、形状記憶仕様の割り棒数本から成る円錐骨状芯棒（１）の芯棒尖塔部（２）を、耳栓外皮尖塔部（５）へ沿い合わせて埋め込み固定をし、一体としたものを本発明の装着補助具付き耳栓の本体（７）とした。
（ロ）使い捨て防水耳栓カバーについては、防水加工された薄い繊維素材で形成された壺型（８）だったり、平らな欠円型（９）だったりする。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用する時は、本体（７）を指で掴んで最小圧縮にして耳中の外耳道へ誘導するが、その時、耳栓外皮（６）の中に固定された円錐骨状芯棒（１）も同じく最小圧縮されてる状態に有る。そして、本体尖塔部（５）と芯棒尖塔部の固定によってグラつきも少なくなり、外耳道誘導も楽に収まる。収まって指を離すと、低反発作用備えた材質の耳栓外皮（６）と形状記憶仕様の円錐骨状芯棒（１）が外耳道との隙間を、ゆっくりと塞いでくれる。
尚、介護施設での入浴時とか、ペット・ショップでのシャンプー時の装着に於ては、衛生上、耳栓カバーも必要と思われるので、使い捨て防水耳栓カバー壺型（８）として、〔図５〕が示す様に、本発明の装着補助付き耳栓本体（７）に被せて使用し、同じく、使い捨て防水耳栓カバー欠円型（９）も、装着補助具付き耳栓本体（７）の尖塔部（５）を、そのカバー中心部（１０）に位置し〔図７〕の様に包んで使用する。

１円錐骨状芯棒、２芯棒尖塔部、３耳栓が空気と接する表面、４円錐状空洞、５耳栓外皮尖塔部、６耳栓外皮、７装着補助具付き耳栓本体、８使い捨て防水耳栓カバー壺型、９使い捨て防水耳栓カバー欠円型、１０中心部

Claims

耳栓装着時に空気と接する表面から、その尖塔へ向け円錐状空洞を設け、その空洞の中へ、円錐の骨状芯棒なる物を沿い合わせて固定し一体としたことを特徴とする装着補助具付き耳栓。
耳栓本体の外側に耳栓カバーを取り付けた請求項１の装着補助具付き耳栓。