JP2012075693A - 支台歯模型保持具 - Google Patents

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貴寛 平尾
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Abstract

【課題】本発明は、支台歯模型保持具に関するもので、支台歯模型の破損リスクを低減することを目的とするものである。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、取付台4と、この取付台4に配置した取付球体12と、この取付球体12を挟んだ取付板13、14と、取付板15と、取付板16とを備え、前記取付板13、14間には、前記取付球体12に対する挟持力を調整する挟持力調整ネジ22を設け、前記取付板14、15間で、挟部28を構成し、前記取付板15、16間には、この取付板15を、前記取付板14方向に付勢するコイルバネ38を設け、前記取付板14、16を一体化するとともに、前記取付板15の前記取付板13側には、前記取付板15を取付板16側に押開く押開取手33を設け、この押開取手33は前記取付板15に一体化した。
【選択図】図4

Description

本発明は、支台歯模型の保持具に関するものである。
従来の支台歯模型の保持具の構成は、以下のような構成となっていた。
すなわち、上面が開口した容器に粘着性材料を充填した構成となっていた。そして、この保持具に支台歯模型をセットする時には、支台歯模型の上部方向から、たとえば親指と人差指の2本の指を使って、支台歯模型中部の両側面をつまみ、その状態で、支台歯模型の底部を容器内の粘着性材料表面に当接させ、その後、この粘着性材料に支台歯模型の底部を押し込んで固定する構成となっていた。
そして、支台歯模型が固定された容器を、三次元測定器にセットした後、支台歯模型の三次元測定を実施し、その三次元測定のデータから義歯を設計していく構成となっていた(例えば下記特許文献1)。
特開2008−86467号公報
上記従来例における課題は、誤って支台歯模型を破損させてしまうことがある、ことであった。
すなわち、支台歯模型を保持具にセットする時には、上述したごとく、支台歯模型の上部方向から、たとえば親指と人差指の2本の指を使って、支台歯模型中部の両側面をつまみ、その状態で、支台歯模型の底部を、容器内の粘着性材料表面に当接させ、その後、この粘着性材料に支台歯模型の底部を押し込んで固定する。
この押し込み時には、親指と人差指の2本の指に、力が入る事になるのであるが、この2本の指が、誤って支台歯模型の上部に接触してしまうことがある。
この支台歯模型の上部には、義歯の設計に重要なマージンライン(義歯と歯肉の接合線)が形成されており、また、この支台歯模型は、たとえば石膏で作成されている。そのため、このマージンラインに指が接触することによって、脆い石膏で形成されたマージンラインを破損させてしまうことがあった。
そこで本発明は、支台歯模型の破損リスクを低減することを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、取付台と、この取付台の中央部から上方に立設配置した取付球体と、この取付球体を挟んで対向立設配置させた第1、第2の取付板と、前記第2の取付板の前記第1の取付板とは反対側に設けた第3の取付板と、この第3の取付板の前記第2の取付板とは反対側に設けた第4の取付板とを備え、前記第1、第2の取付板には、前記取付球体に対する挟持力を調整する調整機構を設け、前記第2、第3の取付板間で、挟部を構成し、前記第3、第4の取付板間には、この第3の取付板を、前記第2の取付板方向に付勢する付勢体を設け、前記第2、第4の取付板を一体化するとともに、前記第2の取付板の前記第1の取付板側には、前記第3の取付板を第4の取付板側に押開く押開取手を設け、この押開取手は前記第3の取付板に一体化した構成とし、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、取付台と、この取付台の中央部から上方に立設配置した取付球体と、この取付球体を挟んで対向立設配置させた第1、第2の取付板と、前記第2の取付板の前記第1の取付板とは反対側に設けた第3の取付板と、この第3の取付板の前記第2の取付板とは反対側に設けた第4の取付板とを備え、前記第1、第2の取付板には、前記取付球体に対する挟持力を調整する調整機構を設け、前記第2、第3の取付板間で、挟部を構成し、前記第3、第4の取付板間には、この第3の取付板を、前記第2の取付板方向に付勢する付勢体を設け、前記第2、第4の取付板を一体化するとともに、前記第2の取付板の前記第1の取付板側には、前記第3の取付板を第4の取付板側に押開く押開取手を設け、この押開取手は前記第3の取付板に一体化した構成としたものであるので、支台歯模型の破損リスクを低減することができる。
すなわち、本発明においては、取付台上の取付球体を第1、第2の取付板で挟み込んで第2の取付板を安定させており、この安定した第2の取付板に対して、この第2の取付板と第3の取付板とにより挟部を形成したものとなっている。そして、この挟部は、押開取手を操作して開くことが出来るので、この開いた挟部に支台歯模型を差し込み、その後、押開取手を放すと、第3、第4の取付板間に設けられた付勢体によって、第3の取付板が挟部方向に動き、この挟部が閉じられて、支台歯模型が挟部に固定されることとなる。
よって、支台歯模型に力を加えることなく、支台歯模型を保持具にセットすることができるものとなり、誤って支台歯模型のマージンラインに、指が接触することもなくなる。
その結果として、支台歯模型の破損リスクを低減することができるものとなる。
本発明の一実施形態における斜視図 本発明の一実施形態で使用する支台歯模型の斜視図 本発明の一実施形態で使用する測定装置の斜視図 本発明の一実施形態における正面図 その分解斜視図 その分解斜視図 その断面図 その要部断面図 その使用時の断面図 その斜視図 その使用時の正面図
以下、本発明の一実施形態を添付図面を用いて説明する。
図1において、1は支台歯模型を保持する保持具本体で、測定者によって、図2に示す支台歯模型2が、図3に示すごとく、保持具本体1の上部にセットされた状態で、測定装置3に取りつけられ、その上部に設けられた測定部3Aから測定光が照射され、支台歯模型2の形状測定が行われる。
図1に戻って説明を続けると、保持具本体1の下部には、取付台4が設けられており、この取付台4の内部に設けられたマグネット5によって、金属製の取付盤6に設置される。
この取付盤6の上面には、その中央位置を示す、取付台4の取付指示マーク7が、直交する2本の線で形成されており、使用者は、この取付指示マーク7を目印にして、保持具本体1の取付台4を、取付盤6に設置する。
図2は、支台歯模型2を示す図で、この支台歯模型2は、例えば石膏で形成されている。
また、支台歯模型2の中央部は、模型台8で構成されており、この模型台8の上部には、支台歯9が形成されている。なお、この支台歯9の中部には、義歯と歯肉の接合線であるマージンライン10が設けられている。
このマージンライン10は、義歯を設計していくために重要なラインであるが、支台歯模型2自体は、もろい石膏で形成されているために、このマージンライン10に触れることは避けなくてはならない。
また、模型台8の下部には、合計2本の金属製のダウエルピン11が、下方に突出して設けられており、このダウエルピン11を用いて、支台歯模型2を保持具本体1に保持することとなる。
図4は、保持具本体1の正面図で、取付台4には、この取付台4の中央部から上方に立設配置した取付球体12が設けられており、この取付球体12を挟んで、取付板13、および取付板14が、対向して立設されている。
また、取付板14の取付板13とは反対側には、取付板15が設けられており、この取付板15の取付板14とは反対側に、取付板16が設けられている。
図5、図6、図7を用いてさらに説明を続ける。
図5は、保持具本体1を、正面右方向から見た分解図であり、図6は、図5と反対側である、後面左方向から見た分解図である。また、図7は、保持具本体1の中央部の断面図である。
図5において、前記取付板13は、三角形状の金属板体で、その下部には、取付板14への引っかけ部17が2本設けられており、その上部には、貫通孔18が設けられている。
この取付板13に対向して立設配置される取付板14は、扇形状をした樹脂板であり、その下部の要の部分に取付球体保持穴19を設けており、中央部には、取付板13の貫通孔18に向けて支柱20が植設されている。
なお、取付板14下部の取付板13と反対側には、取付板13の引っかけ部17に対応する位置に、図6に示すごとく、取付穴21を2個設けている。
そして、図5に示すごとく、取付板14の取付球体保持穴19に取付球体12を当接させ、次に、取付板13の引っかけ部17を、取付球体12の下方から通して、取付板14の取付穴21に引っかけて、取付板13と取付板14とを取付球体12を挟んで対向配置する。
その後、挟持力調整ネジ22の先端側に設けたネジ部23を、取付板13の貫通孔18に通して、取付板14の支柱20へと螺合させると、図7に示すごとく、挟持力調整ネジ22中部に設けた段部24が、取付板13と当接した状態となる。
ここで、挟持力調整ネジ22のツマミ部25を、取付板13に向かって時計方向に捻ると、取付板13は取付板14に引きつけられ、三角形状の金属板体で構成された取付板13の弾性によって、取付球体12に対して、その挟持力が増した状態となり、取付板13と取付板14は、取付球体12に、しっかりと固定される。
一方、挟持力調整ネジ22のツマミ部25を反時計方向に戻すと、取付板13および取付板14間の挟持力は減じられ、取付球体12を基点として、取付板13と取付板14は一体となって動かすことができるようになり、取付板14を、取付盤6に対して、自由な角度で配置することができる。
その後、もう一度、ツマミ部25を時計方向に捻ると、取付球体12に対して、その挟持力が増し、取付板13と取付板14は、取付球体12に、再びしっかりと固定される。
図5に戻って説明を続ける。
扇形状の取付板14および、同じく扇形状の取付板15の対向面には、それぞれの扇面をほぼ覆った、ゴム製の挟みパット26、27を、それぞれ設けており、挟部28を形成している。
なお、取付板15は、取付板14と同じく樹脂板となっている。
また、取付板14と、取付板15の水平方向の両端部には、挟部28方向に、それぞれ2本ずつの支柱29、30を植設しており、これらに対応する位置に、支柱孔31、32が、それぞれ2個ずつ設けられており、図4に示すごとく、挟部28を閉じた状態においては、取付板15の支柱30は、取付板14の支柱孔31を貫通して、取付板13方向に、大きく飛び出した状態となる。
この状態で、図5に示す、金属板の押開取手33の水平方向の両端部に設けた、ネジ孔34を介して、ネジ35を、図4に示すごとく、支柱30に螺合させると、押開取手33は、支柱30を介して、取付板15と一体化される。
一方、取付板14の支柱29は、取付板15の支柱孔32を貫通して、取付板16方向に、大きく飛び出した状態となり、この状態で、図5に示す、樹脂板の取付板16の水平方向の両端部に設けた、ネジ孔36を介して、ネジ37を、図4に示すごとく、支柱29に螺合させると、取付板16は、支柱29を介して、取付板14と一体化される。
図8は、図4の支柱29、30と、支柱孔31、32の組み合わせを説明するための断面図で、上述したごとく、取付板14の支柱29が、取付板15の支柱孔32を貫通しており、一方、取付板15の支柱30が、取付板14の支柱孔31を貫通した状態を示している。
この時、取付板15の支柱孔32は、取付板14の支柱29の貫通部の外径よりも大きな開口径としている。
また、取付板14の支柱孔31は、取付板15の支柱30の貫通部の外径よりも大きな開口径としている。
そのため、取付球体12に固定された取付板14に対し、取付板15は自由に動くことができるものとなるので、取付板14と取付板15の間に形成される挟部28の形状を自由に変化させることができる。
というのは、図2の支台歯模型2のダウエルピン11には、その大きさ、長さ、形状において様々なものが存在し、例えば、図2においては、ダウエルピン11の上部から下部にかけて、次第に細くなる形状で構成されているのであるが、そのような時においても、本実施形態においては、図9に示すごとく、挟部28は、ダウエルピン11の形状に合わせて変化し、ゴム製の挟みパット26、27でもって、しっかりと保持することができるものとなる。
また、取付板15と取付板16の間には、取付板15を、取付板14の方向に付勢する付勢体として、コイルバネ38を配置している。
なお、図6に示すごとく、このコイルバネ38は、取付板15のほぼ中央部に、取付板16側に向けて設けられた円筒突起39と、図5に示すごとく、これに対向して取付板16に設けられた円筒突起40とによって保持されており、円筒カバー41により、コイルバネ38の外周が覆われる。
また、図1に示すごとく、取付板14の上部には、取付板13側を覆うカバー体42を設けており、取付板15の上部には、取付板16側を覆うカバー体43とを設けている。
これらカバー体42、43によって、たとえば支台歯模型2を測定する時には、図3に示すごとく、その上部に設けられた測定部3Aから測定光が照射されるのであるが、保持具本体1の構成部品、より具体的には、取付球体12、コイルバネ38等を覆い隠すことができるものとなっている。
したがって、誤って、支台歯模型2以外の部品を測定することがなくなり、支台歯模型2の測定に集中することができるものとなる。
以上の構成において、以下、その使用時の動作について、図1を用いて説明する。
図1において、測定者は、保持具本体1を、例えば左手の親指と人差し指を用いて操作する。具体的には、左手の人差し指を取付板16の外方側に当てた状態で、親指を押開取手33の外方側に当てて、保持具本体1を、2本の指で挟み込んだ状態とする。
この状態では、人差し指を当てた取付板16は、2本の支柱29を介して取付板14と一体化しており、この取付板14は、取付球体12に固定された状態となっている。
一方、親指を当てた押開取手33は、2本の支柱30を介して取付板15に固定された状態となっており、この取付板15は、図5のコイルバネ38によって、挟部28側に付勢された状態となっており、挟部28は、閉じた状態となっている。
この挟部28を閉じた状態から、親指を、押開取手33を取付板16側に押し込むと、押開取手33に一体化された取付板15も、コイルバネ38に逆らって、取付板16側に押し込まれ、その結果として、図10に示すごとく、挟部28が開いた状態となる。
この時、図2に示す、支台歯模型2の中央部にある模型台8を、その横方向から、例えば、右手の親指と人差し指を用いて持ち、その後、この模型台8下部に設けられたダウエルピン11を、その下部から、開いた挟部28に差し込み、その状態で、左手の力を緩めると、押開取手33がコイルバネ38によって押し戻され、図9に示すごとく、挟部28がダウエルピン11を挟み込んで、閉じることとなる。
なお、ダウエルピン11は、挟部28を形成するゴム製の挟みパット26、27によって挟み込まれているために、しっかりと固定されることとなる。
その結果として、支台歯模型2には、力を加えることなく、簡単に支台歯模型2を保持具本体1にセットすることができるものとなる。
従って、従来のように、誤って支台歯模型2の上部に設けられた支台歯9に触ることもなくなり、また、誤って支台歯9の中部に設けられたマージンライン10に触ることもなくなるものとなる。
その結果として、支台歯模型2の破損リスクを低減することができるものとなる。
その後、支台歯模型2は、保持具本体1にセットされた状態で、図3に示すごとく、測定装置3の測定台44に取りつけられ、測定が開始される。
この測定に際しては、保持具本体1の支台歯模型2に対して、真上から、測定部3Aによって測定光が照射され、測定台44が水平方向(図3のXY方向)に移動しながら測定が行われる。
なお、この測定においては、上部の測定部3Aから測定光が照射されるので、保持具本体1は、黒色系に処理することで、測定光の反射による測定ミスを抑制する対策が講じられている。
また、人の歯の形は千差万別であり、図2に示すごとく、正面側に向けて大きく突出した支台歯9も存在する。この支台歯9を、そのまま真上から測定すると、支台歯9には、測定部3Aから見えない部分(アンダーカット部分)が発生し、その結果として、測定できない部分が発生してしまうことがある。
本実施形態においては、図1に示すごとく、挟部28を構成している取付板14および、取付板15を扇形形状としており、この扇形形状に合わせて支台歯模型2の保持位置を変えることにより、支台歯9の保持角度を変えることができるようになっている。
また、上述したごとく、取付球体12を基点として、取付板13と取付板14は一体となって動かすことができ、取付板14は、取付盤6に対して、自由な角度に設定することができるため、図11に示すごとく、保持具本体1を取付盤6に対して傾けた状態で、支台歯模型2の支台歯9を、真上に向けた状態にして、保持具本体1に取りつけることができ、アンダーカット部分を無くして、図1の測定装置3にセットすることができる。
また、図11に示すごとく、支台歯模型2の支台歯9を、真上に向けようとして、保持具本体1を傾けた結果、支台歯9が、測定部3Aの真下から外れてしまう時があるのであるが、その時においても、保持具本体1は、取付盤6に対して、取付台4内部のマグネット5によって設置されるものであるので、図3に示すごとく、取付盤6の取付指示マーク7を参照にして、簡単に測定部3Aの真下に設置することができるものとなっている。
その結果として、本実施形態の保持具本体1は、様々な形の支台歯9に対応して、適切に測定することができるものとしつつ、支台歯模型2の破損リスクを低減することができるものとなる。
以上のように本発明は、取付台と、この取付台の中央部から上方に立設配置した取付球体と、この取付球体を挟んで対向立設配置させた第1、第2の取付板と、前記第2の取付板の前記第1の取付板とは反対側に設けた第3の取付板と、この第3の取付板の前記第2の取付板とは反対側に設けた第4の取付板とを備え、前記第1、第2の取付板には、前記取付球体に対する挟持力を調整する調整機構を設け、前記第2、第3の取付板間で、挟部を構成し、前記第3、第4の取付板間には、この第3の取付板を、前記第2の取付板方向に付勢する付勢体を設け、前記第2、第4の取付板を一体化するとともに、前記第2の取付板の前記第1の取付板側には、前記第3の取付板を第4の取付板側に押開く押開取手を設け、この押開取手は前記第3の取付板に一体化した構成としたものであるので、支台歯模型の破損リスクを低減することができる。
すなわち、本発明においては、取付台上の取付球体を第1、第2の取付板で挟み込んで第2の取付板を安定させており、この安定した第2の取付板に対して、この第2の取付板と第3の取付板とにより挟部を形成したものとなっている。そして、この挟部は、押開取手を操作して開くことが出来るので、この開いた挟部に支台歯模型を差し込み、その後、押開取手を放すと、第3、第4の取付板間に設けられた付勢体によって、第3の取付板が挟部方向に動き、この挟部が閉じられて、支台歯模型が挟部に固定されることとなる。
よって、支台歯模型に力を加えることなく、支台歯模型を保持具にセットすることができるものとなり、誤って支台歯模型のマージンラインに、指が接触することもなくなる。
その結果として、支台歯模型の破損リスクを低減することができるものとなる。
したがって、支台歯模型保持具として、広く活用が期待されるものである。
1 保持具本体
2 支台歯模型
3 測定装置
3A 測定部
4 取付台
5 マグネット
6 取付盤
7 取付指示マーク
8 模型台
9 支台歯
10 マージンライン
11 ダウエルピン
12 取付球体
13、14、15、16 取付板
17 引っかけ部
18 貫通孔
19 取付球体保持穴
20 支柱
21 取付穴
22 挟持力調整ネジ
23 ネジ部
24 段部
25 ツマミ部
26、27 ゴム製の挟みパット
28 挟部
29、30 支柱
31、32 支柱孔
33 押開取手
34 ネジ孔
35 ネジ
36 ネジ孔
37 ネジ
38 コイルバネ
39 円筒突起
40 円筒突起
41 円筒カバー
42 カバー体
43 カバー体
44 測定台

Claims (7)

  1. 取付台と、この取付台の中央部から上方に立設配置した取付球体と、
    この取付球体を挟んで対向立設配置させた第1、第2の取付板と、
    前記第2の取付板の前記第1の取付板とは反対側に設けた第3の取付板と、
    この第3の取付板の前記第2の取付板とは反対側に設けた第4の取付板とを備え、
    前記第1、第2の取付板には、前記取付球体に対する挟持力を調整する調整機構を設け、前記第2、第3の取付板間で、挟部を構成し、前記第3、第4の取付板間には、この第3の取付板を、前記第2の取付板方向に付勢する付勢体を設け、前記第2、第4の取付板を一体化するとともに、前記第3の取付板の前記第1の取付板側には、前記第3の取付板を第4の取付板側に押開く押開取手を設け、
    この押開取手は前記第3の取付板に一体化した支台歯模型保持具。
  2. 取付台は、取付盤上に配置する構成とし、前記取付盤には、取付台の取付指示マークを設けた請求項1に記載の支台歯模型保持具。
  3. 第2の取付板の第3の取付板側に、第3の取付板を貫通する支柱を設け、この支柱の先端側に第4の取付板を設けた請求項1または2に記載の支台歯模型保持具。
  4. 第2の取付板の支柱の貫通部には、この支柱の貫通部の外形よりも大きな開口径を有する貫通孔を設けた請求項3に記載の支台歯模型保持具。
  5. 第3の取付板の第2の取付板側に、第2の取付板を貫通する支柱を設け、この支柱の先端側に押開取手を設けた請求項1から4のいずれか一つに記載の支台歯模型保持具。
  6. 第3の取付板の支柱の貫通部には、この支柱の貫通部の外径よりも大きな開口径を有する貫通孔を設けた請求項5に記載の支台歯模型保持具。
  7. 第2の取付板の第1の取付板側を覆う第1のカバーと、第3の取付板の第4の取付板側を覆う第2のカバーとを設けた請求項1から6のいずれか一つに記載の支台歯模型保持具。
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